JP3318775B2 - プログラム開発支援方法およびその装置 - Google Patents

プログラム開発支援方法およびその装置

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JP3318775B2
JP3318775B2 JP21640192A JP21640192A JP3318775B2 JP 3318775 B2 JP3318775 B2 JP 3318775B2 JP 21640192 A JP21640192 A JP 21640192A JP 21640192 A JP21640192 A JP 21640192A JP 3318775 B2 JP3318775 B2 JP 3318775B2
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博俊 前川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル計算機、特に、
視覚データおよび聴覚データを扱い、その視覚データの
画像表示および聴覚データの音声出力を行う、いわゆる
マルチメディアコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】視覚データおよび聴覚データの処理を行
うプログラムの開発は、従来、以下のように行われてき
た。以下、聴覚データを取り扱う場合について述べる。
プログラム開発者は、プログラム編集用プログラム(エ
ディタ)を使用し、プログラムを作成する。プログラム
内に音声出力を必要とする部分がある場合、その部分に
音声出力命令を加え、プログラムをセーブし、一時エデ
ィタを終了する。
【0003】次に、プログラム開発者は、データベース
プログラムを起動し、前記音声出力命令に対応する聴覚
データをデータベース上で検索し、その内の一つを選択
し、データベースプログラムを終了する。さらに、音声
出力用プログラムを起動し、選択された聴覚データを音
声表示装置上に表示し、その内容を確認し、音声出力用
プログラムを終了する。この際、前記聴覚データを編集
し、聴覚データの一部を取り出し、使用する場合もあ
る。
【0004】次に、プログラム開発者は再度エディタを
起動し、前記プログラムを編集し、選択された前記聴覚
データを前記音声出力命令に対応する聴覚データを挿入
する。この際、前記聴覚データを編集し、聴覚データの
一部を取り出して使用する場合もある。以上の手順は、
視覚データを取り扱う場合についても同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の視覚データおよ
び聴覚データの処理を行うプログラムの開発は、従来、
以上に述べたような手順により行われてきたので、プロ
グラムの開発に時間と手間がかかる。つまり、挿入およ
び変更する視覚データおよび聴覚データの内容をプログ
ラムの編集と同時に確認できないため、目的とするデー
タの検索および選択に時間がかかる。前記選択したデー
タおよびそれに対応する命令のプログラム中への挿入に
時間と手間がかかる。前記データの内容確認とプログラ
ムへの挿入を一時に行えないという問題点があった。
【0006】このため、プログラム編集と同時に視覚デ
ータおよび聴覚データの検索を行い、その内容を画像表
示あるいは音声出力し、視覚データおよび聴覚データの
編集を行うことができ、そのデータおよびそれに対応す
る命令をプログラム中に挿入することのできるプログラ
ム開発支援ツールが要望されている。
【0007】本発明のプログラム開発支援方法およびそ
の装置は、上記の問題点に鑑みてなされたのもであり、
プログラム編集と同時に視覚データおよび聴覚データの
検索を行うことができ、その内容を画像表示あるいは音
声出力することができ、視覚データおよび聴覚データの
編集を行うことができる。さらにそのデータおよびそれ
に対応する命令をプログラム中に挿入することができ、
その結果、プログラムの開発の時間と手間を省くことの
できるプログラム開発支援方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明プログラム開発支援方法は、視覚情報お
よび聴覚情報、またはいずれか一方の指定を受け、前記
指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一
方を再生し、当該再生された視覚情報および聴覚情報、
またはいずれか一方のうち、選択して出力する視覚情報
の第1の範囲の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指
定、またはいずれか一方の指定を行うために用いられる
画面を表示し、前記再生された視覚情報および聴覚情
報、またはいずれか一方のうち、選択して出力する視覚
情報の第1の範囲の指定、および聴覚情報の第2の範囲
の指定、またはいずれか一方の指定を受け、前記指定さ
れた第1の範囲の前記視覚情報、および前記指定された
第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれか一方の出
力を行うことを示す命令を含むプログラムコードを生成
する。
【0009】また、第2の発明のプログラム開発支援装
置は、視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一方の
指定、並びに、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
ずれか一方の指定を行うために用いられる指定手段と、
前記指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
か一方を再生する情報提示制御手段と、当該再生された
視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一方のうち、
選択して出力する視覚情報の第1の範囲の指定、および
聴覚情報の第2の範囲の指定、またはいずれか一方の指
定を行うために用いられる画面を表示する表示手段と、
前記指定された第1の範囲の前記視覚情報、および前記
指定された第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれ
か一方の出力を行うことを示す命令を含むプログラムコ
ードを生成する手段とを具備する。
【0010】また、第3の発明のプログラム開発支援方
法は、視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一方を
出力する命令を挿入する位置の指定を受け、視覚情報お
よび聴覚情報、またはいずれか一方の指定を受け、前記
指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一
方を再生し、当該再生された視覚情報および聴覚情報、
またはいずれか一方のうち、選択して出力する視覚情報
の第1の範囲の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指
定、またはいずれか一方の指定を行うために用いられる
画面を表示し、前記選択して出力する視覚情報の第1の
範囲の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、また
はいずれか一方の指定を受け、前記指定された第1の範
囲の前記視覚情報、および前記指定された第2の範囲の
前記聴覚情報、またはいれずれか一方の出力を行うこと
を示す命令を、前記指定された位置に格納したプログラ
ムコードを生成する。また、第4の発明のプログラム開
発支援装置は、視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
か一方を出力する命令を挿入する位置の指定、視覚情報
および聴覚情報、またはいずれか一方の指定、並びに、
選択して出力する視覚情報の第1の範囲の指定、および
聴覚情報の第2の範囲の指定、またはいずれか一方の指
定を行うために用いられる指定手段と、前記指定された
視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一方を再生す
る情報提示制御手段と、当該再生された視覚情報および
聴覚情報、またはいずれか一方のうち、選択して出力す
る視覚情報の第1の範囲の指定、および聴覚情報の第2
の範囲の指定、またはいずれか一方の指定を行うために
用いられる画面を表示する表示手段と、前記指定された
第1の範囲の前記視覚情報、および前記指定された第2
の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれか一方の出力を
行うことを示す命令を、前記指定された位置に格納した
プログラムコードを生成する手段とを具備する。
【0011】
【作用】プログラム編集中にブラウザを使用し、データ
ベースの検索を行い、視覚データおよび聴覚データの選
択を行い、選択された視覚データおよび聴覚データの内
容を画像表示あるいは音声出力し、さらに選択された視
覚データおよび聴覚データを編集することにより、使用
する視覚データおよび聴覚データの検索、選択、内容確
認、および編集をプログラムの編集と同時に行う。ま
た、前記検索、選択、内容確認、および編集された視覚
データおよび聴覚データ、さらにそれに対応する命令を
プログラム中に挿入することによりプログラム編集の利
便を図る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例について述べ
る。図1は、本発明のプログラム開発支援装置1の構成
を示す図である。プログラム開発支援装置1は、高級プ
ログラム言語、例えばLISPの処理を行う計算機(図
示せず)およびその周辺装置上で実現される。図1にお
いて、CRTディスプレイ10は、計算機に接続され、
視覚データの内容を表示する表示装置である。音声出力
装置11は、計算機に接続され、D/Aコンバータ、音
声増幅器等を含み、聴覚データの内容をスピーカ12か
ら出力する回路である。
【0013】ここで、視覚データとは、ビデオ情報、図
形情報等、人間の視覚にうったえる情報一般をさし、聴
覚データとは、PCM符号化された音声波形、計算機に
より自動演奏される楽譜等、人間の聴覚にうったえる情
報一般をさす。I/O13は、マウス14、キーボード
(図示せず)等と計算機のインターフェースを行う回路
である。二次記憶装置15は、計算機に接続され、情報
の記憶を行う記憶装置、例えばハードディスク記憶装置
である。
【0014】データベースプログラム20は、二次記憶
