JP3298642B2 - 安定なエマルジョンの限外瀘過法 - Google Patents
安定なエマルジョンの限外瀘過法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば使用切削油のような安定なエマルジ
ョンの限外濾過法、特にエマルジョンを不安定化させる
ために少量の塩をエマルジョンに添加することから成る
方法、つまり限外濾過膜を通過する前に水と油とを前も
って分離しないですむ方法に関わる。
ョンの限外濾過法、特にエマルジョンを不安定化させる
ために少量の塩をエマルジョンに添加することから成る
方法、つまり限外濾過膜を通過する前に水と油とを前も
って分離しないですむ方法に関わる。
切削油は鉱物油と、界面活性剤と、共(補)界面活性
剤と多種類の添加剤(殺菌剤、極圧剤、潤滑油、腐食防
止剤、湿潤剤等)との混合物である。このような全体が
水と乳化する成分の組み合わせは普通、水90〜99%に対
して油1〜10%の濃度で使用される。切削油エマルジョ
ンは −潤滑及び摩擦の軽減 −冷却 −摩耗及び腐食の軽減 −(切り屑、埃等の)不純物の除去 などの機能を切削用具に与えるために金属の加工、成形
及び石の切削のための全操作で使用される。
剤と多種類の添加剤(殺菌剤、極圧剤、潤滑油、腐食防
止剤、湿潤剤等)との混合物である。このような全体が
水と乳化する成分の組み合わせは普通、水90〜99%に対
して油1〜10%の濃度で使用される。切削油エマルジョ
ンは −潤滑及び摩擦の軽減 −冷却 −摩耗及び腐食の軽減 −(切り屑、埃等の)不純物の除去 などの機能を切削用具に与えるために金属の加工、成形
及び石の切削のための全操作で使用される。
低速の細菌分解及び不純物による汚染のために数カ月
で有効性を失うまで、これらのエマルジョンは工作機械
の閉回路で働く。従って定期的に前記エマルジョンを交
換しなければならない。これらの使用エマルジョンを直
接自然環境に排出することによって引き起こされる有機
的汚染は環境を破壊し得る。従ってこれらの使用切削油
の処理問題を解決しなければならない。
で有効性を失うまで、これらのエマルジョンは工作機械
の閉回路で働く。従って定期的に前記エマルジョンを交
換しなければならない。これらの使用エマルジョンを直
接自然環境に排出することによって引き起こされる有機
的汚染は環境を破壊し得る。従ってこれらの使用切削油
の処理問題を解決しなければならない。
油の液滴は小さすぎて重量分離によっては分離し得な
いので、不安定なエマルジョンに対して使用される従来
の分離法、つまりデカンテーション、浮選、粒子もしく
は繊維層への凝着または湿式サイクロンによって安定エ
マルジョンを分離することはできない。さらに界面活性
剤及び共界面活性剤により電気的及び/又は機械的障壁
が存在するために油の液滴の凝着が妨げられる。
いので、不安定なエマルジョンに対して使用される従来
の分離法、つまりデカンテーション、浮選、粒子もしく
は繊維層への凝着または湿式サイクロンによって安定エ
マルジョンを分離することはできない。さらに界面活性
剤及び共界面活性剤により電気的及び/又は機械的障壁
が存在するために油の液滴の凝着が妨げられる。
現在使用されている処理方法は三つのカテゴリーに分
類され得る。
類され得る。
−熱による処理方法 二つの型の処理に区別し得る。最も簡単な一つは使用
エマルジョンを直接燃焼することからなり、他方は蒸発
に基づく。水性相は蒸発して除去し油性相は操作の最後
に回収する。これらの二つの方法はあらゆる型の切削流
体に適用されるが、高エネルギーを消費するという重大
な欠点を有する。
エマルジョンを直接燃焼することからなり、他方は蒸発
に基づく。水性相は蒸発して除去し油性相は操作の最後
に回収する。これらの二つの方法はあらゆる型の切削流
体に適用されるが、高エネルギーを消費するという重大
な欠点を有する。
−物理化学的処理方法 これらの方法は「エマルジョンの凝離」と称されるこ
とが多い、使用油−水エマルジョンの不安定化に基づ
く。この凝離は普通、酸、塩又は高分子電解質型の化学
反応物質の作用によって達成される。後続の水の分離は
単純なデカンテーションによって普通実施される。この
型の凝離方法一例はFR−A−2,656,812に記載されてい
る。極めて長時間のデカンテーションの後には良好な分
離量が得られるが、これらの方法には二つの大きな欠点
がある。
とが多い、使用油−水エマルジョンの不安定化に基づ
く。この凝離は普通、酸、塩又は高分子電解質型の化学
反応物質の作用によって達成される。後続の水の分離は
単純なデカンテーションによって普通実施される。この
型の凝離方法一例はFR−A−2,656,812に記載されてい
る。極めて長時間のデカンテーションの後には良好な分
離量が得られるが、これらの方法には二つの大きな欠点
がある。
第一の欠点は使用される反応物質量の多さのため、初
期の有機性汚染にかわって酸又は塩の汚染が問題とな
る。これらの方法の第二の主要な欠点は、凝離が化学反
応に相当するために化学量論的であると知見され、使用
される反応物質を最適投与することが要求されることで
ある。従って、使用される塩、酸又は高分子電解質の最
適濃度をあらかじめ決定するためには凝集の時のように
試験を実施することが不可欠である。
期の有機性汚染にかわって酸又は塩の汚染が問題とな
る。これらの方法の第二の主要な欠点は、凝離が化学反
応に相当するために化学量論的であると知見され、使用
される反応物質を最適投与することが要求されることで
ある。従って、使用される塩、酸又は高分子電解質の最
適濃度をあらかじめ決定するためには凝集の時のように
試験を実施することが不可欠である。
−限外濾過方法 限外濾過によって水から油を分離するために、5μm
未満の直径の切削油滴を含むエマルジョンを直径約100
Åの透水性多孔質膜を備えた限外濾過装置に循環させ
る。
未満の直径の切削油滴を含むエマルジョンを直径約100
Åの透水性多孔質膜を備えた限外濾過装置に循環させ
る。
限外濾過を使用する処理方法は確かな利点を示す。前
記方法はごく僅かなエネルギーしか消費せず、処理プラ
ントの規模は小さく、処理後水が切削油に汚染されな
い。さらに、物理化学的方法の場合と同様に連続的な人
的管理は不要であるため容易に自動化することができ、
これは現状では著しい利点である。
記方法はごく僅かなエネルギーしか消費せず、処理プラ
ントの規模は小さく、処理後水が切削油に汚染されな
い。さらに、物理化学的方法の場合と同様に連続的な人
的管理は不要であるため容易に自動化することができ、
これは現状では著しい利点である。
しかしこの限外濾過法には、透過量と、油の液滴の漸
次的堆積によって製造される膜上のいわゆる「分極」層
の形成とに直接影響を与えるエマルジョンの粘性に特に
関する制約がある。この層が30〜40%の油を含む時、特
に粘性の強い白いゲル状の粘稠度を有する。このように
して得られる目詰まりによって膜の透水性の著しい低
下、つまり膜を通過する透過量の減少及び膜の目詰まり
を起こした領域における細管分離作用の停止が生じ、そ
れが油の漏出及び油−水分離の悪化となって現れる。
次的堆積によって製造される膜上のいわゆる「分極」層
の形成とに直接影響を与えるエマルジョンの粘性に特に
関する制約がある。この層が30〜40%の油を含む時、特
に粘性の強い白いゲル状の粘稠度を有する。このように
して得られる目詰まりによって膜の透水性の著しい低
下、つまり膜を通過する透過量の減少及び膜の目詰まり
を起こした領域における細管分離作用の停止が生じ、そ
れが油の漏出及び油−水分離の悪化となって現れる。
限外濾過法のこの主要な欠点を解決するためには、希
釈すること又は、塩、有機化合物もしくは酸を投入する
こともしくは単にエマルジョンを希釈することによって
エマルジョンを完全もしくは部分的に凝離することによ
ってエマルジョンの粘性を下げることが公知である。従
来技術におけるこの化学的不安定化には限外濾過の前又
は後にデカンテーションが伴う。この型の限外濾過に先
立つ不安定化は二つの異なる相、あらかじめ分離された
油と、粘性が低下した、限外濾過すべき残留エマルジョ
ンとを処理することからなる。
釈すること又は、塩、有機化合物もしくは酸を投入する
こともしくは単にエマルジョンを希釈することによって
エマルジョンを完全もしくは部分的に凝離することによ
ってエマルジョンの粘性を下げることが公知である。従
来技術におけるこの化学的不安定化には限外濾過の前又
は後にデカンテーションが伴う。この型の限外濾過に先
立つ不安定化は二つの異なる相、あらかじめ分離された
油と、粘性が低下した、限外濾過すべき残留エマルジョ
ンとを処理することからなる。
しかし、安定なエマルジョンを限外濾過によって分離
する従来の方法における上記改善法によって限外濾過方
法を工業的規模で経済的に発展させることはできない。
膜の透過量を改善するために一方がエマルジョンの凝離
による不安定化の工程からなる二つの工程が必要とされ
るからである。さらに油性汚染にかわって重大な塩によ
る汚染が問題となるが、それに対する好都合な解決方法
は実施されていない。さらに人的管理が必要であり、こ
の型の方法は部分的にしか自動化し得ない。
する従来の方法における上記改善法によって限外濾過方
法を工業的規模で経済的に発展させることはできない。
膜の透過量を改善するために一方がエマルジョンの凝離
による不安定化の工程からなる二つの工程が必要とされ
るからである。さらに油性汚染にかわって重大な塩によ
る汚染が問題となるが、それに対する好都合な解決方法
は実施されていない。さらに人的管理が必要であり、こ
の型の方法は部分的にしか自動化し得ない。
従って本発明は膜を使用する限外濾過法の性能を向上
させるため、つまり、単一の工程で、「油」と「粘性の
弱いエマルジョン」の二相にエマルジョンを凝離するこ
とによってあらかじめ不安定化せずに、透過量を増加
し、目詰まり及び分極相の形成の問題を抑制し、当座使
用される膜の面積を縮小するため限外濾過法を改善する
ことを目的とする。
させるため、つまり、単一の工程で、「油」と「粘性の
弱いエマルジョン」の二相にエマルジョンを凝離するこ
とによってあらかじめ不安定化せずに、透過量を増加
し、目詰まり及び分極相の形成の問題を抑制し、当座使
用される膜の面積を縮小するため限外濾過法を改善する
ことを目的とする。
従って本発明は、多孔性膜によって部分的に仕切られ
たチェンバにエマルジョンを循環させることから成る、
安定な水中油滴型エマルジョンの限外濾過方法であり、
エマルジョンが前記チェンバに入る前に、エマルジョン
に存在する塩/油の重量比0.01〜0.2に対応する少量の
塩をエマルジョンに添加することを特徴とする。
たチェンバにエマルジョンを循環させることから成る、
安定な水中油滴型エマルジョンの限外濾過方法であり、
エマルジョンが前記チェンバに入る前に、エマルジョン
に存在する塩/油の重量比0.01〜0.2に対応する少量の
塩をエマルジョンに添加することを特徴とする。
本発明の方法に適する塩にはアルカリ土類金属のハロ
ゲン化物及びギ塩酸がある。本発明の実施例ではハロゲ
ン化及びギ酸カルシウム及びマグネシウムが好ましいと
される。
ゲン化物及びギ塩酸がある。本発明の実施例ではハロゲ
ン化及びギ酸カルシウム及びマグネシウムが好ましいと
される。
しかしながら、最もよく使用されて最も安価な好まし
い塩は塩化カルシウムである。
い塩は塩化カルシウムである。
本発明による方法を実施するためには、エマルジョン
中の塩化カルシウムの濃度が0.1〜1Kg/m3の間で選択さ
れる。
中の塩化カルシウムの濃度が0.1〜1Kg/m3の間で選択さ
れる。
本発明による方法の利点は、当業者による公知方法と
は異なり、油と希釈エマルジョンとにエマルジョンを凝
離することによって不安定化させるのに必要な量の塩よ
り最大で10倍少ない微量の塩を添加することにある。本
発明による前記の方法では分離チェンバの前又は中でエ
マルジョンの凝離は起こらない。従って膜の表面に油膜
が堆積しないのでいかなる分極ゲルも形成されない。こ
のようにして膜を、膜の表面で凝着された油を連続的に
分離し得る凝着面に変換する。分離される油の量は化学
量論的には、前記膜上で回収、凝着される限外濾過液中
の油の量に相当する。このため、公知技術の現状におけ
る記載に反して、限外濾過液の濃縮回路中の油の濃度は
低く一定であり、これにより、薬剤(medium)の濃度の
低さを考慮すると、高い透過量の獲得が助長される。
は異なり、油と希釈エマルジョンとにエマルジョンを凝
離することによって不安定化させるのに必要な量の塩よ
り最大で10倍少ない微量の塩を添加することにある。本
発明による前記の方法では分離チェンバの前又は中でエ
マルジョンの凝離は起こらない。従って膜の表面に油膜
が堆積しないのでいかなる分極ゲルも形成されない。こ
のようにして膜を、膜の表面で凝着された油を連続的に
分離し得る凝着面に変換する。分離される油の量は化学
量論的には、前記膜上で回収、凝着される限外濾過液中
の油の量に相当する。このため、公知技術の現状におけ
る記載に反して、限外濾過液の濃縮回路中の油の濃度は
低く一定であり、これにより、薬剤(medium)の濃度の
低さを考慮すると、高い透過量の獲得が助長される。
本発明によって実施される現象は、膜に捕捉されてい
る低い濃度の塩の存在が流れ圧力及び流体力学的力の総
合作用により微小液滴とエマルジョンを保持する水との
分離及び膜でのそれらの凝着を同時に助長することであ
ると説明される。この方法では塩性であれ、油性であ
れ、いかなる汚染もあり得ないので当業者が開発した公
知技術に比べて大きな利点を有する。従って、回収され
た水は硬度が低く、所望の飲用水としての基準に合致す
地表水に匹敵する。
る低い濃度の塩の存在が流れ圧力及び流体力学的力の総
合作用により微小液滴とエマルジョンを保持する水との
分離及び膜でのそれらの凝着を同時に助長することであ
ると説明される。この方法では塩性であれ、油性であ
れ、いかなる汚染もあり得ないので当業者が開発した公
知技術に比べて大きな利点を有する。従って、回収され
た水は硬度が低く、所望の飲用水としての基準に合致す
地表水に匹敵する。
以下、添付の図面を参照し、非限定的な実施態様によ
って本発明を説明する。
って本発明を説明する。
−図1は、本発明の方法を使用し得る限外濾過装置の概
略図であり; −図2は、限外濾過試験を実施し得る実験セルの概略図
であり; −図3は、図2のセルを用いて得られた、時間の関数と
しての、限外濾液の流量変化を示すグラフであり; −図4は、CaCl2濃度の関数としての比Q/Q0のグラフで
あり; −図5は、圧力の関数として流量の変化を示すグラフで
あり; −図6は、図1の装置を用いて得られた、時間の関数と
しての、限外濾液の流量変化を示すグラフである。
略図であり; −図2は、限外濾過試験を実施し得る実験セルの概略図
であり; −図3は、図2のセルを用いて得られた、時間の関数と
しての、限外濾液の流量変化を示すグラフであり; −図4は、CaCl2濃度の関数としての比Q/Q0のグラフで
あり; −図5は、圧力の関数として流量の変化を示すグラフで
あり; −図6は、図1の装置を用いて得られた、時間の関数と
しての、限外濾液の流量変化を示すグラフである。
図1は、冷却回路16が備えられた、処理すべきエマル
ジョン14を収容するためのタンク12を含む限外濾過装置
10を示す。タンク12には、遠心ポンプ20を介して濾過回
路22に連結されている出口18がある。弁26が備えられた
第2回路24がポンプ20とタンク12との間に配置されてお
り、これによって、濾過回路22内の液体の流れを制御し
得る。
ジョン14を収容するためのタンク12を含む限外濾過装置
10を示す。タンク12には、遠心ポンプ20を介して濾過回
路22に連結されている出口18がある。弁26が備えられた
第2回路24がポンプ20とタンク12との間に配置されてお
り、これによって、濾過回路22内の液体の流れを制御し
得る。
濾過回路22は、膜33が備えられた限外濾過セルの上流
と下流とに配置された2つの弁28及び30を含んでいる。
限外濾過セルは濾液出口34を含む。濾過回路22は更に、
限外濾過セル32の下流に分離装置36をも含む。限外濾過
装置が使用されるとき、処理されるべき液体は、セル32
中を膜33と平行に高速で通過する。
と下流とに配置された2つの弁28及び30を含んでいる。
限外濾過セルは濾液出口34を含む。濾過回路22は更に、
限外濾過セル32の下流に分離装置36をも含む。限外濾過
装置が使用されるとき、処理されるべき液体は、セル32
中を膜33と平行に高速で通過する。
本発明の第1の実施態様においては、エマルジョンを
不安定化するため、限外濾過プロセスは、少量の塩をエ
マルジョンに、それがセル32内に進入する前に添加する
ことからなる。塩はCaCl2であるのが好ましい。
不安定化するため、限外濾過プロセスは、少量の塩をエ
マルジョンに、それがセル32内に進入する前に添加する
ことからなる。塩はCaCl2であるのが好ましい。
限外濾液の流量に及ぼすCaCl2添加の影響を調査する
ため、4%の油分を含むエマルジョンにおいて種々の塩
濃度で試験を実施した。塩濃度は、エマルジョン1リッ
トルに添加した塩の量をmgで表わすものとする。
ため、4%の油分を含むエマルジョンにおいて種々の塩
濃度で試験を実施した。塩濃度は、エマルジョン1リッ
トルに添加した塩の量をmgで表わすものとする。
かかる試験は、図2に示した実験セルを用いて実施し
た。“Amicon"タイプであるこのセルは全体が番号40で
示されており、撹拌装置42を含んでいる。加圧空気が貯
蔵容器44からセル40内部に、弁48を備えた導管46を介し
て輸送される。図1の限外濾過装置の例のごとく、セル
40には膜50が備えられている。限外濾液は導管52中を秤
り54に向かって流れる。
た。“Amicon"タイプであるこのセルは全体が番号40で
示されており、撹拌装置42を含んでいる。加圧空気が貯
蔵容器44からセル40内部に、弁48を備えた導管46を介し
て輸送される。図1の限外濾過装置の例のごとく、セル
40には膜50が備えられている。限外濾液は導管52中を秤
り54に向かって流れる。
図3は、種々のCaCl2濃度における限外濾液の流量の
変化を時間の関数として示している。図3に示した結果
は図2のセルを用いて得られたものであり、300mg/以
上の塩濃度において限外濾液の流量が明らかに向上して
いることが判る。作業終了時、遊離油分が保持液の表面
に浮遊していた。
変化を時間の関数として示している。図3に示した結果
は図2のセルを用いて得られたものであり、300mg/以
上の塩濃度において限外濾液の流量が明らかに向上して
いることが判る。作業終了時、遊離油分が保持液の表面
に浮遊していた。
分極層は完全には除去されないが、塩濃度が上昇する
に従ってその影響は軽減される。塩化カルシウムは、油
滴間の電位を低下させる効果を有する。その結果、水分
が膜を通過するに従い、膜上に集中した油滴が凝着し、
エマルジョンから分離する。この遊離油分が表面に浮上
し、分極層を不安定化し、ゲル形成が防止される。
に従ってその影響は軽減される。塩化カルシウムは、油
滴間の電位を低下させる効果を有する。その結果、水分
が膜を通過するに従い、膜上に集中した油滴が凝着し、
エマルジョンから分離する。この遊離油分が表面に浮上
し、分極層を不安定化し、ゲル形成が防止される。
図4には、種々の油分濃度において、1バール,20℃
における限外濾液の流量対純水の流量の比Q/Q0の変化
を、塩化カルシウム濃度の関数としてプロットしてあ
る。この試験もまた図2のセルを用いて実施した。各グ
ラフに3つのプラトーが認められる。第1のプラトーに
おいては、流量は依然として塩を添加せずに得られるも
のに等しい。次いで、第2プラトーまでは流量が急増し
ている。このときエマルジョンは部分的に不安定化して
いるが、油分−水分の分離は全く認められなかった。最
適な塩濃度はこのプラトーの確立に対応する。第3のプ
ラトーにおいては、限外濾液の流量は純水に等しい。こ
のプラトーに対応する塩濃度は、文献によって与えられ
る完全凝離に必要な量に等しい。
における限外濾液の流量対純水の流量の比Q/Q0の変化
を、塩化カルシウム濃度の関数としてプロットしてあ
る。この試験もまた図2のセルを用いて実施した。各グ
ラフに3つのプラトーが認められる。第1のプラトーに
おいては、流量は依然として塩を添加せずに得られるも
のに等しい。次いで、第2プラトーまでは流量が急増し
ている。このときエマルジョンは部分的に不安定化して
いるが、油分−水分の分離は全く認められなかった。最
適な塩濃度はこのプラトーの確立に対応する。第3のプ
ラトーにおいては、限外濾液の流量は純水に等しい。こ
のプラトーに対応する塩濃度は、文献によって与えられ
る完全凝離に必要な量に等しい。
上記表は得られた結果をまとめて示すものである。必
要な塩の量はエマルジョン中の油分濃度に従って増加す
るが、処理対象エマルジョンを物理化学的経路によって
不安定化するために使用される量よりは全く低い。全て
のケースで、透過流量は、不安定化しないものと比較し
て相対的に高い。最適塩量対油分濃度の比は一定であ
り、これによって、処理すべき任意のエマルジョンに対
して、最適限外濾過条件下で作業するのに必要な塩の量
を決定することができる。
要な塩の量はエマルジョン中の油分濃度に従って増加す
るが、処理対象エマルジョンを物理化学的経路によって
不安定化するために使用される量よりは全く低い。全て
のケースで、透過流量は、不安定化しないものと比較し
て相対的に高い。最適塩量対油分濃度の比は一定であ
り、これによって、処理すべき任意のエマルジョンに対
して、最適限外濾過条件下で作業するのに必要な塩の量
を決定することができる。
4%の油分を含むエマルジョン及び塩濃度400mg/の
ケースにおける、限外濾液の流量に及ぼす圧力の影響を
図5に示す。これは図2のセルを用いて調査した。1.4
バールまでは透過流量の流れは圧力と共に増加したが、
高圧力下では流量低下が認められた。3バール以上で
は、流量は通常の限外濾過を使用して得られる流量と等
しくなった。
ケースにおける、限外濾液の流量に及ぼす圧力の影響を
図5に示す。これは図2のセルを用いて調査した。1.4
バールまでは透過流量の流れは圧力と共に増加したが、
高圧力下では流量低下が認められた。3バール以上で
は、流量は通常の限外濾過を使用して得られる流量と等
しくなった。
図6は、油分4%のエマルジョンにおける限外濾液の
流量の変化を時間の関数として示す。この試験は図1の
限外濾過装置を用いて実施した。4分間限外濾過した後
に、10リットルのエマルジョンに5gのCaCl2を加えた。
グラフに見られるように、限外濾液の流量は115/hm2
から210/hm2に即刻増加し、次いで事実上一定となっ
た。
流量の変化を時間の関数として示す。この試験は図1の
限外濾過装置を用いて実施した。4分間限外濾過した後
に、10リットルのエマルジョンに5gのCaCl2を加えた。
グラフに見られるように、限外濾液の流量は115/hm2
から210/hm2に即刻増加し、次いで事実上一定となっ
た。
上述の第1の実施態様に従う方法では、加えた塩の量
は極めて僅かであるので、残留夾雑物は最小限に押さえ
られる。
は極めて僅かであるので、残留夾雑物は最小限に押さえ
られる。
本発明の第2の実施態様によれば、有利なことに、エ
マルジョンが分離チャンバ内に進入する前に低濃度のカ
ルシウムを含む水道水を用いて希釈することにより、明
らかに塩を添加せずともエマルジョンを処理することが
できる。この実施態様においては、エマルジョンを油分
濃度1%にまで希釈する。このように希釈されたエマル
ジョンは不安定になり、上述の濾過装置を使用して分離
し得る。
マルジョンが分離チャンバ内に進入する前に低濃度のカ
ルシウムを含む水道水を用いて希釈することにより、明
らかに塩を添加せずともエマルジョンを処理することが
できる。この実施態様においては、エマルジョンを油分
濃度1%にまで希釈する。このように希釈されたエマル
ジョンは不安定になり、上述の濾過装置を使用して分離
し得る。
上述の第2の実施態様の方法は、塩を全く加えない上
に、任意のタイプの安定化エマルジョンに適用し得ると
いう更なる利点を与える。
に、任意のタイプの安定化エマルジョンに適用し得ると
いう更なる利点を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C10N 40:22 C10N 40:22 (72)発明者 アジブ,デイミイトウリイ フランス国、エフ−31000・トウールー ズ、リユ・ダンフエール・ロシユロー・ 34 (72)発明者 エドモン,ジユリアン フランス国、エフ−31240・サン・ジヤ ン、リユ・ドウ・ガスコーニユ・15 (72)発明者 コトウレ,ジヤツク フランス国、エフ−69390・ミルリイ、 リユ・ラブ(番地なし) (56)参考文献 特開 昭54−158057(JP,A) 特開 昭62−49906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 61/16 B01D 61/14 500
Claims (4)
- 【請求項1】多孔質膜によって一部が仕切られたチャン
バ内にエマルジョンを循環させることからなる、安定化
された“水中油滴型”エマルジョンの限外濾過方法であ
って、エマルジョンが前記チャンバ内に進入する前に、
それに、エマルジョン中に含有される油分の重量%に対
する11あたりの塩の重量(g/l)の比が0.01〜0.2に対応
する少量の塩を導入することを特徴とする方法。 - 【請求項2】前記塩を、アルカリ土類金属のハロゲン化
物及びギ酸塩からなる群から、好ましくはカルシウム及
びマグネシウムのハロゲン化物及びギ酸塩から選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記塩が塩化カルシウムであることを特徴
とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】エマルジョン中に必要な塩化カルシウム濃
度が0.1〜1kg/m3であることを特徴とする請求項1から
3のいずれか一項に記載の方法。
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