JP3315825B2 - シャワーヘッド用ジョイント - Google Patents
シャワーヘッド用ジョイントInfo
- Publication number
- JP3315825B2 JP3315825B2 JP25303094A JP25303094A JP3315825B2 JP 3315825 B2 JP3315825 B2 JP 3315825B2 JP 25303094 A JP25303094 A JP 25303094A JP 25303094 A JP25303094 A JP 25303094A JP 3315825 B2 JP3315825 B2 JP 3315825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- plug
- pin
- shower head
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチで着脱自在
なシャワーヘッド用ジョイントに関するものである。
なシャワーヘッド用ジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】噴出態様の異なるシャワーヘッドを複数
用意し、これらの交換によって1つの湯水混合栓に複数
の機能を付与し得るようにすると、打たせ湯などのよう
な流水圧によるマッサージ効果を一般家庭でも得ること
ができるようになるので、頗る便利である。
用意し、これらの交換によって1つの湯水混合栓に複数
の機能を付与し得るようにすると、打たせ湯などのよう
な流水圧によるマッサージ効果を一般家庭でも得ること
ができるようになるので、頗る便利である。
【0003】このような目的に供される着脱式ジョイン
トとしては、ねじ結合或いはバヨネット結合を応用した
ものが周知であるが、これら従来形式のものは、結合さ
せるために相対回動を伴う。そのため、着脱作業性に劣
ることはもとより、ジョイントを構成するプラグとソケ
ット間に介装したOリングなどのシール部材に周方向の
滑り接触を伴うので、シール部材に無理な応力が作用し
て耐久性を損なう不都合がある。
トとしては、ねじ結合或いはバヨネット結合を応用した
ものが周知であるが、これら従来形式のものは、結合さ
せるために相対回動を伴う。そのため、着脱作業性に劣
ることはもとより、ジョイントを構成するプラグとソケ
ット間に介装したOリングなどのシール部材に周方向の
滑り接触を伴うので、シール部材に無理な応力が作用し
て耐久性を損なう不都合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、
その主な目的は、着脱作業が容易であり、しかもOリン
グなどのシール部材に無理な応力が作用することのない
ように改良されたシャワーヘッド用ジョイントを提供す
ることにある。
従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、
その主な目的は、着脱作業が容易であり、しかもOリン
グなどのシール部材に無理な応力が作用することのない
ように改良されたシャワーヘッド用ジョイントを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、シャワーヘッドと給湯水口間をワンタッチ
で着脱するジョイントであって、中間部に接線方向スリ
ットが設けられた筒状のソケットと、該ソケットの内側
に向けての弾発力を前記スリット内にて発揮する弾性ピ
ンと、該ピンの前記ソケットの外周に露出した部分に係
合して自身の軸線方向変位をもって該ピン状部材に外向
きの変位を与えるカム面を備え、前記ソケットの外周面
に摺合装着されるスライダと、前記ソケットに挿入可能
であり、前記ピンの前記ソケットの内側を臨む部分に挿
入時に係合可能な環状溝を備えたプラグとからなること
を特徴とするシャワーヘッド用ジョイントを提供するこ
とによって達成される。
明によれば、シャワーヘッドと給湯水口間をワンタッチ
で着脱するジョイントであって、中間部に接線方向スリ
ットが設けられた筒状のソケットと、該ソケットの内側
に向けての弾発力を前記スリット内にて発揮する弾性ピ
ンと、該ピンの前記ソケットの外周に露出した部分に係
合して自身の軸線方向変位をもって該ピン状部材に外向
きの変位を与えるカム面を備え、前記ソケットの外周面
に摺合装着されるスライダと、前記ソケットに挿入可能
であり、前記ピンの前記ソケットの内側を臨む部分に挿
入時に係合可能な環状溝を備えたプラグとからなること
を特徴とするシャワーヘッド用ジョイントを提供するこ
とによって達成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、ソケットにプラグを
挿入すると、ソケットの環状溝にピンが弾発係合するの
で、ソケットとプラグとの結合状態が保持される。そし
てスライダを摺動変位させると、カム面によってピンが
外向きに、つまりソケットの環状溝から外れる向きに変
位するので、ソケットからプラグを離脱させることがで
きる。従って、相対回動を伴わずにソケットとプラグと
を結合させることができる。
挿入すると、ソケットの環状溝にピンが弾発係合するの
で、ソケットとプラグとの結合状態が保持される。そし
てスライダを摺動変位させると、カム面によってピンが
外向きに、つまりソケットの環状溝から外れる向きに変
位するので、ソケットからプラグを離脱させることがで
きる。従って、相対回動を伴わずにソケットとプラグと
を結合させることができる。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
たシャワーヘッド用ジョイントを示している。このジョ
イント1は、シャワーヘッドに結合されるプラグ2と、
湯水混合栓に接続されたシャワーホースに結合されるカ
