JP3303394B2 - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP3303394B2
JP3303394B2 JP04602893A JP4602893A JP3303394B2 JP 3303394 B2 JP3303394 B2 JP 3303394B2 JP 04602893 A JP04602893 A JP 04602893A JP 4602893 A JP4602893 A JP 4602893A JP 3303394 B2 JP3303394 B2 JP 3303394B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/03Constructional features of telephone transmitters or receivers, e.g. telephone hand-sets

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機に関し、特
に受話器、ダイヤルスイッチ、無線通話回路、電源電池
等を搭載した電話機本体に対して、送話器を組み込んだ
送話器部材を回動自在に組み合わせてなる携帯電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、構成各部品の性能の向上
とともに無線中継局の改善、整備による通話品質の向
上、低料金化或いはビジネス形態、社会環境の変化等に
よってその加入台数が飛躍的に増大している。かかる携
帯電話機においては、送受話器、ダイヤルスイッチ、無
線通話回路、電源電池等を備えているが、携帯性の面か
らより小型、軽量化の要求が大きく、いわゆるポケット
サイズまでの大きさの実現が求められている。
【0003】例えば、ダイヤルスイッチのシートスイッ
チ化、高性能のバッテリーの開発、電子部品の高集積化
等によって、大幅な軽量化が達成されてはいる。しかし
ながら、電話機においては、機能上、送話器と受話器と
を口と耳との間隔宛離間して配設する必要があり、全体
の大きさが送話器と受話器との間隔によって決定される
ことになる。
【0004】すなわち、電話機においては、送話器と受
話器との直線距離は約13.5cm〜14.3cm程度
に、またその角度は約23.3°〜13.4°程度に設
定することが好ましいとされている。かかる設計条件か
ら、例えば、全体を送話器側部分と受話器側部分とに分
割構成し、かつこれら2ブロックを折り畳み自在に構成
することによって、小型化を図った電話機が提案されて
いる。
【0005】しかしながら、このような折り畳み形電話
機においては、その長さ寸法を、一般の電話機の略1/
2程度まで小型化することが可能ではあるが、制御基板
も2つに分割して構成しなければならず、また重ね合わ
せ構造のため全体として厚み寸法が大となって持ち難く
かつ使用に際して取扱いも面倒であるといった問題点が
あった。
【0006】ところで、特開昭61−198851号
「スピーカマイクロホン」公報には、延長マイクロホン
を備える車載用通信機に使用されるハンドマイクロホン
であって、前記延長マイクロホンは、通常はハンドマイ
クロホンのケース内に収納されるとともに、使用時には
ハンドマイクロホンケースから引き出し或いは回動操作
して電話機の送受話器に近い形態としたものが開示され
ている。
【0007】かかるハンドマイクロホンにおいて、例え
ば、使用時に延長マイクロホンをケース内から引き出す
ように構成したものにあっては、スピーカーとマイクロ
ホンとの相対的位置を、3次元位置関係にある耳と口に
適合させるようにすることが困難であり、携帯電話機に
適用した場合においては、通話特性が悪くなるといった
問題点が生じる。
【0008】一方、ケースに対して延長マイクロホンを
回動操作するように構成したものにあっては、スピーカ
ーとマイクロホンとの相対的位置を、比較的容易に耳と
口に適合させることが可能である。したがって、かかる
ハンドマイクロホンの技術を携帯電話機に応用展開し
て、送話器を組み込んだ送話器部を本体部の一方側面部
に回動自在に組み付けるように構成することによって、
一般の電話機に対して幅寸法についてはほとんど変わら
ず、長さ寸法が略1/2程度の極めて小型の携帯電話機
の開発も可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記延
