JP3320786B2 - 印刷装置の用紙搬送装置及び方法 - Google Patents
印刷装置の用紙搬送装置及び方法Info
- Publication number
- JP3320786B2 JP3320786B2 JP22678192A JP22678192A JP3320786B2 JP 3320786 B2 JP3320786 B2 JP 3320786B2 JP 22678192 A JP22678192 A JP 22678192A JP 22678192 A JP22678192 A JP 22678192A JP 3320786 B2 JP3320786 B2 JP 3320786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- speed
- transfer zone
- sheet
- gripper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
- G03G15/0105—Details of unit
- G03G15/0131—Details of unit for transferring a pattern to a second base
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/163—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
- G03G15/1635—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
- G03G15/165—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
- G03G15/1655—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には、カラー電子
リプログラフィー印刷装置、より詳細には、複数の現像
された画像が転写される用紙が再循環通路を移動してい
るとき用紙の画像支持面が印刷装置内の静止面に接触す
るのを防止するため、用紙および用紙グリッパーの移動
を制御する方法および装置に関するものである。
リプログラフィー印刷装置、より詳細には、複数の現像
された画像が転写される用紙が再循環通路を移動してい
るとき用紙の画像支持面が印刷装置内の静止面に接触す
るのを防止するため、用紙および用紙グリッパーの移動
を制御する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子リプログラフィー印刷装置の印刷機
は、電子写真印刷機であることが多い。電子写真印刷機
においては、最初に、光導電性部材がほぼ一様な電位に
帯電され、その表面が感光化される。次に、光導電性部
材の帯電した部分が選択的に露光される。帯電した光導
電性部材の露光により、照射された区域内の電荷が消散
する。これにより、複製する原稿書類に含まれる情報区
域に対応する静電潜像が光導電性部材の上に記録され
る。光導電性部材上に静電潜像は現像それ、続いて静電
潜像はコピー用紙へ転写される。そのあと、コピー用紙
が加熱され、その上のトナー像が画像の形状でコピー用
紙へ永久的に定着される。
は、電子写真印刷機であることが多い。電子写真印刷機
においては、最初に、光導電性部材がほぼ一様な電位に
帯電され、その表面が感光化される。次に、光導電性部
材の帯電した部分が選択的に露光される。帯電した光導
電性部材の露光により、照射された区域内の電荷が消散
する。これにより、複製する原稿書類に含まれる情報区
域に対応する静電潜像が光導電性部材の上に記録され
る。光導電性部材上に静電潜像は現像それ、続いて静電
潜像はコピー用紙へ転写される。そのあと、コピー用紙
が加熱され、その上のトナー像が画像の形状でコピー用
紙へ永久的に定着される。
【0003】多色電子写真印刷は、上に述べた白黒印刷
のプロセスと実質的に同じである。しかし、光導電性表
面に静電潜像を1つだけ形成するのと異なり、多くの色
に対応する静電潜像が光導電性表面に連続的に形成され
る。各カラー静電潜像は補色のトナーで現像される。こ
のプロセスが、異なる色の画像とそれらのそれぞれの補
色のトナーについて複数回繰り返され、各カラートナー
像が先行するトナー像に重ね合わせてコピー用紙に転写
される。これにより、コピー用紙に複数層のトナー像が
形成される。そのあと、複数層のトナー像がコピー用紙
へ永久的に定着され、カラーコピーができ上がる。現像
剤は液体でもよいし、粉末でもよい。
のプロセスと実質的に同じである。しかし、光導電性表
面に静電潜像を1つだけ形成するのと異なり、多くの色
に対応する静電潜像が光導電性表面に連続的に形成され
る。各カラー静電潜像は補色のトナーで現像される。こ
のプロセスが、異なる色の画像とそれらのそれぞれの補
色のトナーについて複数回繰り返され、各カラートナー
像が先行するトナー像に重ね合わせてコピー用紙に転写
される。これにより、コピー用紙に複数層のトナー像が
形成される。そのあと、複数層のトナー像がコピー用紙
へ永久的に定着され、カラーコピーができ上がる。現像
剤は液体でもよいし、粉末でもよい。
【0004】白黒印刷のプロセスの場合には、コピー用
紙が入力トレーから電子写真印刷機内の通路へ運ばれ、
そこでトナー像がコピー用紙へ転写されたあと、出力キ
ャッチトレーへ送られ、オペレータによってキャッチト
レーから取り出される。多色印刷の場合には、コピー用
紙が入力トレーから印刷機内の再循環通路を通り、そこ
で複数のトナー像がコピー用紙へ転写されたあと、出力
キャッチトレーへ送られ、オペレータによってキャッチ
トレーから取り出される。多色印刷については、複数の
異なる色の画像をコピー用紙へ転写させるため、搬送装
置に取り付けられた用紙グリッパーがコピー用紙を受け
取って再循環通路内を搬送する。複数回の通過の際に色
が正確に位置合わせされるように、用紙グリッパーは、
コピー用紙の一端をつかんで、再循環通路内を搬送す
る。このようにして、マゼンタ色、シアン色、黄色、お
よび黒色のトナー像が互いに重ね合わされてコピー用紙
へ転写される。
紙が入力トレーから電子写真印刷機内の通路へ運ばれ、
そこでトナー像がコピー用紙へ転写されたあと、出力キ
ャッチトレーへ送られ、オペレータによってキャッチト
レーから取り出される。多色印刷の場合には、コピー用
紙が入力トレーから印刷機内の再循環通路を通り、そこ
で複数のトナー像がコピー用紙へ転写されたあと、出力
キャッチトレーへ送られ、オペレータによってキャッチ
トレーから取り出される。多色印刷については、複数の
異なる色の画像をコピー用紙へ転写させるため、搬送装
置に取り付けられた用紙グリッパーがコピー用紙を受け
取って再循環通路内を搬送する。複数回の通過の際に色
が正確に位置合わせされるように、用紙グリッパーは、
コピー用紙の一端をつかんで、再循環通路内を搬送す
る。このようにして、マゼンタ色、シアン色、黄色、お
よび黒色のトナー像が互いに重ね合わされてコピー用紙
へ転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コピー用紙を運んで、
可動部材上に現像されたトナー像に重ね合わせる搬送装
置のうちの一部は、可動部材からコピー用紙へトナー像
を転写するとき、コピー用紙を加速する。コピー用紙の
前部が非直線通路を通り抜けようとし、同時にコピー用
紙の後部が転写ゾーンを通過しているときに、上記の加
速が生じることがある。この結果、可動部材とコピー用
紙との間にスリップが生じ、カラーコピーの品質が低下
する。この品質低下の例は、コピー用紙上の画像がぼや
ける、すなわち不鮮明になることである。
可動部材上に現像されたトナー像に重ね合わせる搬送装
置のうちの一部は、可動部材からコピー用紙へトナー像
を転写するとき、コピー用紙を加速する。コピー用紙の
前部が非直線通路を通り抜けようとし、同時にコピー用
紙の後部が転写ゾーンを通過しているときに、上記の加
速が生じることがある。この結果、可動部材とコピー用
紙との間にスリップが生じ、カラーコピーの品質が低下
する。この品質低下の例は、コピー用紙上の画像がぼや
ける、すなわち不鮮明になることである。
【0006】この問題の1つの解決策は、コピー用紙の
一部分が転写ゾーン内にあるとき、コピー用紙の前部の
加速の作用を断つことである。これは、転写ゾーンのす
ぐ前方の領域において、コピー用紙の前部に座屈を生じ
させることによって行われる。コピー用紙の前縁が加速
しても、単に座屈の大きさが減じるだけであるから、加
速は転写ゾーンに残っている用紙の後部へ伝わらない。
一部分が転写ゾーン内にあるとき、コピー用紙の前部の
加速の作用を断つことである。これは、転写ゾーンのす
ぐ前方の領域において、コピー用紙の前部に座屈を生じ
させることによって行われる。コピー用紙の前縁が加速
しても、単に座屈の大きさが減じるだけであるから、加
速は転写ゾーンに残っている用紙の後部へ伝わらない。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
用紙搬送装置及び印刷装置並びに用紙搬送方法によって
解決される。本発明の用紙搬送装置は、用紙を、転写ゾ
ーンを通して移動部材上の現像された情報に重ね合わせ
るように搬送し、用紙を第1の速度で前記転写ゾーンを
通過するように、前記第1速度で用紙グリッパーを前記
転写ゾーンを通して移動させることによって、搬送する
搬送手段を備え、前記転写ゾーンの出口に隣接する下流
位置で前記用紙グリッパーが非直線通路に沿って移動さ
せられて前記用紙が前記第1速度より早い速度に加速さ
れ、更に、前記用紙の後端が前記転写ゾーン内にある間
に該用紙の先端が前記第1速度より遅い第2の速度で進
められるように、前記用紙グリッパーによって把持され
た用紙の先端を前記転写ゾーンの出口において前記第1
速度より減速することによって、前記転写ゾーンの出口
で用紙の一部に座屈を生成する手段を備え、前記第1速
度より早い速度への前記加速は、前記座屈によって前記
転写ゾーン内の用紙部分には伝えられないことを特徴と
する。
用紙搬送装置及び印刷装置並びに用紙搬送方法によって
解決される。本発明の用紙搬送装置は、用紙を、転写ゾ
ーンを通して移動部材上の現像された情報に重ね合わせ
るように搬送し、用紙を第1の速度で前記転写ゾーンを
通過するように、前記第1速度で用紙グリッパーを前記
転写ゾーンを通して移動させることによって、搬送する
搬送手段を備え、前記転写ゾーンの出口に隣接する下流
位置で前記用紙グリッパーが非直線通路に沿って移動さ
せられて前記用紙が前記第1速度より早い速度に加速さ
れ、更に、前記用紙の後端が前記転写ゾーン内にある間
に該用紙の先端が前記第1速度より遅い第2の速度で進
められるように、前記用紙グリッパーによって把持され
た用紙の先端を前記転写ゾーンの出口において前記第1
速度より減速することによって、前記転写ゾーンの出口
で用紙の一部に座屈を生成する手段を備え、前記第1速
度より早い速度への前記加速は、前記座屈によって前記
転写ゾーン内の用紙部分には伝えられないことを特徴と
する。
【0011】本発明の印刷装置は、現像されたトナー像
を有する移動部材を有し、用紙を、転写ゾーンを通して
前記トナー像に重ね合わせるように搬送し、用紙を第1
の速度で前記転写ゾーンを通過するように、前記第1速
度で用紙グリッパーを前記転写ゾーンを通して移動させ
ることによって、搬送する搬送手段を備え、前記転写ゾ
ーンの出口に隣接する下流位置で前記用紙グリッパーが
非直線通路に沿って移動させられて前記用紙が前記第1
速度より早い速度に加速され、更に、前記用紙の後端が
前記転写ゾーン内にある間に該用紙の先端が前記第1速
度より遅い第2の速度で進められるように、前記用紙グ
リッパーによって把持された用紙の先端を前記転写ゾー
ンの出口において前記第1速度より減速することによっ
て、前記転写ゾーンの出口で用紙の一部に座屈を生成す
る手段を備え、前記第1速度より早い速度への前記加速
は、前記座屈によって前記転写ゾーン内の用紙部分には
伝えられないことを特徴とする。
を有する移動部材を有し、用紙を、転写ゾーンを通して
前記トナー像に重ね合わせるように搬送し、用紙を第1
の速度で前記転写ゾーンを通過するように、前記第1速
度で用紙グリッパーを前記転写ゾーンを通して移動させ
ることによって、搬送する搬送手段を備え、前記転写ゾ
ーンの出口に隣接する下流位置で前記用紙グリッパーが
非直線通路に沿って移動させられて前記用紙が前記第1
速度より早い速度に加速され、更に、前記用紙の後端が
前記転写ゾーン内にある間に該用紙の先端が前記第1速
度より遅い第2の速度で進められるように、前記用紙グ
リッパーによって把持された用紙の先端を前記転写ゾー
ンの出口において前記第1速度より減速することによっ
て、前記転写ゾーンの出口で用紙の一部に座屈を生成す
る手段を備え、前記第1速度より早い速度への前記加速
は、前記座屈によって前記転写ゾーン内の用紙部分には
伝えられないことを特徴とする。
【0012】本発明の用紙搬送方法は、用紙を、転写ゾ
ーンを通して移動部材上の現像された情報に重ね合わせ
るように、搬送するため、用紙を第1の速度で前記転写
ゾーンを通過するように、前記第1速度で用紙グリッパ
ーを前記転写ゾーンを通して移動させることによって、
搬送し、前記転写ゾーンの出口に隣接する下流位置で前
記用紙グリッパーが非直線通路に沿って移動させられて
前記用紙が前記第1速度より早い速度に加速される用紙
搬送装置の用紙搬送方法であり、更に、前記用紙の後端
が前記転写ゾーン内にある間に該用紙の先端が前記第1
速度より遅い第2の速度で進められるように、前記用紙
グリッパーによって把持された用紙の先端を前記転写ゾ
ーンの出口において前記第1速度より減速することによ
って、前記転写ゾーンの出口で用紙の一部に座屈を生成
するステップを有し、前記第1速度より早い速度への前
記加速は、前記座屈によって前記転写ゾーン内の用紙部
分には伝えられないことを特徴とする。
ーンを通して移動部材上の現像された情報に重ね合わせ
るように、搬送するため、用紙を第1の速度で前記転写
ゾーンを通過するように、前記第1速度で用紙グリッパ
ーを前記転写ゾーンを通して移動させることによって、
搬送し、前記転写ゾーンの出口に隣接する下流位置で前
記用紙グリッパーが非直線通路に沿って移動させられて
前記用紙が前記第1速度より早い速度に加速される用紙
搬送装置の用紙搬送方法であり、更に、前記用紙の後端
が前記転写ゾーン内にある間に該用紙の先端が前記第1
速度より遅い第2の速度で進められるように、前記用紙
グリッパーによって把持された用紙の先端を前記転写ゾ
ーンの出口において前記第1速度より減速することによ
って、前記転写ゾーンの出口で用紙の一部に座屈を生成
するステップを有し、前記第1速度より早い速度への前
記加速は、前記座屈によって前記転写ゾーン内の用紙部
分には伝えられないことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の諸特徴
を全般的に説明する。図面を通じて、同じ構成要素は同
じ参照番号で表示してある。図1は、本発明の諸特徴を
組み入れた典型的な電子写真印刷装置の正面図である。
本発明がさまざまな形式の印刷装置に適合し、同様に使
用することが可能であり、その利用は必ずしもここに記
載した特定の装置に限定されないことは、以下の説明か
ら明らかになるであろう。
を全般的に説明する。図面を通じて、同じ構成要素は同
じ参照番号で表示してある。図1は、本発明の諸特徴を
組み入れた典型的な電子写真印刷装置の正面図である。
本発明がさまざまな形式の印刷装置に適合し、同様に使
用することが可能であり、その利用は必ずしもここに記
載した特定の装置に限定されないことは、以下の説明か
ら明らかになるであろう。
【0014】最初に、図1について説明する。印刷装置
の動作中、ラスタ入力スキャナ(RISと略す)10の
上に、多色原稿書類38が置かれている。RIS10
は、原稿照明ランプ、光学装置、機械式走査駆動装置、
および電荷結合素子(CCDと略す)アレイを有する。
RIS10は原稿書類全体をとらえて、一連のラスタ走
査線へ変換し、原稿書類の各点で一組の原色濃度(赤
色、緑色、および青色の濃度)を測定する。この情報は
画像処理装置(IPSと略す)12へ転送される。IP
S12は、ラスタ出力スキャナ(ROSと略す)16へ
送る画像データの流れを作成し、管理する制御電子回路
を有する。ユーザーインタフェース(UIと略す)14
はIPS12に接続されている。オペレータは、UI1
4を使用してさまざまなオペレータ調整可能機能を制御
することができる。UI14からの出力信号はIPS1
2へ送られる。IPS12から、必要な画像に対応する
信号がROS16へ送られる。ROS16は、出力コピ
ー画像を生成し、画像を一連の水平走査線(各走査線は
1インチ当たり指定された数の画素を有する)に割り付
ける。ROS16は、レーザーと、関連する回転多面体
ミラーブロックを有する。ROS16は、印刷機18の
帯電した光導電性ベルト20を露光して、一組の減法混
色の原色の静電潜像を生成する。一組の静電潜像は、そ
れぞれ、シアン色、マゼンタ色、および黄色の現像剤で
現像される。これらの現像された画像は、互いに重ね合
わされてコピー用紙へ転写され、コピー用紙の上に多色
画像が形成される。この多色画像は、そのあと、コピー
用紙へ定着されて、カラーコピーができ上がる。
の動作中、ラスタ入力スキャナ(RISと略す)10の
上に、多色原稿書類38が置かれている。RIS10
は、原稿照明ランプ、光学装置、機械式走査駆動装置、
および電荷結合素子(CCDと略す)アレイを有する。
RIS10は原稿書類全体をとらえて、一連のラスタ走
査線へ変換し、原稿書類の各点で一組の原色濃度(赤
色、緑色、および青色の濃度)を測定する。この情報は
画像処理装置(IPSと略す)12へ転送される。IP
S12は、ラスタ出力スキャナ(ROSと略す)16へ
送る画像データの流れを作成し、管理する制御電子回路
を有する。ユーザーインタフェース(UIと略す)14
はIPS12に接続されている。オペレータは、UI1
4を使用してさまざまなオペレータ調整可能機能を制御
することができる。UI14からの出力信号はIPS1
2へ送られる。IPS12から、必要な画像に対応する
信号がROS16へ送られる。ROS16は、出力コピ
ー画像を生成し、画像を一連の水平走査線(各走査線は
1インチ当たり指定された数の画素を有する)に割り付
ける。ROS16は、レーザーと、関連する回転多面体
ミラーブロックを有する。ROS16は、印刷機18の
帯電した光導電性ベルト20を露光して、一組の減法混
色の原色の静電潜像を生成する。一組の静電潜像は、そ
れぞれ、シアン色、マゼンタ色、および黄色の現像剤で
現像される。これらの現像された画像は、互いに重ね合
わされてコピー用紙へ転写され、コピー用紙の上に多色
画像が形成される。この多色画像は、そのあと、コピー
用紙へ定着されて、カラーコピーができ上がる。
【0015】図1の説明を続けると、印刷機18は電子
写真印刷機である。印刷機18の光導電性ベルト20
は、多色刷用光導電性物質から作ることが好ましい。光
導電性ベルトは、矢印22の方向に動いて、光導電性表
面の連続する部分を進め、移動路の周囲に配置されたい
ろいろな処理部を順次通過させる。光導電性ベルト20
は、トランスファローラー24,26、テンションロー
ラー28、および駆動ローラー30のまわりに掛け渡さ
れている。駆動ローラー30は、ベルト伝動装置など適
当な手段で結合されたモーター32によって回転され
る。駆動ローラー30が回転すると、ベルト20は矢印
22の方向に進められる。
写真印刷機である。印刷機18の光導電性ベルト20
は、多色刷用光導電性物質から作ることが好ましい。光
導電性ベルトは、矢印22の方向に動いて、光導電性表
面の連続する部分を進め、移動路の周囲に配置されたい
ろいろな処理部を順次通過させる。光導電性ベルト20
は、トランスファローラー24,26、テンションロー
ラー28、および駆動ローラー30のまわりに掛け渡さ
れている。駆動ローラー30は、ベルト伝動装置など適
当な手段で結合されたモーター32によって回転され
る。駆動ローラー30が回転すると、ベルト20は矢印
22の方向に進められる。
【0016】最初に、光導電性ベルト20の一部分が帯
電部33を通過する。帯電部33では、コロナ発生装置
34が光導電性ベルト20を比較的高いほぼ一様な電位
に帯電させる。
電部33を通過する。帯電部33では、コロナ発生装置
34が光導電性ベルト20を比較的高いほぼ一様な電位
に帯電させる。
【0017】次に、帯電した光導電性表面は露光部35
へ進められる。露光部35は、RIS10が多色原稿書
類38を走査して得た情報に対応する変調された光ビー
ムを受光する。RIS10は、原稿書類38から画像全
体をとらえて一連のラスタ走査線へ変換し、電気信号と
してIPS12へ送る。RIS10からの電気信号は、
原稿書類の各点における赤色、緑色、および青色の濃度
に対応している。IPS12は、一組の赤色、緑色、お
よび青色の濃度信号、すなわち原稿書類38の原色の濃
度に対応する一組の信号を、一組の色度座標へ変換す
る。オペレータは、UI14の該当するキーを操作して
コピーのパラメータを調整する。UI14はタッチ画面
であってもよいし、印刷装置のオペレータインタフェー
スとなる他の適当な制御パネルであってもよい。UI1
4からの出力信号はIPS12へ送られる。IPS12
は、必要な画像に対応する出力信号をROS16へ送
る。ROS16は、レーザーと、回転多面体ミラーブロ
ック(9面の多面体が好ましい)を有する。ROS16
は、ミラー37を介して1インチ当たり約400画素の
割合で光導電性ベルト20の帯電した部分を照明する。
ROS16は、光導電性ベルトを露光し、3つの静電潜
像を記録する。第1の静電潜像はシアン色の現像剤で現
像され、第2の静電潜像はマゼンタ色の現像剤で現像さ
れ、第3の静電潜像は黄色の現像剤で現像されるように
なっている。ROS16によって光導電性ベルトの上に
形成された静電潜像は、IPS12から送られた信号に
対応している。
へ進められる。露光部35は、RIS10が多色原稿書
類38を走査して得た情報に対応する変調された光ビー
ムを受光する。RIS10は、原稿書類38から画像全
体をとらえて一連のラスタ走査線へ変換し、電気信号と
してIPS12へ送る。RIS10からの電気信号は、
原稿書類の各点における赤色、緑色、および青色の濃度
に対応している。IPS12は、一組の赤色、緑色、お
よび青色の濃度信号、すなわち原稿書類38の原色の濃
度に対応する一組の信号を、一組の色度座標へ変換す
る。オペレータは、UI14の該当するキーを操作して
コピーのパラメータを調整する。UI14はタッチ画面
であってもよいし、印刷装置のオペレータインタフェー
スとなる他の適当な制御パネルであってもよい。UI1
4からの出力信号はIPS12へ送られる。IPS12
は、必要な画像に対応する出力信号をROS16へ送
る。ROS16は、レーザーと、回転多面体ミラーブロ
ック(9面の多面体が好ましい)を有する。ROS16
は、ミラー37を介して1インチ当たり約400画素の
割合で光導電性ベルト20の帯電した部分を照明する。
ROS16は、光導電性ベルトを露光し、3つの静電潜
像を記録する。第1の静電潜像はシアン色の現像剤で現
像され、第2の静電潜像はマゼンタ色の現像剤で現像さ
れ、第3の静電潜像は黄色の現像剤で現像されるように
なっている。ROS16によって光導電性ベルトの上に
形成された静電潜像は、IPS12から送られた信号に
対応している。
【0018】光導電性ベルト20に静電潜像が記録され
た後、ベルト20はそれらの静電潜像を現像部39へ進
める。現像部39は4つの独立した現像装置40,4
2,44,46を有する。現像装置は、この分野では、
一般に「磁気ブラシ現像装置」と呼ばれる形式のもので
ある。磁気ブラシ現像装置は、一般に、磁性キャリヤ粒
子にトナー粒子が摩擦電気作用で付着している磁化性現
像剤を使用する。現像剤は、連続的に運ばれ、方向性磁
束場を通過して現像剤のブラシが形成される。この現像
剤のブラシに新しい現像剤を絶えず供給するため、現像
剤は常に移動している。現像は、現像剤のブラシを光導
電性表面に接触させることによって行われる。現像装置
40,42,44は、それぞれ、光導電性表面に記録さ
れた特定の色分解された静電潜像の補色に対応する特定
の色のトナー粒子を塗布する。各トナー粒子の色は、電
磁波スペクトルの所定のスペクトル領域内の光を吸収す
るようになっている。たとえば、原稿書類の緑色領域に
対応する光導電性ベルト上の電荷部分を放電させること
によって形成された静電潜像は、赤色および青色部分を
光導電性ベルト20上の比較的高い電荷密度の区域とし
て記録するであろう。他方、緑色部分は現像に無効な電
圧レベルまで下げられるであろう。そのあと、現像装置
40によって光導電性ベルト20に記録された静電潜像
に緑色吸収性(マゼンタ色)トナー粒子が塗布され、帯
電した区域が可視化される。同様に、青色吸収性(黄
色)トナー粒子を有する現像装置42によって、青色分
解された静電潜像が現像され、次に赤色吸収性(シアン
色)トナー粒子を有する現像装置44によって、赤色分
解された静電潜像が現像される。現像装置46は黒色ト
ナー粒子を有し、黒白原稿書類から形成された静電潜像
を現像するために使用することができる。各現像装置
は、非作用位置と作用位置の間で動かされる。作用位置
では、磁気ブラシは光導電性ベルトに近接しており、非
作用位置では、磁気ブラシは作用位置から離れている。
図1において、現像装置40は作用位置にあるが、現像
装置42,44,46は非作用位置にある。各静電潜像
を現像するとき、現像装置は、1個のみが作用位置にあ
り、残りは非作用位置にある。これにより、各静電潜像
は、混じり合うことなく、確実に適切な色のトナー粒子
で現像される。
た後、ベルト20はそれらの静電潜像を現像部39へ進
める。現像部39は4つの独立した現像装置40,4
2,44,46を有する。現像装置は、この分野では、
一般に「磁気ブラシ現像装置」と呼ばれる形式のもので
ある。磁気ブラシ現像装置は、一般に、磁性キャリヤ粒
子にトナー粒子が摩擦電気作用で付着している磁化性現
像剤を使用する。現像剤は、連続的に運ばれ、方向性磁
束場を通過して現像剤のブラシが形成される。この現像
剤のブラシに新しい現像剤を絶えず供給するため、現像
剤は常に移動している。現像は、現像剤のブラシを光導
電性表面に接触させることによって行われる。現像装置
40,42,44は、それぞれ、光導電性表面に記録さ
れた特定の色分解された静電潜像の補色に対応する特定
の色のトナー粒子を塗布する。各トナー粒子の色は、電
磁波スペクトルの所定のスペクトル領域内の光を吸収す
るようになっている。たとえば、原稿書類の緑色領域に
対応する光導電性ベルト上の電荷部分を放電させること
によって形成された静電潜像は、赤色および青色部分を
光導電性ベルト20上の比較的高い電荷密度の区域とし
て記録するであろう。他方、緑色部分は現像に無効な電
圧レベルまで下げられるであろう。そのあと、現像装置
40によって光導電性ベルト20に記録された静電潜像
に緑色吸収性(マゼンタ色)トナー粒子が塗布され、帯
電した区域が可視化される。同様に、青色吸収性(黄
色)トナー粒子を有する現像装置42によって、青色分
解された静電潜像が現像され、次に赤色吸収性(シアン
色)トナー粒子を有する現像装置44によって、赤色分
解された静電潜像が現像される。現像装置46は黒色ト
ナー粒子を有し、黒白原稿書類から形成された静電潜像
を現像するために使用することができる。各現像装置
は、非作用位置と作用位置の間で動かされる。作用位置
では、磁気ブラシは光導電性ベルトに近接しており、非
作用位置では、磁気ブラシは作用位置から離れている。
図1において、現像装置40は作用位置にあるが、現像
装置42,44,46は非作用位置にある。各静電潜像
を現像するとき、現像装置は、1個のみが作用位置にあ
り、残りは非作用位置にある。これにより、各静電潜像
は、混じり合うことなく、確実に適切な色のトナー粒子
で現像される。
【0019】現像後、トナー像は転写部65へ運ばれ
る。転写部65は転写ゾーン64を有する。転写ゾーン
64において、トナー像が用紙たとえば普通紙あるいは
透明プラスチックへ転写される。転写部65では、用紙
搬送装置48が用紙を運んで、光導電性ベルト20に接
触させる。用紙搬送装置48は、一対の円筒形ローラー
50,52のまわりに掛け渡され、間隔をおいて配置さ
れた一対のベルト54を有する。用紙グリッパー84
(図2〜図7参照)は一対のベルト54の間に伸びてお
り、ベルト54と共に動く。用紙25は、トレー上に置
かれた用紙のスタック56から運ばれる。摩擦遅延式給
送装置58は、スタック56の一番上の用紙を転写前搬
送装置60へ送り出す。転写前搬送装置60は用紙25
を用紙搬送装置48へ運ぶ。用紙25は、搬送装置60
によって用紙グリッパー84の動きに同期して運ばれ
る。このように、用紙25の前縁が所定の位置(すなわ
ち、ローディング区域)に達すると、開いた用紙グリッ
パーによって受け取られる。用紙グリッパーは、閉じて
用紙25をしっかり締めつけ、一緒に再循環通路を移動
する。用紙25の前縁は、用紙グリッパーによって解放
自在にしっかり締めつけられる。用紙搬送装置の細部構
造は、あとで図2〜図7を参照して詳しく説明する。ベ
ルト54が矢印62の方向に動くと、用紙は、光導電性
ベルト上に現像されたトナー像と同期して光導電性ベル
トに接触する。転写ゾーン64では、光導電性ベルト2
0から用紙へトナー像を吸引するため、コロナ発生装置
66が用紙の裏側にイオンを照射して適当な電位および
極性に用紙を帯電させる。コピー用紙は3回循環する
間、用紙グリッパーにしっかり保持されたままである。
このように、3つの異なる色のトナー像が互いに重ね合
わされて用紙へ転写される。下色除去(under color bl
ack removal ) 操作を使用する場合には4回、そして光
導電性表面に記録された2つの原稿書類の静電潜像に関
する情報を適切に着色されたトナーで現像し、互いに重
ね合わせて用紙へ転写し、カラー原稿書類の多色コピー
を作る場合には8回まで、再循環通路内で用紙を循環さ
せることができることは理解されるであろう。
る。転写部65は転写ゾーン64を有する。転写ゾーン
64において、トナー像が用紙たとえば普通紙あるいは
透明プラスチックへ転写される。転写部65では、用紙
搬送装置48が用紙を運んで、光導電性ベルト20に接
触させる。用紙搬送装置48は、一対の円筒形ローラー
50,52のまわりに掛け渡され、間隔をおいて配置さ
れた一対のベルト54を有する。用紙グリッパー84
(図2〜図7参照)は一対のベルト54の間に伸びてお
り、ベルト54と共に動く。用紙25は、トレー上に置
かれた用紙のスタック56から運ばれる。摩擦遅延式給
送装置58は、スタック56の一番上の用紙を転写前搬
送装置60へ送り出す。転写前搬送装置60は用紙25
を用紙搬送装置48へ運ぶ。用紙25は、搬送装置60
によって用紙グリッパー84の動きに同期して運ばれ
る。このように、用紙25の前縁が所定の位置(すなわ
ち、ローディング区域)に達すると、開いた用紙グリッ
パーによって受け取られる。用紙グリッパーは、閉じて
用紙25をしっかり締めつけ、一緒に再循環通路を移動
する。用紙25の前縁は、用紙グリッパーによって解放
自在にしっかり締めつけられる。用紙搬送装置の細部構
造は、あとで図2〜図7を参照して詳しく説明する。ベ
ルト54が矢印62の方向に動くと、用紙は、光導電性
ベルト上に現像されたトナー像と同期して光導電性ベル
トに接触する。転写ゾーン64では、光導電性ベルト2
0から用紙へトナー像を吸引するため、コロナ発生装置
66が用紙の裏側にイオンを照射して適当な電位および
極性に用紙を帯電させる。コピー用紙は3回循環する
間、用紙グリッパーにしっかり保持されたままである。
このように、3つの異なる色のトナー像が互いに重ね合
わされて用紙へ転写される。下色除去(under color bl
ack removal ) 操作を使用する場合には4回、そして光
導電性表面に記録された2つの原稿書類の静電潜像に関
する情報を適切に着色されたトナーで現像し、互いに重
ね合わせて用紙へ転写し、カラー原稿書類の多色コピー
を作る場合には8回まで、再循環通路内で用紙を循環さ
せることができることは理解されるであろう。
【0020】最後の転写動作の後、用紙グリッパーが開
いて用紙を解放する。解放された用紙はコンベヤ68に
よって矢印70の方向に定着部71まで運ばれ、そこ
で、転写されたトナー像が永久的に用紙へ定着される。
定着部71は、加熱された定着ロール74と加圧ロール
72を有する。用紙は定着ロール74と加圧ロール72
によって形成されたニップを通過し、そのとき、トナー
像が定着ロール74と接触して用紙に定着される。その
あと、用紙は一対のロール76によってキャッチトレー
78へ運ばれ、オペレータによって取り出される。
いて用紙を解放する。解放された用紙はコンベヤ68に
よって矢印70の方向に定着部71まで運ばれ、そこ
で、転写されたトナー像が永久的に用紙へ定着される。
定着部71は、加熱された定着ロール74と加圧ロール
72を有する。用紙は定着ロール74と加圧ロール72
によって形成されたニップを通過し、そのとき、トナー
像が定着ロール74と接触して用紙に定着される。その
あと、用紙は一対のロール76によってキャッチトレー
78へ運ばれ、オペレータによって取り出される。
【0021】矢印22で示したベルト20の移動方向の
最後の処理部は、清掃部79である。清掃部には、繊維
ブラシ80が、転写動作のあと残っている残留トナー粒
子を除去するため光導電性ベルト20に接触した状態で
回転可能に取り付けられている。清掃後、ランプ82が
光導電性ベルト20を照明し、次の連続するサイクルの
開始に先立って、光導電性表面に残っているすべての残
留電荷を除去する。
最後の処理部は、清掃部79である。清掃部には、繊維
ブラシ80が、転写動作のあと残っている残留トナー粒
子を除去するため光導電性ベルト20に接触した状態で
回転可能に取り付けられている。清掃後、ランプ82が
光導電性ベルト20を照明し、次の連続するサイクルの
開始に先立って、光導電性表面に残っているすべての残
留電荷を除去する。
【0022】次に、図2〜図7について説明する。ロー
ラー50,52に掛け渡された2本の間隔をおいて配置
されたタイミングベルト54の間に、用紙グリッパー8
4が懸架されている。タイミングベルト54は、用紙グ
リッパー84の連続移動路を形成している。サーボモー
ター86は駆動ベルト88によってローラー52に連結
されている。用紙グリッパー84は一対の案内部材85
を有する。ベルト54に隣接して、一対の間隔をおいて
配置された軌道55が配置されている。一対の軌道55
は、それぞれ、一対の軌道支持体57によって形成され
ている。対応する軌道55の中に、案内部材85が滑動
可能に配置されている(図5および図6参照)。用紙グ
リッパー84は、さらに、上部把握部分87と下部把握
部分89から成り、両者はばねで互いに引き寄せられて
いる。用紙グリッパーは、さらに、2つの把握部分を所
定の間隔で開閉する作用をする一対のカム(図示せず)
を有する。閉じた位置では、把握部分87は、把握部分
89と共同して、用紙25の前縁をつかんで締めつけた
状態に保つ。把握部分87,89が用紙25をつかむ区
域は把握ニップ91を形成している(図5および図7参
照)。把握部分87,89の間に用紙25を摩擦で把握
する力を強めるために、下部把握部分89の把握ニップ
91に近い所に、シリコンゴムを被覆することができ
る。ベルト54は、それぞれ、一対のピン83によって
用紙グリッパー84の向かい合った側縁領域に連結され
ている。ベルト54と用紙グリッパー84の連結箇所
は、用紙25が用紙搬送装置48で搬送されているとき
のベルト54の移動方向(矢印62で示す)に対し用紙
25の前縁の後方である。用紙グリッパー84は、用紙
グリッパー84とベルト54の連結場所でベルト54に
よって駆動される。上記の形態において、用紙グリッパ
ーとベルトの連結場所と用紙前縁との距離は、ローラー
50の半径の長さにほぼ等しいか、それ以上である。
ラー50,52に掛け渡された2本の間隔をおいて配置
されたタイミングベルト54の間に、用紙グリッパー8
4が懸架されている。タイミングベルト54は、用紙グ
リッパー84の連続移動路を形成している。サーボモー
ター86は駆動ベルト88によってローラー52に連結
されている。用紙グリッパー84は一対の案内部材85
を有する。ベルト54に隣接して、一対の間隔をおいて
配置された軌道55が配置されている。一対の軌道55
は、それぞれ、一対の軌道支持体57によって形成され
ている。対応する軌道55の中に、案内部材85が滑動
可能に配置されている(図5および図6参照)。用紙グ
リッパー84は、さらに、上部把握部分87と下部把握
部分89から成り、両者はばねで互いに引き寄せられて
いる。用紙グリッパーは、さらに、2つの把握部分を所
定の間隔で開閉する作用をする一対のカム(図示せず)
を有する。閉じた位置では、把握部分87は、把握部分
89と共同して、用紙25の前縁をつかんで締めつけた
状態に保つ。把握部分87,89が用紙25をつかむ区
域は把握ニップ91を形成している(図5および図7参
照)。把握部分87,89の間に用紙25を摩擦で把握
する力を強めるために、下部把握部分89の把握ニップ
91に近い所に、シリコンゴムを被覆することができ
る。ベルト54は、それぞれ、一対のピン83によって
用紙グリッパー84の向かい合った側縁領域に連結され
