JP3310829B2 - 防滴構造 - Google Patents
防滴構造Info
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- JP3310829B2 JP3310829B2 JP18670495A JP18670495A JP3310829B2 JP 3310829 B2 JP3310829 B2 JP 3310829B2 JP 18670495 A JP18670495 A JP 18670495A JP 18670495 A JP18670495 A JP 18670495A JP 3310829 B2 JP3310829 B2 JP 3310829B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は防滴構造に関し、特にパ
ッキング形状に関する。
ッキング形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３に示すように、電子機器例え
ば携帯用無線機（ハンディートランシーバー）のケース
１において、電池収納部等の開口部２を電池カバー３で
閉じる際、ゴム等からなるパッキング４を開口部２の周
辺溝２ａに嵌め込み、電池カバー３の下面側に形成され
た差し込み片３ａをケース１側に設けられた差し込み溝
１ａに差し込んで、電池カバー３の一方の端部（図４参
照＝以下支点Ｐという）を回動支点として電池カバー３
を図４中の二点鎖線で示す矢印のように回動させて開口
部２を覆う。これによって、電池カバー３の下側周辺に
設けられたリブ３ｃがパッキング４の位置に合わせて閉
じ、ケース１側に設けられた掛金機構１ｂを電池カバー
２の差し込み片３ａと対向する側に設けられた掛け金用
段部３ｂに係合させてロックする防滴構造となってい
る。
ば携帯用無線機（ハンディートランシーバー）のケース
１において、電池収納部等の開口部２を電池カバー３で
閉じる際、ゴム等からなるパッキング４を開口部２の周
辺溝２ａに嵌め込み、電池カバー３の下面側に形成され
た差し込み片３ａをケース１側に設けられた差し込み溝
１ａに差し込んで、電池カバー３の一方の端部（図４参
照＝以下支点Ｐという）を回動支点として電池カバー３
を図４中の二点鎖線で示す矢印のように回動させて開口
部２を覆う。これによって、電池カバー３の下側周辺に
設けられたリブ３ｃがパッキング４の位置に合わせて閉
じ、ケース１側に設けられた掛金機構１ｂを電池カバー
２の差し込み片３ａと対向する側に設けられた掛け金用
段部３ｂに係合させてロックする防滴構造となってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構造
において、パッキング４は、電池カバー３の下側のリブ
３ｃとの合わせ面４ａが平面であったため、電池カバー
３をケース１の開口部２に閉じる際、すなわち、電池カ
バー３を図４（Ｂ）に示す支点Ｐを回動中心として回動
させて開口部２を覆う際、パッキング４の合わせ面４ａ
が電池カバー３のリブ３ｃの回動軌跡に対して略垂直と
なっていないため、パッキング４の合わせ面４ａが電池
カバー３の回転方向への力を受けてめくれ（図４（Ａ）
参照）、このめくれにより防滴性能が劣化することがあ
った。
において、パッキング４は、電池カバー３の下側のリブ
３ｃとの合わせ面４ａが平面であったため、電池カバー
３をケース１の開口部２に閉じる際、すなわち、電池カ
バー３を図４（Ｂ）に示す支点Ｐを回動中心として回動
させて開口部２を覆う際、パッキング４の合わせ面４ａ
が電池カバー３のリブ３ｃの回動軌跡に対して略垂直と
なっていないため、パッキング４の合わせ面４ａが電池
カバー３の回転方向への力を受けてめくれ（図４（Ａ）
参照）、このめくれにより防滴性能が劣化することがあ
った。
【０００４】すなわち、図４（Ｂ）に示すように、電池
カバー３が閉じる際に生じるリブ３ｃの円軌道の接線ベ
クトルとパッキング４の合わせ面４ａとの角度（α）が
垂直でないため、めくれが発生し易い。また、電池カバ
ー３のリブ３ｃが円軌道上を移動するので、当該電池カ
バー３の部品精度のばらつきを考慮した場合、パッキン
グ４の合わせ面４ａの幅ｄが小さいと、リブ３ｃの回動
軌跡がずれて周辺溝２ａの壁２ｂの上部または外側に当
たる場合も考えられる。そのため、パッキング４の合わ
せ面４ａの幅ｄも大きくする必要があり、他の部分のス
ペース（ケース、ニッカドバッテリーパック、内部のＰ
板等）にも影響を及ぼす。
カバー３が閉じる際に生じるリブ３ｃの円軌道の接線ベ
クトルとパッキング４の合わせ面４ａとの角度（α）が
垂直でないため、めくれが発生し易い。また、電池カバ
ー３のリブ３ｃが円軌道上を移動するので、当該電池カ
バー３の部品精度のばらつきを考慮した場合、パッキン
グ４の合わせ面４ａの幅ｄが小さいと、リブ３ｃの回動
軌跡がずれて周辺溝２ａの壁２ｂの上部または外側に当
たる場合も考えられる。そのため、パッキング４の合わ
せ面４ａの幅ｄも大きくする必要があり、他の部分のス
ペース（ケース、ニッカドバッテリーパック、内部のＰ
板等）にも影響を及ぼす。
【０００５】本発明の目的は、上記従来の防滴構造にお
ける問題点を解決し、確実なパッキング効果とパッキン
グスペースの削減が得られる防滴構造を提供することに
ある。
ける問題点を解決し、確実なパッキング効果とパッキン
グスペースの削減が得られる防滴構造を提供することに
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による防滴構造
は、ケースに設けられた開口部と、一方の端部を支点に
して回動させることで前記開口部を覆うカバーと、前記
ケースと前記カバーの合わせ面に配置したパッキングと
からなる防滴構造において、前記パッキングは、前記カ
バーとの合わせ面に前記カバーの前記支点に近い側が前
記カバーの回動によって近づくこととなる傾斜面状の角
度を持った部分を有するものである。
は、ケースに設けられた開口部と、一方の端部を支点に
して回動させることで前記開口部を覆うカバーと、前記
ケースと前記カバーの合わせ面に配置したパッキングと
からなる防滴構造において、前記パッキングは、前記カ
バーとの合わせ面に前記カバーの前記支点に近い側が前
記カバーの回動によって近づくこととなる傾斜面状の角
度を持った部分を有するものである。
【０００７】また、パッキングの角度を持った部分は前
記支点の近傍にあり、カバーが前記開口部を閉じる時の
軌道の接線ベクトルに対してほぼ垂直な表面を有する。
また、開口部は電池収納部であり、カバーは電池カバー
である防滴構造。
記支点の近傍にあり、カバーが前記開口部を閉じる時の
軌道の接線ベクトルに対してほぼ垂直な表面を有する。
また、開口部は電池収納部であり、カバーは電池カバー
である防滴構造。
【０００８】ケースに設けられた開口部の周辺溝にパッ
キングが配置され、カバーの一方の端部を支点にして回
動させることで開口部を覆う防滴構造において、パッキ
ングは、支点の近傍において、カバーが開口部を閉じる
時の軌道の接線ベクトルに対してほぼ垂直な表面を有す
るので、カバーのリブがパッキングの合わせ面に当たる
ときにパッキングがめくれることはない。
キングが配置され、カバーの一方の端部を支点にして回
動させることで開口部を覆う防滴構造において、パッキ
ングは、支点の近傍において、カバーが開口部を閉じる
時の軌道の接線ベクトルに対してほぼ垂直な表面を有す
るので、カバーのリブがパッキングの合わせ面に当たる
ときにパッキングがめくれることはない。
【０００９】図１は本発明による防滴構造の一実施例の
概略図を示し、ここでは、図３の従来の防滴構造と同様
に、電子機器例えば携帯用無線機（ハンディートランシ
ーバー）のケースにおいて電池収納部等の開口部の周辺
溝にパッキングを配置し、開口部を電池カバーで閉じる
防滴構造の例で説明する。ここで、図３と同一構成要素
は同一符号を付して説明する。図１および図２に示すよ
うに、本発明の防滴構造は、ケース１に設けられた開口
部２と、一方の端部を支点Ｐにして矢印ｃ方向に回動さ
せることで開口部２を覆う電池カバー３と、ケース１と
電池カバー３の合わせ面に配置したパッキング４とを有
している。パッキング４は、電池カバー３との合わせ面
４ａに、電池カバー３の支点Ｐに近い側（すなわち、リ
ブ３ｃ付近）が電池カバー３の回動によって近づくこと
となる傾斜面状の角度θを持つように形成されたことを
特徴とする。この角度θは、合わせ面４ａが、電池カバ
ー３のリブ３ｃが開口部２を閉じる時の軌道の接線ベク
トルに対してほぼ垂直な表面となるように選択される。
概略図を示し、ここでは、図３の従来の防滴構造と同様
に、電子機器例えば携帯用無線機（ハンディートランシ
ーバー）のケースにおいて電池収納部等の開口部の周辺
溝にパッキングを配置し、開口部を電池カバーで閉じる
防滴構造の例で説明する。ここで、図３と同一構成要素
は同一符号を付して説明する。図１および図２に示すよ
うに、本発明の防滴構造は、ケース１に設けられた開口
部２と、一方の端部を支点Ｐにして矢印ｃ方向に回動さ
せることで開口部２を覆う電池カバー３と、ケース１と
電池カバー３の合わせ面に配置したパッキング４とを有
している。パッキング４は、電池カバー３との合わせ面
４ａに、電池カバー３の支点Ｐに近い側（すなわち、リ
ブ３ｃ付近）が電池カバー３の回動によって近づくこと
となる傾斜面状の角度θを持つように形成されたことを
特徴とする。この角度θは、合わせ面４ａが、電池カバ
ー３のリブ３ｃが開口部２を閉じる時の軌道の接線ベク
トルに対してほぼ垂直な表面となるように選択される。
【００１０】したがって、電池カバー３のリブ３ｃがパ
ッキング４の合わせ面４ａに当たるときに、電池カバー
３の回転方向への力がリブ３ｃを介してパッキング４に
対して略垂直にかかり、パッキング４の電池カバー３の
回転方向へのめくれが生じないため、防滴効果の劣化が
解消される。また、合わせ面４ａに角度θを持たせた結
果、開口部２の周辺溝の壁２ｂの高さが低くなり、リブ
３ｃがこの壁２ｂに対して回動時に当たる虞れがなくな
る。したがって、パッキング４の合わせ面４ａの幅ｄを
従来よりも小さくすることができ、パッキングの小型化
に伴うスペースの有効活用ができる。なお、本発明は、
上記の実施例では携帯用無線機の電池収納部の防滴構造
について説明したが、これに限らず、その他の機器（携
帯電話、ビデオカメラ等）にも用いることができる。ま
た、本発明は電池収納部以外の箇所にも応用することが
できる。
ッキング４の合わせ面４ａに当たるときに、電池カバー
３の回転方向への力がリブ３ｃを介してパッキング４に
対して略垂直にかかり、パッキング４の電池カバー３の
回転方向へのめくれが生じないため、防滴効果の劣化が
解消される。また、合わせ面４ａに角度θを持たせた結
果、開口部２の周辺溝の壁２ｂの高さが低くなり、リブ
３ｃがこの壁２ｂに対して回動時に当たる虞れがなくな
る。したがって、パッキング４の合わせ面４ａの幅ｄを
従来よりも小さくすることができ、パッキングの小型化
に伴うスペースの有効活用ができる。なお、本発明は、
上記の実施例では携帯用無線機の電池収納部の防滴構造
について説明したが、これに限らず、その他の機器（携
帯電話、ビデオカメラ等）にも用いることができる。ま
た、本発明は電池収納部以外の箇所にも応用することが
できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明による防滴構造には次の効果があ
る。１．防滴のレベルが高くなり、内部の電池、及び部
品の保護電池のショート防止にもつながる。２．パッキ
ングが小型化できるため、その周囲にかかわる部品（ケ
ース、ニッカドバッテリー等）の形状に自由度が増しセ
ットの小型化、部品の強度アップにつながる。
る。１．防滴のレベルが高くなり、内部の電池、及び部
品の保護電池のショート防止にもつながる。２．パッキ
ングが小型化できるため、その周囲にかかわる部品（ケ
ース、ニッカドバッテリー等）の形状に自由度が増しセ
ットの小型化、部品の強度アップにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による防滴構造の一実施例の概略図を示
し、携帯用無線機（ハンディートランシーバー）の電池
収納部の防滴構造に用いた場合の分解斜視図である。
し、携帯用無線機（ハンディートランシーバー）の電池
収納部の防滴構造に用いた場合の分解斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線部分拡大断面図である。
【図３】従来の携帯用無線機（ハンディートランシーバ
ー）の電池収納部の防滴構造を示す分解斜視図である。
ー）の電池収納部の防滴構造を示す分解斜視図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線部部分拡大図であり、（Ａ）は
パッキングのめくれ状態を、（Ｂ）はリブの軌道をそれ
ぞれ示す断面図である。
パッキングのめくれ状態を、（Ｂ）はリブの軌道をそれ
ぞれ示す断面図である。
１ ケース ２ 開口部（電池収納部） ２ａ 周辺溝 ２ｂ 壁 ３ 電池カバー ３ｃ リブ ４ パッキング ４ａ 合わせ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平７−15191（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05K 5/06 H01M 2/10 F16J 15/06
Claims (4)
- 【請求項１】 ケースに設けられた開口部と、一方の端
部を支点にして回動させることで前記開口部を覆うカバ
ーと、前記ケースと前記カバーの合わせ面に配置したパ
ッキングとからなる防滴構造において、前記パッキング
は、前記カバーとの合わせ面に前記カバーの前記支点に
近い側が前記カバーの回動によって近づくこととなる傾
斜面状の角度を持った部分を有することを特徴とする防
滴構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の防滴構造において、前記
パッキングの角度を持った部分は、前記支点の近傍にあ
る防滴構造。 - 【請求項３】 請求項２記載の防滴構造において、前記
パッキングの角度を持った部分は、前記カバーが前記開
口部を閉じる時の軌道の接線ベクトルに対してほぼ垂直
な表面を有する防滴構造。 - 【請求項４】 請求項２記載の防滴構造において、前記
開口部は電池収納部であり、前記カバーは電池カバーで
ある防滴構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18670495A JP3310829B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滴構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18670495A JP3310829B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滴構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0918169A JPH0918169A (ja) | 1997-01-17 |
| JP3310829B2 true JP3310829B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16193181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18670495A Expired - Lifetime JP3310829B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 防滴構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3310829B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620723B1 (ko) * | 2005-01-21 | 2006-09-13 | 린나이코리아 주식회사 | 리모콘 |
| KR100620721B1 (ko) * | 2005-01-21 | 2006-09-13 | 린나이코리아 주식회사 | 리모콘 |
| JP4767187B2 (ja) * | 2007-01-25 | 2011-09-07 | 三洋電機株式会社 | 防水機構 |
| JP5233244B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2013-07-10 | 富士通株式会社 | 携帯機器 |
| JP5295852B2 (ja) * | 2008-10-31 | 2013-09-18 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
| JP5282706B2 (ja) * | 2009-09-08 | 2013-09-04 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
| JP5920271B2 (ja) | 2013-03-28 | 2016-05-18 | ブラザー工業株式会社 | 収納容器 |
| JP7328612B2 (ja) * | 2018-11-05 | 2023-08-17 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器および防水ケース |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18670495A patent/JP3310829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0918169A (ja) | 1997-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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