JP3310830B2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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JP3310830B2 JP20027295A JP20027295A JP3310830B2 JP 3310830 B2 JP3310830 B2 JP 3310830B2 JP 20027295 A JP20027295 A JP 20027295A JP 20027295 A JP20027295 A JP 20027295A JP 3310830 B2 JP3310830 B2 JP 3310830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単信方式の無線通信
機に関し、さらに詳細には送信と受信との切り換えを自
動的に行う無線通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】単信方式の無線通信機において、送信と
受信との切り換えは必須である。この切り換えには送信
回路への入力信号レベルを検出して自動的に送信側に切
り換える方式がある。この方式の従来例は、例えば、マ
イクロフォンから出力される送信信号レベルが所定閾値
を超えたときに送信側に切り換え、送信信号レベルが前
記閾値以下に低下したとき受信側に切り換えるように構
成されている。
【0003】上記した構成によるときはマイクロフォン
がスピーカによる出力音をピックアップしたとき、前記
送信信号レベルが所定閾値を超えてしまう場合が生じ
る。このようなことを避けるために、ピックアップされ
た出力音に基づいて送信側に切り換えられないようにす
る回路を付加した図4に示した従来の無線通信機があ
る。
【0004】図4に示した無線通信機は、アンテナ切り
換えスイッチ2を介してアンテナ1からの誘起電圧を受
信回路3に供給し、受信回路3からの出力信号をスピー
カ4に供給して出力音として再生させる。一方、マイク
ロフォン5からの出力信号は送信回路6に供給し、送信
回路6からの出力信号はアンテナ切り換えスイッチ2を
介してアンテナ1に供給して送信するように構成されて
いる。
【0005】一方、受信回路3からの出力信号はレベル
検出回路7に供給し、レベル検出回路7において受信回
路3からの出力信号レベルが予めたレベル以上、例えば
送信禁止レベル以上であることを検出し、送信回路6へ
の入力信号はレベル検出回路8に供給し、レベル検出回
路8において送信回路6への入力信号レベルが予めたレ
ベル以上、例えば送信可能レベル以上であることを検出
する。
【0006】レベル検出回路7および8からの出力は送
信制御回路9に供給し、レベル検出回路7から送信禁止
レベル未満であることを示す信号が出力されているとき
は、送信制御回路9はレベル検出回路8からの出力信号
に基づいてアンテナ切り換えスイッチ2の切り換えを制
御し、かつ送信回路6の電源のオンオフを制御する。
【0007】すなわち、レベル検出回路7から送信禁止
レベル未満であることを示す信号が出力されていて、か
つレベル検出回路8から送信可能レベル未満であること
を示す信号が出力されているときは、送信制御回路9は
送信回路6の電源をオフ状態に制御して送信を行わせ
ず、アンテナ切り換えスイッチ2を受信回路3側に切り
換えて受信状態に制御する。また、レベル検出回路7か
ら送信禁止レベル未満であることを示す信号が出力され
ていて、かつレベル検出回路8から送信可能レベル以上
であることを示す信号が出力されているときは、送信制
御回路9はアンテナ切り換えスイッチ2を送信回路6側
に切り換え、かつ送信回路6の電源をオン状態に制御し
て、アンテナ1を介してマイクロフォン5の出力信号に
基づく信号の送信状態にさせ、受信状態にはさせない。
【0008】一方、レベル検出回路7から送信禁止レベ
ル以上であることを示す信号が出力されているときは、
レベル検出回路8からの出力の状態にかかわらず、送信
制御回路9はアンテナ切り換えスイッチ2を受信回路3
側に切り換えて受信状態を維持させ、かつ送信回路6の
