JP3300179B2 - カラー画像取り込み装置 - Google Patents

カラー画像取り込み装置

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JP3300179B2
JP3300179B2 JP26768194A JP26768194A JP3300179B2 JP 3300179 B2 JP3300179 B2 JP 3300179B2 JP 26768194 A JP26768194 A JP 26768194A JP 26768194 A JP26768194 A JP 26768194A JP 3300179 B2 JP3300179 B2 JP 3300179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーの動画像や静止
画像を取り込むカラー画像取り込み装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】動画像を滑らかな動きとして再現するた
めには、高速な画像転送が要求される。このため、画像
データの情報量を減らすことにより、転送時間を短縮す
るようにしている。
【0003】例えば、特開平4−156194号公報に
開示された双方向簡易動画通信方式では、外部のAV
( Audio and Visual )機器が出力する動画信号を、水
平、垂直方向で間引いて縮小してメモリーに格納してい
る。そして、メモリーから画像データを読み出してCO
DEC(Coder Decoder)部でデータを圧縮している。圧
縮データは通信用バッファに蓄えられ、1画面分の圧縮
データがバッファに蓄積されると、通信回線にて送信さ
れる。受信側は受信したデータを通信用バッファに蓄
え、1画面分の圧縮データがバッファに蓄積されると、
CODEC部でデータを伸長した後、メモリーに格納し
ている。
【0004】これにより、単位時間に多くの画像を表示
することが可能になる。このため、動画を表示しても滑
らかな動きが得られる。なお、画像データの情報量を減
らすと画質は落ちるが、動画像の場合、画像が次々に変
化していくため、多少の画面の粗さはほとんど知覚され
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、画像データを圧縮伸長するためのCODEC
部や、1画面分の圧縮データを蓄積するためのバッファ
が必要になるため、部品点数が多くなる。その結果、コ
ストアップにつながるという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るカ
ラー画像取り込み装置は、上記の課題を解決するため
に、アナログのカラー画像信号を第1のカラー数を有す
るディジタル画像信号および第1のカラー数よりも少な
い第2のカラー数を有するディジタル画像信号に変換す
る画像データの出力装置と、画像データを格納する表示
用のメモリーと、画像データの出力装置からの第1また
は第2のカラー数のディジタル画像信号から画像データ
を取り込み、第2のカラー数のディジタル画像信号を取
り込むことにより得られた画像データを表示用のメモリ
ーに送る画像データ取り込み部と、第1のカラー数の静
止画像データを出力する静止画像データ出力装置と、
示用のメモリーに記憶された画像データを読み出して表
示装置に表示させる表示制御部とが設けられており、上
記の画像データの出力装置には、第1または第2のカラ
ー数のディジタル画像信号を選択するためのスイッチ
と、スイッチで選択された第1または第2のカラー数の
ディジタル画像信号を画像データとして出力するデータ
出力部とが備えられ、上記データ出力部は、スイッチで
第2のカラー数のディジタル画像信号が選択されると、
第2のカラー数のディジタル画像信号を第2のカラー数
の動画像データとして出力する一方、上記表示装置で第
2のカラー数の動画が表示されているときにスイッチで
第1のカラー数のディジタル画像信号が選択されると、
その瞬間の画面を上記第1のカラー数の静止画像データ
として出力するものであることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明に係るカラー画像取り込み
装置は、上記の課題を解決するために、請求項1のカラ
ー画像取り込み装置であって、第1のカラー数の画像デ
ータを格納するためのメモリーと、画像データ取り込み
部による新たな画像データの取り込みの禁止を指示する
ための入力装置と、メモリーに格納された画像データを
読み出して表示用の画像データに変換し、表示用の画像
データを表示用のメモリーに格納する画像データ制御部
がさらに備えられ、上記メモリーと表示用のメモリー
とは、画像データ制御部を介して接続され、上記画像デ
ータ取り込み部は、画像データの出力装置からのディジ
タル画像信号が第1のカラー数のディジタル画像信号で
あるか、第2のカラー数のディジタル画像信号であるか
を判別し、画像データの出力装置からのディジタル画像
信号が第1のカラー数のディジタル画像信号であれば、
画像データをメモリーに格納し、画像データの出力装置
