JP3314254B2 - 発音特性を有する王冠 - Google Patents
発音特性を有する王冠Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
冠、さらに詳しくはビールの如き炭酸ガスを含有した炭
酸飲料を収容した容器に適用され、開封時に「ポン」と
いう心地好い音を発生する王冠に関する。
頸部を密封する蓋として、周知の如く古くから王冠が使
用されている。かかる王冠は、天面壁とこの天面壁の周
縁から垂下するスカート壁とを有するシェルと、シェル
の天面壁の内面に配設されたライナーとを具備してい
る。ライナーとしては、天然コルク製のライナーが広く
使用されていたが、近時においては低密度ポリエチレン
の如き合成樹脂製ライナーが好都合に実用されている。
一方、容器内に収容されている内容物が炭酸ガスを含有
した発砲ワイン又はビールの如き炭酸飲料である場合、
容器の口頸部から王冠を離脱せしめて容器の口頸部を開
封する際に、「ポン」という心地好い音が生成されるこ
とが望まれている。かかる発音特性が要求される場合に
は、容器内圧を徐々にではなく瞬間的に開放せしめるこ
とが重要であり、そのために容器の口頸部に嵌入せしめ
られる環状密封垂下部をライナーに形成することが提案
されている。かような環状密封垂下部をライナーに形成
すると、開封の際に王冠がその特定角度部位から漸次上
昇せしめられても、環状密封垂下部が容器の口頸部内周
面に沿って移動することによって特定段階まで口頸部の
密封が維持され続け、特定段階を越える時に瞬間的に口
頸部が開封されて容器内圧が開放され、かくして「ポ
ン」という心地好い音が生成される。
験によれば、ライナーに上記環状密封垂下部を形成する
と、次のとおりの問題が発生することが判明した。即
ち、特に容器がガラス瓶の場合、周知の如く、口頸部の
内径に相当な成形公差が存在し、口頸部に王冠を装着す
る際にライナーに形成されている環状密封垂下部が口頸
部内に所要とおりに嵌入されず、装着不良が多発する。
かかる装着不良を回避するためには、ライナーに形成さ
れる環状密封垂下部の垂下長さを短縮し或いは環状密封
垂下部の外径を小さくすることが意図されるが、容易に
理解される如く、環状密封垂下部の垂下長さを短縮し或
いは環状密封垂下部の外径を小さくすると、発音特性が
劣化せしめられてしまう。
あり、その主たる技術的課題は、発音特性を劣化せしめ
ることなく、容器の口頸部の内径に相当な成形公差が存
在する場合にも口頸部に充分に安定して所要とおりに装
着されるように、王冠を改良することである。
達成するために、本発明においては、環状密封垂下部の
内径D1よりも小さい直径D2から環状密封垂下部の外
径D3よりも大きい直径D4までの環状領域においては
ライナーをシェルの天面壁の内面に非接着乃至弱接着状
態にせしめ、該直径D2よりも内側の中央領域において
は該ライナーを該シェルの該天面壁の内面に強接着せし
め、該直径D4よりも外側の外周領域においても該ライ
ナーを該シェルの該天面壁の内面に強接着せしめる。
の周縁から垂下するスカート壁とを有するシェルと、該
シェルの該天面壁の内面に配設された合成樹脂製ライナ
ーとを具備し、該ライナーには容器の口頸部内に嵌入せ
しめられる環状密封垂下部が形成されている王冠におい
て、該環状密封垂下部の内径D1よりも小さい直径D2
から該環状密封垂下部の外径D3よりも大きい直径D4
までの環状領域においては該ライナーは該シェルの天面
壁の内面に非接着乃至弱接着されており、該直径D2よ
りも内側の中央領域においては該ライナーは該シェルの
該天面壁の内面に強接着されており、該直径D4よりも
外側の外周領域においても該ライナーは該シェルの該天
面壁の内面に強接着されている、ことを特徴とする王冠
が提供される。
ら該環状密封垂下部の下端までの軸線方向垂下長さL1
は2.0乃至4.0mmであり、1.0mm≦(該内径
D1−該直径D2)≦6.0mmであり、0mm<(該
直径D4−該外径D3)≦5.0mmである。該ライナ
ーには容器の口頸部の上面乃至外周面に密接せしめられ
る環状密封突条部も形成されており、該環状密封突条部
の内径D5は該直径D4よりも大きいのが好都合であ
り、該シェルの該天面壁の内面から該環状密封突条部の
下端までの軸線方向垂下長さL2は1.5乃至2.5m
mであるのが好適である。
着乃至弱接着」は、全く接着されていない或いは容器の
口頸部に王冠を装着する際にシェルとライナーとの間に
両者を半径方向に相対的に移動せしめんとする方向の力
が作用した場合に容易に剥離され得る程度に弱接着され
ていることを意味し、語句「強接着」は、容器の口頸部
に王冠を装着する際にシェルとライナーとの間に両者を
半径方向に相対的に移動せしめんとする方向の力が作用
した場合にも容易に剥離されない程度に強く接着されて
いることを意味する。
成されている領域を含む環状領域においてライナーがシ
ェルの天面壁の内面に対して非接着乃至弱接着状態であ
る故に、上記環状領域における環状密封垂下部の内側部
及び外側部においてライナーが半径方向に充分容易に伸
長及び縮小することが許容され、従って王冠が装着され
る容器の口頸部の内径に対応して環状密封垂下部が半径
方向に変位せしめられ、これによって容器の口頸部の内
径に相当な成形公差が存在する場合でも、ライナーの環
状密封垂下部を口頸部内に充分容易に嵌入せしめること
ができ、かくして容器の口頸部に充分容易に王冠を所要
とおりに装着することができる。
成樹脂素材を供給し、かかる合成樹脂素材に型押工具を
作用せしめて所要形状に圧縮成形することによってライ
ナーを好都合に成形することができるが、かかる成形方
法を採用する場合、上記環状領域と共にこの環状領域よ
りも外側の周縁領域においてもライナーをシェルの天面
壁の内面に対して非接着乃至弱接着にせしめると、圧縮
成形の後に型押工具をライナーから離脱する際にライナ
ーの周縁部に所謂めくれが生成される傾向が若干存在す
る。然るに、本発明の王冠においては、上記環状領域よ
りも外側の周縁領域においてはライナーをシェルの天面
壁の内面に強接着せしめている故に、上記めくれの発生
を充分確実に防止することができる。
実施例を図示している添付図面を参照して、更に詳細に
説明する。
で示す王冠はシェル4とライナー6とを具備している。
クロム酸処理鋼板又はブリキ板の如き適宜の金属板から
形成することができるシェル4は、円形天面壁8とこの
天面壁8の周縁から垂下するスカート壁10とを有す
る。下方に向かって半径方向外側に傾斜して延びてラッ
パ状をなすスカート壁10には所謂コルゲーション(ひ
だ)12が形成されている。
配設されている。かかるライナー6は、軟化溶融状態の
合成樹脂素材をシェル4の天面壁8の内面中央部に供給
し、かかる合成樹脂素材に型押工具を作用せしめて所要
形状に圧縮成形する所謂型押成形法によって好都合に形
成することができる。所望ならば、シェル4とは全く別
個に所要形状のライナー6を形成し、かかるライナー6
をシェル4の天面壁8の内面に挿入することもできる。
ライナー6を形成するための好適合成樹脂としては、低
密度ポリエチレン、結晶性エチレン−プロピレン共重合
体等のオレフィン樹脂或いは軟質塩化ビニル樹脂を挙げ
ることができる。
あり、その下面には環状密封垂下部14とその外側に位
置する環状密封突条部16とが形成されている。環状密
封垂下部14は実質上鉛直に延びる内周面14aを有す
る。環状密封垂下部14の外周面14bは実質上鉛直に
延びる主部と円弧をなして半径方向内方に延びる先端部
とを有する。シェル4の天面壁8の内面(環状密封垂下
部14が存在する領域において天面壁8が水平ではなく
て傾斜している場合には、環状密封垂下部14の内径D
1における天面壁8の内面)から環状密封垂下部14の
下端までの軸線方向垂下長さL1は2.0乃至4.0m
mであるのが好適である。後の説明から容易に理解され
る如く、環状密封垂下部14の軸線方向垂下長さL1が
短かくなると容器の口頸部から王冠を除去して容器を開
封する際の発音特性が低下し、逆に長くなると容器の口
頸部に王冠を装着して容器を密封する際の装着操作が困
難になる。環状密封突条部16の内周面16aは、縦断
面図において、80度程度でより比較的大きい傾斜角度
θ1をなして下方に向かって半径方向外方に傾斜して延
び、そして更に円弧をなして半径方向外方に延びてい
る。環状密封突条部16の外周面16bは実質上鉛直に
延びている。シェル4の天面壁8の内面(環状密封突条
部16が存在する領域において天面壁8が水平ではなく
て傾斜している場合には、環状密封突条16の内径D5
における天面壁8の内面)から環状密封突条部16の下
端までの軸線方向垂下長さL2は、密封性等の見地から
1.5乃至2.5mmであるのが好適である。環状密封
垂下部14の内側には、縦断面図において60度程度で
よい傾斜角度θ2をなして半径方向外方に向かって下方
に傾斜して延びる下面を有する傾斜裾部18、薄肉環状
部20、及び極薄肉中央部22が存在せしめられてい
る。環状密封垂下部14と環状密封突出部16との間に
は、縦断面図において40度程度でよい傾斜角度θ3を
なして半径方向外方に向かって上方に傾斜して延びる傾
斜下面を有する傾斜裾部24、薄肉環状部26、及び縦
断面図において40度程度でよい傾斜角度θ4をなして
半径方向外方に向かって下方に傾斜して延びる下面を有
する傾斜裾部28が存在する。
においては、環状密封垂下部14の内径D1よりも小さ
い直径D2から環状密封垂下部14の外径D3よりも大
きい直径D4までの環状領域30において、ライナー6
がシェル4の天面壁8の内面に非接着乃至弱接着されて
いることが重要である。容器の口頸部に王冠2を装着し
て容器を密封する際の王冠装着操作性の見地から、1.
0mm≦(内径D1−直径D2)≦6.0mmであり、
そしてまた0mm<(直径D4−外径D3)≦5.0m
mであるのが好適である。更に、上記直径D4は環状密
封突条部16の内径D5よりも小さいのが好都合であ
る。上記環状領域30よりも内側の中央領域32におい
ては、ライナー6はシェル4の天面壁8の内面に強接着
されており、また上記環状領域30よりも外側の外周領
域34においても、ライナー6はシェル4の天面壁8の
内面に強接着されていることが重要である。外周領域3
4においてライナー6をシェル4の天面壁8の内面に対
して非接着乃至弱接着する場合には、ライナー6を上述
した型押成形法によって成形する工程の最終段階におい
てライナー6から型押工具を離隔せしめる際に、ライナ
ー6の周縁部が型押工具に付随して持ち上げられてめく
れが生成される傾向が発生する。環状領域30において
ライナー6を選択的にシェル4の天面壁8の内面に非接
着乃至弱接着せしめ、中央領域32及び外周領域34に
おいてはライナー6をシェル4の天面壁8の内面に強接
着せしめるためには、シェル4を金属板から形成するの
に先立って、金属板の片面(シェル4の内面になる側の
片面)の全体に、ライナー6に対して強接着特性を有す
る接着層を塗布し、しかる後に環状領域30の部位にお
いて選択的にライナー6に対して非接着乃至弱接着特性
を有する非接着乃至弱接着層を上記接着層上に積層す
る、等のそれ自体は公知の種々の方式を採用することが
できる。
とおりの王冠2は、ガラス又はポリエチレンテレフタレ
ートの如き適宜の合成樹脂から形成することができる、
それ自体は周知の形態でよい容器の口頸部36に適用さ
れる。口頸部36は略円筒形状であり、その外周面の上
端部には環状あご部38が形成されている。かかる口頸
部36に王冠2を装着して容器を密封する際には、口頸
部36に王冠を被嵌して下方に押圧する。かくすると、
図2に明確に図示する如く、環状密封垂下部14が口頸
部36内に嵌入され、ライナー6の環状密封突条部16
が口頸部36の上端面乃至外周面に密接せしめられ、こ
れによって口頸部36が密封される。そして、かかる状
態を維持しながらシェル4のスカート壁6の下部を半径
方向内方に変形せしめて、口頸部36の環状あご部38
に係止せしめる。
容器の口頸部36の内径が充分精密に、王冠2における
ライナー6の環状密封垂下部14の外径に対して所要値
に設定されている場合には、ライナー6の環状密封垂下
部14は充分容易に口頸部36内に嵌入され得る。然る
に、当業者には周知の如く、特に容器がガラス製の場
合、口頸部36の内径には相当な成形公差が存在し、例
えばライナー6の環状密封垂下部14の外径に対して口
頸部36の内径が過剰に小さいことも少なくない。この
場合、本発明に従って改良された王冠2においては、環
状密封垂下部14の内径D1よりも小さい直径D2から
環状密封垂下部14の外径D3よりも大きい直径D4ま
での環状領域30において、ライナー6がシェル4の天
面壁8の内面に非接着乃至弱接着されている故に、口頸
部36に被嵌した王冠2を下方に押圧する際に、例えば
環状密封垂下部14の外側に位置する傾斜裾部24にお
いてライナー材料が半径方向に弾性的に引き延ばされる
と共に、環状密封垂下部14の内側に位置する傾斜裾部
18及び薄肉環状部20に若干の弛みが生成され、これ
によって環状密封垂下部14の外径が若干小さくせしめ
られ、かくして特に装着不良等の問題を発生せしめるこ
となく、ライナー6の環状密封垂下部14が口頸部36
内に所要とおりに嵌入される。本発明に従って改良され
た王冠2におけるライナー6の上述したとおりの挙動
は、図1及び図2に図示するとおりの形態の王冠2を市
販されている多数のガラス製ビール瓶に装着し、ビール
瓶の口頸部を適宜切断してライナー6の形態を顕微鏡検
査した、本発明者の実験においても確認された。
器を開封する際には、通常の栓抜を使用して王冠2を特
定の角度部位から漸次上昇せしめる。この際には、王冠
2の上昇に付随してライナー6の環状密封垂下部14が
口頸部36の内周面に沿って移動することに起因して、
王冠2の上昇の特定段階までは密封が維持され続け、特
定段階を越える時に瞬間的に口頸部36が開封されて容
