JP3325521B2 - 情報記録カード媒体と読み取り装置及び照光ヘッド位置決め方法 - Google Patents

情報記録カード媒体と読み取り装置及び照光ヘッド位置決め方法

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JP3325521B2
JP3325521B2 JP18647698A JP18647698A JP3325521B2 JP 3325521 B2 JP3325521 B2 JP 3325521B2 JP 18647698 A JP18647698 A JP 18647698A JP 18647698 A JP18647698 A JP 18647698A JP 3325521 B2 JP3325521 B2 JP 3325521B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型光導波路型
ホログラム素子を多重積層した高密度カード型記録媒体
に記録する情報を高速アクセス、読み出しが可能な構造
に形成した情報記録カード媒体と前記記録情報を高速ア
クセス読み出し可能な読み取り装置及び当該装置に備わ
る照光ヘッドの位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、モバイルなどを含め、コンパクト
かつ持ち運びが簡単で可換な大容量メモリの需要が急増
している。もっとも単純なカード型記録媒体としては磁
気カードがあるが、容量自体が極めて小さく、現状では
個人認証や簡易的な数値データなどの記録に使われてい
るに過ぎない。
【0003】さらに、これより容量の大きなものとし
て、図7に示すようなICカード1がある。これは、前
述の磁気カードに比して容量が格段に増加しているが、
数100メガバイトからギガバイトクラスのデータ格納
には極めて不十分であり、また多層プロセスや情報のI
/Oのための配線には立体プロセスが必須であるため、
ビットコストとの兼ね合いからすると大容量記憶媒体と
しては実現性は低い。同図中、2は読み出しヘッド、3
は読み出し又は書き込み用電極、4はICカード1位置
決め用ガイドローラ群である。
【0004】カード状の薄型構造で超大容量化の可能性
のある記憶方式としては、例えばROMパターンを10
〜数10μmのピッチで多数積層した情報記録カード媒
体5がある。この情報記録カード媒体5の例を図8に示
す。これは、扇形のホログラム(ROM)記録層6を有
し、扇の要の部分6aから照明光を入射することで、扇
の面外(実際には扇の両面)にホログラム像Hを再生さ
せるもので、これを固体撮像素子7を用いて高速に画像
として読み出すことができる。
【0005】情報記録カード媒体5は、プロセス的には
比較的単純なホログラム記録層6の重畳で作製可能なた
め、厚み方向の多重化が容易であり、1枚のカードに多
数積層することで、容易に大容量が実現できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような多数のホロ
グラム記録層6から特定の層を指定して読み出し(再
生)を行うために、照光ビームLを、情報記録カード媒
体5の厚み方向に精密に集光して特定層内のみで伝搬・
散乱させクロストークなしに所望の再生ホログラム像H
を得る必要がある。
【0007】このため、照光ビームLの照光ビームスポ
ットLaは、情報記録カード媒体5の厚み方向のみに単
純に1軸の移動(アクセス)をするのみでなく、同時に
情報記録カード媒体5の図8中X軸,Y軸両方向にも移
動させながら特定のホログラム記録層6の入射口6a
(扇要部分)にアクセスする必要がある。
【0008】図8に示すように情報記録カード媒体5厚
み方向とX軸,Y軸両方向に同時に移動制御を行い、所
定の要部分に素早く照光ビームスポットLaを移動させ
て静定させる必要がある。図中、8はレーザ光源、9は
ホログラム読み出し光学系ユニット、10は集光レンズ
である。
【0009】ところで、このように高い位置決め精度を
保ちながら3次元的に照光ビームスポットLaを移動す
るような3軸の制御機構、制御シーケンスは極めて複雑
で、しかも記録密度を高めるためには、サブミクロンの
位置決め精度が要求されるため、本来ホログラム記録の
特長である高速の情報転送が阻害されるなどの問題があ
った。
【0010】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。即ち、本発明の第1の目的は、
高速アクセス読み出しにより高速情報転送が可能な情報
記録カード媒体と読み取り装置及び照光ヘッド位置決め
方法を提供せんとするものである。
【0011】本発明の第2の目的は、高速アクセス位置
決めが容易な情報記録カード媒体と読み取り装置及び照
光ヘッド位置決め方法を提供せんとするものである。
【0012】本発明の第3の目的は、大容量記録媒体と
して安価で製造容易な構造をなし、当該大容量記録媒体
に対する記録再生装置としてアクセス速度が高く安価に
構成可能な情報記録カード媒体と読み取り装置及び照光
ヘッド位置決め方法を提供せんとするものである。
【0013】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明カード媒体は、前
記課題の解決に当り、平面型光導波路型ホログラム素子
からなるホログラム記録層を分離層と交互に複数積層し
た各列多段ホログラム記録層を並行多列する多重ホログ
ラム層板部穿をカードフレーム内に照光ヘッド挿入溝孔
を介在して並行に複数整列するとともに、当該照光ヘッ
ド挿入溝孔の前記各列多段ホログラム記録層の入射口列
に照光ヘッド位置決めガイド溝を欠設して照光ヘッドの
前記各列多段ホログラム記録層に対する位置決めを容易
とした構造の媒体手段を講じる特徴を有する。
【0015】本発明装置及び方法は、前記課題の解決に
当り、照光ヘッド、撮像素子、位置決めマーカ検出セン
サ、反射戻り光受光素子、再生ホログラム光強度検出素
子、コンパレータ・カウンタ・メモリ、照光ヘッド昇降
アクチュエータ、撮像素子昇降アクチュエータ等を用
い、前記照光ヘッドを目的の照光ヘッド位置決めガイド
溝に対面する位置に1次的に位置決め停止し、上限又は
下限位置にリセットした前記照光ヘッドを当該照光ヘッ
ド位置決めガイド溝に嵌合して目的の多段ホログラム記
録層の内の目的のホログラム記録層を目指してその入射
口と思われる位置に2次的に仮位置決めし、前記照光ヘ
ッドを照光ビームスポットが目的のホログラム記録層の
入射口に上下微調整摺動して正確に臨ませる精密位置決
めを行い、当該入射口に照光ビームを照射して前記情報
記録カード媒体から浮出し結像した再生ホログラム像を
検出する一連の手段及び手法を講じる特徴を有する。
【0016】更に、具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念
にわたる新規な特徴的構成手法又は手段を採用すること
により、前記目的を達成するように為される。
【0017】即ち、本発明カード媒体の第1の特徴は、
平面型光導波路型ホログラム記録層を厚み方向等間隔多
段に複数多重積層した多段ホログラム記録層を、長手方
向に間隔を置いて並行多列させ、かつ当該各列多段ホロ
グラム記録層の入射口列に臨んで照光ヘッド位置決めガ
イド溝を長手側縁に欠設した多重ホログラム層板部を1
つ以上、カードフレーム内に、前記照光ヘッドが通過自
在な間隔の照光ヘッド挿入溝孔を前記長手側縁の側に確
保させつつ整列し、1枚のカードを形成してなる情報記
録カード媒体の構成採用にある。
【0018】本発明カード媒体の第2の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1の特徴における前記多段ホログラ
ム記録層が、光反射率の異なる平面型光導波型ホログラ
ム記録層と分離層を交互に多重積層する多層構造である
情報記録カード媒体の構成採用にある。
【0019】本発明カード媒体の第3の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1又は第2の特徴における前記ホロ
グラム記録層が、要部の尖端を前記入射口とする平面細
扇形状をなしてなる情報記録カード媒体の構成採用にあ
る。
【0020】本発明カード媒体の第4の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2又は第3の特徴における前
記照光ヘッド位置決めガイド溝が、楔型V形状である情
報記録カード媒体の構成採用にある。
【0021】本発明カード媒体の第5の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2、第3又は第4の特徴にお
ける前記各列多段ホログラム記録層が、隣接間隔を等距
離としてなる情報記録カード媒体の構成採用にある。
【0022】本発明カード媒体の第6の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2、第3第4又は第5の特徴
における前記各列多段ホログラム記録層が、前記照光ヘ
ッド位置決めガイド溝を片側縁にのみ欠設自在に同じ向
きに複数並行配列してなる情報記録カード媒体の構成採
用にある。
【0023】本発明カード媒体の第7の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2、第3、第4、第5又は第
6の特徴における前記各列多段ホログラム記録層が、前
記照光ヘッド位置決めガイド溝を両側縁に欠設自在に交
互又はランダムに逆向きに複数並行配列してなる情報記
録カード媒体の構成採用にある。
【0024】本発明カード媒体の第8の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2、第3、第4、第5、第6
又は第7の特徴における前記多重ホログラム層板部が、
相互に各対応する各列多段ホログラム記録層を一列に揃
えて複数並行整列してなる情報記録カード媒体の構成採
用にある。
【0025】本発明カード媒体の第9の特徴は、上記本
発明カード媒体の第1、第2、第3、第4、第5、第
6、第7又は第8の特徴における前記カードフレーム
が、並行両サイドフレーム部間に亙り、並行する前記多
重ホログラム層板部群の各両端を当該並行両サイドフレ
ーム部に渡結してなる情報記録カード媒体の構成採用に
ある。
【0026】本発明カード媒体の第10の特徴は、上記
本発明カード媒体の第1、第2、第3、第4、第5、第
6、第7、第8又は第9の特徴における前記カードフレ
ームが、連結フレーム部の長手方向に、並行する前記多
重ホログラム層板部群の前記各列多段ホログラム記録層
の入射口列又は前記照光ヘッド位置決めガイド溝の対応
位置にヘッド位置決めマーカを印した情報記録カード媒
体の構成採用にある。
【0027】本発明装置の第1の特徴は、情報記録カー
ド媒体の長手方向に延在する1つ以上の各照光ヘッド挿
入溝孔縁を画成する多重ホログラム層板部の側縁に欠設
した照光ヘッド位置決めガイド溝に嵌合自在な断面形状
に照光ビーム出射側を形成し、かつ前記照光ヘッド挿入
溝孔に対し直交貫通方向に摺動位置決め自在な照光ヘッ
ドと、当該照光ヘッドからの照光ビームにより前記多重
ホログラム層板部を通し浮出結像した再生ホログラム像
を前記情報記録カード媒体上方に配して検出する撮像素
子と、を備えてなる情報記録カード読み取り装置の構成
採用にある。
【0028】本発明装置の第2の特徴は、上記本発明装
置の第1の特徴における前記照光ヘッドが、相互に連結
する支持筒とヘッドロード・アンロード押圧部とを介し
てヘッド位置決めアクチュエータと一体連結して全体的
に読み出しヘッドを構成してなる情報記録カード読み取
り装置の構成採用にある。
【0029】本発明装置の第3の特徴は、上記本発明装
置の第2の特徴における前記照光ヘッドが、前記照光ヘ
ッド位置決めガイド溝から嵌合を離脱自在かつ当該照光
ヘッド位置決めガイド溝と離反方向に前記ヘッドロード
・アンロード押圧部により揺動斜傾自在に上端を前記支
持筒下端に固定取付けてなる情報記録カード読み取り装
置の構成採用にある。
【0030】本発明装置の第4の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2又は第3の特徴における前記照光ヘッド
が、照光ビーム出射側断面外形状をV字型エッジに形成
してなる情報記録カード読み取り装置の構成採用にあ
る。
【0031】本発明装置の第5の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記照光
ヘッドが、前記照光ビーム出射側の対側に凹欠するミラ
ー装設凹部の45°斜傾した内天面に、照光ビームスポ
ットを前記多重ホログラム層板部の目標とする平面型光
導波路型ホログラム記録層の入射口に反射指向する光路
偏向用ミラー膜を装着してなる情報記録カード読み取り
装置の構成採用にある。
【0032】本発明装置の第6の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記照光
ヘッドが、前記照光ビーム出射側の対側に凹欠したミラ
ー装設凹部に収容設置する圧電素子上に、照光ビームス
ポットを前記多重ホログラム層板部の目標とする平面型
光導波路型ホログラム記録層の入射口に反射指向するよ
う光路偏向用ミラーを斜向搭載してなる情報記録カード
読み取り装置の構成採用にある。
【0033】本発明装置の第7の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記照光ヘッドが、上端面の照光ビーム通過位置に
円弧状凸球面を突設してなる情報記録カード読み取り装
置の構成採用にある。
【0034】本発明装置の第8の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記照光ヘッドが、前記照光ビーム出射側の
照光ビーム通過位置に円弧状凸球面を陥設してなる情報
記録カード読み取り装置の構成採用にある。
【0035】本発明装置の第9の特徴は、上記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記撮像素子が、前記情報記録カード
媒体の面に対して法線方向に離近移動のフォーカス制御
をするアクチュエータと、支持部を介して一体連結して
なる情報記録カード読み取り装置の構成採用にある。
【0036】本発明装置の第10の特徴は、上記本発明
装置の第9の特徴における前記照光ヘッドと前記撮像素
子のそれぞれのアクチュエータが、当該照光ヘッドと光
学系を介して接続する光源手前の当該光学系構成素子に
臨ませて前記情報記録カード媒体からの反射戻り光を検
出する受光素子と、当該受光素子の光量を予め設定した
閾値との大小を判別するとともに当該閾値を上下通過す
る回数をカウントする手段を介して、制御指示信号をそ
れぞれ入力自在に接続してなる情報記録カード読み取り
装置の構成採用にある。
【0037】本発明装置の第11の特徴は、上記本発明
装置の第9又は第10の特徴における前記照光ヘッドと
前記撮像素子のそれぞれのアクチュエータが、前記撮像
素子の横合近傍に配置され、前記情報記録カード媒体か
ら浮出結像する再生ホログラム像の光量を検出する素子
と、当該検出光量を予め設定した閾値との大小に関して
判別するとともに当該閾値を上下通過する回数をカウン
トする手段を介して、制御指示信号をそれぞれ入力自在
に接続してなる情報記録カード読み取り装置の構成採用
にある。
【0038】本発明装置の第12の特徴は、上記本発明
装置の第10又は第11の特徴における前記光学系が、
光源光を集光する複数の光源光集光レンズと、反射戻り
光を検出する光分波器と、入射側を外出して前記支持筒
内に納めたライドガイドと、前記支持筒内に納めた照光
ビームを集光する複数の読み出しビーム集光レンズと、
を順次光路上に系統配列してなる情報記録カード読み取
り装置の構成採用にある。
【0039】本発明装置の第13の特徴は、上記本発明
装置の第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第
9、第10、第11又は第12の特徴における前記読み
出しヘッドが、前記情報記録カード媒体の前記各照光ヘ
ッド挿入溝孔に沿って移動自在に当該各照光ヘッド挿入
溝孔上に各別に架設した複数の読み出しヘッド移動アク
チュエータのそれぞれの当該各照光ヘッド挿入溝孔に対
応する下面位置に垂設されてなる情報記録カード読み取
り装置の構成採用にある。
【0040】本発明装置の第14の特徴は、上記本発明
装置の第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第
9、第10、第11、第12又は第13の特徴における
前記読み出しヘッドが、前記情報記録カード媒体の前記
照光ヘッド挿入溝孔群に沿って移動自在に当該照光ヘッ
ド挿入溝孔群上に亙って架設した読み出しヘッド移動ア
クチュエータの当該各照光ヘッド挿入溝孔に対応する下
面位置にそれぞれ垂設されてなる情報記録カード読み取
り装置の構成採用にある。
【0041】本発明装置の第15の特徴は、上記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13又は第14
の特徴における前記照光ヘッドと前記撮像素子が、さら
に、前記情報記録カード媒体のカードフレームの連結フ
レーム部長手方向に印したヘッド位置決めマーカ群の各
位置を検出自在かつ当該連結フレーム部をスライド自在
に銜え込む断面コ字形のヘッド位置決めマーカ検出セン
サとも組合構成されてなる情報記録カード読み取り装置
の構成採用にある。
【0042】本発明方法の第1の特徴は、情報記録カー
ド媒体に並行延在する各照光ヘッド挿入溝孔縁を画成し
た多重ホログラム層板部の長手側縁に複数欠設する内の
1つの照光ヘッド位置決めガイド溝に照光ヘッドを嵌合
して対峙した多段ホログラム記録層の内の1層の入射口
に照光ビームスポットが臨むよう当該照光ヘッドを前記
情報記録カード媒体の前記照光ヘッド挿入溝孔と直交貫
通方向に摺動位置決めするに当り、予め前記情報記録カ
ード媒体のカードフレームの連結フレーム部の選択され
た前記照光ヘッド位置決めガイド溝と対応した位置に印
されたヘッド位置決めマーカを検出して置き、先ず、前
記照光ヘッドを前記照光ヘッド位置決めガイド溝との嵌
合を離脱するよう当該照光ヘッド位置決めガイド溝と離
反方向への傾折姿勢とした上で前記照光ヘッド挿入溝孔
内に沿って前記マーカ検出位置まで移動し、目当ての前
記照光ヘッド位置決めガイド溝との対面位置に予備位置
決め停止し、次いで、前記照光ヘッドを最上限又は最下
限位置にリセットした上で当該照光ヘッド位置決めガイ
ド溝に揺動変位して垂直姿勢で嵌合し、引続き、前記照
光ヘッドを当該照光ヘッド位置決めガイド溝の前記多段
ホログラム記録層の内の目標とする1層を目指して昇降
摺動する粗位置決めを行い、その後、前記多段ホログラ
ム記録層の目標とする1層の入射口に正確に前記照光ビ
ームスポットが臨むよう微調整上下摺動して精密位置決
めを行ってなる照光ヘッド位置決め方法の構成採用にあ
る。
【0043】本発明方法の第2の特徴は、上記本発明方
法の第1の特徴における前記粗位置決めが、前記照光ヘ
ッド位置決めガイド溝底端にそれぞれ位置した多段ホロ
グラム記録層の1つ置きの入射口と分離層端交互の、昇
降摺動する前記照光ヘッドから出射した照光ビームに対
する反射戻り光を連続検出し、予め設定してある当該反
射戻り光強度の閾値の上下通過回数をカウントして前記
多段ホログラム記録層の横断通過回数を知って目標のホ
ログラム記録層の前記入射口に対応すると思われる位置
に前記照光ヘッドを仮位置決めしてなる照光ヘッド位置
決め方法の構成採用にある。
【0044】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第1又は第2の特徴における前記精密位置決めが、
前記粗位置決め後に、前記反射戻り光が最小となる上下
位置に前記照光ヘッドを最終位置決め停止してなる照光
ヘッド位置決め方法の構成採用にある。
【0045】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記粗位
置決めが、照光ビームを出射しながら前記照光ヘッドを
昇降摺動することにより前記情報記録カード媒体外に浮
出結像する再生ホログラム像の光強度を連続検出し、予
め設定してある当該光強度の閾値の通過回数をカウント
して前記多段ホログラム記録層の横断通過回数を知って
目標のホログラム記録層の入射口に対応すると思われる
位置に前記照光ヘッドを仮位置決めしてなる照光ヘッド
位置決め方法の構成採用にある。
【0046】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記精密
位置決めが、前記粗位置決め後に、前記ホログラム像の
光強度が最大となる上下位置に前記照光ヘッドを最終位
置決め停止してなる照光ヘッド位置決め方法の構成採用
にある。
【0047】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記照光ビームスポットが、そのスポット面形状を円か横
方向に長軸を有する長円又は楕円のいずれかとしてなる
照光ヘッド位置決め方法の構成採用にある。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
してその媒体例、装置例、方法例につき説明する。
【0049】(カード媒体例)図1は、本カード媒体例
の平面斜視図である。図中、αは本カード媒体例を示す
情報記録カード媒体、11は平面型光導波路型ホログラ
ム素子からなる平面細扇形ホログラム記録層12と分離
層13(図3参照)と交互に複数積層した各列多段ホロ
グラム記録層Aを長手方向に並行多列する多重ホログラ
ム層板部である。
【0050】14は各列多段ホログラム記録層Aの入射
口12a位置の長手側縁に欠設した楔型V字形の照光ヘ
ッド位置決めガイド溝、15は左右両サイドフレーム部
15a,15bと連結フレーム部15cからなる平面コ
字形カードフレーム、16は照光ヘッド挿入溝孔、17
は連結フレーム部15c長手方向に照光ヘッド位置決め
ガイド溝14の対応位置に印した照光ヘッド位置決めマ
ーカである。なお、カードフレーム15は平面口字形又
は田字形とすることも出来る。
【0051】図1のように多重ホログラム層板部11を
すきまをあけてカードフレーム15内に一体組込むこと
で1枚のカードとした場合に照光ヘッド挿入溝孔16が
できるが、本来カードサイズに層状の記録媒体を形成
し、これに照光ヘッド挿入溝孔16を開けるとともに照
光ヘッド位置決めガイド溝14を形成して作製しても、
勿論よい。照光ヘッド挿入溝孔16の形状は情報記録カ
ード媒体αへのホログラム記録層12の実装効率や照光
ヘッド23、再生ホログラム像Hの撮像素子Fの配置、
シーク・アクセス速度を勘案して最適条件から決めれば
よく、図1記載のような単純な直線状孔や平行等間隔配
列に制限されない。
【0052】また、本カード媒体例ではホログラム記録
層12の形状を細扇形として、その要の位置(読み取り
の入射口12aの部分)を照光ヘッド挿入溝孔16の片
側のみの配置として示したが、ホログラム記録層(細扇
形)12を交互又はランダムに逆向に配置して照光ヘッ
ド挿入溝孔16の両サイドに照光ヘッド位置決めガイド
溝14を形成して、記録効率を上げる構成としても勿論
よい。
【0053】各ホログラム記録層12は、照光ヘッド位
置決めガイド溝14底端への照光ビームLを入射して再
生する構成を採ったので、外形としては同じパターンを
順次真上に積層するだけでよく、ホログラム記録層12
一層の形成毎にホログラム記録層12をずらして形成す
るなどの配慮は一切不要である。
【0054】(装置例)図2は前記カード媒体例αに適
用した状態を説明する一部省略した本装置例の斜面図、
図3は本装置例の概念構成図、図4は同・要部斜面図、
図5(a),(b),(c),(d)は本装置例が採用
する照光ヘッドの各変態例である。
【0055】図中、βは本装置例を示す情報記録カード
読み取り装置、Bはレーザ光源18、複数の光源光集光
レンズ19、反射戻り光を検出する反射戻り光検出ディ
テクタ32、光ファイバ又は光導波管等のライトガイド
21、複数の照光ビーム集光レンズ22を光路上に順次
系統配列した光学系である。
【0056】Cは照光ヘッド23、支持筒24、ヘッド
ロード・アンロード押圧部25、照光ヘッド昇降アクチ
ュエータ26からなる読み出しヘッド、Dは情報記録カ
ード媒体αの照光ヘッド挿入溝孔16群のそれぞれ対応
する各下面位置に読み出しヘッドCを垂設するとともに
照光ヘッド挿入溝孔16群上に沿って水平移動する読み
出しヘッド移動アクチュエータである。
【0057】Eは情報記録カード媒体αのカードフレー
ム15の連結フレーム部15c長手方向に印した各照光
ヘッド位置決めマーカ17位置を検出自在に連結フレー
ム部15cを銜え込みスライド自在な断面コ字形のマー
カ検出センサ、Fは照光ヘッド23から出射した照光ビ
ームLの照光ビームスポットLaを目的のホログラム記
録層12の入射口12aに照射した際ホログラム記録層
12に記録してある、浮出結像した再生ホログラム像H
を検出する撮像素子である。
【0058】前記ライトガイド21は入射側を支持筒2
4より外出し大半を支持筒24内に収納し、照光ビーム
Lを絞るための照光ビーム集光レンズ22も支持筒24
内に納まっている。
【0059】前記照光ヘッド23は、照光ビーム出射側
を情報記録カード媒体αの照光ヘッド位置決めガイド溝
14に嵌合する横断面外形状のV字型エッジ23aに形
成する一方、支持筒24下端に、適宜ヘッドロード・ア
ンロード押圧部25により照光ヘッド位置決めガイド溝
14から図3中仮想線に示すよう離反方向に嵌合を揺動
斜傾解除自在に固定取付けられている。
【0060】図5は照光ヘッド23の種々なる形状を示
したものである。基本形状は同図(a)に示すように照
光ビーム出射側をガラスなどの透明な柱状部材に情報記
録カード媒体αの照光ヘッド位置決めガイド溝14に対
応したV字型エッジ23aの稜面を形成し、さらに照光
ビーム出射側の対側に光路偏光ミラー部装設凹部23b
を凹欠して照光ビームLを照光ヘッド23の長手軸方向
から照光ビーム出射側の側方に反射するため内天面23
cを45°の斜面とし反射ミラー膜27を形成する。
【0061】同図(b)では内天面23cを水平とした
光路偏向ミラー部装設凹部23bに別途製作した反射ミ
ラー28を圧電素子29上に45°斜向で設置したもの
で、質量の大きな照光ヘッド23あるいはレンズ22、
ライトガイド21などを動かすことなく、精密位置決め
ができる。
【0062】同図(c)及び(d)は、照光ヘッド23
に例えば同様な透明半球状部材などを接着したり、スパ
ッタリングなどでやはり透明厚膜を形成したり、エッチ
ングなどにより部材の一部を削除するなどしてレーザビ
ーム光路中に透明な三次元曲面構造の円弧状凸球面30
を突設形成することで、照光ビームLの集光レンズ22
の役割をさせた構成である。これによって照光ヘッド系
を軽量化してアクセス速度を高めたり、構成部品点数を
削減して装置コストを下げることができる。
【0063】また同図(d)のように照光ビームL集光
位置により近い部分にレンズ状の円弧状凸球面31を陥
設形成すれば焦点距離を短くでき、その分照光ビームス
ポットLaも絞れるので、位置決めのマージンを上げる
ことができる。
