JP3300917B2 - カウンタ付き油圧式圧縮装置 - Google Patents

カウンタ付き油圧式圧縮装置

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JP3300917B2 JP29134196A JP29134196A JP3300917B2 JP 3300917 B2 JP3300917 B2 JP 3300917B2 JP 29134196 A JP29134196 A JP 29134196A JP 29134196 A JP29134196 A JP 29134196A JP 3300917 B2 JP3300917 B2 JP 3300917B2
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    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/14Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for joining or terminating cables

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電用の線径の太
い電線をスリーブを介して圧潰して接続する等において
使用する油圧式圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧縮装置Bは、図7に示
したように、下部を円筒部50aに形成し、上部に二股
ガイド壁50bを備え、該二股ガイド壁50bの頂部に
対向する顎部50cをもつシリンダ50と、該シリンダ
50の底部に蓋状に固定されるシリンダキャップ51
と、該シリンダキャップ51の上部にあって油圧で押し
上げるラム52と、該ラム52上に配置されてラム52
と共に上下動する下部ダイス53と、該下部ダイス53
と対向的にシリンダ50内に保持される上部ダイス54
と、上部ダイス54上にあって前記顎部50cに係合さ
れ、上部ダイス54の上動を抑えるヘッドキャップ55
とからなるものであって、作業時、シリンダ50の内部
に作動油を圧入し、ラム52を油圧で上動させることに
より下部ダイス53を押し上げ、上部ダイス54と下部
ダイス53間に挿入した被圧縮材wを圧縮加工するもの
である。
【0003】この圧縮加工時、ヘッドキャップ55には
上部ダイス54による強大な押上げ荷重が作用し、ヘッ
ドキャップ55は、さらに、シリンダ50の顎部50c
を強い圧力で押し上げるので、シリンダ50の顎部50
cが外方に反り、亀裂を生じて破断され、その破断片が
作業現場周辺に飛散するという危険性があった。このタ
イプの圧縮装置にあっては、100〜200トンの出力
を有するものが利用されることもあって、圧力荷重が大
きいため、破片等によって周辺に大きな影響を及ぼし易
く、このような危険性を回避するために、この圧縮装置
Bにおいては、特に、把手56を取り付けた板材による
飛散防止用のプロテクタ57を、顎部50cの亀裂が生
じ易い箇所の上下部分に、ボルト58により固着する補
強手段をとっている。
【0004】また、一般の携帯型油圧工具用として累積
圧縮回数を表示する度数計については、本出願人によ
り、特開平7−314289号公報に開示された発明が
出願されているが、この度数計は油圧感知部と回数表示
部とを一体に具備し、工具ボディに突出的に一端を螺着
する形に取り付けられており、比較的簡便で利便性があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら油圧式
圧縮装置の場合、利用圧縮回数が多くなるにしたがって
前記繰返し圧力荷重による金属疲労があり、前記のよう
なプロテクタの補強によっても破損は免れないが、装置
メーカー側からは使用上の注意として、使用年数等を表
示する場合があるにしても、使用者側においては、一般
には、その圧縮装置が破損するまで使用を続けることが
多い状況にあった。また一方において、何らかの事情
で、油圧ポンプ側のリリーフ弁の不作動になることがあ
り、過剰油圧力が装置に作用して破壊にまで至らずとし
てもその疲労を早めるため、使用回数にばらつきがでる
という問題があった。さらに、前記のような大径の電線
処理を行う機器であって重量があり、人力での移動が困
難な大型油圧装置の場合、カウンタを外部に設けると、
不用意な外部接触事故や汚染等の問題があって、そのた
めの適切な対応が望まれていた。
【0006】このような状況に鑑み、製品設計上では、
耐久試験を実施することにより、破壊までの回数がわか
るようになっており、圧縮装置の現在の累積使用回数が
わかれば、破壊するまでの使用可能回数を予測すること
ができることから、本発明は、圧縮装置の累積使用回数
を表示するカウンタを装置に付設することより作業者が
累積使用回数を確認でき、さらに、使用者側において実
際に使用する限度を設定し、装置の破損を的確に且つ未
然に避けられるようにすることを目的とする。
【0007】また、圧縮装置の異常な圧力負荷を防止で
き、装置本体の疲労が抑えられ、装置の使用可能回数に
対する信頼性が向上でき、さらにまた、カウンタの外部
物体との接触破損事故や汚染が防止でき取扱性や耐久性
を向上できるカウンタ付き油圧圧縮装置の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、シリンダに被圧縮材の圧縮を行う固定上
部ダイスと可動下部ダイスを収裝し、前記シリンダの底
部に固着したシリンダキャップと前記可動下部ダイスを
上下動させるラムとの間に下部油室を形設すると共に、
前記シリンダの内壁と前記ラムの側壁との間に側部油室
を形設し、方向弁切換えにより前記下部油室と前記側部
油室への圧油の供給切換えを行うことにより前記ラムの
上下動を行う油圧式圧縮装置において、インナーシリン
ダ内を摺動するピストンとスイッチとを備え、前記下部
油室の所定油圧力に対応して移動する前記ピストンによ
り前記スイッチを押して信号を発する油圧感知器を前記
シリンダキャップに貫設し、前記油圧感知器からの前記
信号を受けてその累積回数を液晶表示する圧縮回数表示
器を前記シリンダキャップの底面に前記油圧感知器と別
体に接合し、更に前記シリンダの底部を覆って該シリン
ダの破損時の破片の飛散を防止するプロテクタを取り付
け、該プロテクタの底面に穴を穿設して施栓し、随時、
前記圧縮回数表示器の表示回数の読み取りを可能にした
カウンタ付き油圧式圧縮装置を提案する。
【0009】また、前記側部油室と前記下部油室間に介
在すると共に前記下部油室の所定油圧力に対応して開弁
するリリーフバルブを前記ラムに貫設したカウンタ付き
油圧式圧縮装置を、さらに、前記側部油室と前記下部油
室間に介在すると共に前記側部油室の所定油圧力に対応
して開弁する安全弁を前記ラムに貫設したカウンタ付き
油圧式圧縮装置を、またさらに、前記プロテクタの代わ
りに、前記シリンダキャップの底部に、前記油圧感知器
と前記圧縮回数表示器とを覆う蓋体を螺着したカウンタ
付き油圧式圧縮装置を提案するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示す油圧圧縮装置Aにおい
ては、本体をなすシリンダ1は下部の円筒部1aと、側
縁間に横向きの素材挿通用開口2を設ける形に前記円筒
部1aから上方に延伸する左右一対のガイド壁部1b,
1bとからなり、左右のガイド壁部1b,1bの上部は
外方に膨らみをもたせた曲面とし、上端は内方に屈曲し
た形の顎部1cに形成してある。前記円筒部1aの内部
は下部を広径にした段付きの穴に形成して下方からラム
3を嵌挿し、シリンダ1の最下部には下方から底面に凹
部を形成したシリンダキャップ4を密閉的に螺入して前
記ラム3を受けるようにしてある。左右のガイド壁1
b,1b間の内部には上下一対に固定上部ダイス5と可
動下部ダイス6とを収裝するが、固定上部ダイス5はガ
イド壁部1bの内側にネジ止めしたストッパ7で支える
ようにし、可動下部ダイス6は側面に上下方向のガイド
溝8を設けて、前記ストッパ7をガイドとして上下動で
きるようにしてある。
【0011】また、シリンダ1の上部には上部ダイス5
の上面に近接して、キャップハンドル9aを備えるヘッ
ドキャップ9を着脱自在に取り付けるようにしてある。
即ち、このヘッドキャップ9は周面の両側を平行部にカ
ットしてあり、キャップハンドル9aを把持してヘッド
キャップ9の平行部を両ガイド壁1b,1b間に挿入
し、45°回転して円弧部をガイド壁1b,1bの顎部
1c,1cに係合させると共に、キャップハンドル9a
に取り付けたロックレバー10をシリンダ1側に係合さ
せることによりヘッドキャップ9の回り止めを施すよう
にしてある。
【0012】シリンダ1の円筒部1aの内壁面とラム3
の周面との間には段部1dを利用した側部油室11を設
け、また、ラム3とシリンダキャップ4間にはラム3の
下面側に形設した凹部を利用した下部油室12を設け、
前記側部油室11に対して作動油を供給する上部カップ
ラ13と前記下部油室12に作動油を供給する下部カッ
プラ14を、それぞれ円筒部1aの周壁に取り付けてあ
る。図示しない油圧源の油圧ポンプは2方向制御弁を備
えており、この2方向制御弁の操作により圧力作動油の
ポート即ちカップラ切換えができるようにしてある。
【0013】圧縮作業時においては、電線等被圧縮材W
をガイド壁1b,1b間の素材挿通用開口2を通して固
定上部ダイス5と可動下部ダイス6間に挿入し、油圧ポ
ンプからの圧力作動油を下部カップラ14を経由して下
部油室12に供給することにより、ラム3が上動し、側
部油室11の作動油は上部カップラ13を経由して油圧
ポンプ側のオイルタンクに戻る。従って、ラム3の上動
で可動下部ダイス6が上動し、対向する固定上部ダイス
5との間で被圧縮材Wを、例えば 700kgf/cm2の圧力で
圧縮する。圧縮作業が完了すると、油圧ポンプ側の2方
向制御弁の操作により、圧力作動油が上部カップラ13
を経由してラム3と円筒部1a間の側部油室11に供給
され、ラム3は例えば 250kgf/cm2 の圧力で下動される
ようにされ、ラム3の下の下部油室12の作動油は下部
カップラ14を経由してオイルタンクに戻され、可動下
部ダイス6が下動し、被圧縮材Wが解放される。
【0014】また、圧縮作業中、シリンダ1の顎部1c
には、下方からヘッドキャップ9を介して固定上部ダイ
ス5の圧力荷重がかかるが、この圧力荷重によりシリン
ダ1の顎部1cが破損した場合、この破損に伴って破片
の飛散するのを防止するため、図1のように、鋼板によ
る飛散防止用の上部プロテクタ15が左右ガイド壁1
b,1bの上部に一対に取り付けてある。この上部プロ
テクタ15は、左右のガイド壁1b,1bの上部にそれ
ぞれ跨坐する形の略門型の帯状体に形成され、横杆で接
続された把持部15aと顎部1cの上面に掛止する上部
掛止部15bと顎部1cの側面に密接してボルト止めさ
れる側部取付部15cとガイド壁1b側面に密接してボ
ルト止めされる下部取付部15dとからなっている。
【0015】そしてまた、シリンダ1の下部において
も、上方からラム3とシリンダキャップ4を介して下部
ダイス6の圧力荷重がかかるので、シリンダ1の円筒部
1aの下部部分破損による破片の飛散防止用として下部
プロテクタ16を取り付けてある。この下部プロテクタ
16は、シリンダ1の底部を覆う円板部16aと、この
円板部16aに連結部16bを介して連結される上部取
付部16cとからなり、上部取付部16cはシリンダ1
のガイド壁部1b,1bを抱える形に折り曲げられてガ
イド壁部1b,1bにボルト止めされ、また、連結部1
6bは適宜の箇所でシリンダ1にボルト止めさせてあ
る。
【0016】さらに、図2にも示すように、前記上部カ
ップラ13に接続するラム3とシリンダ1間の側部油室
11と前記下部カップラ14に接続する前記ラム3の下
の下部油室12との間を連絡するリリーフバルブ17を
ラム3に取り付けてある。このリリーフバルブ17は、
弁体17aをスプリング17bで下部油室12側に付勢
して弁口17cを塞いでおり、ラム3を押し上げる下部
油室12の作動油が、何らかの理由で、油圧ポンプ側に
設けられている図示しないリリーフ弁の例えば700kgf/c
m2 という作動設定圧力を越えて高くなったとき、例え
ば 750kgf/cm2の圧力で開弁して下部油室12の圧力作
動油を側部油室11と上部カップラ13とを経由して油
圧ポンプ側に戻す作用をなすものである。また、ラム3
の別箇所の側部には、同様に側部油室11と下部油室1
2とを連絡する安全弁18を設けてある。しかし、この
安全弁18は、前記のリリーフバルブ17とは逆に、弁
体18aをスプリング18bで側部油室11側に付勢し
て弁口18cを塞いでおり、側部油室11に圧力作動油
を供給してラム3を下降させて上下両ダイス5,6を離
間させる場合、所定圧力、例えば 250kgf/cm2 以上に油
圧力が上昇しないように側部油室11の高圧作動油を下
部油室12側を経由して油圧ポンプ側に戻す作用をなす
ものである。
【0017】そして、本発明では、油圧感知器19と圧
縮回数表示器20とからなるカウンタ21を一式として
シリンダキャップ4に備えてある。即ち、油圧感知器1
9は固定上部ダイス5と可動下部ダイス6とによる被圧
縮材Wの圧縮毎にその作動油の所定油圧力を感知して信
号を発するスイッチ装置であり、圧縮回数表示器20は
その信号を受けてその計数を累積表示する液晶表示器で
あって、図3の平面図及び図4の側面断面図に示すよう
に、圧縮回数表示器20はその外郭を抑える取付金具2
2の部分で、凹部に形成したシリンダキャップ4の底面
の略中央部にボルト止めしてある。この圧縮回数表示器
20とリード線23で電気接続された油圧感知器19は
シリンダキャップ4の同じ底面の端部寄り位置に貫通状
態で取り付けられ、一端のナット32の締め付けで固定
されている。
【0018】この油圧感知器19は、図5に示すよう
に、感知器本体24内の基部(図示上部)にインナーシ
リンダ25を螺入し、このインナーシリンダ25内に摺
動可能にピストン26を嵌挿させてある。ピストン26
は基端側に開口するバネホルダ27に内装されたスプリ
ング28に当接させ、基端側に付勢させてある。ピスト
ン26の両端はロッドに形成し、基端側のロッド26a
の端面はインナーシリンダ25と感知器本体24の細孔
を通して下部油室12の作動油に接触しており、先端側
のロッド26bはその先端がバネホルダ27を貫いて僅
かに外部に突出するようにしてある。
【0019】そして、ピストン26の先端側には、その
ロッド26bに近接してネジ蓋29で抑えているスペー
サ30を介してマイクロスイッチ31を保持してあり、
下部油室12の油圧力が、例えば、600kgf/cm2の圧力に
達した時にピストン26がスプリング28の付勢力に抗
して前進し、マイクロスイッチ31を押して信号を発す
るように設定してある。この信号を伝えるマイクロスイ
ッチ31からのリード線23は感知器本体24に穿設し
た壁孔から外部に引き出すようにしてある。なお、壁孔
内及びリード線23の外部露呈部分はシリコーン樹脂の
充填乃至被覆による保護処理を施してある。この感知器
本体24は、基端部外周面に雄ねじを刻設してナット3
2が取り付けられるようにしてあり、下方からシリンダ
キャップ4に穿設した孔部に挿入し、周面の段差部でシ
リンダキャップ4に係止させ、下部油室12側に突出し
た基端部にナット32を取り付けて締めることにより、
シリンダキャップ4に固定するようにしてある。
【0020】圧縮回数表示器20は、図3及び図4のよ
うに、ケース33とこのケース33に内装された液晶ユ
ニット34とからなり、液晶ユニット34の表示窓35
に表示される数字を読み取れるようになっている。そし
て、図示を省略するが、この液晶ユニット34は液晶板
と共に半導体素子と電源としてリチウム電池とを内蔵し
ている。
【0021】また、下部プロテクタ16の底部の円板部
16aの中央は上方に窪ませると共に穴36を穿設し、
この穴36を覗き穴として前記液晶ユニット34の表示
窓35を見ることができるようにしてあり、常時は、ゴ
ミの付着等汚染を防止するため、着脱自在にゴム栓37
を付すようにしてある。
【0022】この油圧式圧縮装置Aは以上のように構成
してあり、対向する固定上部ダイス5と可動下部ダイス
6間に被圧縮材Wを配置し、固定上部ダイス5上にヘッ
ドキャップ9を取り付けた後、油圧ポンプを作動させ、
下部カップラ14を経由して下部油室12に圧力作動油
を供給し、ラム3を押し上げることにより、被圧縮材W
を固定上部ダイス5と可動下部ダイス6間で、例えば、
700kgf/cm2の設定圧力で圧縮することができる。この圧
縮作業時、下部油室12の作動油が、例えば、600kgf/c
m2の圧力に達すると油圧感知器19のピストン26が基
端側より押圧され、スプリング28の付勢力に抗して先
端側に移動し、マイクロスイッチ31を押してONと
し、その信号をリード線23を経由して液晶ユニット3
4に送り、その表示窓35に更新累積回数を表示する。
【0023】なお、油圧式圧縮装置について規則的に保
守点検が行われている場合には、図6に示したように、
シリンダーキャップ4の下部内側に剛性のある蓋体38
を螺合的に取付けてカウンタの一式を密封し、油圧感知
器19や圧縮回数表示器20の汚染や不用意な物体接触
による破損事故等を万全に防止すると共に、下部プロテ
クタ39としても、前記の下部プロテクタ16の場合の
ように覗き穴36を設けず、平板状に形成することがで
き、前記の累積使用回数の確認は、装置の計画的な保守
点検の一環として、装置の部分解体または全面解体を行
う際に行うようにすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明は、油圧式圧縮装
置に使用回数を示すカウンタを備えるようにしたので、
装置の使用回数を管理することができ、また、破壊する
前に、工具を交換することができるので、危険を防止で
きるという効果を奏する。また、カウンタの油圧感知器
と回数表示器を別体として装置の底部のシリンダキャッ
プに取り付け、さらには、プロテクタの内側乃至固定蓋
体の内側に内装的に配設するようにしたので、装置の移
動や作業にあたって殆ど邪魔にならず、また、ゴミその
他による汚染防止あるいは他の外部固形物との接触によ
る破損等の事故を防止でき、装置の取扱性や耐久性を向
上させるという効果を奏する。さらには、ラムを上下動
する下部油室と側部油室間に介在するリリーフバルブと
安全弁をラムに貫設したので、装置にかかる異常負荷を
回避できて耐久性が向上すると共にカウンタによる装置
使用回数の予測信頼性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカウンタ付き油圧式圧縮装置の側面断
面図である。
【図2】図1の油圧式圧縮装置におけるのラムの側面断
面図である。
【図3】図1の油圧式圧縮装置の底面図である。
【図4】図1の油圧式圧縮装置におけるシリンダキャッ
プの側面断面図である。
【図5】図1の油圧式圧縮装置における油圧感知器の側
面断面図である。
【図6】本発明の別の実施例のカウンタ付き油圧式圧縮
装置の下部を示す部分側面断面図である。
【図7】従来の油圧式圧縮装置の側面断面図である。
【符号の説明】
A 油圧式圧縮装置 1 シリンダ 2 素材挿通用開口 3 ラム 4 シリンダキャップ 5 固定上部ダイス 6 可動下部ダイス 7 ストッパ 8 ガイド溝 9 ヘッドキャップ 10 ロックレバー 11 側部油室 12 下部油室 13 上部カップラ 14 下部カップラ 15 上部プロテクタ 16 下部プロテクタ 17 リリーフバルブ 18 安全弁 19 油圧感知器 20 圧縮回数表示器 21 カウンタ 22 取付金具 23 リード線 24 感知器本体 25 インナーシリンダ 26 ピストン 27 バネホルダ 28 スプリング 29 ネジ蓋 30 スペーサ 31 マイクロスイッチ 32 ナット 33 ケース 34 液晶ユニット 35 表示窓 36 穴 37 ゴム栓 38 蓋体 39 下部プロテクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 1/32 B30B 15/00 B30B 15/16 H01R 43/048 B21D 39/04 B25F 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに被圧縮材の圧縮を行う固定上
    部ダイスと可動下部ダイスを収裝し、前記シリンダの底
    部に固着したシリンダキャップと前記可動下部ダイスを
    上下動させるラムとの間に下部油室を形設すると共に、
    前記シリンダの内壁と前記ラムの側壁との間に側部油室
    を形設し、方向弁切換えにより前記下部油室と前記側部
    油室への圧油の供給切換えを行うことにより前記ラムの
    上下動を行う油圧式圧縮装置において、 インナーシリンダ内を摺動するピストンとスイッチとを
    備え、前記下部油室の所定油圧力に対応して移動する前
    記ピストンにより前記スイッチを押して信号を発する油
    圧感知器を前記シリンダキャップに貫設し、前記油圧感
    知器からの前記信号を受けてその累積回数を液晶表示す
    る圧縮回数表示器を前記シリンダキャップの底面に前記
    油圧感知器と別体に接合し、 更に前記シリンダの底部を覆って該シリンダの破損時の
    破片の飛散を防止するプロテクタを取り付け、該プロテ
    クタの底面に穴を穿設して施栓し、随時、前記圧縮回数
    表示器の表示回数の読み取りを可能にしたことを特徴と
    するカウンタ付き油圧式圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記側部油室と前記下部油室間に介在す
    ると共に前記下部油室の所定油圧力に対応して開弁する
    リリーフバルブを、前記ラムに貫設したことを特徴とす
    る請求項1に記載のカウンタ付き油圧式圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記側部油室と前記下部油室間に介在す
    ると共に前記側部油室の所定油圧力に対応して開弁する
    安全弁を前記ラムに貫設したことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のカウンタ付き油圧式圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記プロテクタの代わりに、前記シリン
    ダキャップの底部に、前記油圧感知器と前記圧縮回数表
    示器とを覆う蓋体を螺着したことを特徴とする、請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載のカウンタ付き油圧式圧
    縮装置。
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