JP3308885B2 - 運動療法装置 - Google Patents

運動療法装置

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JP3308885B2
JP3308885B2 JP34561997A JP34561997A JP3308885B2 JP 3308885 B2 JP3308885 B2 JP 3308885B2 JP 34561997 A JP34561997 A JP 34561997A JP 34561997 A JP34561997 A JP 34561997A JP 3308885 B2 JP3308885 B2 JP 3308885B2
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浩徳 鈴木
悟 桑原
功 水庫
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば身体障害
者または高年齢者が運動療法を行う際に、ペダル回転運
動を補助的に他動で支援することにより、運動機能の回
復、および体力の維持を図ることができる運動療法装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開昭62−46193
号公報に開示された従来の運動療法装置を示す構成図で
あり、図において、1はペダル2に結合したプーリー、
3はプーリー1とモータ7との間に設けられたプーリ
ー、4はプーリー1とプーリー3にかけられたベルト、
5はプーリー3と併設されたプーリー、6はプーリー5
とモータ7にかけられたベルト、8,9はプーリー1,
5に取り付けられたマグネット、10,11はマグネッ
ト8,9を検知するホール素子、12はホール素子1
0,11からの信号を入力しプーリー1とプーリー5と
の回転数を算出するコンピュータ、13はこのコンピュ
ータ12からの回転数に基づいてモータ7の負荷を制御
する負荷制御装置である。
【0003】次に動作について説明する。ペダル2の回
転はこのプーリー1とプーリー3にかけられたベルト4
によってプーリー5に伝えられて増速され、さらにベル
ト6によりモータ7に伝えられる。プーリー1とプーリ
ー5の1回転毎にホール素子10,11よりパルスがコ
ンピュータ12に出力される。そして、このコンピュー
タ12はこのパルスの数を算出した後、負荷制御装置1
3に出力する。負荷制御装置13ではこのパルスの数に
基づいて回転数を決定し、モータ7の負荷を制御する。
【0004】また、左右のペダル2別に負荷を変える場
合には、位相角をπだけずらして大負荷と小負荷とを繰
り返す。すなわち、今右下肢によって踏む場合に最も踏
みやすい場所での負荷を大きくし、この位相角からπだ
け回転させた場所(左下肢によって踏む場合に最も踏み
やすい場所)での負荷を小さくすると、左下肢にかかる
負荷より右下肢にかかる負荷の方が大きくなり、特に、
右下肢を鍛えたい場合に効果的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の運動療法装置は
以上のように構成されているので、ペダル2が上死点ま
たは下死点以外の回転角度範囲に位置するときには、ペ
ダル回転負荷が軽減されなかった。したがって、ペダル
2の上死点または下死点以外の回転角度範囲において筋
力(例えば、大腿四頭筋および股関節伸筋群)の低下ま
たは運動麻痺を有している脳障害による身体障害者また
は高年齢者が運動療法を行う際には、ペダル回転運動を
全角度で継続して行うことができなかった。また、身体
障害者または高年齢者の運動機能の状態によっては、低
回転域での機械系の摩擦負荷が生じている場合には、ペ
ダル回転運動の負荷が大きくなり、ペダル回転運動を全
角度で継続して行うことができなかった。このため、身
体障害者または高年齢者はエルゴバイク等の運動療法装
置による運動機能の回復、および体力の維持を図ること
ができないなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、身体障害者または高年齢者が運動
療法を行う際に、ペダル回転運動を円滑に継続して行え
ることにより、運動機能の回復、および体力の維持を図
ることができる運動療法装置を得ることを目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】 この発明に係る運動療法
装置は、アシスト駆動機構において、アシストモータが
予め設定された速度で一方向回りに常時回転し、このア
シストモータのモータ軸に固定されたワンウェイクラッ
チにより、アシストモータが一方向回りに回転するとき
にはモータ軸に回転自在に取り付けられたプーリーをモ
ータ軸に連動して回転させ、アシストモータが他方向回
りに回転するときにはプーリーをモータ軸に対して空転
させ、中間プーリーの回転軸に設けられた2次アシスト
プーリーにより、アシストベルトを介してプーリーと接
続され、中間プーリーの回転軸に設けられた1次アシス
トプーリーにより、1次ベルトを介してペダル軸プーリ
ーと接続されたものである。
【0011】この発明に係る運動療法装置は、予め設定
されたペダル軸プーリーの角度範囲においてのみアシス
トモータを駆動させるものである。
【0012】この発明に係る運動療法装置は、負荷モー
タの回転によるペダル軸プーリーへの回転運動を解除す
るワンウェイクラッチとを設け、負荷減少駆動機構によ
りアシストモータを回転させて負荷モータを回転させる
ものである。
【0013】この発明に係る運動療法装置は、負荷減少
駆動機構において、アシストモータが予め設定された速
度で他方向回りに回転し、このアシストモータのモータ
軸に固定されたモータ側ギアと中間ギアとを噛合し、こ
の中間ギアに固定されたワンウェイクラッチにより、こ
の中間ギアが一方向回りに回転するときにはプーリー軸
を中間ギアに連動して回転させ、中間ギアが他方向回り
に回転するときにはプーリー軸を中間ギアに対して空転
させ、プーリー軸に固定されたプーリーにより、プーリ
ー軸の回転を負荷減少ベルトを介して負荷モータのモー
タプーリーに伝え、ワンウェイクラッチによりモータプ
ーリーの回転によるペダル軸プーリーへの回転運動を
除するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による運
動療法装置の全体外観を示す構成図であり、図におい
て、20はペダル22が予め設定された回転速度以下に
なった回転角度範囲において補助的に働くアシスト駆動
機構と低回転域での機械系の動摩擦負荷を低減させるこ
とができる負荷減少駆動機構とを備えた運動療法本体
部、21はペダル22を有するペダル軸プーリー、23
は1次ベルト(伝達手段)24を介してペダル軸プーリ
ー21に回転運動を伝える中間プーリー(伝達手段)、
25は2次ベルト(伝達手段)26を介して回転に抗す
る抵抗を中間プーリー23に付加する負荷モータ、27
はこの負荷モータ25の負荷量が一定になるように制御
する負荷制御装置である。28は運動療法本体部20に
設けられたハンドルポールである。伝達手段としての1
次ベルト24および2次ベルト26はチェーンでもよ
く、この発明でのベルトについては、以下同様にチェー
ンでもよい。
【0015】29は運動者が体を支えるためにハンドル
ポール28に設けられたハンドル、30はハンドル29
の上方でかつ運動者に向けて装着された表示部であり、
ペダリング運動を行なうにあたって、各種の負荷や、プ
ログラム内容、アシスト駆動モードかゼロ負荷駆動モー
ド等の設定を行うことができる。31は運動療法本体部
20に対面して設けられたリクライニング式のイスであ
り、スライドレバー32を操作することにより、イス土
台33上を表示部30に対して前後にスライドする。3
4は運動療法本体部20とイス31とを一体化するレー
ルベースであり、長さ方向の端部には移動用の車輪35
が設けられている。
【0016】次に、アシスト駆動機構の具体的な構成に
ついて説明する。図2はこの発明の実施の形態1による
運動療法装置のアシスト駆動機構および負荷減少駆動機
構を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1による
運動療法装置のアシスト駆動機構および負荷減少駆動機
構を示す平面図である。図において、40は中間プーリ
ー23の回転軸23a(アシスト駆動機構)に設けられ
た1次アシストプーリー(アシスト駆動機構)であり、
1次ベルト24を介してペダル軸プーリー21と接続さ
れている。41は1次アシストプーリー40の外側で回
転軸23aに設けられた2次アシストプーリー(アシス
ト駆動機構)、42は回転軸23aに固定されたワンウ
ェイクラッチであり、回転軸23aが反時計回り(一方
向回り)に回転する(図3の矢印方向)ときにはワンウ
ェイクラッチ42に固定された中間プーリー23を回転
軸23aに連動して回転させ、回転軸23aが時計回り
(他方向回り)に回転するときには中間プーリー23を
回転軸23aに対して空転させる。
【0017】43は予め設定された速度で常時回転する
アシストモータ(アシスト駆動機構および負荷減少駆動
機構)であり、アシスト駆動機構として動作させる場合
には反時計回りに回転し、負荷減少駆動機構として動作
させる場合には時計回りに回転する。44はモータ軸
(アシスト駆動機構)45に固定されたワンウェイクラ
ッチ(アシスト駆動機構)であり、モータ軸45が反時
計回りに回転する(図3アシスト駆動方向)ときにはワ
ンウェイクラッチ44に固定されたプーリー(アシスト
駆動機構)46をモータ軸45に連動して回転させ、モ
ータ軸45が時計回りに回転するときにはプーリー46
をモータ軸45に対して空転させる。47は2次アシス
トプーリー41とプーリー46との間に設けられたアシ
ストベルト(アシスト駆動機構)である。
【0018】次に、負荷減少駆動機構の具体的な構成に
ついて、図2および図3を用いて説明する。50はモー
タ軸45に固定されたモータ側ギア(負荷減少駆動機
構)、51はこのモータ側ギア50と噛合する中間ギア
(負荷減少駆動機構)、52は中間ギア51に固定され
たワンウェイクラッチ(負荷減少駆動機構)であり、中
間ギア51が反時計回りに回転するときにはワンウェイ
クラッチ52に固定されたプーリー軸53を中間ギア5
1に連動して回転させ、中間ギア51が時計回りに回転
するときにはプーリー軸53を中間ギア51に対して空
転させる。54はプーリー軸53に固定されたプーリー
(負荷減少駆動機構)であり、プーリー軸53の回転を
負荷減少ベルト55を介して負荷モータ25のモータプ
ーリー56に伝える。
【0019】次に動作について説明する。まず、アシス
トモータ43をアシスト駆動機構として使用する場合に
ついて説明する。運動者はペダル運動をできる状態が整
ったら、表示部30において各種の負荷、プログラム内
容、およびアシスト駆動モードを選択するとともに、ア
シストモータ43の回転速度を設定し(ここで、アシス
トモータ43の回転速度を20RPMと設定したと仮定
する)、反時計回り(図の矢印方向)のペダル運動を
開始する。運動者が20RPMより早い速度でペダル運
動を行っている場合には、1次アシストプーリー40、
2次アシストプーリー41およびプーリー46はペダル
運動の回転速度で回転するため、ワンウェイクラッチ4
2が働かず、運動者は負荷モータ25の抵抗を受けなが
らペダル軸プーリー21を回転させることができる。な
お、アシストモータ43が反時計回りに回転している場
合には、モータ側ギア50も反時計回りに回転し中間ギ
ア51を時計回りに回転する。このため、ワンウェイク
ラッチ52が空転して働かず、アシストモータ43はプ
ーリー軸53を回転させない。
【0020】一方、運動者のペダル運動の速度が20R
PM以下に低下した場合には、モータ軸45が20RP
Mの速度で回転しているため、ワンウェイクラッチ44
が働き、アシストモータ43が2次アシストプーリー4
1および1次アシストプーリー40に伝わり中間プーリ
ー23を回転させる。したがって、例えば、運動者が身
体障害者または高年齢者で特定の回転角度範囲(270
度から360度)のみにおいて、股関節を屈曲させるこ
とができない場合、0度から260度付近までは20R
PMより早い速度でペダル運動ができるため、負荷モー
タ25の抵抗を受けながらペダル軸プーリー21を回転
させることができる。しかし、270度から360度に
あってはペダル運動の速度が0Km/hとなるため、ア
シストモータ43が運動者に代わって中間プーリー23
を回転させる。このため、運動者はペダル回転運動を全
角度で継続して行うことができる。
【0021】次にアシストモータ43を負荷減少駆動機
構として使用する場合について説明する。運動者は表示
部30においてゼロ負荷駆動モードを選択した場合に
は、アシストモータ43が時計回りに回転し、モータ側
ギア50を時計回りに回転させる。そして、モータ側ギ
ア50が時計回りに回転することにより、中間ギア51
が反時計回りに回転しワンウェイクラッチ52が働き、
プーリー軸53を回転させる。そして、プーリー54お
よびモータプーリー56を回転させることができるた
め、低回転域での機械系の動摩擦負荷を低減させること
ができる。このとき、負荷モータ25の軸を介して2次
ベルト26を移動させ、中間プーリー23を反時計回り
に回転させるが、ワンウェイクラッチ42が空転して働
かないため、回転軸23aは回転しない。なお、アシス
トモータ43が時計回りに回転した場合には、モータ軸
45に対してワンウェイクラッチ44が空回転するた
め、プーリー46を回転させない。
【0022】この状態で運動者が反時計回り(図3の矢
印方向)のペダル運動を開始すれば、1次アシストプー
リー40と2次アシストプーリー41の反時計回りの回
転に連動してプーリー46も反時計回りに回転するが、
ワンウェイクラッチ44が空転して働かない。このと
き、1次アシストプーリー40の反時計回りの回転は、
回転軸23aを反時計回りに回転させるが、中間プーリ
ー23はアシストモータ43によりすでに反時計回りに
回転しているので、回転軸23aの回転が中間プーリー
23の回転より速くなったときに、初めてペダル運動に
よる力で中間プーリー23を回転させることになる。そ
のため、回転軸23aの回転が中間プーリー23の回転
に等しくなる間の低回転域での機械系の動摩擦負荷を低
減させることができる。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、身体障害者または高年齢者の運動機能状態によっ
て、アシスト駆動機構または負荷減少駆動機構を選択し
て運動療法を行うことができるため、身体障害者または
高年齢者の運動機能の能力が把握できなくても、ペダル
回転運動を全角度で継続して行えた。このため、運動機
能の回復、および体力の維持を図ることができるなどの
効果が得られる。なお、アシストモータ43の回転方向
のみを変えるだけで、アシスト駆動機構か負荷減少駆動
機構かの選択が行えるので、運動療法装置自体を安価に
することができるなどの効果も得られる。
【0024】上記の実施の形態では、複数のワンウェイ
クラッチ42,44,52を設けることとアシストモー
タ43を常時回転させることにより、身体障害者または
高年齢者の運動機能の能力が把握できなくても、ペダル
回転運動を全角度で継続して行えるものであった。しか
し、身体障害者または高年齢者の運動機能の能力が把握
できる場合は、表示部30を介してペダル回転運動がで
きない回転角度を設定し、このペダル回転運動ができな
い回転角度が設定された場合には、負荷制御装置27は
このペダル回転運動ができない回転角度を入力するとと
もに、ペダル軸プーリー21と負荷モーター25との近
傍に設けられたエンコーダ60,61(図2参照)から
の位置情報を入力する。そして、ペダル軸プーリー21
が予め設定された回転角度の範囲に位置しているとき
に、アシストモータ43を駆動させる。この場合には、
アシストモータ43を常時回転させる必要がないため、
運動療法装置の動作コストを低減させることができる効
果が得られる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の効果】 以上のように、 この発明によれば、アシ
スト駆動機構において、アシストモータが予め設定され
た速度で一方向回りに常時回転し、このアシストモータ
のモータ軸に固定されたワンウェイクラッチにより、ア
シストモータが一方向回りに回転するときにはモータ軸
に回転自在に取り付けられたプーリーをモータ軸に連動
して回転させ、アシストモータが他方向回りに回転する
ときにはプーリーをモータ軸に対して空転させ、中間プ
ーリーの回転軸に設けられた2次アシストプーリーによ
り、アシストベルトを介してプーリーと接続され、中間
プーリーの回転軸に設けられた1次アシストプーリーに
より、1次ベルトを介してペダル軸プーリーと接続する
ように構成したので、身体障害者または高年齢者が運動
療法を行う際に、ペダル回転運動を全角度で継続して行
え、運動機能の回復、および体力の維持を図ることがで
きる効果がある。
【0029】この発明によれば、予め設定されたペダル
軸プーリーの角度範囲においてのみアシストモータを駆
動させるように構成したので、運動機能の回復、および
体力の維持を図ることができるとともに、運動療法装置
の動作コストを低減させることができる効果がある。
【0030】この発明によれば、負荷モータの回転によ
るペダル軸プーリーへの回転運動を解除するワンウェイ
クラッチとを設け、負荷減少駆動機構によりアシストモ
ータを回転させて負荷モータを回転させるように構成し
たので、低回転域での負荷を低減させることができる効
果がある。
【0031】この発明によれば、負荷減少駆動機構にお
いて、アシストモータが予め設定された速度で他方向回
りに回転し、このアシストモータのモータ軸に固定され
たモータ側ギアと中間ギアとを噛合し、この中間ギアに
固定されたワンウェイクラッチにより、この中間ギアが
一方向回りに回転するときにはプーリー軸を中間ギアに
連動して回転させ、中間ギアが他方向回りに回転すると
きにはプーリー軸を中間ギアに対して空転させ、プーリ
ー軸に固定されたプーリーにより、プーリー軸の回転を
負荷減少ベルトを介して負荷モータのモータプーリーに
伝え、ワンウェイクラッチによりモータプーリーの回転
によるペダル軸プーリーへの回転運動を解除するように
構成したので、低回転域での負荷を低減させることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による運動療法装置
の全体外観を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による運動療法装置
のアシスト駆動機構および負荷減少駆動機構を示す斜視
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による運動療法装置
のアシスト駆動機構および負荷減少駆動機構を示す平面
図である。
【図4】 従来の運動療法装置を示す構成図である。
【符号の説明】
21 ペダル軸プーリー、23 中間プーリー(伝達手
段)、23a 回転軸(アシスト駆動機構)、24 1
次ベルト(伝達手段)、25 負荷モータ、26 2次
ベルト(伝達手段)、27 負荷制御装置、40 1次
アシストプーリー(アシスト駆動機構)、41 2次ア
シストプーリー(アシスト駆動機構)、43 アシスト
モータ(アシスト駆動機構,負荷減少駆動機構)、44
ワンウェイクラッチ(アシスト駆動機構)、45 モ
ータ軸(アシスト駆動機構)、46 プーリー(アシス
ト駆動機構)、47 アシストベルト(アシスト駆動機
構)、50 モータ側ギア(負荷減少駆動機構)、51
中間ギア(負荷減少駆動機構)、52 ワンウェイク
ラッチ(負荷減少駆動機構)、53 プーリー軸(負荷
減少駆動機構)、54 プーリー(負荷減少駆動機
構)、55 負荷減少ベルト(負荷減少駆動機構)、5
6 モータプーリー(負荷減少駆動機構)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 悟 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 水庫 功 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−308406(JP,A) 特開 平5−42232(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 23/04 A63B 22/06 A61H 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動者がペダルを介して回転させるペダ
    ル軸プーリーと、1次ベルトを介して上記ペダル軸プー
    リーの回転運動が伝えられる中間プーリーと、2次ベル
    トを介して回転に抗する抵抗を上記中間プーリーに付加
    する負荷モータと、この負荷モータの負荷量を制御する
    負荷制御装置とを備えた運動療法装置において、 上記ペダル軸プーリーの回転速度が設定された速度以下
    に減速したときに、上記中間プーリーを回転させるアシ
    スト駆動機構を設け 上記アシスト駆動機構は、 予め設定された速度で一方向回りに回転するアシストモ
    ータと、 このアシストモータのモータ軸に固定され、上記アシス
    トモータが一方向回りに回転するときには上記モータ軸
    に回転自在に取り付けられたプーリーを上記モータ軸に
    連動して回転させ、上記アシストモータが他方向回りに
    回転するときには上記プーリーを上記モータ軸に対して
    空転させるワンウェイクラッチと、 上記中間プーリーの回転軸に設けられ、アシストベルト
    を介して上記プーリーと接続される2次アシストプーリ
    ーと、 上記中間プーリーの回転軸に設けられ、上記1次ベルト
    を介して上記ペダル軸プーリーと接続される1次アシス
    トプーリーとを備え たことを特徴とする運動療法装置。
  2. 【請求項2】 アシストモータは、予め設定されたペダ
    ル軸プーリーの角度範囲においてのみ駆動させることを
    特徴とする請求項記載の運動療法装置。
  3. 【請求項3】 運動者がペダルを介して回転させるペダ
    ル軸プーリーと、伝達手段を介して回転に抗する抵抗を
    上記ペダル軸プーリーに付加する負荷モータと、この負
    荷モータを制御する負荷制御装置とを備えた運動療法装
    置において、 上記負荷モータを回転させるアシストモータと、 上記負荷モータの回転による上記ペダル軸プーリーへの
    回転運動を解除するワンウェイクラッチとを設け、上記
    アシストモータを回転させて上記負荷モータを回転させ
    る負荷減少駆動機構を設けたことを特徴とする運動療法
    装置。
  4. 【請求項4】 負荷減少駆動機構は、予め設定された速
    度で他方向回りに回転するアシストモータと、 このアシストモータのモータ軸に固定されたモータ側ギ
    アと、 このモータ側ギアと噛合する中間ギアと、 この中間ギアに固定され、この中間ギアが一方向回りに
    回転するときにはプーリー軸を上記中間ギアに連動して
    回転させ、上記中間ギアが他方向回りに回転するときに
    は上記プーリー軸を上記中間ギアに対して空転させるワ
    ンウェイクラッチと、 上記プーリー軸に固定され、上記プーリー軸の回転を負
    荷減少ベルトを介して負荷モータのモータプーリーに伝
    えるプーリーと、 上記モータプーリーの回転による上記ペダル軸プーリー
    への回転運動を解除するワンウェイクラッチとを備えた
    ことを特徴とする請求項記載の運動療法装置。
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