電源をオフ状態に制御して送信を行わせない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来例では、受信回路からの出力信号レベルが大きいと
きはスピーカからの出力音がマイクロフォンにピックア
ップされてマイクロフォンから出力される送信回路への
入力信号レベルが高くなるものと想定するなど、スピー
カへ供給される信号レベルによってスピーカからの出力
音がマイクロホンによってピックアップされて送信回路
への入力信号レベルが送信可能レベルを超えると判断し
ているために、スピーカとマイクロフォンとの位置関係
によってスピーカによる出力音がマイクロフォンによっ
てピックアップされないときでも送信を禁止することが
生じる結果、信号を受信すると送信ができなくなってし
まうという問題点があった。
【0010】また、上記の問題点を避けるためには、不
必要に送信禁止をしないように、送信禁止にするための
レベルを可変にするなどの調整を必要とするという問題
点があった。
【0011】本発明は、送信回路の入力信号に受信回路
からの出力信号に基づく信号が混入したときにおいて
も、不必要に送信禁止を行わず、かつ誤って送信状態に
しないようにした無線通信機を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる無線通信
機は、送信回路の入力信号レベルが予め定めたレベル以
上であることを検出するレベル検出回路と、受信回路か
らの出力信号をそれぞれ異なる遅延時間遅延させる複数
の遅延回路を備えた遅延手段と、 送信回路への入力信号
と遅延手段のそれぞれの遅延回路で遅延させられた受信
回路からの出力信号との相関値を各別に求め、求めたそ
れぞれの相関値の最大値を演算し、その演算値が予め定
めた相関値以下であることを検出する相関検出手段と、
レベル検出回路によって送信回路の入力レベルが予め定
めたレベル上であると検出されかつ相関検出手段によっ
て検出された演算値が予め定めた相関値以下であると検
出されているときのみ送信を行わせる送信制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0013】本発明にかかる無線通信機によれば、受信
回路からの出力信号と送信回路への入力信号との相関値
が予め定められた相関値以下のときは相関検出手段から
の出力を受けた送信制御手段によって、送信回路の入力
信号レベルが予め定めたレベル以上であるとレベル検出
回路によって検出されているとき、送信が可能とされ
る。したがって、送信回路の入力信号に受信回路からの
出力信号に基づく信号が混入したときにおいても、不必
要に送信禁止状態になされることはなくなる。
【0014】また、本発明にかかる無線通信機によれ
ば、相関検出手段によって受信回路からの出力信号と送
信回路への入力信号との相関値が予め定められた相関値
以下であると検出されていても、送信回路の入力信号レ
ベルが予め定めたレベル未満であるとレベル検出回路に
より検出されているときは、レベル検出回路からの出力
を受けた送信制御手段によって、送信が可能とされず、
受信状態のままに制御される。
【0015】また、本発明にかかる無線通信機によれ
ば、受信回路からの出力信号と送信回路への入力信号と
の相関値が予め定められた相関値を超えていると相関検
出手段によって検出されているときは、送信回路の入力
信号レベルにかかわらず、送信禁止状態に制御される。
したがって、オペレータによりマイクロフォンに入力さ
れる音声による送信回路の入力信号レベルが低く、送信
に切り換えられないような場合おいて、スピーカ4から
の出力音がマイクロフォンによってピックアップされて
オペレータの音声による送信回路への入力信号に加えら
れて、送信回路6への入力信号レベルが増加して予め定
められたレベル以上となったときにおいても、相関検出
手段により検出された相関値は予め定められた相関値を
超えているため、送信状態に切り換えられることはな
い。
【0016】
【0017】また、スピーカとマイクロフォンの位置関
係に基づいてスピーカによる出力音がマイクロフォンに
混入するのに要する時間、すなわち遅れ時間が生ずる。
このような場合においても上記のように遅延手段を備え
ることによって、前記の遅れ時間が遅延手段によって補
償されることになり、前記の遅れ時間にかかわらず相関
検出手段による出力が正確な相関値に基づく出力とな
る。送信回路の入力信号に受信回路からの出力信号に基
づく信号が混入する場合に、混入のための遅延時間はス
ピーカやマイクロフォンの周波数特性に基づき異なる
が、遅延手段はそれぞれ遅延時間が異なる遅延回路を備
え、受信回路からの出力信号を異なる遅延時間遅延させ
るため、遅延時間の相違を補償することができて、遅れ
時間にかかわらず相関検出手段による出力が正確な相関
値に基づく出力となる。また、特性の異なるスピーカお
よび/またはマイクロフォンを切り換えるる場合も同様
である。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
すブロック図である。
【0021】図1に示す本発明の無線通信機は、アンテ
ナ切り換えスイッチ2を介してアンテナ1からの誘起電
圧を受信回路3に供給し、受信回路3からの出力信号を
スピーカ4に供給して受信音として再生する。一方、マ
イクロフォン5からの出力信号は送信回路6に供給し、
送信回路6からの出力信号はアンテナ切り換えスイッチ
2を介してアンテナ1に供給して送信するように構成し
てある。
【0022】一方、送信回路6への入力信号はレベル検
出回路8に供給して、レベル検出回路8において送信回
路6への入力信号レベルが予めたレベル以上、例えば送
信可能レベル以上であることを検出する。
【0023】受信回路3からの出力信号、すなわちスピ
ーカへの入力信号と、送信回路6への入力信号、すなわ
ちマイクロフォン5からの出力信号とは相関検出回路1
0に供給して、受信回路3からの出力信号と送信回路6
への入力信号との両信号による相関値が予め定めた値以
下であることを検出する。
【0024】レベル検出回路8からの出力および相関検
出回路10からの出力は送信制御回路11に供給し、レ
ベル検出回路8からの出力が送信可能レベル以上である
との信号であり、かつ相関検出回路10からの出力が予
め定めた相関値以下であるとの信号であるとき送信制御
回路11によってアンテナ切り換えスイッチ2を送信回
路6側に切り換え、かつ送信回路6の電源をオン状態に
制御させる。
【0025】レベル検出回路8からの出力が送信可能レ
ベル未満であるとの信号であるか、または相関検出回路
10からの出力が予め定めた相関値を超えているとの信
号であるとき、送信制御回路11はアンテナ切り換えス
イッチ2を受信回路3側に切り換え、かつ送信回路6の
電源をオフ状態に制御させる。
【0026】したがって、受信回路3からの出力信号と
送信回路6への入力信号との相関値が予め定められた相
関値以下であると相関検出回路10によって検出されて
おり、かつ送信回路6の入力信号レベルが予め定めたレ
ベル以上であるとレベル検出回路8よって検出されてい
るとき、送信制御回路11の制御のもとにアンテナ切り
換えスイッチ2は送信回路6側に切り換えられ送信回路
6の電源はオン状態にされて、送信状態にされる。この
結果、送信回路6への入力信号に受信回路3からの出力
信号に基づく信号が混入したときにおいても相関値は予
め定めた相関値以下であって、かつ送信回路6への入力
信号レベルが所定値以上のときに送信がなされることに
なり、不必要に送信禁止がなされることはなくなる。
【0027】また、相関検出回路10によって受信回路
3からの出力信号と送信回路6への入力信号との相関値
が予め定められた相関値以下であると検出されていて
も、送信回路6の入力信号レベルが予め定めたレベル未
満であるとレベル検出回路8により検出されているとき
は、送信制御回路11の制御のもとにアンテナ切り換え
スイッチ2は受信回路3側に切り換えられ送信回路6の
電源はオフ状態にされて、送信禁止状態にされて送信は
行われない。したがって、受信回路3からの出力信号と
送信回路6への入力信号との相関値は予め定めた相関値
以下のときであっても、送信回路6の入力信号レベルが
所定値未満のときには、送信が行われることはない。
【0028】また、相関検出回路10によって受信回路
3からの出力信号と送信回路6への入力信号との相関値
が予め定められた相関値を超えていると検出されている
ときは、レベル検出回路8の出力にかかわらず、すなわ
ち送信回路6への入力信号レベルにかかわらず、送信禁
止状態に制御される。したがって、マイクロフォン5に
入力されるオペレータの音声による送信回路6への入力
信号レベルが低く、送信に切り換えられないような場合
おいて、スピーカ4からの出力音がマイクロフォン5に
よってピックアップされてオペレータの音声による送信
回路6への入力信号送信回路6への入力信号に加えられ
て、送信回路6への入力信号レベルが増加して予め定め
られたレベル以上となったときにおいても、相関検出回
路10により検出された相関値は予め定められた相関値
を超えているため、送信状態に切り換えられることはな
く、誤って送信状態になされることもない。
【0029】次ぎに、本発明の実施の他の形態について
説明する。図2は本発明の実施の他の形態を示す主要部
のブロック図である。
【0030】図2に示す実施の他の形態では、受信回路
3からの出力を遅延回路12を介して相関検出回路10
に供給したものであり、受信回路3からの出力信号は遅
延回路12における遅延時間遅延させて、送信回路6へ
の入力信号と共に相関検出回路10に供給し、遅延回路
12の遅延時間遅延された受信回路3からの出力信号と
送信回路6への入力信号との相関値が予め定めた相関値
以下であることを検出し、相関検出回路10の出力を送
信制御回路11へ送出する。その他の構成は図1に示し
た無線通信機と同様である。
【0031】一般に、相関性のある2信号間の相関関数
を求めると、2信号間の時間差が0のときに相関値が最
大となり、時間差が大きくなるにしたがって、不規則信
号の場合には相関値が徐々に下がっていく。周期信号の
場合には、信号の周期毎に大きくなったり小さくなった
りする。そこで、受信回路3からの出力信号と送信回路
6への入力信号との相関を求めるときに、入力における
両信号の時間差が0でないと、時間差と周波数の関係に
よっては受信回路3からの出力信号=送信回路6への入
力信号となっていても、相関値は小さくなってしまう。
【0032】実際に、無線通信機では相関検出回路10
へ入力される受信回路3からの出力信号と送信回路6へ
の入力信号中における受信回路3からの出力信号に基づ
く信号との時間差は0にはならず、スピーカ4からの出
力音がマイクロフォン5に達するまでの遅れ時間、すな
わちスピーカ4からの出力音がマイクロフォン5に達す
るまでの経路を通る時間遅れることになり、受信回路3
からの出力信号に対して送信回路6への入力信号中にお
ける受信回路3からの出力信号に基づく信号は相関検出
回路10へ遅れて入力される。
【0033】このとき、相関値の低下を避けるには、相
関検出回路10へ入力される受信回路3からの出力信号
側に、スピーカ4からの出力がマイクロフォン5に達
するまでの遅延時間を持つ遅延回路12を挿入すること
によって、相関検出回路10に入力される受信回路3か
らの出力信号と送信回路6への入力信号中における受信
回路3からの出力信号に基づく信号との時間差をなくす
ことができる。時間差がなくなれば送信音中にスピーカ
4からの出力音が混入したときの相関値は最大となり、
相関検出回路10において正確に相関値が予め定めた値
以下か否か検出することができて、不必要に送信を禁
止することがより減少する。
【0034】次ぎに、本発明の実施のさらに他の形態に
ついて説明する。図3は本発明の実施のさらに他の形態
を示す主要部のブロック図である。
【0035】図3に示す実施のさらに他の形態では、相
関検出回路10に代わって相関値を検出する相関値検出
回路10A、10Bおよび10Cを設け、遅延回路12
に代わって遅延時間の異なる遅延回路12A、12B、
12Cを設けて、受信回路3からの出力を遅延回路12
A、12B、12Cを介してそれぞれ各別に相関値検出
回路10A、10B、10Cに入力すると共に、送信回
路6への入力信号を入力し、さらに相関値検出回路10
A、10Bおよび10Cによって検出された相関値の最
大値を演算しかつ演算値が予め定めた値以下であること
を検出する演算回路13を設け、演算回路13の出力を
相関検出回路10の出力に代わって送信制御回路11に
供給するようにした。その他の構成は図1に示した無線
通信機と同様である。この場合においては、相関値検出
回路10A、10B、10Cおよび演算回路13が相関
検出手段に対応している。
【0036】スピーカ4からの出力音がマイクロフォン
5へ入力されるときの遅延時間は、スピーカ4を特性の
異なるスピーカに切り換えることによって変化する。ま
たスピーカ4を切り換えなくてもスピーカ4やマイクロ
フォン5のもつ周波数特性によって遅延時間が変化す
る。このため、遅延回路の遅延時間が固定のときには、
相関検出回路10の入力間の時間差が0のときか、受信
している信号がビート等の周期信号や音声等の準周期信
号でかつ相関検出回路10の入力間の時間差がこれらの
信号周期もしくは信号周期のn倍(n、1、2、3、
4、…)であることが必要である。
【0037】しかるに、遅延時間の周波数による変化の
大きいスピーカ4やマイクロフォン5が接続されている
無線通信機では、非常に限られた条件でしか相関値が高
くならず、送信回路6の入力信号と受信回路からの出
力信号との相関値が予め定めた相関値以下であって、送
信状態禁止に制御できない場合が生ずる。
【0038】しかしながら、本実施のさらに他の形態の
場合のように、複数の異なる遅延時間を持つ遅延回路1
2A、12Bおよび12Cと、相関値検出回路10A、
10B、10Cと演算回路13とを設け、異なる遅延時
間遅らされた受信回路3からの出力信号に基づいて、相
関値検出回路10A、10B、10Cによって相関値を
求め、相関値の最大値を演算回路13において演算し予
め定めた値以下であるかを検出するようにし、演算回路
13の出力に基づいて送信を禁止状態にすれば、スピー
カ4やマイクロフォン5の切り換え、周波数による遅延
特性の変化に応じた遅延時間を受信回路3からの出力信
号に持たせることができ、相関値検出回路10A、10
B、10Cにおいて正確に相関値が得られ、この相関値
に基づいて最大値が予め定めた値以下か否かが演算回路
13において検出することができて、不必要に送信禁止
をにすることがより減少する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信回路の入力信号と受信回路からの出力信号との相関値
および送信回路の入力信号レベルに基づいて送信を禁止
させるので、送信回路の入力信号に受信回路からの出力
信号に基づく信号が混入したときにおいても、不必要に
送信禁止を行わず、かつ誤って送信状態にすることもな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる無線通信機の実施の一形態を示
すブロック図である。
【図2】本発明にかかる無線通信機の実施の他の形態を
示すブロック図である。
【図3】本発明にかかる無線通信機の実施のさらに他の
形態を示すブロック図である
【図4】従来の無線通信機の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ切り換えスイッチ 3 受信回路 4 スピーカ 5 マイクロフォン 6 送信回路 8 レベル検出回路 10 相関検出回路 10A、10Bおよび10C 相関値検出回路 11 送信制御回路 12、12A、12Bおよび12C 遅延回路 13 演算回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信回路の入力信号レベルが予め定めたレ
    ベル以上であることを検出するレベル検出回路と、 受信回路からの出力信号をそれぞれ異なる遅延時間遅延
    させる複数の遅延回路を備えた遅延手段と、 送信回路への入力信号と遅延手段のそれぞれの遅延回路
    で遅延させられた受信回路からの出力信号との相関値を
    各別に求め、求めたそれぞれの相関値の最大値を演算
    し、その演算値 が予め定めた相関値以下であることを検
    出する相関検出手段と、 レベル検出回路によって送信回路の入力レベルが予め定
    めたレベル上であると検出されかつ相関検出手段によっ
    て検出された演算値が予め定めた相関値以下であると検
    出されているときのみ送信を行わせる送信制御手段とを
    備えたことを特徴とする無線通信機。
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