からのディジタル画像信号が第2のカラー数のディジタ
ル画像信号であれば、画像データを表示用のメモリーに
格納するものであり、第1のカラー数の画像データをメ
モリーに取り込んだ時に、入力装置を操作することによ
り次の画像データの取り込みを許可するまでは、画像デ
ータ取り込み部による新たな画像データの取り込みを禁
止するようになっていることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明に係るカラー画像取り込み
装置は、上記の課題を解決するために、請求項1または
2のカラー画像取り込み装置であって、上記データ出力
部は、第1または第2のカラー数のディジタル画像信号
をカラー数の識別データと共に出力するものであること
を特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、アナログのカラー画
像信号は第1のカラー数を有するディジタル画像信号お
よび第1のカラー数よりも少ない第2のカラー数を有す
るディジタル画像信号に変換される。画像データ取り込
み部は、画像データの出力装置からの第1または第2の
カラー数のディジタル画像信号から画像データを取り込
み、第2のカラー数のディジタル画像信号を取り込むこ
とにより得られた画像データを表示用のメモリーに格納
する。これにより、第1のカラー数の画像データと比較
してデータ量が少ない第2のカラー数の画像データを短
時間で表示用のメモリーに格納することができる。した
がって、単位時間に多くの画像を表示することが可能に
なる。このため、動画を表示しても滑らかな動きが得ら
れる。しかも、部品点数は従来よりも少なくて済むの
で、コストダウンを図れる。さらに、請求項1の構成に
よれば、スイッチで第2のカラー数のディジタル画像信
号を選択することにより画像を表示しながら、所望の画
像が表示された時にスイッチで第1のカラー数のディジ
タル画像信号を選択することにより、よりカラー数の多
い第1のカラー数のディジタル画像信号から画像データ
を取り込むことが可能になる。
【0010】請求項2の構成によれば、請求項1の作用
に加え、メモリーに取り込んだ画像データを保護するこ
とができる。
【0011】請求項3の構成によれば、請求項1または
2の作用に加え、第1または第2のカラー数のディジタ
ル画像信号をカラー数の識別データと共に出力するデー
タ出力部を画像データの出力装置に備えたので、カラー
数を容易に識別することが可能になる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】本実施例のカラー画像取り込み装置は、図
1に示すように、静止画像データ出力装置3と、動画像
データ出力装置11と、動画像データ出力装置11また
は静止画像データ出力装置3からのディジタル画像信号
を取り込み、画像表示を行う本体13とから構成されて
いる。
【0014】静止画像データ出力装置3は、所定のカラ
ー数の静止画像のディジタル画像信号を本体13に送出
するものであり、具体的には例えば、外部のスキャナー
装置に対応している。
【0015】動画像データ出力装置11は、外部のAV
機器1からのアナログのカラー画像信号を第1のカラー
数のディジタル画像信号に変換するA/D変換部11a
と、第1の色数のディジタル画像信号を第1のカラー数
よりも少ない第2のカラー数のディジタル画像信号に変
換するカラー数変換部11bと、A/D変換部11aか
らの第1のカラー数のディジタル画像信号またはカラー
数変換部11bからの第2のカラー数のディジタル画像
信号を選択するためのスイッチ11dと、スイッチ11
dで選択された第1または第2のカラー数のディジタル
画像信号を、カラー数の識別データと共に出力するデー
タ出力部11cとを備えている。
【0016】本体13は、第1のカラー数の画像データ
を記憶する自然画用のメモリー5と、表示する画像デー
タを記憶する表示メモリー7と、動画像データ出力装置
11または静止画像データ出力装置3からのディジタル
画像信号から画像データを取り込み、カラー数の識別デ
ータから第1のカラー数のディジタル画像信号である
か、第2のカラー数のディジタル画像信号であるかを判
別し、第1のカラー数のディジタル画像信号であれば、
画像データをメモリー5に格納し、第2のカラー数のデ
ィジタル画像信号であれば、画像データを表示メモリー
7に格納する画像データ取り込み部12と、取り込んだ
画像データの保護のために、画像データ取り込み部12
による新たな画像データの取り込みの禁止を指示するた
めの入力装置10とを備えている。
【0017】さらに、本体13は、メモリー5に記憶さ
れた画像データを読み出して表示用の画像データに変換
し、表示用の画像データを表示メモリー7に格納する画
像データ制御部6と、表示装置9と、表示メモリー7に
記憶された画像データを読み出して表示装置9に表示さ
せる表示制御部8とを備えている。
【0018】上記の構成において、AV機器1からのア
ナログのカラー画像信号は、動画像データ出力装置11
のA/D変換部11aに入力される。A/D変換部11
aは、アナログのカラー画像信号を第1のカラー数のデ
ィジタル画像信号に変換する。第1のカラー数のディジ
タル画像信号における1画素のデータを、例えば、R
(赤)、G(緑)、B(青)についてそれぞれ5ビット
で表現すると、32768色(=25 ×25 ×25 )を
表現することができる。すなわち、第1のカラー数は3
2768になる。
【0019】A/D変換部11aからの第1のカラー数
のディジタル画像信号は、カラー数変換部11bに入力
される。カラー数変換部11bは、第1のカラー数のデ
ィジタル画像信号を第1のカラー数よりも少ない第2の
カラー数のディジタル画像信号に減色変換する。第2の
カラー数のディジタル画像信号における1画素のデータ
を、例えば、I(輝度)、R(赤)、G(緑)、B
(青)についてそれぞれ1ビットで表現すると、16色
(=24 )を表現することができる。すなわち、第2の
カラー数は16になる。
【0020】A/D変換部11aからの第1のカラー数
のディジタル画像信号およびカラー数変換部11bから
の第2のカラー数のディジタル画像信号は、データ出力
部11cに入力される。スイッチ11dは、通常、オフ
にセットされている。このため、データ出力部11c
は、通常、第2のカラー数のディジタル画像信号を、カ
ラー数の識別データと共に出力している。そして、スイ
ッチ11dをオンにすると、データ出力部11cは、1
画面分だけ第1のカラー数のディジタル画像信号を、カ
ラー数の識別データと共に出力する。
【0021】動画像データ出力装置11の出力信号、す
なわち、データ出力部11cの出力信号は、図2に示す
ように、ST信号、AR信号、AU信号、WG信号、V
D信号からなっている。ここで、ST信号は、1画面の
開始を示す副走査の同期信号である。AR信号は、主走
査の先頭を示す信号である。AU信号は、1ビットのデ
ータ転送が行われる毎に出力される主走査の同期信号で
ある。WG信号は、画像データを取り込むタイミングを
示す信号である。VD信号は、画像信号である。
【0022】動画像データ出力装置11の出力信号は、
本体13の画像データ取り込み部12に入力される。画
像データ取り込み部12は、WG信号のタイミングでV
D信号を取り込む。そして、カラー数の識別データに基
づいて、第1のカラー数のディジタル画像信号である
か、第2のカラー数のディジタル画像信号であるかを判
別する。第1のカラー数のディジタル画像信号であれ
ば、画像データをメモリー5に格納し、第2のカラー数
のディジタル画像信号であれば、画像データを表示メモ
リー7に格納する。
【0023】画像データ制御部6は、メモリー5から第
1のカラー数の画像データを読み出して、第1のカラー
数の画像データを第2のカラー数の画像データに減色変
換し、表示メモリー7に格納する。表示制御部8は、表
示メモリー7に記憶された画像データを読み出して表示
装置9に表示させる。入力装置10によって画像データ
取り込み部12による新たな画像データの取り込みの禁
止を指示しておけば、メモリー5に取り込んだ画像デー
タを保護することができる。
【0024】本実施例のカラー画像取り込み装置によれ
ば、第1のカラー数のディジタル画像信号を第1のカラ
ー数よりも少ない第2のカラー数のディジタル画像信号
に変換しているので、画像データのデータ量を少なくす
ることができる。このため、画像データを短時間で表示
メモリー7に格納することができる。したがって、単位
時間に多くの画像を表示することが可能になる。
【0025】以下においては、1画面が横296画素×
縦220画素(=65120画素)からなり、第1のカ
ラー数が32768色、第2のカラー数が16色である
場合を例に、より具体的な説明を行うが、これに限定さ
れるものではない。
【0026】静止画像データ出力装置3または動画像デ
ータ出力装置11から出力される第1のカラー数のディ
ジタル画像信号のデータ形式をデータフォームAと呼ぶ
ことにする。データフォームAにおける1画面の画像デ
ータは、図3に示すように、1バイトのアトリビュート
・データと、65120×3バイトの画素データと、次
の画面の画像データまでのダミー・データとから構成さ
れている。
【0027】アトリビュート・データの最上位ビット
(MSB)側の2ビットD7、D6は、図4に示すよう
に、画像データを出力する機器(本実施例では、静止画
像データ出力装置3または動画像データ出力装置11)
を示す機種コードを表しており、最下位ビット(LS
B)側の1ビットD0は、カラー数の識別コードを表し
ている。中間のビットD1〜D5は本実施例では未使用
である。
【0028】1画素のデータ(図3)は、R(赤)、G
(緑)、B(青)についてそれぞれ8ビット、合計24
ビットのデータで構成されているが、本実施例では、
R、G、Bそれぞれの8ビットのデータの上位5ビット
を有効データとし、下位3ビットをダミー・データとし
ている。これにより、R、G、Bそれぞれ32階調(=
5 )で32768色(=323 )のカラーを表現でき
る。1画面の画素データは1562880ビット(=6
5120×24)となり、1ビット当たりのデータ転送
時間を480nsとすると、1画面の転送時間は約0.
