JP3296481B2 - 水道に用いるインライン形低流量用減圧弁 - Google Patents

水道に用いるインライン形低流量用減圧弁

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JP3296481B2 JP16587798A JP16587798A JP3296481B2 JP 3296481 B2 JP3296481 B2 JP 3296481B2 JP 16587798 A JP16587798 A JP 16587798A JP 16587798 A JP16587798 A JP 16587798A JP 3296481 B2 JP3296481 B2 JP 3296481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道に用いるイン
ライン形低流量用減圧弁(インライン形低流量定流量弁
ともいう)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動調整弁には自動式と他動式と
があって、自動式調整弁は、弁の作動に必要な動力を検
出部を通して制御対象から直接受けるバルブで、このバ
ルブには、圧力調整弁、調量調整弁(定流量弁ともい
い、例えば特開平1−24947号公報、特開平8−2
49069号公報参照)、温度調整弁等が知られてい
る。
【0003】この圧力調整弁はばね等を用いて圧力を調
整できるバルブであって、これには、減圧弁、背圧弁、
差圧調整弁、比率調整弁等が知られている。
【0004】この減圧形圧力調整弁は、1次側圧力(高
圧)の変動に対応して2次側圧力(低圧)を一定にする
ために、ばね等を用いた平衡機構によって弁体の運動を
自動化したものである。
【0005】ところで、水道に用いる減圧形圧力調整弁
(50)について、次のような提案が知られている(例
えば、特開昭62−62065号公報、特開平7−21
9462号公報、特開平7−302123号公報等参
照)。
【0006】これを図5にて説明する。直線状の軸線a
上に設けられた入口側接続螺部52と出口側接続螺部5
3とからなる筒状の外ケ−ス51に、Oリング54を介
して、筒状弁箱55を密接内嵌したインライン形(管路
の一部に簡単に取付けることができる構造)減圧形圧力
調整弁50において、弁箱55に、1次側Aと2次側B
とを連通する連通孔56を設けた弁座支持板57を設け
て鏡板とし、2次側Bにおける軸線a上で、軸方向に往
復動して1次側Aと2次側Bとを開閉するシリンダ弁
(シリンダ状の弁体が着座により閉弁し、シリンダ内を
2次側とするもの)58を設け、このシリンダ弁58の
1次側Aの先端縁59を、前記弁座支持板57に設けた
ゴム製弁座60に当接・離反させるようにして弁開閉を
行い、このシリンダ弁58の2次側Bに、2次側Bの全
圧が作用する受圧部61を一体に形成し、この受圧部6
1を弁箱55の内面で密接摺動自在に設けたものであ
る。
【0007】そして、この受圧部61には、2次側Bの
全圧(水道水圧によって形成する全圧力のこと)、およ
び、シリンダ弁58に外嵌した圧縮コイルばね(ばねを
圧縮するように荷重が作用するタイプのコイルばねのこ
と)62の弾力が、その両側にそれぞれ作用している。
【0008】したがって、かかる水道に用いるインライ
ン形圧力調整弁50を水道用給水管の途中または端部近
傍に設けると、通常、シリンダ弁58の受圧部61は、
圧縮コイルばね62とシリンダ弁用ストッパ63とに挟
まれて静止し、その1次側Aの先端縁59は弁座60か
ら離れており、したがって、1次側Aと2次側Bとは連
通状態にある。
【0009】ところが、1次側Aの水圧が高圧状態(例
えば、集合高層住宅で、上階に所定の水圧を得ようとす
ると、下階の水圧は異常高圧となる)にあると、2次側
Bに設けた蛇口等の吐水量の調節が困難となるが、この
インライン形圧力調整弁50を介在させれば、高い1次
側Aの水道圧に対応して2次側Bの水道圧が高くなって
も、受圧部61に作用する1次側Aの全圧より大の2次
