JP3322434B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP3322434B2 JP09325293A JP9325293A JP3322434B2 JP 3322434 B2 JP3322434 B2 JP 3322434B2 JP 09325293 A JP09325293 A JP 09325293A JP 9325293 A JP9325293 A JP 9325293A JP 3322434 B2 JP3322434 B2 JP 3322434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房内に発生する生ご
み(厨芥)を、球菌、桿菌等の微生物の活動により分解
処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭、飲食店等の厨房内において日
々発生する厨芥は、これを放置した場合、腐敗による悪
臭の発生及び病害虫の繁殖を招来し、厨房の衛生環境を
悪化させることから、速やかにしかも衛生的に処理する
必要がある。
【0003】従来の厨芥処理は、一般的には、流し台の
排水口に設置した水切りかごに排水と共に投入される厨
芥を捕捉し、適宜に取り出して他のごみと共に廃棄する
方法により行われている。ところがこの方法において
は、水切りかご内に捕捉された厨芥の腐敗を防ぎ、厨房
内の衛生環境を良好に維持するために、捕捉厨芥の取り
出し及び廃棄を頻繁に行う必要があり、この取り出しの
都度、捕捉厨芥のビニール袋への詰め替え、水切りかご
の洗浄等、煩雑さを伴う二次的な作業を強いられるとい
う問題がある。
【0004】また、欧米諸国においては、流し台の排水
口に厨芥粉砕機(ディスポーザ)を連設し、厨芥を粉砕
して排水と共に公共下水道に廃棄する方法が広く採用さ
れている。ところが、雨水との合流式下水道が多い我が
国においては、越流水の流れ込みにより河川,湖沼等の
自然水域の汚濁が進行し、富栄養化現象が発生する虞が
あること等の理由により、公共下水道への廃棄水中の浮
遊物質量(SS)及び生物科学的酸素要求量(BOD)
が厳しく規制されており、粉砕された厨芥を含有し濃い
液状を呈するディスポーザからの排水は前記規制を満た
し得ず、この種の厨芥処理は禁止されているのが実状で
ある。
【0005】以上の如き難点を解消する厨芥処理の一方
法として、微生物の活動を利用して厨芥を分解処理する
方法があり、この方法による厨芥処理装置として、従来
からコンポスターが知られている。コンポスターは、一
側の開口に蓋板を備えた筒状体であり、他側を下向きと
して土中に適長埋め込んで用いられ、蓋板を開放して内
部に厨芥を投入し、蓋板を閉止した状態で放置して、投
入された厨芥を微生物(土壌菌)の活動により堆肥化す
るものである。
【0006】このように行われる厨芥処理は、厨芥の廃
棄のための二次的な作業が不要である上、ごみ焼却場、
下水処理場での処理負荷の増大、自然水域の汚染等の不
都合を招来する虞がなく、環境保全の観点からも望まし
いものである。ところがコンポスターは、前述した使用
に際して埋め込みのための土の存在が前提となる上、内
部における厨芥の堆肥化が極めて緩やかに生じ、この間
に発生する異臭が周囲に漏れ出す虞があって、マンショ
ン、アパート等の集合住宅の多い都市圏での使用に適さ
ないという問題がある。
【0007】この問題を解消すべく本願出願人は、微生
物による厨芥の分解を利用し、都市圏での使用を可能と
した厨芥処理装置を既に提案している。これは、適宜の
内容積を有する中空の容器(処理槽)の内部に、おが屑
等の木質細片、もみがら、米糠、土等、微生物の培養に
適した処理媒質を収納すると共に、該処理槽の上部に厨
芥投入口を、底部に排水口を夫々設けた単純な構成を有
する装置である。処理槽の内部には、微生物の繁殖に適
した環境(温度,湿度等)が維持されており、厨芥投入
口から投入された厨芥は、これらと共に導入されて処理
媒質中にて繁殖する微生物(球菌及び桿菌)の活動によ
り水(H2 O)と炭酸ガス(CO2 )とに分解処理され
る。また前記処理槽は、内部の処理媒質を攪拌するため
の攪拌手段と、投入された厨芥を破砕する破砕手段とを
備えており、これらが厨芥の投入時に動作し、該厨芥を
破砕しつつ処理媒質と混ぜ合わせるようになしてあり、
前記分解処理のための所要時間の短縮を図っている。
【0008】以上の如き厨芥処理装置は、例えば、流し
台の内部に処理槽を設置し、厨芥投入口を流し台の天板
に連設し、開口位置に蓋板を設けると共に、処理槽底部
の排水口をシンクに連設された排水管の中途に接続して
用いられ、使用者は、日々発生する厨芥を厨芥投入口に
投入する作業を必要とするのみであり、分解の結果生じ
た水は、処理槽底部の排水口から排水管を経て下水に放
出され、同じく炭酸ガスは大気に放出されて、厨芥は完
全に消滅する。また、この消滅までに要する時間は、処
理媒質の選定及び処理槽の内部環境の適正化と、前記攪
拌手段による厨芥と処理媒質の混ぜ合わせ、及び前記破
砕手段による厨芥の破砕とにより、コンポスターにおけ
るそれよりも大幅に短縮でき、環境保全の面から好まし
く衛生的な厨芥処理が、軽微な労力負担により速やかに
達成できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記処理槽
の内部での厨芥の分解処理により生成される水(以下処
理水という)は、処理媒質中を流下して処理槽の底部に
達する間に、処理媒質中に繁殖する微生物、分解中途の
厨芥粒等、各種の有機物を含み、処理槽の底部に達した
処理水は、公共下水道への廃棄水に対する各種の規制を
満たし得ない場合があり、前述した態様、即ち、処理槽
底部に形成した排水口を流し台シンクの排水管に連結
し、前記処理水を下水道に直接放流する態様での使用が
難しい。
【0010】また、前記厨芥処理装置による最大の処理
能力は、処理媒質中における微生物の生息量に依存し、
処理槽の内部環境が適正に保たれている場合、理論上
は、処理槽内部の処理媒質の収納量に略対応する。とこ
ろが、前述の如く、処理媒質中に繁殖している微生物の
一部は、排水口から排出される処理水と共に定常的に失
われることから、実際上の処理能力は理論値よりは小さ
くなり、この処理能力の低下を補完するため処理槽の内
容積を大きくすることが要求される。従って、所望の処
理能力を有する厨芥処理装置を、前述した使用形態、即
ち、流し台の内部に処理槽を設置する形態にて実現しよ
うとする場合、この処理槽が流し台の限定された内容積
の多くを占めることになり、流し台の使い勝手を悪化さ
せるという不都合があった。
【0011】このように従来の厨芥処理装置において
は、処理槽底部の排水口から排出される処理水中に含ま
れる有機物の存在が、下水への放出を制限すると共に、
厨芥処理能力の低下を招来する難点があり、これらのこ
とが、都市圏の一般家庭での利用を妨げる一因となって
いる。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、処理水中に含まれる有機物の除去、及びこの有
機物の再使用を図り、都市圏の一般家庭での利用に適し
た厨芥処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る厨芥処理装
置は、処理媒質を収納する処理槽の内部に投入された厨
芥を前記処理媒質中の微生物の活動により分解処理し、
このとき生成される水を前記処理槽の底部に開口する排
水口を経て排出する厨芥処理装置において、前記排水口
に連設された浄化槽と、該浄化槽内に配設され、排水を
浄化する微生物を培養する浄化媒質と、前記浄化槽で浄
化された処理水を下水へ放出する排水管とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】
【0015】
【作用】本発明においては、処理槽底部の排水口に浄化
槽を連設し、この浄化槽の内部に前記排水口から排出さ
れる処理水を通し、該排水中に含まれる有機物を十分に
除去し、下水への放出を可能とする。
【0016】
【0017】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明に係る厨芥処理装置(以下
本発明装置という)の側断面図である。
【0018】図示の如く本発明装置は、その上部に厨芥
投入口10を備え、また外側下部に受水パン11及び揚水ポ
ンプ8が固着された外箱1の内部に、処理槽2及び浄化
槽9を備えてなる。外箱1は、厨房内に設置される流し
台の一部として構成されており、該外箱1の外側下部の
受水パン11は、これに並設された前記揚水ポンプ8の吸
込側に連通管21を介して接続されている。
【0019】外箱1内部の処理槽2は、合成樹脂、ステ
ンレス鋼等の耐食性材料製の中空容器であり、該処理槽
2の内部には、処理媒質Aが収納されている。この処理
媒質Aは、球菌、桿菌等の微生物の繁殖に適した微生物
培養基材であり、例えば、特公平2-34679号公報「木質
細片による汚泥の微生物処理方法」に開示されている如
く、所定の処理により多孔質化された木質細片を用いれ
ばよい。また処理槽2底面の中央には、外箱1の外側下
部に固着された前記受水パン11に臨ませて排水口20が開
設してある。なおこの排水口20には、前記処理媒質Aの
脱落を防止すべく、パンチングメタル等を用いてなるフ
ィルタ板が張設されている。
【0020】処理槽2内部の中央よりもやや上の位置に
は、略水平な軸心回りに回動自在に攪拌軸40が枢支さ
れ、この攪拌軸40には、軸長方向に適宜の間隔を隔てて
複数枚の攪拌羽根4,4…が、半径方向外向きに突設さ
れている。また処理槽2の内側上部には、モータボック
ス51が設けてあり、該モータボックス51の内部には駆動
モータ5が収納されている。
【0021】駆動モータ5の出力軸と攪拌軸40とは、処
理槽2の一側壁を貫通して同側外部に突出し、これらの
間に巻架された駆動チェーン50により連結してあり、前
記攪拌軸40は、駆動チェーン50を介して駆動モータ5の
駆動力を伝達されて回転し、この回転に伴う攪拌羽根
4,4…の回転により処理槽2内部の処理媒質Aを攪拌
して、後述の如く投入される厨芥と混ぜ合わせるように
なしてある。
【0022】更に処理槽2の内部には、ヒータ6を内蔵
するヒータ管60が、攪拌羽根4,4…の回転域の下側に
位置して略水平に横架されており、このヒータ管60の外
側には、攪拌羽根4,4…の回転域に向けて上方に突き
出す複数の固定刃7,7…が固設してある。これらの固
定刃7,7…は、図示の如く、複数の攪拌羽根4,4…
の間に位置させてあり、攪拌羽根4,4…の回転による
処理媒質Aと厨芥との混ぜ合わせに際し、夫々に接触す
る厨芥を切断して砕片化する作用をなす。
【0023】一方、外箱1内部の前記浄化槽9は、処理
槽2の一側に並設してあり、前記揚水ポンプ8の吐出側
に揚水管22を介して接続され、処理槽2の内部において
後述の如く行われる厨芥処理に伴って受水パン11に排出
される処理水は、連通管21を経て揚水ポンプ8に吸い込
まれ、吐出側の揚水管22を経て浄化槽9に供給されるよ
うになしてある。前記揚水管22の浄化槽9への接続は、
該浄化槽9の内部への流入のみを許容する逆止弁23を介
して行われており、揚水ポンプ8の停止時に、上位置に
ある浄化槽9内部の処理水が、静水圧により揚水ポンプ
8に逆流することを防ぐようになしてある。
【0024】また浄化槽9は、前記揚水管22から離れた
位置の下部に接続された排水管90を介して下水道に連結
してあり、浄化槽9に供給された前記処理水は、該浄化
槽9の内部を通流した後に前記排水管90を経て下水に放
出されるようになしてある。更に浄化槽9は、これの上
部側面に接続された還流管91を介して前記処理槽2の上
部に連結してあり、浄化槽9の内部を通流する処理水の
一部は前記還流管91を経て処理槽2内に戻されるように
なしてある。
【0025】図2は、浄化槽9の拡大断面図である。本
図に示す如く浄化槽9は、内部に固設された複数枚(図
においては3枚)の隔壁板9a,9b,9cにより、揚水管22
の接続位置から排水管90の接続位置に至る長寸の通路を
形成してなる中空の容器であり、夫々の隔壁板9a,9b,
9c間には、活性炭、木屑等を用いてなる浄化媒質Bが充
填されている。
【0026】以上の如く構成された本発明装置の運転
は、上部を覆う蓋板12を開けて厨芥投入口10に厨芥を投
入し、図示しない運転スイッチをオン操作して、前記駆
動モータ5を回転駆動する手順により行われる。
【0027】駆動モータ5の駆動力は、前述の如く、駆
動チェーン50を介して攪拌軸40に伝達され、該攪拌軸40
と共に攪拌羽根4,4…が回転し、処理槽2内に投入さ
れた厨芥は、処理媒質Aと混ぜ合わされ、またこの混ぜ
合わせの間に固定刃7,7…に接触して砕断され、細か
な砕片となって処理媒質A中に分散する。
【0028】この運転は、厨芥投入口10への厨芥の投入
を終えた使用者による運転スイッチのオフ操作に応じ、
駆動モータ5の駆動を所定時間継続した後に終了し、こ
の後本発明装置は、次なる厨芥の投入時まで停止状態を
保って待機する。運転スイッチ81のオフ操作後に駆動モ
ータ5の回転を継続するのは、攪拌羽根4,4…の回転
による処理媒質A中への厨芥の混ぜ合わせと、固定刃
7,7…による厨芥の破砕とを十分に行わせるために必
要なものである。
【0029】処理槽2内部の処理媒質Aは、前述した如
く、微生物の繁殖に適した環境を形成する微生物培養基
材であり、また処理媒質A中の温度は、前記ヒータ6へ
の適宜の通電により微生物の繁殖に適した温度に維持さ
れている。従って、処理槽2に投入されて処理媒質Aと
混ぜ合わされた厨芥の砕片は、該厨芥と共に持ち込まれ
た各種の微生物(球菌及び桿菌)、及び処理媒質A中に
既に繁殖している微生物の活動により、運転停止後の待
機の間に分解処理される。
【0030】この分解処理は、嫌気的な環境下での微生
物の活動により厨芥を腐敗させる過程と、好気的な環境
下での微生物の活動により腐敗した厨芥を水(H2 O)
と炭酸ガス(CO2 )とに分解する過程とを繰り返して