【0064】(方法例)前記装置例に備わる照光ヘッド
の、前記カード媒体例の平面型光導波路型ホログラム記
録層に対する位置決め方法例の実行処理手順を図面2乃
至4及び図6について説明する。
【0065】図6は本方法例の粗位置決め及び精密位置
決め手順の説明図である。図中、32は反射戻り光検出
ディテクタ、33は再生ホログラム光強度検出素子、3
4はコンパレータ・カウンタ・メモリ、35は撮像素子
支持部、36は撮像素子昇降アクチュエータである。
【0066】本方法例は、予め情報記録カード媒体αの
カードフレーム15連結フレーム部15cの、選択され
た照光ヘッド位置決めガイド溝14と対応した位置に印
されたヘッド位置決めマーカ17を検出して置き、先ず
照光ヘッド23をヘッドロード・アンロード押圧部25
により復帰揺動変位して照光ヘッド位置決めガイド溝1
4との嵌合を離脱するよう照光ヘッド位置決めガイド溝
14と離反方向への斜傾姿勢とした上で、照光ヘッド挿
入溝孔16内に沿って前記ヘッド位置決めマーカ17検
出位置まで移動し、目当ての照光ヘッド位置決めガイド
溝14に対面する位置に1次的に予備位置決め停止す
る。
【0067】次いで、照光ヘッド23を最上限又は最下
限位置にリセットした上で照光ヘッド位置決めガイド溝
14に揺動変位して垂直姿勢で嵌合し、引続き、照光ヘ
ッド23を照光ヘッド位置決めガイド溝14の多段ホロ
グラム記録層Aの内の目標とする一層を目指して昇降摺
動する2次的に粗位置決めを行った後、多段ホログラム
記録層Aの目標とする一層の入射口12aに正確に照光
ビームスポットLaが臨むよう微調整上下摺動して3次
的に精密位置決めを行う。
【0068】さらに詳細に説明すると、厚み方向に数μ
m程度のピッチでホログラム記録層12が積層された情
報記録カード媒体αにおいて、所望の記録データ(像)
を得るためにはホログラム記録層12を正確に選択し、
特定のホログラム記録層12の側方入射口12aより所
定の角度公差内で照光ビームLを照射することが必要と
なる。
【0069】これを実現する方法としては、図4に示す
ような再生光入射位置に形成したV字状照光ヘッド位置
決めガイド溝14に対応した先端形状を有する照光ヘッ
ド23を揺動変位して照光ヘッド位置決めガイド溝14
に押圧嵌合し、Vブロックの原理で自動調芯的に照光ヘ
ッド23の照光ビームスポットLaをカード厚み方向の
目的の入射口12aにオントラックさせ、再生ホログラ
ム像Hを得る。
【0070】照光ヘッド昇降アクチュエータ26は照光
ヘッド23を情報記録カード媒体αの面に対し法線方向
に駆動(位置決め)するのみでよく、3次元的な位置決
めをする必要がないので、制御機構の負担が軽減され、
かつホログラム記録層12を選択するアクセス速度を上
げることができる。
【0071】図3は図4の照光ヘッド23と情報記録カ
ード媒体αとの再生時の位置決め手順を詳しく説明した
ものである。照光ヘッド23もしくは集光レンズ22や
ライトガイド21(光ファイバ)を一体として情報記録
カード媒体αの面に対し法線方向に駆動するための照光
ヘッド昇降アクチュエータ26と、ホログラム情報を読
み出すためのレーザ光源18、情報記録カード媒体αか
らの反射戻り光Lbのレベルを検出するための反射戻り
光検出ディテクタ32等をスタンバイさせる。
【0072】前述のように、照光ヘッド23は情報記録
カード媒体αの照光ヘッド位置決めガイド溝14に沿っ
てガイドされて上下動できるので、ホログラム記録層1
2の入射口12aに対して三次元的な位置決め制御をす
る必要はない。所望のホログラム記録層12の入射口1
2aに照光ビームLを位置決めするためには、例えば照
光ビームLが丁度入射口12aにある場合とホログラム
記録層12を分離する分離層13にある場合とで、照光
ビームLの吸収率、言い替えれば反射率が変わることを
利用し、この反射戻り光Lbをレーザ光源18の手前に
配置した光分波器20に臨んだ反射戻り光検出ディテク
タ32の受光素子によって検出することで実現できる。
【0073】適切な反射戻り光強度の閾値をコンパレー
タ・カウンタ・メモリ34に設定して、これの上下変動
回数をカウントすれば、照光ヘッド23の移動にともな
うホログラム記録層12の横断回数を知ることができ、
照光ヘッド昇降アクチュエータ26を制御駆動して、所
望のホログラム記録層12の入射口12aに粗位置決め
することができる。粗位置決めの後は、反射戻り光Lb
が最小となるように照光ヘッド昇降アクチュエータ26
を制御駆動して照光ヘッド23を精密位置決めすればよ
い。
【0074】また、図6に示すように、照光ビームLが
ホログラム記録層12の入射口12aに位置決めされた
際に、情報記録カード媒体αの上方の適切な位置に再生
ホログラム像Hが結像されることから、再生ホログラム
像H検出用の撮像素子Fの近傍におかれた同像の光強度
検出素子33を配置する。
【0075】上記と同様の考え方で、コンパレータ・カ
ウンタ・メモリ34にて明暗の変動数をカウントするこ
とで照光ヘッド23のホログラム記録層12横断回数を
知り、撮像素子昇降アクチュエータ36を制御駆動して
一旦所望のホログラム記録層12に粗位置決めされた後
は、ホログラム光強度が最大となるように撮像素子昇降
アクチュエータ36を制御駆動して照光ヘッド23を精
密位置決めして再生ホログラム像Hの撮像素子Fのフォ
ーカシングをすることができる。
【0076】図3に示すように前記位置決めに当って、
照光ヘッド23は、ヘッドロード・アンロード押圧部2
5によって適切に揺動斜傾自在に支持されており、記録
情報の再生時には情報記録カード媒体αの照光ヘッド位
置決めガイド溝14に倣って精密に嵌合・摺動するよう
に押圧力やモーメントが付与される。
【0077】また、他列のホログラム記録層12群(照
光ヘッド位置決めガイド溝14)に移動する際には、照
光ヘッド23や照光ヘッド位置決めガイド溝14の摩耗
や破損を防ぐため、ヘッドロード・アンロード押圧部2
5により一旦照光ヘッド位置決めガイド溝14の外に斜
傾移動(アンロード)し、照光ヘッド昇降アクチュエー
タ26によって所望の照光ヘッド位置決めガイド溝14
まで移動(予備)し、そこで再びヘッドロード・アンロ
ード押圧部25により照光ヘッド位置決めガイド溝14
に押圧嵌合されて(ロード)所望のホログラム記録層1
2の入射口12aへのアクセス動作を行う。
【0078】また、さらに照光ヘッド23の位置決めに
当っては、本実施形態例のように、情報記録カード媒体
αの照光ヘッド位置決めガイド溝14にガイドされて照
光ビームLを位置決め投射する場合には、情報記録カー
ド媒体αの照光ヘッド位置決めガイド溝14形成精度そ
のものが照光ビームLの位置決め精度を規定することに
なる。例えば図3のように情報記録カード媒体αの面と
の法線方向(図面では上下方向)にはホログラム記録層
12への粗位置決め、精密位置決めのために照光ヘッド
23が移動できる。
【0079】一方、前述のように情報記録カード媒体α
の長手方向(図面の照光ヘッド挿入溝孔16の方向)に
は、照光ヘッド位置決めガイド溝14の加工形状と照光
ビームLのホログラム記録層12への入射口12aの相
対位置関係が位置決め精度を規定する。このとき情報記
録カード媒体αの機械加工に伴う照光ビームLと入射口
12aのずれを緩和する観点から、照光ビームLの照光
ビームスポットLa面形状を、途中の光路中の光学系に
適切な変更を施して、情報記録カード媒体αの長手方向
に長軸を持つ長円または楕円状として照射してもよい。
【0080】本方法例を要約すると、情報記録カード媒
体αの各々の照光ヘッド挿入溝孔16に対応して照光ヘ
ッド23が挿入される。所望のホログラム記録層12群
が指定されれば、照光ヘッド昇降アクチュエータ26は
情報記録カード媒体αに予め記録されたホログラム記録
層12群の照光ヘッド位置決めガイド溝14の位置情報
をマーク検出センサEによって読み取り、揺動変位して
斜傾姿勢とした照光ヘッド23をその照光ヘッド位置決
めガイド溝14位置に予備位置決め停止する。
【0081】予備位置決めされた照光ヘッド23は上限
又は下限位置にリセットした上でヘッドロード・アンロ
ード押圧部25によって照光ヘッド位置決めガイド溝1
4に押圧嵌合され、入射口12a上にオントラックして
粗位置決めする。その後、照光ヘッド23を上下させ、
すでに述べた手順によって所望のホログラム記録層12
を割り出し、精密位置決めの後、照光ビームLを出射さ
せて再生ホログラム像H情報を読み取る。
【0082】なお、照光ヘッド23の照光ヘッド位置決
めガイド溝14への移動(シーク)動作は、それぞれの
照光ヘッド23に個別にアクチュエータDを設けて独立
に照光ヘッド挿入溝孔16を移動する構成としてもいい
し、それぞれ相対位置を固定して、一括して照光ヘッド
挿入溝孔16群を移動する構成としてもよい。また、照
光ヘッド23の上限又は下限位置へのリセットは前記予
備位置決めの好適時機に行っても良い。
【0083】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は必ずしも前述した手段及び手法にのみ限定
されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本発
明にいう効果を有する範囲内において、適宜変更実施す
ることが可能なものである。
【0084】
【発明の効果】以上、本発明によれば、長手状の照光ヘ
ッド挿入溝孔を有するカード型記録媒体のホログラム記
録層群の入射口に、照光ヘッドが嵌合し自動調芯的に照
光ビームが照射口に位置決めできるような照光ヘッド位
置決めガイド溝を形成したことを特徴とする。
【0085】これによって多数の層状構成されたホログ
ラム等の記録層読み出し選択のための制御機構、制御シ
ーケンスを極めて簡易かつ安価なもので実用ことがで
き、ホログラム記録層選択のシーク・アクセス速度を高
めることができるので、高速アクセス、高速読み出しが
可能なカード型記録媒体読み出し装置を提供することが
できる。
【0086】情報記録カード媒体も、ホログラム記録層
(ROM層)を順次所望の総数だけ単純に層状に堆積し
た多重ホログラム層板部を基本に、読み出し光の入射口
の位置のみに対して精密な照光ヘッド位置決めガイド溝
加工を施すだけでよく、しかも読み出し光の入射口部の
照光ヘッド位置決めガイド溝は、未加工板を多数積み上
げて一度に照光ヘッド位置決めガイド溝加工ができるの
で、安価で精密な大容量記録カードが提供できる等々、
その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報記録カード媒体例の
構成を示す斜視図である。
【図2】同上カード媒体例に適用した状態を説明する一
部省略した装置例の斜面図である。
【図3】同上装置例の概念構成図である。
【図4】同上装置例における要部斜面図である。
【図5】同上装置例において採用する照光ヘッドの各変
態例をそれぞれ(a),(b),(c),(d)に表し
たものである。
【図6】本発明の実施の形態の方法例における粗位置決
め及び精密位置決め手順の説明図である。
【図7】従来のカード型情報記録媒体及びそれの読み取
り装置の構成を示す斜視図である。
【図8】従来の多数積層したホログラム記録カード媒体
例から浮出結像した再生ホログラム像を撮像読み出す仕
組みを説明する図である。
【符号の説明】
α…情報記録カード媒体 β…情報記録カード媒体読み取り装置 A…多段ホログラム記録層 B…光学系 C…読み出しヘッド D…読み出しヘッド移動アクチュエータ E…マーカ検出センサ F…撮像素子 H…再生ホログラム像 L…照光ビーム La…照光ビームスポット Lb…反射戻り光 1…ICカード 2…読み出しヘッド 3…読み出し又は書き込み用電極 4…位置決め用ガイドローラ群 5…情報記録カード媒体 6,12…ホログラム記録層 6a,12a…入射口 7…固体撮像素子 8…レーザ光源 9…ホログラム読み出し光学系ユニット 10…集光レンズ 11…多重ホログラム層板部 13…分理層 14…照光ヘッド位置決めガイド溝 15…カードフレーム 15a,15b…サイドフレーム部 15c…連結フレーム部 16…照光ヘッド挿入溝孔 17…照光ヘッド位置決めマーカ 18…レーザ光源 19…光源光集光レンズ 20…光分波器 21…ライドガイド 22…照光ビーム集光レンズ 23…照光ヘッド 23a…V字型エッジ 23b…光路偏光用ミラー部装設凹部 23c…内天面 24…支持筒 25…ヘッドロード・アンロード押圧部 26…照光ヘッド昇降アクチュエータ 27…反射ミラー膜 28…反射ミラー 29…圧電素子 30,31…円弧状凸球面 32…反射戻り光検出ディテクタ 33…再生ホログラム光強度検出素子 34…コンパレータ・カウンタ・メモリ 35…撮像素子支持部 36…撮像素子昇降アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 学 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−117683(JP,A) 特開 平11−224043(JP,A) 特開 平11−345419(JP,A) 実開 昭62−94472(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03H 1/00 - 1/32 G11B 7/00 G02B 6/00

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面型光導波路型ホログラム記録層を厚み
    方向等間隔多段に複数多重積層した多段ホログラム記録
    層を、長手方向に間隔を置いて並行多列させ、かつ当該
    各列多段ホログラム記録層の入射口列に臨んで照光ヘッ
    ド位置決めガイド溝を長手側縁に欠設した多重ホログラ
    ム層板部を1つ以上、カードフレーム内に、前記照光ヘ
    ッドが通過自在な間隔の照光ヘッド挿入溝孔を前記長手
    側縁の側に確保させつつ整列し、1枚のカードを形成す
    る、 ことを特徴とする情報記録カード媒体。
  2. 【請求項2】前記多段ホログラム記録層は、 光反射率の異なる平面型光導波型ホログラム記録層と分
    離層を交互に多重積層する多層構造である、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録カード媒
    体。
  3. 【請求項3】前記ホログラム記録層は、 要部の尖端を前記入射口とする平面細扇形状をなす、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報記録カー
    ド媒体。
  4. 【請求項4】前記照光ヘッド位置決めガイド溝は、 楔型V形状である、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報記録
    カード媒体。
  5. 【請求項5】前記各列多段ホログラム記録層は、 隣接間隔を等距離とする、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の情報
    記録カード媒体。
  6. 【請求項6】前記各列多段ホログラム記録層は、 前記照光ヘッド位置決めガイド溝を片側縁にのみ欠設自
    在に同じ向きに複数並行配列する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    情報記録カード媒体。
  7. 【請求項7】前記各列多段ホログラム記録層は、 前記照光ヘッド位置決めガイド溝を両側縁に欠設自在に
    交互又はランダムに逆向きに複数並行配列する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    情報記録カード媒体。
  8. 【請求項8】前記多重ホログラム層板部は、 相互に各対応する各列多段ホログラム記録層を一列に揃
    えて複数並行整列する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    に記載の情報記録カード媒体。
  9. 【請求項9】前記カードフレームは、 並行両サイドフレーム部間に亙り、並行する前記多重ホ
    ログラム層板部群の各両端を当該並行両サイドフレーム
    部に渡結する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の情報記録カード媒体。
  10. 【請求項10】前記カードフレームは、 連結フレーム部の長手方向に、並行する前記多重ホログ
    ラム層板部群の前記各列多段ホログラム記録層の入射口
    列又は前記照光ヘッド位置決めガイド溝の対応位置にヘ
    ッド位置決めマーカを印した、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の情報記録カード媒体。
  11. 【請求項11】情報記録カード媒体の長手方向に延在す
    る1つ以上の各照光ヘッド挿入溝孔縁を画成する多重ホ
    ログラム層板部の側縁に欠設した照光ヘッド位置決めガ
    イド溝に嵌合自在な断面形状に照光ビーム出射側を形成
    し、かつ前記照光ヘッド挿入溝孔に対し直交貫通方向に
    摺動位置決め自在な照光ヘッドと、 当該照光ヘッドからの照光ビームにより前記多重ホログ
    ラム層板部を通し浮出結像した再生ホログラム像を前記
    情報記録カード媒体上方に配して検出する撮像素子と、
    を備える、 ことを特徴とする情報記録カード読み取り装置。
  12. 【請求項12】前記照光ヘッドは、 相互に連結する支持筒とヘッドロード・アンロード押圧
    部とを介してヘッド位置決めアクチュエータと一体連結
    して全体的に読み出しヘッドを構成する、 ことを特徴とする請求項11に記載の情報記録カード読
    み取り装置。
  13. 【請求項13】前記照光ヘッドは、 前記照光ヘッド位置決めガイド溝から嵌合を離脱自在か
    つ当該照光ヘッド位置決めガイド溝と離反方向に前記ヘ
    ッドロード・アンロード押圧部により揺動斜傾自在に上
    端を前記支持筒下端に固定取付ける、 ことを特徴とする請求項12に記載の情報記録カード読
    み取り装置。
  14. 【請求項14】前記照光ヘッドは、 照光ビーム出射側断面外形状をV字型エッジに形成す
    る、 ことを特徴とする請求項11、12又は13に記載の情
    報記録カード読み取り装置。
  15. 【請求項15】前記照光ヘッドは、 前記照光ビーム出射側の対側に凹欠するミラー装設凹部
    の45°斜傾した内天面に、照光ビームスポットを前記
    多重ホログラム層板部の目標とする平面型光導波路型ホ
    ログラム記録層の入射口に反射指向する光路偏向用ミラ
    ー膜を装着する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の情報記録カード読み取り装置。
  16. 【請求項16】前記照光ヘッドは、 前記照光ビーム出射側の対側に凹欠したミラー装設凹部
    に収容設置する圧電素子上に、照光ビームスポットを前
    記多重ホログラム層板部の目標とする平面型光導波路型
    ホログラム記録層の入射口に反射指向するよう光路偏向
    用ミラーを斜向搭載する、 ことを特徴とする請求項11、12、13又は14に記
    載の情報記録カード読み取り装置。
  17. 【請求項17】前記照光ヘッドは、 上端面の照光ビーム通過位置に円弧状凸球面を突設す
    る、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、15
    又は16に記載の情報記録カード読み取り装置。
  18. 【請求項18】前記照光ヘッドは、 前記照光ビーム出射側の照光ビーム通過位置に円弧状凸
    球面を陥設する、ことを特徴とする請求項11、12、
    13、14、15、16又は17に記載の情報記録カー
    ド読み取り装置。
  19. 【請求項19】前記撮像素子は、 前記情報記録カード媒体の面に対して法線方向に離近移
    動のフォーカス制御をするアクチュエータと、支持部を
    介して一体連結する、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17又は18に記載の情報記録カード読み取
    り装置。
  20. 【請求項20】前記照光ヘッドと前記撮像素子のそれぞ
    れのアクチュエータは、 当該照光ヘッドと光学系を介して接続する光源手前の当
    該光学系構成素子に臨ませて前記情報記録カード媒体か
    らの反射戻り光を検出する受光素子と、 当該受光素子の光量を予め設定した閾値との大小を判別
    するとともに当該閾値を上下通過する回数をカウントす
    る手段を介して、 制御指示信号をそれぞれ入力自在に接続する、 ことを特徴とする請求項19に記載の情報記録カード読
    み取り装置。
  21. 【請求項21】前記照光ヘッドと前記撮像素子のそれぞ
    れのアクチュエータは、 前記撮像素子の横合近傍に配置され、前記情報記録カー
    ド媒体から浮出結像する再生ホログラム像の光量を検出
    する素子と、 当該検出光量を予め設定した閾値との大小に関して判別
    するとともに当該閾値を上下通過する回数をカウントす
    る手段を介して、 制御指示信号をそれぞれ入力自在に接続する、 ことを特徴とする請求項19又は20に記載の情報記録
    カード読み取り装置。
  22. 【請求項22】前記光学系は、 光源光を集光する複数の光源光集光レンズと、 反射戻り光を検出する光分波器と、 入射側を外出して前記支持筒内に納めたライドガイド
    と、 前記支持筒内に納めた照光ビームを集光する複数の読み
    出しビーム集光レンズと、を順次光路上に系統配列す
    る、 ことを特徴とする請求項20又は21に記載の情報記録
    カード読み取り装置。
  23. 【請求項23】前記読み出しヘッドは、 前記情報記録カード媒体の前記各照光ヘッド挿入溝孔に
    沿って移動自在に当該各照光ヘッド挿入溝孔上に各別に
    架設した複数の読み出しヘッド移動アクチュエータのそ
    れぞれの当該各照光ヘッド挿入溝孔に対応する下面位置
    に垂設される、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21又は22に記載の情
    報記録カード読み取り装置。
  24. 【請求項24】前記読み出しヘッドは、 前記情報記録カード媒体の前記照光ヘッド挿入溝孔群に
    沿って移動自在に当該照光ヘッド挿入溝孔群上に亙って
    架設した読み出しヘッド移動アクチュエータの当該各照
    光ヘッド挿入溝孔に対応する下面位置にそれぞれ垂設さ
    れる、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21、22又は23に記
    載の情報記録カード読み取り装置。
  25. 【請求項25】前記照光ヘッドと前記撮像素子は、 さらに、前記情報記録カード媒体のカードフレームの連
    結フレーム部長手方向に印したヘッド位置決めマーカ群
    の各位置を検出自在かつ当該連結フレーム部をスライド
    自在に銜え込む断面コ字形のヘッド位置決めマーカ検出
    センサとも組合構成される、 ことを特徴とする請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21、22、23
    又は24に記載の情報記録カード読み取り装置。
  26. 【請求項26】情報記録カード媒体に並行延在する各照
    光ヘッド挿入溝孔縁を画成した多重ホログラム層板部の
    長手側縁に複数欠設する内の1つの照光ヘッド位置決め
    ガイド溝に照光ヘッドを嵌合して対峙した多段ホログラ
    ム記録層の内の1層の入射口に照光ビームスポットが臨
    むよう当該照光ヘッドを前記情報記録カード媒体の前記
    照光ヘッド挿入溝孔と直交貫通方向に摺動位置決めする
    に当り、 予め前記情報記録カード媒体のカードフレームの連結フ
    レーム部の選択された前記照光ヘッド位置決めガイド溝
    と対応した位置に印されたヘッド位置決めマーカを検出
    して置き、 先ず、前記照光ヘッドを前記照光ヘッド位置決めガイド
    溝との嵌合を離脱するよう当該照光ヘッド位置決めガイ
    ド溝と離反方向への傾折姿勢とした上で前記溝孔内に沿
    って前記マーカ検出位置まで移動し、目当ての前記照光
    ヘッド位置決めガイド溝との対面位置に予備位置決め停
    止し、 次いで、前記照光ヘッドを最上限又は最下限位置にリセ
    ットした上で当該照光ヘッド位置決めガイド溝に揺動変
    位して垂直姿勢で嵌合し、 引続き、前記照光ヘッドを当該照光ヘッド位置決めガイ
    ド溝の前記多段ホログラム記録層の内の目標とする1層
    を目指して昇降摺動する粗位置決めを行い、 その後、前記多段ホログラム記録層の目標とする1層の
    入射口に正確に前記照光ビームスポットが臨むよう微調
    整上下摺動して精密位置決めを行う、 ことを特徴とする照光ヘッド位置決め方法。
  27. 【請求項27】前記粗位置決めは、 前記照光ヘッド位置決めガイド溝底端にそれぞれ位置し
    た多段ホログラム記録層の1つ置きの入射口と分離層端
    交互の、昇降摺動する前記照光ヘッドから出射した照光
    ビームに対する反射戻り光を連続検出し、 予め設定してある当該反射戻り光強度の閾値の上下通過
    回数をカウントして前記多段ホログラム記録層の横断通
    過回数を知って目標のホログラム記録層の前記入射口に
    対応すると思われる位置に前記照光ヘッドを仮位置決め
    する、 ことを特徴とする請求項26に記載の照光ヘッド位置決
    め方法。
  28. 【請求項28】前記精密位置決めは、 前記粗位置決め後に、前記反射戻り光が最小となる上下
    位置に前記照光ヘッドを最終位置決め停止する、 ことを特徴とする請求項26又は27に記載の照光ヘッ
    ド位置決め方法。
  29. 【請求項29】前記粗位置決めは、 照光ビームを出射しながら前記照光ヘッドを昇降摺動す
    ることにより前記情報記録カード媒体外に浮出結像する
    再生ホログラム像の光強度を連続検出し、 予め設定してある当該光強度の閾値の通過回数をカウン
    トして前記多段ホログラム記録層の横断通過回数を知っ
    て目標のホログラム記録層の入射口に対応すると思われ
    る位置に前記照光ヘッドを仮位置決めする、 ことを特徴とする請求項26、27又は28に記載の照
    光ヘッド位置決め方法。
  30. 【請求項30】前記精密位置決めは、 前記粗位置決め後に、前記ホログラム像の光強度が最大
    となる上下位置に前記照光ヘッドを最終位置決め停止す
    る、 ことを特徴とする請求項26、27、28又は29に記
    載の照光ヘッド位置決め方法。
  31. 【請求項31】前記照光ビームスポットは、 そのスポット面形状を円か横方向に長軸を有する長円又
    は楕円のいずれかとする、 ことを特徴とする請求項26、27、28、29又は3
    0に記載の照光ヘッド位置決め方法。
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