JP3301606B2 - 有機廃棄物処理方法 - Google Patents
有機廃棄物処理方法Info
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Description
棄物からなる処理物とその分解作用を促進するミネラル
類からなる促進剤を供給して、処理物を処理する有機廃
棄物処理方法に関する。
れる生ゴミの減容処理又は肥料化処理、あるいは畜糞類
の堆肥化,ペレット化等の肥料化処理、その他焼却以外
の有機廃棄物の処理に際し、処理施設や装置の処理室内
に処理物とおが屑等の水分調整材、処理物の発酵や分解
を促進するミネラル等の促進剤、あるいはさらに発酵や
分解を行う土壌菌や特殊な菌類(微生物)を投入し、常
温又は一定の加温条件下で、必要に応じて空気や水分を
供給しながら撹拌を行って処理する方法や装置が公知で
ある。
消滅(減量)処理技術では下記のようなものがある。 (1)特許第2504364号 炭系,畜産廃棄物を安山岩等の造岩物質からミネラル成
分を、腐植土から土壌菌を溶出させて分解する技術。 (2)特開平6−170349号 スラリー化した生ゴミに麦飯石等の土壌菌活性化ミネラ
ル溶出材及び土壌菌と木質細片を投入して、生ゴミを分
解消滅させる方法。 (3)特開平8−80481号 生ゴミに天然鉱石やこの鉱石から溶出させたカルシウム
等のミネラル水,水分調整材,食用廃油等を加えて撹拌
しながら微生物分解させる方法。 (4)特開平9−1116号 生ゴミに微生物を棲息させた充填材を混合撹拌して微生
物により分解処理する方法であって、使用済充填材を肥
料や土壌改良材として用いることが可能な方法。上記充
填材は、樹脂や植物繊維質材等の有機質材を減容成形し
て固形化したもので、これに火成岩の粒状物又は発砲焼
結体等を添加してミネラル成分を溶出させる構造にした
ものが含まれている。
料化し、又は肥料化の補助材を製造する方法として下記
の具体例がある。 (5)特開昭55−140789号 植物海草酵素と魚骨等のカルシウム分と、海水より抽出
した塩化マグネシウムを主体としたミネラル,微量の若
土カリを混合する方法。 (6)特開平4−193788号 畜糞,おが屑類,米ぬか,木炭粉,木灰等のミネラルに
菌類等を稲藁や枯れ草に添加して発酵させる方法。 (7)特開平7−48193号 紙廃材に生ゴミと水を加えてペースト状にし、ミネラル
鉱石(石英閃緑玲岩の緑石,赤石)粉末にEM菌含有の
微生物を添加して発酵させる方法。
理方法はいずれも分解や発酵の促進剤としてミネラルを
使用しており、ミネラルの使用は不可欠の技術的要素と
解される。しかし上記方法のうち(1)〜(4),
(7)はいずれもミネラル溶出材として特定の天然鉱石
を使用しており、天然鉱石は材料の採取場所や流通等の
関係で入手方法やコスト面で難点があるほか、天然鉱石
はミネラルの種類や含有量が限られ且つ不均一であるた
めに、期待する効果が得られなかったり、作用の安定性
に欠ける欠点がある。またこれらの鉱石からミネラル水
を溶出させるためには、処理に際して溶出のための作業
や装置が必要であるという欠点がある。
ラルとして海水から抽出した塩化マグネシウムや木灰が
使用されているが、いずれもミネラルの種類や量が限ら
れていて処理対象によって分解促進作用にバラつきが生
じるほか、ミネラル成分の分解促進作用の持続性に乏し
く且つ繰り返し反復使用できないという欠点がある。
するために本発明による有機廃棄物処理方法は、第1
に、廃棄物を収容処理する処理室5内に有機廃棄物から
なる処理物2を収容し、該処理物2を攪拌しながら処理
し、上記処理物2の分解作用を促進する多種類のミネラ
ルを予め坦持させたホールド材からなる促進剤3を処理
室5内で処理物に接触又は撹拌混合させて処理する有機
廃棄物処理方法において、上記ミネラルが多種類の生物
を燃焼させて灰化させることによって抽出した生物ミネ
ラルであり、ホールド材として、セラミック原料である
粘土に上記生物ミネラルを添加混練したものを成形乾燥
し、高温処理によって焼成したセラミックホールド材を
用いることを特徴としている。
ールド材を粉砕し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂状又
は粉状の粉体としたものを用いることを特徴としてい
る。
されたセラミックホールド材を鉱物又は他のセラミック
からなる基材の表面に容射によって付着させたものを用
いることを特徴としている。
に有機廃棄物からなる処理物2を収容し、該処理物2を
攪拌しながら処理し、上記処理物2の分解作用を促進す
る多種類のミネラルを予め坦持させたホールド材からな
る促進剤3を処理室5内で処理物に接触又は撹拌混合さ
せて処理する有機廃棄物処理方法において、上記ミネラ
ルが多種類の生物を燃焼させて灰化させることによって
抽出した生物ミネラルであり、ホールド材がセラミック
原料である粘土に上記生物ミネラルを添加混練したもの
を成形乾燥し、高温処理によって焼成したセラミックホ
ールド材を微粉砕して砂状又は粉状にしたものと、粉状
又は細粒砂状のゼオライトとに、水又はさらに必要に応
じて有機バインダーを加えて造粒乾燥し、さらに高温加
熱したものであることを特徴としている。
に有機廃棄物からなる処理物2を収容し、該処理物2を
攪拌しながら処理し、上記処理物2の分解作用を促進す
る多種類のミネラルを予め坦持させたホールド材からな
る促進剤3を処理室5内で処理物に接触又は撹拌混合さ
せて処理する有機廃棄物処理方法において、上記ミネラ
ルが多種類の生物を燃焼させて灰化させることによって
抽出した生物ミネラルであり、ホールド材として、モル
タル又はコンクリートに、セラミック原料である粘土に
上記生物ミネラルを添加混練したものを成形乾燥し、高
温処理によって焼成したセラミックホールド材を粉砕
し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂状又は粉状の粉体と
したもの、若しくは前記生物ミネラルを混入したものを
用いることを特徴としている。
に有機廃棄物からなる処理物2を収容し、該処理物2を
攪拌しながら処理し、上記処理物2の分解作用を促進す
る多種類のミネラルを予め坦持させたホールド材からな
る促進剤3を処理室5内で処理物に接触又は撹拌混合さ
せて処理する有機廃棄物処理方法において、上記ミネラ
ルが多種類の生物を燃焼させて灰化させることによって
抽出した生物ミネラルであり、ホールド材として、プラ
スチックに対し、セラミック原料である粘土に上記生物
ミネラルを添加混練したものを成形乾燥し、高温処理に
よって焼成したセラミックホールド材を粉砕し、砕石状
の粒状体や微粉砕して砂状又は粉状の粉体としたもの又
は前記生物ミネラルを混入してプラスチック成形したプ
ラスチックホールド材を用いることを特徴としている。
し台9bと処理室5を備えた処理装置1とを導管90,
91を介して接続し、上記流し台9bから排出される処
理物2を集合させて前記処理装置1によって一括処理す
ることを特徴としている。
を粉砕するディスポーザ9cと、処理物2の脱水を行う
脱水装置93を導管90,91に接続して設けたことを
特徴としている。
いて説明する。1は本発明に係わる処理装置であり、廃
棄される有機廃棄物(処理物)2を本発明の処理方法に
よって、分解作用を促進するミネラル類からなる促進剤
3と攪拌混合しながら分解(分解気化)させて消滅処理
するものである。この実施形態で示す処理装置1は、図
1,図2に示すように、処理物2や促進剤(ミネラル
類)3並びに促進剤3の媒体としての調整材6等を収容
するように形成された箱型の処理室5と、該処理室5内
で処理物2と促進剤3並びに調整材6等をそれぞれ均一
に分布させるために攪拌混合する攪拌体7と、処理室5
内の処理温度を加熱調節等の手段によって所定の温度に
加温維持させるヒーター等からなる温調装置5aと、後
述する補助機器8等から構成している。尚、調整材6は
本実施形態ではおが屑を用いているが、在来のものと同
様な木材チップや繊維質の資材によって分解作用を促進
補助するようにしてもよい。
回転軸70に連結して所定回転で攪拌駆動する駆動モー
タ71や、後述する補助機器8等を収容する補助機体1
a、並びに各機器装置の作動コントロールを行う制御盤
1bを設けている。図示例の処理室5は、上方に廃棄物
の投入口(供給口)50を開口形成した箱型の機体51
内に、直径50〜60cm程度の公知の構成からなる螺
旋体72を回転軸70に複数本のサポート杆を介して設
けた2本の攪拌体7,7を、前後方向に並列軸支し正逆
回転可能に設けることにより、処理物2を促進剤3及び
調整材6からなる母材と該母材中に、均一且つ良好に攪
拌混合させながら回転移動させることができるようにし
ている。また投入口50には、蓋52,52を各攪拌体
7,7の上方に対向配置し、その内側を支点に矢印方向
(図1)に開閉回動可能に併設している。
な処理温度に維持しながら運転可能とし、処理物2の分
解処理を良好に促進させることができるようにしてい
る。即ち、攪拌体7の回転軌跡に沿わせて湾曲状に形成
した処理室5の内壁53の裏面には、温調装置5aの面
状発熱体等からなるヒータ5bを付設すると共に、処理
室5内の空隙部に温度センサ5cを設け、該温度センサ
5cによる温度の検知に基づき、ヒータ5bを制御盤1
bの指令によって作動させ内壁53を加熱の温度調節を
することにより、処理室5内における処理温度を所定に
維持させて、有機廃棄物2の分解作用を良好に行わせる
ようにしている。尚、処理室5を囲繞する機体側壁は適
宜な断熱材による断熱施工を行うと共に、温調装置5a
は上記のものに限ることなく送風口56から熱風を送給
する等の方式にしてもよい。
際に生ずるガスは、側面視で逆山形状に形成した蓋52
の頂部の一側に設けた排気口55から円滑に排出するこ
とができるようにしているが、本発明による処理方法で
は、通常は後述するように著しい悪臭を生じないので、
特別な脱臭装置等を設けることのない簡潔で廉価な構成
にしている。また処理室5の上方中央部には受皿状の排
出樋57を設けて、処理室5内で生ずる水蒸気を水滴と
して機外へ排出を促進させて、母材の調湿を行うことが
できるようにしている。
出管であり、該送出管58は補助機体1a側に設置され
たタンク及びポンプ等からなる送給装置80に通じ、該
送給装置80内に湿度調整用の水又は促進剤3を含有し
た水等を、自動的に或いは手動操作によって適宜処理室
5内の母材に送給可能に構成している。これにより運転
中に蓋52を開くことなく、水や促進剤3の補充を簡単
且つ適切に能率よく行うことができるようにしている。
尚、この実施形態における送給装置80は、後述する生
物ミネラルを含有したホールド材に水を接触通過させる
ことによって生物ミネラル水を生成し、このミネラル水
を送出管58から固体状の生物ミネラルからなる促進剤
3に併せて補助的に供給することにより、補助供給を簡
単に行うと共に活発な処理を行うことができるようにし
ている。
なく、粉体状或いは粒状の促進剤3或いは後述するホー
ルド材に形成した促進剤3等を適宜に送給することがで
きるようにしてもよい。また58aは上記送出管58の
上方に横設され上段の送給装置80に連通した送出管で
あり、該送出管58aは送給装置80内に収容された促
進剤3又は調整材6を各別に、又は両者を混合させた状
態で、処理室5に適宜補充することができる。
出し可能に設けたメンテナンス用の排出口である。上記
処理装置1は、攪拌体7の回転数や作動パターン及び温
調装置5aの設定温度の調節巾を自由に調節することが
できるようにしており、また在来の微生物菌による処理
方法によっても、有機廃棄物の処理を行うことができる
ようになっている。
抽出方法と生物ミネラルのホールド材について説明す
る。 1.生物ミネラルの抽出及び処理 既述のように生物ミネラルは植物や動物を燃焼させて灰
化させたものであり、例えば本発明者等が先に提案して
いる特開平10−52240号公報等に開示されてい
る。
示される生物ミネラルは、各種の有効なミネラルを含有
する薬草等の草木、海藻(草)等の藻類、しじみ、小魚
等の魚介類を乾燥させ又は生のまま高温加熱(燃焼)
し、有機質及び有機質からなる毒物等の生体への有害物
を除去した残存物から得られる生物ミネラルである。
物(灰化物)に含まれる残存炭化物(未燃焼カーボン)
を更に二次加熱することによって燃焼除去して完全に灰
化させた後、200〜300メッシュに微粉砕する。こ
の操作により多種類のミネラルのうちの当該加熱・燃焼
によっては除去されない高沸点・高昇華点のミネラルが
主として残存する。したがって燃焼温度や二次加熱が低
く且つ時間が短い程低沸点・低昇華点のミネラルを多く
含むことになる。尚、上記生物体は、植物の芋類,でん
粉類,穀物,豆類,野菜類,樹木やその葉及び根,果物
類,茸類,各種野草,魚貝類や鳥獣類及びこれらの内
蔵,骨,甲殻等で、殆ど全ての動植物(生物)を対象と
することが可能である。
(草木類)ではよもぎ,松葉,ひのき,竹,タヒボ,イ
タドリ,アロエ,アガリスク,高麗人参,アルファルフ
ァ,切り干し大根,モロヘイヤ,茶葉,イチョウ葉,タ
ンポポ根,ニンニク等が用いられ、藻類では、あらめ,
わかめ等が、魚介類では、にな貝,しじみ,かに殻等
を、きのこ類では、舞茸をそれぞれ原料生物体として用
いた。またこれらの原料は予め複数種のものを定量的に
配合したものを灰化処理しても良いが、各原料毎に灰化
処理したものを定量的に配合しても良い。
成及び微量元素は表1中のに示す通りであり、全体が
例えば比較的量の多いCa,K,Mg,P,Siや、そ
れ以下の微量又は極微量等多種類のミネラルを含んでい
る。ちなみに表1で明らかなようにで示す原料の灰を
加熱精製すると減量するミネラル又は増量するミネラル
がある。以下のいずれの実験にもこの生物ミネラルを用
いたが、これらの含有ミネラルは原料の種類や量によっ
て、多少異なるものの多種類の原料を定量的に用いるこ
とによって概ね近似した値になる。この生物ミネラルは
乾燥した原料に対して5〜10%程度抽出でき、高温処
理する程減量は大きい。
水溶性又は不溶性のものが含まれており、以下に述べる
生物ミネラルホールド材を製造する場合に、水溶性ミネ
ラルを特に必要としない場合又は水溶性ミネラルがミネ
ラルホールド材の製造過程で消失され易い場合(例えば
セラミック化する場合)等はミネラル分を有効利用する
ために水溶性ミネラルと不(難)溶性ミネラルを加水濾
過によって分離し、不(難)溶性ミネラルのみを用いる
場合もある。逆にホールド材がプラスチック材である場
合のように、水溶性ミネラルの保持も可能な場合は、水
溶性ミネラルの溶液又はその溶液から抽出した水溶性ミ
ネラルパウダーのみを混入して坦持(保持)させる場合
もある。
ミネラルに水を添加したものを濾過して得たもので、濾
過水を凝集して約4%濃度のミネラル水が得られる。こ
の生物ミネラル水溶液の水分を蒸散除去することにより
パウダー状の水溶性ミネラルが得られ、この生物ミネラ
ルは再度水に溶解させることができる。前述した灰化後
の生物ミネラルから得た水溶性ミネラルのミネラル成分
量は表2に示す通りである。
粉砕されるので、粉(パウダー)状であり、若しくは水
溶性生物ミネラルは水溶液又は水溶液から水分を除去し
て得るパウダー状である。したがってそのままの状態
で、後述する有機廃棄物処理に使用すると一回限りの使
用によって消耗されるため、これを他のホールド材(坦
体又は増量材)によって増量させるとともに、多様な使
用環境の中でその機能を保持しつつ繰り返し使用や長時
間又は長期間の使用が可能な保持形態であることが望ま
しい。
ミック材、天然ゼオライト等の機能性を備えた鉱物,セ
メントや人造石等の人工的な鉱物質等からなる無機質材
料を増量材又は坦体(ホールド材)として用い、あるい
はプラスチック成形品や木材又はパーティクルボード等
のような木質成形品の他、紙,不織布等の有機質材料に
生物ミネラルを混入又は含浸せしめた生物ミネラルホー
ルド材を製造することが可能である。
不溶性ミネラルからなる上記生物ミネラルをセラミック
化したものを用いており、本例では表1中のに示す生
物ミネラルを18g、粉砕花崗岩を200g、セラミッ
ク原料である白雲土等の粘土類を200gに水を添加し
た後混練して形成乾燥したものを、1,100℃前後の
高熱処理によって約6時間位焼成した。表1中のはこ
のようにして得た生物ミネラル入りのセラミックの素成
分析値を示しており、セラミック化することにより熱の
影響、粘土成分との合算その他によりミネラル量に増減
がある。
ミック化する場合、その用途に応じてレンガ状又はタイ
ル状、ブロック状その他の形状に成形焼成することがで
きるほか、これらを期待する機能や用途に応じて粉砕
し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂状又は粉状の粉体に
することも可能である。さらに成形時に予め造粒して乾
燥した後焼成して粒状のセラミックホールド材とするこ
ともできる。セラミック原料は上記のものに限定される
ものではなく一般に使用される陶磁器用の粘土で良い。
その他上記粉体状のセラミックは金属や鉱物又は他のセ
ラミック等からなる基材の表面に溶射等によって付着さ
せた状態で使用することもできる。
られるゼオライトをホールド材として用いる場合、上記
不溶性ミネラル又は上記(1)によって粉末化されたミ
ネラルセラミックを、粉状又は細粒砂状のゼオライトと
を水又はさらに必要に応じて有機バインダーを加えて造
粒乾燥し、1000℃前後で高温乾燥したものを用いる
ことができる。後述する有機廃棄物の処理実験では、島
根県産の天然ゼオライトを粉末化したものと、少量の活
性炭粉末とに水と50〜70%重量比の生物ミネラルを
加えて混練し、8mm径位に造粒乾燥後、1,000℃
位で1〜3分位加熱したものを用いた。
したゼオライト粒、又は粉状のゼオライトをバインダー
等を用いて造粒乾燥したゼオライト粒(必要に応じ活性
炭その他の混入物を添加してもよい)の表面に、前記
(1)に示した粉状のミネラルセラミックを付着させ、
例えば1000℃位の温度で数分間加熱して一体化する
ことにより、ゼオライトホールド材を得ることができ
る。
る生物ミネラルの作用に加えゼオライト自体のもつ吸着
性、脱臭性、イオン交換能を兼ね備えたものとなる。ま
たゼオライト粉末を用いる場合、天然ゼオライト鉱石採
掘現場で大量に発生する粉状又は粒状のゼオライト鉱石
屑を有効利用に資することができる。
ル又はコンクリートの形態で使用し、セメント,砂,砂
利等の材料重量に対し、主として不溶性生物ミネラル自
体を用いる場合は5%前後を混入し、前記(1)で示し
た粉状又は粒状のミネラルセラミックを用いる場合は1
0%程度で良い。但し、ミネラルセラミックを用いる場
合は骨材と同様に機能するので多量に使用する場合は、
セメントとの配合比が過多にならないように注意する必
要がある。
混入すると、固化した後に後述する生物ミネラル独自の
作用をするが、混練過程でモルタル又はコンクリートの
粘性又は結着力を増加せしめるという効果があり、結合
