JP3296246B2 - 検査方法、検査装置、記録媒体 - Google Patents

検査方法、検査装置、記録媒体

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JP3296246B2
JP3296246B2 JP09999197A JP9999197A JP3296246B2 JP 3296246 B2 JP3296246 B2 JP 3296246B2 JP 09999197 A JP09999197 A JP 09999197A JP 9999197 A JP9999197 A JP 9999197A JP 3296246 B2 JP3296246 B2 JP 3296246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上に、物
理的性質が他の部分とは異なる記録マークを形成し、こ
のマークの両端部に情報を対応させて記録させる技術に
関するものである。特に、情報記録媒体の温度などを変
化させることにより、記録物質の相変化を生じせしめる
ことにより情報記録部の物理的性質を他の部分と変化さ
せる、いわゆる相変化型情報記録技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、ディジタルデータを記録再生する
光学的情報記録媒体(以下、光学的情報記録媒体を光デ
ィスクで総称する)は、セクタフォーマット構造をとっ
ており、情報は複数のセクタに分割されて記録される。
各セクタは番地情報部とこれに続く情報記録部とから構
成されている。すなわち、セクタの先頭部には情報の物
理的位置を示す番地情報部を配置し、この番地情報部か
らの信号を基準にして情報を記録再生する情報記録部を
配置するものである。
【0003】一般に、番地情報部は凹凸ピット等で予め
形成されており、情報記録部はグルーブやランドあるい
はこれらの両方を使用した記録トラックで形成されてい
る。
【0004】また、尾上他著「光ディスク技術」(19
89年2月10日(株)ラジオ技術社発行) 230頁
〜233頁に記載されているように、光ディスクに欠陥
があるとデータにエラーを生じ情報の記録再生を正しく
行えなくなるため光ディスクは欠陥処理用の交替領域と
欠陥情報管理領域を備えている。
【0005】この交替領域は、欠陥によって記録再生が
正しく行えない領域にかわって情報を記録再生する領域
であり、欠陥情報管理領域は、欠陥のある場所と前記交
替領域の場所の情報を記録する領域である。通常、欠陥
領域、交替領域はセクタ単位で行うため、それぞれ欠陥
セクタ、交替セクタと呼んでいる。
【0006】上記欠陥情報管理領域には、光ディスク製
造時に欠陥セクタを調べ、そのセクタを前もってこの欠
陥情報管理領域に記録しておくことができる。ユーザが
ディスクを使用する前に予め欠陥情報を記録しておくこ
とは、情報の書込時に欠陥処理を行う回数を低減できる
ため、ユーザが記録しようとする情報(データ)の書込
速度等の性能が向上する。このように、このディスク製
造時の欠陥検査は、光ディスクの信頼性向上と書込速度
等の性能向上に重要なことである。
【0007】上記欠陥検査は、検査のための検査情報を
記録再生し、前記検査情報を正しく読み取れたかどうか
で判断している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】データを光ディスクに
書き込む時には、データにデータIDを付加する場合が
多く、このとき、上記欠陥検査では、データIDを16
ビットの周期的繰り返しの番号(例えば00〜FFの繰
り返し)を検査情報とすることが多い。この場合、図2
に示すようにデータID部22の検出信号の位相がそろ
う場合がしばしば発生する。ここで、セクタ20におい
て、21は凹凸ピットからなる番地情報部、22はデー
タID部、23はデータ部であり、(b)は(a)を模
式的に拡大したものである。
【0009】このように検出信号の位相がそろう場合に
は、データID部22の検出信号はその振幅が大きくな
るため、欠陥に対しても強くなる。つまり、実際にはそ
の部分に欠陥があったとしても検出信号の振幅が十分検
出できるだけの大きさとなるので、欠陥検査をしても欠
陥が存在しないものとして扱われることになる。しか
し、実際にディスクにデータを書き込むときには、上記
データIDは、検出信号の位相がそろうことは少ないた
め、実際にデータを書き込む段階になって初めて欠陥の
存在が明らかになる。従って、欠陥検査の信頼性が不足
すると言う問題点があった。
【0010】即ち、データID部においては、実際に光
ディスクにデータを書き込んだ時には、欠陥検査時より
も信号レベルが低下しているため、エラーとなる確率が
高くなり、欠陥検査の信頼性が低下してしまうのであ
る。
【0011】本発明の目的は、記録媒体を信頼性高く検
査できる装置、方法、及び信頼性の高い記録媒体を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
【0013】上記課題を解決するために、本発明は、物
理的性質が他の部分とは異なる記録マークを形成する記
録媒体に前記記録マークの両端部に情報を対応させて検
査情報を記録し、前記検査情報を再生して前記記録媒体
を検査する検査技術において、前記記録マークと前記記
