JP3300228B2 - 画像通信システム - Google Patents

画像通信システム

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JP3300228B2
JP3300228B2 JP11155296A JP11155296A JP3300228B2 JP 3300228 B2 JP3300228 B2 JP 3300228B2 JP 11155296 A JP11155296 A JP 11155296A JP 11155296 A JP11155296 A JP 11155296A JP 3300228 B2 JP3300228 B2 JP 3300228B2
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像を所定の
ネットワークで送信する画像通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マルチメディアについての関心
が、コンピュータ、通信、または放送等の境界を越えて
急速に高まっている。特に、詳細な情報を正確に伝達す
るためには、最終的に視覚認識することで多くの情報を
伝達することが望ましい。このような目的で様々な技術
が開発されつつある動画像通信は、一般に、テレビカメ
ラで撮像された動画像(以下「撮像画像」と略す)や、
アニメーション等の動画像を所定のネットワークを通じ
てデータ通信し遠隔地でモニタするものであり、例えば
テレビ会議システム、電子テレビジョンシステム等の放
送、あるいは撮像対象の空間における異常事態等の発見
を目的とする監視装置等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、画像データは
処理すべきデータ量が極めて多く、例えばモニタ受信と
して通常のNTSC方式のテレビモニタを使用する場合
は、瞬間の画像で768×525ドットであるため、か
かるデータを送信して動画像を得る場合は、データ送信
速度を可及的に速めればよい。しかしながら、実際に
は、例えば公衆電話回線を用いて画像データ通信を行う
場合、使用される変復調装置(MODEM)はデータ転
送レート(ボーレート)が通常は速くても28,800
bpsであり、データ送信の高速化には制限がある。特
に、上述のような動画像通信の場合、データ伝送速度が
遅いと、リアルタイムで圧縮した画像を転送することが
できなくなったり、画像の欠落(コマ落ち)等が発生し
たりしていた。これらの問題を回避するためには、従
来、動画像の圧縮コマ数を減らしたり、トラフィックの
少ない高速のネットワークで接続することにより解決し
ていた。
【0004】しかしながら、コマ数を落とすと、動画像
が非連続のいわゆるコマ切れ状態となって極めてぎこち
なく不自然な動画像しか得られない結果となってしま
い、またトラフィックの少ない高速のネットワークで接
続するには設備コストの上昇といった問題点があった。
【0005】そこで、この発明の課題は、コマ数を落と
したり、トラフィックの少ない高速のネットワーク接続
を要求することなく、高速かつ経済的な画像通信システ
ムを提供することにある。
【0006】また、監視装置やテレビ会議システムの場
合、固定した位置の撮像画像だけでは期待する情報のす
べてを得ることができない場合があり、この場合、撮像
画像を上下左右に移動させたいといった要求がある。こ
のような要求に答えるために、従来、撮像現場でテレビ
カメラの首を上下左右の任意の方向に回動させることが
行われていた。この場合、駆動モータ、回動力を伝達す
る複数のギヤ等、回動のための種々の機械構造を必要と
していたため、構造が複雑になり、高価で且つスペース
効率が悪いという問題をはらんでいた。
【0007】そこで、この発明の課題は、テレビカメラ
の首振りのための複雑な機械構造を必要とすることな
く、モニタする撮像画像を操作者の希望通り上下左右に
移動させ得る画像通信システムを提供することにもあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、動画像データを処理する動画
像データ送信部と、前記動画像データ送信部に所定のネ
ットワークを通じて接続された監視部とを備え、前記動
画像データ送信部は、動画像データの全領域のうち任意
の切り出し画像領域の位置を限定する切り出し位置制御
部と、前記切り出し位置制御部によって限定された切り
出し画像領域に対応する動画像データを圧縮処理する圧
縮ユニットと、前記圧縮ユニットで圧縮された動画像圧
縮データをネットワークに送出する通信制御部とを備え
ることで、一部の切り出し画像領域のみを伝送し、伝送
速度を飛躍的に高めるものである。
【0009】
【0010】特に、前記監視部は、前記ネットワークを
通じて受信した動画像圧縮データを所定の形式の動画像
データに伸張する伸張処理部と、前記伸張処理部で伸張
された動画像データに基づいて動画像を画面表示する端
末機と、前記端末機に画面表示された切り出し画像に対
して受信したい任意の切り出し画像領域の位置を指定入
力する入力装置とを備えるものである。
【0011】そして、前記動画像データ送信部の前記切
り出し位置制御部は、動画像データの全領域において前
記切り出し画像領域の位置を前記監視部の前記入力装置
で指定入力された切り出し画像領域に対応するよう変化
させる手段を有するものである。
【0012】請求項に記載の発明は、前記動画像デー
タ送信部は、前記切り出し画像領域を予め定められた規
律に従って所定の方向に順次走査させ、最大画像領域の
すべてを時間差的に移動するよう制御する制御部を有す
るものである。
【0013】請求項に記載の発明は、動画像データ送
信部に、撮像対象の動画像を撮像するテレビカメラが設
けられ、前記テレビカメラに広角レンズが取り付けられ
たものである。
【0014】請求項4及び請求項5に記載の発明は、圧
縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮するもの
であって、前記切り出し画像領域毎の前後の画像情報と
現在の画像情報の差分だけを伝送する際に、画像切り出
し位置の移動を圧縮ユニットの動き補償の予測範囲内で
制御を行うものである。
【0015】請求項6及び請求項7に記載の発明は、圧
縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮するもの
であって、前記切り出し画像領域毎の時間軸近傍の画像
と現在の画像情報の差分情報を演算する差分演算手段を
備え、該差分演算手段に対して画像切り出し位置の移動
情報を与えるよう制御するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施形態の
画像通信システムの切り出し画像の概念を示す図、図2
はこの画像通信システムの全体を示す概念図である。こ
の画像通信システムは、例えばテレビ会議やデジタル画
像放送等の動画像通信に係るものであって、テレビカメ
ラで撮像等して得られた高画質の画像に所定の圧縮操作
を加えることでデータの容量を低減し、ローカル・エリ
ア・ネットワークや公衆電話回線等の汎用ネットワーク
を通じてデータを送信した後、送信された圧縮データを
伸張して、一般的なパーソナル・コンピュータ等の所定
の端末機で画像を視認するものである。そして、特にこ
の実施形態では、図1のように、最初に得られた最大画
像領域Gaのうち一部の切り出し画像領域Gpに限定し
てデータ通信を行うことによって、ネットワーク上で送
信するデータの容量を低減して伝送速度を速め、受け取
る側での動画像の動きをスムーズにするものである。
【0017】具体的には、この画像通信システムは、図
2の如く、テレビカメラ11と、このテレビカメラ11
で撮像された撮像画像を処理する動画像データ送信部1
と、この動画像データ送信部1に公衆電話回線等の汎用
のネットワーク2を通じて接続された監視部3とから構
成される。
【0018】動画像データ送信部1は、撮像対象に向け
て設置された一般的なテレビカメラ11から送出された
ビデオ信号をデジタル信号に変換するビデオ信号デコー
ダ12と、このビデオ信号デコーダ12からのデジタル
信号を符号化してデータ圧縮(エンコード)する圧縮ユ
ニット13と、ビデオ信号デコーダ12からのデータの
うち送信すべき画像領域に対応する切り出しデータのみ
を指定して圧縮ユニット13に伝達する切り出し位置制
御部14と、ネットワーク2との間で各種データの受発
信を行う通信制御部15と、これらの各部を制御するた
めのCPU16(制御部)を備える。
【0019】ビデオ信号デコーダ12には、テレビカメ
ラ11から送出されるNTSC信号が常時入力される。
NTSC信号は、カラーテレビ信号の伝送形式において
標準的な方式であるNTSC方式にもとづくカラーの画
像信号であり、輝度信号と2種類の色差信号の3成分を
有している。ビデオ信号デコーダ12は、アナログ形式
のNTSC信号を標本化及び量子化してデジタル形式の
信号へと変換する。また、このビデオ信号デコーダ12
は、信号出力に同期したタイミング同期信号HSyn
c,VSyncを抽出して、後述の切り出し位置制御部
14に出力する。ここで、第1のタイミング同期信号H
Syncは、ビデオ信号デコーダ12からの出力信号の
うち、図4における水平方向(第1の走査方向)のドッ
ト単位のデータ出力に同期して発せられるタイミング信
号であり、また、第2のタイミング同期信号VSync
は、ビデオ信号デコーダ12からの出力信号のうち、図
4における垂直方向(第2の走査方向)のライン単位の
データ出力に同期して発せられるタイミング信号であ
る。
【0020】圧縮ユニット13は、例えば一般的なJP
EG方式で動画像を圧縮処理するためのものであって、
入力されたデジタル形式のNTSC信号を例えばRGB
表色系の色空間上の各成分濃度に表現し(色空間変
換)、この色空間上の成分を周波数空間における成分で
ある周波数変換係数(周波数空間変換)へと変換した
後、画面上の直交する2つの走査方向に沿ってマトリッ
クス状に配列されたブロック毎に分割し、2次元離散コ
サイン変換等の所定の符号化処理を施すものである。た
だし、色空間変換、周波数空間変換、及び符号化のいず
れの段階についても、後述の切り出し位置制御部14で
指定された一部の領域についてのみそれぞれの変換処理
を施す。
【0021】切り出し位置制御部14は、図3の如く、
テレビカメラ11で撮像画像データのうち水平方向の領
域指定を行う水平ドット管理ユニット21と、同じく垂
直方向の領域指定を行う垂直ライン管理ユニット22
と、これら水平ドット管理ユニット21及び垂直ライン
管理ユニット22の出力に基づいて圧縮ユニット13で
処理される各データが有効かどうかを圧縮ユニット13
に伝達する有効画素選択回路23を備えてなる。
【0022】水平ドット管理ユニット21は、ビデオ信
号デコーダ12が圧縮ユニット13に対して出力する信
号において、撮像画像の水平方向に走査するドット単位
の出力信号に同期して抽出される第1のタイミング同期
信号HSyncに基づいて、ビデオ信号デコーダ12の
出力ドット数をカウントする水平ドット数カウンタ31
と、ここでカウントしたもののうち撮像画像の全領域中
で切り出したい領域に関してのみカウント動作を行う水
平切り出しデータカウント部32とを備える。なお、水
平ドット数カウンタ31に対する第1のタイミング同期
信号HSyncのデータ受信を可能とすべく、この第1
のタイミング同期信号HSyncと平行して波形整形用
の発振器PLLを設けている。
【0023】ここで、水平切り出しデータカウント部3
2は、図3及び図4の如く、撮像画像の全領域に係る水
平方向の全ドット周期H1を上限として水平ドット数カ
ウンタ31から与えられた信号をカウントする水平ドッ
ト周期カウンタ33と、切り出したい画像領域の全ドッ
ト周期H1に対する位置ずれドット数(遅延ドット数)
H2を上限として水平ドット数カウンタ31から与えら
れた信号をカウントする水平有効ドット遅延カウンタ3
4と、切り出したい画像領域の有効ドット数H3を上限
として水平ドット数カウンタ31から与えられた信号を
カウントする水平有効ドット数カウンタ35とを備え
る。
【0024】垂直ライン管理ユニット22は、ビデオ信
号デコーダ12が圧縮ユニット13に対して出力する信
号において、撮像画像の垂直方向に走査するライン単位
の出力信号に同期して抽出される第2のタイミング同期
信号VSyncに基づいて、ビデオ信号デコーダ12の
出力ライン数をカウントする垂直ライン数カウンタ41
と、ここでカウントしたもののうち撮像画像の全領域中
で切り出したい領域に関してのみカウント動作を行う垂
直切り出しデータカウント部42とを備える。
【0025】ここで、垂直切り出しデータカウント部4
2は、撮像画像の全領域に係る垂直方向の全ライン周期
V1を上限として垂直ライン数カウンタ41から与えら
れた信号をカウントする垂直ライン周期カウンタ43
と、切り出したい画像領域の全ライン周期V1に対する
位置ずれライン数(遅延ライン数)V2を上限として垂
直ライン数カウンタ41から与えられた信号をカウント
する垂直有効ライン遅延カウンタ44と、切り出したい
画像領域の有効ライン数V3を上限として垂直ライン数
カウンタ41から与えられた信号をカウントする垂直有
効ライン数カウンタ45とを備える。
【0026】なお、切り出し位置制御部14において、
水平ドット周期カウンタ33に係る全ドット周期H1、
及び垂直ライン周期カウンタ43に係る全ライン周期V
1は、使用されるテレビカメラ11の撮像画像の大きさ
や監視部3側(図2)の端末機57のディスプレイ画面
の大きさによって予め決定されているものであり、ま
た、水平有効ドット数カウンタ35に係る有効ドット数
