JP3325062B2 - 静脈弁切開具 - Google Patents

静脈弁切開具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管形成術中に静脈弁
を切開する静脈弁切開具に関する。
【0002】
【従来の技術】下枝血管でアテロームや血栓による動脈
閉塞により血行不良となった動脈の血行を再建するうえ
で、動脈と並走する伏在静脈を用いて、動脈閉塞部分の
バイパス術が施されている。
【0003】この場合、バイパスに用いる静脈には血流
を一定方向にしか流さないための弁が存在するので、バ
イパスする前に、この弁を切開して無機能にしなければ
ならない。
【0004】このような手術では、バイパスに必要な長
さの伏在静脈内にある弁を破壊(切断)するのに、必要
範囲の上流部および下流部にそれぞれ開口部を設け、そ
の近傍をクランプして血流遮断をする。その後、上流側
開口部より切開具を挿入する一方、下流側開口部よりフ
ァイバースコープ等の観察手段を挿入して直視下にて、
弁切開を行う。
【0005】従来の静脈弁切開具としては、特開平3−
168132号公報に示したものがある。この切開具で
は、L字状に形成されたカッターの立上り部後側面に設
けた刃を弁に引掛け、同切開具を手前に引いて切断する
ものがある。この切開具は、カッターの交換性に優れて
いる。
【0006】しかしながら、前述した切開具には、誤っ
て側枝血管にカッターを引掛けて、切り裂いてしまう虞
があり、改良の余地がある。
【0007】そこで、USP5,049,154号公報
に記載されているデバイスがある。前記発明に係るデバ
イスは、対称位置に設けられた一対のカッターがシース
先端にて一定の開き幅を持って進退する構造になってお
り、カッター後端に切開刃が形成されたものである。図
11には、前記公報記載のデバイスを示してある。
【0008】図11に示すように、デバイス本体60の
先端部61に組み込まれた作用部62は、カッター63
とそれを支えるアーム64とから構成されている。
【0009】前記アーム64は、カッター63が開いた
状態で一定の開き幅:hが得られる様に、先端に向かっ
て次第に開くように弓状部65を形成している。
【0010】また、前記カッター63後端に形成した刃
66とアーム64とのなす隙間:dが確保される様に、
アーム64は屈曲部67を有している。
【0011】前記デバイスは、隙間:dが確保されてい
ることで、静脈弁を隙間:d内に取り込み、切開ができ
る構造となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来技術にて示したU
SP5,049,154号は、次のような欠点を有して
おり、その点について図11を参照して説明する。
【0013】切開動作時において、作用部62全体がま
っすぐに(図中右側に)引かれ、カッター63の刃66
によって弁が切断される。この切開動作を繰り返すこと
により、前記アーム64に変形が生じる。これは、アー
ム64の弓状部65やカッターとの付け根の部分におい
て、金属疲労したり、無理な力がかかる等して、発生す
るものである。
【0014】すると、カッター63後端の刃66とアー
ム64とのなす隙間:dが潰れて狭くなったりする。あ
るいは、カッター63の開き幅:hを確保するためのア
ーム64に形成された弓状部65が変形し、一定の開き
幅:hが得られなくなるといった不具合が生じることに
なる。
【0015】特に、隙間:dが減少すると、切開する弁
がこの隙間に取り込めなくなり、切開に大きな支障とな
る。
【0016】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、開閉作動を繰り返しても、アームが変形し難く、カ
ッターとアームとのなす隙間が潰れることがなく、且つ
確実な開き幅が確実に保持される、つまり耐久性のある
静脈弁切開具を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による静脈弁切開
具は、先端に刃部を有するカッターと、手元側で操作ワ
イヤを連結、もしくはこの操作ワイヤと一体に形成さ
れ、且つ前記カッターを固定しているアームとから構成
されると共に、開閉動作をする作用部を有する静脈弁切
開具において、前記アームは、前記カッターの刃部近傍
に、少なくとも3つ以上の屈曲点を設け、前記カッター
の刃部と一定の間隔を保つように、平行部分を形成した
ことを特徴とする
【0018】
【作 用】本発明は、アームに3つ以上の屈曲点を設
けることで、アームに加工硬化が生じ全体的に腰が強く
なる。従って、カッターの開閉作動を繰り返すことによ
る変形が生じなくなる。また、この状態でカッターとア
ームとの隙間も確実に保持されることになる。
【0019】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図9は本発明の第1実施例に係