ている。ベルト54と用紙グリッパー84の連結箇所
は、用紙25が用紙搬送装置48で搬送されているとき
のベルト54の移動方向(矢印62で示す)に対し用紙
25の前縁の後方である。用紙グリッパー84は、用紙
グリッパー84とベルト54の連結場所でベルト54に
よって駆動される。上記の形態において、用紙グリッパ
ーとベルトの連結場所と用紙前縁との距離は、ローラー
50の半径の長さにほぼ等しいか、それ以上である。
【0023】動作中、ベルト54は用紙グリッパー84
を駆動して一定速度で転写ゾーン64を通過させる。し
かし、用紙グリッパーがその通路の非直線部分を通り抜
けるとき、用紙グリッパーが加速することがある。本発
明の用紙搬送装置は、転写ゾーン内の用紙の部分から用
紙グリッパーの加速の作用を切り離す。これは、転写ゾ
ーンにおけるコピー用紙と光導電性ベルト間のスリップ
を防止し、したがって現像されたトナー像を光導電性ベ
ルトからコピー用紙へ正確に転写することにより、コピ
ー用紙に生成された画像の完全性を確保するには、重要
なことである。
を駆動して一定速度で転写ゾーン64を通過させる。し
かし、用紙グリッパーがその通路の非直線部分を通り抜
けるとき、用紙グリッパーが加速することがある。本発
明の用紙搬送装置は、転写ゾーン内の用紙の部分から用
紙グリッパーの加速の作用を切り離す。これは、転写ゾ
ーンにおけるコピー用紙と光導電性ベルト間のスリップ
を防止し、したがって現像されたトナー像を光導電性ベ
ルトからコピー用紙へ正確に転写することにより、コピ
ー用紙に生成された画像の完全性を確保するには、重要
なことである。
【0024】図2〜図4は、ベルト54の移動方向に対
し転写ゾーン64の前方の位置から転写ゾーン64の後
方の位置までの用紙グリッパー84の動きを示す。用紙
が光導電性ベルト20と用紙グリッパー84の移動によ
って形成された連続通路の間の隙間に入ると、コロナ発
生装置(図示せず)が与えた静電気によって、用紙が光
導電性ベルト20に付着する。用紙は、この状態で転写
ゾーン64を通過する。図2は、転写ゾーン64に入る
前に、前縁の近くで用紙25をつかんでいる用紙グリッ
パー84を示す。図3は、転写ゾーン64内の位置へ進
んだ用紙グリッパー84と用紙25の前部を示す。図4
は、ベルト54の移動方向62または光導電性ベルト2
0の移動方向22に対し転写ゾーン64のすぐ前方の位
置にある用紙グリッパー84と用紙25の前部を示す。
用紙25の後部は転写ゾーン64内にある。図4に示す
ように、ベルト54または光導電性ベルト20の移動方
向に対し転写ゾーン64のすぐ前方の領域において用紙
25の部分に、座屈27が生じる。座屈27は、光導電
性ベルト20と転写ゾーン内の用紙の部分間の相対速度
を零にして、用紙25と光導電性ベルト20間のスリッ
プを除去する作用をする。用紙グリッパーの加速が単に
座屈27の大きさを縮小するだけで、転写ゾーン内に残
っている用紙の後部へ伝わらないから(図4参照)、こ
れは真実である。
し転写ゾーン64の前方の位置から転写ゾーン64の後
方の位置までの用紙グリッパー84の動きを示す。用紙
が光導電性ベルト20と用紙グリッパー84の移動によ
って形成された連続通路の間の隙間に入ると、コロナ発
生装置(図示せず)が与えた静電気によって、用紙が光
導電性ベルト20に付着する。用紙は、この状態で転写
ゾーン64を通過する。図2は、転写ゾーン64に入る
前に、前縁の近くで用紙25をつかんでいる用紙グリッ
パー84を示す。図3は、転写ゾーン64内の位置へ進
んだ用紙グリッパー84と用紙25の前部を示す。図4
は、ベルト54の移動方向62または光導電性ベルト2
0の移動方向22に対し転写ゾーン64のすぐ前方の位
置にある用紙グリッパー84と用紙25の前部を示す。
用紙25の後部は転写ゾーン64内にある。図4に示す
ように、ベルト54または光導電性ベルト20の移動方
向に対し転写ゾーン64のすぐ前方の領域において用紙
25の部分に、座屈27が生じる。座屈27は、光導電
性ベルト20と転写ゾーン内の用紙の部分間の相対速度
を零にして、用紙25と光導電性ベルト20間のスリッ
プを除去する作用をする。用紙グリッパーの加速が単に
座屈27の大きさを縮小するだけで、転写ゾーン内に残
っている用紙の後部へ伝わらないから(図4参照)、こ
れは真実である。
【0025】用紙25の後部が転写ゾーン64中にあっ
て、第1速度(光導電性ベルトの速度によって決まる)
で移動させられており、用紙25の前縁が前記第1速度
より遅い第2速度(把握ニップ91の速度によって決ま
る)で移動させられているとき、用紙グリッパー84と
用紙25の前部がベルト54または光導電性ベルト20
の移動方向に対し転写ゾーン64のすぐ前方の位置まで
来ると、座屈27が生じる。用紙グリッパー84の案内
部材85が滑動可能に載っている軌道55の向きのため
に、光導電性ベルトの移動方向に対し転写ゾーンのすぐ
前方の領域における把握ニップ91の速度は、転写ゾー
ン内の用紙の後部の速度(光導電性ベルトによって決ま
る)より小さい。詳しく述べると、用紙グリッパー84
がベルト54に対する平行な向きから逸脱している軌道
55の部分を通過し始めると、案内部材85(結果的
に、把握ニップ91)の速度はベルト54(および光導
電性ベルト20)の速度に対し減少する。この軌道55
の部分は、図2〜図4に参照文字Dで示してある。この
結果、上に述べたように、前記軌道の部分の逸脱が、光
導電性ベルトの移動方向に対し転写ゾーンのすぐ前方の
領域に位置している場合、用紙が用紙グリッパーによっ
て運ばれ、前記領域を通過するとき、前記領域内の用紙
の部分に座屈が生じる(図2〜図4参照)。上記の代わ
りに、または追加して、サーボモーター86でタイミン
グベルト54を、光導電性ベルトの速度より少し遅い直
線速度(たとえば、 0.2%〜0.3 %の異なる速度)で駆
動させることによって、座屈を生じさせることができ
る。
て、第1速度(光導電性ベルトの速度によって決まる)
で移動させられており、用紙25の前縁が前記第1速度
より遅い第2速度(把握ニップ91の速度によって決ま
る)で移動させられているとき、用紙グリッパー84と
用紙25の前部がベルト54または光導電性ベルト20
の移動方向に対し転写ゾーン64のすぐ前方の位置まで
来ると、座屈27が生じる。用紙グリッパー84の案内
部材85が滑動可能に載っている軌道55の向きのため
に、光導電性ベルトの移動方向に対し転写ゾーンのすぐ
前方の領域における把握ニップ91の速度は、転写ゾー
ン内の用紙の後部の速度(光導電性ベルトによって決ま
る)より小さい。詳しく述べると、用紙グリッパー84
がベルト54に対する平行な向きから逸脱している軌道
55の部分を通過し始めると、案内部材85(結果的
に、把握ニップ91)の速度はベルト54(および光導
電性ベルト20)の速度に対し減少する。この軌道55
の部分は、図2〜図4に参照文字Dで示してある。この
結果、上に述べたように、前記軌道の部分の逸脱が、光
導電性ベルトの移動方向に対し転写ゾーンのすぐ前方の
領域に位置している場合、用紙が用紙グリッパーによっ
て運ばれ、前記領域を通過するとき、前記領域内の用紙
の部分に座屈が生じる(図2〜図4参照)。上記の代わ
りに、または追加して、サーボモーター86でタイミン
グベルト54を、光導電性ベルトの速度より少し遅い直
線速度(たとえば、 0.2%〜0.3 %の異なる速度)で駆
動させることによって、座屈を生じさせることができ
る。
【0026】以下、段落番号0026から段落番号00
35の記載は、請求項1〜請求項3の記載とは関係のな
い記載である。座屈は、光導電性ベルトと転写ゾーン内
の用紙の部分との相対速度を零にすることによって用紙
と光導電性ベルト間のスリップを事実上無くし、コピー
用紙に転写された画像の完全性を保つ作用をする。しか
し、長い用紙を使用すると、座屈が大きくなり過ぎて、
用紙の主要部分が静止面に接触することがある。この問
題を図8に示す。長い用紙125は転写ゾーン64内に
残っており、従って、短い用紙25よりも長く光導電性
ベルト20と接触する。従って、座屈127は、それに
対応して図4に示した座屈27よりも大きくなる。この
結果、未定着のトナー像が載っている用紙の主要部分が
静止面たとえば清掃装置の案内部材300に接触して未
定着のトナー像を乱す可能性がある。
35の記載は、請求項1〜請求項3の記載とは関係のな
い記載である。座屈は、光導電性ベルトと転写ゾーン内
の用紙の部分との相対速度を零にすることによって用紙
と光導電性ベルト間のスリップを事実上無くし、コピー
用紙に転写された画像の完全性を保つ作用をする。しか
し、長い用紙を使用すると、座屈が大きくなり過ぎて、
用紙の主要部分が静止面に接触することがある。この問
題を図8に示す。長い用紙125は転写ゾーン64内に
残っており、従って、短い用紙25よりも長く光導電性
ベルト20と接触する。従って、座屈127は、それに
対応して図4に示した座屈27よりも大きくなる。この
結果、未定着のトナー像が載っている用紙の主要部分が
静止面たとえば清掃装置の案内部材300に接触して未
定着のトナー像を乱す可能性がある。
【0027】この問題は、用紙グリッパー84の速度に
「急変化」を生じさせ、用紙グリッパーをより大きな速
度へ加速し、コピー用紙の座屈の一部を除くことによっ
て解決される。この速度の急変化により、図8に示した
縮小した座屈127′が生じる。座屈の所望する量が除
かれた後、用紙グリッパーは通常速度へ戻される。最後
に、用紙グリッパーが転写ゾーンに入る前に、コピー用
紙を光導電性ベルト上の次の画像に正しく重ね合わせて
置くだけの時間の間、用紙グリッパーはより低い速度へ
減速され、再び通常速度に戻される。
「急変化」を生じさせ、用紙グリッパーをより大きな速
度へ加速し、コピー用紙の座屈の一部を除くことによっ
て解決される。この速度の急変化により、図8に示した
縮小した座屈127′が生じる。座屈の所望する量が除
かれた後、用紙グリッパーは通常速度へ戻される。最後
に、用紙グリッパーが転写ゾーンに入る前に、コピー用
紙を光導電性ベルト上の次の画像に正しく重ね合わせて
置くだけの時間の間、用紙グリッパーはより低い速度へ
減速され、再び通常速度に戻される。
【0028】図9に、用紙グリッパーの速度/時間プロ
フィル200を示す。プロフィルの部分201の間、用
紙グリッパーは通常速度V1 (図示例では、190.5 mm/s
)で動く。座屈の大きさを縮小するとき、プロフィルの
部分202が始まる。部分202において、用紙グリッ
パーは速度V1 からより高い速度V2 (たとえば、速度
V1 の 150%にしてもよい。図示例では、 286 mm/s )
へ加速される。部分202における用紙グリッパーの最
大加速度、すなわち部分202の勾配は、理論的に、サ
ーボモーター86の能力によって制限される。この加速
度は約3m/s2に制限することが好ましい。加速が大きく
なると、用紙の主要部分にフッターが生じることがあ
る。フラッターは転写ゾーンへ伝播して、用紙が光導電
性ベルト20から部分的に離れて画像を乱すことがあ
る。
フィル200を示す。プロフィルの部分201の間、用
紙グリッパーは通常速度V1 (図示例では、190.5 mm/s
)で動く。座屈の大きさを縮小するとき、プロフィルの
部分202が始まる。部分202において、用紙グリッ
パーは速度V1 からより高い速度V2 (たとえば、速度
V1 の 150%にしてもよい。図示例では、 286 mm/s )
へ加速される。部分202における用紙グリッパーの最
大加速度、すなわち部分202の勾配は、理論的に、サ
ーボモーター86の能力によって制限される。この加速
度は約3m/s2に制限することが好ましい。加速が大きく
なると、用紙の主要部分にフッターが生じることがあ
る。フラッターは転写ゾーンへ伝播して、用紙が光導電
性ベルト20から部分的に離れて画像を乱すことがあ
る。
【0029】部分202の後、用紙グリッパーの速度
は、部分203の間、速度V2 でほぼ一定に維持され
る。そのあと、用紙グリッパーは部分204の間、速度
V1 へ減速され、部分205の間、速度V1 に維持され
る。部分204の減速は用紙のフラッターを考慮して制
限する必要がないので、所望の減速度またはサーボモー
ターが許す減速度にすることができる。
は、部分203の間、速度V2 でほぼ一定に維持され
る。そのあと、用紙グリッパーは部分204の間、速度
V1 へ減速され、部分205の間、速度V1 に維持され
る。部分204の減速は用紙のフラッターを考慮して制
限する必要がないので、所望の減速度またはサーボモー
ターが許す減速度にすることができる。
【0030】速度/時間プロフィルの下の区域206
(部分202,203,204および通常速度V1 によ
って囲まれた区域)は、速度の急変化によって除かれる
座屈の直線量である。この量は、区域206を調節する
ことによって所望の値に調整することができる。図示し
た実施例の場合、この量は約6mm である。これによ
り、座屈の大きさは用紙125が静止面に接触しない値
まで十分に縮小する。図8に、この縮小した座屈12
7′を示す。
(部分202,203,204および通常速度V1 によ
って囲まれた区域)は、速度の急変化によって除かれる
座屈の直線量である。この量は、区域206を調節する
ことによって所望の値に調整することができる。図示し
た実施例の場合、この量は約6mm である。これによ
り、座屈の大きさは用紙125が静止面に接触しない値
まで十分に縮小する。図8に、この縮小した座屈12
7′を示す。
【0031】コピー用紙上の連続する画像の重ね合わせ
を保つには、時間tT に用紙グリッパーが転写ゾーンに
入るように、十分な時間の間用紙グリッパーを減速しな
ければならない。時間tT は、用紙グリッパーの速度が
公称速度プロフィル210で示した速度V1 で一定に維
持されていたとして、転写ゾーンに達する時間である。
用紙グリッパーはその公称速度プロフィル210から区
域206に等しい量だけ先に進んでいるので、転写ゾー
ンに達する前に、等しい量だけ用紙グリッパーを遅らせ
なければならない。これは、用紙グリッパーを速度V3
(速度V1 より小さい)まで減速させ、一定時間の間そ
の速度で動かし、そのあと用紙グリッパーを加速して速
度V1 へ戻すことによって行われる。正しい重ね合わせ
を保たせるには、速度/時間プロフィル200のこの部
分と通常速度V1 との間の区域208が、区域206と
等しくなければならない。減速の割合、したがって加速
の割合は、コピー用紙に課せられた速度変化ではなく、
サーボモーターの能力または他の設計考察事項によって
制限される。
を保つには、時間tT に用紙グリッパーが転写ゾーンに
入るように、十分な時間の間用紙グリッパーを減速しな
ければならない。時間tT は、用紙グリッパーの速度が
公称速度プロフィル210で示した速度V1 で一定に維
持されていたとして、転写ゾーンに達する時間である。
用紙グリッパーはその公称速度プロフィル210から区
域206に等しい量だけ先に進んでいるので、転写ゾー
ンに達する前に、等しい量だけ用紙グリッパーを遅らせ
なければならない。これは、用紙グリッパーを速度V3
(速度V1 より小さい)まで減速させ、一定時間の間そ
の速度で動かし、そのあと用紙グリッパーを加速して速
度V1 へ戻すことによって行われる。正しい重ね合わせ
を保たせるには、速度/時間プロフィル200のこの部
分と通常速度V1 との間の区域208が、区域206と
等しくなければならない。減速の割合、したがって加速
の割合は、コピー用紙に課せられた速度変化ではなく、
サーボモーターの能力または他の設計考察事項によって
制限される。
【0032】さらに、カラー電子リプログラフィー印刷
装置内で薄葉紙を循環させると、コピー用紙の主要部分
の未定着トナー像が静止面に接触することがある。図1
0に示すように、柔らかい薄葉紙225たとえば坪量が
約15ポンド以下の紙は、用紙の後部が制御されていな
いと、たとえば用紙225の後部229が光導電性ベル
ト20から離れると、所望の経路から比較的大きくずれ
る。帯電した用紙が静電気によって静止面たとえば清掃
装置の案内部材300へ引きつけられる力、あるいはリ
プログラフィー印刷装置内の不規則な空気流が及ぼす力
に抵抗するには、薄葉紙の曲げ剛性がかなり小さいから
である。
装置内で薄葉紙を循環させると、コピー用紙の主要部分
の未定着トナー像が静止面に接触することがある。図1
0に示すように、柔らかい薄葉紙225たとえば坪量が
約15ポンド以下の紙は、用紙の後部が制御されていな
いと、たとえば用紙225の後部229が光導電性ベル
ト20から離れると、所望の経路から比較的大きくずれ
る。帯電した用紙が静電気によって静止面たとえば清掃
装置の案内部材300へ引きつけられる力、あるいはリ
プログラフィー印刷装置内の不規則な空気流が及ぼす力
に抵抗するには、薄葉紙の曲げ剛性がかなり小さいから
である。
【0033】この問題に対する解決策は、用紙の後部2
29が光導電性ベルトをまさに離れるとき用紙グリッパ
ー84の加速を開始させることである。この加速によ
り、用紙は所望の経路のほうへ引き戻され、接触するか
も知れない静止面から離れる。
29が光導電性ベルトをまさに離れるとき用紙グリッパ
ー84の加速を開始させることである。この加速によ
り、用紙は所望の経路のほうへ引き戻され、接触するか
も知れない静止面から離れる。
【0034】図11は、用紙グリッパーに課せられる速
度プロフィル400を示す。部分401の間、用紙グリ
ッパーは通常速度V1 で動く。時間tL (コピー用紙の
後縁の約3 mm が光導電性ベルトに接触している時間)
に、用紙グリッパーは部分402に入る。この部分40
2では、用紙グリッパーは放物線の形状に沿って最初加
速し、そのあと減速する。図示した実施例における最大
加速403は、約8 mm/s2である。最大減速もほぼ同じ
値である。長い用紙の場合の過大な座屈を除くための速
度変化と異なり、用紙の最後の数ミリが光導電性ベルト
から離れても、コピー用紙に最後に定着されるトナー像
が乱されないので、この加速は用紙のフラッターによっ
て制限されない。したがって、加速はサーボモーターの
能力または他の考察事項によって制限される。用紙グリ
ッパーは、最大速度V4 (図示した実施例の場合、約1
m/s )に達する。部分402の後、用紙グリッパーは、
速度/時間プロフィル400の部分404に入り、再び
通常速度V1 へ戻る。用紙グリッパーが転写ゾーンに入
る時間tT の速度は、速度V1 である。
度プロフィル400を示す。部分401の間、用紙グリ
ッパーは通常速度V1 で動く。時間tL (コピー用紙の
後縁の約3 mm が光導電性ベルトに接触している時間)
に、用紙グリッパーは部分402に入る。この部分40
2では、用紙グリッパーは放物線の形状に沿って最初加
速し、そのあと減速する。図示した実施例における最大
加速403は、約8 mm/s2である。最大減速もほぼ同じ
値である。長い用紙の場合の過大な座屈を除くための速
度変化と異なり、用紙の最後の数ミリが光導電性ベルト
から離れても、コピー用紙に最後に定着されるトナー像
が乱されないので、この加速は用紙のフラッターによっ
て制限されない。したがって、加速はサーボモーターの
能力または他の考察事項によって制限される。用紙グリ
ッパーは、最大速度V4 (図示した実施例の場合、約1
m/s )に達する。部分402の後、用紙グリッパーは、
速度/時間プロフィル400の部分404に入り、再び
通常速度V1 へ戻る。用紙グリッパーが転写ゾーンに入
る時間tT の速度は、速度V1 である。
【0035】この速度プロフィルは、一般に、より小さ
い用紙サイズたとえば8・1/2″×11″の場合、後
縁が転写ゾーンを離れてから次の画像のため用紙グリッ
パーが転写ゾーンに入るまでのインターバルの間、高速
度で用紙を動かすので、カラー電子リプログラフィー印
刷装置の処理量が増える。この処理量が増えるメカニズ
ムは、米国特許第4,849,795 号に記載されている。
い用紙サイズたとえば8・1/2″×11″の場合、後
縁が転写ゾーンを離れてから次の画像のため用紙グリッ
パーが転写ゾーンに入るまでのインターバルの間、高速
度で用紙を動かすので、カラー電子リプログラフィー印
刷装置の処理量が増える。この処理量が増えるメカニズ
ムは、米国特許第4,849,795 号に記載されている。
【0036】以上、特定の実施例について発明を説明し
たが、記載した実施例に対し多くの代替、修正、変更を
なし得ることは、この分野の専門家には明らかであろ
う。従って、特許請求の範囲の精神および範囲に含むこ
とができるすべての代替物、修正物、変更物は本発明に
包含されるものとする。
たが、記載した実施例に対し多くの代替、修正、変更を
なし得ることは、この分野の専門家には明らかであろ
う。従って、特許請求の範囲の精神および範囲に含むこ
とができるすべての代替物、修正物、変更物は本発明に
包含されるものとする。
【図1】本発明の諸特徴を組み入れた電子写真印刷機を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の細部構造と、転写ゾーンに入る前の位置にある
用紙搬送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
送装置の細部構造と、転写ゾーンに入る前の位置にある
用紙搬送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
【図3】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の細部構造と、転写ゾーン内の位置にある用紙搬
送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
送装置の細部構造と、転写ゾーン内の位置にある用紙搬
送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
【図4】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の細部構造と、転写ゾーンから出た後の位置にあ
る用紙搬送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
送装置の細部構造と、転写ゾーンから出た後の位置にあ
る用紙搬送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
【図5】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の用紙グリッパーを示す部分拡大平面図である。
送装置の用紙グリッパーを示す部分拡大平面図である。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
送装置の用紙グリッパーを示す正面図である。
【図8】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙搬
送装置の細部構造と、長いコピー用紙が用紙案内部材に
接触する位置にある用紙搬送装置の用紙グリッパーを示
す正面図である。
送装置の細部構造と、長いコピー用紙が用紙案内部材に
接触する位置にある用紙搬送装置の用紙グリッパーを示
す正面図である。
【図9】用紙が用紙案内部材に接触するのを防止するた
め、用紙グリッパーに課せられた速度/時間プロフィル
を示す図である。
め、用紙グリッパーに課せられた速度/時間プロフィル
を示す図である。
【図10】図1の電子写真印刷機に使用されている用紙
搬送装置の細部構造と、薄葉紙の後縁が用紙案内部材に
接触する位置にある用紙搬送装置の用紙グリッパーを示
す正面図である。および
搬送装置の細部構造と、薄葉紙の後縁が用紙案内部材に
接触する位置にある用紙搬送装置の用紙グリッパーを示
す正面図である。および
【図11】薄葉紙の後縁が用紙案内部材に接触するのを
防止するため、用紙グリッパーに課せられた別の速度/
時間プロフィルを示す図である。
防止するため、用紙グリッパーに課せられた別の速度/
時間プロフィルを示す図である。
10 ラスタ入力スキャナ(RIS) 12 画像処理装置(IPS) 14 ユーザーインタフェース(UI) 16 ラスタ出力スキャナ(ROS) 18 印刷機 20 光導電性ベルト 22 ベルトの移動方向 24,26 トランスファローラー 25 コピー用紙 28 テンションローラー 30 駆動ローラー 32 モーター 33 帯電部 34 コロナ発生装置 35 露光部 37 ミラー 38 多色原稿書類 39 現像部 40,42,44,46 現像装置 48 用紙搬送装置 50,52 円筒形ローラー 54 タイミングベルト 55 軌道 56 用紙のストック 57 軌道支持体 58 摩擦遅延式給送装置 60 転写前搬送装置 62 ベルト移動方向 64 転写ゾーン 65 転写部 66 コロナ発生装置 68 コンベヤ 70 用紙の移動方向 71 定着部 72 加圧ロール 74 定着ロール 76 ロール 78 キャッチトレー 80 回転繊維ブラシ 82 ランプ 83 ピン 84 用紙クリッパー 85 案内部材 86 サーボモーター 87 上部把握部分 88 駆動ベルト 89 下部把握部分 91 把握ニップ 125 長いコピー用紙 127 座屈 127′縮小した座屈 200 速度/時間プロフィル 201,202,203,204,205 速度/時間
プロフィルの部分 206,208 区域 210 公称速度プロフィル 225 柔らかい薄葉紙 229 後縁 300 清掃装置の案内部材 400 速度/時間プロフィル 401,402,403,404 速度/時間プロフィ
ルの部分
プロフィルの部分 206,208 区域 210 公称速度プロフィル 225 柔らかい薄葉紙 229 後縁 300 清掃装置の案内部材 400 速度/時間プロフィル 401,402,403,404 速度/時間プロフィ
ルの部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケニス ジー クリスティー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14580 ウェブスター サウス アベニ ュー 126 (56)参考文献 特開 平3−192381(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 510 G03G 15/01 114
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙を、転写ゾーンを通して移動部材上
の現像された情報に重ね合わせるように搬送する用紙搬
送装置であって、用紙を第1の速度で前記転写ゾーンを
通過するように、前記第1速度で用紙グリッパーを前記
転写ゾーンを通して移動させることによって、搬送する
搬送手段を備え、前記転写ゾーンの出口に隣接する下流
位置で前記用紙グリッパーが非直線通路に沿って移動さ
せられて前記用紙が前記第1速度より早い速度に加速さ
れる用紙搬送装置において、 前記用紙の後端が前記転写ゾーン内にある間に該用紙の
先端が前記第1速度より遅い第2の速度で進められるよ
うに、前記用紙グリッパーによって把持された用紙の先
端を前記転写ゾーンの出口において前記第1速度より減
速することによって、前記転写ゾーンの出口で用紙の一
部に座屈を生成する手段を備え、前記第1速度より早い
速度への前記加速は、前記座屈によって前記転写ゾーン
内の用紙部分には伝えられないことを特徴とする用紙搬
送装置。 - 【請求項2】 現像されたトナー像を有する移動部材を
有し、用紙を、転写ゾーンを通して前記トナー像に重ね
合わせるように搬送する印刷装置であって、用紙を第1
の速度で前記転写ゾーンを通過するように、前記第1速
度で用紙グリッパーを前記転写ゾーンを通して移動させ
ることによって、搬送する搬送手段を備え、前記転写ゾ
ーンの出口に隣接する下流位置で前記用紙グリッパーが
非直線通路に沿って移動させられて前記用紙が前記第1
速度より早い速度に加速される印刷装置において、 前記用紙の後端が前記転写ゾーン内にある間に該用紙の
先端が前記第1速度より遅い第2の速度で進められるよ
うに、前記用紙グリッパーによって把持された用紙の先
端を前記転写ゾーンの出口において前記第1速度より減
速することによって、前記転写ゾーンの出口で用紙の一
