JP3296402B2 - 課金システム装置 - Google Patents

課金システム装置

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JP3296402B2
JP3296402B2 JP17666996A JP17666996A JP3296402B2 JP 3296402 B2 JP3296402 B2 JP 3296402B2 JP 17666996 A JP17666996 A JP 17666996A JP 17666996 A JP17666996 A JP 17666996A JP 3296402 B2 JP3296402 B2 JP 3296402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する分野】本発明は、有料番組の送受信を行
うビデオオンデマンドシステム等の有料放送において、
有料番組の視聴時に有料番組の伝送帯域の空き容量に応
じた課金を行うと共に有料番組の送信に伴う伝送帯域を
低減するのに好適の課金システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ペイパービュー方式における
有料放送が実施されている。一般に、ペイパービュー方
式における有料放送においては、各種画像情報を伝送す
る伝送形態としてケーブルを利用したものや、通信衛星
を利用して電波により伝送するものがある。中でも、ケ
ーブルを利用する有線テレビジョン放送施設(以下、C
ATVという)は、センター装置からテレビジョン信号
をケーブルで加入者端末装置に分配するもので、多チャ
ンネル化と共に各種画像情報サービスを提供するものと
して期待されている。
【0003】CATVのサービスとしては、再通信や自
主放送等の放送系サービスの他に、有料番組の課金、ホ
ームショッピング、ホームバンキング等の非放送系サー
ビスもある。更に、近年、CATVにおけるセンター装
置と端末装置群間との双方向通信機能を使用し、加入者
がビデオサーバを備えたセンター装置(送信装置側)に
アクセスすることによりケーブルを介して映像や音声の
情報サービスを受けられるようにしたビデオオンデマン
ドシステム(以下、VODシステムと称す)が開発され
ている。これによって、加入者端末からセンター装置に
対してビデオソフトの要求をすれば、所望のビデオソフ
トをリアルタイムに鑑賞することができる。
【0004】また、他の有料放送形態としては、ディジ
タル放送における多チャンネル化に伴い、番組種別で分
類される各チャンネル毎に複数の伝送チャンネルを設
け、更に該複数の伝送チャンネルに同じ番組情報を所定
の時間間隔で伝送する放送システム、いわゆるニアビデ
オオンデマンドシステム(以下、ニアVODシステムと
称す)も開発されている。このニアVODシステムで
は、複数の伝送チャンネルを用いて開始時間が所定の遅
延時間ずつずれた同一の有料番組を連続して伝送するこ
とによって、視聴者は所望する時間帯に開始する有料番
組を選択することができ、選択した有料番組を初めから
視聴することも可能となる。
【0005】このように、ペイパービュー方式における
有料放送においては、上述したように2つの放送形態シ
ステム(VODシステムやニアVODシステム)を利用
することによって、視聴者の視聴要求に対する有料番組
の配給サービスを可能にしていた。
【0006】ところで、このような有料放送において
は、伝送する有料番組データに対して例えばMPEG2
方式等の符号化処理を施して圧縮符号化信号を伝送する
高能率圧縮符号化技術が採用されている。即ち、高能率
圧縮符号化方式の圧縮符号化信号を用いることによっ
て、従来の非圧縮符号化信号より所要伝送周波数帯域幅
を大幅に狭域化する。これにより、更に多チャンネル化
を図ると共に高画質の画像を加入者に提供することが可
能となる。しかしながら、高能率圧縮符号化技術を採用
して所要伝送周波数帯域幅を狭域化したとしても、有料
番組に基づく圧縮符号化信号を伝送する伝送路の伝送容
量については、制限がある。
【0007】例えば、10Mb/sの伝送容量の有料番
組を、2人の視聴者の視聴要求に応じて同時刻に伝送す
る場合には、伝送路の伝送容量は10Mb/sで良いこ
とになるが、仮に、2人の視聴者が異なる時間に同じ有
料番組を視聴する視聴要求がなされた場合には、20M
b/sの伝送容量を必要とすることになる。また、同じ
時間に異なる2つの有料番組を伝送する場合において
も、同様の伝送容量が必要となる場合もある。
【0008】このようなことから、従来のVODシステ
ムでは、複数の視聴者の視聴要求に応じて即座に有料番
組情報を送信しようとすると、膨大な伝送帯域が必要と
なり、仮にそのまま視聴要求に応じて送信した場合に
は、番組の伝送を正常に行えない虞れもある。また、ニ
アVODシステムでは、所定時間間隔で同一番組を送信
していることから、視聴要求する時間帯によっては即座
に視聴可能な視聴者や、ある程度の時間を待たなくては
いけないという視聴者も存在することになる。
【0009】有料番組の配給を行う送信装置側では、極
力伝送する伝送帯域を低減し且つ伝送コストの高騰を防
止するように視聴者要求に基づく番組の伝送を行うこと
が望まれているが、従来の有料放送システムにおいて
は、あくまでも視聴者要求に対応した番組配給となる放
送形態であるため、伝送路の伝送帯域及び伝送コストの
低減化を図ることができず、また課金方法についても、
視聴毎に課金される通常のペイパービュー方式が採用さ
れており、視聴要求に伴う伝送路の伝送容量に関係する
課金についてはなんら提案されていないのが現状であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の課
金システム装置では、ペイパービュー方式を採用してい
るVODシステムにおいて、全ての視聴者の視聴要求に
応じて即座に番組データの伝送を行おうとすると、全て
の番組データの伝送を視聴要求に応じて満足するために
は膨大な伝送回線における伝送帯域が必要となり、伝送
帯域の低減化を図ることができないという問題点があっ
た。また、他の有料放送形態であるニアVODシステム
においては、伝送帯域に関しては問題はないが、視聴要
求に伴い即座に視聴可能な視聴者もいれば、長い時間待
たされる視聴者も存在することになり、番組を視聴する
時間帯を統一することができないという不都合もあっ
た。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、視聴者に対して有料番組の開始時刻と視聴
料金との番組情報を提供し、視聴要求者数及び伝送路の
空き容量に応じて視聴料金を変化させることより、ある
期間での番組の視聴を促進させることができると共に伝
送回線における伝送帯域の低減化を図ることのできる課
金システム装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課金システム装置は、視聴者が視聴要求した番組の視聴
開始要求時刻を特定する情報を受信する受信手段と、前
記番組の終了時刻を算出する算出手段と、前記視聴要求
開始時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送
回線の最小空き容量を予測して予測結果を出力する伝送
容量予測手段と、前記伝送容量予測手段からの予測結果
に基づいて前記番組の単位時間当たりの視聴料金を算出
し算出結果を出力する視聴料金算出手段と、前記視聴料
金算出手段からの算出結果に基づいて前記番組の視聴料
金を決定する視聴料金決定手段と、を具備したものであ
り、本発明の請求項2に係る課金システム装置は、視聴
者が視聴要求した番組の視聴開始要求時刻を特定する情
報受信する受信手段と、前記番組の終了時刻を算出する
算出手段と、前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻ま
での単位時間当たりの伝送回線の伝送容量を予測して予
測結果を出力する伝送容量予測手段と、前記伝送容量予
測手段からの予測結果に基づいて前記番組の単位時間当
たりの視聴料金を算出し算出結果を出力する視聴料金算
出手段と、前記視聴料金算出手段からの算出結果に基づ
いて前記番組の視聴料金を決定する視聴料金決定手段
と、を具備したものであり、本発明の請求項3に係る課
金システム装置は、視聴者が視聴要求した番組の視聴開
始要求時刻を特定する情報を受信する受信手段と、前記
番組の終了時刻を算出する算出手段と、前記視聴要求開
始時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送回
線の伝送容量を予測して予測結果を出力する伝送容量予
測手段と、前記伝送容量予測手段からの予測結果に基づ
いて前記番組の単位時間当たりの視聴料金を算出し算出
結果を出力する視聴料金算出手段と、前記視聴要求時刻
における他の視聴者からの前記番組の視聴要求数を検出
して検出結果を出力する視聴要求数検出手段と前記視聴
料金算出手段からの算出結果と前記視聴要求数検出手段
からの検出結果とに基づいて前記番組の視聴料金を決定
する視聴料金決定手段と、を具備したものであり、本発
明の請求項4に係る課金システム装置は、視聴者が視聴
要求した番組の視聴開始要求時刻を特定する情報を受信
する受信手段と、前記番組の終了時刻を算出する算出手
段と、前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単
位時間当たりの伝送回線の空き容量を予測して予測結果
を出力する伝送容量予測手段と、前記視聴要求開始時刻
から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送回線にお
ける前記番組の使用容量を算出し算出結果を出力する伝
送容量算出手段と、前記伝送容量予測手段からの予測結
果と前記伝送容量算出手段からの算出結果とに基づいて
前記番組の視聴料金を決定する視聴料金決定手段と、を
具備したものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】請求項1記載の本発明において、受信手段
は、視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要求時刻を特
定する情報を受信する。算出手段は、前記番組の終了時
刻を算出する。伝送容量予測手段は、前記視聴要求開始
時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送回線
の最小空き容量を予測して予測結果を出力する。視聴料
金算出手段は、前記伝送容量予測手段からの予測結果に
基づいて前記番組の単位時間当たりの視聴料金を算出し
算出結果を出力する。視聴料金決定手段は、前記視聴料
金算出手段からの算出結果に基づいて前記番組の視聴料
金を決定する。これにより、伝送回線の最小空き容量及
び単位時間当たりの視聴料金を用いた、より細かな番組
の視聴料金を得ることができる。よって、この視聴料金
を視聴者に対して提供するようにすれば、同一時刻での
視聴を促進させることが可能となり、番組の視聴時に伴
う伝送帯域の低減を可能にすることができる。
【0020】
【0021】請求項2に記載の本発明においては、受信
手段は、視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要求時刻
を特定する情報を受信する。算出手段は、前記番組の終
了時刻を算出する。前記伝送容量予測手段は、視聴要求
開始時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送
回線の伝送容量を予測して予測結果を出力する。視聴料
金算出手段は、前記伝送容量予測手段からの予測結果に
基づいて前記番組の単位時間当たりの視聴料金を算出し
算出結果を出力する。視聴料金決定手段は、前記視聴料
金算出手段からの算出結果に基づいて前記番組の視聴料
金を決定する。これにより、伝送回線の伝送容量及び単
位時間当たりの視聴料金を用いた、より細かな番組の視
聴料金を得ることができる。よって、この視聴料金を視
聴者に対して提供するようにすれば、請求項1記載の発
明と同様の効果を得ることができる。
【0022】
【0023】請求項3記載の本発明においては、受信手
段は、視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要求時刻を
特定する情報を受信する。算出手段は、前記番組の終了
時刻を算出する。伝送容量予測手段は、前記視聴要求開
始時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送回
線の伝送容量を予測して予測結果を出力する。視聴料金
算出手段は、前記伝送容量予測手段からの予測結果に基
づいて前記番組の単位時間当たりの視聴料金を算出し算
出結果を出力する。また、視聴要求数検出手段は、前記
視聴要求時刻における他の視聴者からの前記番組の視聴
要求数を検出して検出結果を出力する。視聴料金決定手
段は、前記視聴料金算出手段からの算出結果と前記視聴
要求数検出手段からの検出結果とに基づいて前記番組の
視聴料金を決定する。これにより、請求項2記載の発明
よりも、視聴要求数を用いた、より細かな番組の視聴料
金を得ることができ、上記発明と同様の効果を得る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】請求項4記載の本発明においては、受信手
段は、視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要求時刻を
特定する情報を受信する。算出手段は、前記番組の終了
時刻を算出する。伝送容量予測手段は、前記視聴要求開
始時刻から前記終了時刻までの単位時間当たりの伝送回
線の空き容量を予測して予測結果を出力する。伝送容量
算出手段は、前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻ま
での単位時間当たりの伝送回線における前記番組の使用
容量を算出し算出結果を出力する。視聴料金決定手段
は、前記伝送容量予測手段からの予測結果と前記伝送容
量算出手段からの算出結果とに基づいて前記番組の視聴
料金を決定する。これにより、伝送回線の空き容量及び
番組の使用容量に基づく視聴料金を得ることができ、上
記発明と同様の効果を得る。
【0028】
【0029】請求項5記載の本発明おいては、請求項1
乃至請求項4のいずれか1つに記載の課金システム装置
に、前記認識手段及び前記番組決定手段を付加して構成
する。即ち、認識手段は前記視聴料金決定手段により決
定した前記視聴料金を視聴者に認識させる。番組決定手
段は前記認識手段により認識した視聴料金に応じて視聴
者が最終的に視聴する番組を決定する。これにより、前
記発明と同様の効果に加えて、視聴決定手段により決定
した視聴料金に基づく番組を決定することができ、ま
た、視聴時における課金については、前記視聴料金に基
づいて課金を行うことも可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0031】図1及び図2は本発明に係る課金システム
装置の一実施形態例を示し、図1は課金システム装置を
構成する送信装置の一例を示すブロック図、図2は課金
システム装置を構成する受信装置の一例を示すブロック
図である。
【0032】先ず、放送局側となる送信装置について説
明する。
【0033】図1に示すように、送信装置には、視聴者
が有料番組を視聴する場合に視聴者側の受信装置によっ
て送信された視聴要求が供給される。即ち、視聴者が視
聴要求を行うと、視聴者が視聴したい番組を示す視聴要
求信号が送信装置側に送信され、この送信された視聴要
求信号が送信装置の視聴者要求受信回路1によって受信
される。この場合、視聴者からの視聴要求は、例えば電
話回線を通じて伝送されるようになっている。
【0034】視聴者要求受信回路1は視聴者からの視聴
要求信号を受信すると、該視聴要求信号を同一番組要求
抽出回路2へと与える。同一番組抽出回路2は、与えら
れた視聴要求信号が示す視聴要求番組を番組毎に分別
し、分別結果を要求数測定回路3、料金情報作成回路7
及び番組データバンク部8へと与える。
【0035】要求数測定回路3は、同一番組抽出回路2
からの抽出結果から同一番組の開始時刻毎の要求者数を
カウントし、カウント結果を料金算出回路3及び料金情
報作成回路7に供給する。料金算出回路3は、視聴要求
のある番組の時間毎の料金を算出し、算出結果を料金情
報作成回路7に与える。
【0036】料金情報作成回路7は、上記同一番組要求
抽出回路1からの抽出結果、要求数測定回路3からの測
定結果及び料金算出回路4からの算出結果に基づいて、
視聴要求の番組における設定可能時間帯及び料金を算出
し、算出した料金情報を料金情報挿入回路6へと供給す
る。
【0037】例えば、視聴要求を受信すると、料金情報
作成回路7によって、予め有料番組に基づく番組情報
(例えば伝送路の空き状態に応じた番組の出力状況、番
組毎の開始・終了時刻、番組の課金値を設定するための
課金情報及び番組データ等)を格納している番組データ
バンク部8、前記同一番組要求抽出回路及び要求数測定
回路3のデータベース上から、要求番組に基づくデータ
の検索が行われる。その後、要求番組の伝送路の空き状
態に応じた開始時刻が設定(設定可能時間帯)されると
共に、開始時刻毎の視聴要求者数、及び料金も設定され
る。これにより、視聴者による同一時刻の視聴を促進す
るための料金情報、即ち、視聴要求に基づく番組におけ
る開始時刻及び基本となる該開始時刻毎の視聴料金等を
得ることができる。
【0038】料金情報作成回路7によって作成された料
金情報は、料金情報挿入回路6によって、視聴者毎に設
けられた受信装置へと出力されるようになっている。
【0039】上記料金情報は、図示しない伝送路を介し
て伝送され、その後、視聴者の受信装置によって受信さ
れると、視聴者の有する表示手段には、例えば図3に示
すような画面表示形態(ク゛ラフィカル・ユーサ゛・インターフェイス とい
い、以下、GUIと称す)で前記料金情報が表示され
る。即ち、番組選択を行うための表示である。このGU
I表示では、図3に示すように、視聴要求に基づく番組
名、伝送路の空き状態に応じて設定された該番組の開始
時刻、開始時刻毎の視聴要求者数及び時間単位毎の視聴
料金等が表示され、視聴者はこのGUI表示を見なが
ら、いつ番組を視聴するのかを選択する。選択が終了す
ると、視聴者は例えば受信装置等に備えられた操作部
(例えば情報端末装置)を用いて、番組選択を確定した
ことを示す視聴確定信号を図1に示す送信装置へと出力
する。
【0040】一方、このような視聴者からの視聴確定信
号が送信装置に供給された場合には、視聴要求受信時と
同様に、視聴要求受信回路1によって視聴確定信号が受
信され、同一番組要求抽出回路2に供給される。以降も
同様に、同一要求抽出回路2によって番組毎に分別され
た後、分別結果を要求数測定回路3に入力することによ
り、番組、開始時刻毎に要求者数がカウントされ、また
料金算出回路4では、番組及び番組の開始時刻毎の料金
が算出される。このとき、料金算出回路4による算出
は、同じ開始時刻毎の視聴要求者数が多いほど、視聴料
金が安くなるように算出して設定する。
【0041】こうして算出された視聴料金は、料金情報
作成回路7に与えることにより、予定料金情報としての
番組、開始時刻毎の視聴要求者数及び算出した視聴料金
等の料金情報を得ると同時に、視聴者による視聴選択時
に必要な情報として料金情報挿入回路6を介して、視聴
者の受信装置へと送信される。また同時に、今後、視聴
者に提供するのに必要な料金情報として、同一番組視聴
要求抽出回路2、要求者数測定回路、料金情報作成回路
7の共有するデータベースの更新を行う。
【0042】また、前記料金算出回路4により作成され
た料金情報は、視聴確定信号に基づく番組の開始時刻が
到達すると、番組視聴時における課金情報として、課金
情報挿入回路5により番組データバンク部8からの該番
組の番組データ中に挿入して番組データと共に伝送路を
介して視聴者側へと送信するようになっている。
【0043】これにより、送信装置は、視聴者の視聴要
求に基づく開始時刻に、視聴要求に基づく番組データ
を、視聴要求者数に応じて設定された視聴料金等の課金
情報と共に視聴要求を確定した視聴者に送信することが
可能となる。次に、視聴者側の受信装置について図2を
参照しながら説明する。
【0044】視聴者が図示しない情報端末装置を用いて
視聴要求を行い、送信装置に対して視聴要求信号を送信
すると、上述したように、図3に示すGUI表示で番組
選択を行うための料金情報が図1に示す送信装置から伝
送される。
【0045】受信装置では、図2に示すように、送信装
置から伝送路を介して伝送される送信データが課金情報
分離回路11、伝送路状態検出回路10及び料金情報分
離回路14に供給されるようになっている。
【0046】例えば、送信装置から料金情報が送信され
ると、料金情報分離回路13では、送信装置から伝送さ
れたデータ列から、上述の料金情報を分離して、分離し
た料金情報を料金情報作成回路14に与える。
【0047】同時に、伝送路状態検出回路10は、伝送
路中に伝送されるデータ密度(伝送密度ともいう)を検
出し、検出結果を料金情報作成回路14与える。
【0048】料金情報作成回路14は、例えば料金情報
分離回路13により分離された料金情報に対し、伝送路
状態検出回路10により得られる伝送密度を乗算して、
料金情報を作成し直し、該料金情報に基づく表示(図3
に示すようにGUI表示)をするための表示手段へと出
力する。この場合、料金情報作成回路14による料金情
報の作成し直しは、例えば伝送路のデータ密度が高い場
合、即ち、伝送路が混んでいる場合には、視聴料金を高
くなるようにする。これにより、視聴者に対して、視聴
者要求番組、開始時刻毎の視聴要求者数、及び伝送路の
伝送密度に応じた視聴料金等の料金情報を提供すること
が可能となる。
【0049】視聴者は、最終的な番組の視聴時刻の選択
を、例えば図3に示すようにGUI表示された料金情報
を見ながら行い、視聴確定を示す視聴確定信号を送信装
置へと送信する。
【0050】視聴確定した番組の開始時刻に到達する
と、上述したように送信装置からは、伝送路を介して視
聴要求がなされた番組の番組データが送信される。受信
装置の課金情報分離回路11は、送信装置から順次送信
されてくるデータ列中から送信時に挿入された課金情報
を分離して課金情報作成回路12に与えると共に、番組
データについては図示しない受信装置に設けられたデコ
ード部へと出力する。
【0051】デコーダ部(図示せず)は、与えられた番
組データ(受信データ)が圧縮符号化されたものである
ため、この圧縮符号化データにデコード処理(復号化処
理等)を施すと共に、表示手段に映像出力及び音声出力
として出力するための変換処理(復調処理等)を施して
出力する。これにより、デコーダ部の出力信号は、圧縮
符号化される以前の元の状態に戻した信号となり、その
後、表示手段に与えることにより、結果として、表示手
段の画面上には視聴者が視聴要求した番組に基づく映像
が表示されると共に音声も再生される。
【0052】同時に、課金情報作成回路12は、上述し
た料金情報作成回路11と同様に伝送路状態検出回路1
0からの検出結果(伝送密度)が与えられており、入力
された課金情報に前記伝送密度を乗算して視聴時の課金
を行うための課金値を設定し直して、課金装置へ出力す
る。この場合も、課金値の設定し直しは、伝送路が混ん
でいる場合には課金値が高く設定されるようにする。課
金装置は、入力された課金情報作成回路1からの課金情
報に基づき課金を実行する。これにより、視聴要求した
番組の視聴時における課金を、視聴者の所望する視聴料
金で実行することが可能となる。
【0053】このような構成によれば、視聴要求のある
番組の開始時刻の時間帯設定を伝送路の空き状態に応じ
て設定し、且つ開始時刻毎の視聴料金の設定も視聴要求
者及び伝送路状態(伝送密度)に基づいて設定すること
が可能となる。このように設定し作成された番組情報を
視聴者に提供することにより、視聴者の番組の視聴を極
力同じ時間帯に行なわせるように促進することができ
る。その結果、伝送路の伝送帯域を低減することが可能
となり、伝送コストついても大幅に低減することが可能
となる。
【0054】ところで、本実施形態例における課金シス
テム装置では、視聴料金を決定するための算出方法とし
て、後述する算出方法が採用されている。このような算
出方法の具体例を図4を参照しながら詳細に説明する。
【0055】図4は本発明の課金システム装置に用いら
れる視聴料金算出方法を説明するための説明図であり、
時間に応じた伝送回線の伝送レートの一例が示されてい
る。尚、図4は横軸に経過時間timeが示されてお
り、縦軸には双方向通信に用いられる伝送回線(伝送
路)の伝送レートXが示されている。
【0056】例えば、図4に示すように、視聴要求を行
う時刻を現在時刻toとし、視聴要求の番組が伝送され
る時刻を視聴開始要求時刻tm、更に視聴が終了する時
刻を視聴終了時刻tlとすると、実際に視聴要求の番組
の伝送に使用される最大伝送レートX1は、図中に示す
ものとなる。また、伝送路の最大許容伝送容量Xmax
は、図中に示すものとなり、予め定められた番組の最大
伝送容量はX2となる。即ち、視聴開始要求時刻tmと
視聴終了時刻tlとの間に示す斜線部が、本実施形態例
で示される要求された番組の伝送容量となる。
【0057】つまり、図1及び図2における課金システ
ム装置の構成で説明したように、先ず、視聴を希望する
時刻tにおける伝送回線の空き容量をxtとすると、視
聴料金は、予め算出して得られた視聴料金に、下記(式
(1))に示す関数を乗じる。
【0058】式(1) すると、視聴を希望する時刻tにおける伝送回線の空き
容量xtに基づいて算出された視聴要求の番組の単位時
間当たりの視聴料金を算出することができる。
【0059】また、送信装置により送信される番組を同
時に視聴・受信する他の視聴者(又は視聴要求者)数を
nとした場合には、予め算出された視聴料金に下記(式
(2))に示す関数を乗じる。
【0060】式(2) すると、伝送回線の空き容量に基づく視聴料金の設定で
はなく、同時に視聴、受信する(又は視聴要求する)視
聴者数nに基づいて算出された視聴要求番組の単位時間
当たりの視聴料金を算出することが可能となる。
【0061】また、伝送回線の空き容量xtと、同時に
視聴・受信する他の視聴者(視聴要求者)数nとの双方
を考慮した場合を示すと、下記((式(3))に示す関
数をを予め算出された視聴料金に乗じることにより、上
述の課金システム装置の算出方法(図1及び図2にて説
明)にて得られる視聴料金と同様の料金を算出すること
が可能となる。
【0062】式(3) このように、上記式(1)、式(2)及び式(3)に示
す関数は、視聴する番組の単位時間当たりの視聴料金を
算出するためのものであるが、このような関数を用いて
番組の料金(番組視聴後の課金値)を算出する算出方法
としては、次に示す式で表すことができる。
【0063】この算出方法では、例えば、図4に示すよ
うに、視聴開始要求時刻tmから視聴終了時刻tlまで
の間の伝送回線の空き容量のxtの内、回線量最小空き
容量をmin(xt)とすると、番組の視聴料金は、式
(4) と示すことができる。これにより、視聴している間に伝
送回線の空き容量が最小となった際には、例えば単位時
間当たりの視聴料金を高くするなどして課金するときの
課金値を変動させることが可能となり、番組の視聴時間
全ての課金値を算出することができる。
【0064】また、視聴開始要求時刻tmから視聴終了
時刻tlまでの間の伝送回線の空き容量xtを時々刻々
計算し積算することで、より的確な視聴料金を算出する
こともできる。このような算出方法を式に示すと、式
(5) となる。
【0065】更に、上記式(5)による算出方法に、同
時に視聴・受信する視聴者数(視聴要求者数)nを要素
として付加すると、式(6) となる。これにより、式(5)による算出方法に加え、
視聴者数nに基づいて算出される視聴料金を得ることが
可能となる。
【0066】また、上述した算出方法の応用例として
は、次の式に示す算出方法もある。
【0067】式(7) この算出方法は、上記式(1)にて得られる視聴料金
に、視聴要求番組が使用する伝送容量(通信容量)zi
を乗じる。これにより、視聴要求番組における伝送容量
に応じて算出された視聴料金を得ることができる。
【0068】また、時刻tでの伝送回線の空き容量から
予約後に時刻tで自分が使用する伝送容量zi(自分が
視聴する番組の使用伝送容量)を差し引いた値、即ち自
分が回線使用した場合の残り容量を要素に加えて、単位
時間当たりの視聴料金を算出することも可能である。こ
のような算出方法を表す式を下記に示す。
【0069】式(8) 以上、説明したように、本実施形態例における課金シス
テム装置では、上記算出方法を採用して料金情報の提
示、及び課金実行の際の課金値を算出することで、送信
側、視聴者側共に公平な課金を行うことができ、また結
果として、視聴要求番組の伝送に伴う伝送回線の伝送容
量を低減することが可能となる。
【0070】次に、図1及び図2に示す課金システム装
置の動作を図5を参照しながら詳細に説明する。
【0071】図5は本発明の課金システム装置の動作を
説明するための流れ図であり、図中上段には視聴者側の
主な処理行程が示されており、図中下段には放送局側の
主な処理行程が示されている。尚、説明簡略化のため主
要動作のみを説明する。
【0072】いま、視聴者による視聴要求がステップS
50によりなされたものとする。すると、視聴要求信号
は例えば電話回線を通じて放送局側の送信装置へと伝送
される。
【0073】すると、放送局側では、送信装置のステッ
プS51による処理に移行して、図1に示す送信装置の
視聴要求受信回路1により、伝送された視聴要求信号が
受信され、同一番組要求抽出回路2、要求数測定回路
3、料金算出回路4及び番組データバンク部8を用い
て、視聴要求番組に対するデータの検索が行われる。
【0074】その後、料金情報作成回路7によって、上
記検索結果から、予め要求番組の視聴開始時刻毎に設定
された既設定時間帯料金、及び伝送回線の空き容量に基
づいて設定される新規設定可能時間帯(例えば、時間、
分、秒単位で設定可能な要求番組の開始時間帯)を求
め、これらの情報を視聴者に提供する料金情報として料
金情報挿入回路6を介して視聴者側へと出力する。
【0075】すると、視聴者側の受信装置では、ステッ
プS52による処理により、送信装置から伝送された送
信データを受信すると共に、料金情報分離回路13を用
いて受信データから上記料金情報を分離して料金情報作
成回路14に与える。また同時に伝送路状態検出回路1
0により、伝送回線の伝送密度が検出され、検出された
伝送密度は料金情報作成回路14に与える。そして、料
金情報作成回路14により、料金情報に含まれる視聴料
金に伝送密度が乗じられ、視聴料金が設定し直される。
即ち、伝送密度に応じた単位時間の視聴料金を得る。し
たがって、伝送密度が高い場合には、料金は高くなる。
【0076】こうして、料金情報作成回路14により作
成し直された料金情報は、図3に示すGUI表示で表示
される。
【0077】その後、視聴者は、ステップS43によ
り、いつ視聴要求の番組を見るのか、図3に示すGUI
表示を見ながら、番組視聴時間設定を行う。この場合、
既設定時間帯内に予約するものであれば、ステップS5
4による処理で番組の視聴時刻の予約を設定する。ま
た、新規時間帯にて番組の視聴時刻を望む場合には、ス
テップS55により設定を行う。更に、視聴要求はした
が、番組の視聴を取り消す場合には、ステップS57に
より、視聴取り消しの操作を行う。こうして、操作設定
がなされると、この設定状態を示す信号(例えば視聴要
求確定信号)が放送局側へと送信される。
【0078】一方、上記ステップS54乃至ステップS
56のいずれかの操作設定がなされると、放送局側で
は、視聴者からの視聴確定信号を受信し、上記の設定操
作に対応する処理をステップS57乃至ステップS59
のいずれかによって応答して処理を行う。
【0079】例えば、受信した視聴要求確定信号が既設
定時間帯のある開始時刻に予約されていたものであれ
ば、ステップS57に処理により、同一番組要求抽出回
路2、要求数測定回路3及び料金情報作成回路7を用い
て、視聴要求人数及び予定料金情報のデータベースを更
新する。また、新規設定時間帯に設定されたものであれ
ば、ステップS58により、同様の回路を用いて新規時
間帯の確保、予定料金情報のデータベースの更新を行
う。更に、視聴取り消しである場合には、ステップS5
9により、視聴要求人数から削除する共に、この削除さ
れた人数から予定料金情報を得、また時間帯を解放する
ようにデータベースの更新を行う。
【0080】その後、設定された視聴要求番組の開始時
刻が到達すると、ステップS60の処理に移行し、料金
算出回路4により、同時に視聴する同時視聴者数を用い
て単位時間当たりの視聴料金を算出する。(例えば前記
式(2)を用いた視聴料金の算出) そして、ステップS61の処理では、課金情報挿入回路
5によって、上記ステップS60で算出された視聴料金
を課金情報として、番組データバンク部8からの視聴要
求番組に基づく番組データに挿入して、この番組データ
を視聴要求のある視聴者へと送信する。
【0081】すると、視聴者側では、送信装置からの送
信データが受信装置によって受信されると、ステップS
63による処理では、課金情報分離回路11によって課
金情報を分離した後、番組データがデコーダ部を介して
表示手段に供給されることで、表示手段の画面上には、
番組データに基づく映像が表示されると共に、音声も出
力される。これにより、視聴者は視聴要求番組を視聴す
ることが可能となる。
【0082】また、同時に、ステップS62により課金
動作が実行される。この場合、課金情報分離回11から
の課金情報は、課金情報作成回路12に与えられ、また
伝送路状態検出回路10により検出された伝送密度も上
記課金情報作成回路12に与えられる。課金情報作成回
路2は、供給された課金情報に含まれる視聴料金に伝送
密度を乗じることより、最終的な課金を実行させるため
の課金値の再設定を行い、課金を行う課金装置へと出力
する。即ち、伝送密度に応じた課金値を得る。すると、
課金装置によって供給された課金情報に基づき課金を行
う。このとき、視聴した分の課金値(視聴料金)は、上
記式(4)乃至式(8)を用いて算出される。
【0083】尚、番組の視聴完了後には、算出された視
聴した分の課金値を、例えば、番組の視聴後、即座に表
示手段に表示させることにより、視聴者に認識させるよ
うにしても良く、また所定期間後、積算した課金値を送
信装置側へと送信するようにしても良い。また、課金装
置がカード等を挿入することにより、即座に支払い可能
なものであれば、視聴終了毎に精算するように構成して
も良い。
【0084】したがって、本実施形態例によれば、伝送
回線の空き容量に応じて設定された視聴要求番組の開始
時刻と視聴料金とを視聴者に対して提供し、視聴要求者
数及び伝送回線の空き容量に応じて視聴料金を変化させ
ることにより、視聴者に極力同一時間帯での同一番組の
視聴を促進することが可能となり、その結果、伝送回線
の伝送帯域を低減することができるいう効果を得る。ま
た、伝送帯域の低減に伴う伝送コストも抑制することが
できるという効果も得る。
【0085】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
伝送回線の空き容量に応じて設定された視聴要求番組の
開始時刻と視聴料金とを視聴者に対して提供し、視聴要
求者数及び伝送回線の空き容量に応じて視聴料金を変化
させることにより、視聴者に極力同一時間帯での同一番
組の視聴を促進することが可能となり、その結果、伝送
回線の伝送帯域を低減することができるいう効果を得
る。また、伝送帯域の低減に伴う伝送コストも抑制する
ことができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る課金システム装置における送信装
置の一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る課金システム装置における受信装
置の一例を示すブロック図。
【図3】視聴者に提供する番組予約選択を行うための画
面表示例を示す図。
【図4】料金及び課金情報作成回路による料金算出動作
を説明するための説明図。
【図5】図1及び図2に示す装置の動作を説明するため
の流れ図。
【符号の説明】
1…視聴要求受信回路、2…同一番組要求抽出回路、3
…要求数測定回路、4…料金算出回路、5…課金情報挿
入回路、6…料金情報挿入回路、7…料金情報作成回
路、8…番組データバンク部、10…伝送路状態検出回
路、11…課金情報分離回路、12…課金情報作成回
路、13…料金情報分離回路、14…料金情報作成回
路、t…視聴要求時刻、tm…視聴要求開始時刻、tl
…終了時刻、xt…伝送回線の空き容量、min(x
t)…伝送回線の最小空き容量、F(xt)…単位時間
当たりの視聴料金。
フロントページの続き (72)発明者 阿部 修司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (72)発明者 坂崎 芳久 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (72)発明者 玉田 雄三 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (56)参考文献 特開 平7−303249(JP,A) 特開 昭64−12783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要
    求時刻を特定する情報を受信する受信手段と、 前記番組の終了時刻を算出する算出手段と、 前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単位時間
    当たりの伝送回線の最小空き容量を予測して予測結果を
    出力する伝送容量予測手段と、 前記伝送容量予測手段からの予測結果に基づいて前記番
    組の単位時間当たりの視聴料金を算出し算出結果を出力
    する視聴料金算出手段と、 前記視聴料金算出手段からの算出結果に基づいて前記番
    組の視聴料金を決定する視聴料金決定手段と、 を具備したことを特徴とする課金システム装置。
  2. 【請求項2】 視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要
    求時刻を特定する情報受信する受信手段と、 前記番組の終了時刻を算出する算出手段と、 前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単位時間
    当たりの伝送回線の伝送容量を予測して予測結果を出力
    する伝送容量予測手段と、 前記伝送容量予測手段からの予測結果に基づいて前記番
    組の単位時間当たりの視聴料金を算出し算出結果を出力
    する視聴料金算出手段と、 前記視聴料金算出手段からの算出結果に基づいて前記番
    組の視聴料金を決定する視聴料金決定手段と、 を具備したことを特徴とする課金システム装置。
  3. 【請求項3】 視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要
    求時刻を特定する情報を受信する受信手段と、 前記番組の終了時刻を算出する算出手段と、 前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単位時間
    当たりの伝送回線の伝送容量を予測して予測結果を出力
    する伝送容量予測手段と、 前記伝送容量予測手段からの予測結果に基づいて前記番
    組の単位時間当たりの視聴料金を算出し算出結果を出力
    する視聴料金算出手段と、 前記視聴要求時刻における他の視聴者からの前記番組の
    視聴要求数を検出して検出結果を出力する視聴要求数検
    出手段と前記視聴料金算出手段からの算出結果と前記視
    聴要求数検出手段からの検出結果とに基づいて前記番組
    の視聴料金を決定する視聴料金決定手段と、 を具備したことを特徴とする課金システム装置。
  4. 【請求項4】 視聴者が視聴要求した番組の視聴開始要
    求時刻を特定する情報を受信する受信手段と、 前記番組の終了時刻を算出する算出手段と、 前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単位時間
    当たりの伝送回線の空き容量を予測して予測結果を出力
    する伝送容量予測手段と、 前記視聴要求開始時刻から前記終了時刻までの単位時間
    当たりの伝送回線における前記番組の使用容量を算出し
    算出結果を出力する伝送容量算出手段と、 前記伝送容量予測手段からの予測結果と前記伝送容量算
    出手段からの算出結果とに基づいて前記番組の視聴料金
    を決定する視聴料金決定手段と、 を具備したことを特徴とする課金システム装置。
  5. 【請求項5】 前記視聴料金決定手段により決定した前
    記視聴料金を視聴者に認識させるための認識手段と、前
    記認識手段により認識した視聴料金に応じて視聴者が最
    終的に視聴する番組を決定するための番組決定手段とを
    付加して構成したことを特徴とする請求項1乃至のい
    ずれか1つに記載の課金システム装置。
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