録マーク間のスペースの物理的性質を記録単位毎に略ラ
ンダムに反転して前記検査情報を前記記録媒体に記録
し、前記検査情報を再生し、前記記録媒体を検査するこ
とを特徴とする検査技術とする。
【0014】または、物理的性質が他の部分とは異なる
記録マークを形成する記録媒体に前記記録マークの両端
部に情報を対応させて検査情報を記録し、前記検査情報
を再生して前記記録媒体を検査する検査技術において、
前記検査情報の記録開始位置を記録単位毎にデータID
部の長さ以内で略ランダムにずらして記録し、前記検査
情報を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とす
る検査技術とする。
【0015】または、物理的性質が他の部分とは異なる
記録マークを形成する記録媒体に前記記録マークの両端
部に情報を対応させて検査情報を記録し、前記検査情報
を再生して前記記録媒体を検査する検査技術において、
前記検査情報の同期信号部の長さを記録単位毎に略ラン
ダムに変化させて前記検査情報を記録し、前記検査情報
を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とする検
査技術とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。本実施形態において、記録単位とは、セクタなど実
際に光ディスク上に記録が行われる単位を言う。即ち、
この記録単位よりも小さな単位で媒体上の情報が書き換
えられることがないものである。通常、上記データID
はこの記録単位毎に付けていることが多い。また、記録
パルスとは媒体記録時に媒体上に印加される熱・光・磁
界などのパルスそのものではない。実際に媒体上に印加
されるパルスは、媒体の特性に応じ、記録パルス成形回
路などを用いて、分割パルス列などに変換されて記録さ
れる。
【0017】(実施形態1) 図5に本発明の一実施形態の光学的情報記録再生装置
を、図3および図4に本発明の一実施形態の光学的情報
記録媒体の平面図および部分断面図を示した。
【0018】図4において、プラスチック基板1はポリ
カーボネート樹脂からなる、保護兼干渉層2はZnS−
SiO2からなる、相変化記録膜3はGe−Sb−Te
からなる、保護兼干渉層4はZnS−SiO2からな
る、反射層5はAl−Tiからなる、樹脂保護層6は紫
外線硬化樹脂よりなる。このように本実施形態の光ディ
スク11は相変化型記録媒体であり、記録はレーザ光の
強度を変調して記録媒体上に照射して行い、記録マーク
は結晶領域中に非晶質の形で形成される。
【0019】また、図3に示すように本実施形態の光デ
ィスク11は、番地情報部34と情報記録部35よりな
る複数のセクタに分割されており、内周と外周に欠陥情
報管理領域部32、33を配置し、その間にデータ領域
部31を配置している。番地情報部にはアドレス信号や
セクタの先頭を示す信号等の識別情報が予め媒体上に記
録されている。また、情報記録部ではデータの記録再生
が行われるデータが記録される。
【0020】図5の光学的情報記録再生装置において
は、光ディスク11にデータの記録再生を行う記録再生
ヘッド132を有し、記録再生ヘッド132からの再生
信号を検出回路133によって検出しその検出信号を再
生回路141にて再生する。再生回路141は少なくと
も、媒体上の番地情報部34から識別情報を検出する識
別情報検出回路142を備えており、この識別情報検出
回路142からの信号により、タイミング生成回路14
0は記録動作にかかる種々のタイミングを制御する。
【0021】また、本実施形態の装置は少なくともラン
ダム信号発生回路136を有する。ランダム信号発生回
路136によるランダム信号の発生方法としては、たと
えば、ランダム信号発生回路136内部に疑似ランダム
系列発生器を備えてもよいし、時刻などの記録再生動作
とは非同期の信号からランダム信号を生成してもよい。
本実施形態の装置は、さらに、記録情報(記録データ)
150を符号化する符号化回路を備えている。この符号
化回路138は記録符号によっては必ずしも装置内に備
える必要はない。
【0022】本実施形態では(2、11)RLL符号化
を行っている。合成回路135は同期信号発生回路13
7からの同期信号、符号化回路138からの符号化デー
タ、疑似データ回路139からの疑似データをタイミン
グ回路140のタイミング信号に従って合成し、記録単
位に記録する符号化合成データ151を生成する。パル
ス変換回路134はランダム信号発生回路136より発
せられるランダム信号152に従った極性で、符号化合
成データ151を、記録パルス153に変換する。
【0023】ここで、ランダム信号152に従った極性
の反転は、記録単位毎に行われる。このタイミングをタ
イミング生成回路からのタイミング信号154が司って
いる。このようにして、生成された記録パルスは、実際
の記録再生ヘッド、記録媒体に適したパルスへと、記録
パルス整形回路131によって変換され、記録再生ヘッ
ド132により光ディスク11上に印加され、記録マー
クが形成される。
【0024】また、本実施形態の装置は、ディスク回転
用のモータ212、モータ制御回路213、記録再生ヘ
ッド132を移動させるためのスライダモータ217、
スライダモータ制御回路218を備えており、それぞれ
システムコントローラ220により制御される。
