JP3321422B2 - 微量の一酸化炭素を除去する方法及び装置 - Google Patents
微量の一酸化炭素を除去する方法及び装置Info
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Description
つ、化石燃料燃焼環境である閉鎖空間において、微量の
一酸化炭素を効率よく除去する方法及び装置に関するも
のである。
て居住する場合、喫煙時や調理機器、ディーゼルエンジ
ン等から微量でも人体に有害な一酸化炭素が発生するた
め、この一酸化炭素を除去することが不可欠である。こ
の場合、喫煙時には、一酸化炭素のほかにタール、ニコ
チン、アセトアルデヒド、アンモニア等の有害成分が発
生し、また、調理機器やディーゼルエンジンからは、一
酸化炭素のほかに塵埃(ダスト)、二酸化イオウ(亜硫
酸ガス)等の有害成分が発生し、閉鎖空間内の空気は、
微量の一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトア
ルデヒド、アンモニア、二酸化イオウ等の有害成分によ
り汚染される。したがって、塵埃、タール、ニコチン、
アセトアルデヒド、アンモニア、二酸化イオウ等の有害
成分の存在下で、微量(50ppm 以下)の一酸化炭素を
効率よく除去する技術が必要となる。
汚染された一酸化炭素含有空気の清浄化技術として、例
えば、特公昭54−22791号公報に示されるよう
に、塵埃、酸性ガスを除去した一酸化炭素含有空気を活
性炭又は活性アルミナ担持塩化パラジウム触媒に通気し
た後、担体付き貴金属触媒により一酸化炭素を気相酸化
する方法が知られている。
は、活性炭等を充填したエアフィルターで室内循環空気
中の亜硫酸ガス、硫黄酸化物、窒素酸化物、アンモニア
及び臭気物質を除去する一次処理ユニットと、この一次
処理ユニットで一次処理された空気の一部を一定温度ま
で加熱する加熱ユニットと、加熱された空気が送り込ま
れ内部にパラジウム−カーボン系又はプラチナ−カーボ
ン系の酸化触媒層を有する酸化反応塔と、この酸化反応
塔からの空気が送り込まれ内部に軽石とソーダライムか
らなる二酸化炭素吸収剤層を有する吸収反応塔とを備え
た一酸化炭素及び高濃度炭酸ガスを除去する空気浄化装
置が記載されている。
は、たばこの煙に含まれるアセトアルデヒドを含有する
被処理空気を吸着剤に接触させて空気中のアセトアルデ
ヒドを吸着剤に吸着させ、ついで、被処理空気を送入し
つつ、アセトアルデヒドを吸着した吸着剤を加熱して吸
着されたアセトアルデヒドを脱着させ、脱着されたアセ
トアルデヒドが混入した被処理空気を加熱された比表面
積50mm2 /g 以上の二酸化マンガンに接触させてアセ
トアルデヒドを接触酸化する空気中の微量のアセトアル
デヒドを除去する方法が記載されている。
2791号公報及び特開昭51−47568号公報に記
載された技術は、市街地や工場地帯の汚染されている大
気を換気として取り入れる場合の空気中の一酸化炭素を
除去する方法又は装置に関するものであり、大気を換気
として取り入れることなく、内部で空気を循環させる閉
鎖空間における微量の一酸化炭素除去に関するものでは
ない。また、上記の特許第2670972号特許公報に
記載された技術は、たばこの煙に起因するアセトアルデ
ヒドを脱着により濃縮させ二酸化マンガンに接触させて
酸化する方法であり、大気を換気として取り入れること
なく、内部で空気を循環させる閉鎖空間内の汚染空気に
含まれる微量の一酸化炭素を除去する方法に関するもの
ではない。
強い一酸化炭素の除去において、閉鎖空間の人間居住環
境における一酸化炭素(数ppm 〜数10ppm )の除去に
対して効率が悪く、必然的に装置の運転消費電力が大き
くなる。とくに、閉鎖空間内の汚染空気が、微量の一酸
化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒド、
アンモニア、二酸化イオウ等を含む場合は、一酸化炭素
以外の物質が一酸化炭素酸化触媒の被毒物質となって一
酸化炭素除去効率が悪く、装置の運転消費電力が大きく
なるという問題がある。
で、本発明の目的は、微量の一酸化炭素、塵埃、ター
ル、ニコチン、アセトアルデヒド、アンモニア、二酸化
イオウを含む閉鎖空間内の汚染空気に含まれる微量の一
酸化炭素を効率よく除去することができ、かつ、装置の
小型化、省電力化を図ることができる方法及び装置を提
供することにある。
めに、本発明の微量の一酸化炭素を除去する方法は、外
部から空気を取り入れることのできない宇宙ステーショ
ン又は水中ビークル内における微量の一酸化炭素(C
O)、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒド、ア
ンモニア、二酸化イオウ(SO2 )を含む汚染空気をフ
ィルターに導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニ
コチンを除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染
空気をアルデヒド等除去用前処理吸着剤に接触させてア
セトアルデヒド、アンモニアを除去した後、二酸化イオ
ウ除去用前処理触媒であるマンガン及び銅の少なくとも
いずれかを担持させたチタニア、アルミナ、シリカ又は
ゼオライトに接触させて二酸化イオウを除去し、つい
で、前処理された汚染空気を加熱部に導入して一酸化炭
素の酸化反応に適する温度に加温した後、加温された汚
染空気を一酸化炭素酸化触媒に接触させて、汚染空気中
の微量の一酸化炭素(CO)を酸化して二酸化炭素(C
O2 )に変えるように構成されている(図1参照)。
る方法は、外部から空気を取り入れることのできない宇
宙ステーション又は水中ビークル内における微量の一酸
化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒド、
アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気をフィルター
に導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニコチンを
除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染空気を二
酸化イオウ除去用前処理触媒であるマンガン及び銅の少
なくともいずれかを担持させたチタニア、アルミナ、シ
リカ又はゼオライトに接触させて二酸化イオウを除去し
た後、アルデヒド等除去用前処理吸着剤に接触させてア
セトアルデヒド、アンモニアを除去し、ついで、前処理
された汚染空気を加熱部に導入して一酸化炭素の酸化反
応に適する温度に加温した後、加温された汚染空気を一
酸化炭素酸化触媒に接触させて、汚染空気中の微量の一
酸化炭素を酸化して二酸化炭素に変えることを特徴とし
ている(図2参照)。
する方法は、外部から空気を取り入れることのできない
宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の一
酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気をフィル
ターに導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニコチ
ンを除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染空気
をアルデヒド等除去用前処理吸着剤と二酸化イオウ除去
用前処理触媒であるマンガン及び銅の少なくともいずれ
かを担持させたチタニア、アルミナ、シリカ又はゼオラ
イトとの混合物に接触させてアセトアルデヒド、アンモ
ニア、二酸化イオウを除去し、ついで、前処理された汚
染空気を加熱部に導入して一酸化炭素の酸化反応に適す
る温度に加温した後、加温された汚染空気を一酸化炭素
酸化触媒に接触させて、汚染空気中の微量の一酸化炭素
を酸化して二酸化炭素に変えることを特徴としている
(図3参照)。
取り入れることのできない宇宙ステーション、水中ビー
クルに用いるのに適している。また、閉鎖空間内の汚染
空気に含まれる微量の一酸化炭素の濃度は、50ppm以
下である。また、加熱部で加温される汚染空気の温度は
20〜80℃の範囲、望ましくは40〜60℃の範囲で
ある。
は、外部から空気を取り入れることのできない宇宙ステ
ーション又は水中ビークル内における微量の一酸化炭
素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒド、アン
モニア、二酸化イオウを含む汚染空気を通過させて汚染
