JP3299390B2 - アキュムレータの組立装置 - Google Patents

アキュムレータの組立装置

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JP3299390B2
JP3299390B2 JP17271094A JP17271094A JP3299390B2 JP 3299390 B2 JP3299390 B2 JP 3299390B2 JP 17271094 A JP17271094 A JP 17271094A JP 17271094 A JP17271094 A JP 17271094A JP 3299390 B2 JP3299390 B2 JP 3299390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アキュムレータの組立
装置に関し、特に、気体室にブラダを保持する押圧部材
を設けて高圧ガス雰囲気中で組み立てることにより、ガ
ス封入孔およびガスプラグを廃止したアキュムレータの
組み立てを行う組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のアキュムレータは、例えばアウ
タシェルとエンドプレートにより形成されるアキュムレ
ータ室内がブラダによって液体室と気体室とに区画さ
れ、気体室にガスを封入することにより、液体室に導か
れた流体に所定圧を印加し、液体室に連通する配管系あ
るいは流体機器の圧力変動(ウォータハンマー等)を防
止する。このため、シェルにガス封入孔を開設してお
き、ここからガスを封入して気体室を所定圧力に高めた
後、ガス封入孔にOリング付きプラグをネジ込んだり、
あるいはガス封入孔にプレートを溶接したりして気体室
を密封していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このアキュ
ムレータには、以下の問題があった。まず、プラグをね
じ込む場合には、シェルに雌ネジ部を形成しなければな
らないから、シェルの肉厚を厚くする必要がある。その
結果、シェル全体が重量物となり、乗物のような軽量を
目的とするところには利用できないという問題が生じ
る。加えて、アキュムレータの高さもガスプラグを設け
ただけ高くなり、狭小なスペースに設置する場合には極
めて不利となる。
【0004】また、シェルを薄肉にして溶接すると、こ
の溶接によってシェルに割れが生じるおそれがあり、使
用時に内圧が作用すると破損に至るおそれも考えられ
る。さらには、溶接によってシェルの内面に酸化物が付
着し、この酸化物によってブラダが破損するおそれもあ
る。
【0005】また、アキュムレータの組立にあたり、プ
ラグやネジ部が組立作業を困難にしており、アウタシェ
ルとエンドプレートとの接合面から気体が漏洩してアキ
ュムレータの性能にも影響を与えることになる。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、気体室のガスの漏洩を防止
すると共に、アキュムレータを構成する部品点数を削減
して製造工数を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアキュムレータの組立装置は、シェルの一
方の部材を保持する第1の型と、前記第1の型に対して
相対的に移動可能に設けられ、前記第1の型と協働して
内部に密閉空間を形成する第2の型と、前記第2の型内
に保持されて、前記第1の型方向に移動可能に設けら
れ、前記シェルの他方の部材を保持する枠と、前記第1
の型または第2の型の何れか一方の型に設けられ、前記
シェルを構成する一方の部材に形成されたカシメ部を他
方の部材に折り曲げてカシメる凹部と、前記第1の型お
よび前記第2の型の少なくとも一方に開設されたガス導
入孔から前記密閉空間内にガスを供給するガス供給手段
とを有することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】本発明では、シェルの一方の部材を第1の
型に保持すると共に、シェルの他方の部材を枠に保持
し、この状態で第1の型と第2の型とを合わせると、内
部に密閉空間が形成され、これと同時にシェルは仮組付
けされる。
【0012】そして、ガス供給手段によって、第1の型
および第2の型の少なくとも一方に開設されたガス導入
孔から密閉空間内にガスを供給し、仮組付けされたシェ
ルを高圧ガス雰囲気に臨ませる。これにより、仮組付け
状態のシェル内、すなわち気体室に高圧のガスが導入さ
れることになる。
【0013】最後に、第1の型と第2の型とを合わせた
状態で、枠を第1の型に接近させ、シェルの接合を行う
と、シェルにガス封入孔を設けなくとも気体室にガスを
封入することができる。
【0014】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0015】アキュムレータ 図1は本発明の第1実施例に係るアキュムレータを示す
縦断面図である。本実施例のアキュムレータでは、アウ
タシェル(本発明に係るシェルの一方部材)1Aとエン
ドプレート(本発明に係るシェルの他方部材)2Aで形
成されるアキュムレータ室内に樹脂製ブラダ3Aが伸縮
自在に装着されている。このアキュムレータ室内にブラ
ダ3Aを取り付け、ブラダの接合面3bをエンドプレー
ト2Aに圧接することにより、当該アキュムレータ室
は、気体室5Aと液体室4Aとに区画される。すなわ
ち、ブラダ3Aの取付部3aは、筒状に形成されたカラ
ー(圧接部材)7Aとエンドプレート2Aとの間で挟持
され、Oリングなどのシール部材8Aによりシールされ
ている。
【0016】このカラー7Aは、アウタシェル1Aの開
口端部1aをエンドプレート2Aにカシメて接合したと
きに、アウタシェル1Aの上部内面によってエンドプレ
ート2Aに押圧され、これによりカラー7Aの当接面7
aがブラダ3Aの取付部3aを押圧し、この取付部3a
に形成された接合面3bのシール性能が確保されるよう
になっている。
【0017】なお、カラー7Aを構成する材料は、特に
限定されないが、軽量化を実現するために、アルミ材や
プラスチックスを採用することができる。また、アキュ
ムレータを、例えば飲料水システムに使用する場合に
は、カラー7Aは、衛生上問題とならないポリプロピレ
ンなどの合成樹脂などで構成することが好ましい。一
方、ブラダ3Aを構成する材料も特に限定されないが、
耐ガス透過性および作動耐久性に富む熱可塑性エラスト
マーやエチレンビニルアルコール等を用いることがで
き、特に制御対象となる液体が飲料水である場合には、
衛生上問題とならないエチレンビニルアルコール等を用
いることが好ましい。
【0018】エンドプレート2Aには液体室4Aに突出
するストッパ2aが形成されており、ブラダ3Aの最小
圧縮位置を規制している。また、このエンドプレート2
Aには液体室4Aに流体を導入するためのポート2bが
形成されており、例えばポート2bの雌ネジ部に液体配
管を接続することにより、配管内を流れる液体が気体室
5Aの圧力との均衡に応じて液体室4Aに導かれる。こ
のエンドプレート2Aを構成する材料は特に限定されな
いが、アキュムレータを例えば飲料水システムに使用す
る場合には、衛生上問題とならないポリプロピレンなど
の合成樹脂を採用することが好ましい。
【0019】アウタシェル1Aは有底筒状の例えばステ
ンレスからなり、このアウタシェル1Aに対してエンド
プレート2Aを接合するために、アウタシェル1Aの開
口端部(カシメ部)1aにカシメ加工が施されている。
この場合、アウタシェル1Aとエンドプレート2Aとの
接合面9は、従来のようにブラダ3Aの位置決め用段部
を形成することなく、単純な円筒状として、加工性、量
産性を高め、精度の向上とコストダウンを図っている。
しかも、気体室5A内の圧力に対しては、アウタシェル
1Aの強度のみならずカラー7Aの剛性も寄与している
ことから、アウタシェル1Aを薄肉化しても十分な耐圧
強度を有する。また、これらアウタシェル1Aとエンド
プレート2Aで形成されるアキュムレータ室のシール性
能を確保するために、アウタシェル1Aとエンドプレー
ト2Aとの間には、例えばOリングなどのシール部材6
Aが介装されている。
【0020】アキュムレータの組立装置 図1に示すように、本実施例に係るアキュムレータのア
ウタシェル1Aには、気体室5Aにガスを封入するため
のガス封入孔は開設されていない。つまり、このアキュ
ムレータのアウタシェル1Aは無孔状に構成されてい
る。ただし、アキュムレータを製造するにあたり、気体
室5Aには所定のガス圧で窒素ガスなどのガスを封入す
る必要があるため、本実施例では、以下に説明するアキ
ュムレータの組立装置および組立方法を用いてガスの封
入が行われる。図2〜図4は本実施例のアキュムレータ
の組立方法を説明する組立装置の断面図であり、図2は
部品セット工程、図3はガス封入工程、図4はカシメ工
程をそれぞれ示す。
【0021】まず、本実施例のアキュムレータの組立装
置について説明すると、位置固定に設けられた第2の型