【0025】図6を用いて本実施形態によって、最終的
に形成される記録マークと、符号化データの関係につい
て説明する。図6の符号化データ列”00001000
000100001000010000010000”
は、パルス変換回路134により、A:”000011
1111100000111111000000111
11”またはB:”1111000000011111
0000011111100000”の記録パルスへと
NRZI−NRZ変換される。この記録パルスを分割パ
ルスなどへと整形した後に記録を行うと、図中に示した
ように記録パルス中の1の部分に対応して記録マーク6
1が図中0の部分に対応してスペース62が記録媒体上
に形成される。すなわち、AとBでは、記録マーク61
と記録マーク間のスペース62が反転している。このよ
うに、記録マークとスペースが反転しても再生には全く
問題がない。なぜなら、再生時には記録マーク61の両
端に対応した信号、即ち記録マーク61とスペース62
の境界部を検出するため、再生データはA,Bとも同一
の符号化データとなって再生される。
【0026】図7に本実施形態の装置のパルス変換回路
134の一例を示す。タイミング信号154が高レベル
になるにしたがって2値化ランダム信号152が排他的
論理和回路156の初期値として選択され、その後タイ
ミング信号154が低レベルになると符号化データ15
1と排他的論理和回路156の出力との排他的論理和と
して、記録パルス信号153が出力される。
【0027】本実施形態の装置を用いて記録を行ったと
きの様子を図1に示す。図1は図3の一部を拡大したも
のであり、34は番地情報部、122はデータID部、
123はデータ部である。ここで、情報記録部35は1
22と123を合わせたものである。図1(b)は
(a)を拡大し模式的に示したものであるが、記録マー
クの極性を反転することでデータID部での記録マーク
の検出信号の位相が反転し、そろうことがない。したが
って、この方法で欠陥検査を行うことで欠陥検査の信頼
性を向上できる。
【0028】実際に、本装置を用いて、データ領域部3
1で欠陥検査をおこない、該欠陥情報を欠陥情報管理領
域部32、33に記録した。このとき、欠陥情報領域部
においても本装置で記録を行っているので、極性反転し
た記録となっている。これはデータ領域部と欠陥情報領
域部で記録方法を同一にしたほうが検査装置が簡単にな
るためである。
【0029】本実施形態による方法と極性反転を行わな
い従来の方法を比較すると、本実施形態のほうが欠陥セ
クタの数は増加した。このように、本発明により欠陥検
査の信頼性を向上できることを確認した。
【0030】(実施形態2) 本発明の別の実施形態を示す。本実施形態では、上記の
実施形態に加え、上記の極性反転のほかに、記録開始位
置を記録単位毎にランダムにシフトさせた。このランダ
ムなシフトのタイミング制御はタイミング生成回路14
0によって、合成回路135からの出力のタイミングを
制御することによって行われる。タイミング信号発生回
路136からの信号で記録開始のタイミングをランダム
にシフトする。
【0031】この記録方法で記録した様子を図8に示し
た。記録開始位置をランダムずらすことでデータID部
での位相のずれが大きくなり、欠陥検査の信頼性をさら
に向上できる。
【0032】(実施形態3) 本発明の別の実施形態を示す。光学的情報記録再生装置
は図5と同じものを用いた。即ち、光ディスク11に記
録再生を行う記録再生ヘッド132を有し、記録再生ヘ
ッド132からの再生信号を検出回路133によって検
出しその検出信号を再生回路141にて再生する。再生
回路141は少なくとも、媒体上の識別情報を検出する
識別情報検出回路142を備えており、この識別情報検
出回路142からの信号により、タイミング生成回路1
40は記録動作にかかる種々のタイミングを制御する。
また、本実施形態の装置は少なくともランダム信号発生
回路136を有する。ランダム信号発生回路136によ
るランダム信号の発生方法としては、たとえば、ランダ
ム信号発生回路136内部に疑似ランダム系列発生器を
備えてもよいし、時刻などの記録再生動作とは非同期の
信号からランダム信号を生成してもよい。
【0033】そして、本実施形態の装置は、記録情報
(記録データ)150を符号化する符号化回路138を
備えている。この符号化回路138は記録符号によって
は必ずしも装置内に備える必要はない。本実施形態でも
(2、11)RLL符号化を行うこととする。合成回路
135は同期信号発生回路137からの同期信号、符号
化回路138からの符号化データ、疑似データ回路13
9からの疑似データをタイミング回路140のタイミン
グ信号に従って合成し、記録単位に記録する符号化合成
データ151を生成する。同期信号発生回路は、ランダ
ム信号発生回路136より発せられるランダム信号に従
って同期信号の長さを変化させる。
【0034】また、疑似データ発生回路139はランダ
ム信号発生回路136より発せられるランダム信号に従
って疑似データの長さを変化させる。パルス変換回路1
34は、符号化合成データ151を、特定の極性で記録
パルス153に変換する。即ち、前記実施形態にあった
ような極性の反転は行われない。このようにして、生成
された記録パルスは、実際の記録再生ヘッド、記録媒体
に適したパルスへと、記録パルス整形回路131によっ
て変換され、記録再生ヘッド132により光ディスク1
1上に印加され、記録マークが形成される。
【0035】また、本実施形態の装置は、ディスク回転
用のモータ212、モータ制御回路213、記録再生ヘ
ッド132を移動させるためのスライダモータ217、
スライダモータ制御回路218を備えおり、それぞれシ
ステムコントローラ220により制御される。
【0036】本実施形態での光ディスクでは、図9に示
したように記録情報が記録媒体上に配置される。即ち、
セクタの先頭にある番地情報部34から略一定離れた位
置から、同期信号部81を配置し、該同期信号部81の
長さが、セクタ30毎に異なるようにしている。同期信
号部の後には情報記録部82(データID部、記録デー
タ部を含む)および疑似データ部83がこの順番で配置
される。同期信号部の長さは、ランダム信号発生回路1
36より発せられるランダム信号に従って変化する。疑
似データの長さは、ランダム信号発生回路136より発
せられるランダム信号に従って、疑似データ発生回路に
より変化させられるが、このとき同期信号部先端から疑
似データ部後端までの長さは略一定になるようにしてい
る。
【0037】このようにすることにより、データID部
のデータが同じでも、情報記録部82の位置を前後に移
動するので、データID部の記録マークの位相をずらす
ことができるために欠陥検査の信頼性を向上できる。
【0038】(実施形態4) 本発明の別の実施形態を示す。装置として実施形態1で
用いた装置を用い、光ディスクとして図10に示したZ
CLV光ディスクを用いた。該光ディスク311はディ
スク内でデータ領域部337(番地情報部334と情報
記録部335より構成されている)の長さがほぼ等しく
なるように複数のゾーンに分けられている。また、内周
部には欠陥情報管理領域部332が配置されている。
【0039】本実施形態においては、欠陥検査を行わず
に該欠陥情報管理領域部332に欠陥検査を行っていな
いと言う情報を記録した。このときの記録方法は実施形
態1と同じ極性反転をおこなっている。
【0040】通常、光ディスクでは製品出荷前に、上記
欠陥検査を行い、上記欠陥情報管理領域部に欠陥情報を
記録する。しかし、欠陥検査を行わずに出荷する場合も
あり、この時には上記欠陥情報管理領域部に欠陥検査を
行っていないという情報を記録することになる。本実施
形態によれば、欠陥検査の有無にかかわらず、欠陥検査
装置を用いて上記情報を記録するので製造工程を簡略化
することができる。さらに、欠陥検査の有無にかかわら
ず、同じ装置を使用することは工程管理の上からも柔軟
性があり好ましことである。
【0041】上記した実施形態では、記録マークの極性
反転、記録開始位置ずらし、同期信号長変化、疑似デー
タ長変化について示したが、これらをすべて用いること
あるいは組み合わせて使用することができるのは言うま
でもない。
【0042】
【発明の効果】以上のような構成にすることにより、本
発明では、記録媒体を信頼性高く検査できる装置、方
法、及び信頼性の高い記録媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録媒体の一実施形態を示
す平面図である。
【図2】従来の光学的情報記録媒体の一例を示す平面図
である。
【図3】本発明の光学的情報記録媒体の一実施形態を示
す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態の光学的情報記録媒体の部
分断面図である。
【図5】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図6】本発明の光学的情報記録再生装置による記録方
法を説明する概念図である。
【図7】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施形態
の回路構成図である。
【図8】本発明の光学的情報記録媒体の一実施形態を示
す平面図である。
【図9】本発明の光学的情報記録媒体の一実施形態を示
す平面図である。
【図10】本発明の光学的情報記録媒体の一実施形態を
示す平面図である。
【符号の説明】
11…光ディスク、31…データ領域部、23、33…
欠陥情報管理領域部、34…番地情報部、35…情報記
録部、30…セクタ、61…記録マーク、62…スペー
ス、81…同期信号部、82…情報記録部、83…疑似
データ部、122…データID部、123…データ部、
131…記録パルス整形回路、132…記録再生ヘッ
ド、133…検出回路、134…パルス変換回路、13
5…合成回路、136…ランダム信号発生回路、137
…同期信号発生回路、138…符号化回路、139…疑
似データ発生回路、140…タイミング生成回路、14
1…再生回路、142…識別情報検出回路、150…記
録データ、151…符号化合成データ、152…ランダ
ム信号、153…記録パルス、154…タイミング信
号、212…モータ、217…スライダモータ、220
…システムコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F (72)発明者 重松 和男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (72)発明者 宮内 靖 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 梅澤 芳樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (72)発明者 峯邑 浩行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (72)発明者 福井 幸夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像情報メディア事業 部内 (56)参考文献 特開 平4−232665(JP,A) 特開 平8−297839(JP,A) 特開 平6−349073(JP,A) 特開 平6−325368(JP,A) 特開 平8−180410(JP,A) 特開 平9−35275(JP,A) 特開 平2−23552(JP,A) 特開 平4−364225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 20/18

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物理的性質が他の部分とは異なる記録マー
    クを形成する記録媒体に前記記録マークの両端部に情報
    を対応させて検査情報を記録し、前記検査情報を再生し
    て前記記録媒体を検査する検査方法において、 前記記録マークと前記記録マーク間のスペースの物理的
    性質を記録単位毎に略ランダムに反転して前記検査情報
    を前記記録媒体に記録し、前記検査情報を再生し、前記
    記録媒体を検査することを特徴とする検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の検査方法であって、 前記検査情報の記録開始位置を記録単位毎にデータID
    部の長さ以内で略ランダムにずらして記録し、前記検査
    情報を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とす
    る検査方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の検査方法であって、 前記検査情報の同期信号部の長さを記録単位毎に略ラン
    ダムに変化させて前記検査情報を記録し、前記検査情報
    を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とする検
    査方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の検査方法であって、 前記検査情報の記録開始位置を記録単位毎にデータID
    部の長さ以内で略ランダムにずらして記録し、前記検査
    情報を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とす
    る検査方法。
  5. 【請求項5】温度により物理的性質が変化する物質を有
    する記録媒体に強度の異なる光をあてる事により記録マ
    ークを形成させ検査情報を記録し、前記検査情報を再生
    して前記記録媒体を検査する検査方法において、 前記検査情報の記録開始位置を記録単位毎にデータID
    部の長さ以内で略ランダムにずらして記録し、前記検査
    情報を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とす
    る検査方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の検査方法であって、 前記検査情報の同期信号部の長さを記録単位毎に略ラン
    ダムに変化させて前記検査情報を記録し、前記検査情報
    を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とする検
    査方法。
  7. 【請求項7】物理的性質が他の部分とは異なる記録マー
    クを形成する記録媒体に前記記録マークの両端部に情報
    を対応させて検査情報を記録し、前記検査情報を再生し
    て前記記録媒体を検査する検査方法において、 前記検査情報の同期信号部の長さを記録単位毎に略ラン
    ダムに変化させて前記検査情報を記録し、前記検査情報
    を再生し、前記記録媒体を検査することを特徴とする検
    査方法。
  8. 【請求項8】請求項2から請求項7のいずれか一項に記
    載の検査方法であって、前記検査情報の後に擬似情報を
    記録する事により前記記録単位毎の前記検査情報の長さ
    を略一定にすることを特徴とする検査方法。
  9. 【請求項9】物理的性質が他の部分とは異なる記録マー
    クを形成し、前記記録マークの両端部に情報を対応させ
    て前記情報を記録する記録媒体において、 前記記録媒体はユーザ情報が記録される情報部と欠陥を
    管理する欠陥管理情報が記録される欠陥管理部とを有し
    ており、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の
    検査において前記記録媒体に欠陥がある場合には、前記
    欠陥管理部に前記欠陥管理情報を記録し、欠陥がない場
    合には前記欠陥管理部に欠陥がないことを示す情報を記
    録することを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】物理的性質が他の部分とは異なる記録マ
    ークを形成する記録媒体に、前記記録マークの両端部に
    情報を対応させ、検査情報を前記記録マークと前記記録
    マーク間のスペースの物理的性質を記録単位毎に略ラン
    ダムに反転させて記録する記録手段と、 前記記録手段により記録された前記検査情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段により再生された前記検査情報に基き前記
    記録媒体を検査する検査手段とを有することを特徴とす
    る検査装置。
  11. 【請求項11】記録媒体の物理的性質が他の部分とは異
    なる記録マークを形成する記録媒体に、前記記録マーク
    の両端部に情報を対応させ、検査情報の記録開始位置を
    記録単位毎にデータID部の長さ以内で略ランダムにず
    らして記録する記録手段と、 前記記録手段により記録された前記検査情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段により再生された前記検査情報に基き前記
    記録媒体を検査する検査手段とを有することを特徴とす
    る検査装置。
  12. 【請求項12】記録媒体の物理的性質が他の部分とは異
    なる記録マークを形成する記録媒体に、前記記録マーク
    の両端部に情報を対応させ、検査情報の同期信号部の長
    さを記録単位毎に略ランダムに変化させて記録する記録
    手段と、 前記記録手段により記録された前記検査情報を再生する
    再生手段と、 前記再生手段により再生された前記検査情報に基き前記
    記録媒体を検査する検査手段とを有することを特徴とす
    る検査装置。
  13. 【請求項13】物理的性質が他の部分とは異なる記録マ
    ークを形成し、前記記録マークの両端部に情報を対応さ
    せて情報が記録されている記録媒体において、 前記記録媒体はユーザ情報が記録される情報部と欠陥を
    管理する欠陥管理情報が記録される欠陥管理部とを有し
    ており、検査情報が前記情報部に前記記録マークと前記
    記録マーク間のスペースの物理的性質を記録単位毎に略
    ランダムに反転して記録されており、前記欠陥管理情報
    又は欠陥がないことを示す情報が前記欠陥管理部に記録
    されている事を特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の記録媒体であって、 前記検査情報の記録開始位置が記録単位毎にデータID
    部の長さ以内で略ランダムにずらして記録されている記
    録媒体。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の記録媒体であって、 前記検査情報の同期信号部の長さが記録単位毎に略ラン
    ダムに変化させて記録されている記録媒体。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の記録媒体であって、 前記検査情報の記録開始位置が記録単位毎にデータID
    部の長さ以内で略ランダムにずらして記録されている記
    録媒体。
  17. 【請求項17】物理的性質が他の部分とは異なる記録マ
    ークを形成し、前記記録マークの両端部に情報を対応さ
    せて情報が記録されている記録媒体において、 前記記録媒体はユーザ情報が記録される情報部と欠陥を
    管理する欠陥管理情報が記録される欠陥管理部とを有し
    ており、検査情報が前記情報部に記録開始位置を記録単
    位毎にデータID部の長さ以内で略ランダムにずらして
    記録されており、前記欠陥管理情報又は欠陥がないこと
    を示す情報が前記欠陥管理部に記録されている事を特徴
    とする記録媒体。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の記録媒体であって、 前記検査情報の同期信号部の長さが記録単位毎に略ラン
    ダムに変化させて記録されている記録媒体。
  19. 【請求項19】物理的性質が他の部分とは異なる記録マ
    ークを形成し、前記記録マークの両端部に情報を対応さ
    せて情報が記録されている記録媒体において、 前記記録媒体はユーザ情報が記録される情報部と欠陥を
    管理する欠陥管理情報が記録される欠陥管理部とを有し
    ており、検査情報が前記情報部に同期信号部の長さを記
    録単位毎に略ランダムに変化させて記録されており、前
    記欠陥管理情報又は欠陥がないことを示す情報が前記欠
    陥管理部に記録されている事を特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】請求項14から請求項19のいずれか一
    項に記載の記録媒体であって、前記情報の後に擬似情報
    を記録する事により前記記録単位毎の前記検査情報の長
    さが略一定になっていることを特徴とする記録媒体。
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