H3及び垂直有効ライン数カウンタ45に係る有効ライ
ン数V3は、期待すべき伝送速度によって予め決定され
ているものである。図1に示した具体例では、おおよそ
次式(1)(2)がそれぞれ成立するように設定されて
いる。
【0027】H1=3×H3 …(1) V1=3×V3 …(2) また、水平有効ドット遅延カウンタ34及び垂直有効ラ
イン遅延カウンタ44に係る遅延ドット数H2及び遅延
ライン数V2は、ネットワーク2、通信制御部15及び
CPU16を通じて後述の監視部3側の端末機57から
与えられる。
【0028】通信制御部15は、圧縮ユニット13から
の信号の出力タイミングを調整する圧縮データバッファ
51と、この圧縮データバッファ51からのデータをネ
ットワーク2に伝送できるように変調する変復調装置
(MODEM)52と、DSU等のインターフェイス
(NCU)53とを備えた一般的なものである。
【0029】CPU16は、各部の制御の他、MODE
M52との間、及び切り出し位置制御部14との間でデ
ータの送受信を行って、監視部3から指定された切り出
し位置データを水平ドット管理ユニット21及び垂直ラ
イン管理ユニット22に伝達する機能を有している。
【0030】監視部3は、図2の如く、ネットワーク2
との間で各種データの受発信を行う通信制御部55と、
ネットワーク2を通じて通信制御部55で得られた画像
圧縮データを伸張(デコード)する伸張処理部56と、
伸張処理部56で伸張された画像データを表示するとと
もにディスプレイ画面上で切り出したい画像領域を指定
するための端末機57とを備える。
【0031】ここで、伸張処理部56は、切り出し位置
制御部14でのデータ圧縮処理と逆の手順で動画像デー
タの伸張を行うものであって、一般的なMPEG方式に
準拠して伸張処理が施される。
【0032】また、端末機57における切り出し画像領
域の指定は、キーボード装置やマウス等の入力装置58
を操作し画面上のカーソルを動かして行う。ここで指定
したデータは、遅延ドット数H2及び遅延ライン数V2
として通信制御部55に送出され、ネットワーク2を通
じて動画像データ送信部1の切り出し位置制御部14に
送信される。
【0033】上記構成の画像通信システムの動作を説明
する。まず、図2の如く、監視部3側での操作者は、端
末機57のキーボード装置やマウス等の入力装置58を
操作し、画面上のカーソルを動かして切り出し画像領域
の指定を行う。このときの切り出し画像領域の位置は、
通信制御部55、ネットワーク2及び動画像データ送信
部1側の通信制御部15を経てCPU16に送信され、
水平ドット管理ユニット21の水平有効ドット遅延カウ
ンタ34の上限値である「遅延ドット数H2」、及び垂
直ライン管理ユニット22の垂直有効ライン遅延カウン
タ44の上限値である「遅延ライン数V2」として認識
される。
【0034】この状態で、テレビカメラ11から送出さ
れたNTSC形式のビデオ信号は、ビデオ信号デコーダ
12によって、デジタル画像データを復調し、かかるデ
ジタル信号を圧縮ユニット13に送出する。また、この
ときのデジタル信号の送出から、水平ドット管理ユニッ
ト21の水平ドット数カウンタ31及び垂直ライン管理
ユニット22の垂直ライン数カウンタ41は第1のタイ
ミング同期信号HSyncを抽出し、また垂直ライン管
理ユニット22の垂直ライン数カウンタ41は第2のタ
イミング同期信号VSyncを抽出する。これと平行し
て、基本的な動作タイミングを規律するクロック信号C
LKがPLLを介して水平ドット数カウンタ31に与え
られる。
【0035】ここで、水平切り出しデータカウント部3
2の水平ドット周期カウンタ33及び水平有効ドット遅
延カウンタ34は、水平ドット数カウンタ31のドット
毎の第1のタイミング同期信号HSyncについてのカ
ウント動作に同期してCPU16の指示に基づいてカウ
ント動作を開始する。同時に、垂直切り出しデータカウ
ント部42の垂直ライン周期カウンタ43及び垂直有効
ライン遅延カウンタ44は、垂直ライン数カウンタ41
のライン毎の第2のタイミング同期信号VSyncにつ
いてのカウント動作に同期してCPU16の指示に基づ
いてカウント動作を開始する。
【0036】そして、水平切り出しデータカウント部3
2は、水平有効ドット遅延カウンタ34のカウント結果
が上限の「遅延ドット数H2」に達したら、その旨を
「遅延完了信号Sh1(図4参照)」として有効画素選
択回路23に出力し、水平有効ドット遅延カウンタ34
はカウント動作を停止するとともに、次いで水平有効ド
ット数カウンタ35がカウント動作を開始する。なお、
水平ドット周期カウンタ33はカウント動作をそのまま
継続する。そして、水平有効ドット数カウンタ35のカ
ウント結果が上限の「有効ドット数H3」に達したら、
その旨を「有効領域完了信号Sh2(図4参照)」とし
て有効画素選択回路23に出力し、水平有効ドット数カ
ウンタ35はカウント動作を停止する。なお、水平ドッ
ト周期カウンタ33はカウント動作をそのまま継続す
る。そして、水平ドット周期カウンタ33のカウント結
果が上限の「全ドット周期H1」に達したら、各カウン
タ33,34,35のカウント値をゼロデフォルトし、
再び初期状態に戻って、水平ドット周期カウンタ33及
び水平有効ドット遅延カウンタ34でのカウント動作を
再開する。
【0037】一方、垂直切り出しデータカウント部42
は、垂直有効ライン遅延カウンタ44のカウント結果が
上限の「遅延ライン数V2」に達したら、その旨を「遅
延完了信号Sv1(図4参照)」として有効画素選択回
路23に出力し、垂直有効ライン遅延カウンタ44はカ
ウント動作を停止するとともに、次いで垂直有効ライン
数カウンタ45がカウント動作を開始する。なお、垂直
ライン周期カウンタ43はカウント動作をそのまま継続
する。そして、垂直有効ライン数カウンタ45のカウン
ト結果が上限の「有効ライン数V3」に達したら、その
旨を「有効領域完了信号Sv2(図4参照)」として有
効画素選択回路23に出力し、垂直有効ライン数カウン
タ45はカウント動作を停止する。なお、垂直ライン周
期カウンタ43はカウント動作をそのまま継続する。そ
して、垂直ライン周期カウンタ43のカウント結果が上
限の「全ライン周期V1」に達したら、各カウンタ4
3,44,45のカウント値をゼロデフォルトし、再び
初期状態に戻って、垂直ライン周期カウンタ43及び垂
直有効ライン遅延カウンタ44でのカウント動作を再開
する。
【0038】ここで、監視部3側の操作者が指定した切
り出し画像領域Gpは、図4を見れば解る通り、最大画
像領域Ga中にあって、「遅延完了信号Sh1」が発せ
られてから「有効領域完了信号Sh2」が発せられるま
での間(Rh)で、且つ「遅延完了信号Sv1」が発せ
られてから「有効領域完了信号Sv2」が発せられるま
での間(Rv)の領域に限られるため、有効画素選択回
路23では、Rhの状態で且つRvの状態であることを
検知したときのみ、圧縮ユニット13の圧縮動作を許可
する。その結果、切り出し画像領域Gpに対応した画像
圧縮データのみが、通信制御部15及びネットワーク2
を通じて監視部3へ送信され、伸張処理部56でデータ
伸張処理が行われた後、端末機57のディスプレイ画面
に表示される。
【0039】ここで、圧縮方式としてMPEG/H26
1方式を採用する場合、時間軸方向で近傍の画像と現在
の画像とを比較し、画像情報の差分のみを伝送すること
により、圧縮後のデータ量を少なくできる。この実施形
態の画像通信システムの場合、静止画像を伝送するとき
でも、画像を切り出し、且つ切り出し位置を変化させな
がら伝送するため、画像全体が動いている状態となって
しまう。MPEG/H261のような圧縮方式では、画
像移動があまりに多いと画像情報の差分を送らずに、入
力画像をそのままの圧縮データで画像を送ることにな
り、伝送データ量が多くなってしまうといった不具合が
発生してしまう。このとき、圧縮ユニットの動き補償の
予測範囲内での切り出し画像移動とすることにより画像
情報の差分の伝送とすることができる。
【0040】また、圧縮方式としてMPEG/H261
方式を採用する場合に、画像情報の差分データ抽出に複
雑な演算を必要であり、また演算に要する時間も多大と
なる。この場合、切り出し画像の移動情報を画像情報の
図示しない差分演算回路に与えることにより、演算速度
を速くすることができる。
【0041】以上のようにして、操作者は、ディスプレ
イ画面中において所望の位置のモニタを行うことができ
る。また、切り出し画像領域Gpを変更したい場合、端
末機57のキーボード装置やマウス等の入力装置58を
操作し、画面上のカーソルを任意に移動させて切り出し
画像領域の指定を行えば、このときの切り出し画像領域
の位置が、通信制御部55、ネットワーク2及び動画像
データ送信部1側の通信制御部15を経てCPU16に
送信すれば、上述した動作と同様にして、変更後の任意
の位置で画像を切り出すことが可能である。
【0042】このように、最大画像領域Gaを受信する
のではなく、そのうちの一部の切り出し画像領域Gpの
みを受信するので、ネットワークのトラフィックを緩和
し、高速に画像を転送し、動画像にした場合のコマ落ち
も防止でき、しかも安価にシステムを構成できる。
【0043】なお、上記の例では、有効ドット数H3及
び有効ライン数V3を固有の値としてデフォルト登録し
ておき、監視部3側では遅延ドット数H2及び遅延ライ
ン数V2のみを指定できるようにしていたが、遅延ドッ
ト数H2及び遅延ライン数V2に加えて、有効ドット数
H3及び有効ライン数V3をも監視部3側できるように
してもよい。
【0044】あるいは、上記の例では、監視部3側で操
作者がディスプレイ画面上で位置指定を行うことで、動
画像データ送信部1での切り出し画像領域Gpの位置を
設定していたが、図5及び図6のように、CPU16の
制御によって、動画像データ送信部1側で、水平有効ド
ット遅延カウンタ34及び垂直有効ライン遅延カウンタ
44における遅延ドット数H2及び遅延ライン数V2を
リニアに変化(インクリメント)させることにより、切
り出し画像領域Gpを予め定められた規律に従って所定
の方向に順次走査させることができ、テレビカメラ11
で写した最大画像領域Gaを時間差的に転送することが
できる。なお、図5は切り出し画像領域Gpを自動的に
横方向に走査させる例、図6は切り出し画像領域Gpを
自動的にたて方向に走査させる例である。いずれの例
も、最大画像領域Ga中において、(1a)〜(1b)
…(2a)〜(2b)…(3a)〜(3b)の順に、一
定の移動規則に従って切り出し画像領域Gpが最大画像
領域Gaのすべてを時間差的に移動するものである。
【0045】さらに、テレビカメラ11として、視野範
囲が約60度以上に設定された広角レンズを備えた広角
カメラを使用すれば、そのうちの一部の切り出し画像領
域Gpのみを切り出しても、監視部3でのモニタに耐え
得る程度に十分に広い領域の画像を得ることができる。
したがって、撮像対象の空間における異常事態等の発見
を目的とする監視装置や、テレビ会議システムの分野
に、上述した画像通信システムを適用すれば、監視部3
側で切り出し画像領域Gpの位置を指定するだけで、操
作者にとって望ましいアングルの撮像画像を得ることが
できる。特に、従来のように、テレビカメラの首振りの
ための複雑な機械構造を必要とすることなく、モニタす
る撮像画像を操作者の希望通り上下左右に移動させるこ
とができるので、駆動モータや複数のギヤ等の回動のた
めの種々の機械構造を省略できる分、安価で且つスペー
ス効率の良い画像通信システムを提供できる。
【0046】さらにまた、上記各実施形態において、圧
縮ユニット13は、例として2次元離散コサイン変換処
理を施すものとして記述したが、マルコフモデル符号
化、ハフマン符号化、またはサブバンド符号化等、いか
なる画像データ圧縮技術を用いてもよいことは勿論であ
る。
【0047】また、上記の例では、ネットワーク2とし
て公衆電話回線の例を挙げたが、高速ネットワーク回線
であってもよく、この場合は、MODEM52は不要と
なる。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7に記載の発明によ
れば、切り出し位置制御部によって、動画像データの全
領域のうち任意の切り出し画像領域の位置を限定し、か
かる一部の領域のみを圧縮して伝送するので、伝送速度
を飛躍的に高めることができる。したがって、ネットワ
ークのトラフィックを緩和でき、また高速に画像を転送
することで動画像にした場合のコマ落ちも防止できる。
【0049】そして、動画像データの全領域において前
記切り出し画像領域の位置を変化させれば、動画像デー
タの全領域について時間差的に転送することができる。
【0050】特に、請求項に記載の発明によれば、監
視部側の入力装置で指定入力した任意の切り出し画像領
域について、動画像データ送信部からデータを伝送でき
る構成としているので、操作者の希望する任意の切り出
し画像を自由に受信することができる。
【0051】請求項に記載の発明によれば、操作者が
特定の操作を行うことなく、自動的に最大画像領域のす
べてを時間差的に移動することができる。
【0052】請求項に記載の発明によれば、テレビカ
メラに特定の首振り機構を使用しなくても、テレビカメ
ラの視野範囲を広角レンズで拡大し、この拡大した最大
画像領域内で切り出し画像領域を移動させることで、モ
ニタ対象を変化させることができ、複雑な機械構造を必
要としない分、安価な画像通信システムを実現できる。
【0053】請求項4及び請求項5に記載の発明によれ
ば、圧縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮す
るものである場合、画像切り出し位置の移動を圧縮ユニ
ットの動き補償の予測範囲内で制御を行っているので、
切り出し画像領域毎の前後の画像情報と現在の画像情報
の差分だけを容易に伝送することができ、伝送データ量
を少なくして伝送速度を速めることができる。
【0054】請求項6及び請求項7に記載の発明によれ
ば、圧縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮す
るものである場合、差分演算手段に対して画像切り出し
位置の移動情報を与えるよう制御しているので、切り出
し画像領域毎の時間軸近傍の画像と現在の画像情報の差
分情報を容易に演算することができ、演算速度を速くす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施形態の画像通信システムの
切り出し画像を示す図である。
【図2】この発明の一の実施形態の画像通信システムの
全体を示すブロック図である。
【図3】この発明の一の実施形態の動画像データ送信部
を示すブロック図である。
【図4】この発明の一の実施形態の画像通信システムの
切り出し画像の概念を示す図である。
【図5】この発明の画像通信システムの切り出し画像の
他の例を示す図である。
【図6】この発明の画像通信システムの切り出し画像の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 動画像データ送信部 2 ネットワーク 3 監視部 11 テレビカメラ 12 ビデオ信号デコーダ 13 圧縮ユニット 14 切り出し位置制御部 15 通信制御部 16 CPU 21 水平ドット管理ユニット 22 垂直ライン管理ユニット 23 有効画素選択回路 31 水平ドット数カウンタ 32 水平切り出しデータカウント部 33 水平ドット周期カウンタ 34 水平有効ドット遅延カウンタ 35 水平有効ドット数カウンタ 41 垂直ライン数カウンタ 42 垂直切り出しデータカウント部 43 垂直ライン周期カウンタ 44 垂直有効ライン遅延カウンタ 45 垂直有効ライン数カウンタ 51 圧縮データバッファ 52 MODEM 53 NCU 55 通信制御部 56 伸張処理部 57 端末機 H1 全ドット周期 H2 遅延ドット数 H3 有効ドット数 HSync,VSync タイミング同期信号 HSync タイミング同期信号 HSync 第1のタイミング同期信号 PLL 発振器 V1 全ライン周期 V2 遅延ライン数 V3 有効ライン数 VSync 第2のタイミング同期信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−68241(JP,A) 特開 平2−214392(JP,A) 特開 昭64−55674(JP,A) 特開 平5−292498(JP,A) 特開 平6−153191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/30 H03M 7/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データを処理する動画像データ送
    信部と、 前記動画像データ送信部に所定のネットワークを通じて
    接続された監視部とを備え、 前記動画像データ送信部は、 動画像データの全領域のうち任意の切り出し画像領域の
    位置を限定する切り出し位置制御部と、 前記切り出し位置制御部によって限定された切り出し画
    像領域に対応する動画像データを圧縮処理する圧縮ユニ
    ットと、 前記圧縮ユニットで圧縮された動画像圧縮データをネッ
    トワークに送出する通信制御部とを備え、前記監視部は、 前記ネットワークを通じて受信した動画像圧縮データを
    所定の形式の動画像データに伸張する伸張処理部と、 前記伸張処理部で伸張された動画像データに基づいて動
    画像を画面表示する端末機と、 前記端末機に画面表示された切り出し画像に対して受信
    したい任意の切り出し画像領域の位置を指定入力する入
    力装置とを備え、 前記動画像データ送信部の前記切り出し位置制御部は、
    動画像データの全領域において前記切り出し画像領域の
    位置を前記監視部の前記入力装置で指定入力された切り
    出し画像領域に対応するよう変化させる手段を有するこ
    とを特徴とする画像通信システム。
  2. 【請求項2】 動画像データを処理する動画像データ送
    信部と、 前記動画像データ送信部に所定のネットワークを通じて
    接続された監視部とを備え、 前記動画像データ送信部は、 動画像データの全領域のうち任意の切り出し画像領域の
    位置を限定する切り出 し位置制御部と、 前記切り出し位置制御部によって限定された切り出し画
    像領域に対応する動画像データを圧縮処理する圧縮ユニ
    ットと、 前記圧縮ユニットで圧縮された動画像圧縮データをネッ
    トワークに送出する通信制御部とを備え、 前記切り出し位置制御部は、動画像データの全領域にお
    いて前記切り出し画像領域の位置を変化させる手段を有
    し、 前記動画像データ送信部は、前記切り出し画像領域を予
    め定められた規律に従って所定の方向に順次走査させ、
    最大画像領域のすべてを時間差的に移動するよう制御す
    る制御部を有することを特徴とする画像通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像通
    信システムであって、動画像データ送信部に、撮像対象の動画像を撮像するテ
    レビカメラが設けられ、 前記テレビカメラに広角レンズが取り付けられた ことを
    特徴とする画像通信システム。
  4. 【請求項4】 動画像データを処理する動画像データ送
    信部と、 前記動画像データ送信部に所定のネットワークを通じて
    接続された監視部とを備え、 前記動画像データ送信部は、 動画像データの全領域のうち任意の切り出し画像領域の
    位置を限定する切り出し位置制御部と、 前記切り出し位置制御部によって限定された切り出し画
    像領域に対応する動画像データを圧縮処理する圧縮ユニ
    ットと、 前記圧縮ユニットで圧縮された動画像圧縮データをネッ
    トワークに送出する通信制御部とを備え、 前記切り出し位置制御部は、動画像データの全領域にお
    いて前記切り出し画像 領域の位置を変化させる手段を有
    し、 前記圧縮ユニットでの圧縮処理における圧縮方式が圧縮
    画像の前後画像の情報を基に圧縮するものであって、前
    記切り出し画像領域毎の前後の画像情報と現在の画像情
    報の差分だけを伝送する際に、画像切り出し位置の移動
    を圧縮ユニットの動き補償の予測範囲内で制御を行う
    とを特徴とする画像通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の画像通
    信システムであって、前記圧縮ユニットでの圧縮処理に
    おける圧縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮
    するものであって、前記切り出し画像領域毎の前後の画
    像情報と現在の画像情報の差分だけを伝送する際に、画
    像切り出し位置の移動を圧縮ユニットの動き補償の予測
    範囲内で制御を行うことを特徴とする画像通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 動画像データを処理する動画像データ送
    信部と、 前記動画像データ送信部に所定のネットワークを通じて
    接続された監視部とを備え、 前記動画像データ送信部は、 動画像データの全領域のうち任意の切り出し画像領域の
    位置を限定する切り出し位置制御部と、 前記切り出し位置制御部によって限定された切り出し画
    像領域に対応する動画像データを圧縮処理する圧縮ユニ
    ットと、 前記圧縮ユニットで圧縮された動画像圧縮データをネッ
    トワークに送出する通信制御部とを備え、 前記切り出し位置制御部は、動画像データの全領域にお
    いて前記切り出し画像領域の位置を変化させる手段を有
    し、 前記圧縮ユニットでの圧縮処理における 圧縮方式が圧縮
    画像の前後画像の情報を基に圧縮するものであって、前
    記切り出し画像領域毎の時間軸近傍の画像と現在の画像
    情報の差分情報を演算する差分演算手段を備え、該差分
    演算手段に対して画像切り出し位置の移動情報を与える
    よう制御することを特徴とする画像通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の画像通
    信システムであって 、前記圧縮ユニットでの圧縮処理に
    おける圧縮方式が圧縮画像の前後画像の情報を基に圧縮
    するものであって、前記切り出し画像領域毎の時間軸近
    傍の画像と現在の画像情報の差分情報を演算する差分演
    算手段を備え、該差分演算手段に対して画像切り出し位
    置の移動情報を与えるよう制御することを特徴とする画
    像通信システム。
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