器内圧が開放され、かくして「ポン」という心地好い音
が発生される。
な発音特性を保有すると共に、容器の口頸部の内径に相
当な成形公差が存在する場合でも口頸部に充分容易に所
要とおりに装着され得る。
を、一部を断面で示す側面図。
を、一部を断面で示す側面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 天面壁と該天面壁の周縁から垂下するス
カート壁とを有するシェルと、該シェルの該天面壁の内
面に配設された合成樹脂製ライナーとを具備し、該ライ
ナーには容器の口頸部内に嵌入せしめられる環状密封垂
下部が形成されている王冠において、 該環状密封垂下部の内径D1よりも小さい直径D2から
該環状密封垂下部の外径D3よりも大きい直径D4まで
の環状領域においては該ライナーは該シェルの天面壁の
内面に非接着乃至弱接着されており、該直径D2よりも
内側の中央領域においては該ライナーは該シェルの該天
面壁の内面に強接着されており、該直径D4よりも外側
の外周領域においても該ライナーは該シェルの該天面壁
の内面に強接着されている、ことを特徴とする王冠。 - 【請求項2】 該シェルの該天面壁の内面から該環状密
封垂下部の下端までの軸線方向垂下長さL1は2.0乃
至4.0mmである、請求項1記載の王冠。 - 【請求項3】 1.0mm≦(該内径D1−該直径D
2)≦6.0mmである、請求項1又は2記載の王冠。 - 【請求項4】 0mm<(該直径D4−該外径D3)≦
5.0mmである、請求項1から3までのいずれかに記
載の王冠。 - 【請求項5】 該ライナーには容器の口頸部の上面乃至
外周面に密接せしめられる環状密封突条部も形成されて
おり、該環状密封突条部の内径D5は該直径D4よりも
大きい、請求項1から4までのいずれかに記載の王冠。 - 【請求項6】 該シェルの該天面壁の内面から該環状密
封突条部の下端までの軸線方向垂下長さL2は1.5乃
至2.5mmである、請求項5記載の王冠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04460994A JP3314254B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 発音特性を有する王冠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04460994A JP3314254B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 発音特性を有する王冠 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07257628A JPH07257628A (ja) | 1995-10-09 |
JP3314254B2 true JP3314254B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=12696194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04460994A Expired - Fee Related JP3314254B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 発音特性を有する王冠 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3314254B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
DE102007050397B4 (de) * | 2006-10-18 | 2009-01-15 | D'angelico, Angelo | Behälterverschluss mit Mittel zur Geräuscherzeugung |
JP6793219B2 (ja) * | 2019-04-22 | 2020-12-02 | 日本クロージャー株式会社 | 金属薄板製シェルと合成樹脂製ライナーとを具備する容器蓋 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP04460994A patent/JP3314254B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07257628A (ja) | 1995-10-09 |
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