JP3322886B2 - 少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマー及び少なくとも1つのポリシロキサン/ポリオキシアルキレン線状ブロックコポリマーを含む化粧品組成物 - Google Patents

少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリマー及び少なくとも1つのポリシロキサン/ポリオキシアルキレン線状ブロックコポリマーを含む化粧品組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は少なくとも1つのグラフト化シリコーンポリ
マー及び繰り返し単位としてポリシロキサン/ポリオキ
シアルキレン線状ブロックを有する少なくとも1つのコ
ポリマーを含有する化粧品又は皮膚用組成物に関するも
のである。
グラフト化したシリコーンポリマーは先行技術で知ら
れており、例えば特許出願EP−A−0,412,704、EP−A
−0,412,707、EP−A−0,640,105、WO 95/00578、EP−
A−0,582,152及びWO 93/23009に記載されている。これ
らのポリマーはヘアスタイリング特性のために、特にヘ
アケア製品で提案されている。しかし乍ら、これらのポ
リマーを使用する場合、組成物の定着力、ヘアースタイ
ルの保持性、および髪の触感は満足できるものではな
い。
組成物の定着力という表現は、ヘアスタイルの最初の
形状が保持されるようにこの組成物が髪密着性を与える
能力を意味するものと理解されよう。
グラフト化したポリオキシアルキレン鎖を有するシリ
コーンが知られており、CFTA命名法でジメチコーンコポ
リオールとしても知られている。出願人はこれらのシリ
コーンが、ヘアースタイルを保持するための組成物の定
着力を低下させることを観察した。
驚くべきことに、本出願人は、少なくとも1つのグラ
フト化シリコーンポリマーを、繰り返し単位として線状
のポリシロキサン/ポリオキシアルキレンブロックを有
する少なくとも1つのコポリマーと組み合わせることに
よって、グラフト化シリコーンポリマーを単独で使用し
て得られるものよりも、組成物の定着力および髪の触感
が実質的に優れることを見い出した。
本発明による組成物は、ポリシロキサン部分と非シリ
コーン有機鎖からなる部分(これら2つの部分の1つは
ポリマーの主鎖を構成し、もう1つは該主鎖にグラフト
化している)を含む少なくとも1つのグラフト化シリコ
ーンポリマーと、繰り返し単位として線状のポリシロキ
サン/ポリオキシアルキレンブロックを有する少なくと
も1つのコポリマーを化粧品として又は皮膚用に許容可
能な媒体中に含むことを本質的に特徴としている。
本発明によるグラフト化シリコーンポリマーは好まし
くは、ポリシロキサンを含有するモノマーでグラフト化
した非シリコーン有機骨格を有するポリマー、非シリコ
ーン有機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格
を有するポリマー、およびそれらの混合物から選択され
る。
以下の文では、一般的に受け入れられるものに従っ
て、シリコーン又はポリシロキサンなる用語は、適当に
官能化されたシランの重合及び/又は重縮合によって得
られる多様な分子量の線状若しくは環状、分枝又は架橋
構造を有し、酸素原子によってシリコン原子が一緒に結
合されており(シロキサン結合:三Si−O−Si三)、任
意に置換された炭化水素基が炭素原子を介して前記シリ
コン原子に直接結合している主要単位の繰返しから本質
的になる任意のオルガノシリコンポリマー又はオリゴマ
ーを意味するものと理解される。最も一般的な炭化水素
基はアルキル基、特にC1〜C10アルキル基、特にメチ
ル、フルオロアルキル基、アリール基、特にフェニル、
及びアルケニル基、特にビニルであり;シロキサン鎖と
直接か又は炭化水素基を介してかのどちらかで結合し得
る他のタイプの基は、特に水素、ハロゲン、特に塩素、
臭素又はフッ素、チオール、アルコキシ基、ポリオキシ
アルキレン(又はポリエーテル)基、特にポリオキシエ
チレン及び/又はポリオキシプロピレン、ヒドロキシル
又はヒドロキシアルキル基、置換又は非置換アミン基、
アミド基、アシロキシ基又はアシロキシアルキル基、ヒ
ドロキシアルキルアミノ又はアミノアルキル基、第四級
アンモニウム基、両性又はベタイン基、アニオン基、例
えばカルボキシレート、チオグリコレート、スルホスク
シネート、チオスルフェート、ホスフェート及びスルフ
ェートであるが、言うまでもなく、このリストは如何な
る意味においても限定するものではない(所謂、「有機
修飾」シリコーン)。
以下の文では、一般的に受け入れられるものに従っ
て、「ポリシロキサンマクロマー」の表現は、構造中に
ポリシロキサンタイプのポリマー鎖を含有する任意のモ
ノマーを言うものと理解される。
本発明によれば、ポリシロキサンを含有するモノマー
でグラフト化した非シリコーン有機骨格を含有するポリ
マーは、シリコーンを含有していない有機モノマーから
形成された有機主鎖からなっており、該主鎖上に、主鎖
内に、任意に主鎖の少なくとも1末端に少なくとも1個
のポリシロキサンマクロマーがグラフト化されている。
グラフト化シリコーンポリマーの主鎖を構成する非シ
リコーン有機モノマーはラジカル経路で重合可能なエチ
レン性不飽和含有モノマー、ポリアミド、ポリエステル
又はポリウレタン形成モノマーのような重縮合で重合可
能なモノマー、及びオキサゾリン又はカプロラクトンタ
イプのモノマーのような開環に伴うモノマーから選択可
能である。
本発明によれば、ポリシロキサン含有モノマーでグラ
フト化した非シリコーン有機骨格を含有するポリマーは
当業者に既知の任意の手段に伴って、特に(i)ポリシ
ロキサン鎖上で正しく官能化されている出発ポリシロキ
サンマクロマーと(ii)上記シリコーンが有する官能基
(単数又は複数)と反応して共有結合を形成し得る官能
基で自体正しく官能化されている1以上の非シリコーン
有機化合物との間の反応によって得られ;このような反
応の古典的な例はシリコーンの1方の末端にあるビニル
基と主鎖中にエチレン性不飽和を含有するモノマーの二
重結合との間のラジカル反応である。
本発明によれば、ポリシロキサンを含有するモノマー
でグラフト化した非シリコーン有機骨格を含有するポリ
マーはより好ましくは、米国特許第4,693,935号、第4,7
28,571号及び第4,972,037号並びに特許出願EP−A−0,4
12,704、EP−A−0,412,707、EP−A−0,640,105及びWO
95/00578に記載されているものから選択される。これ
らはエチレン性不飽和含有モノマーと末端ビニル基含有
シリコーンマクロマーで出発するラジカル重合によって
得られるコポリマー、或いは官能化した基を含むポリオ
レフィンとこの官能化した基と反応する末端官能基を有
しているポリシロキサンマクロマーとの反応によって得
られるコポリマーである。
本発明を実施するのに適しているシリコーンポリマー
の1つの特別なファミリーは: a)ラジカル経路で重合可能なエチレン性不飽和を含有
する親油性低極性の少なくとも1つの親油性モノマー
(A)を、0から98重量%まで; b)(A)タイプのモノマー(単数又は複数)と共重合
可能なエチレン性不飽和を含有する少なくとも1つの極
性親水性モノマー(B)を、0から98重量%まで; c)一般式: X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、 Xはモノマー(A)及び(B)と共重合可能なビニル
基を示し; Yは2価の結合基を示し; Rは水素、C1〜C6アルキル若しくはアルコキシ又はC6
〜C12アリールを示し; Zは、少なくとも500の数平均分子量を有する1価の
ポリシロキサン単位を示し; nは0又は1であり、mは1から3までの範囲の整数
である) を有する少なくとも1つのポリシロキサンマクロマー
(C)を、0.01から50重量%まで; 含むシリコーングラフト化コポリマーからなってお
り、この場合に、上記のパーセントはモノマー(A)、
(B)及び(C)の総重量に対して計算される。
これらのポリマーは、米国特許第4,693,935号、第4,7
28,571号及び第4,972,037号並びに特許出願EP−A−0,4
12,704、EP−A−0,412,707及びEP−A−0,640,105中
に、それらの製造方法と共に記載されている。これらの
ポリマーは、好ましくは10,000から2,000,000までの範
囲の数平均分子量及び好ましくは少なくとも−20℃のガ