長マイクロホンを回動操作するように構成したハンドマ
イクロホンにあっては、延長マイクロホンはハンドマイ
クロホンのケースの一方側面部に凹設した収納溝から側
面方向に回動して所定の形態に展開される構造のため、
使用に際して、本体ケースを把持した指先が延長マイク
ロホンを係止した状態となり、結局片手での操作は困難
であるといった操作性に関しての問題点が生じる。
【0010】また、延長マイクロホンは比較的簡易な構
造であるため、本体ケースから展開した使用状態におい
て、手等がぶっかって前記延長マイクロホンに過大な負
荷が加えられると、この延長マイクロホン自体或いは回
転支持部が破損するといった虞があり、このハンドマイ
クロホン技術を利用した携帯電話機の実用化には問題点
が多い。
【0011】したがって、本発明は、片手での操作を可
能とし、また電話機本体に対して回動自在に支持された
送話器部材に過大な負荷が加えられた場合でも破損等の
発生が防止された小型、軽量の携帯電話機を提供するこ
とを目的に提案されたものである。
【0012】
【課題を解決するため手段】上述した目的を達成するた
めに提案される本発明に係る携帯電話機は、少なくとも
受話器、ダイヤルスイッチ、無線通話回路、電源電池を
搭載した電話機本体と、この電話機本体の一側面部に、
一端側を回動支持機構を介して支持することによって回
動自在に組み合わされるとともに自由端側には送話器が
組み込まれた送話器部材とから構成され、回動支持機構
には電話機本体に対して送話器部材に回動習性を付与す
る弾性手段が組み込まれ、電話機本体には送話器部材の
自由端側を保持する送話器部材保持機構が設けられてい
る。
【0013】この携帯電話機を構成する送話器部材保持
機構の操作子は、電話機本体の送話器部材が支持された
側面部とこの側面部と直交する背面部との2つの面に露
呈する操作部を有する。
【0014】前記回動支持機構には、送話器部材保持機
構の操作によって係止状態が解除されて回動する送話器
部材を、電話機本体に対して一定の角度位置に規制する
回動位置規制手段が組み込まれ、さらに、回動位置規制
手段によって電話機本体に対して一定の角度位置に規制
された送話器部材に回動方向の過大な負荷が加えられた
際に送話器部材の回動を許容する過負荷破損防止手段が
組み込まれる。
【0015】さらに、送話器部材は、回動支持機構を介
して電話機本体のダイヤルスイッチの配置面に対して垂
直な面と平行に回動動作され、また、電話機本体と略同
長に形成される。
【0016】さらにまた、送話器部材を回動自在に支持
する回動支持機構が設けられた電話機本体の側面部に
は、ダイヤルスイッチの配置面と平行な側面側が開放さ
れかつ側面部と平行する送話器部材の外側面部を覆う断
面略L字状の保護カバーを一体に形成されている。
【0017】また、本発明に係る携帯電話は、少なくと
も受話器、ダイヤルスイッチ、無線通話回路、電源電池
を搭載した電話機本体と、電話機本体の一側面部に、一
端側を回動支持機構を介して支持することによって回動
自在に組み合わされるとともに自由端側には送話器が組
み込まれた送話器部材とから構成され、送話器部材が可
撓性を有する筐体によって構成されるとともに形状記憶
合金によって形成された芯材が組み込まれている。この
携帯電話の送話器部材には、芯材と送話器のリード線と
を個別に収納する一対の嵌合溝が設けられている。
【0018】
【作用】本発明に係る携帯電話機によれば、送話器を組
み込んだ送話器部材を電話機本体の一側面部に回動支持
機構を介して回動自在に組み合わせることによって、携
帯電話機の全体の長さ寸法、幅寸法が小ならしめられる
とともに、前記回動支持機構に組み込まれ送話器部材に
回動習性を付与する弾性手段と送話器保持機構とを備え
ることによって、使用に際して送話器部材は片手のワン
タッチ操作によって所定の形態に展開される。
【0019】ワンタッチ操作によって所定の形態に展開
された電話機本体と、送話器部材とは、回動位置規制手
段によって電話機本体に内蔵した受話器と送話器部材に
内蔵した送話器とが所定の位置間隔に自動的に設定保持
される。
【0020】所定の形態に展開された状態において、送
話器部材に回動方向の過大な負荷が加えられた場合で
も、過負荷破損防止手段によって送話器部材は、電話機
本体に対して、所定の角度に回動した第1の位置からさ
らに回動することによって、前記過大な負荷が回動支持