10Aに対し、図示しない流体シリンダ等により第1の
型11Aが接近離反移動可能に設けられており、さらに
第2の型10Aには枠12Aが設けられている。この第
2の型10Aと第1の型11Aは、図3または図4に示
すように合わせることにより内部に密閉空間Sが形成さ
れ、第1の型11Aに設けられたOリング13Aによっ
て当該密閉空間Sのシール性能が確保されている。
【0022】また、枠12Aは、このようにして形成さ
れた密閉空間S内で、図3および図4に示すように、流
体シリンダ等(不図示)によって第1の型11Aに対し
て接近離反移動可能に設けられ、かつ密閉空間S内のシ
ール性能を確保するために第2の型10Aと枠12Aの
間にはOリング14Aが介装されている。
【0023】一方、第1の型11Aの上面には、既述し
たアキュムレータのエンドプレート2Aの形状に応じた
接触面24Aと、エンドプレート2Aのポート2bに嵌
合する突起26Aとが形成されており、エンドプレート
2を当該第1の型11Aに載置する際の位置決め機能を
司る。さらに、この第1の型11Aの上面には、図4に
示すように、アウタシェル1Aのカシメられる開口端部
1aの形状に応じた凹部20Aが形成されており、カシ
メ加工面を構成している。
【0024】第2の型10Aに設けられた枠12Aに
は、アウタシェル1Aの形状に応じた凹部21Aが形成
されており、この凹部21Aの内側面にOリング15A
が装着されている。そして、枠12Aの凹部21Aにア
ウタシェル1Aを挿入すると、Oリング15Aの弾性に
よってアウタシェル1Aは枠12Aに保持されることに
なる。なお、図2〜図4中、符号「16A」は、枠12
Aの凹部21Aにアウタシェル1Aを挿入する際のエア
ー抜き孔として機能する。
【0025】第2の型10Aの側壁に開設されたガス導
入孔17Aには、アキュムレータの気体室5Aに封入す
るガスのガス供給管18Aとガス開放管19Aが接続さ
れており、密閉空間S内にガスを供給する場合には開放
弁19aを閉じると共に供給弁18aを開く。また、気
体室5Aにガスの封入を終了すると密閉空間S内のガス
を放出するために供給弁18aを閉じたままで開放弁1
9aを開く。これらが本発明のガス供給手段を構成して
いる。なお、本発明のガス導入孔17Aは、第2の型1
0Aに必ずしも設ける必要はなく、第1の型11Aに設
けても良い。
【0026】次に、本発明に係るアキュムレータの組立
手順について説明する。まず、図2に示すように、Oリ
ング6A,8Aを装着したエンドプレート2Aを第1の
型11Aにセットし、このエンドプレート2Aにブラダ
3Aを載せた後、さらにカラー7Aを載せる。一方、ア
ウタシェル1Aは枠12Aの凹部21Aに挿入する。こ
の場合、開放弁19aおよび供給弁18aは閉じてお
き、また枠12Aは第2の型10Aに対して上死点まで
上昇させておく。
【0027】次に、図3に示すように、第2の型10A
に対して第1の型11Aを接近させ、両者10A,11
Aを合わせることにより内部に密閉空間Sを形成する。
この場合、第1の型11Aを第2の型10Aに近接させ
て行くと、まずアウタシェル1A内にカラー7Aが挿入
され、ついでエンドプレート2Aの一部がアウタシェル
1Aに挿入されることになり、図3に示すようにアキュ
ムレータの仮組付け状態となる。しかしながら、アウタ
シェル1Aとエンドプレート2Aとの間には僅かな隙間
が存在しており、この仮組付け状態で、供給弁18Aを
開いて密閉空間S内にガスを供給して所定のガス圧まで
上昇させると、アウタシェル1Aとエンドプレート2A
との隙間から気体室5Aと液体室4Aにガスが導入され
ることになる。気体室5Aのみでなく、気体室4Aにも
ガスを導入するのは、組み付け時において、ブラダ3A
の潰れを防止するためである。このような観点から、第
1の型11Aの上面の接触面24Aの一部に、エンドプ
レート2Aのポート2bに通じる流路用溝27Aを形成
することが好ましい。
【0028】供給弁18aを閉じて気体室5Aのガス圧
が基準値に達する時間だけ、この状態を保持した後、図
4に示すように、第2の型10Aと第1の型11Aを合
わせながら枠12Aを下降させる。これにより、アウタ
シェル1Aの開口端部1aは第1の型11Aに形成され
た凹部20Aに沿ってエンドプレート2Aにカシメら
れ、両者1A,2Aの接合が行われる。これと同時に、
枠12Aの下降に伴いアウタシェル1Aがカラー7Aを
押圧し、これによりカラー7Aの下端がブラダ3Aの取
付部3aをエンドプレート2Aに押しつけることにな
る。
【0029】このようにしてガスの封入とカシメ接合を
行った後、開放弁19aを開いて密閉空間S内を常圧に
戻し、第1の型11Aを下降させて製造されたアキュム
レータを取り出す。このようにして、アキュムレータの
組立と同時に、気体室5Aへの所定圧のガスの封入が行
われる。
【0030】
【実施例2】次に、本発明の第2の実施例に係るアキュ
ムレータとその組立装置について説明する。アキュムレータ 図5は本発明の第2実施例に係るアキュムレータを示す
縦断面図である。本実施例のアキュムレータでは、アウ
タシェル(本発明に係るシェルの一方部材)1Bとエン
ドプレート(本発明に係るシェルの他方部材)2Bで形
成されるアキュムレータ室内に樹脂製ブラダ3Bが伸縮
自在に装着されており、このアキュムレータ室内にブラ
ダ3Bを取り付け、取付部3aの接合面3bをエンドプ
レート2Bに圧接することにより、当該アキュムレータ
室は気体室5Bと液体室4Bとに区画される。すなわ
ち、ブラダ3Bの取付部3aは、筒状に形成されたカラ
ー(圧接部材)7Bとエンドプレート2Bとの間で挟持
され、Oリングなどのシール部材8Bによりシールされ
ている。
【0031】本実施例のカラー7Bは、図5において下
方向に断面が細くなる楔形状に形成されている。また、
本実施例のエンドプレートの2Bの側壁は、楔状のカラ
ー7Bに対応して、基端部側で大径になるテーパ形状と
なっている。このカラー7Bは、アウタシェル1Bの開
口端部(カシメ部)1aをエンドプレート2Bにカシメ
て接合した時に、アウタシェル1Bに形成された段部1
bによってエンドプレート2B側に楔効果により押圧さ
れる。これによりカラー7Bの当接面7aがブラダの取
付部3aを押圧し、ブラダ3Bの接合面3bのシール性
能が確保されるようになっている。カラー7Bおよびブ
ラダ3Bの取付部3aは、アウタシェル1Bとエンドプ
レート2Bとの間に挟持されるので、気体室5B内の気
体圧力は、当該カラー7Bを図5上下方に押し下げる方
向に作用し、ブラダの取付部3aは、カラー7Bとエン
ドプレート2Bとの間に強固に挟持される。また、ブラ
ダの取付部3aが抜き方向に引っ張られても、当該カラ
ー7Bの楔効果が働いてブラダの取付部3aが抜けるこ
とはない。なお、図5中、符号「22」は、アウタシェ
ル1Bとカラー7Bとの気密性を確保するためのOリン
グである。
【0032】カラー7Bを構成する材料は特に限定され
ないが、軽量化を実現するためにアルミ材やプラスチッ
クスを採用することができる。また、アキュムレータを
例えば飲料水システムに使用する場合には、カラー7B
は、衛生上問題とならないポリプロピレンなどの合成樹
脂で構成されることが好ましい。一方、ブラダ3Bを構
成する材料も特に限定されないが、耐ガス透過性および
作動耐久性に富む熱可塑性エラストマーやエチレンビニ
ルアルコール等を用いることができ、特に制御対象とな
る液体が飲料水である場合には、衛生上問題とならない
エチレンビニルアルコール等を用いることが好ましい。
【0033】エンドプレート2Bには液体室4Bに突出
するストッパ2aが形成されており、ブラダ3Bの最小
圧縮位置を規制している。また、このエンドプレート2
Bには液体室4Bに流体を導入するためのポート2bが
形成されており、例えばポート2bの雌ネジ部に液体配
管を接続することにより、配管内を流れる液体が気体室
5Bの圧力との均衡に応じて液体室4Bに導かれる。こ
のエンドプレート2Bを構成する材料は特に限定されな
いが、アキュムレータを例えば飲料水システムに使用す
る場合には、衛生上問題とならないポリプロピレンなど
の合成樹脂を採用することが好ましい。
【0034】アウタシェル1Bは有底筒状の例えばステ
ンレスからなる。このアウタシェル1Bに対してエンド
プレート2Bを接合するために、アウタシェル1Bの開
口端部(カシメ部)1aは、エンドプレート2Bに対し
て、カシメ加工が施されている。この開口端部1aに
は、図6に示されるように、アキュムレータの組み立て
を行う際に、ブラダの取付部3aやエンドプレート2
B、エンドプレート2Bに設けられたOリング6B等と
干渉しないように、内面にテーパ面28Bが形成されて
いる。なお、これらアウタシェル1Bとエンドプレート
2Bで形成されるアキュムレータ室のシール性能を確保
するために、当該アウタシェル1Bとエンドプレート2
Bとの間には例えばOリングなどのシール部材6Bが介
装されている。
【0035】アキュムレータの組立装置 図5に示すように、本実施例に係るアウタシェル1Bに
は気体室5Bにガスを封入するためのガス封入孔は開設
されていない。つまり、このアキュムレータのアウタシ
ェル1Bは無孔状に構成されている。ただし、アキュム
レータを製造するに際し、気体室5Bには所定のガス圧
で窒素ガスなどのガスを封入する必要があるため、本実
施例では、以下に説明するアキュムレータの組立装置お
よび組立方法を用いてガスの封入が行われる。図6は本
実施例のアキュムレータの組立方法を説明する組立装置
の断面図であり、左半分は部品セット工程、右半分はガ
ス封入工程およびカシメ工程をそれぞれ示す。
【0036】まず、本実施例のアキュムレータの組立装
置について説明すると、位置固定に設けられた第2の型
10Bに対し、図示しない流体シリンダ等により第1の
型11Bが接近離反移動可能に設けられており、さらに
第1の型10Bには枠12Bが設けられている。この第
2の型10Bと第1の型11Bは、図6右半分に示すよ
うに合わせる手前で、内部に密閉空間Sが形成され、第
2の型10Bに設けられたOリング13Bによって当該
密閉空間Sのシール性能が確保されている。
【0037】枠12Bは、第2の型10Bの中央部に形
成してある軸孔28B内に軸方向移動自在に収容され、
軸孔28Bに形成してあるストッパ用段部30Bによ
り、枠12Bの上昇移動(図6において)が制限され
る。この枠12Bは、スプリング23によって常時図6
の上方にスプリング力が付与される。枠12Bが上下移
動したときに第2の型10Bにスティックするのを防止
して円滑な摺動を実現するために、第2の型10Bと枠
12Bの間にはOリング14Bが介装されている。な
お、スプリング23は、図6において上方にバネ付勢さ
れているが、後述するアキュムレータの組み付け時にお
いて、カラー7Bでブラダ3Bを押圧しても当該枠12
Bが下降しないようなバネ定数を選定する必要がある。
ただし、図6の右半分に示すように、第1の型11Bを
第2の型10Bに最も近づけて、カシメの終了時には、
枠12Bが第2の型10Bに対して下降移動するような
バネ定数に設定する必要がある。すなわち、スプリング
のバネ定数をk,枠のストロークをXとすると、 カシメ終了時の推力>kX>カシメ初期時の推力 を満たすスプリング23を選択する。
【0038】枠12Bの上面には、既述したアキュムレ
ータのエンドプレート2Bの形状に応じた接触面24B
および環状突起26Bが形成されており、エンドプレー
ト2Bを当該枠12Bに載置する際の位置決め機能を司
る。一方、環状突起26Bの外周に位置する第2の型1
0Bの上面には、アウタシェル1Bのカシメられる開口
端部1aの形状に応じた凹部20Bが形成されており、
カシメ加工面を構成している。
【0039】第1の型11Bには、アウタシェル1Bの
形状に応じた凹部21Bが形成されており、この凹部2
1Bの内側面にOリング15Bが装着されている。そし
て、この第1の型11Bの凹部21Bにアウタシェル1
Bを挿入すると、Oリング15Bの弾性によってアウタ
シェル1Bは第1の型11Bに保持されることになる。
なお、図6において、第1の型11Bおよび第2の型1
0Bに形成されたエアー抜き孔16Bは、第1の型11
Bの凹部21Bにアウタシェル1Bを挿入する際のエア
ー抜き孔として機能する。また、密閉空間S内に高圧ガ
スを導入したときにアウタシェル1Bが凹部21B内に
過度に押しつけられないようにする均圧機能と、枠12
Bがガス圧で下降しないようにする均圧機能とを有す
る。
【0040】第1の型11Bに開設されたガス導入孔1
7Bには、アキュムレータの気体室5Bに封入するガス
のガス供給管18Bとガス開放管19Bが接続されてお
り、密閉空間S内にガスを供給する場合には開放弁19
aを閉じると共に供給弁18aを開く。また、気体室5
Bにガスの封入を終了すると密閉空間S内のガスを放出
するために供給弁18aを閉じたままで開放弁19aを
開く。これらが本発明のガス供給手段を構成している。
また、第2の型10Bにはカシメ加工を終了した時に密
閉空間S内のガス抜きを行うためのガス抜き孔25が設
けられている。なお、本発明のガス導入孔17Bは第1
の型11Bに必ずしも設ける必要はなく、第2の型10
Bに設けてもよい。
【0041】次に、本実施例に係るアキュムレータの組
立手順について説明する。まず、図6の左半分に示すよ
うに、Oリング6B,8Bを装着したエンドプレート2
Bを枠12Bの上部に位置決めしてセットし、このエン
ドプレート2Bにブラダ3Bを載せる。一方、アウタシ
ェル1Bにカラー7Bを組み込んで第1の型11Bの凹