プラ装置3とからなっている。
たシャワーヘッド用ジョイントを示している。このジョ
イント1は、シャワーヘッドに結合されるプラグ2と、
湯水混合栓に接続されたシャワーホースに結合されるカ
プラ装置3とからなっている。
【0009】プラグ2は、中心に湯水の通る孔4が貫設
されると共に、シャワーヘッドを螺着する内ねじ5が一
端側に形成され、Oリング6が装着された縮径部7が他
端側に形成されている。そして両端間を結ぶ直管部8と
縮径部7との境界部分に環状溝9が形成されている。
されると共に、シャワーヘッドを螺着する内ねじ5が一
端側に形成され、Oリング6が装着された縮径部7が他
端側に形成されている。そして両端間を結ぶ直管部8と
縮径部7との境界部分に環状溝9が形成されている。
【0010】カプラ装置3は、ホースが接続される外ね
じ10が一端に形成され、かつプラグ受容孔11が内側
に形成されたソケット12と、ソケット12の他端側の
外周に摺動自在に嵌着されたインナスライダ13と、ソ
ケット12の外側を全体的に覆うアウタスライダ14と
からなっている。
じ10が一端に形成され、かつプラグ受容孔11が内側
に形成されたソケット12と、ソケット12の他端側の
外周に摺動自在に嵌着されたインナスライダ13と、ソ
ケット12の外側を全体的に覆うアウタスライダ14と
からなっている。
【0011】ソケット12の他端側に位置するインナス
ライダ13の端部の周囲には、半径方向外向きに複数の
突起15が突設されている。またソケット12の中間部
の周囲にも半径方向外向きに複数の突起16が突設され
ている。そしてこれら両突起15・16に挟まれた部分
には、圧縮コイルばね17が装着されている。このコイ
ルばね17により、ソケット12の他端側に向けてイン
ナスライダ13が常時弾発付勢されている。またソケッ
ト12の中間部の突起16に隣接する位置には、接線方
向に沿うスリット18が互いに対向する位置に設けられ
ている。このスリット18は、ソケット12の外周面か
ら内周面に突き抜けると共に、互いに平行に設けられて
いる。
ライダ13の端部の周囲には、半径方向外向きに複数の
突起15が突設されている。またソケット12の中間部
の周囲にも半径方向外向きに複数の突起16が突設され
ている。そしてこれら両突起15・16に挟まれた部分
には、圧縮コイルばね17が装着されている。このコイ
ルばね17により、ソケット12の他端側に向けてイン
ナスライダ13が常時弾発付勢されている。またソケッ
ト12の中間部の突起16に隣接する位置には、接線方
向に沿うスリット18が互いに対向する位置に設けられ
ている。このスリット18は、ソケット12の外周面か
ら内周面に突き抜けると共に、互いに平行に設けられて
いる。
【0012】ばね材からなる針金をU字形に曲成し、か
つその両端を共に同一方向へ直角に曲折したロックピン
19が、その直角に曲折された径方向部分20をスリッ
ト18に通した状態でソケット12に装着されている。
つその両端を共に同一方向へ直角に曲折したロックピン
19が、その直角に曲折された径方向部分20をスリッ
ト18に通した状態でソケット12に装着されている。
【0013】アウタスライダ14は、筒状をなし、その
一端に内向きフランジ21が形成され、その他端の内周
面に軸線方向に沿う複数の溝22が形成されている。こ
の溝22には、ソケット12の一端側の外ねじ10に隣
接する部分に設けられた複数のリブ23の端縁が突入し
ている。そしてアウタスライダ14は、ソケット12の
他端側の外周面に突設された複数の爪24がフランジ2
1の内周縁に係合することで抜け止めされている。
一端に内向きフランジ21が形成され、その他端の内周
面に軸線方向に沿う複数の溝22が形成されている。こ
の溝22には、ソケット12の一端側の外ねじ10に隣
接する部分に設けられた複数のリブ23の端縁が突入し
ている。そしてアウタスライダ14は、ソケット12の
他端側の外周面に突設された複数の爪24がフランジ2
1の内周縁に係合することで抜け止めされている。
【0014】次に本発明装置の使用要領について説明す
る。図1に示す状態は、プラグ2をソケット12に結合
させた状態であり、この状態において、プラグ先端のO
リング6がプラグ受容孔11の内面に当接することによ
り、ホース側とシャワーヘッド側とが液密に結合する。
この状態に於ては、プラグ2の環状溝9にロックピン1
9の径方向部分20が係合し、ソケット12に対するプ
ラグ2の抜け止めがなされる。
る。図1に示す状態は、プラグ2をソケット12に結合
させた状態であり、この状態において、プラグ先端のO
リング6がプラグ受容孔11の内面に当接することによ
り、ホース側とシャワーヘッド側とが液密に結合する。
この状態に於ては、プラグ2の環状溝9にロックピン1
9の径方向部分20が係合し、ソケット12に対するプ
ラグ2の抜け止めがなされる。
【0015】アウタスライダ14を図1に於ける下向き
に押し下げると、アウタスライダ14のフランジ21が
インナスライダ13の突起15と係合しているので、コ
イルばね17の弾発力に抗してインナスライダ13がア
ウタスライダ14と共に引き下げられる。ここでインナ
スライダ13には、ロックピン19の径方向部分20に
当接する斜面(カム面)25が形成されているので、イ
ンナスライダ13の下向き移動に従ってロックピン19
の径方向部分20同士の間隔が開かれる。するとロック
ピン19の径方向部分20がプラグ2の環状溝9から外
れてプラグ2が自由になるので、ソケット12からプラ
グ2を取り外すことができる。
に押し下げると、アウタスライダ14のフランジ21が
インナスライダ13の突起15と係合しているので、コ
イルばね17の弾発力に抗してインナスライダ13がア
ウタスライダ14と共に引き下げられる。ここでインナ