ラス転移温度Tg又は結晶融点Tmを有している。
親油性モノマー(A)の例としては、C1〜C18アルコ
ールのアクリル又はメタクリル酸エステル;スチレン;
ポリスチレンマクロマー;ビニル=アセテート;ビニル
=プロピオネート;α−メチルスチレン;tert−ブチル
スチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレ
ン;プロピレン;ビニルトルエン;1,1−ジヒドロパーフ
ルオロアルカノール又はその同族体のアクリル又はメタ
クリル酸エステル;ω−ヒドリドフルオロアルカノール
のアクリル又はメタクリル酸エステル;フルオロアルキ
ルスルホアミドアルコールのアクリル又はメタクリル酸
エステル;フルオロアルキルアルコールのアクリル又は
メタクリル酸エステル;フルオロエーテルアルコールの
アクリル又はメタクリル酸エステル;或いはこれらの混
合物を挙げることができる。
好ましいモノマー(A)はn−ブチル=メタクリレー
ト、イソブチル=メタクリレート、tert−ブチル=アク
リレート、tert−ブチル=メタクリレート、2−エチル
ヘキシル=メタクリレート、メチル=メタクリレート、
2−(N−メチルパーフルオロオクタンスルホンアミ
ド)エチル=アクリレート及び2−(N−ブチルパーフ
ルオロオクタンスルホンアミド)エチル=アクリレート
及びこれらの混合物からなる群から選択される。
極性モノマー(B)の例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチル=メタクリレート、第四級化ジメチルアミノ
エチル=メタクリレート、(メタ)アクリルアミド、N
−t−ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイ
ン酸及びその半エステル、ヒドロキシアルキル=(メ
タ)アクリレート、ジアリルジメチルアンモニウムクロ
リド、ビニルピロリドン、ビニルエーテル、マレイミ
ド、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、複素環式ビ
ニル極性化合物、スチレン=スルホネート、アリルアル
コール、ビニルアルコール及びビニルカプロラクタム又
はこれらの混合物を挙げることができる。好ましいモノ
マー(B)はアクリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、第四級化ジ
メチルアミノエチルメタクリレート及びビニルピロリド
ン並びにこれらの混合物からなる群から選択される。
式(I)の好ましいポリシロキサンマクロマー(C)
は下記一般式(II): (式中、 R1は水素又は−COOH(好ましくは水素)であり; R2は水素、メチル又は−CH2COOH(好ましくはメチ
ル)であり; R3はC1〜C6アルキル、アルコキシ若しくはアルキルア
ミノ、C6〜C12アリール又はヒドロキシル(好ましくは
メチル)であり; R4はC1〜C6アルキル、アルコキシ若しくはアルキルア
ミノ、C6〜C12アリール又はヒドロキシル(好ましくは
メチル)であり; qは2から6までの整数(好ましくは3)であり; pは0又は1であり; rは5から700までの整数であり; mは1から3までの整数(好ましくは1)である) に対応するものから選択される。
更に詳細には、式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である)のポ
リシロキサンマクロマーが使用される。
本発明の1つの特別の実施態様は: a)60重量%のtert−ブチル=アクリレート; b)20重量%のアクリル酸; c)20重量%の式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である)のシ
リコーンマクロマー; からなるモノマー混合物(上記重量パーセントはモノマ
ーの総重量に対して計算される)で出発するラジカル重
合によって得られるコポリマーを使用するものである。
本発明のもう1つの特別の実施態様は: a)80重量%のtert−ブチル=アクリレート; b)20重量%の式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である)のシ
リコーンマクロマー; からなるモノマー混合物(上記重量パーセントはモノ
マーの総重量に対して計算される)で出発するラジカル
重合によって得られるコポリマーを使用するものであ
る。
本発明を実施するのに適している、非シリコーン有機
骨格を含有するグラフト化シリコーンポリマーのもう1
つの特別のファミリーは、末端反応性官能基を有するポ
リシロキサンマクロマーと、このポリシロキサンマクロ
マーの末端官能基と反応してポリオレフィン主鎖へのシ
リコーンのグラフト化を可能にする共有結合を形成させ
得る反応性基を含有するポリオレフィンタイプのポリマ
ーとの反応性押出しによって得られるシリコーングラフ
ト化コポリマーからなっている。
これらのポリマーは、特許出願WO 95/00578中に、そ
れらの製造方法と共に記載されている。
反応性ポリオレフィンは好ましくは、ポリシロキサン
マクロマーの末端官能基と反応し得る反応性官能基を含
有するポリエチレン又は、プロピレン、スチレン、アル
キルスチレン、ブチレン、ブタジエン、(メタ)アクリ
レート、ビニルエステル若しくは等価物のようなエチレ
ン由来モノマーのポリマーから選択される。これらは更
に詳細には、エチレン又はエチレン誘導体と、(メタ)
アクリル酸のようなカルボキシル官能基を含有するモノ
マー;無水マレイン酸のような酸無水物官能基を含有す
るモノマー;(メタ)アクリロイルクロリドのような酸
塩化物官能基を含有するモノマー;(メタ)アクリル酸
エステルのようなエステル官能基を含有するモノマー;
イソシアネート官能基を含有するモノマーから選択され
るモノマーとのコポリマーから選択される。
シリコーンマクロマーは好ましくは、ポリシロキサン
鎖の末端に又は該鎖の末端近くにアルコール、チオー
ル、エポキシ基並びに第一級及び第二級アミンからなる
群から選択される官能化された基を含有するポリシロキ
サンから選択され、更に詳細には一般式: T−(CH2−Si−[(O−SiR5R6−R7(I
II) (式中、TはNH2、NHR'、エポキシ、OH又はSH官能基か
らなる群から選択され;R5、R6、R7及びR'は独立してC1
〜C6アルキル、フェニル、ベンジル、C6〜C12アルキル
フェニル又は水素を示し;sは2から100までの数であり;
tは0から1000までの数であり、yは1から3までの数
である) に対応するものから選択される。これらは好ましくは
5000から300,000まで、更に好ましくは8000から200,000
まで、更に詳細には9000から40,000までの範囲の数平均
分子量を有している。
本発明によれば、非シリコーン有機モノマーでグラフ
ト化したポリシロキサン骨格を含有するグラフト化シリ
コーンポリマー(単数又は複数)はシリコーン(又はポ
リシロキサン(三Si−O−))主鎖を含んでおり、該
主鎖上に、主鎖内に並びに、任意に、少なくとも1つの
主鎖末端に、シリコーンを含有していない少なくとも1
個の有機基がグラフト化されている。
本発明によれば、非シリコーン有機モノマーでグラフ
ト化したポリシロキサン骨格を含有するポリマーは市販
されている製品であってもよく、或いは当業者に既知の
任意の手段に従って、特に(i)1以上のシリコン原子
上で正しく官能化されている出発シリコーンと(ii)上
記シリコーンが有する官能基(単数又は複数)と反応し
得る官能基で自体正しく官能化されている非シリコーン
有機化合物との間で反応して共有結合を形成することに
よって得られ;このような反応の古典的な例は、三Si−
H基とビニル基CH2=CH−間のヒドロシリル化反応、或
いはチオ官能基−SHと上記ビニル基との間の反応であ
る。
本発明を実施するのに適している、非シリコーン有機
モノマーを含有してグラフト化したポリシロキサン骨格
を有するポリマーの例、並びにそれらの特定の製造態様
は、特に特許出願EP−A−0,582,152、WO 93/23009及び
WO 95/03776中に記載されており、これらの教示は全体
として本明細書の説明中に参照として含めるが、これら
に限定されるものではない。
本発明の特に好ましい実施態様によれば、使用され
る、非シリコーン有機モノマーでグラフト化したポリシ
ロキサン骨格を含有するシリコーンポリマーは、一方で
は、エチレン性不飽和を有する少なくとも1つの非シリ
コーンアニオン有機モノマー及び/又はエチレン性不飽
和を有する非シリコーン疎水性有機モノマーと、他方で