部21Bに挿入する。この場合、開放弁19aおよび供
給弁18aは閉じておき、また第1の型11Bは第2の
型10Bに対して上死点まで上昇させておく。
【0042】次に、第2の型10Bに対して第1の型1
1Bを接近させ、両者10B,11Bを合わせることに
より内部に密閉空間Sを形成する。この場合、第1の型
11Bを第2の型10Bに近接させて行くと、まずOリ
ング13Bにより第1の型11Bと第2の型10Bとで
密閉空間Sが形成されるので、供給弁18aを開いて密
閉空間S内にガスを供給して所定のガス圧まで上昇させ
る。このとき供給されるガス圧P1 は、アキュムレータ
の設定圧力P2 、ガス供給時における密閉空間の容積V
1 、完全に型締めしたときの密閉空間の容積V2 とした
とき、 P1 =P2 ×V2 /V1 を満足するガス圧とする。ただし、当該アキュムレータ
を組み立てた後、大気中に取り出すとポートから大気が
侵入するのでブラダが収縮することになる。したがっ
て、ブラダ収縮前のガス容積をv1 、収縮後のガス容積
をv2 とすると、実際のアキュムレータの圧力P3 は、 P3 =P2 ×v1 /v2 となる。この点も考慮しながらガスの初期値を決定する
必要がある。このようにして、密閉空間内全体が所定の
ガス圧まで上昇することになる。
【0043】さらに第1の型11Bを下降させていく
と、アウタシェル1Bの開口端部1aがエンドプレート
2Bに挿入され、さらに下降するとアウタシェル1Bの
開口端部1aは第2の型10Bに形成された凹部20B
によってエンドプレート2Bにカシメられ、両者1B,
2Bの接合が行われる。これと同時に、カラー7Bがブ
ラダ3Bの取付部3aをエンドプレート2Bに押しつけ
ることになる。なお、第1の型11Bと第2の型10B
とが当接する際に、アウタシェル1Bの段部1bによっ
て押圧されるカラー7Bを介して枠12Bはスプリング
23のバネ力に抗して僅かに下降することになる。
【0044】このようにしてガスの封入とカシメ接合を
行った後、開放弁19aおよびガス抜き孔25を開いて
密閉空間S内を常圧に戻し、第1の型11Bを上昇させ
た後組み立てられたアキュムレータを取り出す。このと
き、アウタシェル1Bと第1の型11Bとの間のガス抜
きを完全に行うためには、第1の型11Bと第2の型1
0Bとのそれぞれに形成されたエアー抜き孔16B,1
6Bが合致していることが望ましい。また、第1の型1
1Bの凹部21Bに設けられたOリング15Bが複数あ
る場合には、Oリング15B,15B間のガス抜きを行
うためのエアー抜き孔を別途設けておくことが望まし
い。
【0045】
【実施例3】次に、本発明の第3の実施例に係るアキュ
ムレータの組立装置について説明する。この第3実施例
に係るアキュムレータの組立装置は、図6に示すアキュ
ムレータの組立装置の改良であり、図6に示す部材と共
通する部材には共通する符号を付し、共通する部分の説
明は一部省略する。
【0046】本実施例のアキュムレータの組立装置で
は、図6に示す組立装置と比較し、図7に示すように、
枠12Bの上部外周に位置決め用環状突起26Bを形成
することなく、枠12Bの上部中央にロッド状突起26
Cを形成している。ロッド状突起26Cは、エンドプレ
ート2Bのポート2b内に挿入され、これにより、エン
ドプレート2Bが枠12Bに対して芯出しされ、位置決
めされる。
【0047】本実施例では、図6に示す実施例と比較
し、薄肉状の環状突起26Bを形成する必要がなくなる
ので、組立装置の製造がきわめて容易になる。たとえば
ロッド状突起26Cは、容易に枠12Bと一体に加工成
形することができる。または、ロッド状突起26Cを枠
12Bと別体に成形しておき、枠12Bに対して螺合に
より容易に取り付けることができる。また、本実施例で
は、図6に示す実施例に比較し、エンドプレート2Bを
環状突起26Bで位置決めする必要がなくなるので、エ
ンドプレート2Bの端部外周形状の自由度も増す。たと
えば、位置決めは、ポート2bで行わせれることから、
環状突起26Bの内周面精度に合わせて、エンドプレー
ト2Bの端部外周面精度を上げる必要もない。
【0048】本実施例に係るアキュムレータの組立装置
のその他の改良点として、第1の型11Bの下端内周面
と、第2の型10Bの上端外周面とに、それぞれテーパ
部32,34を形成し、これらの合わせ面のシール部材
としてのOリング13Cを第1の型11Bの内周面に装
着した点がある。また、第1の型11Bの内周合わせ面
には、図7,8に示すように、摺動リング36が装着し
てある。摺動リング36としては、たとえば摺動性に優
れたフッ素樹脂リングなどを用いることができる。
【0049】テーパ部32,34を形成することで、第
1の型11Bと第2の型10Bとが組み合わされる際
に、合わせ面であるシール面に傷が付くことを防止する
ことができる。また、摺動リング36を第1の型11B
と第2の型10Bとの間の合わせ面に装着することで、
これらの合わせ面の間のクリアランスを十分に保つこと
ができ、この点でもシール面である合わせ面に傷が付く
ことを防止できる。これらの合わせ面のシールは、第1
の型11Bの合わせ面に装着されたOリング13Cによ
り良好に保たれる。その結果、第1の型11Bと第2の
型10Bとが組み合わされた状態で、密閉空間Sの密封
性が確実になる。第1の型11Bの合わせ面にOリング
13Cを装着すれば、第2の型10Bの合わせ面にはO
リングを装着する必要はなくなる。
【0050】
【実施例4】次に、本発明の第4の実施例に係るアキュ
ムレータの組立装置について説明する。この第4実施例
に係るアキュムレータの組立装置は、図7に示すアキュ
ムレータの組立装置の改良である。
【0051】本実施例のアキュムレータの組立装置で
は、図7に示す組立装置と比較し、図9に示すように、
カシメ加工面を構成する凹部20Dが形成された部品4
0を第2の型10Dから取り外し自在に構成した点が大
きく異なる。
【0052】第1の型11D、第2の型10D、枠12
Dおよびロッド状突起26Dの具体的構成は、図7に示
す実施例と見かけ上相違するが、機能的には同様であ
る。本実施例では、第1の型11Dが、第2の型10D
の上部に形成された組合せ用凹部内に挿入されて、密閉
空間Sが形成される。したがって、第1の型11Dの外
周面にシール面である合わせ面が形成され、そこにOリ
ング13Dおよび摺動リング36が装着される。
【0053】密閉空間Sには、第1の型11Dに形成さ
れたガス導入孔17Dを通して所定圧のガスが導入され
る。また、第1の型11Dおよび第2の型10Dには、
図7に示すエアー抜き孔16Bに相当するエアー抜き孔
16Dが形成してある。なお、図9中符号「42」は、
枠12Dが部品40および第2の型10Dに対してスラ
イド移動し易くするための摺動リングを示し、符号「4
4,46,48」はOリングを示す。
【0054】本実施例では、カシメ加工面である凹部2
0Dが形成してある部品40を、第2の型10Dに対し
て着脱自在のカートリッジ式に構成したので、カシメ加
工面である凹部20Dが摩耗した場合などに、容易に取
り替えることができる。また、型全体を取り替える必要
がなくなる。
【0055】なお、以上説明した実施例は、本発明の理
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施例に開示された各要素は、本発明の技術
的範囲の範囲内で種々に改変することができる。
【0056】例えば、Oリング13A,13B,15
A,15Bなどのように脱落するおそれがあるものにつ
いては、Oリング溝をいわゆる蟻溝(断面が逆三角形状
の環状凹部)とすることが好ましい。また、第2実施例
におけるカラー7Bはアウタシェル1Bに設けずともブ
ラダ3B側に設けて組み立てを行ってもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明は、ブラダを気体室内に設けられ
た圧接部材を介してシェルの他方部材に保持しているの
で、ブラダの取付部のシール性能が高まり、しかも従来
必要とされたブラダ位置決め用の段部に代えて位置精度
を確保することができる。これにより、シェルの形状を
単純化することができ加工が容易となって精度の向上お
よび量産性の向上にともなうコストダウンが期待でき
る。さらに、気体室をシェルの一方部材と圧接部材との
2重構造とすれば耐圧性が向上し、これによってもシェ
ルの薄肉化を実現でき、軽量化に寄与するため、例えば
自動車用アキュムレータ等に用いて好ましい。
【0058】また、圧接部材を介してブラダをシェルの
他方部材に保持しているので、仮組付けしたアキュムレ
ータを、封入すべき高圧ガス雰囲気に臨ませ、この状態
でシェルを接合することにより、気体室にガスが封入さ
れたアキュムレータを、容易に組み立てることができ
る。すなわち、このようなアキュムレータは、シェルの
一方部材を保持する第1の型と、この第1の型と協働し
て内部に密閉空間を形成する第2の型と、シェルの他方
部材を保持する枠と、密閉空間内にガスを導入するガス
供給手段とを有する簡素で安価な組立装置によって容易
に組み立てられる。
【0059】その結果、従来採用していたガス封入孔を
廃止することができ、ガスの漏洩を防止して気体室の圧
力を一定に維持することが可能となる。そのため、アキ
ュムレータの寿命が向上し、例えばメインテナンスフリ
ーが必要とされる部位への使用が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るアキュムレータを
示す縦断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図(部品セット工程)である。
【図3】 本発明の第1実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図(ガス封入工程)である。
【図4】 本発明の第1実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図(カシメ工程)である。
【図5】 本発明の第2実施例に係るアキュムレータを
示す縦断面図である。
【図6】 本発明の第2実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図(左半分は加工前、右半分は加工
中を示す図)である。
【図7】 本発明の第3実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図(左半分は加工前、右半分は加工
中を示す図)である。
【図8】 図7に示す組立装置の要部を示す概略断面図
である。
【図9】 本発明の第4実施例に係るアキュムレータの
組立装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B…アウタシェル(シェルの一方部材) 1a…開口端部(カシメ部) 2A,2B…エンドプレート(シェルの他方部材) 2a…ストッパ 2b…ポート 3A,3B…ブラダ 3a…取付部 3b…接合面 4A,4B…液体室 5A,5B…気体室 6A,6B…Oリング(シール部材) 7A,7B…カラー(圧接部材) 7a…当接面 8A,8B…Oリング 9…接合面 10A,10B,10D…第2の型 11A,11B,11D…第1の型 12A,12B,12D…枠 13A,13B,13C,14A,14B,15A,15B,44,46,48…Oリング 16A,16B,16D…エアー抜き孔 17A,17B,17D…ガス導入孔 18A,18B…ガス供給管 18a…供給弁 19A,19B…ガス開放管 19a…開放弁 20A,20B,20D…凹部 21A,21B…凹部 22…Oリング 23…スプリング 24A,24B…接触面 25…ガス抜き孔 26A,26B,26C,26D…突起(位置決め用) 36,42…摺動性リング 40…部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−8001(JP,U) 実開 平5−50299(JP,U) 西独国特許出願公開2240989(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェルの一方の部材(2A,1B)を保持
    する第1の型(11A,11B,11D)と、 前記第1の型(11A,11B,11D)に対して相対
    的に移動可能に設けられ、前記第1の型(11A,11
    B,11D)と協働して内部に密閉空間(S)を形成す
    る第2の型(10A,10B,10D)と、 前記第2の型(10A,10B,10D)内に保持され
    て、前記第1の型(11A,11B,11D)方向に移
    動可能に設けられ、前記シェルの他方の部材(1A,2
    B)を保持する枠(12A,12B,12D)と、 前記第1の型(11A,11B,11D)または第2の
    型(10A,10B,10D)の何れか一方の型に設け
    られ、前記シェルを構成する一方の部材(1A,1B)
    に形成されたカシメ部(1a)を他方の部材(2A,2
    B)に折り曲げてカシメる凹部(20A,20B,20
    D)と、 前記第1の型(11A,11B,11D)および前記第
    2の型(10A,10B,10D)の少なくとも一方に
    開設されたガス導入孔(17A,17B,17D)から
    前記密閉空間(S)内にガスを供給するガス供給手段
    (18A,18B)と、を有することを特徴とするアキ
    ュムレータの組立装置。
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