行われ、生成される処理水は、処理媒質Aの層を通過し
て処理層2の底部に達し、前記排水口20を経て受水パン
11に排出され、また炭酸ガスは周辺に排気されて、処理
槽2内部の厨芥は完全に消滅する。なお、前記炭酸ガス
は厨芥の腐敗過程における異臭を含むから、本発明装置
を室内にて用いる場合、適宜の排気手段を設けるのが望
ましい。
【0031】受水パン11に排出される処理水は、処理媒
質A中に繁殖する微生物、分解中途の厨芥粒等、各種の
有機物を含んでいるが、この処理水は、適宜の周期にて
駆動される揚水ポンプ8の動作により揚水管22を経て浄
化槽9に供給され、一部は還流管91を経て処理槽2に還
流し、残りは、浄化槽9の内部を通流した後に排水管90
を経て下水に排出される。
【0032】なお揚水ポンプ8の駆動は、無為な駆動を
防ぐべく、受水パン11及びこれの上部の処理槽2に滞留
する処理水の水位に応じて行う構成とするのがよい。ま
た、揚水管22と浄化槽9との接続部には逆止弁23が介装
されているから、揚水ポンプ8の非駆動時に浄化槽9に
供給された処理水が逆流する虞はない。
【0033】浄化槽9に供給された処理水は、図2に示
す如く、まず、浄化槽9の一側壁と隔壁板9aとの間に形
成された通路を経て上昇し、この時点で処理水の一部
は、前記還流管91を経て処理槽2に戻され、残りの処理
水は、隔壁板9a,9b,9cにより隔絶された通路に沿っ
て、更に下降及び上昇を繰り返しつつ流れ、排水管90の
接続位置に達して排出される。前述の如く、浄化槽9に
供給される処理水は各種の有機物を含むが、これらの有
機物は、隔壁板9a,9b,9c間に充填された浄化媒質Bに
吸着され、また該浄化媒質B中に繁殖する微生物により
分解されて、排水管90への到達前に有効に除去されるか
ら、該排水管90を経ての下水への放出に支障を来す虞は
ない。
【0034】また、還流管91を経て処理槽2に戻される
還流水は、処理水と共に受水パン11に排出される微生物
を含んでおり、これらの微生物は、処理槽2内部の処理
媒質A中にて再度活動し、厨芥の処理能力を高める作用
をなす。
【0035】なお本実施例においては、浄化槽9を処理
槽2の側部に配し、処理槽2から排出される処理水を揚
水ポンプ8によりポンプアップして浄化槽9に供給する
構成としてあるが、処理槽2の下部に十分な余裕がある
場合には、この下部に浄化槽9を配し、該浄化槽9への
処理水の供給を自然流下により行わせる構成としてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明装置において
は、処理槽底部の排水口から排出される処理水を、該排
水口に連設された浄化槽に供給して浄化するから、前記
処理水を下水に支障なく放出でき、限定された容積下で
の厨芥処理能力が向上し、これらのことから、都市圏の
一般家庭での利用に適したものとなる等、本発明は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の側断面図である。
【図2】本発明装置の特徴たる浄化槽の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
2 処理槽 4 攪拌羽根 5 駆動モータ 8 揚水ポンプ 9 浄化槽 10 厨芥投入口 11 受水パン 12 蓋板 20 排水口 40 攪拌軸 50 駆動チェーン 90 排水管 91 還流管 A 処理媒質 B 浄化媒質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 雅彦 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高馬 一豊 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−4084(JP,A) 特開 昭52−122569(JP,A) 特開 昭56−13091(JP,A) 実開 平5−66033(JP,U) 実開 平3−99738(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理媒質を収納する処理槽の内部に投入
    された厨芥を前記処理媒質中の微生物の活動により分解
    処理し、このとき生成される水を前記処理槽の底部に開
    口する排水口を経て排出する厨芥処理装置において、前
    記排水口に連設された浄化槽と、該浄化槽内に配設さ
    れ、排水を浄化する微生物を培養する浄化媒質と、前記
    浄化槽で浄化された処理水を下水へ放出する排水管とを
    具備することを特徴とする厨芥処理装置。
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