JP3326613B2 - 導光板の成形方法及び導光板 - Google Patents
導光板の成形方法及び導光板Info
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- JP3326613B2 JP3326613B2 JP15876190A JP15876190A JP3326613B2 JP 3326613 B2 JP3326613 B2 JP 3326613B2 JP 15876190 A JP15876190 A JP 15876190A JP 15876190 A JP15876190 A JP 15876190A JP 3326613 B2 JP3326613 B2 JP 3326613B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light guide
- guide plate
- mold
- plate
- molding method
- Prior art date
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、液晶表示装置のバックライト等に使用され
る照明装置の導光板の成形方法に関するものである。
る照明装置の導光板の成形方法に関するものである。
［従来の技術］ 上記の照明装置は、第２図に示すような構成で、冷陰
極管等の光源１と、入射端面2aが光源１の近傍に位置す
るように配置した導光板２と、導光板２の表面に配置し
た拡散板３と、導光板２の拡散板３と反対の側に配置し
た反射板４とにて構成されている。このような構成の照
明装置は、光源１からの光を入射端面2aより導光板２内
に入射させ、導光板２の拡散板３側の面と反射板４側の
面で全反射させながら、入射端面と反対の側へ伝送させ
る。その間に一部の光が導光板２の表面より出て拡散板
３を通って拡散光として外部へ出ることにより均一な輝
度の照明光となるようにしたものである。
極管等の光源１と、入射端面2aが光源１の近傍に位置す
るように配置した導光板２と、導光板２の表面に配置し
た拡散板３と、導光板２の拡散板３と反対の側に配置し
た反射板４とにて構成されている。このような構成の照
明装置は、光源１からの光を入射端面2aより導光板２内
に入射させ、導光板２の拡散板３側の面と反射板４側の
面で全反射させながら、入射端面と反対の側へ伝送させ
る。その間に一部の光が導光板２の表面より出て拡散板
３を通って拡散光として外部へ出ることにより均一な輝
度の照明光となるようにしたものである。
このような照明装置は、一層均一な拡散光を得るため
に、導光板の裏面（反射板側の面）に点状の疎密な分布
を有するパターンを印刷したり梨地加工をしたりしてあ
る。
に、導光板の裏面（反射板側の面）に点状の疎密な分布
を有するパターンを印刷したり梨地加工をしたりしてあ
る。
上記の導光板における梨地加工は、従来梨地を形成し
た金型を用いて成形するが、この金型を作る際、金型の
キャビティ部全面にブラストや放電加工によったり、又
腐食法によったりしている。
た金型を用いて成形するが、この金型を作る際、金型の
キャビティ部全面にブラストや放電加工によったり、又
腐食法によったりしている。
［発明が解決しようとする課題］ 上記従来のもののうち、ブラスト等による方法で金型
を形成した場合、一定の配列の模様状に凹部を形成する
ことが難しく凹凸の不規則なものしか作り得ない。した
がってブラストにて梨地状にした金型で成形された導光
板も、不規則な凹凸のものしか出来ず、しかも平面上に
間隔をおいて凹凸を形成することが難しい。そのため拡
散板よりの光を均一輝度にすることが困難である。又腐
食法の場合も微細な形状のものを設計通りに正確に形成
することは困難である。
を形成した場合、一定の配列の模様状に凹部を形成する
ことが難しく凹凸の不規則なものしか作り得ない。した
がってブラストにて梨地状にした金型で成形された導光
板も、不規則な凹凸のものしか出来ず、しかも平面上に
間隔をおいて凹凸を形成することが難しい。そのため拡
散板よりの光を均一輝度にすることが困難である。又腐
食法の場合も微細な形状のものを設計通りに正確に形成
することは困難である。
［課題を解決するための手段］ 本発明の導光板の成形方法は、裏面にパターン状の梨
地面を形成した導光板を合成樹脂材料を用いて金型にて
成形する方法において、キャビティ部の少なくとも一部
を構成する金型部材の表面にフォトレジスト層を形成し
た後に、前記フォトレジスト層の一部を所望のパターン
状に除去して露出させた部分にのみ梨地面を形成してな
る金型を用いて導光板の成形を行なうことを特徴とす
る。
地面を形成した導光板を合成樹脂材料を用いて金型にて
成形する方法において、キャビティ部の少なくとも一部
を構成する金型部材の表面にフォトレジスト層を形成し
た後に、前記フォトレジスト層の一部を所望のパターン
状に除去して露出させた部分にのみ梨地面を形成してな
る金型を用いて導光板の成形を行なうことを特徴とす
る。
［実施例］ 次に本発明の裏面にパターン状の梨地面を有する導光
板の成形方法の実施例について説明する。
板の成形方法の実施例について説明する。
第１図は本発明の実施例の工程を示す。まず所定のパ
ターン形状を透明又は半透明のストリッピングフィルム
に作図し、写真工程により原版を作成する。一方キャビ
ティ部を構成する部材を脱脂，酸洗い等の後に水洗いを
行なう前処理を行なった後にフオトレジスト（感光液）
に漬ける。この金型部材に原板を重ね露光を行なう。続
いて現像処理しフオトレジスト層にパターン像を形成す
る。更にエツチング処理を行ない、パターン状にフオト
レジスト層の除去された面を形成する。これにブラスト
その他の方法で梨地加工を行なった後にフオトレジスト
層を剥離すればキャビティ内の金型部材の表面に所望の
パターン状に梨地面を有する金型が得られる。
ターン形状を透明又は半透明のストリッピングフィルム
に作図し、写真工程により原版を作成する。一方キャビ
ティ部を構成する部材を脱脂，酸洗い等の後に水洗いを
行なう前処理を行なった後にフオトレジスト（感光液）
に漬ける。この金型部材に原板を重ね露光を行なう。続
いて現像処理しフオトレジスト層にパターン像を形成す
る。更にエツチング処理を行ない、パターン状にフオト
レジスト層の除去された面を形成する。これにブラスト
その他の方法で梨地加工を行なった後にフオトレジスト
層を剥離すればキャビティ内の金型部材の表面に所望の
パターン状に梨地面を有する金型が得られる。
この金型を用い透明な合成樹脂材料により導光板を射
出成形法等により成形する。
出成形法等により成形する。
このようにして成形された導光板は、透明な板状でし
かも金型の梨地加工されたパターンの部分が梨地になっ
た裏面を有するものである。したがって写真原板の形状
に相当する部分のみが梨地状の導光板として得られる。
しかも写真原板のパターンを所望の形状にすれば、輝度
を均一にする上で望ましいパターンの梨地面を有する導
光板が得られる。
かも金型の梨地加工されたパターンの部分が梨地になっ
た裏面を有するものである。したがって写真原板の形状
に相当する部分のみが梨地状の導光板として得られる。
しかも写真原板のパターンを所望の形状にすれば、輝度
を均一にする上で望ましいパターンの梨地面を有する導
光板が得られる。
［発明の効果］ 本発明の方法によれば設計通りのパターン状梨地面を
有する導光板が極めて高い精度で形成される。しかも大
量に生産が可能である。又どのようなパターンの形成も
可能であるので導光体を用いる照明装置に応じた最適の
導光板の製作が可能である。
有する導光板が極めて高い精度で形成される。しかも大
量に生産が可能である。又どのようなパターンの形成も
可能であるので導光体を用いる照明装置に応じた最適の
導光板の製作が可能である。
第１図は本発明の一実施例の工程を示す図、第２図は導
光板を用いた照明装置の構成を示す図である。
光板を用いた照明装置の構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−168604（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−46283（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−52089（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−28353（ＪＰ，Ａ) 特公 昭43−22374（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (1)
- 【請求項１】裏面にパターン状の梨地面を形成した導光
板を合成樹脂材料を用いて金型にて成形する方法におい
て、キャビティ部の少なくとも一部を構成する金型部材
の表面にフォトレジスト層を形成した後に、前記フォト
レジスト層の一部を所望のパターン状に除去して露出さ
せた部分にのみ梨地面を形成してなる金型を用いて導光
板の成形を行なうことを特徴とする導光板の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15876190A JP3326613B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 導光板の成形方法及び導光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15876190A JP3326613B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 導光板の成形方法及び導光板 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002124048A Division JP2003014939A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 照明装置の導光板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452286A JPH0452286A (ja) | 1992-02-20 |
| JP3326613B2 true JP3326613B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=15678765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15876190A Expired - Lifetime JP3326613B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 導光板の成形方法及び導光板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3326613B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP15876190A patent/JP3326613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0452286A (ja) | 1992-02-20 |
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