装置15上に記憶された視覚データおよび聴覚データの
検索を行うソフトウェアである。画像編集プログラム2
1は、データベースプログラム20により検索された視
覚データを編集するソフトウェアである。画像出力プロ
グラム22は、画像編集プログラム21で編集された視
覚データをCRTディスプレイ10を介して出力するた
めの処理を行うソフトウェアである。音声編集プログラ
ム23は、データベースプログラム20により検索され
た聴覚データを編集するソフトウェアである。音声出力
プログラム24は、画像編集プログラム23で編集され
た視覚データを音声出力装置11およびスピーカ12を
介して出力するための処理を行うソフトウェアである。
【0015】プログラム30は、本発明のプログラム開
発支援方法およびその装置の処理の対象となるプログラ
ムである。エディタ31は、プログラム30を編集する
ソフトウェアである。なお、図1の矢印はデータの流れ
を示し、図中、*印を付した部分はソフトウェアを示
す。
【0016】図2は、データベースプログラム20によ
り制御され、エディタ31の起動とともに、CRTディ
スプレイ10の画面上に表示されるブラウザ32を説明
する図である。ブラウザとは、対話形式でデータベース
の検索を行うために使用されるウィンドウのことであ
る。プログラム30の内容はブラウザとは別に設けられ
たCRTディスプレイ10の画面上のウィンドウに表示
されるものとする。図3は、ブラウザ32を使用し、聴
覚データ(音楽データ)を選択する際の手順を説明する
図である。
【0017】以下、プログラム開発支援装置1の動作を
説明する。ここでは、聴覚データについての検索、選
択、内容確認、および編集を行い、プログラム30に聴
覚データおよびそれに対応する命令を挿入する場合につ
いて述べる。まず、プログラム開発者は、エディタ31
を起動し、プログラム30の編集を行う。次に、プログ
ラム30内で音声出力を行う部分の指定を行う。この指
定は、CRTディスプレイ10上に表示されるプログラ
ム30の所定の行をマウス14に配設されたボタンを短
時間押し(クリックし)、制御情報を計算機に入力する
ことにより行う。ただし、上記制御情報はマウス14か
ら入力しなくともよく、例えば、キーボードから入力す
るように構成してもよい。
【0018】次に、プログラム開発者は、マウス14を
操作し、クリックすることにより選択情報を計算機に入
力し、図3(A)に示したブラウザ32のジャンル選択
用ウィンドウから、使用する音声の種類、ここでは音楽
を選択する。ここで、ジャンル選択用ウィンドウには、
例えば自然音、音楽、人の声といった音声の種類がリス
ト表示され、選択可能になっている。上記ジャンル選択
情報はデータベースプログラム20に入力される。この
情報を受けたデータベースプログラム20は二次記憶装
置15に記憶された聴覚データを検索し、作曲者(アー
ティスト)のリストを図3(B)に示したブラウザ32
のアーティスト選択用ウィンドウに表示する。
【0019】次に、プログラム開発者はアーティスト選
択用ウィンドウにおいて、目的の音楽(聴覚データ)の
作曲者を選択する。ここでの選択方法およびデータベー
スプログラム20の動作は、上記音声の種類の選択で説
明したのと同様である。次に、プログラム開発者は図3
(C)に示したブラウザ32の曲名選択用ウィンドウで
目的の音楽(聴覚データ)を選択する。ここでの選択方
法は、上記音声の種類の選択で説明したのと同様であ
る。データベースプログラム20は、以上述べた通りに
選択された聴覚データ(音楽データA)を音声編集プロ
グラム23に入力する。
【0020】次に、プログラム開発者は、図2(C)に
示したブラウザ32の音声出力開始用ウィンドウ(PL
AY)をマウス14でクリックし、音声出力を出力させ
るための制御情報を計算機に入力する。この制御情報は
音声編集プログラム23に入力され、この制御情報を受
けた音声編集プログラム23は、音声出力プログラム2
4に聴覚データAを入力する。聴覚データAを入力され
た音声出力プログラム24は、音声出力装置11および
スピーカ12を介して聴覚データAの内容を出力する。
それと同時に、現在出力中の音声の出力開始からの経過
時間を示す情報を音声編集プログラム23を介してデー
タベースプログラム20に入力する。
【0021】上記経過時間情報を入力されたデータベー
スプログラム20は、図2(B)に示す、経過時間表示
用ウィンドウにその時点で出力している音声の聴覚デー
タAにおける位置を指示線(図示せず)で示す。プログ
ラム開発者は、上記音声出力を停止する場合、図2
(D)に示す出力停止用ウィンドウ(STOP)をマウ
ス14でクリックし、音声出力を停止するための制御情
報を音声編集プログラム23に入力する。この制御情報
を入力された音声編集プログラム23は、音声出力プロ
グラム24を制御し、音声出力を停止する。
【0022】次に、プログラム開発者は、聴覚データA
の内、使用する範囲を設定する。この設定は、経過時間
表示用ウィンドウをクリックすることにより行われる。
つまり、プログラム開発者は、経過時間表示用ウィンド
ウの聴覚データAの使用範囲の始点(ここでは15秒)
と終点(ここでは45秒)をマウス14でクリックし、
使用範囲を指定する情報を計算機に入力する。この範囲
