JP3295485B2 - マルチ同時薬剤散布・播種機 - Google Patents

マルチ同時薬剤散布・播種機

Info

Publication number
JP3295485B2
JP3295485B2 JP10778593A JP10778593A JP3295485B2 JP 3295485 B2 JP3295485 B2 JP 3295485B2 JP 10778593 A JP10778593 A JP 10778593A JP 10778593 A JP10778593 A JP 10778593A JP 3295485 B2 JP3295485 B2 JP 3295485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
medicine
seed
seeding
drug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10778593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06319317A (ja
Inventor
貴文 中上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agritecno Yazaki Co Ltd
Original Assignee
Agritecno Yazaki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agritecno Yazaki Co Ltd filed Critical Agritecno Yazaki Co Ltd
Priority to JP10778593A priority Critical patent/JP3295485B2/ja
Publication of JPH06319317A publication Critical patent/JPH06319317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3295485B2 publication Critical patent/JP3295485B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Sowing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畝上にマルチフィルム
を敷設しながら播種を行うマルチ同時播種機の構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来よりマルチ同時播種機に関する技術
は公知とされており、マルチフィルム敷設と同時に播種
・薬剤散布を行う技術も公知である。 この従来技術にお
いては、所定間隔をおいて播種孔を開口したマルチフィ
ルムを敷設しながら、その播種孔に種子を播いて、その
前工程或いはその後工程で同じ播種孔より播種位置に薬
剤を散布していたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に
おいて、薬剤の散布と播種はマルチフィルムの播種孔へ
略同時に行われていたので、種子に直接薬剤が散布され
ることになり、薬害により発芽不良の心配があり、この
対策として散布する薬剤の種類や量を限定してしまう
と、薬剤散布の役割を十分に果たせなくなるという不具
合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。薬剤散布をした後に、マルチフィル
ムを敷設しながら該マルチフィルムの播種孔に播種する
マルチ同時薬剤散布・播種機において、複数の種子繰出
装置11及び薬剤繰出装置12が並列に固設され、該種
子繰出装置11と薬剤繰出装置12を繰出軸13が貫通
し、両繰出装置を同一軸で駆動可能とし、該薬剤繰出装
置12に連通した薬剤ガイドパイプ20の散布口20a
を、マルチフィルム17の引き出し部より前の播種位置
前方に配置し、前記種子繰出装置11に連通した種子ガ
イドパイプ21の下端部をマルチフィルム17の引き出
し部後方のシャッター22に開孔し、該シャッター22
の下方でマルチフィルム17の下側に、下面に溝切器2
4を付設した接地板25を配置し、該接地板25の前方
に、前記薬剤ガイドパイプ20の散布口20aを配置
し、前記種子繰出装置11と薬剤繰出装置12の下方
で、前記接地板25の上方の、薬剤ガイドパイプ20・
20・・・と種子ガイドパイプ21・21・・・の間に
マルチフィルム17が取付体16・16により支持され
ているものである。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。マルチ同時播種
機Aにおいて、種子繰出装置11・11・・・と薬剤繰
出装置12・12・・・を、同一の繰出軸13の回動に
より駆動し、種子及び薬剤をそれぞれ繰り出す。 種子
は種子繰出装置11の種子ガイドパイプ21の先端部か
ら接地板25の切欠部25a・25a間のシャッタに導
れる。前記薬剤は、薬剤繰出装置12の薬剤ガイドパ
イプ20から先端の散布口20aに導かれて、畝成形器
30とマルチフィルムの引き出し部の間に落下され、薬
剤散布の後に溝切り器により薬剤を側方へ押しやって、
マルチフィルムを敷設してシャッタが開いて播種孔より
種子を落下して、覆土して播種作業を行うことができる
ようになる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の構成について添付した図面に
従って説明する。図1はマルチ同時播種機の全体側面
図、図2は本発明の要部側面図、図3は同じく平面図、
図4は薬剤を散布した状態の畝を示す正面断面図、図5
は溝切器にて作溝した状態の畝を示す正面断面図、図6
は播種した状態の畝を示す正面断面図、図7は覆土した
状態の畝を示す正面断面図である。
【0007】図1においてマルチ同時播種機の全体構成
を説明する。トラクターや管理機等の牽引車のヒッチに
固設されたフレーム1後端にはマルチ同時播種機Aの
取付部材2が取り付けられ、該取付部材2にツールバー
4が横設され、該ツールバー4に整畝板3が固設され、
該ツールバー4の後部にプレート4aを介してメインフ
レーム9が後方に突設されている。前記メインフレーム
9前部上に横設した取付杆10には散布する条数に応じ
て、複数の種子繰出装置11・11・・・及び薬剤繰出
装置12・12・・・が並列に固設されて、それぞれの
中央部に繰出軸13が貫通され繰出装置を駆動可能と
し、メインフレーム9前下方に支持杆14が垂設され、
メインフレーム9後端に鎮圧ローラー26が配設され
ている。
【0008】前記支持杆14下端には逆U字杆15と
取付フレーム19が固設され、該逆U字杆15の後下端
にシャッター22、感知杆23及びマルチフィルムガイ
ドバー18が設けられている。該シャッター22は後述
する種子繰出装置11の種子ガイドパイプ21下端を
連通し、前記感知杆23がマルチフィルム17に一定間
隔で開口した播種孔17a・17a・・・がシャッター
22の下方に到達したのを感知して下降すると、シャッ
ター22が開いて、種子が播種孔17a内に播かれるよ
うに構成されている。また、前記取付フレーム19は支
持杆14に横設されて、該取付フレーム19より後方に
接地板25が延設され、該接地板25の下面に溝切器2
4が固設され、その後方に覆土板27が固設されてい
る。また、前記ツールバー4両端には取付プレート5・
5が固設され、該取付プレート5・5にアーム6・6が
枢支され、該アーム6・6後端に押さえローラー7・
7及び覆土輪8・8が配設され、マルチフィルム17の
両側を押さえるように構成している。 取付プレート5
・5下方に、マルチフィルム17をまいた筒部を軸支
する取付体16・16が固設されてマルチフィルム引き
出し部を構成している。
【0009】図2・図3において本発明の構成を説明す
る。図3のように、マルチ同時播種機Aの繰出軸13に
は、種子繰出装置11・11・・・と薬剤繰出装置12
・12・・・が交互に並列して軸支され、該種子繰出装
置11・11・・・の下端にはロート11a・11a・
・・が付設されて後方に延設した種子ガイドパイプ21
・21・・・と連通している。種子ガイドパイプ21
先端が前記シャッター22に接続され、接地板25の
切欠部25a・25a上方に配置されている。また、前
記薬剤繰出装置12・12・・・の下端にはロート12
a・12a・・・が付設されて、前方に延設した薬剤
イドパイプ20・20・・・と連通し、該薬剤ガイドパ
イプ20先端の散布口20aは畝成形器3と取付フレー
ム19の間で接地板25前方に配置されている。そし
て、薬剤ガイドパイプ20・20・・・と種子ガイドパ
イプ21・21・・・の間にマルチフィルム17が前記
取付体16・16に支持されている。
【0010】図4〜図7において、薬剤散布・播種作業
について説明する。まず、トラクターや管理機を前進さ
せると、図示しない駆動輪よりチェーン等を介してマル
チ同時播種機Aの繰出軸13が回転して、種子繰出装置
11・11・・・及び薬剤繰出装置12・12・・・の
ホッパー内の種子C及び薬剤Bが繰り出される。 そし
、それぞれ下方に配置したロート11a・11a・・
・から種子ガイドパイプ21・21・・・へ、ロート1
2a・12a・・・から薬剤ガイドパイプ20・20・
・・へそれぞれ落下し、図4のように薬剤Bはマルチフ
ィルムの引き出し部の前方の畝上に散布されるが、種子
Cはシャッター22が閉じているので播かれない。
【0011】次に、薬剤Bが散布された畝上を溝切器2
4が通過すると、図5のように薬剤Bは溝切器24によ
り溝の両側に押しやられ、前記感知杆23と接地板25
の間を通されたマルチフィルム17がこの上を覆って行
く。そして、図6のようにマルチフィルム17の播種孔
17a上にシャッター22が到達すると、前記感知杆2
3が下降してシャッター22が開き、種子Cが播種孔1
7aから溝内に播かれる。そして、図7のように接地板
25後方に設けた覆土板27が種子に土を被せ、鎮圧ロ
ーラー26がマルチフィルム17の中央部を押圧して平
坦にし、押さえローラー7・7がマルチフィルム17両
端を押さえ、覆土輪8・8がマルチフィルム17両端に
土を被せるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、薬剤散布をした後
にマルチフィルムを敷設して播種作業を行い、このとき
薬剤は播種位置の側方へ押しやられるので、直接薬剤と
種子が接触することが殆どなくなり、薬剤の効用が損な
われることなく、種子は発芽不良の心配がなくなり、薬
剤の種類や量を限定する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチ同時播種装置の全体側面図である。
【図2】本発明の要部側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】薬剤を散布した状態の畝を示す正面断面図であ
る。
【図5】溝切器にて作溝した状態の畝を示す正面断面図
である。
【図6】播種した状態の畝を示す正面断面図である。
【図7】覆土した状態の畝を示す正面断面図である。
【符号の説明】
11 種子繰出装置 11a ロート 12 薬剤繰出装置 12a ロート 13 繰出軸 20 薬剤ガイドパイプ 20a 散布口 21 種子ガイドパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 7/08 A01B 49/06 A01G 13/00 303 A01M 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤散布をした後に、マルチフィルムを
    敷設しながら該マルチフィルムの播種孔に播種するマル
    チ同時薬剤散布・播種機において、複数の種子繰出装置
    11及び薬剤繰出装置12が並列に固設され、該種子繰
    出装置11と薬剤繰出装置12を繰出軸13が貫通し、
    両繰出装置を同一軸で駆動可能とし、該薬剤繰出装置1
    2に連通した薬剤ガイドパイプ20の散布口20aを、
    マルチフィルム17の引き出し部より前の播種位置前方
    に配置し、前記種子繰出装置11に連通した種子ガイド
    パイプ21の下端部をマルチフィルム17の引き出し部
    後方のシャッター22に開孔し、該シャッター22の下
    方でマルチフィルム17の下側に、下面に溝切器24を
    付設した接地板25を配置し、該接地板25の前方に、
    前記薬剤ガイドパイプ20の散布口20aを配置し、前
    記種子繰出装置11と薬剤繰出装置12の下方で、前記
    接地板25の上方の、薬剤ガイドパイプ20・20・・
    ・と種子ガイドパイプ21・21・・・の間にマルチフ
    ィルム17が取付体16・16により支持されているこ
    とを特徴とするマルチ同時薬剤散布・播種機
JP10778593A 1993-05-10 1993-05-10 マルチ同時薬剤散布・播種機 Expired - Fee Related JP3295485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10778593A JP3295485B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 マルチ同時薬剤散布・播種機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10778593A JP3295485B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 マルチ同時薬剤散布・播種機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06319317A JPH06319317A (ja) 1994-11-22
JP3295485B2 true JP3295485B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=14467967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10778593A Expired - Fee Related JP3295485B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 マルチ同時薬剤散布・播種機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3295485B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109005703A (zh) * 2018-08-22 2018-12-18 田秀丽 一种铺膜播种一体机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06319317A (ja) 1994-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111492758B (zh) 一种可选取块状农作物的种植施肥一体机
CA1297735C (en) Fertilizer divider for dual air system
US3945330A (en) Seed planting unit
US6142086A (en) Air seeder singulation system
CN111436239A (zh) 耕种机
US3204589A (en) Mulching and seeding apparatus
JPH0856427A (ja) 施肥同時播種マルチ装置
JP3295485B2 (ja) マルチ同時薬剤散布・播種機
CN202050666U (zh) 覆膜栽培播种机
JP2843927B2 (ja) マルチ播種薬剤散布装置
JP2717437B2 (ja) 穴播き式施肥播種機
EP0044307A1 (en) Seed deposition apparatus
JPH11196618A (ja) 施肥同時播種マルチ装置
JPH0316405Y2 (ja)
JP3316477B2 (ja) 畝立て局所散布機
CA2038559C (en) Deep banding knife with rod attachment
JPS59151806A (ja) 播種マルチング装置
CN219269492U (zh) 起垄铺带铺膜播种机
JPS6343851Y2 (ja)
CN214385057U (zh) 农作物自动播种覆膜一体机
JP2896384B2 (ja) トンネルマルチ作業機における支柱倒れ検知装置
JPH08289618A (ja) 播種マルチ装置
JP2002369608A (ja) 畝立て局所散布機
JP2527576Y2 (ja) 播種・施肥機の作溝覆土装置
JPS6320250Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees