JP3325860B2 - 食品自動販売機及びその食品自動販売機による食品調理方法 - Google Patents
食品自動販売機及びその食品自動販売機による食品調理方法Info
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- JP3325860B2 JP3325860B2 JP21786299A JP21786299A JP3325860B2 JP 3325860 B2 JP3325860 B2 JP 3325860B2 JP 21786299 A JP21786299 A JP 21786299A JP 21786299 A JP21786299 A JP 21786299A JP 3325860 B2 JP3325860 B2 JP 3325860B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚・肉・野菜な
どのレトルト食品をフライ調理して販売に供する食品自
動販売機及びその食品調理方法に関するものである。
どのレトルト食品をフライ調理して販売に供する食品自
動販売機及びその食品調理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食品自動販売機として、冷凍・冷
蔵食品の調理品を販売対象とし、その販売時に冷凍食品
の場合は解凍工程を経た後に加熱処理し、冷蔵食品の場
合は直に加熱処理して商品取出口に供給するように構成
された調理機能付きの食品自動販売機は既に知られてい
る。
蔵食品の調理品を販売対象とし、その販売時に冷凍食品
の場合は解凍工程を経た後に加熱処理し、冷蔵食品の場
合は直に加熱処理して商品取出口に供給するように構成
された調理機能付きの食品自動販売機は既に知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食品
自動販売機は、冷凍・冷蔵食品を対象とし、それを解凍
・加熱もしくは加熱のみを実行する手段として、電子レ
ンジや電磁誘導加熱装置を内蔵した構成となっているの
で、冷凍・冷蔵食品の加熱調理を行うことはできても、
常温のレトルト食品をフライ調理することができないと
いう課題があった。すなわち、レトルト食品はパックさ
れているために、それをフライ調理する場合には、パッ
ク内から常温食品を取り出さなければならないが、その
取出機能やフライヤーを備えた食品自動販売機は全く見
あたらないというのが実状である。
自動販売機は、冷凍・冷蔵食品を対象とし、それを解凍
・加熱もしくは加熱のみを実行する手段として、電子レ
ンジや電磁誘導加熱装置を内蔵した構成となっているの
で、冷凍・冷蔵食品の加熱調理を行うことはできても、
常温のレトルト食品をフライ調理することができないと
いう課題があった。すなわち、レトルト食品はパックさ
れているために、それをフライ調理する場合には、パッ
ク内から常温食品を取り出さなければならないが、その
取出機能やフライヤーを備えた食品自動販売機は全く見
あたらないというのが実状である。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、パックされた常温のレトルト食品
をパック内から自動的に抽出してフライ調理することが
でき、そのフライ調理品を販売に供することができる食
品自動販売機を得ることを目的とする。
めになされたもので、パックされた常温のレトルト食品
をパック内から自動的に抽出してフライ調理することが
でき、そのフライ調理品を販売に供することができる食
品自動販売機を得ることを目的とする。
【0005】また、この発明は、レトルト食品の搬送過
程で当該レトルト食品のパックを簡単な機構でフライ調
理前に自動的に開封することができる食品自動販売機を
得ることを目的とする。
程で当該レトルト食品のパックを簡単な機構でフライ調
理前に自動的に開封することができる食品自動販売機を
得ることを目的とする。
【0006】さらに、この発明は、開封されたパック内
から常温のレトルト食品をスムーズに自動抽出すること
ができる食品自動販売機を得ることを目的とする。
から常温のレトルト食品をスムーズに自動抽出すること
ができる食品自動販売機を得ることを目的とする。
【0007】さらに、この発明は、開封パック内から抽
出されたレトルト食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬
し、その油中から引き上げたフライ調理直後の食品を油
切りして包装箱に投入することができる食品自動販売機
を得ることを目的とする。
出されたレトルト食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬
し、その油中から引き上げたフライ調理直後の食品を油
切りして包装箱に投入することができる食品自動販売機
を得ることを目的とする。
【0008】さらに、この発明は、パックされたレトル
ト食品のフライ調理を行うことができる食品自動販売機
による食品調理方法を得ることを目的とする。
ト食品のフライ調理を行うことができる食品自動販売機
による食品調理方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る食品自動
販売機は、パックされた常温のレトルト食品を包装箱に
収容し、その複数を積み重ね格納するストッカーと、こ
のストッカーから前記レトルト食品を包装箱ごと1セッ
トずつ取り出して搬送する商品搬送手段と、この商品搬
送手段によるレトルト食品のパック搬送過程で当該レト
ルト食品のパックを自動的に開封するパック開封手段
と、開封されたパックの内部から前記レトルト食品を自
動的に抽出する食品抽出手段と、食用油を内蔵し且つ当
該食用油の加熱機能を有し、加熱された前記食用油中に
前記食品抽出手段から投入されたレトルト食品をフライ
調理するフライヤーと、このフライヤーからフライ調理
食品を取り出して前記包装箱に戻し投入するフライ調理
食品取出手段とを備えたものである。
販売機は、パックされた常温のレトルト食品を包装箱に
収容し、その複数を積み重ね格納するストッカーと、こ
のストッカーから前記レトルト食品を包装箱ごと1セッ
トずつ取り出して搬送する商品搬送手段と、この商品搬
送手段によるレトルト食品のパック搬送過程で当該レト
ルト食品のパックを自動的に開封するパック開封手段
と、開封されたパックの内部から前記レトルト食品を自
動的に抽出する食品抽出手段と、食用油を内蔵し且つ当
該食用油の加熱機能を有し、加熱された前記食用油中に
前記食品抽出手段から投入されたレトルト食品をフライ
調理するフライヤーと、このフライヤーからフライ調理
食品を取り出して前記包装箱に戻し投入するフライ調理
食品取出手段とを備えたものである。
【0010】この発明に係る食品自動販売機のパック開
封手段は、パック端縁部の移動経路に配置されてパック
の片側端縁部を巻き込むパック巻き込み手段と、このパ
ック巻き込み手段で巻き込まれたパックの片側端縁部を
切断するカッターとからなるものである。
封手段は、パック端縁部の移動経路に配置されてパック
の片側端縁部を巻き込むパック巻き込み手段と、このパ
ック巻き込み手段で巻き込まれたパックの片側端縁部を
切断するカッターとからなるものである。
【0011】この発明に係る食品自動販売機の食品抽出
手段は、開封されたパックの開封側と反対側の閉塞端縁
部を引っ張るクランプと、このクランプで引っ張られる
パックを挟み込んで当該パック内のレトルト食品を絞り
出すスクレーパとからなっているものである。
手段は、開封されたパックの開封側と反対側の閉塞端縁
部を引っ張るクランプと、このクランプで引っ張られる
パックを挟み込んで当該パック内のレトルト食品を絞り
出すスクレーパとからなっているものである。
【0012】この発明に係る食品自動販売機のフライヤ
ーは、食品抽出手段でパック内から抽出されたレトルト
食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬し、その油中から
フライ調理食品を引き上げて振動させた後、そのフライ
調理食品を包装箱に戻し投入する網かごをフライ調理食
品取出手段として備えているものである。
ーは、食品抽出手段でパック内から抽出されたレトルト
食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬し、その油中から
フライ調理食品を引き上げて振動させた後、そのフライ
調理食品を包装箱に戻し投入する網かごをフライ調理食
品取出手段として備えているものである。
【0013】この発明に係る食品自動販売機による食品
調理方法は、パックされて容器に収容されたレトルト食
品を前記容器ごとストッカーから取り出して搬送し、そ
の搬送過程で前記レトルト食品のパックを開封するパッ
ク開封工程と、開封されたパック内からレトルト食品を
抽出する食品抽出工程と、パック内から抽出されたレト
ルト食品を受け入れて加熱食用油で揚げ調理するフライ
工程と、揚げ調理された食品を前記容器内に戻し投入す
るフライ調理食品投入工程とから成るものである。
調理方法は、パックされて容器に収容されたレトルト食
品を前記容器ごとストッカーから取り出して搬送し、そ
の搬送過程で前記レトルト食品のパックを開封するパッ
ク開封工程と、開封されたパック内からレトルト食品を
抽出する食品抽出工程と、パック内から抽出されたレト
ルト食品を受け入れて加熱食用油で揚げ調理するフライ
工程と、揚げ調理された食品を前記容器内に戻し投入す
るフライ調理食品投入工程とから成るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による食
品自動販売機を示す構成説明図である。図において、1
は食品自動販売機の本体となるキャビネット、1aは自
動販売機の硬貨投入口、1bは自動販売機の商品取出
口、2はキャビネット1内に設置された商品格納用のス
トッカー、3は常温のレトルト食品、4はそのレトルト
食品3のパック、5は前記レトルト食品3を収容してい
る化粧箱(包装箱)であり、この化粧箱5の複数個が前
記ストッカー2内に積み重ね格納されている。さらに詳
しく述べると、前記化粧箱5は上面が開口しているもの
で、この化粧箱5内に収容したレトルト食品3のパック
4は、当該パック4の両端縁部(パック端縁部)4a,
4bを化粧箱5の上面開口より外方に延出させており、
このような状態にレトルト食品3のパック4を収容した
化粧箱5の複数個を前記ストッカー2内に積み重ね格納
するものである。ここで、上述のように化粧箱5内に収
容されたレトルト食品3を、以下、箱入りレトルト食品
3と称して説明する。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による食
品自動販売機を示す構成説明図である。図において、1
は食品自動販売機の本体となるキャビネット、1aは自
動販売機の硬貨投入口、1bは自動販売機の商品取出
口、2はキャビネット1内に設置された商品格納用のス
トッカー、3は常温のレトルト食品、4はそのレトルト
食品3のパック、5は前記レトルト食品3を収容してい
る化粧箱(包装箱)であり、この化粧箱5の複数個が前
記ストッカー2内に積み重ね格納されている。さらに詳
しく述べると、前記化粧箱5は上面が開口しているもの
で、この化粧箱5内に収容したレトルト食品3のパック
4は、当該パック4の両端縁部(パック端縁部)4a,
4bを化粧箱5の上面開口より外方に延出させており、
このような状態にレトルト食品3のパック4を収容した
化粧箱5の複数個を前記ストッカー2内に積み重ね格納
するものである。ここで、上述のように化粧箱5内に収
容されたレトルト食品3を、以下、箱入りレトルト食品
3と称して説明する。
【0015】6はストッカー2の下部に配置された箱入
りレトルト食品取出手段(以下、単に食品取出手段とい
う)であり、この食品取出手段6は、ストッカー2内の
最下位の箱入りレトルト食品3を載置する無端コンベア
7と、この無端コンベア7に突設され、当該無端コンベ
ア7と一体回転して前記最下位の箱入りレトルト食品3
をストッカー2内から払い出す引掛爪8とから構成され
ている。
りレトルト食品取出手段(以下、単に食品取出手段とい
う)であり、この食品取出手段6は、ストッカー2内の
最下位の箱入りレトルト食品3を載置する無端コンベア
7と、この無端コンベア7に突設され、当該無端コンベ
ア7と一体回転して前記最下位の箱入りレトルト食品3
をストッカー2内から払い出す引掛爪8とから構成され
ている。
【0016】9は前記食品取出手段6でストッカー2内
から払い出された箱入りレトルト食品3を次工程に搬送
するための商品搬送部(商品搬送手段)、10はこの商
品搬送部9による箱入りレトルト食品3の搬送過程で当
該レトルト食品3のパック4を自動的に開封するための
パック開封手段である。このパック開封手段10は、化
粧箱5内から延出しているレトルト食品3のパック4の
一方端縁部4aの移動経路に配置された同軸上一対の巻
き込みローラ(パック巻き込み手段)11と、この巻き
込みローラ11の相互間に刃先部を食い違い状に介入さ
せた円板状のカッター12とからなり、それらの巻き込
みローラ11とカッター12は、前記パック4の一方端
縁部4aを巻き込み切断する方向に同期回転駆動される
ようになっている。
から払い出された箱入りレトルト食品3を次工程に搬送
するための商品搬送部(商品搬送手段)、10はこの商
品搬送部9による箱入りレトルト食品3の搬送過程で当
該レトルト食品3のパック4を自動的に開封するための
パック開封手段である。このパック開封手段10は、化
粧箱5内から延出しているレトルト食品3のパック4の
一方端縁部4aの移動経路に配置された同軸上一対の巻
き込みローラ(パック巻き込み手段)11と、この巻き
込みローラ11の相互間に刃先部を食い違い状に介入さ
せた円板状のカッター12とからなり、それらの巻き込
みローラ11とカッター12は、前記パック4の一方端
縁部4aを巻き込み切断する方向に同期回転駆動される
ようになっている。
【0017】13は前記パック開封手段10で開封され
たパック4内から常温のレトルト食品3を自動的に抽出
するための食品抽出手段であり、この食品抽出手段13
は、パック4の開封側と反対側の閉塞端縁部4bを挟持
して引っ張るクランプ14と、このクランプ14の近接
位置で前記パック4の閉塞端縁部4b側を挟み込む一対
のスクレーパ15a,15bとからなり、スクレーパ1
5a,15bがパック4の閉塞端縁部4b側を挟み込ん
だ状態でクランプ14がパック4を引っ張ることによ
り、パック4内のレトルト食品3をスクレーパ15a,
15bが絞り出す構成となっている。
たパック4内から常温のレトルト食品3を自動的に抽出
するための食品抽出手段であり、この食品抽出手段13
は、パック4の開封側と反対側の閉塞端縁部4bを挟持
して引っ張るクランプ14と、このクランプ14の近接
位置で前記パック4の閉塞端縁部4b側を挟み込む一対
のスクレーパ15a,15bとからなり、スクレーパ1
5a,15bがパック4の閉塞端縁部4b側を挟み込ん
だ状態でクランプ14がパック4を引っ張ることによ
り、パック4内のレトルト食品3をスクレーパ15a,
15bが絞り出す構成となっている。
【0018】16はパック4内から絞り出されたレトル
ト食品3をフライ調理するためのフライヤー、17はフ
ライヤー16の本体となる油槽、18は油槽17に内蔵
させた食用油、19は油槽17内に配置されて食用油1
8を加熱する加熱手段であり、この加熱手段19として
は、例えばシースヒータや熱導管などが適用される。2
0はフライヤー16に装備された揚げ調理用の網かごで
あり、この網かご20は、前記食品抽出手段13でパッ
ク4内から絞り出されたレトルト食品3を受け入れて前
記油槽17内の加熱食用油18中に予め設定された調理
時間だけ浸漬させ、その調理時間経過後に前記加熱食用
油18中から引き上げるための支持手段21で保持され
ている。また、その支持手段21は、前記加熱食用油1
8中から引き上げた網かご20を振動させ、振動後の網
かご20を反転させて当該網かご20内のフライ調理食
品としてのレトルト食品3を化粧箱5内に投入すべく駆
動されるように構成されている。すなわち、網かご20
は、パック4内からの絞り出しレトルト食品3を受け入
れる受け入れ位置と、油槽17内の加熱食用油18中に
浸漬する浸漬位置と、この浸漬位置から引き上げて振動
させる振動位置と、この振動位置から化粧箱5内にフラ
イ調理食品を投入する反転位置とに移動するように駆動
されるものである。
ト食品3をフライ調理するためのフライヤー、17はフ
ライヤー16の本体となる油槽、18は油槽17に内蔵
させた食用油、19は油槽17内に配置されて食用油1
8を加熱する加熱手段であり、この加熱手段19として
は、例えばシースヒータや熱導管などが適用される。2
0はフライヤー16に装備された揚げ調理用の網かごで
あり、この網かご20は、前記食品抽出手段13でパッ
ク4内から絞り出されたレトルト食品3を受け入れて前
記油槽17内の加熱食用油18中に予め設定された調理
時間だけ浸漬させ、その調理時間経過後に前記加熱食用
油18中から引き上げるための支持手段21で保持され
ている。また、その支持手段21は、前記加熱食用油1
8中から引き上げた網かご20を振動させ、振動後の網
かご20を反転させて当該網かご20内のフライ調理食
品としてのレトルト食品3を化粧箱5内に投入すべく駆
動されるように構成されている。すなわち、網かご20
は、パック4内からの絞り出しレトルト食品3を受け入
れる受け入れ位置と、油槽17内の加熱食用油18中に
浸漬する浸漬位置と、この浸漬位置から引き上げて振動
させる振動位置と、この振動位置から化粧箱5内にフラ
イ調理食品を投入する反転位置とに移動するように駆動
されるものである。
【0019】22は油槽17に設けられて当該油槽17
内の食用油18を循環させる油循環手段であり、この油
循環手段22は、前記油槽17に接続した油循環管路2
3と、この油循環管路23に設けた循環ポンプ24と、
前記油循環管路23に設けられたフィルタ25とからな
っている。26は前記油槽17に接続された油補給管
路、27はその油補給管路26にバルブ28を介して着
脱可能に取り付けセットされた追油パック、29は前記
バルブ28を開閉するフロート、30はフライヤー16
に装備した脱臭・換気手段であり、この脱臭・換気手段
30は、前記油槽17内の上部空間領域に接続した換気
ダクト31と、この換気ダクト31内に配置した換気扇
32と、この換気扇32の吹き出し側に配置した脱臭フ
ィルタ33とからなっている。34はフライヤー16に
装備した消火手段であり、この消火手段34は、口部に
電磁バルブ36を有する消火ボンベ35と、前記電磁バ
ルブ36に電気的に接続されて油槽17の内部温度また
は火炎を検出するセンサ37と、前記消火ボンベ35に
前記電磁バルブ36を介して接続された消火ノズル38
とを備え、前記センサ37による検出温度が危険温度に
達した際に前記電磁バルブ36が開いて消火ノズル38
から消火剤を噴射するようになっている。
内の食用油18を循環させる油循環手段であり、この油
循環手段22は、前記油槽17に接続した油循環管路2
3と、この油循環管路23に設けた循環ポンプ24と、
前記油循環管路23に設けられたフィルタ25とからな
っている。26は前記油槽17に接続された油補給管
路、27はその油補給管路26にバルブ28を介して着
脱可能に取り付けセットされた追油パック、29は前記
バルブ28を開閉するフロート、30はフライヤー16
に装備した脱臭・換気手段であり、この脱臭・換気手段
30は、前記油槽17内の上部空間領域に接続した換気
ダクト31と、この換気ダクト31内に配置した換気扇
32と、この換気扇32の吹き出し側に配置した脱臭フ
ィルタ33とからなっている。34はフライヤー16に
装備した消火手段であり、この消火手段34は、口部に
電磁バルブ36を有する消火ボンベ35と、前記電磁バ
ルブ36に電気的に接続されて油槽17の内部温度また
は火炎を検出するセンサ37と、前記消火ボンベ35に
前記電磁バルブ36を介して接続された消火ノズル38
とを備え、前記センサ37による検出温度が危険温度に
達した際に前記電磁バルブ36が開いて消火ノズル38
から消火剤を噴射するようになっている。
【0020】次に動作について説明する。自動販売機の
硬貨投入口1aに硬貨を投入すると、食品取出手段6の
無端コンベア7を回転起動し、その無端コンベア7と一
体回動する引掛爪8によって、ストッカー2内の最下位
の箱入りレトルト食品3が商品搬送部9上に移送され
る。この商品搬送部9上の箱入りレトルト食品3は、そ
の搬送過程でパック4がパック開封手段10によって開
封される。すなわち、前記商品搬送部9で搬送される箱
入りレトルト食品3のパック4は、この両端縁部4a,
4bが化粧箱5内から外方に延出していることにより、
その片側端縁部4aの移動経路に配置された巻き込みロ
ーラ11とカッター12との間に前記パック4の片側端
縁部4aが巻き込まれ、その片側端縁部4aが前記カッ
ター12で切断されることにより、パック4が自動的に
開封される。
硬貨投入口1aに硬貨を投入すると、食品取出手段6の
無端コンベア7を回転起動し、その無端コンベア7と一
体回動する引掛爪8によって、ストッカー2内の最下位
の箱入りレトルト食品3が商品搬送部9上に移送され
る。この商品搬送部9上の箱入りレトルト食品3は、そ
の搬送過程でパック4がパック開封手段10によって開
封される。すなわち、前記商品搬送部9で搬送される箱
入りレトルト食品3のパック4は、この両端縁部4a,
4bが化粧箱5内から外方に延出していることにより、
その片側端縁部4aの移動経路に配置された巻き込みロ
ーラ11とカッター12との間に前記パック4の片側端
縁部4aが巻き込まれ、その片側端縁部4aが前記カッ
ター12で切断されることにより、パック4が自動的に
開封される。
【0021】このようにして、パック4が開封された箱
入りレトルト食品3は商品搬送部9によって次工程の食
品抽出手段13に送られ、この食品抽出手段13に到達
したレトルト食品3は、パック4の他方端縁部(パック
4の開封側と反対側のパック閉塞端縁部)4bがクラン
プ14で挟持されると共に、スクレーパ15a,15b
が前記パック閉塞端縁部4b側を挟み込む位置まで関連
作動して停止する。その停止後に、クランプ14がパッ
ク4を引っ張る方向へ作動することにより、当該パック
4内のレトルト食品3がスクレーパ15a,15bでフ
ライヤー16の網かご20内に絞り出し投入される。網
かご20内に投入されたレトルト食品3は、フライヤー
16の油槽17内で加熱されている食用油18中に予め
設定された調理時間だけ浸漬する。その調理時間経過後
に、加熱食用油18中から網かご20が引き上げられ、
引き上げられた網かご20が振動させられることによ
り、網かご20内のフライ調理食品3が油切りされる。
その油切り後に、網かご20がフライヤー16の外部に
移動して反転作動することにより、網かご20内のフラ
イ調理食品3が化粧箱5内に戻し投入され、その化粧箱
5と共にフライ調理食品3が商品取出口1bに供給され
る。
入りレトルト食品3は商品搬送部9によって次工程の食
品抽出手段13に送られ、この食品抽出手段13に到達
したレトルト食品3は、パック4の他方端縁部(パック
4の開封側と反対側のパック閉塞端縁部)4bがクラン
プ14で挟持されると共に、スクレーパ15a,15b
が前記パック閉塞端縁部4b側を挟み込む位置まで関連
作動して停止する。その停止後に、クランプ14がパッ
ク4を引っ張る方向へ作動することにより、当該パック
4内のレトルト食品3がスクレーパ15a,15bでフ
ライヤー16の網かご20内に絞り出し投入される。網
かご20内に投入されたレトルト食品3は、フライヤー
16の油槽17内で加熱されている食用油18中に予め
設定された調理時間だけ浸漬する。その調理時間経過後
に、加熱食用油18中から網かご20が引き上げられ、
引き上げられた網かご20が振動させられることによ
り、網かご20内のフライ調理食品3が油切りされる。
その油切り後に、網かご20がフライヤー16の外部に
移動して反転作動することにより、網かご20内のフラ
イ調理食品3が化粧箱5内に戻し投入され、その化粧箱
5と共にフライ調理食品3が商品取出口1bに供給され
る。
【0022】このようなレトルト食品3のフライ調理を
繰り返すと、油槽17内の油量が減少するが、この場
合、追油パック27系統のフロートバルブ28が開くこ
とにより、追油パック27から油槽17内に食用油18
が補給される。また、油槽17の内部温度が異常に上昇
したり油槽14内に火炎が発生したりすると、それをセ
ンサ37が検出し、当該検出信号で電磁バルブ36が開
動作して消火ボンベ34の消火ノズル38から消化剤が
噴射されることにより、火災発生等の不測事態が未然に
防止される。
繰り返すと、油槽17内の油量が減少するが、この場
合、追油パック27系統のフロートバルブ28が開くこ
とにより、追油パック27から油槽17内に食用油18
が補給される。また、油槽17の内部温度が異常に上昇
したり油槽14内に火炎が発生したりすると、それをセ
ンサ37が検出し、当該検出信号で電磁バルブ36が開
動作して消火ボンベ34の消火ノズル38から消化剤が
噴射されることにより、火災発生等の不測事態が未然に
防止される。
【0023】以上説明した実施の形態1によれば、スト
ッカー2から取り出されて商品搬送部9上に移送された
箱入りレトルト食品3のパック4の両端縁部4a,4b
が化粧箱5内から延出し、その一方の延出端縁部4aの
移動経路にパック開封手段10として巻き込みローラ1
1と円板状のカッター12を配置したので、箱入りレト
ルト食品3であっても、その搬送過程で前記巻き込みロ
ーラ11とカッター12とによってパック4を容易に自
動開封することができるという効果がある。また、上述
のようにパック4が自動開封されたレトルト食品3が次
工程の食品抽出手段13に到達すると、パック閉塞端縁
部4bがクランプ14で挟持されて引っ張られることに
より、パック4内のレトルト食品3がスクレーパ15
a,15bで絞り出されるように構成したので、フライ
ヤー16が備える揚げ調理用の網かご20内にパック4
内のレトルト食品3を容易に抽出することができるとい
う効果がある。さらには、前記レトルト食品3を収容し
て油槽17内の加熱食用油18中に浸漬している網かご
20を、前記レトルト食品3のフライ調理後に加熱食用
油18中から自動的に引き上げ作動させ、且つ、その引
き上げ後に振動作動させるように構成したので、加熱食
用油18中から引き上げたフライ調理食品3を網かご2
0の振動によって油切りすることができ、これにより、
温かい美味なフライ調理食品3を提供することができる
という効果がある。
ッカー2から取り出されて商品搬送部9上に移送された
箱入りレトルト食品3のパック4の両端縁部4a,4b
が化粧箱5内から延出し、その一方の延出端縁部4aの
移動経路にパック開封手段10として巻き込みローラ1
1と円板状のカッター12を配置したので、箱入りレト
ルト食品3であっても、その搬送過程で前記巻き込みロ
ーラ11とカッター12とによってパック4を容易に自
動開封することができるという効果がある。また、上述
のようにパック4が自動開封されたレトルト食品3が次
工程の食品抽出手段13に到達すると、パック閉塞端縁
部4bがクランプ14で挟持されて引っ張られることに
より、パック4内のレトルト食品3がスクレーパ15
a,15bで絞り出されるように構成したので、フライ
ヤー16が備える揚げ調理用の網かご20内にパック4
内のレトルト食品3を容易に抽出することができるとい
う効果がある。さらには、前記レトルト食品3を収容し
て油槽17内の加熱食用油18中に浸漬している網かご
20を、前記レトルト食品3のフライ調理後に加熱食用
油18中から自動的に引き上げ作動させ、且つ、その引
き上げ後に振動作動させるように構成したので、加熱食
用油18中から引き上げたフライ調理食品3を網かご2
0の振動によって油切りすることができ、これにより、
温かい美味なフライ調理食品3を提供することができる
という効果がある。
【0024】また、この実施の形態1によれば、油槽1
7内に接続する油補給管路26にフロートバルブ28を
介して追油パック27を着脱可能に接続する構成とした
ので、追油パック27が油切れとならない限り油槽17
内を一定の油量に維持できるという効果がある。また、
フライヤー16が脱臭・換気手段30を備える構成とし
たので、外部への臭気飛散を可及的に防止できるという
効果がある。さらには、油槽17内の温度異常上昇や火
炎発生を検出するセンサ37を有する消火手段34がフ
ライヤー16に装備された構成としたので、火災発生等
の不測事態を防止することが可能という効果がある。
7内に接続する油補給管路26にフロートバルブ28を
介して追油パック27を着脱可能に接続する構成とした
ので、追油パック27が油切れとならない限り油槽17
内を一定の油量に維持できるという効果がある。また、
フライヤー16が脱臭・換気手段30を備える構成とし
たので、外部への臭気飛散を可及的に防止できるという
効果がある。さらには、油槽17内の温度異常上昇や火
炎発生を検出するセンサ37を有する消火手段34がフ
ライヤー16に装備された構成としたので、火災発生等
の不測事態を防止することが可能という効果がある。
【0025】次に、上記実施の形態1の食品自動販売機
による食品調理方法を図1に基づいて説明する。この発
明の食品自動販売機による食品調理方法では、まず、ス
トッカー2内に格納されたレトルト食品3の1つを食品
取出手段6で取り出して搬送部9により搬送し、その搬
送過程で前記レトルト食品3のパック4をパック開封手
段10によって自動機械的に開封する(パック開封工
程)。次いで、前記パック開封手段10で開封されたパ
ック4内からレトルト食品3を食品抽出手段13で自動
機械的に抽出する(食品抽出工程)。そして、パック4
内から抽出されたレトルト食品3を網かご20が受け入
れてフライヤー16の加熱食用油18中に浸漬させるこ
とにより、その加熱食用油18で前記レトルト食品3の
揚げ調理が行われる(フライ工程)。このようにして、
フライ工程で揚げ調理されたフライ調理食品3は、網か
ご20で前記加熱食用油18から引き上げられて振動さ
せた後、網かご20の反転動作によって化粧箱(容器)
5内に投入される(フライ調理食品投入工程)。以上の
工程によって、パックされたレトルト食品3であって
も、加熱食用油18による揚げ調理が行うことができ、
その揚げ調理食後の温かいフライ調理食品を箱詰めにし
て即座に提供できるという効果がある。
による食品調理方法を図1に基づいて説明する。この発
明の食品自動販売機による食品調理方法では、まず、ス
トッカー2内に格納されたレトルト食品3の1つを食品
取出手段6で取り出して搬送部9により搬送し、その搬
送過程で前記レトルト食品3のパック4をパック開封手
段10によって自動機械的に開封する(パック開封工
程)。次いで、前記パック開封手段10で開封されたパ
ック4内からレトルト食品3を食品抽出手段13で自動
機械的に抽出する(食品抽出工程)。そして、パック4
内から抽出されたレトルト食品3を網かご20が受け入
れてフライヤー16の加熱食用油18中に浸漬させるこ
とにより、その加熱食用油18で前記レトルト食品3の
揚げ調理が行われる(フライ工程)。このようにして、
フライ工程で揚げ調理されたフライ調理食品3は、網か
ご20で前記加熱食用油18から引き上げられて振動さ
せた後、網かご20の反転動作によって化粧箱(容器)
5内に投入される(フライ調理食品投入工程)。以上の
工程によって、パックされたレトルト食品3であって
も、加熱食用油18による揚げ調理が行うことができ、
その揚げ調理食後の温かいフライ調理食品を箱詰めにし
て即座に提供できるという効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スト
ッカーから包装箱ごと取り出された常温のレトルト食品
を搬送する商品搬送手段と、この商品搬送手段によるレ
トルト食品の搬送過程で当該レトルト食品のパックを自
動的に開封するパック開封手段と、開封されたパック内
からレトルト食品を自動的に抽出する食品抽出手段と、
この食品抽出手段から投入されたレトルト食品をフライ
調理するフライヤーと、このフライヤーからフライ調理
食品を取り出して前記包装箱に戻し投入するフライ調理
食品取出手段とを備える構成としたので、パックされた
レトルト食品であっても、そのパックを搬送過程で自動
的に開封して開封パック内からレトルト食品を容易に抽
出することができると共に、抽出されたレトルト食品を
フライヤーで調理した後、そのフライ調理食品を前記包
装箱に戻し投入することで箱詰めにして温かいフライ調
理食品を需用者に提供できるという効果がある。
ッカーから包装箱ごと取り出された常温のレトルト食品
を搬送する商品搬送手段と、この商品搬送手段によるレ
トルト食品の搬送過程で当該レトルト食品のパックを自
動的に開封するパック開封手段と、開封されたパック内
からレトルト食品を自動的に抽出する食品抽出手段と、
この食品抽出手段から投入されたレトルト食品をフライ
調理するフライヤーと、このフライヤーからフライ調理
食品を取り出して前記包装箱に戻し投入するフライ調理
食品取出手段とを備える構成としたので、パックされた
レトルト食品であっても、そのパックを搬送過程で自動
的に開封して開封パック内からレトルト食品を容易に抽
出することができると共に、抽出されたレトルト食品を
フライヤーで調理した後、そのフライ調理食品を前記包
装箱に戻し投入することで箱詰めにして温かいフライ調
理食品を需用者に提供できるという効果がある。
【0027】この発明によれば、パック端縁部の移動経
路に配置されてパックの片側端縁部を巻き込むパック巻
き込み手段と、このパック巻き込み手段で巻き込まれた
パックの片側端縁部を切断するカッターとからパック開
封手段を構成したので、そのパック開封手段によってレ
トルト食品のパックをスムーズに自動開封することが可
能となり、開封されたパック内からレトルト食品を容易
に抽出することが可能になるという効果がある。
路に配置されてパックの片側端縁部を巻き込むパック巻
き込み手段と、このパック巻き込み手段で巻き込まれた
パックの片側端縁部を切断するカッターとからパック開
封手段を構成したので、そのパック開封手段によってレ
トルト食品のパックをスムーズに自動開封することが可
能となり、開封されたパック内からレトルト食品を容易
に抽出することが可能になるという効果がある。
【0028】この発明によれば、開封されたパックの開
封側と反対側の閉塞端縁部をクランプで挟持して引っ張
り、そのクランプで引っ張られるパックをスクレーパで
挟み込むように構成したので、クランプのパック引っ張
り動作とスクレーパのパック挟み込み動作とによってパ
ック内からレトルト食品を容易に抽出することができる
という効果がある。
封側と反対側の閉塞端縁部をクランプで挟持して引っ張
り、そのクランプで引っ張られるパックをスクレーパで
挟み込むように構成したので、クランプのパック引っ張
り動作とスクレーパのパック挟み込み動作とによってパ
ック内からレトルト食品を容易に抽出することができる
という効果がある。
【0029】この発明によれば、パック内から抽出され
たレトルト食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬し、そ
の油中からフライ調理食品を引き上げて包装箱に戻し投
入する網かごをフライヤーが備える構成としたので、前
記網かごを加熱油中からの引き上げ後に自動的に振動さ
せることが可能となり、その振動によって、加熱食用油
中からのフライ調理食品取出直後にフライ調理食品の油
切りを行うことができ、油切りされたフライ調理食品を
箱詰めにして提供できるという効果がある。
たレトルト食品を受け入れて加熱食用油中に浸漬し、そ
の油中からフライ調理食品を引き上げて包装箱に戻し投
入する網かごをフライヤーが備える構成としたので、前
記網かごを加熱油中からの引き上げ後に自動的に振動さ
せることが可能となり、その振動によって、加熱食用油
中からのフライ調理食品取出直後にフライ調理食品の油
切りを行うことができ、油切りされたフライ調理食品を
箱詰めにして提供できるという効果がある。
【0030】この発明によれば、パックされて容器に収
容されたレトルト食品を前記容器ごとストッカーから取
り出して搬送する過程で前記レトルト食品のパックを開
封し、開封されたパック内から前記レトルト食品を抽出
し、抽出されたレトルト食品を加熱食用油で揚げ調理し
た後、揚げ調理されたフライ調理食品を前記容器内に戻
し投入するプロセス構成としたので、パックされたレト
ルト食品であっても、そのフライ調理を容易に行うこと
ができ、フライ調理直後の温かいフライ調理食品を箱詰
め等にして即座に提供できるという効果がある。
容されたレトルト食品を前記容器ごとストッカーから取
り出して搬送する過程で前記レトルト食品のパックを開
封し、開封されたパック内から前記レトルト食品を抽出
し、抽出されたレトルト食品を加熱食用油で揚げ調理し
た後、揚げ調理されたフライ調理食品を前記容器内に戻
し投入するプロセス構成としたので、パックされたレト
ルト食品であっても、そのフライ調理を容易に行うこと
ができ、フライ調理直後の温かいフライ調理食品を箱詰
め等にして即座に提供できるという効果がある。
【図1】この発明の実施の形態1による食品自動販売機
の構成説明図である。
の構成説明図である。
1 キャビネット(自動販売機本体) 1a 硬貨投入口 2 ストッカー 3 レトルト食品 4 パック 4a,4b パック端縁部 5 化粧箱(食品収納容器) 6 レトルト食品取出手段 7 無端コンベア 8 引掛爪 9 商品搬送部 10 パック開封手段 11 巻き込みローラ 12 カッター 13 食品抽出手段 14 クランプ 15a,15b スクレーパ 16 フライヤー 17 油槽 18 食用油 19 加熱手段 20 網かご 21 支持手段 22 油循環手段 23 油循環管路 24 循環ポンプ 25 フィルタ 26 油補給管路 27 追油パック 28 バルブ 29 フロート 30 脱臭・換気手段 31 換気ダクト 32 換気扇 33 脱臭フィルタ 34 消火手段 35 消火ボンベ 36 電磁バルブ 37 センサ 38 消火ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−128625(JP,A) 特公 平7−19304(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/70 A23L 1/01 A47J 37/12
Claims (5)
- 【請求項1】 貨幣投入時にレトルト食品をフライ調理
して商品取出口に供給する食品自動販売機であって、パ
ックされた常温のレトルト食品を包装箱に収容し、その
複数を積み重ね格納するストッカーと、このストッカー
から前記レトルト食品を包装箱ごと1セットずつ取り出
して搬送する商品搬送手段と、この商品搬送手段による
レトルト食品のパック搬送過程で当該レトルト食品のパ
ックを自動的に開封するパック開封手段と、開封された
パックの内部から前記レトルト食品を自動的に抽出する
食品抽出手段と、食用油を内蔵し且つ当該食用油の加熱
機能を有し、加熱された前記食用油中に前記食品抽出手
段から投入されたレトルト食品をフライ調理するフライ
ヤーと、このフライヤーからフライ調理食品を取り出し
て前記包装箱に戻し投入するフライ調理食品取出手段と
を備えたことを特徴とする食品自動販売機。 - 【請求項2】 パック開封手段は、パック端縁部に移動
経路に配置されてパックの片側端縁部を巻き込むパック
巻き込み手段と、このパック巻き込み手段で巻き込まれ
たパックの片側端縁部を切断するカッターとからなって
いることを特徴とする請求項1記載の食品自動販売機。 - 【請求項3】 食品抽出手段は、開封されたパックの開
封側と反対側の閉塞端縁部を挟持して引っ張るクランプ
と、このクランプで引っ張られるパックを挟み込んで当
該パック内のレトルト食品を絞り出すスクレーパとから
なっていることを特徴とする請求項1記載の食品自動販
売機。 - 【請求項4】 フライヤーは、食品抽出手段でパック内
から抽出されたレトルト食品を受け入れて加熱食用油中
に浸漬し、その油中からフライ調理食品を引き上げて振
動させた後、そのフライ調理食品を包装箱に戻し投入す
る網かごをフライ調理食品取出手段として備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の食品自動販売機。 - 【請求項5】 パックされて容器に収容されたレトルト
食品を前記容器ごとストッカーから取り出して搬送し、
その搬送過程で前記レトルト食品のパックを開封するパ
ック開封工程と、開封されたパック内からレトルト食品
を抽出する食品抽出工程と、パック内から抽出されたレ
トルト食品を受け入れて加熱食用油で揚げ調理するフラ
イ工程と、揚げ調理された食品を前記容器内に戻し投入
するフライ調理食品投入工程とから成る食品自動販売機
による食品調理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21786299A JP3325860B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 食品自動販売機及びその食品自動販売機による食品調理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21786299A JP3325860B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 食品自動販売機及びその食品自動販売機による食品調理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001043438A JP2001043438A (ja) | 2001-02-16 |
JP3325860B2 true JP3325860B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=16710941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21786299A Expired - Fee Related JP3325860B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 食品自動販売機及びその食品自動販売機による食品調理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325860B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200454675Y1 (ko) * | 2010-03-24 | 2011-07-19 | 최희소 | 살포유도용 단부를 가지는 주입부를 포함한 필터 팩 |
US10829259B2 (en) | 2017-03-29 | 2020-11-10 | Mars, Incorporated | Device and method for dispensing product from a flexible package |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6315224B1 (en) * | 1999-03-26 | 2001-11-13 | Chef'n Corporation | Grater and method of making a grating device |
EP1685781B9 (en) * | 2003-10-17 | 2009-08-26 | Xiaoyong Liu | An intelligent cooking method |
JP5319922B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2013-10-16 | リュウ、シャオユウ | インテリジェント化調理方法 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP21786299A patent/JP3325860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200454675Y1 (ko) * | 2010-03-24 | 2011-07-19 | 최희소 | 살포유도용 단부를 가지는 주입부를 포함한 필터 팩 |
US10829259B2 (en) | 2017-03-29 | 2020-11-10 | Mars, Incorporated | Device and method for dispensing product from a flexible package |
US11192674B2 (en) | 2017-03-29 | 2021-12-07 | Mars, Incorporated | Device and method for dispensing product from a flexible package |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001043438A (ja) | 2001-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |