JP3307143B2 - 画像符号化方法及び画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化方法及び画像符号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像符号化に関するも
ので、特に光ディスク等の蓄積形メディアに適した符号
化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクなどの蓄積メディア用
の規格として動画像符号化方法の標準化作業がISO/
IEC SC29/WG11におけるムーヒ゛ンク゛ ヒ゜クチャー エ
キスハ゜ートク゛ルーフ゜(MPEG(Moving Picture Expert Grou
p)) によって進められている。一般に、画像データを
そのまま蓄積すると、膨大な量のメモリが必要となる。
従って、画像を効率的に圧縮してメディアに蓄積する技
術が極めて重要な技術となる。
【0003】一方、光ディスクは、CD、LDに見られ
るように、通常、一定レ−トの画像デ−タが再生され
る。しかし、画像は一般に、情報量を多く含むシーン
と、情報量を多く含まないシーンがある。この画像の性
質を効果的に利用した符号化方法として、可変レート符
号化方式が本発明者により提案されている(特願平6−
69495号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この方式は、1パス目
で画像の情報量を抽出し、目標データ量を設定したの
ち、2パス目で可変レート符号化を行うものである。
【0005】この方式では、1パス目と2パス目のGO
P構造が完全に一致していることが必要となる。しか
し、ソフト制作者がシーンの頭だしを必要とするフレー
ムをエントリーフレームとするとき、このエントリーフ
レームがGOPの先頭である保証は無いため、任意フレ
ームをエントリーフレームとすることは、困難であっ
た。
【0006】これは、MPEGではGOPの先頭フレー
ム(イントラフレーム)からしか復号が開始できないこ
とによる。
【0007】さらに、シーンチェンジを考慮した効率の
良い符号化方法が、本発明者により提案されている(特
願平3−86956号)。
【0008】この、シーンチェンジを考慮した方式にお
いても、GOP構造を可変にする必要があるため、上記
した可変レート符号化方式を実現することは、不可能で
あった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化方法
は、所定時間の映像信号を符号化する符号化方法であっ
て、フレーム内符号化のフレーム周期をN、参照フレー
ム間隔のフレーム数をMとし、フレーム内符号化から次
のフレーム内符号化までのNフレームを1つのGOPと
し、頭だしを必要とするフレームをエントリーフレーム
とするとき、第1の符号化では、前記N,M値を一定と
する第1のGOP構造により符号化することにより、シ
ーンチェンジが発生したシーンチェンジフレームを検出
し、次に、前記シーンチェンジフレームのすべて又は一
部のシーンチェンジフレームと、前記エントリーフレー
ムを、GOPの先頭であるフレーム内符号化とするよう
に、前記N,M値をGOPごとに可変とすることを許す
第2のGOP構造を設定し、第2の符号化では、前記第
2のGOP構造であって、さらに量子化幅を一定として
量子化を行い、符号化した結果の短区間ごとの発生デー
タ量を記憶し、前記発生データ量が多い短区間には多い
目標データ量を設定し、前記発生データ量が少ない短区
間には少ない目標データ量を設定し、第3の符号化で
は、前記第2のGOP構造であって、さらに前記目標デ
ータ量に基づいて符号化を行うように構成されたもので
ある。
【0010】又、前記画像符号化方法は、前記N,M値
を一定とする第1のGOP構造により符号化する第1の
符号化手段、前記第1の符号化により得た情報より、シ
ーンチェンジフレームを検出するシーンチェンジ検出手
段、前記シーンチェンジフレームのすべて又は一部のシ
ーンチェンジフレームと、エントリーフレームを、GO
Pの先頭であるフレーム内符号化とするように、N,M
値をGOPごとに可変とすることを許す第2のGOP構
造を設定するGOP構造設定手段、所定時間の映像信号
を、前記第2のGOP構造で、所定の量子化幅Q1によ
り量子化を行う第2の符号化手段、その結果発生した前
記所定時間よりも短い短区間ごとのデータ量D1を逐次
記憶する記憶手段、前記短区間ごとのデータ量D1と相
関を有する目標データ量D2を短区間ごとに設定し、さ
らに前記短区間の目標データ量D2の総和が所定のデー
タ量DALLであるように設定する、目標データ量設定
手段、短区間ごとの符号化の結果が、短区間の前記目標
データ量D2になることを目標として、各短区間ごとの
符号化を行う第3の符号化手段、前記第3の符号化を行
った結果、それまでの各短区間に発生したデータ量D3
の総和ΣD3と、目標データ量のそれまでの総和ΣD2
を比較する比較手段、前記比較の結果、ΣD2>ΣD3
ならば、その後の短区間の目標データ量をやや多く、Σ
D2<ΣD3ならば、その後の短区間の目標データ量を
やや少なく、目標データ量設定手段を修正する、目標デ
ータ量修正手段、を有するように構成されたものであ
る。
【0011】
【作用】これにより、可変レート符号化を実現しつつ、
ソフト制作者が任意のフレームをエントリーフレームと
して指定できることになり、さらに、シーンチェンジを
考慮した効率の良い符号化方法をも実現できることにな
るという、極めて大きな効果を得ることができる。
【0012】
【実施例】図1のブロック図にて、本発明の1実施例を
説明する。
【0013】1パス目、所定の映像信号、例えば2時間
の映像信号を端子1から入力し、符号化回路2にて第1
の符号化を行う。この時のGOP構造は一定であり、例
えばN=15、M=1であり、量子化幅Qは、固定であ
る。
【0014】その結果、発生した発生データより、シー
ンチェンジ検出回路3にてシーンチェンジフレームを検
出する。
【0015】一方、外部端子2より、フレーム単位でエ
ントリーフレームが指定される。そして、シーンチェン
ジフレームのすべて又は一部のシーンチェンジフレーム
と、エントリーフレームを、GOPの先頭であるフレー
ム内符号化とするように、N,M値をGOPごとに最適
にした第2のGOP構造を設定するのが、GOP構造設
定回路4である。
【0016】2パス目、前記映像信号を端子5から入力
し、符号化回路6にて第2の符号化を行う。この時、G
OP構造は第2のGOP構造を有し、所定の量子化幅Q
1により量子化を行うことになる。
【0017】その結果発生した前記所定時間よりも短い
短区間、例えばフレームごとのデータ量D1を記憶回路
7にて逐次記憶する。そして、目標データ量設定手段8
では、前記フレームごとのデータ量D1と相関を有する
目標データ量D2をフレームごとに設定し、さらに前記
フレームの目標データ量D2の総和が所定のデータ量D
ALLであるように設定する。
【0018】3パス目、前記映像信号を端子9から入力
し、符号化回路10にて第3の符号化を行う。この時、
GOP構造は第2のGOP構造を有し、フレームごとに
設定された目標データ量D2となることを目標として、
符号化を行う。
【0019】そして、比較回路13にて、第3の符号化
を行った結果の、それまでのフレームに発生したデータ
量D3の総和ΣD3と、目標データ量のそれまでの総和
ΣD2を比較する。
【0020】前記比較の結果、ΣD2>ΣD3ならば、
その後のフレームの目標データ量をやや多く、ΣD2<
ΣD3ならば、その後のフレームの目標データ量をやや
少なく、目標データ量設定回路8を修正するのが、目標
データ修正回路14である。
【0021】このようなブロック図1で動作させたとき
の、GOP構造、発生データの簡単なモデルを、図2に
示す。
【0022】図2Aは、1パス目の第1の符号化のGO
P構造を示しており、この時のGOP構造は一定であ
る。この場合N=15、M=1を示している。符号化回
路内での量子化幅Qは、固定で符号化を行う。
【0023】図2Bは、1パス目に発生した発生データ
の簡単なモデルであり、画像の複雑さを示している。フ
レーム0、15、30はフレーム内符号化(イントラフ
レーム:I)を行うために、発生データ量が多くなって
いる。ここで、前方向予測符号化はP、両方向予測符号
化をB、で示している。
【0024】フレーム9、17で発生データ量が多くな
っているのはシーンチェンジが発生したためと、考えら
れる。シーンチェンジ検出回路では、そのフレームと、
前フレームに発生したデータ量の差により、シーンチェ
ンジを検出するので、フレーム9、17を検出すること
になる。
【0025】一方、外部より、フレーム単位でエントリ
ーフレームが指定され、ここでは、フレーム22を、エ
ントリーフレームとする命令が外部よりあったものとす
る。
【0026】図2Cは第2のGOP構造のフレーム内符
号化(イントラフレーム)のフレームを示している。こ
のフレーム内符号化の位置を満たすための、GOP構造
の一例を図2Dに示す。
【0027】GOP構造は、GOP1はN=9,M=
3,GOP2はN=8,M=2、GOP3はN=5,M
=1,GOP4は、N=12,M=3である。ここで、
N,Mの値は、他の値をとりうる。例えばGOP2にお
いてN=8,M=1でも良い。
【0028】シーンチェンジや、エントリーフレームの
指定がない場合、例えばN=12、M=3で一様に符号
化すればよい。このようにN,M値をGOPごとに最適
にした第2のGOP構造を設定するのが、図1のGOP
構造設定回路4である。
【0029】図2Eは、2パス目、第2のGOP構造
で、量子化幅Qを固定として、符号化を行った結果発生
した発生データであり、画像の複雑さを示している。
【0030】このフレームごとのデータ量D1を記憶回
路7にて逐次記憶する。そして、目標データ量設定回路
8では、前記フレームごとのデータ量D1と相関を有す
る目標データ量D2をフレームごとに設定し、さらに前
記フレームの目標データ量D2の総和が所定のデータ量
DALLであるように設定する。図2Fに目標データ量
D2を示す。
【0031】3パス目、第3の符号化を、GOP構造は
第2のGOP構造を有し、フレームごとに設定された目
標データ量D2となることを目標として行う。
【0032】そして、比較回路にて、第3の符号化を行
った結果の、それまでのフレームに発生したデータ量D
3の総和ΣD3と、目標データ量のそれまでの総和ΣD
2を比較し、ΣD2>ΣD3ならば、その後のフレーム
の目標データ量をやや多く、ΣD2<ΣD3ならば、そ
の後のフレームの目標データ量をやや少なく、目標デー
タ量設定回路を修正する。この動作を行うのが、目標デ
ータ修正回路14であることは、前述したとうりであ
る。
【0033】ここで、2パス目で発生した短区間の発生
データ量をD1、データ量D1の総和をΣD1、目標デ
ータ量をD2、総容量をDALL、とした場合、各短区
間の目標データ量D2は、 D2=D1×DALL/ΣD1 で求められる。
【0034】このようにして、例えば2時間の映像信号
を、フレームごとの短区間で分割し、それぞれの目標デ
ータ量D2が、前記記憶回路3にて記憶した発生データ
量D1と略比例し、かつ、それぞれの目標データ量D2
の総和が、光ディスクの総容量DALLとなるように割
り当てることは、計算により容易に可能である。 図1
での目標データ量設定回路8は、記憶回路7の情報をも
とに、このように目標データ量を求めるものである。
【0035】次に3パス目、先ほどと同じ映像信号を図
1端子9から入力し符号化を行う。この時、図1で、目
標データ量設定回路8は、符号化回路10へ、逐次、予
め計算された目標データ量を送る。符号化回路10は、
目標データ量設定回路8からの指令を受けることができ
る構成になっている。
【0036】このように、3パス目で符号化を行った結
果のデータ量をD3とすると、符号化の結果発生した総
データ量ΣD3は総データ量検出回路(ΣD3)12に
て検出される。また、最初に計算された目標データ量D
2のそれまでの総和であるΣD2は、総データ量検出回
路(ΣD2)11にて検出される。そして、総データ量
検出回路12と総データ量検出回路11の出力が比較回
路13にて比較される。
【0037】この結果、目標データ量修正回路14で
は、ΣD2>ΣD3ならば、その後の短区間(1フレー
ム)の目標データ量をやや多く設定し直すことにより、
発生データ量を増やし、逆にΣD2<ΣD3ならば、そ
の後の短区間の目標データ量をやや少なく設定し直すこ
とにより、発生データ量を減らすように修正を行うこと
になる。この修正の指示を、目標データ量修正回路14
が目標データ量設定回路8に与えることになる。
【0038】このような符号化の結果の情報を、光ディ
スクに記録することにより、高画質の再生を可能とした
光ディスクを実現することができる。
【0039】なお、実施例では、シーンチェンジをフレ
ームごとの発生データ量の変化を検出する例を示した
が、それに限るものではない。例えば、動きベクトルの
情報により検出する事も可能である。つまり、シーンが
チェンジした時、それぞれのマクロブロックの動きベク
トルの方向は全くランダムになり、その分散値は極めて
大きくなる。そこで、分散値がある値より大きいフレー
ムをシーンチェンジフレームと判断することができる。
【0040】もちろん、これらを併用して、シーンチェ
ンジフレームを検出してもよい。また、実施例では、シ
ーンチェンジ直後のフレームを、すべてフレーム内符号
化としたが、それにかぎるものではなく、一部のシーン
チェンジフレームのみフレーム内符号化をすることも考
えられる。
【0041】また、第1のGOP構造は、実施例で述べ
た限りではない。第1のGOP構造をN=12、M=3
とし、第2のGOP構造の設定の際、シーンチェンジや
エントリーフレームが無い区間では、第1のGOP構造
とフレーム単位で同一となるように第2のGOP構造を
設定してもよい。
【0042】また、GOP構造のNが所定数以上に大き
くなる、または所定数以下に小さくなるのは好ましくな
く、ある範囲に入るように制限するほうが望ましい。
【0043】また、短区間は実施例で述べた1フレーム
にかぎるものではなく、1GOPでも、10GOPで
も、1フィールド単位でもよい。
【0044】また、2パス目での発生データ量D1と目
標データ量D2の関係は略比例を例に上げたが、非線形
的な関係でも良く、ある相関があれば、本発明の域をで
るものではない。
【0045】また、目標データ量は、最大値、最小値を
設けて、その範囲内で設定する事が望ましい。
【0046】また、符号化として、DCTを用いない符
号化方式(DPCM等)であっても、本発明の域をでる
ものではない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフト制作者が任意のフレームをエントリーフレームと
して指定でき、さらに、シーンチェンジを考慮した効率
の良い符号化方法を実現しながら、可変レート符号化を
実現することができるという、符号化方式を実現でき、
さらにその情報を記録した高画質光ディスクを実現でき
るという極めて大きな効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像符号化方法を実現するためのブロ
ック図
【図2】本発明の画像符号化方法のGOP構造と発生デ
ータ量と目標データ量の関係を説明するための模式図
【符号の説明】
2、6、10 符号化回路 3 シーンチェンジ検出回路 4 GOP構造設定回路 7 記憶回路 8 目標データ量設定回路 12 総データ量検出回路(ΣD3) 11 総データ量検出回路(ΣD2) 13 比較回路 14 目標データ量修正回路

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間の映像信号を符号化する符号化
    方法であって、 フレーム内符号化のフレーム周期をN、参照フレームの
    フレーム周期をMとし、フレーム内符号化から次のフレ
    ーム内符号化の直前のフレームまでのNフレームを1つ
    のGOPとし、頭だしを必要とするフレームをエントリ
    ーフレームとするとき、 第1の符号化処理では、前記N,M値を一定とする第1
    のGOP構造を基本としつつ符号化処理を行い、前記符
    号化処理で得た情報により前記映像信号のシーンチェン
    ジが発生したシーンチェンジフレームを検出し、前記シ
    ーンチェンジフレームのすべて又は一部のシーンチェン
    ジフレームと前記エントリーフレームとをGOPの先頭
    であるフレーム内符号化とするように、前記N,Mの値
    をGOPごとに可変とすることにより第2のGOP構造
    を設定し、 第2の符号化処理では、前記第2のGOP構造で、量子
    化幅を一定として量子化を行い、符号化した結果の1フ
    レーム期間以上の短区間ごとの発生データ量を記憶し、
    前記発生データ量が多い短区間には、前記発生データ量
    が少ない短区間よりも多い目標データ量であり、かつ各
    短区間の目標データ量の総和が所定のデータ量であるよ
    うに目標データ量を設定し、 第3の符号化処理では、前記第2のGOP構造で、さら
    に前記目標データ量に基づいて符号化を行うことを特徴
    とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】 所定時間の映像信号を符号化する符号化
    方法であって、 フレーム内符号化のフレーム周期をN、参照フレームの
    フレーム周期をMとし、フレーム内符号化から次のフレ
    ーム内符号化の直前のフレームまでのNフレームを1つ
    のGOPとし、頭だしを必要とするフレームをエントリ
    ーフレームとするとき、 前記N,Mの値を一定とする第1のGOP構造を基本と
    しつつ符号化処理を行う第1の符号化処理ステップと、 前記第1の符号化処理ステップにより得た情報よりシー
    ンチェンジフレームを検出するシーンチェンジ検出ステ
    ップと、 前記シーンチェンジフレームのすべて又は一部のシーン
    チェンジフレームと、エントリーフレームを、GOPの
    先頭であるフレーム内符号化とするように、N,M値を
    GOPごとに可変とすることにより第2のGOP構造を
    設定するGOP構造設定ステップと、 所定時間の映像信号を、前記第2のGOP構造で、所定
    の量子化幅Q1により量子化を行う第2の符号化処理ス
    テップと、 前記第2の符号化処理で発生した前記所定時間よりも短
    く1フレーム期間以上の短区間ごとのデータ量D1を逐
    次記憶する記憶ステップと、 前記短区間ごとのデータ量D1と相関を有する目標デー
    タ量D2を短区間ごとに設定し、さらに前記短区間の目
    標データ量D2の総和が所定のデータ量DALLである
    ように設定する、目標データ量設定ステップと、 短区間ごとの符号化の結果が、短区間の前記目標データ
    量D2になることを目標として符号化を行う第3の符号
    化処理ステップと、 前記第3の符号化処理を行った結果、それまでの各短区
    間に発生したデータ量D3の総和ΣD3と、目標データ
    量のそれまでの総和ΣD2を比較する比較ステップと、 前記比較の結果、ΣD2>ΣD3ならば、その後の短区
    間の目標データ量をやや多く、ΣD2<ΣD3ならば、
    その後の短区間の目標データ量をやや少なく、目標デー
    タ量設定ステップを修正する、目標データ量修正ステッ
    プと、 を有することを特徴とする画像符号化方法。
  3. 【請求項3】 第1のGOP構造のMは1であることを
    特徴とする請求項1または2記載の画像符号化方法。
  4. 【請求項4】 フレーム単位のデータ発生量の変化量が
    所定値より多いフレームをシーンチェンジフレームと
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像符号化
    方法。
  5. 【請求項5】 動きベクトル情報の分散が所定値より多
    いフレームをシーンチェンジフレームとすることを特徴
    とする請求項1または2記載の画像符号化方法。
  6. 【請求項6】 短区間は、n個(nは自然数)のフレー
    ムもしくはn個のGOPで構成されることを特徴とする
    請求項1または2記載の画像符号化方法。
  7. 【請求項7】 短区間ごとのデータ量D1と目標データ
    量D2の間の相関は、略比例であることを特徴とする請
    求項2記載の画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 所定時間の映像信号を符号化する符号化
    装置であって、 フレーム内符号化のフレーム周期をN、参照フレームの
    フレーム周期をMとし、フレーム内符号化から次のフレ
    ーム内符号化の直前のフレームまでのNフレームを1つ
    のGOPとし、頭だしを必要とするフレームをエントリ
    ーフレームとするとき、前記N,Mの値を一定とする第1のGOP構造を基本と
    しつつ符号化処理を行う第1の符号化処理手段と、 前記第1の符号化処理手段により得た情報よりシーンチ
    ェンジフレームを検出するシーンチェンジ検出手段と、 前記シーンチェンジフレームのすべて又は一部のシーン
    チェンジフレームと、エントリーフレームを、GOPの
    先頭であるフレーム内符号化とするように、N,M値を
    GOPごとに可変とすることにより第2のGOP構造を
    設定するGOP構造設定手段と、 所定時間の映像信号を、前記第2のGOP構造で、所定
    の量子化幅Q1により量子化を行う第2の符号化処理手
    段と、 前記第2の符号化処理で発生した前記所定時間よりも短
    く1フレーム期間以上の短区間ごとのデータ量D1を逐
    次記憶する記憶手段と、 前記短区間ごとのデータ量D1と相関を有する目標デー
    タ量D2を短区間ごとに設定し、さらに前記短区間の目
    標データ量D2の総和が所定のデータ量DALLである
    ように設定する、目標データ量設定手段と、 短区間ごとの符号化の結果が、短区間の前記目標データ
    量D2になることを目標として符号化を行う第3の符号
    化処理手段と、 を有することを特徴とする画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記第3の符号化処理を行った結果、そ
    れまでの各短区間に発生したデータ量D3の総和ΣD3
    と、目標データ量のそれまでの総和ΣD2を比較する比
    較手段と、 前記比較の結果、ΣD2>ΣD3ならば、その後の短区
    間の目標データ量をやや多く、ΣD2<ΣD3ならば、
    その後の短区間の目標データ量をやや少なく、目標デー
    タ量設定手段を修正する目標データ量修正手段と、 を有することを特徴とする請求項8記載の画像符号化装
    置。
  10. 【請求項10】 第1のGOP構造のMは1であること
    を特徴とする請求項8または9記載の画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 シーンチェンジ検出手段は、フレーム
    単位のデータ発生量の変化量が所定値より多いフレーム
    を検出することを特徴とする請求項8または9記載の画
    像符号化装置。
  12. 【請求項12】 シーンチェンジ検出手段は、動きベク
    トル情報の分散が所定値より多いフレームを検出するこ
    とを特徴とする請求項8または9記載の画像符号化装
    置。
  13. 【請求項13】 短区間は、n個(nは自然数)のフレ
    ームもしくはn個のGOPで構成されることを特徴とす
    る請求項8または9記載の画像符号化装置。
  14. 【請求項14】 短区間ごとのデータ量D1と目標デー
    タ量D2の間の相関は、略比例であることを特徴とする
    請求項9記載の画像符号化装置。
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