75秒(≒1562880×480)となる。
【0029】動画像データ出力装置11から出力される
第2のカラー数のディジタル画像信号のデータ形式をデ
ータフォームBと呼ぶことにする。データフォームBに
おける1画面の画像データは、図5に示すように、1バ
イトのアトリビュート・データと、65120÷2バイ
トの画素データと、次の画面の画像データまでのダミー
・データとから構成されている。
【0030】アトリビュート・データの構成は、上記デ
ータフォームAと同一である。
【0031】1画素のデータは、I(輝度)、R
(赤)、G(緑)、B(青)についてそれぞれ1ビッ
ト、合計4ビットのデータで構成されている。これによ
り、I、R、G、Bで16色(=24 )のカラーを表現
できる。1画面の画素データは260480ビット(=
65120×4)となり、1ビット当たりのデータ転送
時間を480nsとすると、1画面の転送時間は約0.
125秒(≒260480×480)となる。
【0032】したがって、第2のカラー数のディジタル
画像信号によれば、7〜8画面/秒の高速画像転送が可
能になる。このため、30画面/秒のテレビ画面ほどの
滑らかな画像は得られないが、画像確認用などの簡易動
画としては充分滑らかな画像が得られる。
【0033】動画像データ出力装置11のスイッチ11
dは、上述のように、通常、オフになっている。このた
め、図6に示すように、データ出力部11cは、通常、
データフォームBのディジタル画像信号を出力するが、
スイッチ11dをオンにすると、1画面分だけデータフ
ォームAのディジタル画像信号を出力する。
【0034】これにより、表示装置9でデータフォーム
Bの滑らかな動画を見ながら、取り込みたい画面が表示
されたときに、スイッチ11dをオンにすることによ
り、その瞬間の画面を32768色のデータフォームA
の静止画像データとしてメモリー5に取り込むことがで
きる。しかも、データフォームAで画像データを取り込
んだ時に、入力装置10を操作することにより次の画像
データの取り込みを許可するまでは、次の画像データの
取り込みを禁止することで、メモリー5に取り込んだ画
像データを保護することができる。
【0035】メモリー5は、1画面分のデータフォーム
Aの画像データを格納する容量、すなわち、19536
0バイト(=65120×3)の容量があればよい。こ
れにより、データフォームAの第1画素から第6512
0画素までの画像データを先頭番地から順番に格納する
ことができる(図1)。
【0036】表示メモリー7は、例えば、図7に示すよ
うに、横1024×縦512画素の画像データを格納す
る容量を有している。したがって、各画素の画像データ
をI、R、G、Bの4ビットで構成すると、総容量は2
62144バイト(=1024×512÷2)になる。
そして、横1024×縦512画素の中の左上の横64
0×縦480画素の領域(太線で囲んだ矩形領域)の画
像データを表示装置9に表示させることができる。
【0037】1画素分のI、R、G、Bデータをまとめ
て格納するパックトピクセル方式を採用すると、1アド
レスのデータ領域を上位4ビットと下位4ビットとに分
けることにより、1アドレスに2画素分のデータを格納
することができる。
【0038】本実施例では、先頭アドレス(図の左上)
を 00000番地(16進数アドレス)とし、横(右)方向
に順番に、00001 番地、00002 番地と番地付けされ、1
ライン分(右端まで)が番地付けされると、次(下)の
1ラインが続けて番地付けされる。最終アドレス(右
下)は 3FFFF番地となる。
【0039】例えば、表示画面の左上の位置に動画像を
表示する場合には、データフォームBの1画素目/2画
素目のデータを表示メモリー7の00000 番地、3画素目
/4画素目のデータを00001 番地、…と順番に格納して
いき、296画素分(動画像1画面の横画素数)の格納
が終わる毎に、次(下)の1ラインの左端の番地から引
き続き格納していく。こうして、220ライン(動画像
1画面の縦画素数)のデータを格納することで、1画面
分の動画像データを表示メモリー7に格納する。次画面
のデータについても同様に格納することで、動画像の表
示データを格納することができる。
【0040】以上のように、表示メモリー7における1
画素当たりのデータ形式を、データフォームBと一致さ
せることにより、画像データ取り込み部12が取り込ん
だデータフォームBの画像データを表示メモリー7に直
接格納することができるようになる。これにより、デー
タ形式の変換が不要になるので、画像データの高速転送
が可能になると共にさらにコストダウンを図れる。
【0041】データフォームAの画像データについて
は、メモリー5に格納されたR、G、B各8ビット(下
位3ビットはダミーデータ、有効データは5ビット)の
32768色を表現する画像データを、I、R、G、B
各1ビットで16色のカラーを表現するパックトピクセ
ル方式の表示データに減色変換することにより、1画面
分の表示データを表示メモリー7に格納する。
【0042】本実施例の減色変換では、各Nビットの
R、G、B情報で構成される画像データにおけるR、
G、BそれぞれのNビット中の上位nビットで示される
値に着目して、それらの値の組み合わせにより、カラー
数を少なくしたデータを生成するようにしている。すな
わち、R、G、Bそれぞれの5ビット中の上位2ビット
の値から、I、R、G、B各1ビットで16色のカラー
を表現するパックトピクセル方式のデータへと減色変換
を行っている。なお、I、R、G、B各ビット全て
“0”で黒色を、全て“1”で白色を表現することにす
る。
【0043】カラー数変換部11bあるいは画像データ
制御部6における減色変換ロジックは、具体的には例え
ば、図8に示すように、R、G、Bそれぞれの上位2ビ
ットの値RIN、GIN、BINの総和を計算し出力する加算
器21と、加算器21の出力値と比較値“5”とを比較
し、(加算器21の出力値≧5)の条件が成立したとき
はIとして“1”を出力し、条件が成立しないときはI
として“0”を出力する比較器22と、比較器22の出
力がI=“0”のときは比較値として“1”を出力し、
I=“1”のときは比較値として“2”を出力する切替
器23とを備えている。
【0044】減色変換ロジックは、さらに、RINと、切
替器23からの比較値“1”または“2”とを比較し、
(RIN≧比較値)の条件が成立したときはRとして
“1”を出力し、条件が成立しないときはRとして
“0”を出力する比較器24と、比較器24と同様に、
INと、切替器23からの比較値とを比較し、(GIN
比較値)の条件が成立したときはGとして“1”を出力
し、条件が成立しないときはGとして“0”を出力する
比較器25と、BINと、切替器23からの比較値とを比
較し、(BIN≧比較値)の条件が成立したときはBとし
て“1”を出力し、条件が成立しないときはGとして
“0”を出力する比較器26とを備えている。
【0045】上記の構成において、RIN、GIN、BIN
値は2進数で“00”(2進数)、“01”、“10”、“1
1”のいずれかであるから、10進数では“0”〜
“3”のいずれかである。したがって、加算器21の出
力値は、10進数で“0”〜“9”のいずれかになる。
比較器22は、加算器21の出力値が“0”〜“4”の
ときI=“0”を出力し、“5”〜“9”のときI=
“1”を出力する。
【0046】切替器23は、比較器22の出力がI=
“0”のときは比較値として“1”を出力し、I=
“1”のときは比較値として“2”を出力する。比較器
24〜26は、RIN、GIN、BINの値と切替器23から
の比較値と比較して、R、G、Bを出力する。
【0047】上記の減色変換ロジックにおける、RIN
IN、BINの入力値と、I、R、G、Bの出力値との関
係を、表1のIRGB変換テーブルに示す。減色変換ロ
ジックは、ハードウェアによって実現してもよいし、ソ
フトウェアによって実現してもよい。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明に係るカラー画像取り込
み装置は、以上のように、アナログのカラー画像信号を
第1のカラー数を有するディジタル画像信号および第1
のカラー数よりも少ない第2のカラー数を有するディジ
タル画像信号に変換する画像データの出力装置と、画像
データを格納する表示用のメモリーと、画像データの出
力装置からの第1または第2のカラー数のディジタル画
像信号から画像データを取り込み、第2のカラー数のデ
ィジタル画像信号を取り込むことにより得られた画像デ
ータを表示用のメモリーに送る画像データ取り込み部
と、第1のカラー数の静止画像データを出力する静止画
像データ出力装置と、表示用のメモリーに記憶された画
像データを読み出して表示装置に表示させる表示制御部
とが設けられており、上記の画像データの出力装置に
は、第1または第2のカラー数のディジタル画像信号を
選択するためのスイッチと、スイッチで選択された第1
または第2のカラー数のディジタル画像信号を画像デー
タとして出力するデータ出力部とが備えられ、上記デー
タ出力部は、スイッチで第2のカラー数のディジタル画
像信号が選択されると、第2のカラー数のディジタル画
像信号を第2のカラー数の動画像データとして出力する
一方、上記表示装置で第2のカラー数の動画が表示され
ているときにスイッチで第1のカラー数のディジタル画
像信号が選択されると、その瞬間の画面を上記第1のカ
ラー数の静止画像データとして出力するものである構成
である。
【0050】これによれば、第1のカラー数の画像デー
タと比較してデータ量が少ない第2のカラー数の画像デ
ータを短時間で表示用のメモリーに格納することができ
る。したがって、単位時間に多くの画像を表示すること
が可能になる。このため、動画を表示しても滑らかな動
きが得られる。しかも、部品点数は従来よりも少なくて
済むので、コストダウンを図れるという効果を奏する。
それに加えて、スイッチで第2のカラー数のディジタル
画像信号を選択することにより画像を表示しながら、所
望の画像が表示された時にスイッチで第1のカラー数の
ディジタル画像信号を選択することにより、よりカラー
数の多い第1のカラー数のディジタル画像信号から画像
データを取り込むことが可能になるという効果も奏す
る。
【0051】請求項2の発明に係るカラー画像取り込み
装置は、以上のように、第1のカラー数の画像データを
格納するためのメモリーと、画像データ取り込み部によ
る新たな画像データの取り込みの禁止を指示するための
入力装置と、メモリーに格納された画像データを読み出
して表示用の画像データに変換し、表示用の画像データ
を表示用のメモリーに格納する画像データ制御部とがさ
らに備えられ、上記メモリーと表示用のメモリーとは、
画像データ制御部を介して接続され、上記画像データ取
り込み部は、画像データの出力装置からのディジタル画
像信号が第1のカラー数のディジタル画像信号である
か、第2のカラー数のディジタル画像信号であるかを判
別し、画像データの出力装置からのディジタル画像信号
が第1のカラー数のディジタル画像信号であれば、画像
データをメモリーに格納し、画像データの出力装置から
のディジタル画像信号が第2のカラー数のディジタル画
像信号であれば、画像データを表示用のメモリーに格納
するものであり、第1のカラー数の画像データをメモリ
ーに取り込んだ時に、入力装置を操作することにより次
の画像データの取り込みを許可するまでは、画像データ
取り込み部による新たな画像データの取り込みを禁止す
るようになっている構成である。
【0052】これによれば、請求項1の効果に加え、
モリーに取り込んだ画像データを保護することができる
という効果を奏する。
【0053】請求項3の発明に係るカラー画像取り込み
装置は、以上のように、請求項1または2のカラー画像
取り込み装置であって、上記データ出力部は、第1また
は第2のカラー数のディジタル画像信号をカラー数の識
別データと共に出力するものである構成である。
【0054】これによれば、請求項1または2の効果に
加え、カラー数を容易に識別することが可能になるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像取り込み装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1のカラー画像取り込み装置における動画像
データ出力装置または静止画像データ出力装置の出力信
号を示す波形図である。
【図3】図1のカラー画像取り込み装置における第1の
カラー数のディジタル画像信号のデータフォームを示す
説明図である。
【図4】図3のデータフォームAにおけるアトリビュー
トを示す説明図である。
【図5】図1のカラー画像取り込み装置における第2の
カラー数のディジタル画像信号のデータフォームを示す
説明図である。
【図6】図1のカラー画像取り込み装置における動画像
データ出力装置の動作説明図である。
【図7】図1のカラー画像取り込み装置における表示メ
モリーの構成を示す説明図である。
【図8】図1のカラー画像取り込み装置における減色変
換ロジックを示す構成図である。
【符号の説明】
7 表示メモリー 11 動画像データ出力装置(画像データの出力装
置) 11a A/D変換部 11b カラー数変換部 11c データ出力部 11d スイッチ 12 画像データ取り込み部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−117484(JP,A) 特開 昭61−223894(JP,A) 特開 昭62−2789(JP,A) 特開 平4−156194(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 G06T 1/00 510 G09G 5/36 510 H04N 1/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログのカラー画像信号を第1のカラー
    数を有するディジタル画像信号および第1のカラー数よ
    りも少ない第2のカラー数を有するディジタル画像信号
    に変換する画像データの出力装置と、画像データを格納
    する表示用のメモリーと、画像データの出力装置からの
    第1または第2のカラー数のディジタル画像信号から画
    像データを取り込み、第2のカラー数のディジタル画像
    信号を取り込むことにより得られた画像データを表示用
    のメモリーに送る画像データ取り込み部と、第1のカラ
    ー数の静止画像データを出力する静止画像データ出力装
    置と、 表示用のメモリーに記憶された画像データを読み出して
    表示装置に表示させる表示制御部とが設けられており、 上記の画像データの出力装置には、第1または第2のカ
    ラー数のディジタル画像信号を選択するためのスイッチ
    と、スイッチで選択された第1または第2のカラー数の
    ディジタル画像信号を画像データとして出力するデータ
    出力部とが備えられ、 上記データ出力部は、スイッチで第2のカラー数のディ
    ジタル画像信号が選択されると、第2のカラー数のディ
    ジタル画像信号を第2のカラー数の動画像データとして
    出力する一方、上記表示装置で第2のカラー数の動画が
    表示されているときにスイッチで第1のカラー数のディ
    ジタル画像信号が選択されると、その瞬間の画面を上記
    第1のカラー数の静止画像データとして出力するもので
    あることを特徴とするカラー画像取り込み装置。
  2. 【請求項2】第1のカラー数の画像データを画像データ
    として格納するためのメモリーと、 画像データ取り込み部による新たな画像データの取り込
    みの禁止を指示するための入力装置と、メモリーに格納
    された画像データを読み出して表示用の画像データに変
    換し、表示用の画像データを表示用のメモリーに格納す
    る画像データ制御部とがさらに備えられ、上記メモリーと表示用のメモリーとは、画像データ制御
    部を介して接続され、 上記画像データ取り込み部は、画像データの出力装置か
    らのディジタル画像信号が第1のカラー数のディジタル
    画像信号であるか、第2のカラー数のディジタル画像信
    号であるかを判別し、画像データの出力装置からのディ
    ジタル画像信号が第1のカラー数のディジタル画像信号
    であれば、画像データをメモリーに格納し、画像データ
    の出力装置からのディジタル画像信号が第2のカラー数
    のディジタル画像信号であれば、画像データを表示用の
    メモリーに格納するものであり、 第1のカラー数の静止画像データをメモリーに取り込ん
    だ時に、入力装置を操作することにより次の画像データ
    の取り込みを許可するまでは、画像データ取り込み部に
    よる新たな画像データの取り込みを禁止するようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載のカラー画像取り
    込み装置。
  3. 【請求項3】上記データ出力部は、第1または第2のカ
    ラー数のディジタル画像信号をカラー数の識別データと
    共に出力するものであることを特徴とする請求項1また
    は2記載のカラー画像取り込み装置。
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