空気中の非ガス成分を除去するためのフィルターと、非
ガス成分が除去された汚染空気を導入してアセトアルデ
ヒド、アンモニアを除去するためのアルデヒド等除去用
前処理吸着剤充填部と、アセトアルデヒド、アンモニア
が除去された汚染空気を導入して二酸化イオウを除去す
るための触媒としてマンガン及び銅の少なくともいずれ
かを担持させたチタニア、アルミナ、シリカ又はゼオラ
イトを充填した二酸化イオウ除去用前処理触媒充填部
と、前処理された汚染空気を導入して一酸化炭素の酸化
反応に適する温度に加温するための加熱部と、加温され
た汚染空気を導入して汚染空気中の一酸化炭素を二酸化
炭素に酸化させるための一酸化炭素酸化触媒充填部と、
汚染空気を上記フィルター及び上記各部に導入して通過
させ、浄化空気を排出するためのファンと、を備えたこ
とを特徴としている(図1参照)。
る装置は、外部から空気を取り入れることのできない宇
宙ステーション又は水中ビークル内における微量の一酸
化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒド、
アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気を通過させて
汚染空気中の非ガス成分を除去するためのフィルター
と、非ガス成分が除去された汚染空気を導入して二酸化
イオウを除去するための触媒としてマンガン及び銅の少
なくともいずれかを担持させたチタニア、アルミナ、シ
リカ又はゼオライトを充填した二酸化イオウ除去用前処
理触媒充填部と、二酸化イオウが除去された汚染空気を
導入してアセトアルデヒド、アンモニアを除去するため
のアルデヒド等除去用前処理吸着剤充填部と、前処理さ
れた汚染空気を導入して一酸化炭素の酸化反応に適する
温度に加温するための加熱部と、加温された汚染空気を
導入して汚染空気中の一酸化炭素を二酸化炭素に酸化さ
せるための一酸化炭素酸化触媒充填部と、汚染空気を上
記フィルター及び上記各部に導入して通過させ、浄化空
気を排出するためのファンと、を備えたことを特徴とし
ている(図2参照)。
置は、上記の装置において、アルデヒド等除去用前処理
吸着剤と二酸化イオウ除去用前処理触媒との混合物の充
填部を設けて、アルデヒド等除去用前処理吸着剤充填部
と二酸化イオウ除去用前処理触媒充填部を1つの前処理
部として構成したものである(図3参照)。これらの装
置において、一酸化炭素酸化触媒充填部をガス流れ方向
に直列に少なくとも2段、すなわち、複数段設けること
が好ましい。複数段設けることにより、一酸化炭素の除
去効率をより向上させることができる。また、複数段設
置することにより、触媒表面へ供給する汚染ガスの流速
を1段目で均一化し、2段目での反応条件を適正化する
ことができる。
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することができる
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態による微
量の一酸化炭素を除去する装置を示している。10は空
気ダクトで、この空気ダクト10は喫煙環境で(たばこ
燃焼雰囲気)、かつ、化石燃料燃焼環境(化石燃料燃焼
雰囲気)、例えばディーゼルエンジンを作動させる環境
の閉鎖空間(図示略)内に設置されている。この空気ダ
クト10内に、上流側から、フィルター12、アルデヒ
ド等除去用前処理吸着剤充填部14、二酸化イオウ除去
用前処理触媒充填部16、加熱部18、一酸化炭素酸化
触媒充填部20a、20b、ファン22が順に設けられ
ている。24は空気ダクトの吸込口、26は空気ダクト
の排出口である。
ィルター単独又は活性炭フェルト又は/及び粒状活性炭
とを組み合わせた粗塵フィルターが用いられる。繊維フ
ィルターとしては、ポリエステル繊維、ポリアミド繊
維、ポリプロピレン繊維などを素材とし、帯電処理をし
たものあるいは処理なしのいずれかが使用され、活性炭
フェルトとしては、比表面積が1000m2/g 以上(ク
ラレケミカル、FT1500)のものが用いられる。加
えて、アンモニア、アセトアルデヒド、SO2 等の阻害
物質を荒取りする粒状活性炭を組み合わせることもあ
る。また、加熱部18としては、例えば、電気ヒーター
として、スレートフィン型ヒーターが用いられる。アル