り、図1は静脈弁切開具の全体的な構成図、図2は静脈
弁切開具の側断面図、図3はアームの構成を示す側面
図、図4はアームとカッターとの結合を示す側断面図、
図5はアームを結合したカッターの上面図、図6はアー
ムとカッターとの別の構成を示す側断面図、図7はアー
ムの構成とその収納に関する説明図、図8は静脈弁切開
の使用態様図、図9は静脈弁切開の説明図である。
【0020】図1に示す静脈弁切開具1は、一対のカッ
ター2と、これらのカッター2が先端に設けられた一対
のアーム3とからなる作用部4を有している。また、前
記静脈弁切開具1は、軸方向に進退自在な前記作用部4
を収納する先端部5と、この先端部5の基端側に連結さ
れ且つ可撓性を有するシース部6と、このシース部6の
基端側に連結された操作部7とを有している。
【0021】前記作用部4を構成する一対のアーム3
は、弾性部材で形成されており、外側に広がるようにな
っている。また、前記一対のアーム3は、軸方向への進
退に応じて、先端部5より突出して開く一方、先端部5
内へ収納されるようになっている。前記一対のアーム3
は、図2及び図3に示すように、操作ワイヤ10となっ
て延長されている。前記操作ワイヤ10は単線ワイヤで
構成しても良いが、ここでは図3に示すように、2本の
ワイヤ11を互いに寄り合わせて形成している。逆にい
えば、2本のワイヤ11は、一対の操作ワイヤ10とし
て形成されると共に、その先端側で一対のアーム3とし
て形成されている。
【0022】尚、前記アーム3と操作ワイヤ10とは一
体に形成する以外に、別体に構成しても良い。別体の場
合、アーム3と操作ワイヤ10とが連結できるように、
例えば嵌合部を互いに設けて構成すれば良い。この構成
の場合、カッター2の交換は、アーム3までを交換すれ
ば良い。
【0023】前記操作部7は、シース6の基端部と接続
される本体部材8と、この本体部材8内部にて摺動自在
に進退するスライダー9とにより構成されている。
【0024】図2に示すように、前記本体部材8は略管
状に形成され、その外周には、把持したときの滑り止め
のための溝が、複数周方向に形成されている。また、前
記スライダー9は、略管状に形成された摺動部材9a
と、この摺動部材9aの基端部側に外嵌された筒状のグ
リップ端部材9bとから構成されている。
【0025】前記摺動部材9aは、本体部材8と同様
に、複数の溝が周方向に形成されている。前記グリップ
端部材9bは、その中心に形成された孔9cに、前記操
作ワイヤ10の最後端部を装着している。操作ワイヤ1
0の最後端部は、折り曲げられて前記孔9cに装着され
ていると共に、ロー付け等により固定されている。
【0026】前記本体部材8の貫通孔には、スライダー
9の摺動部材9aが摺動自在に保持されるようになって
いる。また、前記本体部材8とスライダー9の摺動部材
9aとの間には、シリコンオイルを塗布したOリング1
2が、摺動抵抗を持つ様に介装されている。
【0027】図2示すように、前記操作ワイヤ10は、
スライダー9及び本体部材8を構成する操作部7、シー
ス部6、及び先端部5の中途まで挿通されている。前記
先端部5の中途から先端までは、操作ワイヤ10に連設
されたアーム3が挿通されている。
【0028】前記スライダー9は、前記操作ワイヤ10
と、作用部4を構成するアーム3とを介して、カッター
2に連結されている。そして、前記スライダー9が軸方
向に進退することにより、アーム3先端に取り付けられ
たカッター2が、軸方向に進退することになる。
【0029】次に、前記アーム3とカッター2との接合
部について、図2,図4ないし図6を用いて説明する。
また、アーム3の形状について図7を参照して説明す
る。
【0030】図4のごとく、アーム3の先端部は、プラ
ズマ加工等でアーム3の素線径よりも大きな球状部13
が形成されている。前記アーム3の球状部13は、カッ
ター2の先端近傍に設けた孔部31に係合し、係止する
ようになっている。
【0031】前記カッター2は先端側から見て段部を有
し、図2に示すように、この段部が腹部35となってい
ると共に、この腹部35の後端側にかけて刃部34が形
成されている。前記カッター2の腹部35には、孔部3
1が形成されている。
【0032】前記カッター2の孔部31は、アーム3の
球状部13を容易に通過できるバカ孔部31aと、球状
部13を係止できる係合孔部31bとから構成されてい
る。図4を上方より見た図5に示すように、孔部31を
構成するバカ孔部31aは、軸方向に対して長孔となる
ように形成されている。尚、バカ孔部31aは、軸方向
と垂直方向に長孔となるように形成しても良い。
【0033】前記バカ孔部31aの先端側は、アーム3
の球状部13より大きな径に形成されている。また、係
合孔部31bは、アーム3の素線径よりも若干大きく、
且つ球状部13には通過できない大きさになっている。
アーム3とカッター2は、前記バカ孔部31aにアーム
3の球状部13を通した後、係合孔部31bに移動して
係止させる。さらに、前記アーム3とカッター2の接合
は前記係合・係止のうえに、孔部31を埋めるようにロ
ー付等で頑強に固定する。
【0034】前述のように構成することで、つまりアー
ム3とカッター2とに相互に係止する構成とし、この一
次固定手段に加えて、ロー付等の二次固定手段で更に固
定することにより、カッター2がアーム3から脱落しな
いようになっている。
【0035】また、図6に示すように、カッター2には
孔32と溝33とを形成し、アーム3をクランク形状に
曲げて、アーム3の先端を溝23に引掛けて、そのうえ
からロー付等で孔22を埋めながら接続・固定する構成
のものでも良い。
【0036】前記いずれの構造でもロー付後、カッター
2の外表面2aはローのはみ出しを除去するため、ヤス
リやバフ研磨等で平滑状態に成形されている。
【0037】前記アーム3は、図7(a)に示すよう
に、以下のように形成されている。すなわち、前記アー
ム3は、第1ないし第3屈曲点15〜17を有すると共
に、第1屈曲点15から第2屈曲点16までの間に形成
された曲げ部18と、第2屈曲点16から第3屈曲点1
7までの間に形成された平行部19とを有している。ま
た、アーム3は、第3屈曲点17から後端側にかけて設
けられた弓状円弧部20と、分岐部21とを有してい
る。
【0038】前記アーム3は、カッター2との接続部か
ら同カッター2に対して垂直に連なり、一定の長さでカ
ッター2の後方へ曲げられる第1屈曲点15が形成され
ている。前記アーム3は、第1屈曲点15を経て第2屈
曲点16までの間で、被切開物を取り込むのに必要とな
るカッター2とアーム3とのなす間隔を確保するため、
静脈弁切開具1の長手方向中心軸に向けて曲げ部18が
形成されている。
【0039】さらに、アーム3において、カッター2の
後端に設けた刃部34と、アーム3とが完全平行となる
ような平行部19が、第2屈曲点16から第3屈曲点1
7との間で形成されている。
【0040】前記平行部19の終端である第3屈曲点1
7より後方は、ゆるやかな弓状円弧部20に移行してい
る。この弓状円弧部20は、その基端側において、分岐
部21を経て、前記操作ワイヤ10に連設されている。
分岐部21の先端部からは、当該静脈弁切開具1の軸方
向中心線に対して、対称位置に設けられたもう一方のア
ーム3が延出されている。そのもう一方のアーム3に
も、前記同様にカッター2が連結されている。
【0041】前記分岐部21は、2本のワイヤ11の寄
り部が終わるポイントでもあり、先端部5内部で、ホツ
レを防止するためにロー付等で止め部22を設けること
が望ましい。
【0042】次に、カッター2を閉状態にした時、つま
りアーム3を手元側に引いたときのために、先端部5
は、次のように形成されている。すなわち、図7(b)
に示すように、一対のカッター2が抱き合わされ、カッ
ター2後端の刃部34が、先端部材5の開口部23内に
収納される様に、開口部23の径は十分に確保してあ
る。そして、先端部5は、一対のアーム3が自在に摺動
可能なように、開口部23先端に向けて拡径となるよう
にテーパーに形成されている。
【0043】前記静脈弁切開具1は、スライダー9の進
退に応じて、カッター2とアーム3が先端部5から突出
する一方、カッター2が開口部23内に収納される。
【0044】尚、一対のカッター2の刃部34は、それ
ぞれアーム3側に形成されているので、収納時に限ら
ず、無闇に(アーム3と反対の外側の)ものを切断しな
いようになっている。
【0045】本実施例の作用について、図8及び図9を
用いて説明する。
【0046】図8に示したように、静脈血管40の上流
側開口41及び下流側開口42にそれぞれカテーテル4
3,44が挿通されている。前記上流側開口41よりカ
テーテル43を介して、静脈血管40内に静脈弁切開具
1が挿通される。
【0047】このとき、静脈弁切開具1のカッター2は
閉状態で挿入され、刃部19は完全に先端部材5内に納
まっている。
【0048】前記下流側開口42からはカテーテル44
を介して、ファイバースコープ45等の観察手段が挿入
される。
【0049】実際の弁切開にあっては、図9のごとく、
目的とする静脈弁46近傍で、操作部7のスライダー9
を押し込んでカッター2を開く。スライダー9の押込み
長さをコントロールすることで、カッター2の開き幅を
調整することができる。
【0050】前記カッター2を開いた状態で、静脈弁切
開具1を上流側開口41方向へ引張ると同時に、カッタ
ー2の後端に形成された刃部34を静脈弁46に引掛け
て切開する。この切開は、前述した観察手段の直視下
で、実施することとなる。
【0051】本実施例では、前記接合部から第1屈曲点
15及び曲げ部18の形状により、カッター2とアーム
3との間に、確実に切開すべき静脈弁を取り込める。す
なわち、本実施例は、静脈弁に、確実にカッターを引掛
けることができ、静脈弁を確実に切開できる。
【0052】また、本実施例は、アームの弓状円弧部が
短かくなるように屈曲点を複数設けることで、アームに
加工硬化が生じ全体的に腰が強くなる。従って、本実施
例の切開具は、カッターの開閉作動を繰り返しても変形
が生じ難いものである。従って、本実施例では、前記状
態でカッターとアームとの隙間も確実に保持されること
になる。
【0053】このことは、以下のような点からも言える
ことである。アーム3には切開時に軸方向後方に力量が
かかるわけであるが、アーム3の弓状円弧部21に加わ
る力は、軸方向とそれに垂直な方向の成分に分けられ
る。このとき、分岐点23を支点にして、そこから距離
がある分だけ弓状円弧部21に加わる垂直成分の力は、
大きなものとなる。従来例のような構成では、突出する
アーム全てが弓状円弧部からなるので、アームも長くな
り、変形しやすい形状であった。
【0054】これに対して、本実施例の切開具1では、
平行部20において、垂直成分の力は生じず、また弓状
円弧部は短くなっているので、変形し難い形状である。
このため、本実施例では、開閉作動を繰り返しても、ア
ームは変形し難く、カッターとアームとのなす隙間が潰
れることがなく、且つ確実な開き幅が確実に保持され
る、つまり耐久性を向上させることができる。
【0055】図10は本発明の第2実施例に係る静脈弁
切開具の先端構成図である。
【0056】本第2実施例では、アーム3の屈曲形状を
変えて屈曲点増やした点が、第1実施例と異なる点であ
る。その他、第1実施例と同様の構成及び作用について
は同じなので、同じ符号を付すと共に、説明及び切開具
後端側の図を省略する。
【0057】前記カッター2とアーム3の接合部より、
カッター2の腹部35にほぼ接する様に、アーム3が第
1屈曲点24にて後方へ曲げられている。アーム3の第
1屈曲点24から第2屈曲点25までが、前記腹部35
と平行となる第1の平行部26となっている。前記カッ
ター2の刃部34近傍より第2屈曲点25にて、アーム
3はカッター2との一定間隔を形成する様に曲げ部27
が形成されている。その後方の第3屈曲点28にて、ア
ーム3は、刃部34とアーム3とが平行になる様に曲げ
られた第2の平行部29を形成している。
【0058】前記第2の平行部29は終端で、第4屈曲
点30を構成し、ここから前記弓状円弧部21を形成し
ている。
【0059】本第2実施例は、平行部が二つ形成されて
いる点が第1実施例との相違点であり、他の構成は全て
同じである。本実施例の方が、第1実施例の切開具よ
り、耐久性が高いものであると言える。その他の作用効
果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。
【0060】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、開閉作
動を繰り返しても、アームが変形し難く、カッターとア
ームとのなす隙間が潰れることがなく、且つ確実な開き
幅が確実に保持される、つまり耐久性を向上させること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図9は本発明の第1実施例に係り、
図1は静脈弁切開具の全体的な構成図。
【図2】図2は静脈弁切開具の側断面図。
【図3】図3はアームの構成を示す側面図。
【図4】図4はアームとカッターとの結合を示す側断面
図。
【図5】図5はアームを結合したカッターの上面図。
【図6】図6はアームとカッターとの別の構成を示す側
断面図。
【図7】図7はアームの構成とその収納に関する説明
図。
【図8】図8は静脈弁切開の使用態様図。
【図9】図9は静脈弁切開の説明図。
【図10】図10は第2実施例に係る静脈弁切開具の先
端構成図。
【図11】図11は従来例に係る静脈弁切開具の構成
図。
【符号の説明】
1…静脈弁切開具 2…カッター 3…アーム 4…作用部 5…先端部 6…シース部 7…操作部 15〜17…屈曲点 18…曲げ部 19…平行部 20…弓状円弧部 21…分岐部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/32 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に刃部を有するカッターと、手元側
    で操作ワイヤを連結もしくはこの操作ワイヤと一体に形
    成され、且つ前記カッターを固定しているアームとから
    構成されると共に開閉動作をする作用部を、有する静脈
    弁切開具において、 前記アームは、前記カッターの刃部近傍に、少なくとも
    3つ以上の屈曲点を設け、前記カッターの刃部と一定の
    間隔を保つように、平行部分を形成したことを特徴とす
    る静脈弁切開具。
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