JP3325819B2 - 通信信号処理方法 - Google Patents
通信信号処理方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H17/00—Networks using digital techniques
- H03H17/02—Frequency selective networks
- H03H17/0248—Filters characterised by a particular frequency response or filtering method
- H03H17/0264—Filter sets with mutual related characteristics
- H03H17/0273—Polyphase filters
- H03H17/0277—Polyphase filters comprising recursive filters
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
し、特に、ポリフェーズ構成を有する受信器および送信
器に関する。
の信号チャネルを単一の信号ストリームとして受信器へ
送信するための処理を行い、受信器は、受信した信号ス
トリームを処理してそれぞれの信号チャネルを回復する
ことができる。このような通信方式の例には、アナログ
AMPS(米国移動電話方式)、時分割多元接続(TD
MA)工業標準(IS)−54方式がある。全体の機器
コストを削減するため、このようなチャネル化のための
送信器および受信器は、すべての信号チャネルを処理す
ることが可能な共通の機器をできるだけ多く使用するよ
うに設計されることが多い。このようないわゆる「ブロ
ック処理」技術の1つの利点は、さらに信号チャネルが
システムに追加されるときでも一般にあまり高い追加コ
ストがかからないことである。
びTDMA(IS−54)のフィルタ仕様要求の例を示
す。これらの仕様によれば、すべての候補伝達関数は、
図1の102および104で示される領域の外側に存在
しなければならない。本発明の1つの特徴は、AMPS
およびTDMA(IS−54)のような通信方式の要求
を満たすチャネル化送信器および受信器を提供すること
である。本発明による構成は、従来の設計よりも少ない
係数で、従って、より単純で安価に、実装される。
は、(a)M個の信号チャネルに対応する信号のシリア
ル(直列)ストリームを、M個のパラレル(並列)スト
リームに変換する直並列変換器と、(b)それぞれM個
の並列ストリームのうちの1つをフィルタリングするM
個のFIRフィルタと、(c)M個のFIRフィルタリ
ングされたストリームを変換してM個の変換されたスト
リームを生成するフーリエ変換と、(d)変換されたス
トリームのうちの1つをフィルタリングしてM個の信号
チャネルのうちの1つを回復する再帰型フィルタとから
なるポリフェーズ受信器である。
信号チャネルに対応する信号の直列ストリームを受信す
るステップと、(b)直列ストリームをM個の並列スト
リームに変換するステップと、(c)M個の並列ストリ
ームをフィルタに入力してM個の信号チャネルを回復す
るステップとからなる通信信号処理方法であって、フィ
ルタは、非再帰的な分子と、zMに関する多項式である
再帰的な分母とからなる関数を実装する。
それぞれ、M個の信号チャネルに対応するM個の並列ス
トリームのうちの1つを再帰的にフィルタリングするL
個(Lは1からMまでのいずれかの整数)の再帰型フィ
ルタと、(b)L個の再帰的にフィルタリングされたス
トリームと、(M−L)個の他の並列ストリームとを変
換してM個の変換されたストリームを生成するフーリエ
変換と、(c)それぞれM個の変換されたストリームの
うちの1つをフィルタリングするM個のFIRフィルタ
と、(d)M個のFIRフィルタリングされたストリー
ムを、送信のためのM個の信号チャネルに対応する信号
の直列ストリームに変換する並直列変換器とからなるポ
リフェーズ送信器である。
M個の信号チャネルに対応するM個の並列ストリームを
受信するステップと、(b)M個の並列ストリームをフ
ィルタに入力してM個のフィルタリングされた並列スト
リームを生成するステップと、(c)M個のフィルタリ
ングされた並列ストリームを、送信のためのM個の信号
チャネルに対応する信号の直列ストリームに変換するス
テップとからなる通信信号処理方法であって、フィルタ
は、非再帰的な分子と、zMに関する多項式である再帰
的な分母とからなる関数を実装する。
は、再帰型ポリフェーズフィルタを実装するチャネル化
送信器および受信器に関するものである。本発明によれ
ば、そのような構成は、従来の設計よりも少ない係数を
用いて実装することができる。その結果、本発明による
チャネル化送信器および受信器は、従来のシステムより
も単純で安価とすることが可能である。
ーズ送信器200のブロック図である。送信器200
は、再帰型フィルタ202、M点順離散フーリエ変換
(FDFT)204、M個の有限インパルス応答(FI
R)フィルタ206、および並直列(P/S)変換器2
08からなる。P/S変換器208は、遅延210のカ
スケードからなる。変換204は、高速フーリエ変換
(FFT)とすることも可能である。各再帰型フィルタ
202は1/Dj(zM)の形を有し、各FIRフィルタ
206はNi(z)の形を有し、各遅延はz-1の形を有
する。送信器200はM個の信号チャネルを単一の結合
直列ストリームに変換する。この直列ストリームはリモ
ート(遠隔)の受信器への送信のためにさらに処理(例
えば変調)される。
複数の(または全部の)入力チャネル(例えば、図2の
0およびj)に対応する信号は再帰型フィルタ202の
うちの1つによって再帰的にフィルタリングされる。一
方、他の入力チャネル(例えば、チャネルiおよびM−
1)に対応する信号は再帰的にフィルタリングされな
い。
かわらず、全部でM個の入力チャネルに対応する信号は
FDFT204によって変換される。その結果として得
られるM個の変換されたストリームはそれぞれ、FIR
フィルタ206のうちの1つによってフィルタリングさ
れる。P/S変換器208は、結果として得られるM個
のFIRフィルタリングされた並列ストリームを、送信
のためにさらに処理することが可能な単一の直列ストリ
ームに変換する。
ーズ受信器300のブロック図である。受信器300
は、直並列(S/P)変換器302(遅延304のカス
ケードからなる)、M個のFIRフィルタ306、M点
逆離散フーリエ変換(IDFT)308、および再帰型
フィルタ310からなる。変換308はFFTとするこ
とも可能である。各遅延304はz-1の形を有し、各F
IRフィルタ306はNi(z)の形を有し、各再帰型
フィルタ310は1/Dj(zM)の形を有する。受信器
300は、図2の送信器200によって生成された直列
ストリームに対応する直列信号ストリームを受信し、受
信した直列ストリームを処理して、送信器200によっ
て処理されたもとのM個のチャネル信号に対応するM個
のチャネル信号を回復する。
列ストリームをM個の並列ストリームに変換する。この
M個の並列ストリームは、FIRフィルタ306のうち
の1つによってFIRフィルタリングされる。その結果
得られるM個のFIRフィルタリングされたストリーム
はIDFT308によって変換される。その結果得られ
る変換されたストリームのうちの1つまたは複数(また
は全部)は再帰型フィルタ310のうちの1つによって
再帰的にフィルタリングされ、1つまたは複数の信号チ
ャネル(例えば、図3のチャネル0およびj)が回復さ
れる。一方、残りの信号チャネル(例えば、図3のチャ
ネルiおよびM−1)を回復するには、他の変換された
ストリームを再帰的にフィルタリングする必要はない。
注意すべき点であるが、本実施例によれば、チャネルが
送信器で再帰的にフィルタリングされる場合、対応する
信号は受信器でも再帰的にフィルタリングされる。そう
でない場合、対応する信号は受信器で再帰的にフィルタ
リングされない。
チチャネルディジタル受信器400の機能図である。変
換器(ダウンコンバータ)402は、広帯域ディジタル
ストリームx(n)から、特定のチャネルをベースバン
ドへディジタル的にダウンコンバートすることによって
M個の信号チャネルのそれぞれを分離する。各チャネル
ごとに、ローパスフィルタ404が、必要なチャネル帯
域幅の外側にある不要な信号を除去する。サンプルは一
般に相当程度の冗長性を有するため、ダウンサンプラ4
06は、ベースバンド信号をダウンサンプリングして、
M個の狭帯域チャネル信号ci(m)のうちの1つを生
成する。各キャリアはexp(−2πj[i]/M)の
形を有し、各ローパスフィルタ404はh(n)の形を
有し、各ダウンサンプラ406はM(チャネルの数)分
の1にダウンサンプリングを行う。
ィルタであることが分かる(R. E.Crochiere and L. R.
Rabiner, "Multirate Digital Signaling Processin
g", Prentice-Hall, 1983参照)。
(交換プロセスを介して分散する)は次の式(1)によ
って記述される。
式(2)で記述される。
であり、WM knはチャネルダウンコンバータ関数であ
る。
フィルタに分割される場合、k番目のチャネルに対する
ρ番目のフェーズのサブフィルタは次の式(3)で与え
られる。
フェーズは次の式(4)で定義される。
フィルタの形を与える。
ら得られる。
→nにより、これは次の式(7)のように整理される。
rおよびρの両方にわたる和をとると、次の式(8)と
なる。
と、次の式(9)が得られる。
の式(10)で定義されるため、すべてのチャネルは、
ポリフェーズサブフィルタの高速フーリエ変換(FF
T)を計算することによって得られる。
とが分かる。
信器500のブロック図である。受信器500は、S/
P変換器502(遅延504のカスケードからなる)、
M個のサブフィルタ506、およびM点IDFT508
からなる。各遅延504はz-1の形を有し、各サブフィ
ルタ506はHi(z-M)の形を有する。受信器500
は、受信した直列信号ストリームを処理してM個のチャ
ネル信号を回復する。プロトタイプフィルタH(z)は
次の式(11)から形成される。
得られるサブフィルタを実装するために用いられるが、
明らかなように、AMPSおよびTDMA(IS−5
4)のような無線インタフェース標準の厳しい仕様を満
たすためには、非常に高品質の(高いQの)プロトタイ
プフィルタが要求される。
を有するシステムが要求されたと仮定する。この場合、
等リプル設計でIS−54仕様を満たすには1929個
の係数が必要となる。このようなFIRフィルタの応答
および仕様を図6に示す。
ョン(間引き)構成が、M. G. Bellanger, J. L. Dague
t, and G. P. Lepagnol, "Interpolation, extrapolati
on,and reduction of computation speed in digital f
ilters", IEEE Transactions on Acoustics, Speech an
d Signal Processing, Vol.ASSP-22, pp.231-235(19
74年8月)に記載されている。この構成は、図3の受
信器300のポリフェーズ形式を得るように一般化する
ことが可能である。図5のFIRポリフェーズフィルタ
では、プロトタイプフィルタの形式に課される制約はな
かった。残念ながら、これはIIRプロトタイプフィル
タの場合には当てはまらない。このタイプのフィルタ
を、最大デシメーションで、ポリフェーズ構成において
実装するためには、分母はzMに関する多項式である。
これにより、この分母はポリフェーズチャネライザの出
力に置かれ、最大デシメーションレートで動作すること
が可能となる(例えば、図3の再帰型フィルタ310参
照)。
形式を有する。
(z)を分母D(z)で割った形に書き直される。
4)仕様を満たすために、非常に低次の楕円フィルタを
使用することが可能である。楕円フィルタは、次の式
(14)で記述されるように、S個の2次セクションの
直接形無限インパルスカスケードとして実現される。
ロトタイプフィルタに対するインパルス応答および周波
数応答のグラフである。このフィルタの高いQにより、
その極および零点はz=1の非常に近くにある。その結
果、このような構成は実装時の丸め誤差に非常に敏感で
あり、このフィルタを実装するには倍精度浮動小数点演
算を用いるべきである。
フェーズ分解の形式へと変換するには、プロトタイプフ
ィルタの各極を次の式(15)に従って置き換える。
分母はzMに関する多項式であって項数は2S項とな
る。プロトタイプフィルタをこのように変換すると、結
果として得られるフィルタは数値的精度の低下に対する
敏感さが低くなる。
プIIRフィルタからポリフェーズ分解の形式への変換
は、もはや最適ではないフィルタを生じることがある。
この問題は、H. G. Martinez and T. W. Parks, "A Cla
ss of Infinite-Duration Impulse Response Digital F
ilters for Sampling Rate Reduction", IEEE Transact
ions on Acoustics, Speech and Signal Processing, V
ol.ASSP-27, pp.154-162(1979年4月)で調べられ
ている。この文献では、zMに関する多項式である分母
を有するあるクラスのIIRフィルタを導出している。
このフィルタは、前掲のBellangerの文献によって導出
された形式よりもかなり計算量的に有利である。
うなフィルタの計算量的な利点を比較するために、次数
要求を比較する。プロトタイプ楕円フィルタの場合、次
数nellは次の式(16)から得られる。
される第1種完全楕円積分である(例えば、L. R. Rabi
ner, J. F. Kaiser, O. Herrmann, and M. T. Dolan, "
Some Comparisons Between FIR and IIR Digital Desig
ns", Bell SystemTechnical Journal, Vol.53, pp.305-
331(1974年2月)参照)。
33およびk1=5.6234×10-4を用いると、n
ell=7.22となる。従って、仕様を満たす最低次の
フィルタは、前に用いたように、n=8となる。最大デ
シメーション形式では、この結果、ポリフェーズフィル
タは1791個の係数を必要とする。これは、図5のF
IR法(1929個の係数を必要とした)と比べてそれ
ほどの利得ではなく、ずっと多大の計算精度を必要とす
る欠点のほうがまさってしまうこともある。
ルタ構成を実現するための、計算量的に効率的な手段を
提供する(例えば、F. J. Harris, "On the Design and
Performance of Efficient and Novel Filter Structu
res using Recursive Allpass Filters", Interenation
al Symposium on Signal Processing and its Applicat
ions, (Gold Coast, Australia), pp.1-6(1992年
8月)参照)。K段のオールパスフィルタの基本伝達関
数は次の式(20)で与えられる。
ることによって、パスバンドで強め合い、ストップバン
ドで弱め合うように位相特性を設定することによってフ
ィルタリングが達成される。
用いていかにしてオールパス構成を実装することができ
るかを示す。図8のAの構成は、2個の加算および2個
のメモリ要素を有し、一方、図8のBの構成は、3個の
加算および1個のメモリ要素を有する。
り、逆FFT(IFFT)を用いていかにして2個のオ
ールパス段を結合してハイパスおよびローパスの伝達関
数を生成するかが示されている(例えば、前掲のHarris
の文献、および、P. A. Regalia, and S. K. Mitra, "D
esign of Doubly-Complementary IIR Digital Filters
Using a Single Complex Allpass Filter With Multira
te Applications", IEEE Transactions on Circuits an
d Systems, Vol.CAS-34, pp.378-389(1987年4
月)参照)。
ズ受信器を示す。このようなシステムの伝達関数は次の
式(21)および(22)で与えられる。
スフィルタを設計する方法がある(例えば、C. Chen an
d J. H. Lee, "Design of Digital Allpass Filters us
inga Weighted Least Squares Approach", IEEE Tr. CA
S II, Vol.41, pp.346-350(1994年5月)、およ
び、M. Lang and T. I. Laakso, "Simple and RobustMe
thod for the Design of Allpass Filters using Least
Squares Phase Error Criterion", IEEE Tr. CAS II,
pp.40-48(1994年)参照)。
のグラフ表示を示す。このフィルタは、1対のオールパ
スフィルタで、2チャネルシステムに要求される仕様を
満たし、実際には仕様を超えている。
開することが可能であり、次の式(23)が得られる。
できる。一方は純粋に非再帰的(例えばFIR)であ
り、他方は純粋に再帰的(例えばIIR)である。z→
zM/2と置き換えると(ただしMはシステムのポリフェ
ーズチャネルの数)、仕様に対する正しい遷移帯域幅お
よび減衰を有するが、帯域を通じてエイリアスフィルタ
を有するフィルタが得られる。
ィルタは既に、図3の受信器300のIIRポリフェー
ズ変換に対する正しい形を有している。これは、Mチャ
ネルフィルタの設計で進むべき適切な道を示している。
すると、次の式(24)が得られる。
装するのに必要な係数の総数である。これは、各チャネ
ルごとに、デシメートされたレートで単一の再帰型2次
フィルタにより実現可能である。チャネル選択性は、フ
ィルタの非再帰的部分N(z)(例えば、図3のFIR
フィルタ306)から得られる。
フィルタ係数は、修正レメス交換(Modified Remez Exch
ange)アルゴリズムを用いて計算することができる(例
えば、J. H. McClellan, T. W. Parks, and L. R. Rabi
ner, "A Computer Program for Designing Optimum FIR
Linear Phase Digital Filters", IEEE Trans. on Aud
io and Electroacoustics, Vol.AU-21, pp.506-526(1
973年12月)参照)。レメス交換アルゴリズムへの
修正は、D(zM)に従って所望のパスバンド応答を調
整し、D(zM)の逆数に従ってストップバンドの誤差
に非零的に重みづけする。
6チャネルフィルタの性能のグラフである。図11で
は、再帰的(すなわち分母)応答を点線で示し、非再帰
的(すなわち分子)応答を破線で示し、結果の応答を実
線で示す。
タの性能(実線で示す)を、IS−54仕様要求(破線
で示す)と比較したグラフである。IS−54仕様を満
たすのに必要な係数の数は3.5Mである(Mは偶数で
2より大きい)。従って、256チャネルの場合、全部
で896個の係数が必要であるが、これに対して、純粋
なFIRの場合には1929個の係数を必要とする。こ
れは大幅な計算量の節約であるとともに、本発明の再帰
型フィルタは図6のFIRフィルタの性能と比べてパス
バンドおよびストップバンドの性能がずっと良好である
ため、本発明によれば性能も大幅に改善される。主にこ
のフィルタの支配的部分が線形位相フィルタであること
により、図13に示したように、図12のフィルタの位
相特性もかなり線形である。
MPSおよびTDMA(IS−54)のような通信方式
の要求を満たすチャネル化送信器および受信器で用いら
れるフィルタを、従来の設計よりも少ない係数で、従っ
て、より単純で安価に、提供することができる。
ブロック図である。
ブロック図である。
る。
ク図である。
答および周波数応答の図である。
してオールパス構成を実装可能かを示す図である。
である。
ィルタの性能の図である。
S−54仕様要求と比較した図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 ポリフェーズ受信器を設計するための方
法であって、 (1)全域通過型フィルタに基づいて、無限インパルス
応答(IIR)プロトタイプ フィルタを選択するステ
ップと、 (2)レメス交換アルゴリズムの修正版を適用して該ポ
リフェーズ受信器に対して係数を生成することによっ
て、該IIRフィルタをポリフェーズ構造として組織化
するステップであって該レメス交換アルゴリズムがD
(ZM)に従う所望の通過帯域応答を調節し、およびD
(ZM)の逆数に従うしゃ断帯域における誤差を比例的
に重みづけするよう修正されたものであるステップとを
含み、該ポリフェーズ受信器は (a)Mを1より大きな整数として、M個の信号チャン
ネルに対応する直列ストリームの信号を受信し、 (b)該直列ストリームをM個の並列ストリームに変換
し及び (c)該M個の並列ストリームをフィルタに通すことに
より該M個の信号チャンネルを復元するよう構成され、
ここで、該フィルタは、Zをフーリエ変換領域における
変数として、非再帰的な分子N(z)と、ZMの多項式
である再帰的な分母D(ZM)とから成る関数を実行す
るものであることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において該処理ス
テップ(c)が (1)各並列ストリームを有限インパルス応答(FI
R)フィルタに通すステップと、 (2)該M個のFIRフィルタリングされたストリーム
に対して、フーリエ変換を適用して、M個のフーリエ変
換ストリームを生成するステップと (3)該M個のフーリエ変換ストリームの少なくとも1
つを再帰型フィルタに通すステップとを含む方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、該フー
リエ変換が、高速フーリエ変換(FFT)又は離散フー
リエ変換(DFT)である方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、該再帰
的な分母が、少なくとも2次のZM多項式である方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の方法において該再帰的
分母が少なくとも2次のZM多項式である方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の方法において該IIR
フィルタC0(z)が、Pを分子N(z)を実行するの
に用いられる係数の全数とし、またhp,α0およびα
1を特定の定数として、 【数1】 の一般形式で与えられるものである方法。 - 【請求項7】 ポリフェーズ送信機を設計するための方
法であって、 (1)全域通過型フィルタに基づいて、無限インパルス
応答(IIR)プロトタイプ フィルタを選択するステ
ップと、 (2)レメス交換アルゴリズムの修正版を適用して、該
ポリフェーズ受信器に対して係数を生成することによっ
て、該IIRフィルタをポリフェーズ構造として組織化
するステップであって、該レメス交換アルゴリズムが、
D(ZM)に従う所望の通過帯域応答を調節し、および
D(ZM)の逆数に従うしゃ断帯域における誤差を比例
的に重みづけするよう修正されたものであるステップと
を含み、該ポリフェーズ送信器は (a)Mを1より大きな整数として、M個の信号チャン
ネルに対応する並列ストリームの信号を受信し (b)該M個の並列ストリームに対して、zをフーリエ
変換領域における変数として、非再起的な分子と、ZM
の多項式である再帰的な分母とからなる関数を実行する
フィルタリングを適用してM個の並列なフィルタリング
されたストリームを生成し、及び、 (c)該M個の並列なフィルタリングされたストリーム
を、送信のため該M個の信号チャンネルに対立する直列
ストリームの信号に変換するよう構成されていることを
特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、該処理
ステップ(b)が(1)Lを1以上M以下として、M個
の並列ストリームのうちのL個のを再帰型フィルタに通
すステップと (2)L個の再帰フィルタリングされたストリームと
(M−L)個の他の並列ストリームに対してフーリエ変
換を施して、M個のフーリエ変換ストリームを生成する
ステップと、 (3)該M個のフーリエ変換ストリームの各々をFIR
フィルタに通すステップとを含む方法。 - 【請求項9】 請求項7に記載の方法において該フーリ
エ変換がFFD又はDFTである方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、該再
帰的な分母が少なくとも次のZM多項式である方法。 - 【請求項11】 請求項7に記載の方法において、該再
帰的な分母が少なくとも2次のZM多項式である方法。 - 【請求項12】 請求項7に記載の方法において、該I
IRフィルタC0(z)が、Pを分子N(z)を実行す
るのに用いられる係数の全数とし、またhp,α0,お
よびα1を特定の定数として、 【数2】 の一般形式で与えられる方法。
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