側Bの全圧が圧縮コイルばね62を圧縮させ、その結
果、シリンダ弁58の先端縁59が弁座60に着座し
て、シリンダ弁58を閉とし2次側Bの高圧化を防ぐ。
【0010】そこで、2次側Bに設けた蛇口等を開弁吐
水すると、2次側Bの水圧(図4における圧力ともい
い、水道水圧のこと)は下がり、圧縮コイルばね62の
弾力によって、シリンダ弁58は戻り、その先端縁59
は弁座60から離れて開となる。
【0011】したがって、このインライン形圧力調整弁
50では、セットしている圧縮コイルばね62の特有の
弾力によって、2次側Bの水圧を一定に調整しようとす
るものである。すなわち、減圧形圧力調整弁を構成する
のである。
【0012】なお、図5中、64は、シリンダ弁58を
摺動自在に支持して1次側Aと2次側Bとを水密状に区
劃し、かつ、圧縮コイルばね62の一方のばね受を形成
する隔壁、65は、密閉状のばね室66と外部とを連通
するブリ−ザ孔、67は、出口側接続螺部53を構成す
るソケットを、それぞれ示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるイン
ライン形減圧形圧力調整弁50では、実験によると、図
4で示すグラフにおけるY線のように、水圧Pに比例し
て流量Qが上昇することが判明した。
【0014】すなわち、このインライン形減圧形圧力調
整弁50によると、同図で示す圧力調整弁等なしの変化
状態を示すX線の流量より全般的に減少しているもの
の、水圧Pが上昇すれば流量Qは増加し、依然として高
圧の水道ではその全開した蛇口等からの吐水量は大きく
なり、折角の減圧形圧力調整弁を介在させても、吐水量
に対しては効目が少ないことが判明した。
【0015】なお、かかる現象を分析してみると、セッ
トした圧縮コイルばね62特有の弾力の強弱に対応して
2次側の水圧、すなわち水量が決まり、そのため、特定
の圧縮コイルばねを使用した場合は、2次側Bにおける
抵抗水圧(例えば、2次側Bの流れを止める)が生じる
場合に限り、その異常高水圧が直ちに防止できるもの
の、2次側Bに設けた蛇口等の吐水中の場合は、2次側
Bの増加した流量を抑えることができない、と考えられ
る。
【0016】したがって、例えば常時一定の流量を必要
とする、すなわち、濾過能力が一定である浄水器や節水
型手洗い用衛生水栓に対しては、かかる減圧形圧力調整
弁50は適用できない、という問題があった。
【0017】一方、前記のようなインライン形減圧形圧
力調整弁50を改良して減圧兼定流量弁に構成した提案
(例えば、前掲の特開平8−249069号公報参照)
がなされているが、従来の減圧兼定流量弁では、受圧部
の下流側に形成した絞り部を、その流量面積を可変とし
ているので、そのためのばね等可変用作動体が必要とな
り、弁自身の軸長が大となるばかりか、水道に用いた場
合、経年によるいわゆる水垢等による作動不良を招来す
るおそれがあって、メンテナンスフリ−化に好ましくな
い、という問題があった。
【0018】そこで本発明は、かかる問題を、インライ
ン形(コンパクト性、取付容易性、安価性等の機能を発
揮するもの)を踏襲しながら解決することを主たる目的
とするもので、その解決手段によって異別の効果、例え
ば耐久性、作動安定性等の信頼性の向上を発揮すること
を副たる目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は1)青銅棒または黄銅棒を切削・ネジ切等
加工して一体形成した筒状外ケ−スの、その軸線上の一
端側に1次側接続螺部と他端側に2次側接続螺部とをそ
れぞれ刻設し、該外ケ−スに1次側と2次側とを連通す
る連通孔を有する弁座支持板を設け、該弁座支持板にセ
ラミック製弁座を設け、2次側における軸線上を往復動
するセラミック製シリンダ弁を、その1次側の先端縁を
前記弁座に当接・離反による弁開閉により低流量を流す
ようにして、前記セラミック製の弁座およびシリンダ弁
によって経時劣化を防ぐと共に、低流量での着座を正確
にし、該シリンダ弁の2次側端部に受圧部を設け、該受
圧部をばね受けとする圧縮ばねを設けると共に、該受圧
部に、前記圧縮ばねの弾力と2次側の全圧とをその両側
にそれぞれ作用させ、該受圧部の下流側に設けた、常時
一定の流路面積からなる絞り部を、前記外ケ−スの前記
2次側接続螺部内で外ケ−ス自身に切削開口し、該開口
を、前記シリンダ弁の1次側と2次側との通常の連通状
態を全開時とする当該流路面積と略同等にし、該絞り部
と受圧部との間に抵抗水圧形成室を形成して、1次側が
高圧となっても2次側の増加した流量を抑えて略一定と
し且つメンテナンスフリ−化したインライン形低流量用
減圧弁であって、前記外ケ−スに前記全ての減圧兼定流
量弁機構を内蔵して外ケ−ス軸方向長さを長寸にするこ
となく、部品点数を節減して簡素化・安価にし、且つ、
狭隘な箇所でのインライン形にすることにより、水道の
止水栓の下流側、単水栓または湯水混合水栓に設けた分
岐バルブの下流側、水処理器の原水入口、または、節水
型手洗い水栓の上流側にセットすることを特徴とするイ
ンライン形低流量用減圧弁にあり、また、2)前記セラ
ミック製シリンダ弁の2次側端部に形成した拡径部を、
青銅または黄銅製ド−ナツ板状の前記受圧部でカシメ抱
持して一体化した請求項1に記載のインライン形低流量
用減圧弁を要旨とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示す実施の
形態例により詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態例の側面図および断面図、図2は図1の分解斜
視図、図3は第2の実施の形態例の側面図および断面
図、図4は本発明の実施例と従来例との比較グラフを示
す。なお、図5で示す従来例と同一または同等部分は同
一用語を用いる。
【0021】本発明の実施の形態例は、通常の家庭用、
公共用または商工業用水道(水圧0.5〜12kgf/
cm2 )に用いるインライン形低流量用減圧弁(1F、
1S)に好都合に用いられ、そのセット箇所は、例えば
単水栓に連通する、シンクキャビネット内の止水栓の下
流側の隣接した箇所、単水栓に設けた分岐バルブの下流
側、浄水器やアルカリイオン用等水処理器等の原水入
口、湯水混合水栓に設けた分岐バルブの下流側、更に
は、節水型手洗い用衛生水栓の上流側等の箇所が好都合
に着脱できる。
【0022】図1および図2において、図1の図(A)
は図(B)の左からみた側面図、(B)図は軸線aに対
し上半分が閉状態の断面図、下半分が開状態の断面図で
あって、その寸法は、正6角形筒状(角の一部面トリ付
であるが、セット用スパナ−掛け容易のもの)の外ケ−
ス1の6角対面間隔が24mm、外ケ−ス1の軸長が4
0mmになっていて、この外ケ−ス1に全ての減圧兼定
流量弁機構が内蔵され、したがって、狭隘な箇所、吐水
口等の片持状の箇所に介在させても、重量、寸法、スペ
−ス共に支障は生じない。
【0023】先ず、第1の実施の形態例のインライン形
低流量用減圧弁1Fの全体の概要を説明する。この外ケ
−ス1の直線状の軸線a上の一端側に入口側(1次側
A)接続螺部(メスネジ型)2と、他端側に出口側(2
次側)接続螺部(オスネジ型)3とが刻設されている。
これらの螺部は、通常一定の1/2とする15mmφの
管径の水道用給水管に接続されるが、まれに20mmφ
のものにも使用する。
【0024】したがって、この外ケ−ス1は青銅棒また
は黄銅棒等を切削・ネジ切等加工して構成するので、容
易且つ正確に一体形成できると共に、JIS等の規格に
も合格する。
【0025】この外ケ−ス1には、前記入口側接続螺部
2から螺進挿入された円筒状弁箱5が、Oリング4を介
して密接内嵌され、弁箱ストッパに当接している。
【0026】この弁箱5の1次側Aに、軸線aに対し対
称的に1対の、1次側Aと2次側Bとを連通する円弧状
連通孔6,6を設けた弁座支持板7を一体に切削形成し
て、鏡板(エンドプレ−ト)としている。
【0027】この弁座支持板7には、その2次側Bにお
ける軸心にセラミック(ファィンセラミック)製弁座1
0を設けており、また、この弁座10に対し、セラミッ
ク(ファィンセラミック)製シリンダ弁8を、2次側B
における軸線a上で、軸方向に往復動自在に設けて、こ
のシリンダ弁8の1次側Aの先端縁9が弁座10に当接
・離反して、低流量を流すための弁開閉を行うようにし
ている。
【0028】このシリンダ弁8の2次側Bの端部に、2
次側の全圧が作用する受圧部(受圧板)11を設け、こ
の受圧部11を外ケ−ス1の内面に密接摺動自在に嵌合
させている。この受圧部11には、2次側Bの全圧、お
よび、シリンダ弁8に内嵌した圧縮コイルばね(板ばね
でも可、要するに戻しばね)12の弾力がそれぞれその
両側に作用している。
【0029】ここにおいて、この第1の実施の形態例の
インライン形低流量用減圧弁1Fでは、特に、受圧部8
の下流側の、外ケ−ス1における出口側接続螺部53内
に約3.5〜4.5mmφ(受圧部8の径の約3〜4分
の1の径で、面積として約半分とするもので、特に、シ
リンダ弁8の全開時の流路面積と略同等のもの)の絞り
部19を切削開口し、つまり、常時一定の流路面積の絞
り開口とし、2次側Bの水圧が上昇すると、意外にも、
後記の貯圧室21を介して、直ちにこの上昇水圧が受圧
部8に作用して増加しようとする流量を制限している。
つまり、図4のグラフ中、1次側Aが高圧になってもZ
線のように2次側Bの流量の増加を抑えている。
【0030】したがって、かかるインライン形低流量用
減圧弁1Fを水道の給水管の途中または端部近傍にスパ
ナ−掛けして螺合パイピングセットすると、通常図1
(B)下半分で示しているようにシリンダ弁8の受圧部
11は、圧縮コイルばね12とシリンダ弁用ストッパ1
3とで挟まれて静止し、その1次側Aの先端縁9は弁座
10から離れており(全開になっており)、したがっ
て、1次側Aと2次側Bとは連通状態にあって一定の低
流量を流すようにしている。
【0031】ところが、かかるインライン形低流量用減
圧弁1Fの上流側の止水栓、単水栓、湯水混合水栓(い
ずれも不図示)等を大きく開弁して、1次側Aの水圧を
高圧状態にすると、それに対応して、2次側Bの絞り部
19によって絞られた貯圧室21の水圧も上昇するの
で、受圧部11に作用する2次側Bの全圧が、シリンダ
弁8に作用する1次側Aの全圧より高くなって、圧縮コ
イルばね12を圧縮させる(1次側Aへ縮ませる)。そ
の結果、シリンダ弁8の先端縁9が弁座10に対し近接
して流量が絞られ、2次側Bの流量が意外にも、例えば
浄水器へ供給中の原水の増加を抑制して所定の略一定に
した低水量を給水する。
【0032】次に、以上説明したインライン形低流量用
減圧弁1Fの詳部について説明する。
【0033】先ず、寸法について説明する。シリンダ弁
8の1次側Aの外径を11.5mmφとし、受圧部11
の外径を15mmφとして、その全圧に差圧を形成し
て、圧縮コイルばね12を鋭敏に作動させる。また、シ
リンダ弁8の往復ストロ−クを2mmとして絞り、いわ
ゆる低流量に絞っている。この絞り量が絞り部19の絞
り量と同等になっている。すなわち、両者の流路面積を
略同一にしている。
【0034】次に、セラミック製弁座10とセラミック
製シリンダ弁8に構成して、経時劣化を無くし、すなわ
ち、メンテナンスフリ−化に資し、減圧時の不安定を防
止すると共に、低水量であるだけに、着座を正確にして
いる。
【0035】そして、これらの取付けは次のようにして
いる。弁座10は短管状に形成して小片とし、セラミッ
クの使用量を節減し安価にしているが、その内径の軸方
向中間に係止用突起を設け、この係止用突起に青銅等製
キノコ状取付部材15のカサの下面を係止し、この取付
部材15の足先端と弁座支持板7とをビス16によって
挟み固着している。このキノコ状取付部材15のカサの
上面に圧縮コイルばね12の一方のばね受を形成してい
る。
【0036】シリンダ弁8の2次側Bの端部に拡径部1
7を形成して、1次側Aの全圧より大の全圧を生じるよ
うにし、また、この端部に受圧部11との係止部を形成
している。
【0037】この拡径部17を、ド−ナツ板状の受圧部
11の外径と同径にして受圧部11と接合し、外ケ−ス
1の内面に密接摺動自在に内嵌している。また、青銅製
または黄銅製の受圧部11のド−ナツ内径側一部を軸方
向に延出してカシメ部20を形成し、このカシメ部20
によってシリンダ弁8の係止部を抱持し、受圧部11と
シリンダ弁8とを一体化している。また、このカシメ部
20が圧縮コイルばね12の他方のばね受を形成してい
る。
【0038】前記外ケ−ス1における受圧部11の摺動
内面に続いて前記シリンダ弁用ストッパ13を形成して
いる。
【0039】したがって、このようにセラミック製弁座
10およびセラミック製シリンダ弁8を用いて若干複雑
化するのを相殺するため、外ケ−ス1を弁箱の一部に兼
用したり、外ケ−ス1自体に、入口や出口側接続螺部
2,3を刻設したり、前記従来例の隔壁64を省略した
り、絞り部19を穿孔したりして、部品点数を大幅に節
減してVA化を施し、全体を簡素化して安価にしてい
る。
【0040】なお、図1中、21はシリンダ弁用ストッ
パ13と絞り部19との間に形成した若干容量の抵抗水
圧形成室を示し、絞り部19で流量を絞る前の貯圧室と
し、2次側Bに設けた水栓等の吐水中でも、1次側Aが
高圧になると、2次側Bの水圧を受圧部11に正確に作
用させるようにしている。また、22は外部と連通する
ブリ−ザ孔を示す。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態例のイン
ライン形低流量用減圧弁1Sについて説明する。
【0042】図3において、第1の実施の形態例のもの
(1F)との設計思想上の相違点は、入、出口側接続螺
部2,3を同一形状、寸法(15mmφの給水管と接続
可能)にしながら、圧縮コイルばね12Sを作動させる
戻し弾力を更に鋭敏・強力にして、低圧(低流量)でも
作動できるようにした点であり、第1の実施の形態例の
インライン形低流量用減圧弁1Fと同一または同等部分
は同一符号を用い、その説明を省略ないし簡略化し、相
違する部分は、主としてサフィックスSを付けている。
【0043】先ずそのため、前記シリンダ弁8に比べ、
第2の実施の形態例のシリンダ弁8Sの1次側Aの外径
を10mmφと縮径し、受圧部11Sの外径を18.5
mmと拡径して、1次側Aと2次側Bの全圧の差圧を大
きくし、また、圧縮コイルばね12Sのコイル径および
棒直径を大きくして弾力を増加している。
【0044】そのため、弁箱5Sの外径と受圧部11S
の外径を同一寸法とし、弁箱ストッパを螺進挿入ストッ
パと兼用している。したがって、外ケ−ス1の軸長を図
1の40mmより44mmに長寸にしている。
【0045】また、圧縮コイルばね12Sを弁箱5に外
嵌して、弁箱5と受圧部11Sとをそれぞればね受にし
ている。そのため、シリンダ弁8Sの拡径部17Sを図
1のものより縮径し、これを受圧部11Sのカシメ部2
0Sによって抱持している。
【0046】なお、この第2の実施の形態例のインライ
ン径低流量用減圧弁1Sには、弁座支持板7の上流側に
除塵ないし水垢付着防止用のフィルタ−パッキン(椀状
金網の外周をパッキンで縁取りしたもの)23を隣接し
ている。
【0047】勿論、本発明のインライン形低流量用減圧
弁(1F,1S)は温水を通す水道管に用いてもよい
し、また、前記従来のインライン形圧力調整弁50と同
じような常に高圧状態の給水管にセットしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、水道に用いるインライ
ン形としたので、コンパクト化、軽量化、安価となっ
て、いずれの場所にもセット可能となるのは勿論、受圧
部の下流側に絞り部を形成し、受圧部と絞り部との間に
抵抗水圧形成室つまり貯圧室を設けたので、1次側が高
圧となっても絞り部から流速を上げて流出する前に、貯
圧室を高圧として受圧部に作用し、シリンダ弁を閉弁方
向に作動させ、意外にも、2次側の流量を直ちに図4で
示すZ線のような略一定にすることができる。すなわ
ち、減圧弁でありながら極簡単な機構による安定した定
流量弁にすることができ、メンテナンスフリ−化に資す
ることができる。
【0049】特に、水道の吐水を低流量にして使用する
際、1次側が高圧となっても(元栓等上流側の弁の開度
を大きくしても)、減圧を目的とするシリンダ弁や、単
なる常時一定流路面積の絞り部の形成によって、1本の
作動不良を起こさない圧縮ばねの戻し弾力のみで、吐水
量を一定化することができ、浄水器等の使用量略一定の
器具や、略一定量でよい節水型手洗い用衛生水栓にとっ
て、きわめて相応しく好都合となる。
【0050】また、外ケ−ス自身に絞り部を形成するの
で、特に部品点数を増やしたり、加工工程を増やすこと
がなく、軸方向長さを長寸にすることなくインライン形
に好都合となる。
【0051】更に、セラミック製としたので、劣化防止
は勿論、小片セラミックによっても剛性があって構造簡
単と相俟って更にメンテナンスフリ−化用のインライン
形に好都合となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の側面図および断
面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】第2の実施の形態例の側面図および断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例と従来例との比較グラフであ
る。
【図5】従来例である。
【符号の説明】
1F,1S…インライン形低流量用減圧弁、1…外ケ−
ス、2…1次側接続螺部、3…2次側接続螺部、6…連
通孔、7…弁座支持板、8,8S…シリンダ弁、10,
10S…弁座、11,11S…受圧部、12,12S…
圧縮コイルばね、19…絞り部、21…抵抗水圧形成
室、a…軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/00 - 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青銅棒または黄銅棒を切削・ネジ切等加
    工して一体形成した筒状外ケ−スの、その軸線上の一端
    側に1次側接続螺部と他端側に2次側接続螺部とをそれ
    ぞれ刻設し、該外ケ−スに1次側と2次側とを連通する
    連通孔を有する弁座支持板を設け、該弁座支持板にセラ
    ミック製弁座を設け、2次側における軸線上を往復動す
    セラミック製シリンダ弁を、その1次側の先端縁を前
    記弁座に当接・離反による弁開閉により低流量を流すよ
    うにして、前記セラミック製の弁座およびシリンダ弁に
    よって経時劣化を防ぐと共に、低流量での着座を正確に
    し、 該シリンダ弁の2次側端部に受圧部を設け、該受圧部を
    ばね受けとする圧縮ばねを設けると共に、該受圧部に、
    前記圧縮ばねの弾力と2次側の全圧とをその両側にそれ
    ぞれ作用させ、 該受圧部の下流側に設けた、常時一定の流路面積からな
    る絞り部を、前記外ケ−スの前記2次側接続螺部内で外
    ケ−ス自身に切削開口し、該開口を、前記シリンダ弁の
    1次側と2次側との通常の連通状態を全開時とする当該
    流路面積と略同等にし、該絞り部と受圧部との間に抵抗
    水圧形成室を形成して、1次側が高圧となっても2次側
    増加した流量を抑えて略一定とし且つメンテナンスフ
    リ−化したインライン形低流量用減圧弁であって、 前記外ケ−スに前記全ての減圧兼定流量弁機構を内蔵し
    て外ケ−ス軸方向長さを長寸にすることなく、部品点数
    を節減して簡素化・安価にし、且つ、狭隘な箇所でのイ
    ンライン形にすることにより、水道の止水栓の下流側、
    単水栓または湯水混合水栓に設けた分岐バルブの下流
    側、水処理器の原水入口、または、節水型手洗い水栓の
    上流側にセットすることを特徴とするインライン形低流
    量用減圧弁。
  2. 【請求項2】 前記セラミック製シリンダ弁の2次側端
    部に形成した拡径部を、青銅または黄銅製ド−ナツ板状
    の前記受圧部でカシメ抱持して一体化した請求項1に記
    載のインライン形低流量用減圧弁。
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