は、鎖中に少なくとも1つの、好ましくは幾つかの、上
記非シリコーンモノマーのエチレン性不飽和と反応して
共有結合を形成し得る官能基、特にチオ官能基を有する
シリコーンとの間のラジカル共重合の結果を含む。
本発明によれば、エチレン性不飽和を含有する上記ア
ニオンモノマーは好ましくは、任意に部分的に又は全体
的に中和された塩の形態の線状又は分枝の不飽和カルボ
ン酸から単独で又は混合物として選択され、更に詳細に
は、この(これらの)カルボン酸はアクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フ
マル酸及びクロトン酸であることができる。適当な塩
は、特に、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びア
ンモニウム塩である。最終的なグラフト化シリコーンポ
リマーでは、不飽和カルボン酸タイプの少なくとも1つ
のアニオンモノマーのラジカル(ホモ)重合化の結果を
含むアニオン性有機基は、反応後、塩基(水酸化ナトリ
ウム、アンモニア水等)でその後に中和して塩の形態に
することができることも同様に認められよう。
本発明によれば、エチレン性不飽和を含有する疎水性
モノマーは好ましくは、アルカノールのアクリル酸エス
テル及び/又はアルカノールのメタクリル酸エステルか
ら単独で又は混合物として選択される。アルカノールは
好ましくはC1〜C18、更に詳細にはC1〜C12である。好ま
しいモノマーはイソオクチル=(メタ)アクリレート、
イソノニル=(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル=(メタ)アクリレート、ラウリル=(メタ)アクリ
レート、イソペンチル=(メタ)アクリレート、n−ブ
チル=(メタ)アクリレート、イソブチル=(メタ)ア
クリレート、メチル=(メタ)アクリレート、tert−ブ
チル=(メタ)アクリレート、トリデシル=(メタ)ア
クリレート及びステアリル=(メタ)アクリレート又は
これらの混合物からなる群から選択される。
本発明を実施するのに特に適している非シリコーン有
機モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を含有
するシリコーンポリマーの1つのファミリーは、構造内
に下記式(IV): (式中、基G1は同一又は異なっていてもよく、水素又は
C1〜C10アルキル基、或いはフェニル基を表わし;基G2
は同一又は異なっていることができ、C1〜C10アルキレ
ン基を表わし;G3は、エチレン性不飽和を含有する少な
くとも1つのアニオンモノマーの(ホモ)重合から得ら
れるポリマー残基を表わし;G4は、エチレン性不飽和を
含有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)重
合から得られるポリマー残基を表わし;mとnは0又は1
であり;aは0から50までの範囲の整数であり;bは10から
350の間であることができる整数であり、cは0から50
までの範囲の整数である;但し、パラメーターa及びc
のうちの1つは0以外である) の構造を含有するシリコーンポリマーからなってい
る。
好ましくは、上記式(IV)の単位は次の特徴のうち少
なくとも1つを、更に一層好ましくは全てを有してい
る: −基G1はアルキル基、好ましくはメチル基を示し; −nは0ではなく、基G2は2価のC1〜C3基、好ましくは
プロピレン基を表わし; −G3はエチレン性不飽和を含有するカルボン酸タイプの
少なくとも1つのモノマー、好ましくはアクリル酸及び
/又はメタクリル酸の(ホモ)重合から得られるポリマ
ー基を表わし; −G4はC1〜C10アルキル=(メタ)アクリレートタイ
プ、好ましくはイソブチル又はメチル=(メタ)アクリ
レートタイプの少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重
合から得られるポリマー基を表わす。
式(IV)に対応するシリコーンポリマーの例は、特
に、チオプロピレンタイプの連結鎖を介してポリ(メ
タ)アクリル酸タイプとポリメチル=(メタ)アクリレ
ートタイプの混合ポリマー単位がグラフト化しているポ
リジメチルシロキサン(PDMS)である。
式(IV)に対応するシリコーンポリマーの他の例は、
チオプロピレンタイプの連結鎖を介してポリイソブチル
=(メタ)アクリレートタイプのポリマー単位がグラフ
ト化しているポリジメチルシロキサン(PDMS)である。
好ましくは、非シリコーン有機モノマーでグラフト化
したポリシロキサン骨格を含有する本発明のシリコーン
ポリマーの数平均分子量は概ね10,000から1,000,000ま
で、更に一層好ましくは概ね10,000から100,000までの
範囲である。
本発明によるグラフト化シリコーンポリマーは、組成
物の総重量に対して好ましくは0.01から20重量%までの
範囲の量で使用される。更に好ましくは、この量は0.1
から15重量%まで、更に一層詳細には0.5から10重量%
までの範囲である。
本発明において使用される、繰り返し単位として線状
ポリシロキサン/ポリオキシアルキレンブロックを有す
るブロックコポリマーは好ましくは: −式: ([Y(R2SiO)aR'2SiYO][(CnH2nO)])
(V) (式中、 − RおよびR'は、同一でも異なっていてもよく、脂肪
族不飽和を含有しない1価の炭化水素基を示し、 − nは2から4までの整数であり、 − aは5以上の整数であり、好ましくは5から200ま
で、さらに好ましくは5から100までの整数であり、 − bは4以上の整数であり、好ましくは4から200ま
で、さらに好ましくは5から100までの整数であり、 − cは4以上の整数であり、好ましくは4から1000ま
で、さらに好ましくは5から300までの整数であり、 − Yは酸素原子を介してポリオキシアルキレンブロッ
クに、および、炭素−シリコン結合を介して隣接するシ
リコン原子に結合する2価の有機基を示し、 − 各シロキサンブロックの平均分子量は、約400から
約10000までの間であり、各ポリオキシアルキレンブロ
ックの平均分子量は、約300から約10000までの間であ
り、 − シロキサンブロックは、ブロックコポリマーの重量
の約10%から約95%まで存在し、 − ブロックコポリマーの平均分子量は少なくとも300
0、好ましくは5000から1000000、さらに好ましくは1000
0から200000までである、 で表わされる。
前記RおよびR'は好ましくは、アルキル基、たとえば
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、オクチル、デシル、およびドデシル、アリール基、
たとえばフェニル、およびナフチル、アラルキル基、た
とえばベンジル、およびフェニルエチル、およびトリ
ル、キシリル、および、シクロヘキシル基を含む群から
選択される。
Yは、−R"−、−R"−CO−、−R"−NHCO−、−R"−NH
−CO−NH−R"'NHCO、および−R"−OCONH−R"'−NHCO−
(式中、R"は2価のアルキレン基、たとえばエチレン、
プロピレン、またはブチレン基を示し、R"'は、2価の
アルキレン基、または2価のアリーレン基、たとえば−
C6H4−、−C6H4−C6H4−、−C6H4−CH2−C6H4−、また
は−C6H4−CH(CH3−C6H4−基である。
より好ましくは、Yは、2価のアルキレン基、特に−
CH2−CH2−CH2−基またはC4H8基を示す。
本発明において使用されるブロックコポリマーの調製
は、欧州特許出願、EP0492657Alに記載されており、こ
こに該教示を参照して組み入れる。
本発明による好ましい線状ポリシロキサン/ポリオキ
シアルキレンブロックコポリマーは、式: [C4H8O(CnH2nO)(CmH2mO)−C4H8−SiMe2O(SiMe2O)aSiMe2 (VI) (式中、Meはメチル基を示し、nおよびmは2から4の
整数、aは4以上の整数、好ましくは5から200までの
整数、bおよびdは0以上の整数、好ましくは4から20
0までの整数を示し、b+dは4以上、好ましくは4か
ら200であって、cは4以上の数、好ましくは4から100
0の数を示す) で表わされるものから選択される。
これらのコポリマーの内、式: [−(SiMe2O)xSiMe2−C4H8O−(C2H4O)−(C3H6O)−C4H8−](VII) (式中、xは5から15の数、yは15から30の数、zは20
から40の数を示す) で表わされる繰り返し単位を有するものが好ましくは
使用される。
これらのポリマーのうち、シロキサン/ポリオキシア
ルキレン重量比が約20であり、ポリオキシエチレン/ポ
リオキシプロピレン重量比が約65/35であるものが特に
使用される。
式(VI)の繰り返し単位を有し、シロキサン/ポリオ
キシアルキレン重量比が約75であり、ポリオキシエチレ
ン/ポリオキシプロピレン重量比が約50/50であるポリ
マー、シロキサン/ポリオキシアルキレン重量比が約35
であり、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン重
量比が約100/0であるポリマー、および、シロキサン/
ポリオキシアルキレン重量比が約30であり、ポリオキシ
エチレン/ポリオキシプロピレン重量比が約0/100であ
るポリマーを選択可能である。
本発明の好ましい実施態様によれば、該ブロックコポ
リマーは、以下のものから選択される。
[[(CH32SiO]41(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)18− (C3H6O)33CH2CH(CH3)CH216.1 [[(CH32SiO]31(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)20− (C3H6O)29CH2CH(CH3)CH213.3 [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)20− (C3H6O)29CH2CH(CH3)CH226.3 [[(CH32SiO]16(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)18− (C3H6O)20CH2CH(CH3)CH221.5 [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)− CH2CH(CH3)CH24.8 該線状ブロックコポリマーは、組成物の総重量に対し
て0.01から20重量%まで、好ましくは0.1から15重量%
まで、更に好ましくは0.5から10重量%までの範囲の量
で、好ましくは使用される。
本発明の好ましい実施態様によれば、該組成物はま
た、溶解形態または分散形態の、ポリマー、好ましくは
非シリコーンアニオンまたは両性ポリマーを含有する。
化粧品として又は皮膚用に許容可能な媒体は好ましく
は水又は水と化粧品に許容可能な溶媒、例えばモノアル
コール、ポリアルコール、グリコールエーテル若しくは
脂肪酸エステルの混合物からなっており、これら溶媒は
単独で又は混合物として使用可能である。
更に詳細には、エタノールやイソプロパノールのよう
な低級アルコール、ジエチレングリコールのようなポリ
アルコール、グリコールエーテル、グリコールアルキル
エーテル又はジエチレングリコールアルキルエーテルを
挙げることができる。
本発明によるグラフト化シリコーンポリマーは化粧品
として許容可能な上記の媒体中に溶解するか又は粒子の
水性分散液の形態で使用可能である。
本発明の組成物は、濃厚化剤、脂肪酸エステル、グリ
セリンの脂肪酸エステル、シリコーン、界面活性剤、芳
香剤、防腐剤、サンスクリーン剤、タンパク質、ビタミ
ン、植物、動物、鉱物若しくは合成油、又は化粧品分野
で慣用的に使用される他の任意の添加剤から選択される
少なくとも1つの添加剤を含有することもできる。
これらの添加剤は本発明による組成物中に、組成物の
総重量に対して0から20重量%までの範囲であることが
できる割合で存在している。各添加剤の正確な量はその
性質に依存し、当業者によって容易に決定される。
言うまでもなく、当業者は、本発明による組成物と本
質的に関係のある有利な特性が、予定された添加によっ
て不都合な影響を受けないか又は実質的に受けないよう
に、本発明の組成物に添加すべき最適の化合物(単数又
は複数)を選択するように留意するであろう。
本発明による組成物はゲル、乳液、クリーム、比較的
濃厚なローション又はムースの形態であることができ
る。
本発明の組成物は、特に、ケラチン物質、例えば髪を
洗い、ケアし、整え、スタイルを維持し又は造形する、
すすぎ落とし又は残置製品として使用される。
これらの組成物は更に詳細には、ヘアセットローショ
ン、ブロー乾燥ローション、定着用組成物(ヘアースプ
レー類)及びスタイリング組成物のようなスタイリング
製品である。これらのローションは、上記組成物を確実
に気化形態又はムース形態で適用するために、種々の形
態で、特に気化器、ポンプ型ディスペンサー瓶又はエア
ゾール容器に詰めることができる。このようなパッケー
ジ形態は、例えば、髪を定着するか又は扱うためにスプ
レー、ヘアースプレー又はムースが所望される場合であ
る。
これらの組成物は、シャンプー剤、髪をシャンプー、
ヘアダイ、ヘアブリーチ、パーマネント又は髪をストレ
ートにする前又は後に適用される、すすぎ落とし又は残
置組成物であることもできる。
ヘアースプレー又はエアゾールムースを得るために本
発明による組成物をエアゾール形態で詰める場合、n−
ブタン、プロパン、イソブタン、ペンタン、クロロ及び
/又はフルオロ炭化水素、並びにこれらの混合物のよう
な揮発性の炭化水素から選択可能である少なくとも1つ
の推進剤を含む。圧縮二酸化炭素、一酸化二窒素、ジメ
チルエーテル、窒素又は空気及びこれらの混合物を推進
剤として使用することもできる。
本発明のもう1つの主題は、ケラチン物質、例えば髪
のトリートメント方法であり、これは上記で特定した組
成物を髪に適用し、その後任意に水ですすぐことを含
む。
本発明を以下の実施例によって更に十分に説明する
が、これら実施例は本発明を限定するものではない。以
下の文では、AMは活性物質を意味する。
実施例1 ポンプディスペンサーボトルにパッケージされた次の
組成のヘアケアスプレーを調製した: −揮発性環状シリコーン中に溶解した3−プロピルチオ
ポリイソブチル=メタクリラート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマー 4gAM − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O− (C2H4O)−(C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 1g − エタノール 合計 100g 実施例2 エアゾールヘアースタイリングスプレー: − 3−プロピルチオポリメチルメタクリル酸基3−プ
ロピルチオポリメチルメタクリラート基を含有するポリ
メチル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化
シリコーンポリマー 5g − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O− (C2H4O)−(C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 1.25g − 特許FR2697160に記載され、調製されたビニル=ア
セテート/クロトン酸/ビニル=4−tert−ブチルベン
ゾエートコポリマー(65/10/25) 2.5g − グラフト化シリコーンポリマーおよび非シリコーン
コポリマーの100%中性化用アミノメチルプロパノール
適量 − エタノール 合成 100g 圧縮プラン: − 上記組成物: 80g − エルフアクイタイン(Elf Aquitaine)社から「エ
アロガズ(Aerogaz)3.2N」の名称で販売されているn
−ブタン、イソブタン及びプロパン(23/55/22)の三元
混合物 5g − 1,1−ジフルオロエタン(ソルベイ(Solvay)社か
らのソルカン(Solkane)152A) 15g 実施例3 次の組成のヘアケアムースを調製した: − 3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピ
ルチオポリメチルメタクリレート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマー 3.3g − 前記シリコーンポリマーを100%中性化するための
アミノメチルプロパノール 適量 − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O− (C2H4O)−(C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 2.2g − エタノール 9.7g − 脱ミネラル水 合計 100g 圧縮プラン: − 上記組成物: 90g − エルフアクイタイン(Elf Aquitaine)社から「エ
アロガズ(Aerogaz)3.2N」の名称で販売されているn
−ブタン、イソブタン及びプロパン(23/55/22)の三元
混合物 10g 実施例4 次の組成のスタイリングゲルを調製した: − モノマーの総重量に対して: a)60重量%のtert−ブチル=アクリレート; b)20重量%のアクリル酸; c)20重量%の式: (式中、nはポリマーの数平均分子量が約9000−12000
であるように選択された数である)のシリコーンマクロ
マー; からなるコポリマー 8g − 前記シリコーンポリマーの100%中性化用アミノメ
チルプロパノール 適量 − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O(C2H4O)− (C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 2g − 脱ミネラル水 40g − エタノール 合計 100g 実施例5 次の組成のシャンプーを調製した: − 3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピ
ルチオポリメチルメタクリレート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマー 2g − アルブライトアンドウイルソン(Albright and W
ilson)社からエンピコール(Empicol)ESB3/FLの名称
で販売されている、28%AM含有水溶液としての、2.2モ
ルのエチレンオキシドでオキシエチレン化したラウリル
(C12/C14 70/30)エーテル硫酸ナトリウム 12gAM − 28%AM含有水溶液中のココイルベタイン 2gAM − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O(C2H4O)− (C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 0.5g − 香料、金属イオン封止剤、防腐剤 − 水 合計 100g pHは塩酸を添加することによって5.8に調節した。
実施例6 次の組成の濯ぎ落すタイプのコンディショナーを調製
した: − セチルステアリルアルコールおよび33モルのエチレ
ンオキシドでオキシエチレン化したセチルステアリルア
ルコールの混合物(重量 80/20) 2g − 揮発性環状シリコーン中に溶解した3−プロピルチ
オポリイソブチル=メタクリラート基を含有するポリメ
チル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シ
リコーンポリマー 2g − カチナル(Catinal)DC80(トーホー(Toho)社)
の商品名で販売されている、水/イソプロパノール混合
物(15/85)中の88%AM含有の塩化ベヘニルトリメチル
アンモニウム 2gAM − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O(C2H4O)− (C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー 0.5g − 香料、防腐剤 − 水 合計 100g pHは塩酸を添加することによって5に調節した。
比較 I 定着力 以下の3つの製剤A、B、およびCによって得られた
定着力を研究し、比較した。
組成物A(従来技術) − 3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピ
ルチオポリメチルメタクリレート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマーP1(10%水溶液) 5gAM − トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(可
塑剤) 0.5g − 前記グラフト化シリコーンポリマーの100%中性化
用アミノメチルプロパノール 適量 − 98.5%エタノール 合計 100g 組成物B(本発明) − 3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピ
ルチオポリメチルメタクリレート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマーP1(10%水溶液) 5gAM − 式: [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2O(C2H4O)− (C3H6O)zCH2CH(CH3)CH2 (式中、x=9から11、y=18から25、z=28から35、
およびnは、エタノール中の10%のポリマー溶液の粘度
が約50mPa.sであるような数である) で表わされるブロックコポリマー(P2) 1g − トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(可
塑剤) 0.5g − 前記グラフト化シリコーンポリマーの100%中性化
用アミノメチルプロパノール 適量 − 98.5%エタノール 合計 100g 組成物C(従来技術) − 3−プロピルチオポリメタクリル酸基と3−プロピ
ルチオポリメチルメタクリレート基を含有するポリメチ
ル/メチルシロキサン構造の式(IV)のグラフト化シリ
コーンポリマーP1(10%水溶液) 5gAM − トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(可
塑剤) 0.5g − 前記グラフト化シリコーンポリマーの100%中性化
用アミノメチルプロパノール 適量 − ローン−プーレンク(Rhone−Poulenc)社からミラ
シル(Mirasil)DMCOの商品名で販売されているジメチ
コーンポリオール 1g − 98.5%エタノール 合計 100g 方法 ヘアースプレーによって髪と髪との間に形成された結
合強度を測定するためのテストを、文献:R.Randall Wi
ckett,John A.Sramek and Cynthia M.Trobaugh,J.S
oc.Cosmet.Chem.43,169−178(May/June1992)に記載の
方法の原理にしたがって行う。
髪の1房を各テスト製剤に用いる。髪の房を円柱形サ
ポートを用いて約2cmの直径のループにする。このよう
にループにした髪を製剤中に浸し、条件(20℃および50
%湿度)下、乾燥する。製剤A、B、およびCで定着し
た髪のループをカットする。定着点でつながった髪の2
つの半房が得られる。
定着点のいずれかの側に位置する端部をインストロン
(Instron)タイプのマシーンの2つのあご部(jaw)の
各々に定着し、髪の半房にかけられた張力(N:Newton
s)を測定する。
組成物A、B、およびCによって形成され、髪の2つ
の半房を結合する定着点をせん断するのに必要な(組成
物A、B、およびCに特異的な)平均力(10回テストの
平均である)、FA、FB、およびFCを測定する。
グラフト化シリコーンポリマーP1単独(組成物A)に
対しての、または、P1とポリオキシアルキレン化シリコ
ーンの組み合わせ(組成物C)に対しての、ポリマーP1
およびコポリマーP2の組み合わせによって得られた結果
を、以下の式(%表示): (FB−FA/FA)×100または(FB−FC/FC)×100 によって、せん断力の相対変化を測定することによっ
て定める。
結果を以下の表に示す。
本発明による組成物の定着力は、従来技術による組成
物のそれと比較すると、顕著に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−128311(JP,A) 特開 平6−92825(JP,A) 特開 平4−211605(JP,A) 欧州特許出願公開412707(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (48)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧品として許容される媒体中に、繰り返
    し単位として線状ポリシロキサン/ポリオキシアルキレ
    ンブロックを有する少なくとも1つのコポリマー、及
    び、ポリシロキサン部分と非シリコーン有機鎖からなる
    部分とを含む少なくとも1つのグラフト化シリコーンポ
    リマーを含有し、前記2つの部分の1つはポリマーの主
    鎖を構成し、他の1つは該主鎖にグラフト化されてお
    り、前記線状ブロックコポリマーが: −式: ([Y(R2SiO)aR'2SiYO][(CnH2nO)]) (式中、 − RおよびR'は、同一でも異なっていてもよく、脂肪
    族不飽和を含有しない1価の炭化水素基を示し、 − nは2から4までの整数であり、 − aは5以上の整数であり、 − bは4以上の整数であり、 − cは4以上の整数であり、 − Yは酸素原子を介してポリオキシアルキレンブロッ
    クに、および、炭素−シリコン結合を介して隣接するシ
    リコン原子に結合する2価の有機基を示し、 − 各シロキサンブロックの平均分子量は、400から100
    00までの間であり、各ポリオキシアルキレンブロックの
    平均分子量は、300から10000までの間であり、 − シロキサンブロックは、ブロックコポリマーの重量
    の10%から95%まで存在し、 − ブロックコポリマーの平均分子量は少なくとも3000
    である、 で表わされることを特徴とするケラチン物質のトリート
    メント用化粧品組成物。
  2. 【請求項2】上記グラフト化シリコーンポリマーが、ポ
    リシロキサンを含有するモノマーでグラフト化した非シ
    リコーン有機骨格を有するポリマー、非シリコーン有機
    モノマーでグラフト化したポリシロキサン骨格を有する
    ポリマー及びこれらの混合物からなる群から選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】組成物が、シリコーンを含有していない有
    機モノマーから形成された有機主鎖からなっており、該
    主鎖において、主鎖内に、任意に主鎖の少なくとも1末
    端に少なくとも1つのポリシロキサンマクロマーがグラ
    フト化されている非シリコーン有機骨格を含有する少な
    くとも1つのグラフト化シリコーンポリマーを含有して
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】グラフト化シリコーンポリマーの主鎖を構
    成する非シリコーン有機モノマーがラジカル経路で重合
    可能なエチレン性不飽和を含有するモノマー、重縮合に
    よって重合可能なモノマー及び開環に係わるモノマーか
    らなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】モノマー(A)、(B)及び(C)の総重
    量に対して、 a)ラジカル経路で重合可能な低極性のエチレン性不飽
    和を含有する低極性の少なくとも1つの親油性モノマー
    (A)を0から98重量%まで; b)(A)タイプのモノマーと共重合可能なエチレン性
    不飽和を含有する少なくとも1つの極性親水性モノマー
    (B)を0から98重量%まで; c)一般式: X(Y)nSi(R)3-mZm (I) (式中、 Xはモノマー(A)及び(B)と共重合可能なビニル基
    を示し; Yは2価の結合基を示し; Rは水素、C1〜C6アルキル若しくはアルコキシ又はC6〜
    C12アリールを示し; Zは少なくとも500の数平均分子量を有する1価のポリ
    シロキサン単位を示し; nは0又は1であり、mは1から3までの範囲の整数で
    ある) の少なくとも1つのポリシロキサンマクロマー(C)を
    0.01から50重量%までを含む少なくとも1つのシリコー
    ングラフト化コポリマーを含有することを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】親油性モノマー(A)が、C1〜C18アルコ
    ールのアクリル又はメタクリル酸エステル;スチレン;
    ポリスチレンマクロマー;ビニル=アセテート;ビニル
    =プロピオネート;α−メチルスチレン;tert−ブチル
    スチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチレ
    ン;プロピレン;ビニルトルエン;1,1−ジヒドロパーフ
    ルオロアルカノール又はそれらの同族体のアクリル又は
    メタクリル酸エステル;ω−ヒドリドフルオロアルカノ
    ールのアクリル又はメタクリル酸エステル;フルオロア
    ルキルスルホアミドアルコールのアクリル又はメタクリ
    ル酸エステル;フルオロアルキルアルコールのアクリル
    又はメタクリル酸エステル;フルオロエーテルアルコー
    ルのアクリル又はメタクリル酸エステル;或いはこれら
    の混合物からなる群から選択されることを特徴とする請
    求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】親油性モノマー(A)が、n−ブチル=メ
    タクリレート、イソブチル=メタクリレート、tert−ブ
    チル=アクリレート、tert−ブチル=メタクリレート、
    2−エチルヘキシル=メタクリレート、メチル=メタク
    リレート、2−(N−メチルパーフルオロオクタンスル
    ホンアミド)エチル=アクリレート、2−(N−ブチル
    パーフルオロオクタンスルホンアミド)エチル=アクリ
    レートおよびこれらの混合物からなる群から選択される
    ことを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】極性モノマー(B)が、アクリル酸、メタ
    クリル酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、ジメチルア
    ミノエチル=メタクリレート、第四級化ジメチルアミノ
    エチル=メタクリレート、(メタ)アクリルアミド、N
    −t−ブチルアクリルアミド、マレイン酸、無水マレイ
    ン酸及びこれらの半エステル、ヒドロキシアルキル=
    (メタ)アクリレート、ジアリルジメチルアンモニウム
    クロリド、ビニルピロリドン、ビニルエーテル、マレイ
    ミド、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、複素環式
    ビニル極性化合物、スチレン=スルホネート、アリルア
    ルコール、ビニルアルコール及びビニルカプロラクタム
    又はこれらの混合物からなる群から選択されることを特
    徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】極性モノマー(B)がアクリル酸、N,N−
    ジメチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチル=メタ
    クリレート、第四級化ジメチルアミノエチル=メタクリ
    レート及びビニルピロリドン並びにこれらの混合物から
    なる群から選択されることを特徴とする請求項8に記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】ポリシロキサンマクロマー(C)が下記
    一般式(II): (式中、 R1は水素又は−COOHであり; R2は水素、メチル又は−CH2COOHであり; R3はC1〜C6アルキル、アルコキシ若しくはアルキルアミ
    ノ、C6〜C12アリール又はヒドロキシルであり; R4はC1〜C6アルキル、アルコキシ若しくはアルキルアミ
    ノ、C6〜C12アリール又はヒドロキシルであり; qは2から6までの整数であり; pは0又は1であり; rは5から700までの整数であり; mは1から3までの整数である) に対応することを特徴とする請求項5から9のいずれか
    1項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】ポリシロキサンマクロマー(C)が次の
    一般式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である) に対応することを特徴とする請求項5から10のいずれか
    1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】組成物が、モノマーの総重量に対して: a)60重量%のtert−ブチル=アクリレート; b)20重量%のアクリル酸; c)20重量%の式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である)のシ
    リコーンマクロマー; からなるモノマー混合物で出発するラジカル重合によっ
    て得られる少なくとも1つのコポリマーを含有すること
    を特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の組
    成物。
  13. 【請求項13】組成物が、モノマーの総重量に対して: a)80重量%のtert−ブチル=アクリレート; b)20重量%の式: (式中、nは5から700までの範囲の整数である)のシ
    リコーンマクロマー; からなるモノマー混合物で出発するラジカル重合によっ
    て得られる少なくとも1つのコポリマーを含有すること
    を特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の組
    成物。
  14. 【請求項14】ポリシロキサンを含有するモノマーでグ
    ラフト化した非シリコーン有機骨格を含有するポリマー
    が10,000から2,000,000までの数平均分子量及び少なく
    とも−20℃のガラス転移温度Tg又は結晶融点Tmを有して
    いることを特徴とする請求項5から13のいずれか1項に
    記載の組成物。
  15. 【請求項15】組成物が、ポリシロキサンを含有するモ
    ノマーでグラフト化した非シリコーン有機骨格を含有す
    る少なくとも1つのポリマーを含有し、前記ポリマー
    は、末端反応性官能基を有するポリシロキサンマクロマ
    ーと該ポリシロキサンマクロマーの反応性末端官能基と
    反応し得る反応性基を含有するポリオレフィンタイプの
    ポリマーとの反応性押出しによってポリオレフィンの主
    鎖へのシリコーンのグラフト化を可能にする共有結合を
    形成させることによって得られることを特徴とする請求
    項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記反応性ポリオレフィンが、前記ポリ
    シロキサンマクロマーの末端官能基と反応し得る反応性
    官能基を含有するポリエチレン又はエチレン由来モノマ
    ーのポリマーからなる群から選択されることを特徴とす
    る請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記反応性ポリオレフィンが、エチレン
    又はエチレン誘導体と、カルボキシル官能基を含有する
    モノマー;酸無水物官能基を含有するモノマー;酸クロ
    リド官能基を含有するモノマー;エステル官能基を含有
    するモノマー;イソシアネート官能基を含有するモノマ
    ーから選択されるモノマーとのコポリマーからなる群か
    ら選択されることを特徴とする請求項15又は16に記載の
    組成物。
  18. 【請求項18】前記ポリシロキサンマクロマーが、ポリ
    シロキサン鎖末端又は該鎖の末端近辺に、アルコール、
    チオール、エポキシ基並びに第一級及び第二級アミンか
    らなる群から選択される官能化された基を含有するポリ
    シロキサンであることを特徴とする請求項15から17のい
    ずれか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】前記ポリシロキサンマクロマーが一般式
    (III): T−(CH2−Si−[(O−SiR5R6−R7 (II
    I) (式中、TはNH2、NHR'、エポキシ、OH又はSH官能基か
    らなる群から選択され;R5、R6、R7及びR'は独立してC1
    〜C6アルキル、フェニル、ベンジル、C6〜C12アルキル
    フェニル又は水素を示し;sは2から100までの数であり;
    tは0から1000までの数であり、yは1から3までの数
    である) に対応するポリシロキサンであることを特徴とする請求
    項15から18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】組成物が、非シリコーン有機モノマーで
    グラフト化したポリシロキサン骨格を含有する少なくと
    も1つのグラフト化シリコーンポリマーを含有し、該組
    成物は主鎖において、主鎖内、並びに、任意に、主鎖の
    少なくとも1末端に、シリコーンを含有していない少な
    くとも1つの有機基がグラフト化されているポリシロキ
    サン主鎖を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の組成物。
  21. 【請求項21】非シリコーン有機モノマーでグラフト化
    したポリシロキサン骨格を含有する前記ポリマーが、一
    方で、エチレン性不飽和を有する少なくとも1つの非シ
    リコーンアニオン有機モノマー及び/又はエチレン性不
    飽和を有する非シリコーン疎水性有機モノマーと、他方
    で、鎖中に少なくとも1つの前記非シリコーンモノマー
    のエチレン性不飽和と反応し得る官能基を有するポリシ
    ロキサンとの間のラジカル共重合によって得られること
    を特徴とする請求項20に記載の組成物。
  22. 【請求項22】エチレン性不飽和を含有する前記アニオ
    ン有機モノマーが、線状又は分枝の不飽和カルボン酸か
    ら単独で又はモノマー混合物の形態で選択されることを
    特徴とする請求項21に記載の組成物。
  23. 【請求項23】エチレン性不飽和を含有する前記アニオ
    ン有機モノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
    ン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸及びクロ
    トン酸又はこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属若
    しくはアンモニウム塩或いはこれらの混合物から単独で
    又はモノマー混合物の形態で選択されることを特徴とす
    る請求項22に記載の組成物。
  24. 【請求項24】エチレン性不飽和を含有する前記疎水性
    有機モノマーが、アルカノールのアクリル酸エステル及
    び/又はメタクリル酸エステルから単独で又はモノマー
    混合物として選択されることを特徴とする請求項22に記
    載の組成物。
  25. 【請求項25】エチレン性不飽和を含有する前記疎水性
    有機モノマーが、イソオクチル=(メタ)アクリレー
    ト、イソノニル=(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
    キシル=(メタ)アクリレート、ラウリル=(メタ)ア
    クリレート、イソペンチル=(メタ)アクリレート、n
    −ブチル=(メタ)アクリレート、イソブチル=(メ
    タ)アクリレート、メチル=(メタ)アクリレート、te
    rt−ブチル=(メタ)アクリレート、トリデシル=(メ
    タ)アクリレート及びステアリル=(メタ)アクリレー
    トからなる群から単独で又はモノマー混合物として選択
    されることを特徴とする請求項24に記載の組成物。
  26. 【請求項26】前記グラフト化シリコーンポリマーがシ
    リコーン主鎖上に、塩の形態で部分的に又は全体的に中
    和されている、不飽和カルボン酸タイプの少なくとも1
    つのアニオンモノマーのラジカル(ホモ)重合によって
    得られるアニオン性の少なくとも1つの有機基を含むこ
    とを特徴とする請求項20から25のいずれか1項に記載の
    組成物。
  27. 【請求項27】前記グラフト化シリコーンポリマーが、
    構造内に下記式(IV): (式中、基G1は同一又は異なっていてもよく、水素又は
    C1〜C10アルキル基、或いはフェニル基を表わし;基G2
    は同一又は異なっていてもよく、C1〜C10アルキレン基
    を表わし;G3は、エチレン性不飽和を含有する少なくと
    も1つのアニオンモノマーの(ホモ)重合から得られる
    ポリマー残基を表わし;G4は、エチレン性不飽和を含有
    する少なくとも1つの疎水性モノマーの(ホモ)重合か
    ら得られるポリマー残基を表わし;m及びnは0又は1で
    あり;aは0から50までの範囲の整数であり;bは10から35
    0の間であることができる整数であり、cは0から50ま
    での範囲の整数である;但し、パラメーターa及びcの
    うちの1つは0以外である) の単位を含有するシリコーンポリマーから選択されるこ
    とを特徴とする請求項20から26のいずれか1項に記載の
    組成物。
  28. 【請求項28】式(IV)の単位が次の特徴: −基G1はC1〜C10アルキル基を示し; −nは0ではなく、基G2は2価のC1〜C3基を表わし; −G3は、エチレン性不飽和を含有するカルボン酸タイプ
    の少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得られ
    るポリマー基を表わし; −G4は、C1〜C10アルキル=(メタ)アクリレートタイ
    プの少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から得ら
    れるポリマー基を表わす; の少なくとも1つを有していることを特徴とする請求項
    27に記載の組成物。
  29. 【請求項29】式(IV)の単位が次の特徴: −基G1はメチル基を示し; −nは0ではなく、基G2はプロピレン基を表わし; −G3は、少なくとも1つのアクリル酸及び/又はメタク
    リル酸の(ホモ)重合から得られるポリマー基を表わ
    し; −G4は、イソブチル又はメチル=(メタ)アクリレート
    タイプの少なくとも1つのモノマーの(ホモ)重合から
    得られるポリマー基を表わす; を同時に有していることを特徴とする請求項27又は28に
    記載の組成物。
  30. 【請求項30】非シリコーン有機モノマーでグラフト化
    したポリシロキサン骨格を含有するポリマーの数平均分
    子量が概ね10,000から1,000,000までの範囲であること
    を特徴とする請求項20から29のいずれか1項に記載の組
    成物。
  31. 【請求項31】前記グラフト化シリコーンポリマーが、
    組成物の総重量に対して0.01から20重量%までの範囲の
    量で使用されることを特徴とする請求項1から30のいず
    れか1項に記載の組成物。
  32. 【請求項32】前記RおよびR'が、メチル、エチル、プ
    ロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシ
    ル、ドデシル、フェニル、ナフチル、ベンジル、フェニ
    ルエチル、トリル、キシリル、および、シクロヘキシル
    基からなる群から選択されることを特徴とする請求項1
    ないし31のいずれか1項に記載の組成物。
  33. 【請求項33】前記Yが、−R"−、−R"−CO−、−R"−
    NHCO−、−R"−NH−CONH−R"'NHCO−、およびR"−OCONH
    −R"'NHCO−(式中、R"はエチレン、プロピレン、また
    はブチレン基を示し、R"'は、−C6H4−、−C6H4−C6H4
    −、−C6H4−CH2−C6H4−、または−C6H4−CH(CH3
    −C6H4−基である)からなる群から選択されることを特
    徴とする請求項1ないし32のいずれか1項に記載の組成
    物。
  34. 【請求項34】前記線状ポリシロキサン/ポリオキシア
    ルキレンブロックコポリマーが、式: [C4H8(CnH2nO)−C4H8−SiMe2O(SiMe2O)aSiMe2 (式中、Meはメチル基を示し、nは2から4の整数、a
    およびbは4以上の整数、cは4以上の数を示す) で表わされるものから選択されることを特徴とする請求
    項1から33のいずれか1項に記載の組成物。
  35. 【請求項35】前記線状ポリシロキサン/ポリオキシア
    ルキレンブロックコポリマーが、式: [−(SiMe2O)xSiMe2−C4H8O−(C2H4O)−(C3H6O)−C4H8−] (式中、xは5から15の数、yは15から30の数、zは20
    から40の数を示す) で表わされる繰り返し単位を有することを特徴とする請
    求項34に記載の組成物。
  36. 【請求項36】前記ブロックコポリマーが、式: [[(CH32SiO]41(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)18− (C3H6O)33CH2CH(CH3)CH216.1 [[(CH32SiO]31(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)20− (C3H6O)29CH2CH(CH3)CH213.3 [[(CH32SiO9(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)20− (C3H6O)29CH2CH(CH3)CH226.3 [[(CH32SiO]16(CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)18− (C3H6O)20CH2CH(CH3)CH221.5 [[(CH32SiO](CH32SiCH2CH(CH3)CH2−O(C2H4O)− CH2CH(CH3)CH24.8 で表わされる化合物を含む群から選択されることを特徴
    とする請求項1ないし34のいずれか1項に記載の組成
    物。
  37. 【請求項37】前記線状ブロックコポリマーが、組成物
    の総重量に対して0.01から20重量%までの範囲の量で存
    在することを特徴とする請求項1から36のいずれか1項
    に記載の組成物。
  38. 【請求項38】組成物が、濃厚化剤、脂肪酸エステル、
    グリセリンの脂肪酸エステル、シリコーン、界面活性
    剤、芳香剤、防腐剤、サンスクリーン剤、タンパク質、
    ビタミン、ポリマー、植物、動物、鉱物若しくは合成
    油、又は化粧品分野で慣用的に使用される他の任意の添
    加剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤
    も含有していることを特徴とする請求項1から37のいず
    れか1項に記載の組成物。
  39. 【請求項39】組成物が、非シリコーン性アニオンまた
    は両性ポリマーを溶解形態または分散形態で含有するこ
    とを特徴とする請求項1から38のいずれか1項に記載の
    組成物。
  40. 【請求項40】化粧品として許容される媒体が、水又は
    水と化粧品として許容可能な少なくとも1つの溶媒の混
    合物からなることを特徴とする請求項1から39のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  41. 【請求項41】化粧品として許容可能な溶媒が、モノア
    ルコール、ポリアルコール、グリコールエーテル及び脂
    肪酸エステル、並びにこれらの混合物からなる群から選
    択されることを特徴とする請求項40に記載の組成物。
  42. 【請求項42】ケラチン物質が髪であることを特徴とす
    る請求項1から41のいずれか1項に記載の組成物。
  43. 【請求項43】組成物がゲル、乳液、クリーム、比較的
    濃厚なローション又はムース形態であることを特徴とす
    る請求項1から42のいずれか1項に記載の組成物。
  44. 【請求項44】組成物がヘアスタイリング製品であるこ
    とを特徴とする請求項1から43のいずれか1項に記載の
    組成物。
  45. 【請求項45】組成物が、髪をシャンプー、ヘアダイ、
    ヘアブリーチ、パーマネント、又は髪をストレートにす
    る前又は後に適用される、すすぎ落とし又はリーブイン
    ヘア製品、シャンプー剤からなる群から選択されるヘア
    製品であることを特徴とする請求項1から44のいずれか
    1項に記載の組成物。
  46. 【請求項46】組成物が、スプレー、ヘアースプレー又
    はムースを得るために気化器又はポンプ型ディスペンサ
    ー瓶の形態或いはエアゾール容器に詰められることを特
    徴とする請求項1から45のいずれか1項に記載の組成
    物。
  47. 【請求項47】グラフト化シリコーンポリマーが、化粧
    品として許容される媒体中に溶解されているか、また
    は、粒子の水分散液の形態で使用されることを特徴とす
    る請求項1から46のいずれか1項に記載の組成物。
  48. 【請求項48】請求項1から47のいずれか1項によって
    特定された組成物をケラチン物質に適用し、その後任意
    に水ですすぐことを特徴とするケラチン物質の非治療ト
    リートメント方法。
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