部に座屈を生成する手段を備え、前記第1速度より早い
速度への前記加速は、前記座屈によって前記転写ゾーン
内の用紙部分には伝えられないことを特徴とする印刷装
置。 - 【請求項3】 用紙を、転写ゾーンを通して移動部材上
の現像された情報に重ね合わせるように、搬送するた
め、用紙を第1の速度で前記転写ゾーンを通過するよう
に、前記第1速度で用紙グリッパーを前記転写ゾーンを
通して移動させ ることによって、搬送し、前記転写ゾー
ンの出口に隣接する下流位置で前記用紙グリッパーが非
直線通路に沿って移動させられて前記用紙が前記第1速
度より早い速度に加速される用紙搬送装置の用紙搬送方
法において、 前記用紙の後端が前記転写ゾーン内にある間に該用紙の
先端が前記第1速度より遅い第2の速度で進められるよ
うに、前記用紙グリッパーによって把持された用紙の先
端を前記転写ゾーンの出口において前記第1速度より減
速することによって、前記転写ゾーンの出口で用紙の一
部に座屈を生成するステップを有し、前記第1速度より
早い速度への前記加速は、前記座屈によって前記転写ゾ
ーン内の用紙部分には伝えられないことを特徴とする用
紙搬送方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/754,832 US5227854A (en) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | Sheet transport system with sheet velocity manipulation |
US07/754832 | 1991-09-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257396A JPH05257396A (ja) | 1993-10-08 |
JP3320786B2 true JP3320786B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=25036545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22678192A Expired - Fee Related JP3320786B2 (ja) | 1991-09-04 | 1992-08-26 | 印刷装置の用紙搬送装置及び方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5227854A (ja) |
JP (1) | JP3320786B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100197A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Xerox Corp | シート掴み機構 |
EP1468841B1 (en) * | 2003-04-14 | 2011-12-28 | Bell and Howell, LLC | Envelope transport and insertion machine |
US7242894B2 (en) * | 2004-11-15 | 2007-07-10 | Xerox Corporation | Xerographic transfer station using a belt |
JP2010009022A (ja) * | 2008-05-27 | 2010-01-14 | Canon Inc | 画像形成装置及び記録媒体搬送制御方法 |
JP7310485B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-07-19 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2571806A (en) * | 1949-05-24 | 1951-10-16 | Harris Seybold Co | Sheet tail accelerating device for sheet feeders |
US4849795A (en) * | 1987-10-05 | 1989-07-18 | Xerox Corporation | Sheet transport |
US4891674A (en) * | 1988-06-09 | 1990-01-02 | Xerox Corporation | Retractable development apparatus |
US5075734A (en) * | 1990-12-20 | 1991-12-24 | Xerox Corporation | Sheet transport system with improved registration |
US5138399A (en) * | 1990-12-20 | 1992-08-11 | Xerox Corporation | Sheet transport system with improved registration |
-
1991
- 1991-09-04 US US07/754,832 patent/US5227854A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22678192A patent/JP3320786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05257396A (ja) | 1993-10-08 |
US5227854A (en) | 1993-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2650735B2 (ja) | シート搬送装置及びシート搬送装置を備えた複写機 | |
JP3195629B2 (ja) | 把持及び見当合わせ機構を改良した用紙搬送システム | |
EP0493022B1 (en) | Sheet transport apparatus | |
US6863272B2 (en) | Sheet feeding apparatus having an adaptive air fluffer | |
US5151745A (en) | Sheet control mechanism for use in an electrophotographic printing machine | |
JP3320786B2 (ja) | 印刷装置の用紙搬送装置及び方法 | |
US4905052A (en) | Sheet transport velocity mismatch compensation apparatus | |
EP0493021B1 (en) | Sheet transport apparatus | |
US5515151A (en) | Apparatus for controlling image disturbing effects of a sheet motion opposing force | |
US5150163A (en) | Sheet transport system with improved release mechanism | |
US5533720A (en) | Sheet control baffle for use in an electrophotographic printing machine | |
EP0522719A2 (en) | Improved transfer mechanism for a sheet transport system | |
US5177541A (en) | Sheet transport system with improved gripper bar | |
US5211392A (en) | Sheet transport apparatus for use in an electrophotographic printing machine | |
JPH05201579A (ja) | 電子写真印刷装置におけるベルトの案内を制御する装置 | |
JPH05204200A (ja) | 光導電性面から担体ビーズを除去する改良した装置を有する複写装置 | |
JPH05216381A (ja) | 受光体の導電層の基準電位への電気的結合装置 | |
JPH02141767A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS63229475A (ja) | 静電式画像形成装置 | |
JPH04287075A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH1165325A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6263949A (ja) | 画像制御装置 | |
JPS63292178A (ja) | 定着装置前の紙詰まり防止装置 | |
JPH05107951A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010611 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020513 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |