JP3306970B2 - 時刻情報検出回路と電子機器 - Google Patents

時刻情報検出回路と電子機器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字多重放送受信回路
時計回路を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】文字多重放送は、テレビジョン放送信号
の垂直帰線期間に多種類の文字番組をデジタル信号の形
で伝送するシステムである。受信側では文字多重信号を
取り込むためのバッファメモリーを備え、ユーザーが選
択要求する文字番組をこのバッファメモリーに順次書き
込む。
【0003】ところで、前記文字多重放送受信装置を有
するVTRやテレビでは、時計回路を内蔵したものがあ
るが、これらの製品では計時機能と文字多重信号の受信
機能に関連を持たせているものは見あたらない。また、
従来の技術として特開平2−89480が提案されてい
るが、ここでは文字多重放送内の時刻情報の送信手順は
予め定められていることを前提としており、もし、その
前提がなければシステムは成り立たない。ヨーロッパや
アジア地域では、UK方式テレテキスト(以後テレテキ
ストと呼ぶ)と呼ばれる文字多重放送のサービスが行わ
れているが、このサービスでは時刻情報の送信手順は規
格で定められていない。しかし、大部分の放送局は文字
情報番組の最上位行に時刻情報を送っている。そして、
この時刻情報のデータ多重位置は放送局によって異な
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の装置で
は、文字多重放送内の時刻情報の送信手順が予め定めら
れていなければ、文字多重放送から送られてくる正確な
時刻情報を得ることができないため、前記テレテキスト
のようなサービスにおいて文字多重情報から時刻情報を
得ることができないという問題点がある。世界には、日
本方式文字多重放送、フランス方式テレテキスト、テレ
テキスト等の文字多重放送があるが、時刻情報を送る手
順はどの放送規格にも定められておらず、前記従来例の
装置での実用性は認められない。そこで本発明では、時
刻情報を送る手順が予め定められていなくても時刻情報
を検出し文字多重放送から正確な時刻情報を得ることを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の時刻情報検出回
路では、テレビジョン信号の垂直帰線期間に重畳されて
いる文字、図形情報を取り込むバッファメモリーを有し
た文字多重放送受信装置において、現在時刻を示すデー
タを出力する計時手段としての時計回路を有し、前記時
計回路による計時変化と同じ周期で更新される文字、図
形データを前記バッファメモリーから検出し、時刻情報
として特定する構成とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、文字多重放送を受信できるVTR
一体型テレビジョン受像機等の電子機器が、計時手段と
しての時計回路を持っていることに着目し、時計回路で
の計時周期を基準としてそれと同じ周期で更新されてい
る文字、図形データを前記バッファメモリーから検索す
る。前記テレテキストのような文字多重放送では、時刻
情報は、文字番組の最上位行に表示されるので、最上位
行だけを検索すれば良い。また、時刻情報は、ISO準
拠の文字コード”0”から”9”に限定して検索するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を説明する。図1は、本発明の一実施例の時刻情報検出
回路を示すブロック図である。図1において、端子1は
文字放送データが多重されたテレビジョン信号の入力端
子であり、この端子1からの信号はデータ取り込み回路
2に供給される。データ取り込み回路2では、前記文字
多重デジタル信号をマイクロコンピュータ4の指令に従
って検出してデータサンプリングを行い、サンプリング
したデータはバッファメモリー3に書き込まれる。次
に、バッファメモリー3はマイクロコンピュータ4によ
り制御され、リモコン送信器7でユーザー選択した文
字番組データが表示制御回路5から出力される。この文
字番組データはマイクロコンピュータ4によって表示デ
ータにデコードされた後、表示制御回路5を介して画像
メモリー6に書き込まれ、表示制御回路5の表示タイミ
ングで画像メモリー6より読み出される。画像メモリー
6からの表示データは、表示制御回路5を介してテレビ
画面に画像表示される。
【0008】さて、本発明回路では、マイクロコンピュ
ータ4は、VTRメカ制御用マイクロコンピュータ9を
制御するが、録画予約機能を実現するために計時手段の
ためのタイマーカウンター8を制御し時計を運針させ
る。時計運針はユーザーがリモコン送信器5からコマン
ドデータを送信し、現在時刻の設定を行うと同時に時計
運針開始の指示をマイクロコンピュータ4に与えること
で実行される。マイクロコンピュータ4は、タイマーカ
ウンター8から”秒”が切り替わったことを読み取り”
分”、”時”、”日”、”月”、”年”を順次カウント
していく。
【0009】ところで、本実施例の回路は前記テレテキ
スト放送の受信ができる回路である。テレテキスト放送
は、送信データが固定長フォーマットである。固定長フ
ォーマットとは、文字番組画面を構成するデータが固定
長で送信されるということを意味する。図2に示すよう
に、テレテキストのシステムでは文字番組の1ページは
40列×24行=960文字データで構成される。そし
て1行目は”ページヘッダー”と呼ばれ、このページに
関する重要なデータが入っている。通常、このページヘ
ッダーの列の後方に時刻データがある。しかし時刻デー
タが置かれる位置は放送規格で定められていない。
【0010】前記960文字データは、バッファメモリ
ー3に格納されており、マイクロコンピュータ4は任意
の行、列のデータを読み出すことができる。そこで、タ
イマーカウンター8から得られる”秒”の切り替わりの
情報をもとに前記バッファメモリーに格納した文字デー
タの中から”秒”データを検出し時刻データを特定して
読み出すことが本発明回路の特徴である。
【0011】タイマーカウンター8の”秒”カウントを
基準にして前記ページヘッダーから”秒”データを検索
するアルゴリズムを図3に示す。このアルゴリズムはユ
ーザーが時刻設定を行い時計運針を開始させたあとの処
理を示しているが、ここではまず最初に時計回路の”
秒”データが更新されたかどうかをチェックする。”
秒”データが更新されない期間は以下の処理を行わな
い。”秒”データが更新されると、まず”時刻検出フラ
グ”をチェックする。このフラグは以前の処理で文字コ
ード”0”〜”9”が存在しかどうかを示すフラグ
で”1”のとき以前に前記文字コードが存在したことを
示す。このフラグが”0”のときは、バッファメモリー
に取り込んだ図2の行1、列40に相当する位置から順
番に列1まで文字コード”0”〜”9”を検索する。も
し前記文字データが見つかれば、そのデータをマイクロ
コンピュータ4の内部レジスタ”b_sec”に格納
ると同時に列番号も他の内部レジスタに格納し、”時刻
検索フラグ”を”1”に設定して処理を終える。もし前
記文字データが見つからなければ、”時刻情報有フラ
グ”と”時刻検索フラグ”を”0”に設定して処理を終
える。
【0012】”時刻検出フラグ”が”1”のときマイク
ロコンピュータ4は、バッファメモリー3から行1と前
記処理で格納した列番号に相当するメモリーアドレスか
ら文字データ”0”〜”9”を読み出し、もし”0”で
あれば”9”に補正する。それ以外の値であればマイナ
ス1する。以上の数値補正を行った後のデータがマイク
ロコンピュータ4の内部レジスタ”b_sec”と等し
いかどうかをチェックする。もし等しければ、行1、格
納した列番号のデータがテレテキスト放送の”秒”デー
タであると特定し”時刻情報有フラグ”を”1”に設定
し処理を終える。もし等しくなければ”時刻情報有フラ
グ”と”時刻検索フラグ”を”0”に設定し処理を終え
る。
【0013】以上のアルゴリズムにより文字放送番組デ
ータから”秒”データを検出できれば、図2のように上
位桁のデータを10秒の位、”:”、1分の位、10分
の位、”:”、1時の位、10時の位として格納してい
くことができる。この処理においては、それぞれの位
が”0”〜”9”のデータであることの確認が必要であ
る。また、秒、分、時を区切る記号”:”は放送局によ
り異なることがある。
【0014】上記の処理で得られた文字放送の時刻デー
タを本システムでは、マイクロコンピュータ4が管理す
る時計動作の時刻補正に使い、VTRの録画予約におい
て精度の高い動作を実現することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、VT
Rの録画予約機能に必要な時計の運針を文字多重放送デ
ータによって補正することができるため、停電等で機器
の時計が止まったときや時計が合っていないときに再設
定する必要がないというメリットがある。この機能と類
似した機能でジャストクロック機能と呼ばれるものがあ
るが、これはNHKの時報の音声信号を検出して時刻補
正を行うものであるが、このシステムでは時刻の大きな
ズレを補正することはできない。また、音声信号検出回
路が必要となる。それに比較して本発明では、テレテキ
ストデコーダを内蔵している機種であれば、追加回路な
しに時刻補正を行うことができる。また、時間のズレも
日付けが変わらなければ処理可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の時刻情報検出回路のブロッ
ク図
【図2】テレテキスト放送の文字番組画面のデータ構成
【図3】図1のマイクロコンピュータによる時刻データ
検出動作を説明するフローチャート
【符号の説明】
1 テレビジョン信号入力端子 2 データ取り込み回路 3 バッファメモリー 4 マイクロコンピュータ 5 表示制御回路 6 画像メモリー 7 リモコン送信器 8 タイマーカウンタ 9 VTRメカ制御用マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/088 H04N 5/38 - 5/46 H04H 1/00 H04B 1/06 H04B 1/16 G04G 1/00 - 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送信号の垂直帰線期間に重
    畳された文字、図形の文字多重データをメモリーに取り
    込み、前記文字、図形データをユーザーの選択要求によ
    って画像メモリーに書き込んで表示する文字多重放送受
    信装置において、 現在時刻を示すデータを出力するための時計回路と、 前記メモリーに取り込まれた文字、図形データの中から
    前記時計回路の時刻カウントに同期して更新されるデー
    タを検出することにより 前記文字、図形データから現在時刻のデータを特定する
    時刻情報検出手段とを有することを特徴とした文字多重
    放送受信装置
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