デヒド等除去用前処理吸着剤としては、例えば、活性
炭、シリカ、シリカゲル、チタニアを挙げることができ
る。また、二酸化イオウ除去用前処理触媒としては、チ
タニア、アルミナ、シリカ、ゼオライト等の担体にマン
ガン、銅を担持させたものや、活性炭及び活性炭表面を
アルカリ処理したものを挙げることができる。また、一
酸化炭素酸化触媒としては、例えば、担体として、アル
ミナ、シリカ、酸化鉄、チタニア、ジルコニア、ゼオラ
イト等の酸化物やコージェライト、ムライト、けい藻
土、酸性白土、軽石などの鉱物が使用され、白金、セリ
ウム、パラジウム、マグネシウム、チタン等を担持させ
たものを挙げることができる。また、触媒、吸着材の形
状として錠剤、リング、丸粒、押し出し品、ハニカム、
モノリス網状のいずれでも使用することができる。
気ダクト10の吸込口24から取り込まれた50ppm 以
下の微量のCO、塵埃、タール、ニコチン、アセトアル
デヒド、アンモニア、SO2 等を含む汚染空気は、フィ
ルター12に導入されて非ガス成分の塵埃、タール、ニ
コチンが取り除かれる。ついで、非ガス成分が除去され
た汚染空気は、アルデヒド等除去用前処理吸着剤充填部
14に導入され前処理吸着剤に接触して、後工程のCO
の酸化処理に際して邪魔となるアセトアルデヒド、アン
モニアが吸着・除去された後、二酸化イオウ除去用前処
理触媒充填部16に導入され前処理触媒に接触して、後
工程のCOの酸化処理に際して邪魔となるSO2 が除去
される。前処理触媒として、例えば、マンガン系触媒を
用いる場合は、SO2 は硫酸マンガンに変化する。この
ように、アルデヒド等除去用前処理吸着剤充填部14と
二酸化イオウ除去用前処理触媒充填部16とから前処理
部(ガード部)が形成される。
8、例えば、電気ヒーターに導入されて、COの酸化反
応に適し、かつ、省エネルギー(例えば、省電力)が図
れる温度である20〜80℃の範囲、望ましくは40〜
60℃の範囲に加温される。空気温度が上記の範囲の下
限値未満の場合は、次工程における触媒のCO除去性能
が低下し、上記の範囲の上限値を超える場合は、加熱部
における省エネルギー、例えば、省電力を図ることがで
きない。なお、加温温度20℃というのは、閉鎖空間内
の温度が10℃前後と低い場合に採用される温度であ
る。加温された汚染空気は、一酸化炭素酸化触媒充填部
20a、20bに導入され酸化触媒に接触して、COは
酸化反応によりCO2 に変化し、微量のCO2 を含む空
気は、ファン22により浄化空気として排出口26から
排出される。このように、2段の一酸化炭素酸化触媒充
填部20a、20bで本処理部が形成される。この場
合、1段目の触媒充填部20aでCOが荒取りされ、2
段目の触媒充填部20bで残りのCOが精密除去される
ので、COの除去効率が向上する。つまり、1段目の酸
化触媒により処理ガスの流速が均一化し、2段目の酸化
触媒で酸化条件を適正化することができる。汚染空気中
のCO含有量は50ppm 以下と微量であるので、排出さ
れる浄化空気中のCO2 含有量も微量であり、そのまま
閉鎖空間内の空気として使用することができる。なお、
閉鎖空間内の空気中のCO 2 濃度が増加してくれば、公
知のCO2 吸着装置により処理される。閉鎖空間内にお
いて、バッテリー充電が行われる場合には水素ガスが発
生し、汚染空気に含まれることになる。この場合も、一
酸化炭素酸化触媒によりH2 が酸化されて水となり、無
害化される。
段の一酸化炭素酸化触媒充填部20a、20bで形成す
る場合について説明したが、1段の一酸化炭素酸化触媒
充填部とすることも可能である。また、ファン26を一
酸化炭素酸化触媒充填部20bの下流側に設ける代り
に、フィルター26の上流側に設けることも可能であ
る。
O除去装置を示している。本実施形態は、実施の第1形
態における前処理部(ガード部)の充填部14、16の
設置順序を逆にしたもので、二酸化イオウ除去用前処理
触媒充填部16を上流側に、アルデヒド等除去用前処理
吸着剤充填部14を下流側に設けて、SO2 を除去した
後、アルデヒド、アンモニアを除去するように構成した
ものである。他の構成及び作用は、実施の第1形態の場
合と同様である。
O除去装置を示している。本実施形態は、アルデヒド等
除去用前処理吸着剤と二酸化イオウ除去用前処理触媒と
を予め混合した混合物を充填して形成した前処理部(ガ
ード部)28を設けて、1段の前処理部28でアルデヒ
ド、アンモニア、SO2 を同時に除去するように構成し
たものである。他の構成及び作用は、実施の第1形態の
場合と同様である。
徴とするところをより一層明確にする。 実施例1 処理ガス流量800 l/分(流速0.3m/s)におい
て、CO濃度が25ppm、SO2 濃度が0.57ppm と
なるようにマスフローコントローラーを用いて調整した
混合ガスをCO除去装置に導入した。CO除去装置に
は、TSX型ハニカム触媒(大きさ234×149×4
5mm)とCO除去触媒(CH702、1段の大きさ23
1×154×50mm)が2段設置されている。TSX型
ハニカム触媒を通過したガスを40〜50℃に加熱し、
CO酸化触媒に導入しているCOはTSX型ハニカム触
媒出口(中間)及びCO酸化触媒(2段目)出口を赤外
吸収式連続CO濃度計(IRA−107、島津製作所
製)にて分析した。また、SO2濃度はTSX型ハニカ
ム触媒出口からガスを採取し、GC−FPD(島津製作
所製)にて分析した。図4に、30分間流通させたとき
の結果を示しているが、COについては、中間の濃度を
みる限りCOの除去率は0%であり、CO酸化触媒通過
後は80%の除去が可能であった。また、SO2 につい
ては、TSX型ハニカム触媒の出口において、いずれの
処理時間でもGC−FPDの検出限界(0.02ppm )
であり、96%除去された。
×2m =24m3)内でたばこ(マイルドセブンFK)1
0本を燃焼し、副流煙を発生させてCO濃度25ppm を
含む汚染空気を調製した。アンモニアは3ppm 、アセト
アルデヒドは5ppm であった。この環境下においてCO
除去装置を運転し、閉鎖空間内のCO濃度の経時変化を
測定した。試験条件及び分析条件はつぎの通りであっ
た。 処理風量:800 L/分 電気ヒーター出口の空気温度:40℃ フィルター:繊維フィルターと活性炭フェルト及び粒状
活性炭を組み合わたた粗塵フィルター アルデヒド等除去用前処理吸着剤:粒状活性炭、スター
コールGAC(北炭化成製) 二酸化イオウ除去用前処理触媒:TSX(日本触媒社
製、酸化チタンにマンガンを担持させたマンガン系触媒
をハニカム形状に形成したもの) 一酸化炭素酸化触媒:CH−702(日本触媒社製、コ
ージェライトに白金を担持させた白金系触媒をハニカム
形状に形成したもの) なお、COは実施例1記載の方法で、アンモニア及びア
ルデヒドについては検知管により分析した。上記の試験
を2回繰り返した結果を図5に示す。図5から明らかな
ように、1回目と2回目のCO濃度の経時変化はほぼ同
じで、アセトアルデヒド、アンモニア、SO2 等を前処
理により除去することにより、一酸化炭素酸化触媒の酸
化性能が低下しないことがわかる。120分、CO除去
装置を運転したところ、アンモニア、アルデヒドは検知
管の検出限界以下であった。
施例1と同じ条件で閉鎖空間内のCOの経時変化を測定
した。試験を6回繰り返した結果を図6に示す。図6か
ら明らかなように、1回目〜6回目のCO濃度の経時変
化はほぼ同じで、アセトアルデヒド、アンモニア、SO
2 等を前処理により除去することにより、一酸化炭素酸
化触媒の酸化性能が低下しないことがわかる。
4及び前処理触媒充填部16)を取り外したCO除去装
置を備えた閉鎖空間(3m ×4m ×2m =24m3)内で
COボンベからCOを供給してCO濃度25ppm を含む
汚染空気(模擬ガス)を調製した。この環境下において
CO除去装置を運転し、閉鎖空間内のCO濃度の経時変
化を測定した。試験条件は、電気ヒーター出口の空気温
度を60℃とした以外は実施例1と同様であった。この
結果を図7の○印で示す。図7から明らかなように、模
擬ガスはアセトアルデヒド、アンモニアを含んでいない
ので、COの除去性能が優れていることがわかる。
0本を燃焼し、副流煙を発生させてCO濃度25ppm を
含む汚染空気(実ガス)を調製した。この環境下におい
て前処理部を有さない上記のCO除去装置を運転し、閉
鎖空間内のCO濃度の経時変化を測定した。試験条件
は、電気ヒーター出口の空気温度を60℃とした以外は
実施例1と同様であった。上記の試験を2回繰り返した
結果を図7に示す。実ガス1回目(□印)では、前処理
部を設けていないので実ガス中のアセトアルデヒド、ア
ンモニアが除去されず、一酸化炭素酸化触媒がやや劣化
してCOの除去性能が模擬ガスの場合に比べて低下して
いることがわかる。また、実ガス2回目(◇印)では、
一酸化炭素酸化触媒がさらに劣化してCOの除去性能が
実ガス1回目に比べて低下していることがわかる。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 閉鎖空間内において、たばこの煙中に含まれる
タール、ニコチン、アルデヒド、アンモニア等の成分
や、石化燃料燃焼排ガス中に含まれる塵埃(ダスト)、
二酸化イオウ等の共存下において、微量のCOを効率よ
く除去することができる。 (2) 閉鎖空間内の人間居住環境における微量のCO
の除去を、処理空気温度が20〜80℃でも効率よく行
うことができ、装置の小型化、省電力化を図ることがで
きる。 (3) 一酸化炭素酸化触媒充填部において、酸化反応
熱により温度が上昇した浄化空気から熱回収することに
より、回収した熱を有効利用することができる。 (4) 閉鎖空間内において、バッテリー充電時に水素
ガスが発生するが、この場合は、COと同時に水素も除
去することができる。
素を除去する装置の断面説明図である。
素を除去する装置の断面説明図である。
素を除去する装置の断面説明図である。
通した試験結果を示すグラフである。
果を示すグラフである。
果を示すグラフである。
実ガス試験結果を示すグラフである。
Claims (9)
- 【請求項1】 外部から空気を取り入れることのできな
い宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の
一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気をフィル
ターに導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニコチ
ンを除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染空気
をアルデヒド等除去用前処理吸着剤に接触させてアセト
アルデヒド、アンモニアを除去した後、二酸化イオウ除
去用前処理触媒であるマンガン及び銅の少なくともいず
れかを担持させたチタニア、アルミナ、シリカ又はゼオ
ライトに接触させて二酸化イオウを除去し、ついで、前
処理された汚染空気を加熱部に導入して一酸化炭素の酸
化反応に適する温度に加温した後、加温された汚染空気
を一酸化炭素酸化触媒に接触させて、汚染空気中の微量
の一酸化炭素を酸化して二酸化炭素に変えることを特徴
とする微量の一酸化炭素を除去する方法。 - 【請求項2】 外部から空気を取り入れることのできな
い宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の
一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気をフィル
ターに導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニコチ
ンを除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染空気
を二酸化イオウ除去用前処理触媒であるマンガン及び銅
の少なくともいずれかを担持させたチタニア、アルミ
ナ、シリカ又はゼオライトに接触させて二酸化イオウを
除去した後、アルデヒド等除去用前処理吸着剤に接触さ
せてアセトアルデヒド、アンモニアを除去し、ついで、
前処理された汚染空気を加熱部に導入して一酸化炭素の
酸化反応に適する温度に加温した後、加温された汚染空
気を一酸化炭素酸化触媒に接触させて、汚染空気中の微
量の一酸化炭素を酸化して二酸化炭素に変えることを特
徴とする微量の一酸化炭素を除去する方法。 - 【請求項3】 外部から空気を取り入れることのできな
い宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の
一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気をフィル
ターに導入して非ガス成分である塵埃、タール、ニコチ
ンを除去し、ついで、非ガス成分が除去された汚染空気
をアルデヒド等除去用前処理吸着剤と二酸化イオウ除去
用前処理触媒であるマンガン及び銅の少なくともいずれ
かを担持させたチタニア、アル ミナ、シリカ又はゼオラ
イトとの混合物に接触させてアセトアルデヒド、アンモ
ニア、二酸化イオウを除去し、ついで、前処理された汚
染空気を加熱部に導入して一酸化炭素の酸化反応に適す
る温度に加温した後、加温された汚染空気を一酸化炭素
酸化触媒に接触させて、汚染空気中の微量の一酸化炭素
を酸化して二酸化炭素に変えることを特徴とする微量の
一酸化炭素を除去する方法。 - 【請求項4】 閉鎖空間内の汚染空気に含まれる微量の
一酸化炭素の濃度が50ppm 以下である請求項1、2又
は3記載の微量の一酸化炭素を除去する方法。 - 【請求項5】 加熱部で加温される汚染空気の温度が2
0〜80℃の範囲である請求項1〜4のいずれかに記載
の微量の一酸化炭素を除去する方法。 - 【請求項6】 外部から空気を取り入れることのできな
い宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の
一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気を通過さ
せて汚染空気中の非ガス成分を除去するためのフィルタ
ーと、 非ガス成分が除去された汚染空気を導入してアセトアル
デヒド、アンモニアを除去するためのアルデヒド等除去
用前処理吸着剤充填部と、 アセトアルデヒド、アンモニアが除去された汚染空気を
導入して二酸化イオウを除去するための触媒としてマン
ガン及び銅の少なくともいずれかを担持させたチタニ
ア、アルミナ、シリカ又はゼオライトを充填した二酸化
イオウ除去用前処理触媒充填部と、 前処理された汚染空気を導入して一酸化炭素の酸化反応
に適する温度に加温するための加熱部と、 加温された汚染空気を導入して汚染空気中の一酸化炭素
を二酸化炭素に酸化させるための一酸化炭素酸化触媒充
填部と、 汚染空気を上記フィルター及び上記各部に導入して通過
させ、浄化空気を排出するためのファンと、 を備えたことを特徴とする微量の一酸化炭素を除去する
装置。 - 【請求項7】 外部から空気を取り入れることのできな
い宇宙ステーション又は水中ビークル内における微量の
一酸化炭素、塵埃、タール、ニコチン、アセトアルデヒ
ド、アンモニア、二酸化イオウを含む汚染空気を通過さ
せて汚染空気中の非ガス成分を除去するためのフィルタ
ーと、 非ガス成分が除去された汚染空気を導入して二酸化イオ
ウを除去するための触媒としてマンガン及び銅の少なく
ともいずれかを担持させたチタニア、アルミナ、シリカ
又はゼオライトを充填した二酸化イオウ除去用前処理触
媒充填部と、 二酸化イオウが除去された汚染空気を導入してアセトア
ルデヒド、アンモニアを除去するためのアルデヒド等除
去用前処理吸着剤充填部と、 前処理された汚染空気を導入して一酸化炭素の酸化反応
に適する温度に加温するための加熱部と、 加温された汚染空気を導入して汚染空気中の一酸化炭素
を二酸化炭素に酸化させるための一酸化炭素酸化触媒充
填部と、 汚染空気を上記フィルター及び上記各部に導入して通過
させ、浄化空気を排出するためのファンと、 を備えたことを特徴とする微量の一酸化炭素を除去する
装置。 - 【請求項8】 アルデヒド等除去用前処理吸着剤と二酸
化イオウ除去用前処理触媒との混合物の充填部を設け
て、アルデヒド等除去用前処理吸着剤充填部と二酸化イ
オウ除去用前処理触媒充填部を1つの前処理部とした請
求項6又は7記載の微量の一酸化炭素を除去する装置。 - 【請求項9】 一酸化炭素酸化触媒充填部をガス流れ方
向に直列に少なくとも2段設けた請求項6、7又は8記
載の微量の一酸化炭素を除去する装置。
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JP32477198A JP3321422B2 (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 微量の一酸化炭素を除去する方法及び装置 |
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-
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