剤としてのセメントの機能を補う作用がある。またこれ
らのセメントを用いたホールド材は現場打ちモルタルや
コンクリートのほか、建材や土木用材としてのプレキャ
スト部材に使用することが可能なことは云うまでもな
い。
合、生物ミネラル(主として不溶性のもの)自体では重
量比5%前後とし、(1)に記載したミネラルセラミッ
ク粉末等を用いる場合は5%以上が望ましい。これらの
生物ミネラルを混入したプラスチックホールド材は、塩
化ビニール等のように生物ミネラルでガス化消滅し難い
材質のものを除き、後述する有機廃棄物のガス化消滅処
理時にも消滅処理が容易であるほか、プラスチックとし
て生分解性樹脂を用い、あるいはさらにこれに植物繊維
質のものを混入すると一層消滅処理が容易になる。
又は各種の容器として成形されてもよく、フィルム状に
成形されてシート状又は袋状の製品として成形しても良
い。但し、透明性が要求される袋の場合は先に述べた水
溶性の生物ミネラル溶液又はミネラル溶液から抽出した
粉末状のミネラルパウダーを混入することが望ましい。
ド材自体に生物ミネラルを含浸させる場合、表面に塗布
させる場合、植物繊維質の材料を生物ミネラルと混合し
たものを成形する場合等がある。
の木材(合板や集成材を含む)を用いる場合は、主に水
溶性ミネラルをホールド材に浸漬、噴霧、塗布等により
含浸させることができる。またペレット状若しくは繊維
状の木質材をバインダーを介して加圧又はさらに加熱し
て成形した成形材にあっては、これらの成形前にペレッ
トや繊維質材にミネラル水溶液を予め含浸させたものを
成形し、或いは予め粉体状の生物ミネラル(又は生物ミ
ネラルホールド材)を混合して成形することもできる。
同様に不織布、紙、布等のシート状材料に水溶性ミネラ
ルを含浸させあるいは不溶性ミネラルを漉き込むことに
より生物ミネラルを坦持させることもできる。
びホールド材を用いて処理物2を処理する処理方法につ
いて説明する。先ず、表3に示す内容で処理物2の処理
を行った実験方法及びその結果について説明する。
の処理温度を人間の体温程度の略35℃程度とし、攪拌
体7の回転数を略1.5rpm程度にし、処理時間を1
時間に設定すると共に、処理室5内に以下の促進剤3と
調整材6及び水を、表の割合を以て混入混合することに
より水分量40〜70%程度の処理母材を形成し、実験
例ではこの中に動物性及び植物性の処理物2として、全
姿の鰯500g分と葉を剥がしたレタス100g分の割
合を以て計600gを投入し、その処理の状況を後述す
る第1実験群,第2実験群,第3実験群の種別に分けて
確認した。尚、本実験では処理物2の量が少ないこと及
び処理の計測を適正に行うために、処理室5容量が比較
的小さい略30リットル程度の処理装置1を用いて行っ
た。
となく処理時の減容の少ない植物繊維を含む材質のもの
のほか、含水性,保水性を備え、加熱や撹拌によって含
んだ水分を蒸散させる性質のものであればその目的を達
成できるが、処理後の母材を肥料や家畜の飼料として再
利用する場合は、生物体に無害で環境汚染のないものが
望ましい。
れた前述の粉状のセラミックホールド材を用いている。
なお以下の実験例に使用するセラミック促進剤は特にこ
とわりのない限り、上記使用例と同一のセラミックを用
いる。
たゼオライトホールド材を用いている。尚、第1実験群
及び第2実験群は、上記セラミック促進剤で濾過・接触
させて生物ミネラルを溶出せしめた水をそれぞれ500
ml供給するようにしている。また第3実験群は、促進
剤3としての生物ミネラルを投入しないで、調整材6と
水道水による場合の処理物2の処理状況を確認する実験
例を示している。
調整を行うと共に、吸水性と保水性に優れ加温により水
分を蒸散させ易い材質であること、及び長時間の処理作
業においてそれ自身は分解され難く大きく減容しない
で、生物ミネラルを一時的に保持させて処理物2に均一
に接触させ易い媒体になること、且つ大量のものを廉価
に入手できて無害である等の条件が必要で、これらの条
件を備えた炭水化物で繊維性の強い植物繊維を含む材質
からなるものが好ましい。従ってこのような調整材6と
して、おが屑,籾殻,蕎麦殻,乾草等の使用が可能であ
り、これらを単独或いは適宜組み合わせて使用してもよ
いものであるが、この実験では処理状況を粒径以上の網
目で篩い選別して確認することが容易にできると共に、
材料の入手を簡単に行うことができて汎用性を有するお
が屑を調整材6に用いている。
表3に示すように各条件を設定して行った実験の結果は
以下のとおりである。即ち、処理作業の1時間後におけ
る処理物2の計測結果は、セラミック促進剤を用いた第
1実験群では、処理物2の残存量は略30gで残存率は
略5.0%程度であり、またゼオライト促進剤を用いた
第2実験群の処理物2の残存量は略50gで残存率は略
8.3%程度であった。
在来の処理装置のものでは、最低数日間から数週間の処
理時間を要するのに比較して、本発明では処理物2を速
やかに分解処理することができるものであり、格段に短
い時間内で処理物2の形態を肉眼及び触感では殆ど確認
し得ない程度に、消滅処理できたことを観察することが
できた。また生物ミネラルを添加しない第3実験群で
は、処理物2の残存率は略75%程度であり、水分の蒸
散によって減容されるものの殆ど処理物2の原型を止め
ていた。
状況は、第1実験群及び第2実験群とも、鰯並びにレタ
ス共その消滅状況は良好で母材も適正な湿りを有しなが
らさらさらとした粉状であり、鰯の大きな骨部とレタス
芯の極く一部がわずかな形をとどめながら残存していた
が、これらは計測後において処理装置1を30分程度継
続運転することによって、完全に分解処理することがで
き、肉眼による確認は残存が全く確認できなかった。
棄物は、炭素(C),水素(H),酸素(O),窒素
(N)を主体に構成されているところ、処理の進行に伴
いガス状に分解されて、排気口55から排出されるの
で、処理室内を高圧にすることなく、また機外に放出さ
れるガスに悪臭を伴うことなく、むしろ芳ばしい醗酵臭
が僅かにする程度の好結果を得るに至った。
カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg)等のミネラ
ルがガス化しない元素として母材中に残るだけなので、
該母材は処理物2を処理したことによる見かけ上の量の
増減は確認できない程度であると共に、この状態におけ
る母材には、ホールド材中に坦持された状態の生物ミネ
ラルと共に、有機廃棄物中の非蒸散のミネラル類が累積
残留しているため、促進剤3や調整材6の新たな補充を
行う必要がない。このため次回の処理物2の投入による
処理作業を、長期間に渡って繰り返し連続的に行うこと
が可能であることも確認することができた。
他の環境汚染物質を含む場合は、これらが蓄積されて高
濃度となる可能性があるので、このような場合は、母材
を含有許容範囲内で適宜交換することが望ましい。
室5内に促進剤3と調整材6を投入した状態において、
おが屑はやや乾燥状態にあり水分量が不足しているの
で、このような場合には、母材の水分量が60〜70%
程度になるように人為的又は送給装置80によって給水
し、水分調整を行いながら温調装置5aによって所定の
処理温度に加温すると共に、促進剤3と調整材6を攪拌
体7で連続的に攪拌し処理物及び母材を空気接触させて
好気性の分解(発酵)をさせながら、処理物2の処理作
業を行う。処理室5内の母材は所定の処理温度に維持さ
れながら連続的に攪拌されて、母材内に生物ミネラルの
存在に伴う有効菌に対し好適な条件の環境を提供維持す
ることができ、投入された処理物2を増殖及び活性化し
た有効菌によって完全分解作用を促進して、悪臭ガスの
発生や未処理物による汚水の発生等を抑制した分解作用
を行うことができる。
用の微生物菌を種々選定し着床させた促進剤によって処
理する処理装置は、処理の進行に伴い母材の減容が大き
いため大量の調整材や促進剤を要すると共に、長時間の
運転時における微妙な条件の変化に左右されて不完全処
理状態を生じ悪臭の発生を伴い易く、脱臭装置等の設置
を必要にしたりするが、本発明のものは、処理物自体に
付着した菌類自体が増殖しながら処理物を消滅処理する
ものと考えられ、廃棄物処理用の特定な微生物菌を敢え
て準備することなく処理物2の分解作用ができること、
及び母材の減容に大きな変化がないので大量の調整材や
促進剤の補充等が節減できると共に、処理時間が従来の
ものの数十分の1と大幅に短くなり、また運転時に微小
な条件の変化によって処理性能が大きく左右されること
がなく、悪臭の発生を簡単に抑制することができる等の
利点がある。
の強い処理物は、撹拌により処理物が1〜2回撹拌され
て促進剤と混合された時点で直ちに悪臭を発生しなくな
り、調整材を含む母材が2回目以降使用される時は特に
顕著である。
を不要にすることができたり、複雑な構造にすることな
く簡潔で廉価に製作することができると共に、煩雑なメ
ンテナンス作業を要することのない小型化にすることも
できる等、家庭用又は業務用の取扱い易い処理装置とし
ても好適化させることができる等の特徴がある。
ミック促進剤(ホールド材)は高熱で焼成されて硬いこ
と、及びその表面に鋭いエッジを形成していること等に
よって、攪拌体7で処理物2と母材が攪拌されるとき、
セラミック促進剤のエッジが鰯やレタスに接触してその
表面を徐々に削りながら分解作用を促進すると推測さ
れ、セラミック促進剤は磨滅し難いので削り作用を長期
間にわたって維持することができる等の利点がある。さ
らに、生物ミネラルをセラミック素材と混練しブロック
状に形成したものを高熱処理によって焼成すると共に、
ブロック片を粉砕することによって生物ミネラルをホー
ルドした砕粒のセラミック促進剤は、エッジを鋭利に形
成することができると共に、その製造を簡単且つ廉価に
行うことができる等の利点がある。
ライト素材等鉱物に坦持させて構成したゼオライト促進
剤(ホールド材)は、ゼオライト素材そのものも脱臭作
用を備えているので、仮に悪臭を発生する処理物を処理
する場合であっても、排出ガスの臭いを一層少なくする
ことができる等の特徴がある。また上記の各ホールド材
は生物ミネラルの長期間にわたる保持を行うことができ
ると共に、カーボン或いは酸化チタン等の消臭剤を吸
着,塗布,混練等の適宜な手段によって合体させ易く、
特に酸化チタンを含有させたホールド材は攪拌に伴って
行われる還元作用により、廃棄ガスの消臭を行うことが
できると共に、処理室5内への供給を簡単に行うことで
きる等の特徴がある。
直接人為的に或いは送給装置80を介して供給してもよ
い。また前記酸化チタンを単独に又は生物ミネラルと共
にホールド材に含有させた状態で適宜な形状に形成した
ものを排気口55に設けると、ホールド材に含有された
酸化チタン並びに生物ミネラルが排気ガス中が悪臭を伴
う場合であっても確実に除去して排気を行うことができ
るものである。
1を用い、種々の処理物に対する処理を確認するために
行った実験例について説明する。尚、前記実験と同様な
項目及び作用については説明を省略する。この実験で
は、処理室5の容量は約600リットルであり、装置条
件として処理室5内の処理温度は略40℃〜60℃程度
とし、攪拌体7の回転数を略1.5rpmとしている。
尚、処理温度を70℃程度で上昇させ、あるいは攪拌体
7の回転数を上げれば処理能力を上げることができる
が、ランニングコストを低減させる等の実用上の観点か
ら上記の回転数に設定した。また促進剤3は、セラミッ
ク促進剤を2.4Kgと粉状の生物ミネラルを1.6K
gを投入した。
米糠6Kg程度の割合を以て処理室5に投入することに
より、処理後に形成される母材を良質な肥料や土壌改良
剤として、より有効的に活用することができるようにし
ている。また促進剤3と調整材6を合わせた母材は、そ
の水分量を60〜70%程度に調湿すると共に、処理室
5に処理物2を投入運転した1時間後において、中途の
処理状況を確認するものとした。
g,惣菜16Kg,魚のあら類8Kg,サラダ(マカロ
ニ含む)12Kg,野菜屑類9Kg,油揚げ3Kg,生
クリーム11Kg等合計70Kg程度であり、処理室5
容量と処理物2との割合を望ましい混合割合である3対
1程度にして、母材を加温攪拌しながら運転中の処理室
5内に投入した。また上記処理物2の処理実験後におい
て、引き続き同母材中に後述するプラスチック類を投入
して、その処理状況を確認するための実験を行った。
説明する。即ち、処理作業の1時間後に蓋52を開いて
処理室5内の処理状況を確認したところ、前記処理物2
は何れも原型を止めず母材と混合されて粘土状になって
攪拌運動しており、野菜や果実はその芯部が繊維質を伴
いながら残留していると共に、魚のひれや太い骨類の一
部が残留しているのみであり、在来の処理装置に比較す
ると極めて高能率で、悪臭等を抑制した良好な処理が短
時間で行われていることが確認できた。また上記の残留
物は2時間の継続運転によって殆ど消滅することがで
き、このときの母材は適正湿度のしっとりとしたぬか床
状で、次位の処理物2を投入可能な待機状態であった。
尚、新鮮で丸太状の大根等は分解に長時間を要するの
で、このようなものは細断或いは粉砕,圧潰し等の前処
理工程によって、分解し易い処理姿にしたのち投入する
ことが望ましい。
入した実験例について説明する。この場合処理物2は、
発泡スチロールの食品包装用の受皿(トレー)を10枚
程度と、同材質の厚肉な箱体を略5cm角程度に粉砕し
たものを少量同時に投入し、処理作業の数時間毎に処理
室5内の処理状況を確認した。これによれば、略15時
間経過したところで処理室5内をみると、上記受皿は殆
ど消滅しており、僅かに残存する箱体の砕片は脆い状態
で収縮していた。
豆腐製造工場における豆腐がら、もやしについて上記同
様の実験を行ったので以下その概要と結果について示
す。
39Kg処理した結果、いずれも1日後に体積的には殆
どゼロに減量し、重量で39Kgの残存量で95.6%
の減量が実現できた(但し、装置容量100リットル,
母材重量125Kg,おが屑に対するミネラルホールド
材8%,設定母材温度50℃)。
し、合計1,660リットル処理し29日目〜35日目
迄放置した結果につき、36日目に最終計測した結果、
積算減少量1,480リットルで、当初の母材量220
リットルを差し引くと体積的には略全量消滅したことに
なる。処理条件は(1)と共通である。
入処理した結果、19.5Kgの残量があり、97.8
%の減量が実現し、同様に体積も98.1%減少でき
た。処理条件は上記(1),(2)と共通である。
cm程度に小粒化し、48時間後には肉眼で確認を不能
にする程度に消滅していた。尚、この場合も悪臭はなく
母材はぬか床状で連続運転可能であると共に、在来の処
理装置ではプラスチック類の消滅は困難であることか
ら、優れた実験結果を得ることができた。またプラスチ
ック類の処理は、加熱温度を70℃程度に高くすること
や攪拌速度を上げることにより、分解処理を一層能率よ
く行うことができるものである。
等)の糞尿を処理室5内に投入したところ、これの分解
処理も良好且つ速やかに行うことができたが、この場合
には、尿は前処理で分離させて糞のみを処理すると能率
を上げることができると共に、糞の中には多量の繊維質
を含有しているので、脱水後は敢えて調整材6を必要と
しないでそれ自体が母材を形成して効率よく分解処理す
ることができる。処理後における排出物は作物等の有効
な肥料になることはもとより、家畜の飼料として有効的
に再利用することができる等の好結果を得ることができ
た。
促進剤3は前述のホールド材に形成したものを用いる
と、糞尿の処理を少ない生物ミネラルで能率よく処理す
ることができる等の利点がある。従って低コストな畜産
と好適な環境を提供することができる新しい営農形態を
も創出することができる等の特徴がある。
処理後に残存する母材は、それ自体が多量のミネラルを
含んでいるので、肥料や土壌改良材として有効利用でき
るが、必要に応じ嫌気性雰囲気下の処理が求められる場
合は、処理室を密閉して空気の出入りを遮断した状態で
分解処理することができる。
する場合は、一次処理として給排気等を伴う好気性環境
下で分解処理を行い、二次処理として処理物が消滅する
前に、エアの供給、排出を行わない嫌気性雰囲気下で適
度な切り返し(撹拌)を行いながら処理することによっ
て実現できる。また二次処理は必ずしも同一装置や施設
で行う必要はない。
明する。ちなみに、各種の処理物を、その種類に応じた
処理時の通常適正処理温度(生物類の場合は略39℃程
度,非生物類の場合は略60〜70℃程度)で、既述と
略同様な攪拌条件を以て処理することによって得られた
処理物の分解時間を例示すると、表4に示す通りであ
り、これによっても在来の微生物菌を主体にした処理装
置の処理性能に対し、格段に短時間で高性能な処理をす
ることができる等の好結果を得た。
装置の別の実施形態並びに使用例について図3〜図6を
参照し説明する。先ず図3は、アパート,マンション,
集合住宅等の建物9a内で、部屋別に設置された複数の
台所の流し台9bを導管90を介して連結すると共に、
これを1つの導管91に集合した状態で建物9a外の適
所に設置した処理装置1に接続することにより、各流し
台9bから排出される廃棄物(処理物)2を、前記実施
形態のものと同様な構成からなる大型の処理装置1によ
って一括処理することができるようにしたものである。
これにより個々の部屋や家屋に小型の処理装置1を個別
に設置することなく、低コストな処理を能率よく行うこ
とができるようにしている。
として野菜や魚等の食品屑類の処理物2を粉砕するディ
スポーザ9cを設置することにより、粉砕した処理物2
を流し水を介して導管90,91を詰まらせることな
く、処理室5に向けて円滑に集合送給することができる
ものである。また導管91と処理装置1間には前処理装
置92としての脱水装置93及び搬送装置94を設ける
ことにより、処理物2と流し水を適切に分離しながら、
脱水後の処理物2を処理装置1に向けて送給搬送するこ
とができるものである。
設置することが望ましく、この場合には搬送装置94の
先端部に首振り搬送可能に設けた分配搬送装置94aに
よって、1つの処理装置1に所定量の処理物2を送給し
たのちは、次位の処理装置1に処理物2を順次自動的に
供給するようにすると、各処理装置1に充分な処理時間
を持たせ、処理物2をバッチ的な処理手段であっても連
続的に能率よく処理することができる。
る。この処理装置1は概ね既述のものと同様な構成から
なり、その処理室5は処理物2と母材を攪拌しながらこ
れらを一側から他側に向けて搬送するように攪拌体7を
設けていると共に、その搬送上手側に形成した供給部5
k側に前処理装置92を設置し、且つ下手側の排出部5
hには乾燥装置95a,袋詰め装置95b等からなる後
処理装置95を設置している。また処理室5には調整材
6と促進剤3と水或いは生物ミネラル入りの水を各別に
収容するタンク10,11,12を設け、これらを内部
に設置された容量センサ,温度センサ,湿度センサ等の
センサ類の検知に基づき自動的に供給するようにし、常
時適正な処理を行うことができるようにコントロールし
ている。
入するホッパ92aと脱水装置93及び搬送装置94等
からなり、脱水装置93の下方には水処理装置96を設
けてそのドレンをディスポーザ9cに還流させると共
に、浄水を機外に取り出し排出するようにしている。ま
た搬送装置94の中途にも調整材6を収容するタンク1
0と促進剤3を収容するタンク11を同様に併設し、処
理室5の上手側において予め処理物2の処理を促進させ
るようにしている。
理物2は、前処理装置92で粉砕及び脱水されながら搬
送中途で調整材6と促進剤3を加えて攪拌搬送されるの
で、この予備処理を経た処理物2は処理室5に送給され
て完全分解処理を促進させることができ、その終端から
粉末状になった処理物2は後処理装置95でさらに乾燥
したのち梱包して連続的に能率よく取り出すことができ
る。尚、処理済みの母材に肥料やおから等の添加物を混
合したい場合には、処理室5の終端に別経路で設けた混
合装置97で混合処理をしたのち、これを取り出し排出
するようにすることもできる。
る。この処理装置1は、処理室5を回転するドラム状に
形成して攪拌体を兼ね、ヒータ5bで加温させながら回
転駆動装置98によって回転させると、処理物2と母材
とを攪拌混合させながら下手側に向けて移送排出するこ
とができるようにしていると共に、且つ内部に適正量の
促進剤3を供給する供給構造58,58aを設けると共
に、上手側に処理物投入用のホッパ92aと調整材6供
給用のホッパ92bとを設けている。これによれば、処
理室5の径を大きくすることにより簡潔な構成を以て、
大量の処理物2を能率よく処理することができるほか、
外気との開放、遮断により好気性、嫌気性いずれの環境
下での処理も可能であり、堆肥製造プラントとして有効
である等の利点がある。
る。この処理装置1は処理室5を建物9aそれ自体で構
成していると共に、室内を一定の処理温度に空調してお
り、図示例における攪拌体7は、室内の一側から他側に
向けて正逆回転可能で且つ往復移動可能に設けている。
ベル等適宜な作業機によって畜糞等の処理物2を供給し
たのち、適宜な供給構造58,58aによって調整材6
及び促進剤3を供給して、攪拌体7を回転移動させなが
ら処理物2と母材の切り返し攪拌を無理なく行うことが
できるようにしている。
ミネラル入りのセラミック又は生物ミネラル入りのコン
クリートで形成するか、或いはコンクリート等の壁面に
生物ミネラル入りの塗料を塗布すると、処理物2の処理
を壁面を活用して一層活発に行うことができるものであ
る。
ス等のような簡単な施設でもよく、あるいは単に溝状に
形成された上部開放型のものでもよい。その場合は処理
物の加温は溝状部の底部又は側壁部からヒーター,スチ
ーム,温熱湯等の循環により行う必要があるが、屋根や
周壁を備えていることが望ましい。そしてこれらの場合
は床面上に所定の厚みで並べられた畜糞等に促進剤3を
添加又は散布して、太陽熱又は強制加温で加熱しながら
撹拌することにより消滅処理させ、又は堆肥化処理する
ことが可能である。
願人が既に開発し出願している生物ミネラルを用いた例
について説明したが、これに限ることなく他の手段によ
る生物ミネラルを用いてもよく、また鉱物ミネラルを用
いてもよいものである。
最初に投与した以上のミネラルが含まれているため、そ
の母材自体を促進剤として利用することも可能なほか、
これらの母材に接触した洗浄水や添加した水も促進剤と
して利用可能である。
ミックスやゼオライト粒のほか、他の天然鉱物又は合成
樹脂材に生物ミネラルを混入して造粒成形又は粉砕した
ものでも使用可能である。
与する微生物により、又は加熱や発熱による温度によ
り、それ以外の有害な細菌類は殆ど死滅し又はそれ自体
が分解されるものと推測されるが、仮に有害な細菌やウ
イルス等が残存物に含まれる場合は、処理室自体を備え
付けのヒーターや熱風供給若しくはその他の手段で例え
ば100℃位に加熱することにより殺菌することは、容
易に行い得る。あるいは紫外線ランプを内部に設けて母
材を紫外線照射することによっても殺菌可能である。
菌が死滅しても、ミネラルはそのまま残存するととも
に、次の分解作用をする菌類等は、生ゴミ等の処理物を
投入することにより補給されることとなり、その後は処
理室内の処理環境によって急速に増殖させることが可能
である。
の考察> 上記の各種実験により、生物体から抽出した多種類の生
物ミネラルが、一定の温度や水分を調整した環境におい
て、動植物からなる食品等の廃棄物(いわゆる生ゴミ)
に限らず、紙等のパルプ製品、紙おむつ等の合成樹脂繊
維を含むもの、発砲スチロールやカセットテープケース
等に用いられるポリスチレン樹脂等の合成樹脂材の一部
(注:塩化ビニール樹脂等は殆ど分解されないことが実
験的に認められた)までが極めて短時間に分解されるこ
とが判明した。ちなみに従来の生ゴミ等の分解(消滅)
には、比較的分解の容易な魚介類の肉やでんぷん質のも
のを早期に堆肥化するプラント処理による場合でも25
〜40日位を要するのが一般的であり、畜糞等では一次
発酵(好気性),二次発酵(嫌気性)を含めて無臭化処
理するには、数ヶ月以上の処理日数を必要としている。
用に生物ミネラルがどのように作用しているかの科学
的、生物学的、物理的なメカニズムについては現段階で
は推論による以外は解明されていない。
と、生物体に含まれる多種類の多量,微量又は極微量の
ミネラル類のいずれか一種又は二種以上のものが、電子
授受促進作用を通じて、第1に分解菌等の生物のエネル
ギー代謝を促進している可能性がある点、第2に電子の
吸着又は反発を促進して分解反応を促進させる可能性、
第3に反応の触媒作用を行っている可能性(処理物分解
後もミネラル類の減少が認められない)等が推測でき
る。
ターを通して集積されているほか、高温(燃焼等)の処
理により有害有機化合物が除去されているため、生体に
馴染まない有害物を含まない点、多種類のミネラルが少
量で複合的に全方向性をもって作用する点等に特徴があ
る。
法方法及び装置にしたことにより次のような効果を奏す
る。有機廃棄物からなる処理物に、処理物の分解作用を
促進するミネラル類からなる促進剤を添加して処理室内
で攪拌することにより、処理物を悪臭や汚水等の発生を
抑制しながら能率よく極めて短時間に処理することがで
きる。
ルを用いると共に、該生物ミネラルをセラミックに含有
せしめたホールド材にしたり、又は生物ミネラルを付着
又は吸着させた鉱物からなるホールド材にしたり、或い
は生物ミネラルを水に添加すると、生物ミネラルの処理
室内への供給を簡単に行うことができる。
理物の分解作用を促進すべく処理物の水分調整を行うと
よく、また水分調整を行う調整材を給水性と保水性及び
加温により水分を蒸散させる植物繊維を含む材質にする
と、処理物の処理をより確実に行うことができる。
体にした促進剤で処理物を処理する処理装置のように、
大量の調整材や特定な微生物菌を敢えて供給することな
く、また運転時に微妙な条件に左右されることによる悪
臭の発生を伴うことなく、処理装置の構成を簡潔で廉価
に製作することができると共に、煩雑なメンテナンス作
業を要することのない、家庭用の小型の処理装置や大型
厨房設備用あるいは畜糞やし尿等の集積処理場等の大型
な有機廃棄物処理に利用することができる等の特徴があ
る。
バランスの取れた多種類のミネラルを含むので、広汎な
処理対象物に対して安定した作用をさせることができ、
材料入手も容易であるという利点を有する。
ク等のホールド材は、人工的にどの地域でも製造できる
ので、資源問題や流通条件に左右されることなく安定供
給ができ、含有ミネラルの種類や量も目的に応じて調整
可能であり、品質の安定性も確保できるほか、促進剤の
耐用時間も長く、効能の持続性及び反復使用の可能性を
備え、必要な場合に使用済促進剤を回収することも容易
に行える。
図。
の使用例を示す斜視図。(B)は(A)の処理方法を示
す模式図。
実施形態に係わる処理装置を示す模式図。
の斜視図。(B)は(A)の要部の構成を示す断面図。
の斜視図。(B)は(A)の要部の構成を示す断面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 廃棄物を収容処理する処理室(5)内に
有機廃棄物からなる処理物(2)を収容し、該処理物
(2)を攪拌しながら処理し、上記処理物(2)の分解
作用を促進する多種類のミネラルを予め坦持させたホー
ルド材からなる促進剤(3)を処理室(5)内で処理物
に接触又は撹拌混合させて処理する有機廃棄物処理方法
において、上記ミネラルが多種類の生物を燃焼させて灰
化させることによって抽出した生物ミネラルであり、ホ
ールド材として、セラミック原料である粘土に上記生物
ミネラルを添加混練したものを成形乾燥し、高温処理に
よって焼成したセラミックホールド材を用いる有機廃棄
物処理方法。 - 【請求項2】 ホールド材として、セラミックホールド
材を粉砕し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂状又は粉状
の粉体としたものを用いる請求項1の有機廃棄物処理方
法。 - 【請求項3】 ホールド材として、粉体状に粉砕された
セラミックホールド材を鉱物又は他のセラミックからな
る基材の表面に容射によって付着させたものを用いる請
求項1の有機廃棄物処理方法。 - 【請求項4】 廃棄物を収容処理する処理室(5)内に
有機廃棄物からなる処理物(2)を収容し、該処理物
(2)を攪拌しながら処理し、上記処理物(2)の分解
作用を促進する多種類のミネラルを予め坦持させたホー
ルド材からなる促進剤(3)を処理室(5)内で処理物
に接触又は撹拌混合させて処理する有機廃棄物処理方法
において、上記ミネラルが多種類の生物を燃焼させて灰
化させることによって抽出した生物ミネラルであり、ホ
ールド材がセラミック原料である粘土に上記生物ミネラ
ルを添加混練したものを成形乾燥し、高温処理によって
焼成したセラミックホールド材を微粉砕して砂状又は粉
状にしたものと、粉状又は細粒砂状のゼオライトとに、
水又はさらに必要に応じて有機バインダーを加えて造粒
乾燥し、さらに高温加熱したものである有機廃棄物処理
方法。 - 【請求項5】 廃棄物を収容処理する処理室(5)内に
有機廃棄物からなる処理物(2)を収容し、該処理物
(2)を攪拌しながら処理し、上記処理物(2 )の分解
作用を促進する多種類のミネラルを予め坦持させたホー
ルド材からなる促進剤(3)を処理室(5)内で処理物
に接触又は撹拌混合させて処理する有機廃棄物処理方法
において、上記ミネラルが多種類の生物を燃焼させて灰
化させることによって抽出した生物ミネラルであり、ホ
ールド材として、モルタル又はコンクリートに、セラミ
ック原料である粘土に上記生物ミネラルを添加混練した
ものを成形乾燥し、高温処理によって焼成したセラミッ
クホールド材を粉砕し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂
状又は粉状の粉体としたもの、若しくは前記生物ミネラ
ルを混入したものを用いる有機廃棄物処理方法。 - 【請求項6】 廃棄物を収容処理する処理室(5)内に
有機廃棄物からなる処理物(2)を収容し、該処理物
(2)を攪拌しながら処理し、上記処理物(2)の分解
作用を促進する多種類のミネラルを予め坦持させたホー
ルド材からなる促進剤(3)を処理室(5)内で処理物
に接触又は撹拌混合させて処理する有機廃棄物処理方法
において、上記ミネラルが多種類の生物を燃焼させて灰
化させることによって抽出した生物ミネラルであり、ホ
ールド材として、プラスチックに対し、セラミック原料
である粘土に上記生物ミネラルを添加混練したものを成
形乾燥し、高温処理によって焼成したセラミックホール
ド材を粉砕し、砕石状の粒状体や微粉砕して砂状又は粉
状の粉体としたもの又は前記生物ミネラルを混入してプ
ラスチック成形したプラスチックホールド材を用いる有
機廃棄物処理方法。 - 【請求項7】 建物(9a)内に設置された複数の流
し台(9b)と処理室(5)を備えた処理装置(1)と
を導管(90),(91)を介して接続し、上記流し台
(9b)から排出される処理物(2)を集合させて前記
処理装置(1)によって一括処理する請求項1又は2又
は3又は4又は5又は6の有機廃棄物処理方法。 - 【請求項8】 流し台(9b)から排出される処理物
を粉砕するディスポーザ(9c)と、処理物(2)の脱
水を行う脱水装置(93)を導管(90),(91)に
接続して設けた請求項7の有機廃棄物処理。
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Cited By (1)
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