機構等へ直接作用しないようする。
【0021】送話器部材の回動操作は、送話器部材保持
機構の操作子を介して電話機本体の2側面側から可能で
あり、またその回動動作は、ダイヤルスイッチの配置面
に対して垂直な面と平行であり、さらに送話器部材はそ
の外側面部側が略L字状の保護カバーによって覆われる
ことから、電話機本体を把持した手が送話器部材に当た
って回動動作が阻止されるといった事態が生じることは
無く、送話器部材のワンタッチ操作が確実に行われる。
【0022】送話器部材は、可撓性を有する筐体によっ
て形成されるとともに芯材として形状記憶合金が組み込
まれることによって、剛性が付与されるとともに、誤っ
てぶっけたり等して過大な負荷が加えられた場合でも破
損が防止されるとともに所定の形状に復元される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、詳
細に説明する。実施例携帯電話機1は、図1及び図2に
示すように、それぞれ独立の部材として形成された電話
機本体2と、送話器部材3及び図示しない電源電池が装
填された合成樹脂製の電源ボックス4とが組み合わされ
てなり、全体形状としていわゆる手のひらサイズの大き
さに構成されてなる。
【0024】電話機本体2は、合成樹脂材料によって成
形された上ケース5と下ケース6とを組み合わせて全体
として略薄箱状に構成され、その内部には受話器(スピ
ーカ)7、或いは通話回路部品、ダイヤル回路部品、無
線回路部品、電源回路等が実装された図示しない制御基
板等が内蔵されている。
【0025】この電話機本体2の長手方向の側面を構成
する一方の側面部2Aは、略平坦面に形成されていて後
述するように送話器部材3の配設部として構成される。
また幅方向の側面を構成する一方の側面部2Cには、前
記側面部2A側に位置して伸縮自在なアンテナ8が配設
されている。
【0026】前記送話器部材3の配設側面部2Aと対向
する他方の側面部2Bは、長手方向の略中央位置から前
記アンテナ8の配設側面部2Cに亘る領域部分が円弧状
に膨出形成されるとともに、この側面部2Bの膨出部に
対応する上ケース5の領域部5Aもまた、なだらかな丘
面を構成するようにして厚さ方向に対して膨出形成され
てなる。
【0027】したがって、以上のように、送話器部材
3、アンテナ8とを電話機本体2の側面部2A側に位置
して配設し、また側面部2Bに円弧状の膨出部を形成す
ることによって、この携帯電話機1は、前記膨出部が親
指の付け根に位置するとともに前記各部が指先側に位置
し、左手で把持して使用するのに好適な形状に構成され
ている。
【0028】なお、説明の便宜上、以下の説明におい
て、この携帯電話機1を左手で把持した状態の位置関係
から、送話器部材3の配設側面部2Aを左側面部と、そ
の対向側面2Bを右側面部と、またアンテナ8の配設側
面部2Cを上側面と、その対向側面2Dを下側面部とそ
れぞれ称するものとする。
【0029】前記上ケース5の膨出領域部5Aは、制御
基板に実装されて電話機本体2に内蔵される受話器7の
配設部となっており、その表面側には円形の凹部5aが
設けられるとともに複数の放音孔7aが穿設されてい
る。上述したように、この受話器配設部5Aをなだらか
な丘面状に構成したことにより、この携帯電話機1を使
用するに際して、耳当たり感が良好ならしめられる。
【0030】また、前記上ケース5の膨出領域部5A以
外の領域部5Bは変形五角形をなす凹部として形成され
ており、スイッチシート9が接合されてスイッチ部を構
成する。このスイッチ領域部5Bに接合されたシートス
イッチ9には、ダイヤルスイッチ部、電源スイッチ部、
各機能スイッチ部等の各スイッチが構成されており、上
ケース4の適宜の位置に穿設した図示しないガイド孔を
介してフレキシブルケーブルが電話機本体2の内部に導
かれることによって、前記制御基板等と接続されてい
る。
【0031】電話機本体2の左側面部2Aには、送話器
部材3の保護カバー10が下ケース6から一体に突設さ
れている。すなわち、この保護カバー10は、左側面部
2Aから後述する送話器部材3の幅寸法よりもやや大な
る幅で水平方向に突出されるとともに、自由端側は左側
面部2Aと平行に対面して上カバー5側に立ち上がる側
壁部10Aを有する断面L字状に形成されてなる。
【0032】勿論、この保護カバー10の前記側壁部1
0Aは、その上縁が上ケース4よりも突出しない程度の
高さとされ、また、後述する送話器部材3の細径部15
Aに延在する長さを有している。このように構成した保
護カバー10を備えることによって、携帯電話機1を左
手で把持した際に、指先が邪魔になって後述する送話器
部材3の回動動作に支障を来すといった不都合が生じる
ことは無い。
【0033】電話機本体2の左側面部2Aには、図4に
示すように、上側面部2C側に位置して後述する送話器
部材保持機構34の保持ピン36が進退する保持ピンガ
イド孔11及び底面部側に跨がって開設された送話器部
材保持機構34の操作子35が組み付けられる操作子ガ
イド溝12とが設けられている。
【0034】また、図3に示すように、この左側面部2
Aには、下側面部2D側に位置して軸孔13及びねじ孔
14とがそれぞれ穿設されており、軸孔13には送話器
部材3を回動自在に支持する後述する回動支持機構22
の筒軸25が貫通され、ねじ孔14は回動支持機構22
の取付け用に利用される。
【0035】送話器部材3は、図1及び図5に示すよう
に、それぞれ全体がゴム等の弾性を有する材料によって
成形された断面略半円の樋状のアッパー部材15と、こ
のアッパー部材15の開放側面部を被冠するようにして
組み付けられる板状のロアー部材16とからなり、全体
が可撓性を有する密閉された断面半円形の長筒状の部材
として構成されている。
【0036】この送話器部材3の長さ寸法は、電話機本
体2の長さ寸法とほぼ等しく、後述するように電話機本
体2に対して回動動作されることによって、電話機本体
2側に配設した受話器7と送話器部材3側に配設した送
話器(マイクロホン)17とが最適な相対的位置関係を
保持するように設定されている。換言すれば、電話機本
体2と送話器部材3とは、受話器7と送話器17との最
適な間隔の略1/2の長さ寸法に設定されている。
【0037】アッパー部材15は、図1に示すように、
その両端部近傍においてそれぞれその高さ寸法が大なら
しめるように膨出形成されており、これによって中央部
分の細径部15Aを介して両端部に構成された膨出空間
部はそれぞれ支点機構収納部15B及び送話器収納部1
5Cとして構成される。
【0038】このアッパー部材15の前記送話器収納部
15Cを構成する一方側面、詳しくは送話器部材3が電
話機本体2に対して回動動作した状態において、上ケー
ス5の表面と同一面を構成する側面部には、送話孔15
aが穿設されている。
【0039】ロアー部材16は、図5に示すように、ア
ッパー部材15の前記支点機構収納部15Bに対応した
一端側には軸孔16aが穿設されるとともに、前記送話
器収納部15Cに対応した他端側の内面には長さ方向に
対向離間して一対の送話器支持片16bが一体に立設さ
れている。また、これら送話器支持片16bが設けられ
た他端側の外側面には、送話器部材保持機構34の保持
ピン36が係合する係合孔16cが凹設されている。
【0040】さらに、ロアー部材16の内面には、長さ
方向の略全幅に亘って3条のリブが突設されることによ
って、後述する芯材20が嵌合される芯材嵌合溝16d
及び送話器17のリード線17aが嵌合されるリード線
嵌合溝16eがそれぞれ形成されている。
【0041】以上のように構成されたロアー部材16に
は、図5鎖線で示すように、前記送話器支持片16b間
に送話器17を差し込んでその周面を挟持することによ
って組み付けるとともに、リード線17aを前記リード
線嵌合溝16eに嵌合して前記軸孔16aまで導出す
る。
【0042】ところで、前記軸孔16aが穿設されたロ
アー部材16の一端部には、この一端部の形状に適合し
た略勾玉形状の軸受け板18が配設されており、この軸
受け板18は、送話器部材3の回動支点部の機械的強度
を保持するとともに、後述する回動支持機構22の筒軸
25をEリング19を介して結合する。
【0043】前記軸受け板18には、直線状態への復元
特性を有する形状記憶合金によって形成された棒状の芯
材20の一端が結合されている。この芯材20は、前記
芯材嵌合溝16dに嵌合され、その他端はロアー部材1
6の他端側に形成した前記送話器支持片16bに近接し
て延在している。
【0044】以上のように構成された送話器部材3は、
アッパー部材15及びロアー部材16の材料特性より、
充分な可撓性を有しているため、誤って大きな力が加え
られた場合でも弾性変形して破損することが防止され、
また直線状態への復元特性を有する形状記憶合金によっ
て形成された芯材20を内蔵することによって、所定の
剛性も付与されている。
【0045】電話機本体2と、その左側面部2Aに後述
する回動支持機構22を介して回動自在に支持された送
話器部材3との対向側面間には、フックスイッチ機構2
1が配設されている。フックスイッチ機構21は、例え
ば左側面部22Aに開設した取付け孔2aに配設したホ
ールIC21aと送話器部材3のロアー部材16の側面
に貼着した磁性板21bとからなる磁気的スイッチ手段
によって構成されている。
【0046】通常、前記磁性板21bとホールIC21
aとは対向位置しており、この状態では携帯電話機1は
通話待機状態に保持され、電話機本体2に対して送話器
部材3が回動動作されると前記保持状態が解除されて携
帯電話機1は通話可能状態に移行する。
【0047】なお、このフックスイッチ機構21は、上
述した磁気的スイッチ手段以外にも、光学素子と反射板
とからなる光学的スイッチ手段であってもよく、或いは
後述する回動支持機構22或いは送話器部材保持機構3
4の機械的動作を利用する機械的スイッチ手段によって
構成してもよい。
【0048】送話器部材3は、回動支持機構22を介し
て電話機本体2の左側面部2Aに回動自在に支持され
る。回動支持機構22は、図3に示すように、軸受けブ
ロック23と、筒軸25が一体に形成された軸受け部材
24と、トーションスプリング26、コイルスプリング
27及びクリック手段28とから構成されており、ねじ
孔14にねじ込まれる止めねじ29を介してアッパー部
材15の左側面部の内面側に取付けられている。
【0049】全体略矩形体として形成された軸受けブロ
ック23は、前記軸受け部材24の筒軸25が貫通する
軸孔23aを有するとともに、一方側面部23Aには軸
孔23aと同心の円形の軸受け凹部23bが凹設されて
いる。また、この軸受け凹部23bを構成する側面部2
3Aの開口縁にはL字状のスプリング掛止め片23cが
軸方向に一体に突設されている。
【0050】さらに、前記軸受けブロック23の上面部
23Bには、前記軸受け凹部23bに連通する高さ方向
のクリック機構28の組み込み孔23dが穿設されてお
り、このクリック機構28の組み込み孔23dには、後
述するように、ボールベアリング30、スプリング31
及び止めねじ32とからなるクリック機構28が組み込
まれる。
【0051】軸受け部材24は、前記軸受けブロック2
3の軸受け凹部23bに適合する形状の円盤状に形成さ
れ、その外周面には断面U字状のクリック溝24aが軸
方向に凹設されるとともに、軸受け凹部23bに収納し
た状態において、軸受けブロック23の側面部23Aと
同一面を構成する一方側面部24Aには、前記トーショ
ンスプリング26の一端を係止する係止孔24bが穿設
されている。
【0052】この軸受け部材24の前記側面部24Aと
対向する側面部24Bに一体に形成された前記筒軸25
は、軸受け部材24を軸受け凹部23bに収納した状態
において、前記軸孔23a及び上ケース5の軸孔13を
貫通して、送話器部材3のロアー部材16に設けた軸孔
16aに嵌入する。この筒軸25の先端外周面にはEリ
ング嵌着溝25aが設けられている。
【0053】軸孔16aに嵌入された筒軸25の先端部
には、上述したように、Eリング嵌着溝25aにEリン
グ19を嵌着することによって前記軸受け板18、換言
すれば送話器部材3が取付け固定される。
【0054】軸受け部材24の側面部24Aには、前記
筒軸25の中心孔と連通する中心孔を有する筒軸33が
一体に形成されており、この筒軸33の先端外周面にも
Eリング嵌着溝33aが設けられている。このEリング
嵌着溝33aに嵌着されたEリング34によって抜け止
めされて、筒軸33の外周に前記トーションスプリング
26が軸装される。
【0055】勿論、軸受け部材24は、筒軸25、33
の両端にEリング19、34を嵌着するとともにこれら
Eリング19、34によって筒軸25、33上にトーシ
ョンスプリング26及びコイルスプリング27を圧縮し
た状態で軸装することによって、これら両スプリング2
6、27の弾性力によって軸受け凹部23bに収納され
た状態において軸方向に弾持される。
【0056】なお、前記コイルスプリング27は、軸受
け凹部23b中を回動する軸受け部材24に対して軸方
向の摩擦力を付与し、軸受け部材24、換言すれば送話
器部材3の遊動を防止する。
【0057】トーションスプリング26は、上述したよ
うに、その一端26aを軸受け部材24の係止孔24b
に挿入されることによって係止されるとともに、外周方
向に延長された他端部26bは、前記軸受け部材24を
前記軸受けブロック23の軸受け凹部23bに収納した
状態において、そのスプリング掛止め片23cと掛合さ
れている。
【0058】このようにして、上ケース5の内面壁に固
定された軸受けブロック23と、この軸受けブロック2
3に対して回動自在な軸受け部材24とをトーションス
プリング26によって連結したことにより、軸受け部材
24、換言すれば筒軸25を介して一体的に連結された
送話器部材3は、前記トーションスプリング26に蓄成
された弾性力によって、回動習性が付与される。
【0059】上述したように、軸受け部材24は軸受け
凹部23bに収納されるようにして軸受けブロック23
と組み合わされる。この状態において、クリック機構組
み込み孔23dに、ボールベアリング30、コイルスプ
リング31が挿入された後、止めねじ32がねじ込まれ
る。しかして、ボールベアリング30はコイルスプリン
グ31の弾性力によって軸受け部材24の周面に圧接さ
れる。
【0060】なお、送話器部材3のリード線嵌合溝16
dに嵌合して軸孔16aまで導出された送話器17のリ
ード線17aは、筒軸25、33の中心孔を貫通して、
電話機本体2の内部へと導かれ、制御基板と接続され
る。
【0061】前記トーションスプリング26によって回
動習性が付与されて一端側を回動支持機構22に支持さ
れた送話器部材3は、その自由端側を送話器部材保持機
構34によって保持される。この送話器部材保持機構3
4は、図4に示すように、保持ピン36が一体に形成さ
れた操作子35と、弾性部材37とから構成される。
【0062】すなわち、前記操作子ガイド溝12と軸線
を一致させるようにして下ケース6の上側面部2Cの内
面壁に一対の弾性部材取付片38A、38Bが一体に立
設されている。板ばねを略々W字状に折曲して形成され
た弾性部材37は、その一端側を前記弾性部材取付片3
8A、38B間に挿入することによって片持ち支持され
る。
【0063】前記操作子ガイド溝12に組み付けられた
操作子35には、支持壁35aが一体に立ち上がり形成
されており、この支持壁35aの外側側縁に前記保持ピ
ン36が一体に突設されている。操作子35は、その支
持壁35aの内側側縁に前記弾性部材37の自由端側が
弾接されることによって電話機本体2の左側面部2A側
に付勢され、換言すれば前記弾性部材37の弾性力によ
って保持ピン36は保持ピンガイド孔11からの突出習
性が付与されている。
【0064】また、操作子35は、全体略L字状に形成
されており、電話機本体2の左側面部2A及び下面部に
跨がって開設された前記操作子ガイド溝12に対応し
て、第1の操作部35Aと第2の操作部35Bとが構成
されている。
【0065】以上のように構成された送話器部材保持機
構34は、電話機本体2の左側面部2Aに沿って組み付
けられた送話器部材3に対して、保持ピンガイド孔11
から突出した保持ピン36の先端が係合孔16cに係合
することによって、送話器部材3を係止保持する。
【0066】したがって、操作子35は、第1の操作部
35A或いは第2の操作部35Bのいずれか一方を介し
て、前記弾性部材37の弾性力に抗して操作子ガイド溝
12に沿って押圧操作される。この操作子35の操作に
よって、先端が係合孔16cに係合していた保持ピン3
6は保持ピンガイド孔11から後退し、送話器部材3の
係止保持状態が解除される。しかして、送話器部材3は
前記トーションスプリング26に蓄成された弾性力によ
って、図2矢印で示すように、回動支持機構22の筒軸
25を支点として回動する。
【0067】電話機本体2に対する送話器部材3の回動
動作は、回動支持機構22の作用によって、図2に示す
ように水平面に対してθ°上方の位置において自動的に
停止する。この自動停止動作について、図7を参照して
説明する。送話器部材3が、電話機本体2の左側面部2
Aに沿って保護カバー10内に収納されかつ送話器部材
保持機構34によって係止保持された第1の状態におい
ては、軸受け部材24のクリック溝24aは、同図
(A)で示すように、クリック機構28の組み込み孔2
3dに対応した中心線lに対して回動方向にθ°ずれた
位置にある。
【0068】送話器部材保持機構34が操作されると、
送話器部材3は、トーションスプリング26に蓄成され
た弾性力によって、図7矢印に示すように反時計方向へ
と回動する。そして、同図実線で示すように、軸受け部
材24のクリック溝24aがクリック機構28に対応す
る(B)位置まで回動すると、このクリック溝24aに
コイルスプリング31によって付勢されたクリック機構
28のボールベアリング30が係合する。
【0069】これによって、軸受け部材24、換言すれ
ば送話器部材3の回動動作が停止される。このように、
送話器部材3は、クリック溝24aがクリック機構28
をとおる中心線lに対して回動方向にθ°ずれた初期位
置から中心線lまでの範囲を回動動作することにより、
電話機本体2に対して水平面に対してθ°上方の位置に
おいて自動的に停止する。
【0070】なお、送話器部材3を一定角度位置に自動
停止させる前記クリック機構28については、例えば、
軸受け部材24の周面にクリック溝24aに代えてクリ
ック凸部を形成するとともに、ボールベアリング30及
びコイルスプリング31を前記凸部の回動領域に臨む係
止部を有する弾性板によって構成してもよい。
【0071】ところで、この送話器部材3の回動支持機
構22は、使用時に送話器部材3に対して回動方向の過
大な負荷が加えられた際の破損防止機能も奏する。すな
わち、図7に示した状態で、送話器部材3にさらに回動
方向の過大な負荷が加えられた場合、軸受け部材24
は、クリック溝24aに係合しているボールベアリング
30をコイルスプリング31の弾性力に抗して押し上げ
て回動する。
【0072】この軸受け部材24の回動動作によって、
送話器部材3の回動動作が許容される。したがって、前
記過大な負荷によって送話器部材3或いは回動支持機構
22の各部が破損されるといった不都合が発生すること
は無い。
【0073】上記実施例においては、軸受け部材24の
周面に1つのクリック溝24aを設けて送話器部材3
を、受話器7と送話器17との標準的な最適位置で自動
停止させるように構成したが、複数のクリック溝を設け
ることによって、送話器部材3をユーザが個々に最適と
する複数の位置で停止させるように構成してもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る携帯電話機によれば、電話機本体に対して略々棒状体
に近い形状で構成された送話器部材を回動自在に支持す
るようにしたことにより、制御基板を分割する必要は無
く、構造が簡易でかつ小型、軽量化が図られる。また、
電話機本体を片手で把持した状態で、ワンタッチ操作で
送話器部材を所定の角度位置に確実に展開することがで
き、操作性の大幅な向上が図られる。
【0075】また、本発明に係る携帯電話機によれば、
電話機本体に対して所定の角度位置に展開された送話器
部材に、誤って指等を引掛けて回動方向に対して大きな
負荷を加えた場合でも、送話器部材はさらに回動するこ
とによってこの送話器部材自体或いは回動支持部が破損
するといった事態の発生が防止される。
【0076】さらに、本発明に係る携帯電話機によれ
ば、送話器部材を可撓性を有する筐体によって構成する
とともに形状記憶合金によって形成した芯材を組み込む
ことにより、送話器部材は適当な剛性を有しかつ過大な
負荷が加えられてた場合でも、筐体が弾性変形して破損
するといった事態の発生が防止され、また直ちに初期状
態へと復元する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機の一部切欠き正面図で
ある。
【図2】同携帯電話機の使用状態を示す斜視図である。
【図3】同携帯電話機の送話器部材回動支持機構を説明
する分解斜視図である。
【図4】同携帯電話機の送話器部材保持機構を説明する
要部斜視図である。
【図5】同携帯電話機の送話器部材の展開図である。
【図6】同携帯電話機の送話器部材を構成するロアー部
材の中央縦断面図である。
【図7】同携帯電話機の送話器部材保持機構の動作を説
明する縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・携帯電話機 2・・・電話機本体 5・・・電話機本体を構成する上ケース 6・・・電話機本体を構成する下ケース 3・・・送話器部材 7・・・受話器(スピーカ) 8・・・アンテナ 9・・・シートスイッチ(ダイヤルスイッチ他) 10・・・保護カバー 11・・・保持ピンガイド溝 12・・・操作子ガイド溝 15・・・送話器部材を構成するアッパー部材 16・・・送話器部材を構成するロアー部材 17・・・送話器(マイクロホン) 20・・・芯材 21・・・フックスイッチ機構 22・・・回動支持機構 23・・・回動支持機構を構成する軸受けブロック 24・・・回動支持機構を構成する軸受け部材 25・・・回動支持機構を構成する筒軸 26・・・回動支持機構を構成するトーションスプリン
グ 28・・・クリック機構 30・・・クリック機構を構成するボールベアリング 31・・・クリック機構を構成するコイルスプリング 34・・・送話器部材保持機構 35・・・送話器部材保持機構を構成する操作子 36・・・送話器部材保持機構を構成する保持ピン 37・・・送話器部材保持機構を構成する弾性部材

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも受話器、ダイヤルスイッチ、
    無線通話回路、電源電池を搭載した電話機本体と、 前記電話機本体の一側面部に、一端側を回動支持機構を
    介して支持することによって回動自在に組み合わされる
    とともに自由端側には送話器が組み込まれた送話器部材
    とから構成され、前記 回動支持機構には前記電話機本体に対して前記送話
    器部材に回動習性を付与する弾性手段が組み込まれると
    ともに、前記電話機本体には前記送話器部材の自由端側
    を保持する送話器部材保持機構が設けられ、 前記送話器部材保持機構の操作子は、前記電話機本体の
    前記送話器部材が支持された側面部とこの側面部と直交
    する背面部との2つの面に露呈する操作部を有すること
    を特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記回動支持機構には、前記送話器部材
    保持機構の操作によって係止状態が解除されて回動する
    前記送話器部材を、前記電話機本体に対して一定の角度
    位置に規制する回動位置規制手段が組み込まれているこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記回動支持機構には、前記回動位置規
    制手段によって前記電話機本体に対して一定の角度位置
    に規制された前記送話器部材に回動方向の過大な負荷が
    加えられた際に前記送話器部材の回動を許容する過負荷
    破損防止手段が組み込まれていることを特徴とする請求
    項2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】前記送話器部材は、前記回動支持機構を介
    して前記電話機本体のダイヤルスイッチの配置面に対し
    て垂直な面と平行に回動動作することを特徴とする請求
    項1記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記送話器部材は、前記電話機本体と略
    同長であることを特徴とする請求項1記載の携帯電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記送話器部材を回動自在に支持する
    回動支持機構が設けられた前記電話機本体の側面部に
    は、ダイヤルスイッチの配置面と平行な側面側が開放さ
    れかつ前記側面部と平行する送話器部材の外側面部を覆
    う断面略L字状の保護カバーを一体に形成したことを特
    徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 少なくとも受話器、ダイヤルスイッチ、
    無線通話回路、電源電池を搭載した電話機本体と、前記 電話機本体の一側面部に、一端側を回動支持機構を
    介して支持することによって回動自在に組み合わされる
    とともに自由端側には送話器が組み込まれた送話器部材
    とから構成され、前記 送話器部材は可撓性を有する筐体によって構成され
    るとともに形状記憶合金によって形成された芯材が組み
    込まれていることを特徴とする携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記送話器部材には、芯材と送話器のリ
    ード線とを個別に収納する一対の嵌合溝を設けたことを
    特徴とする請求項7記載の携帯電話機。
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