指定情報を入力された音声編集プログラム23は聴覚デ
ータAから前記範囲の部分を切り出す。この動作を図3
(D)に示す。
【0023】上記のように範囲指定された音楽データA
の部分を確認するためには、PLAYウィンドウをマウ
ス14でクリックし、音声出力を出力させるための制御
情報を計算機に入力する。この情報を入力された音声編
集プログラム23は、聴覚データAの先頭から15秒か
ら45秒までのデータを音声出力プログラム24に入力
し、音声出力装置11およびスピーカ12を介して音声
を出力する。この際の経過時間の表示も、前記指定され
た範囲内で上述したのと同様に行われる。
【0024】次に、プログラム開発者は図2(E)にし
めすプログラム用ウィンドウをマウス14でクリック
し、プログラム30内に聴覚データAと、それに対応す
る命令を挿入する。なお、前記命令は、上述の通り指定
されたプログラム30の行に挿入され、聴覚データAは
前記命令の引数で示される場所に挿入される。具体的に
は、プログラム30がLISPで記述されている場合、
指定されたプログラム30の行に、例えば下記命令、 (setq sound1 (take A)) (PLAY sound1 from 15) (PLAY sound1 to 45) が挿入され、 (setq sound1 (take
A))で示される位置に聴覚データAが挿入される。
なお、(PLAY sound1 from 15)
は、聴覚データの指定範囲の始点を示し、(PLAY
sound1 to 45)は、同じく終点を示す。こ
の命令が実行されると、聴覚データの指定の範囲内の内
容が音声出力される。
【0025】以上で聴覚データをプログラム30に挿入
する手順を終了する。音楽以外の聴覚データについても
同様な手順で挿入可能である。また、以上の動作はプロ
グラム30の編集の終了まで任意の回数、任意の聴覚デ
ータ、および視覚データについて行うことができる。ま
た、上述した各手順は、互いに前後してもよい。また、
聴覚データおよび視覚データの切り出しを行わないよう
に構成してもよい。また、ブラウザ32の構成は、ここ
に述べたものに限らない。また、プログラム開発支援装
置1を構成する各部分は、同等の機能を有する他の手段
に置き換えてもよい。
【0026】上記の手順は、視覚データについて検索、
選択、内容確認、および編集を行い、プログラム30に
視覚データおよびそれに対応する命令を挿入する場合に
ついても同様である。この場合、視覚データは図4に示
されるように、別のウィンドウ内に表示され、視覚デー
タの切り出しは、二次元的に行われる。図4には、上記
ウィンドウにおける4つの座標(70、70)、(15
0、70)、(70、140)、(150、140)で
囲まれる部分を切り出す場合について示してある。
【0027】また、視覚データの挿入およびそれに対応
する命令の挿入の際は、上記聴覚データについての各命
令は、例えば、 (setq image1 (take B)) (PLAY image1 ) のようになる。ここで、Bは視覚データのファイル名で
ある。視覚データは(setq image1 (ta
ke B))で指定される位置に挿入され、この命令が
実行されると視覚データの内容の全部がCRTディスプ
レイ10に画像表示される。なお、視覚データおよび聴
覚データは、必ずしもプログラム30中に挿入される必
要はなく、二次記憶装置15に記憶された視覚データお
よび聴覚データを、対応する命令が実行されるたびに読
み出すように構成してもよい。
【0028】図5は、上述した聴覚データの選択の手順
を示したフローチャートである。図5において、ステッ
プ00(S00)において、プログラム開発者は聴覚デ
ータのジャンル指定を行う。ステップ01(S01)に
おいて、プログラム開発者はアーティストの指定を行
う。ステップ02(S02)において、プログラム開発
者は音楽(聴覚データ)を選択する。以上で、ブラウザ
32を用いた聴覚データの選択を終了する。
【0029】図6は、上記選択された音声情報を編集
し、プログラム30内に挿入する手順を示すフローチャ
ートである。図6において、ステップ10(S10)に
おいて、プログラム開発者は聴覚データの編集を行う。
ステップ11(S11)において、プログラム開発者は
図2(E)に示すPROGウィンドウをクリックする。
ステップ12(S12)において、音声編集プログラム
23は、上記編集された聴覚データとそれに対応する命
令をプログラムに挿入する。
【0030】図7は、本発明のプログラム開発支援方法
およびその装置を使用してマルチメディアプログラムを
開発する手順の一例を説明するフローチャートである。
図7において、ステップ20(S20)において、プロ
グラム開発者はエディタ31を使用し、プログラム30
の編集を行う。ステップ21(S21)において、プロ
グラム開発者はプログラム30内の所定の部分を命令の
挿入位置として指定する。ステップ22(S22)にお
いて、プログラム開発者は目的の聴覚データまたは視覚
データを検索する。このステップでの手順は、上記S0
0〜S02の手順に相当するものである。
【0031】ステップ23(S23)において、プログ
ラム開発者は、上記検索により選択された聴覚データま
たは視覚データの内容について確認する。ステップ24
(S24)において、プログラム開発者は、上記選択さ
れた聴覚データまたは視覚データを使用するか、否かを
判断する。使用する場合はS25の手順に進み、使用し
ない場合はS20の手順に進む。ステップ25(S2
5)において、プログラム開発者は選択された聴覚デー
タまたは視覚データを編集し、プログラム30に挿入す
る。このステップでの手順は、上記S10〜S12の手
順に相当するものである。
【0032】ステップ25(S25)において、プログ
ラム開発者はプログラム30の編集を終了するか、否か
を判断し、終了しない場合、S20の手順にすすみ、終
了する場合、プログラム30をセーブしエディタ31を
終了する。
【0033】以下、第二の実施例について説明する。第
一の実施例ではプログラム言語としてLISPを使用し
たが、第二の実施例ではPROLOGを用いる。PRO
LOGを使用した場合、プログラム30中に挿入される
命令は変化し、PROLOGの言語仕様に準拠した命令
となる。マルチメディア計算機の処理においては、取り
扱うデータの種類によって使用するプログラム言語が異
なることがあるため、挿入されるデータに対応する命令
が挿入される部分のプログラム言語に合わせた命令を挿
入する必要がある。
【0034】本発明のプログラム開発支援方法およびそ
の装置は上記に述べたものの他、種々の構成をとること
ができる。ここで述べた実施例は例示である。特に、取
り扱うデータは聴覚データおよび視覚データに限らず、
例えば、人物に関するデータ等、他の種類のデータであ
ってもよい。また、特に、プログラムを記述するプログ
ラム言語は上記のものに限らず、例えば、PASCAL
等他のプログラム言語であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプログラム
開発支援方法およびその装置によれば、プログラム編集
と同時に視覚データおよび聴覚データの検索を行うこと
ができ、その内容を画像表示あるいは音声出力すること
ができ、視覚データおよび聴覚データの編集を行うこと
ができ、さらにそのデータおよびそれに対応する命令を
プログラム中に挿入することができ、その結果、プログ
ラムの開発の時間と手間を省くことのできるプログラム
開発支援方法およびその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム開発支援装置の構成を示す
図である。
【図2】データベースプログラムにより制御され、エデ
ィタの起動とともに、CRTディスプレイの画面上に表
示されるブラウザを説明する図である。
【図3】ブラウザを使用し、聴覚データを選択する際の
手順を説明する図である。
【図4】視覚データの内容の画像表示の切り出し方法を
示す図である。
【図5】聴覚データの選択の手順を示したフローチャー
トである。
【図6】選択された音声情報を編集し、プログラム内に
挿入する手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明のプログラム開発支援方法およびその装
置を使用してマルチメディアプログラムを開発する手順
の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・プログラム開発支援装置 10・・・CRTディスプレイ 11・・・音声出力装置 12・・・スピーカ 13・・・I/O 14・・・マウス 15・・・二次記憶装置 20・・・データベースプログラム 21・・・画像編集プログラム 22・・・画像出力プログラム 23・・・音声編集プログラム 24・・・音声出力プログラム 30・・・プログラム 31・・・エディタ
フロントページの続き (56)参考文献 谷越浩一郎他,ダイナミックプレゼン テーションシステム D−View (1)(2),情報処理学会第41回(平 成2年後期)全国大会講演論文集 (3),P.3−261〜3−264 大戸英隆他,直接操作による情報提示 システム開発環境について,情報処理学 会研究報告(89−SE−64),社団法人 情報処理学会,1989年 2月 2日,第 89巻第11号,P.137−144 亀井洋一他,データベースを用いたC AIオーサリングシステムの開発,情報 処理学会第44回(平成4年前期)全国大 会講演論文集(1),P.1−23〜1− 24 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視覚情報および聴覚情報、またはいずれか
    一方の指定を受け、 前記指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方を再生し、 当該再生された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方のうち、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
    の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
    ずれか一方の指定を行うために用いられる画面を表示
    し、 前記再生された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方のうち、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
    の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
    ずれか一方の指定を受け、 前記指定された第1の範囲の前記視覚情報、および前記
    指定された第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれ
    か一方の出力を行うことを示す命令を含むプログラムコ
    ードを生成するプログラムコード生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の前記プログラムコード生成方
    法において、 前記プログラムコードは、プログラムコードが記述され
    るプログラム言語に対応して生成されることを特徴とす
    るプログラムコード生成方法。
  3. 【請求項3】視覚情報および聴覚情報、またはいずれか
    一方の指定、並びに、選択して出力する視覚情報の第1
    の範囲の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、ま
    たはいずれか一方の指定を行うために用いられる指定手
    段と、 前記指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方を再生する情報提示制御手段と、 当該再生された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方のうち、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
    の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
    ずれか一方の指定を行うために用いられる画面を表示す
    る表示手段と、 前記指定された第1の範囲の前記視覚情報、および前記
    指定された第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれ
    か一方の出力を行うことを示す命令を含むプログラムコ
    ードを生成する手段とを具備することを特徴とするプロ
    グラムコード生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のプログラムコード生成装置に
    おいて、 前記プログラムコードを、プログラムコードが記述され
    るプログラム言語に対応して生成する生成手段を具備す
    ることを特徴とするプログラムコード生成装置。
  5. 【請求項5】視覚情報および聴覚情報、またはいずれか
    一方を出力する命令を挿入する位置の指定を受け、 視覚情報および聴覚情報、またはいずれか一方の指定を
    受け、 前記指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方を再生し、 当該再生された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方のうち、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
    の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
    ずれか一方の指定を行うために用いられる画面を表示
    し、 前記選択して出力する視覚情報の第1の範囲の指定、お
    よび聴覚情報の第2の範囲の指定、またはいずれか一方
    の指定を受け、 前記指定された第1の範囲の前記視覚情報、および前記
    指定された第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれ
    か一方の出力を行うことを示す命令を、前記指定された
    位置に格納したプログラムコードを生成するプログラム
    コード生成方法。
  6. 【請求項6】視覚情報および聴覚情報、またはいずれか
    一方を出力する命令を挿入する位置の指定、視覚情報お
    よび聴覚情報、またはいずれか一方の指定、並びに、選
    択して出力する視覚情報の第1の範囲の指定、および聴
    覚情報の第2の範囲の指定、 またはいずれか一方の指定を行うために用いられる指定
    手段と、 前記指定された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方を再生する情報提示制御手段と、 当該再生された視覚情報および聴覚情報、またはいずれ
    か一方のうち、選択して出力する視覚情報の第1の範囲
    の指定、および聴覚情報の第2の範囲の指定、またはい
    ずれか一方の指定を行うために用いられる画面を表示す
    る表示手段と、 前記指定された第1の範囲の前記視覚情報、および前記
    指定された第2の範囲の前記聴覚情報、またはいれずれ
    か一方の出力を行うことを示す命令を、前記指定された
    位置に格納したプログラムコードを生成する手段とを具
    備することを特徴とするプログラムコード生成装置。
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