スライダ13には、ロックピン19の径方向部分20に
当接する斜面(カム面)25が形成されているので、イ
ンナスライダ13の下向き移動に従ってロックピン19
の径方向部分20同士の間隔が開かれる。するとロック
ピン19の径方向部分20がプラグ2の環状溝9から外
れてプラグ2が自由になるので、ソケット12からプラ
グ2を取り外すことができる。
【0016】ソケット12にプラグ2を装着する際に
は、単に押し込むだけでプラグ2先端のテーパ面26が
ロックピン19の間隔を押し広げ、プラグ受容孔11に
プラグ2を一杯に押し込んだところでプラグ2の環状溝
9にロックピン19の径方向部分20が入り込み、図1
に示した結合状態となる。この状態では、ロックピン1
9がプラグ2の脱落を阻止するので、水圧が加わっても
プラグ2とソケット12間の結合が保持される。
は、単に押し込むだけでプラグ2先端のテーパ面26が
ロックピン19の間隔を押し広げ、プラグ受容孔11に
プラグ2を一杯に押し込んだところでプラグ2の環状溝
9にロックピン19の径方向部分20が入り込み、図1
に示した結合状態となる。この状態では、ロックピン1
9がプラグ2の脱落を阻止するので、水圧が加わっても
プラグ2とソケット12間の結合が保持される。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、スライド部
材に軸線方向に沿った移動を与えるのみでソケットとプ
ラグ間を着脱自在とし得るので、Oリングなどのシール
部材に無理な応力が作用することが皆無となり、しかも
簡単な構造でジョイントを構成し得るので、シャワーヘ
ッドを交換可能に構成する上に多大な効果を奏すること
ができる。
材に軸線方向に沿った移動を与えるのみでソケットとプ
ラグ間を着脱自在とし得るので、Oリングなどのシール
部材に無理な応力が作用することが皆無となり、しかも
簡単な構造でジョイントを構成し得るので、シャワーヘ
ッドを交換可能に構成する上に多大な効果を奏すること
ができる。
【図1】本発明によるジョイントの縦断面図。
【図2】図1に於けるII−II線断面図。
1 ジョイント 2 プラグ 3 カプラ装置 4 孔 5 内ねじ 6 Oリング 7 縮径部 8 直管部 9 環状溝 10 外ねじ 11 プラグ受容孔 12 ソケット 13 インナスライダ 14 アウタスライダ 15 突起(インナスライダの) 16 突起(ソケットの) 17 圧縮コイルばね 18 スリット 19 ロックピン 20 径方向部分 21 内向きフランジ 22 軸線方向溝 23 リブ 24 爪 25 斜面 26 テーパ面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−65385(JP,A) 特開 平2−35294(JP,A) 実開 昭63−173591(JP,U) 実開 平1−83991(JP,U) 実開 平1−85597(JP,U) 実開 昭63−74593(JP,U) 実開 昭63−69890(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/00 - 39/06 A47K 3/28
Claims (1)
- 【請求項1】 シャワーヘッドと給湯水口間をワンタッ
チで着脱するジョイントであって、 中間部に接線方向スリットが設けられた筒状のソケット
と、 該ソケットの内側に向けての弾発力を前記スリット内に
て発揮する弾性ピンと、 該ピンの前記ソケットの外周に露出した部分に係合して
自身の軸線方向変位をもって該ピンに外向きの変位を与
えるカム面を備え、前記ソケットの外周面に摺合装着さ
れるスライダと、 前記ソケットに挿入可能であり、前記ピンの前記ソケッ
トの内側を臨む部分に挿入時に係合可能な環状溝を備え
たプラグとからなることを特徴とするシャワーヘッド用
ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303094A JP3315825B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | シャワーヘッド用ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25303094A JP3315825B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | シャワーヘッド用ジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893981A JPH0893981A (ja) | 1996-04-12 |
JP3315825B2 true JP3315825B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17245508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25303094A Expired - Fee Related JP3315825B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | シャワーヘッド用ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315825B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25303094A patent/JP3315825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0893981A (ja) | 1996-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |