JP3305282B2 - 適量取り出しヘッド - Google Patents

適量取り出しヘッド

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JP3305282B2
JP3305282B2 JP11266599A JP11266599A JP3305282B2 JP 3305282 B2 JP3305282 B2 JP 3305282B2 JP 11266599 A JP11266599 A JP 11266599A JP 11266599 A JP11266599 A JP 11266599A JP 3305282 B2 JP3305282 B2 JP 3305282B2
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01F11/10Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation
    • G01F11/26Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation wherein the measuring chamber is filled and emptied by tilting or inverting the supply vessel, e.g. bottle-emptying apparatus
    • G01F11/262Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation wherein the measuring chamber is filled and emptied by tilting or inverting the supply vessel, e.g. bottle-emptying apparatus for liquid or semi-liquid
    • G01F11/263Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers moved during operation wherein the measuring chamber is filled and emptied by tilting or inverting the supply vessel, e.g. bottle-emptying apparatus for liquid or semi-liquid with valves

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体製品、特にシ
ャンプー、コンディショナー、ジェル、ローション、ミ
ルク、etc、のような化粧品を予め定まっている量を1
回分ずつ放出する適量取り出しヘッドに関するものであ
る。本発明はさらに、本発明による適量取り出しヘッド
を備えた包装・放出用アセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】特に
化粧品の分野において、多数のヘアー製品、特にシャン
プーは、変形可能な外壁を有する容器によって包装さ
れ、その容器の首部は製品の放出用の一つ以上の小孔で
中央が貫通された外壁により閉塞されている。製品を放
出するために、容器は逆さまにされる。容器の変形可能
な外壁に加えられた圧力により、製品は小孔から押し出
される。製品は使用者の手のひらに集められ、その髪に
つけられる。しかしながら、この簡単な操作では、放出
量を適量ずつ分けることはできない。
【0003】放出される製品を適量ずつ分ける装置はあ
るが、それらは特定の販売チャンネル、特に大量市場の
経済的な要求とは完全に不一致であるという問題点があ
る。
【0004】米国特許第5,090,600号明細書に、ピスト
ン内に形成された適量取り出し室を有し、その自由端に
製品を適量ずつ分けて放出することが可能な開口を備え
たタイプの適量取り出しヘッドが示されている。この適
量取り出し室の開口は、ピストンの一面に製品を介して
加えられた圧力により露出される。このようなヘッド
は、特に飲料のような粘性の低い液体製品を適量ずつ分
けて放出するには適している。一方、このようなシステ
ムは、通常特に化粧品の分野で使用される粘性の高い製
品を放出するものとして使用するのは容易ではない。こ
れは、これらの粘性のため、単にその重量の効果だけで
は適量の製品が十分迅速に流動しないからである。さら
に、開口は適量取り出し室の壁に貫通された孔からなる
ものであり、その適量取り出し室の断面に関して放射状
を向いている。そのため、押し出されるときに、製品が
単にその重量の効果だけで流動するときには納得できる
と思われれるが、製品が実質的に半径成分を有して出て
くることになる。
【0005】米国特許第2,904,227号明細書には、ピス
トンが摺動可能に内部に嵌合された適量取り出し室を備
えた製品の適量放出用のヘッドが示されている。軸方向
のチャンネルはピストンを通り過ぎ、出口にでてくる放
射状部のピストンの自由端近傍で終わっている。静止位
置では、出口は閉塞されている。適量ずつ製品を放出す
るために、ピストンに加えられる製品への圧力により出
口が露出される。製品はチャンネルの放射状部を流動
し、チャンネルの軸方向部へ入り、放射状の出口を出て
いく。上記の装置の場合と同様に、製品は非常に高い放
射状方向成分をもって出ていくため、製品が局所的に放
出されることはない。特に、化粧品の場合、手のひらに
放出された製品を集めることは困難である。さらに、製
品が必然的にピストン内に形成された軸方向チャンネル
を通過するので、装置は特に高流量に対しては不適当で
あり、特に高い粘性を有する製品の場合には不適当であ
る。加えて、特に製品が長期間使われなかったときに
は、このような軸方向のチャンネルは、装置が完全に使
用できなくなるほど汚れやすい。
【0006】国際特許出願公開第92/10727号公報には、
充填位置から放出位置まで移動できる固定適量取り出し
室を備えた適量取り出しヘッドが示され、そのヘッドで
は、製品が重力の下で流出するように1つ以上の出口が
露出される。このようなシステムは高粘性製品の放出に
は適当ではない。
【0007】仏国特許第674,613号公報では、放出製品
の量を適量ずつに分ける放出ヘッドが示されている。
【0008】故に、本発明の目的の1つは、先行技術の
装置に関連して議論した問題を完全にあるいは部分的に
解決する適量取り出しヘッドを提供することである。
【0009】本発明の目的の1つは、特に使用が容易で
かつ低製造コストの適量取り出しヘッドを提供するする
ことである。
【0010】本発明の他の目的は、高粘性製品の適量取
り出し放出用に特に適した適量取り出しヘッドを提供す
ることである。
【0011】本発明の他の目的は、圧縮された製品の適
量取り出しして局所的に放出することが可能である適量
取り出しヘッドを提供することである。
【0012】本発明によると、これらの目的は、製品を
収容する容器に取り付けられる以下のような適量取り出
しヘッドを製造することによって達成される。適量取り
出しヘッドは適量取り出し室を備え、該適量取り出し室
には前記容器につながる第1の面と該第1の面の反対側
に位置しかつ前記適量取り出し室につながる第2の面と
を有するピストンがその内部にX軸方向にそって摺動可
能に取り付けられ、該ピストンは製品により第1の面に
加えられた圧力に応じて前記適量取り出し室が最大体積
を有する第1の位置から適量取り出し室が最小の体積を
有する第2の位置まで移動できるように取り付けられ、
前記適量取り出し室は、ピストンが前記第1の位置にあ
るときには開口され、かつ前記第2の位置にあるときに
は閉塞される少なくとも1つ以上の導入口を備え、前記
ピストンは、該ピストンが前記第1の位置から前記第2
の位置まで移動するとき該ピストンに面する前記適量取
り出し室の壁に形成された開口を実質的に通り抜けて出
てくる閉塞部材に結合されており、また、その閉塞部材
には、閉塞部材と前記開口を形成する壁のエッジとの間
に少なくとも1つの経路が形成され、前記開口はピスト
ンが前記第1の位置に位置するとき前記閉塞部材により
密閉されるものである。
【0013】閉塞部材の外側に形成された1つ以上の経
路、すなわち、閉塞部材と該閉塞部材がその中で移動す
る孔の内部端との間を介して製品が出ていくような構造
を備えているので、実質的に軸方向成分を有し、すなわ
ち、非常に局在化した状態で、かつそのため製品が特に
手のひらに容易に集められるような少なくとも1つの流
れとして、製品を放出すること可能である。
【0014】固定体積を有する適量取り出し室を使用す
る先行技術の装置とは異なって、本発明による装置は、
製品の圧力の下で室内のピストンの移動に応じて体積が
変化する室を使用する。こうして、適量取り出し室に収
容された製品が製品の圧力の下でピストンにより押し出
されて高粘性製品が放出される。
【0015】閉塞部材に取り付けられるピストンはいろ
いろな方法で閉塞部材に結合されてもよい。これには、
固定接続を含んでもよい(閉塞部材とともに一体に形成
されたりあるいは閉塞部材に固定して取り付けられたピ
ストンの場合)。この場合、ピストンは閉塞部材と同様
に、すなわち、同じ振幅で動く。代わりに、特に適当な
留め具との組み合わせにおいて、ピストンが移動の一部
で閉塞部材と一体になって、かつそれ以外では閉塞部材
と独立に移動する摺動接続を含んでもよい。こうして、
閉塞部材、特に該閉塞部材から現れる一部の移動を制限
し、多量の製品を放出する可能性を維持することが可能
となる。
【0016】さらに、出口経路、あるいは閉塞部材と適
量取り出し室の壁の開口との間の経路を配置することに
より、そして、経路の数およびサイズを変更することに
よって、製品の出口流量を変えることは大いに可能であ
る。円筒形軸対称閉塞部材の場合、1°から360°ま
で変わりうる角度にわたって広がる1つ以上の製品流路
を形成することが可能である。この柔軟性により、非常
に流動性の高い製品からシャンプーやジェルのような非
常に粘性の高い製品にわたる範囲で選択された粘性を有
する製品の放出が可能になる。加えて、上述したよう
に、通常の状態の使用の下で圧力が加えられたとき、特
に1つの軸、この場合、適量取り出し室の軸にそって放
出される。この製品の実質的な軸方向の放出により、特
に手のひらに集めることが容易になる。特に複雑なある
いは高価な鋳型を含まない鋳造による製造により形成さ
れる場合のように、このようなヘッドが少ない部品数で
済むならば、製造コストは大量市場の経済的な要請に一
致する。典型的には、シャンプーでは、適量取り出し室
の体積は約5mlである。
【0017】好適には、ピストンが第2の位置にあると
きは、前記閉塞部材は前記開口を実質的に閉塞する。こ
うして、製品の放出は“突然”遮られ、そのため特に等
量の製品がいつも放出される。
【0018】ピストンの前記第1面に対して圧力を加え
られて製品の移動が止まると、ピストンが前記第1の位
置に戻るように弾性回復手段が備えてもよい。好適に
は、このような弾性回復手段は、閉塞部材の周囲全体に
配置された螺旋状バネを含み、そのバネの第1の端部は
ピストンの第2の面に接し、かつそのバネの第2の端部
は前記第2の面にの反対側に位置する前記壁の面に接し
ている。好適なことには、そのバネの第2の端部は、少
なくとも1つのへこみ部を形成する横壁の前記面の不連
続部にわたって接しており、バネが完全に圧縮されてい
るときには、バネの下で製品が適量取り出しヘッドから
出口経路まで流れる。こうして、適量取り出し室の排出
が改良される。
【0019】ピストンの外形は、第2の位置にいるとき
には、ピストンの環状領域は前記バネ回り全体にわたっ
て実質的に前記壁の面に接触している。こうして、ピス
トンが第2の位置にあるとき、ピストンと前記開口を形
成する壁との間の“残留”体積は減少し、前記残留体積
は閉塞部材の回りの圧縮されたバネの存在に関わること
になる。
【0020】代わりに、閉塞部材の自由端に加えられた
圧力によって、あるいは適量取り出しヘッドの可動キャ
ップを取り付けたとき、ピストンを手動で戻すことを確
実にすることが可能である。ピストンが第1の位置に戻
るときは、閉塞部材の外面は前記開口を形成する壁のエ
ッジにより削り取られる。高粘性製品の場合には、こう
して削り取られた製品は適量取り出しヘッドの相当する
面から手動で取り除かれるかもしれない。
【0021】好ましくは、容器は変形可能な容器と、前
記壁に加えられた圧力によりピストンの第1の面を押圧
して成る製品と、1回分の製品を放出した後容器内の製
品の体積の減少を補うために壁の圧縮をやめるときに容
器内に空気が入るようにする手段とを有している。こう
して、この構成は、従来、特に化粧品の分野において使
用され、解説の最初の部分で議論したような方法と同様
な操作を使えるという利点がある。
【0022】好ましくは、ピストンが第1の位置に戻っ
たときは、前記閉塞部材と前記開口を形成する壁のエッ
ジとの間の経路を介して前記空気の取り込みが行われ
る。空気の取り込み用の分離回路とともに使用すること
によって、アセンブリの組立が容易になる。
【0023】好適な実施形態によれば、前記適量取り出
し室を実質的に完全に充填するために、前記第1の位置
と第2の位置との間のピストンのストロークの最初の部
分全体にわたって、前記導入口が軸方向全体に広がり、
導入口は開放されて圧縮された製品を適量取り出し室に
入れる。前記閉塞部材は、ピストンが移動行程の前記最
初の部分にわたって移動するとき、適量取り出し室の開
口が閉塞されるように設計される。これは、粘性の製品
の場合において、特に予備の放出操作のすぐ後に粘性の
高い製品を放出する場合のほとんど、実質的に全適量取
り出し室を充填することを常に可能にしている。これ
は、高粘性の製品において、製品は重力の下で流れてし
まうので、適量取り出し室全体を充填する十分な時間が
ないかもしれない。本発明のこの有利な特徴により、適
量取り出し室の重力充填は、放出段階の非常に初期にお
いては、適当な場所で生じる圧力充填により補われる。
さらに特殊なことには、このような導入口が複数使用さ
れ、それらが適量取り出し室の周縁全体に一様に配置さ
れていることである。
【0024】後者の構成においては、前記閉塞部材はピ
ストンに隣接する第1の部分と第1の部分の反対側の第
2の部分とを備え、閉塞部材の第2の部分は導入口の軸
方向高さとほぼ同じ高さを有するともにピストンの移動
行程の前記最初の部分で前記開口部を閉塞することが可
能な円筒形の断面積を有している。こうして、製品出口
経路の露出が導入口の閉塞とほぼ同時に生じる。
【0025】好適なことには、前記閉塞部材と前記開口
を形成する壁のエッジとの間の経路が、閉塞部材の一軸
以上の領域により形成され、該領域は、前記開口の断面
積より小さな断面積を有するとともに第1の部分と第2
の部分との間に位置する中継部に位置する。例として、
これらは、閉塞部材の周縁に一様に配置された異なる点
で、閉塞部材の外壁に形成された軸方向を向いた溝であ
ってもよい。これらの溝の数と深さは、かなりの程度、
製品と望まれた流量に依存する。
【0026】典型的には、経路は0.01mmから8m
mの間、望ましくは0.2mmから2mmの間の半径方
向幅を有する。
【0027】他の実施形態によれば、中継部は、開口の
断面より小さい断面を有し、製品を閉塞部材の回り全体
を通るように前記開口の軸にそって配置しており、前記
中継部は膨らみ領域を介して第2の部分に接続されてい
る。このような配置は、閉塞部材の回りに、軸方向成分
がさらに改良された環状の形で一様な流れを有すること
を可能にし、膨らみ部はおおよそ軸方向に流れを案内す
るように、製品用の湾曲部(ramp)を形成する。
【0028】好適な実施形態によれば、適量取り出し室
は閉塞部材の回りに環状に配置し、該閉塞部材は適量取
り出し室のX軸上に中心が置かれる。好適なことには、
前記室および閉塞部材は円形の断面を有している。円形
断面が好ましいが、特に正方形、三角形、六角形、楕円
形、星形、あるいは他の断面積を有する閉塞部材に対し
ては、いかなる断面も使用されうる。適量取り出しヘッ
ドの“設計”は、望まれた美的な外観に依存して選択さ
れる。閉塞部材の現れる位置で、前記閉塞部材に対して
特に環状に形成された適量取り出し室の終端領域を越え
て現れる部分を閉塞部材が実質的に有しないように、適
量取り出し室を設計することは特に可能である。
【0029】本発明に従う適量取り出し室は、前記容器
で形成された首部上に特にスナップ固定(snap-fasteni
ng)あるいはねじ止めによって固定された手段を備えて
いてもよい。好ましくは、本発明に従う適量取り出しヘ
ッドは熱可塑材、特にポリプロピレンあるいはポリエチ
レンのいずれかを鋳造することにより得られる。
【0030】本発明の他の側面は、製品、特に化粧品の
収容および適量取り出し使用のためのアセンブリも作ら
れ、そのアセンブリは、底で閉塞された一端を有しかつ
他端が首部を形成する本体から形成された容器と開口を
形成する首部の自由端と前記首部に固定された本発明に
従う適量取り出しヘッドとを備えている。容器はチュー
ブあるいはボトルの形である。それはいかなる断面を有
していてもよく、特に卵形、楕円形あるいは円形断面で
もよい。特に収容位置で前記取り外し可能に適量取り出
しヘッドを覆うために、キャップが備えられてもよい。
好適なことには、適量取り出しヘッドは容器の軸にそっ
て取り付けられている。しかしながら、これは必要な特
徴ではない。ある場合には、容器が排出される程度を改
善するために、容器の軸に対してある角度で適量取り出
しヘッドを取り付けることが望ましい。
【0031】好適なことには、本体が、圧力が上方へ加
えられたときに変形が可能な側壁を有しており、圧力が
なくなると初期の形状に戻ることである。典型的には、
圧力は側壁に対して垂直に加えられる。
【0032】このようなアセンブリは、本発明は、特に
シャンプー、コンディショナー、ヘアージェル、美容ケ
アクリームのような化粧品の包装および適量取り出し放
出に特に適している。
【0033】上述の配置とは別に、本発明は付加された
図に関連して示された制限のない実例の実施形態に関し
て以下で説明された多くの他の配置を含んでいる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1−図2は、ボトル型のもので
本発明に従う適量取り出しヘッドが取り付けられた容器
の一実施形態を示している。図1はヘッドは静止位置に
位置している。図2はヘッドは適量を放出する位置にあ
る。
【0035】図3は、本発明に従う適量取り出しヘッド
の一実施形態の軸方向断面図である。
【0036】図4−図6は、製品の出口経路のいくつか
の構成を示した断面図である。
【0037】図7−図10は、図3の放出ヘッドの操作
におけるいくつかの段階を図示したものである。
【0038】図11は、図2の実施形態の代替可能な形
態を示したものである。
【0039】図3に示したヘッド1は(容器の先端部に
下方を指して示されている)、外周に環状保持用スカー
ト2を有する横壁9と、容器7すなわち変形可能なボト
ルの首部6のベースに備えたスナップ係合部5が係合す
るスナップ部4を備えた自由端3とを備えている。
【0040】ヘッドは保持用スカートとX軸方向で同心
の第二のスカート8を備えている。第二のスカート8は
保持用スカート2の内径より小さな外径を有している。
この直径の差はほぼ首部6の厚みに相当する。保持用ス
カート2に面する側におけるスカート8と横壁9との接
合部では、適量取り出しヘッドが首部に取り付けられる
位置において首部6の自由端11より形成される開口を
密閉するように、スカートは小さな膨らみ(frustoconi
cal)部10を有する。スカート8は適量取り出しヘッ
ド1の適量取り出し室30の外壁を形成している。横壁
9の反対側の自由端では、スカート8は以下に詳細に示
されるように複数の切れ込みを有し、この切れ込みはス
カートの周囲全体にわたって一様に配置され、かつ、保
持および案内タブ14、15より分離される複数の製品
導入口12,13(この場合、4つの導入口)を形成す
るものであり、前記タブ14、15はスカート8に対し
て放射状にある程度の弾性を有するとともにスカートの
内側に面しビード(bead)16,17で終端される自由
端を有するものである。以下でさらに詳細に示されるよ
うに、ビード16,17は適量取り出し室30内の位置
においてピストン21を保持することになる。
【0041】横壁9は、外側へ曲げられ、かつ適量取り
出し室30のX軸上に中心をもち環状断面を有する開口
20を形成するエッジ19を備えている。ピストン21
は横壁9側で閉塞部材40を形成する軸方向スリーブに
よってスカート8内に摺動可能でその中心で伸長される
ように嵌合される。ピストン21の一方の面25は適量
取り出し室に面しており、他方の面31はスカート8の
開口端を介して容器7につながっている。ピストン21
は該ピストン自身が出入りできるように保持用タブ1
4,15を弾性的に広げて嵌合され、一旦ピストンがス
カート8内に入ると前記タブは初期位置に戻される。図
示された実施形態によると、軸方向スレーブはピストン
21に隣接するその終端で開口している。しかしなが
ら、この点でいかなる無駄な体積の生成をも回避するた
め、ピストン上に取り付けられたプレートによって導入
口を閉塞するように設計することは可能である。
【0042】容器7内が加圧されることがない場合に
は、ピストンはビード16,17に対してバネ24によ
り押圧される。バネの一端は、適量取り出し室30内に
配置されたピストン21の面25に支持され、一方、他
端は横壁9の内面に支持されている。ピストンが高い位
置にあるとき、ピストンはスカート内の切れ込みと共に
製品を適量取り出し室30に入れるための複数の導入口
12,13を形成する。導入口12,13は、典型的に
は約数mmの軸方向高さの最大値(すなわち、ピストン
が隣接する位置で)を有している。例えば、切り込みは
約10mmの軸方向高さを有している。
【0043】前記閉塞部材は、ピストン21の反対側の
終端部において、ほとんど密閉された状態で開口20内
を摺動するように開口20の直径よりわずかに小さい直
径を有する部位23を備えている。この部位23の高さ
は、導入口12,13の軸方向高さとほぼ同じ高さであ
る。その自由端では、部位23は開口20の直径よりわ
ずかに大きな外径を有するショルダー22を形成すると
ともに、ピストン21が高い位置にあるときには適量取
り出し室30の外側で開口20を形成する曲がりエッジ
19と隣接するようになっている。さらに、閉塞部材
は、その外側面に一様に配置された中継部26と前記閉
塞部材の軸方向高さの半分とほぼ等しい高さまで延びた
複数の溝27,28(この例では、90°づつ離れた
溝)とを備えている。この溝の軸方向高さが系の放出移
動行程を決める。こうして、溝27,28が開口20の
反対側に位置するとき、特に容器の壁に加えられる圧力
が通常使用条件のもとで使われるような圧力であるとき
には、それら溝27,28は開口20のエッジ19と共
に製品を実質的に軸方向成分を有する複数の流れとして
取り出すための複数の経路を形成する。溝の半径方向深
さは約1mmである。中継部26とピストン21との間
には、ピストンの低い位置にるとき、開口20を実質的
に密閉するための部位23の外径とほぼ等しい外径の部
位29が設けられている。
【0044】図1および図2に示されたように、本発明
による適量取り出しヘッド1が取り付けられたアセンブ
リ120は、例えばポリエチレンあるいはポリプロピレ
ンで作られたボトル7を備えている。ボトル7は、底6
1により閉塞された本体62を有している。本体は細長
い横断面を有し、図2に示されたようにそのボトルの長
軸に垂直に加えられた圧力の下で弾性的に変形可能な壁
60により形成されている。
【0045】これから参照される図1から図2及び図7
から図10は、図3を参照して示された適量取り出しヘ
ッドの操作を示している。静止位置において(図3を参
照して示されたように)容器7は好ましくは、先端が下
方に向くように平板平面上に配置される。この位置で
は、開口20は閉塞部材40の自由端22,23によっ
て閉塞されている。バネ24に押圧されるピストン21
は、保持用タブ14および15のビード16および17
に隣接する。導入口12および13は、重力のもとで製
品が閉塞部材40の周囲に備えられた適量取り出し室へ
流れて、前記適量取り出し室30を充填するように露出
している。この静止位置も図1に示されている。
【0046】図7において、圧力がは容器の側壁に加え
られており、容器7は先端が下方に向いたまま片手で保
持されている。製品が全適量取り出し室を重力充填する
時間を有しない(例えば、非常に粘性の高い製品の場合
に互いに非常に近接している2回の使用の間)ならば、
製品は、まず完全に充填されるまで適量取り出し室の開
口12および13の方向に力を加えられる。製品の流れ
込む流れが、矢印50及び51によって示されている。
この開口12および13の連通位置では、一方のピスト
ンの面31の外面と他方のピストンの面25の外面との
間に加えられる力の間にバランスが形成され、ピストン
は、閉塞部材40の反対側に位置する面31の中央部に
加えられる圧力の効果の下でのみ適量取り出し室の横壁
9に向かって進む。ピストン21の移動行程のこの最初
の部分の間、開口20は閉塞部材40の部位23によっ
て密閉されている。
【0047】開口21,13の軸方向高さにほぼ等しい
移動の後(図8)、ピストン21は適量取り出し室8と
容器7との間の連通を妨げ、切り込みは適量取り出し室
30の反対側に位置するピストン21の側に位置する開
口12および13を形成する。実質的に同時に、閉塞部
材40の中継部26が開口20の反対側に到達し、溝2
7および28により形成された経路を介して製品が排出
される。開口12,13のこの非連通位置においては、
製品はピストンの全面31を押圧する(矢印54)。矢
印52,53により図9に示されているように、製品
は、実質的に閉塞部材40の露出部に沿って軸状に流れ
るように、閉塞部材と開口20との間を流れる。製品は
実質的に容器の軸に沿って局所的に出ていき使用者の手
のひらに集められる。
【0048】容器7の壁を押し続けることによって、バ
ネ24が完全に圧縮されたターン(turns)が接合する
までピストン21は開口20の方へ降下し続ける。この
位置において図10に示されているように、閉塞部材4
0は実質的に適量取り出しヘッド1の外に現れる。閉塞
部材40の部位29が開口20の反対側にきて実質的に
開口20を密閉し、それにより精密な方法で一定の体積
の製品が放出された後、製品の放出を妨げることにな
る。この位置は、図3にも示されている。
【0049】ボトルの壁に加えられた圧力が開放される
とき、これらの壁は初期位置に戻る。バネ24の回復力
の作用の下で、ピストンはタブ14および15のビード
16,17と隣接する高い位置に戻る。高い位置に戻る
間、1回分の製品の使用により生じた容器内の体積の損
失を補うために、閉塞部材40の中継部26の溝27お
よび28によって形成された経路を介して空気が容器内
に吸い込まれる。バネ24の弾性回復力のもとでピスト
ンが上昇するので、溝27,28を介して吸い込むこと
によって最初に空気の導入が起こることに注目すべきで
ある。適量取り出し室30と容器7との間で連通が再び
形成されたとき、こうして吸い込まれた空気は開口1
2,13を介して容器7に導入される。
【0050】図4から図6は、開口20を形成するエッ
ジ19の反対側にの閉塞部材40の中継部26によって
形成された製品の出口の経路のいろいろな断面図であ
る。図4に示された実施形態は図3に示されたものに類
似しており、中継部26の外面の周りに60度おきに形成
された溝100から105を備えている。図5に示され
た実施形態では、中継部は星型の断面であり、星の4つ
のアームの間に、閉塞部材と開口20を形成するエッジ
19との間を製品が通過するための4つの経路106か
ら109を形成する。図6に示された実施形態では、他
の実施形態と異なり、閉塞部材は硬いシリンダーの形を
有し、中継部26は環状の断面を有して、開口20のエ
ッジ19と同心である。中継部26の断面は開口20の
断面より小さく、閉塞部材40の周り全体に環状の経路
110を備えている。この実施形態に従うと、より小さ
い直径の中継部26はピストン21と同様で一様に拡張
されてもよい。典型的には、環状経路の半径は約数ミリ
メートルである。好都合なことには、この構成では、中
継部26は膨らみ領域(図示せず)を介して部位23に
接続されている。このような領域は製品の軸方向の流れ
を促進する。閉塞部材が硬いシリンダーでできている後
者の構成では、閉塞部材の部位23にとってのみ一様な
断面を有することが必要である。この目的のためには、
より小さな断面の円筒形の領域は、膨らみ部の幅広い終
端部と開口20を遮断する終端部との間に形成される。
より小さい断面のこの部位は、閉塞部材におけるこの箇
所の材料の重量を低減することを可能し、より満足な表
面終端、かつそれによる閉塞部位でのよりよい密閉性を
得られるようになる。製品の出口経路に対する構成の選
択は製品の粘性と望まれる流量に大きく依存する。他の
構成も考えられることは明らかである。
【0051】これから参照される図11は、図3の実施
形態の代替を示している。この代替によれば、ピストン
21は閉塞部材40の周囲全体に環状部150を備え、
その環状部は低位置にあるときには適量取り出し室30
の壁9の内面に支持されている。環状部150の外端
は、容器の外側に広がった第一の膨らみ部151を介し
てピストンの周縁のへりに結合されている。壁9は、側
壁8を結合する領域の近傍に、ピストン12の低位置に
おいて膨らみ部151が前記部位152を支持するよう
にその形状に対応する輪郭部152を形成している。環
状部150の内部端は、第2の膨らみ部153によりピ
ストン21の中心部157に結合されている。環状部1
50と中心部157との軸方向の高さの差は、おおよそ
圧縮された位置でのバネ24の高さに一致する。膨らみ
部153は、閉塞部材40の部位29とともに、図11
に示されたようにバネが圧縮された位置にあるときにバ
ネを収容することができる環状ハウジングを形成する。
ピストン21のこのような輪郭部に伴い、ピストン21
と適量取り出し室の壁9との間にある“残留体積”は実
質的に減少し、それによりヘッド1の全体の大きさが減
少する。さらにこの変形型によれば、バネの低い端部が
一連のへこみ部155と突起部156を形成する狭間の
環状表面154上に載置され、へこみ部155の形の前
記一部は、バネが完全に圧縮されたとき製品を経路2
7,28の方へ運ぶ。こうして、適量取り出し室30が
排出される程度が改善される。
【0052】上記詳細な描像において、本発明の好まし
い実施形態が参照された。以下にクレームするような発
明の範囲から逸脱することなく、本発明の好ましい実施
形態に対して代替が行われうることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボトル型のもので本発明に従う適量取り出
しヘッドが取り付けられた容器の一実施形態であり、ヘ
ッドが静止位置に位置している場合である。
【図2】 図1において、ヘッドが適量を放出する位
置している場合である。
【図3】 本発明による適量取り出しヘッドの一実施
形態の軸方向断面図である。
【図4】 製品の出口経路の構成の例を示した断面図
である。
【図5】 製品の出口経路の構成の例を示した断面図
である。
【図6】 製品の出口経路の構成の例を示した断面図
である。
【図7】 図3の放出ヘッドの操作における段階を図
示したものである。
【図8】 図3の放出ヘッドの操作における段階を図
示したものである。
【図9】 図3の放出ヘッドの操作における段階を図
示したものである。
【図10】 図3の放出ヘッドの操作における段階を
図示したものである。
【図11】 図3の実施形態の代替可能な形態を示し
たものである。
【符号の説明】
1 適量取り出しヘッド 6 首部 7 容器 9 壁 12,13 導入口 20 開口 21 ピストン 23 第2の部分 24 弾性回復手段(バネ) 25 第2の面 26 中継部 27,28,100−110 経路 29 第1の部分 30 適量取り出し室 31 第1の面 40 閉塞部材 60 壁 61 底 150,151 環状領域 154 部材 155 へこみ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−72049(JP,A) 特開 平10−72051(JP,A) 実開 平2−90256(JP,U) 実開 平2−111643(JP,U) 実開 平3−64240(JP,U) 実開 平3−15370(JP,U) 実開 平2−111641(JP,U) 実開 平5−33872(JP,U) 米国特許3567079(US,A) 国際公開92/10727(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 39/00 - 55/16 B65D 35/44 - 35/54 A45D 34/00 - 34/04 B05C 17/00 - 17/015 B65D 25/38

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を収容する容器(7)に取り付けら
    れる適量取り出しヘッド(1)であって、 該ヘッドは適量取り出し室を備え、該適量取り出し室に
    は前記容器の内部につながるように形成された第1の面
    (31)と該第1の面の反対側に位置しかつ前記適量取
    り出し室(30)につながる第2の面(25)とを有す
    るピストン(21)がその内部にX軸方向にそって摺動
    可能に取り付けられ、 該ピストン(21)は製品により第1の面(31)に加
    えられた圧力に応じて前記適量取り出し室(30)が最
    大体積を有する第1の位置から適量取り出し室が最小の
    体積を有する第2の位置まで移動できるように取り付け
    られ、前記第1の面(31)は、前記ピストン(21)が前記
    第1の位置にあるときに適量取り出しヘッド(1)内の
    圧力と同じ圧力であり、 前記適量取り出し室(30)は、ピストン(21)が前
    記第1の位置にあるときには開口され、かつ前記第2の
    位置にあるときには閉塞される少なくとも1つ以上の導
    入口(12,13)を備え、 前記ピストン(21)は、該ピストンが前記第1の位置
    から前記第2の位置まで移動するとき該ピストン(2
    1)に面する前記適量取り出し室の壁(9)に形成され
    た開口(20)を実質的に通り抜けて出てくる閉塞部材
    (40)に結合されており、 その閉塞部材には、適量の製品を放出するために、閉塞
    部材(40)と前記開口(20)を形成する壁のエッジ
    (19)との間に少なくとも1つの経路(27,28,
    100−110)が形成され、前記開口(20)はピス
    トン(21)が前記第1の位置に位置するとき前記閉塞
    部材(40)により密閉され 前記閉塞部材は前記ピストン(21)が前記第2の位置
    に位置するときに前記開口(20)を実質的に閉塞する
    部分(29)を有する ことを特徴とする適量取り出しヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 製品を収容する容器(7)に取り付けら
    れる適量取り出しヘッド(1)であって、 該ヘッドは適量取り出し室を備え、該適量取り出し室に
    は前記容器の内部につながるように配置した第1の面
    (31)と該第1の面の反対側に位置しかつ前記適量取
    り出し室(30)につながる第2の面(25)とを有す
    るピストン(21)がその内部にX軸方向にそって摺動
    可能に取り付けられ、 該ピストン(21)は製品により第1の面(31)に加
    えられた圧力に応じて前記適量取り出し室(30)が最
    大体積を有する第1の位置から適量取り出し室が最小の
    体積を有する第2の位置まで移動できるように取り付け
    られ、前記第1の面(31)は、前記ピストン(21)が前記
    第1の位置にあるときに適量取り出しヘッド(1)内の
    圧力と同じ圧力であり、 前記適量取り出し室(30)は、ピストン(21)が前
    記第1の位置にあるときには開口され、かつ前記第2の
    位置にあるときには閉塞される少なくとも1つ以上の導
    入口(12,13)を備え、 前記ピストン(21)は、該ピストンが前記第1の位置
    から前記第2の位置まで移動するとき該ピストン(2
    1)に面する前記適量取り出し室の壁(9)に形成され
    た開口(20)を実質的に通り抜けて出てくる閉塞部材
    (40)に結合されており、 その閉塞部材には、適量の製品を放出するために、閉塞
    部材(40)と前記開口(20)を形成する壁のエッジ
    (19)との間に少なくとも1つの経路(27,28,
    100−110)が形成され、前記開口(20)はピス
    トン(21)が前記第1の位置に位置するとき前記閉塞
    部材(40)により密閉され 前記閉塞部材は前記ピストン(21)が前記第2の位置
    に位置するときに前記開口(20)を実質的に閉塞する
    部分(29)を有し、 前記ピストン(21)の外形が、前記ピストン(21)
    が前記第2の位置に位置するときに、該ピストンの環状
    領域(150,151)が前記壁(9)に実質的に接触
    するように形成されている ことを特徴とする適量取り出
    しヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の適量
    取り出しヘッドにおいて、ピストンの前記第1の面(3
    1)が押圧され製品が止まると前記ピストン(21)を
    前記第1の位置に戻すために、弾性回復手段(24)が
    備えられたことを特徴とする適量取り出しヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の適量取り出しヘッドに
    おいて、前記弾性回復手段(24)が、前記閉塞部材の
    周囲に配置された螺旋状のバネからなり、該バネの第1
    の終端部は前記ピストンの第2の面(25)に接し、か
    つ該バネの第2の終端部は該第2の面(25)の反対側
    に位置する前記壁(9)の一面に接していることを特徴
    とする適量取り出しヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の適量取り出しヘッドに
    おいて、前記ピストン(21)が前記第2の位置に位置
    するときに製品がバネ(24)の下方に流れるように、
    前記バネ(24)の前記第2の終端部が少なくとも1つ
    のへこみ部(155)を形成する部材(154)に接し
    ていることを特徴とする適量取り出しヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項のいずれかに記載
    の適量取り出しヘッドにおいて、前記容器(7)が、変
    形可能な側壁(60)を有し、前記製品が該壁(60)
    に加えられる圧力により前記ピストン(21)の第1の
    面(31)を押圧するように作られ、その壁(60)へ
    の圧力を解除するときには、1回分の製品を放出した後
    容器(7)内の製品の体積の減少を補うために容器
    (7)内に空気が入るようにする手段(27,28,1
    00−110)とを備えていることを特徴とする適量取
    り出しヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の適量取り出しヘッドに
    おいて、 前記空気の取り込みは、ピストン(21)が前記第1の
    位置に戻っているときに、前記閉塞部材(40)と前記
    開口(20)を形成する壁(9)のエッジ(19)との
    間の経路(27,28,100−110)を介して行わ
    れることを特徴とする適量取り出しヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項のいずれかに記載
    の適量取り出しヘッドにおいて、 前記適量取り出し室(30)を実質的に完全に充填する
    ために、導入口(12,13)が軸方向の高さにわたっ
    て拡張されて、前記第1の位置と前記第2の位置との間
    のピストン(21)の移動行程の最初の部分全体にわた
    って、圧縮された製品が適量取り出し室(30)に入れ
    るように導入口(12,13)が開放され、ピストン
    (21)が移動行程の最初の部分全体にわたって移動す
    るときに前記適量取り出し室(30)の前記開口(2
    0)が閉塞されるように前記閉塞部材(40)が設計さ
    れていることを特徴とする適量取り出しヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項に記載の適量取り出しヘッドに
    おいて、前記閉塞部材(40)は前記ピストンに隣接す
    る第1の部分(29)と該第1の部分の反対側に第2の
    部分(23)とを備え、前記閉塞部材の該第2の部分が
    前記導入口(12,13)の軸方向高さとほぼ同じ高さ
    を有するともにピストンの移動行程の前記最初の部分に
    わたって前記開口(20)を閉塞することが可能な円筒
    形の断面積を有することを特徴とする適量取り出しヘッ
    ド。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の適量取り出しヘッド
    において、前記閉塞部材(40)と前記開口(20)を
    形成する壁のエッジとの間の経路(27,28,100
    −110)が前記閉塞部材の1つ以上の軸回り領域によ
    って形成され、該領域(27,28,100−110)
    が前記開口(20)の断面積より小さな断面積を有する
    とともに前記第1の部分(29)と前記第2の部分(2
    3)との間に位置する中継部(26)に位置することを
    特徴とする適量取り出しヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の適量取り出しヘッ
    ドにおいて、前記経路(27,28,100−110)
    が0.01mmから8mmの間、望ましくは0.2mm
    から2mmの間の半径方向深さを有することを特徴とす
    る適量取り出しヘッド。
  12. 【請求項12】 請求項10あるいは請求項11に記載
    の適量取り出しヘッドにおいて、製品を閉塞部材の回り
    をまんべんなく通らせるように、前記中継部(26)が
    前記開口(20)の断面より小さい断面を有し、かつ前
    記開口(20)の軸にそって配置しており、前記中継部
    (26)は膨らみ領域を介して前記第2の部分(23)
    に接続されていることを特徴とする適量取り出しヘッ
    ド。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載の適量取り出しヘッドにおいて、前記適量取り出し
    室(30)は前記閉塞部材(40)の回りに環状に配置
    し、該閉塞部材(40)は前記適量取り出し室のX軸上
    に中心を有することを特徴とする適量取り出しヘッド。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
    記載の適量取り出しヘッドにおいて、前記容器(7)に
    よって形成された首部(6)に、特にスナップ固定ある
    いはねじ止めによって適量取り出しヘッドを固定するこ
    とができる手段(40)を備えていることを特徴とする
    適量取り出しヘッド。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれかに
    記載の適量取り出しヘッドにおいて、適量取り出しヘッ
    ドが、熱可塑材、特にポリプロピレンあるいはポリエチ
    レンのいずれかを鋳造することにより得られたことを特
    徴とする適量取り出しヘッド。
  16. 【請求項16】 一端が底(61)で閉塞されかつ他端
    に開口を形成する自由端(11)を有する本体(62)
    から形成された容器(7)と、前記首部に固定された適
    量取り出しヘッド(1)とを備えた、製品特に化粧品を
    収容し、かつ適量取り出しして放出するアセンブリ(1
    20)であって、前記適量取り出しヘッド(1)が請求
    項1から請求項15ののいずれかに記載の適量取り出し
    ヘッドであることを特徴とするアセンブリ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のアセンブリにおい
    て、前記本体(62)が、圧力を加えられたときに変形
    し、かつ圧力が解除されると初期の形状に戻ることが可
    能である壁(60)を有していることを特徴とするアセ
    ンブリ。
  18. 【請求項18】 請求項16あるいは請求項17に従う
    アセンブリにおいて、アセンブリが前記適量取り出しヘ
    ッド(1)を移動可能に覆うことが可能なキャップを含
    むことを特徴とするアセンブリ。
  19. 【請求項19】 特にシャンプー、コンディショナー、
    ヘアージェル、ミルク、美容ケアクリームのような化粧
    品の包装および適量ずつ放出する請求項16から請求項
    18のいずれかに従うアセンブリの使用。
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