JP3294266B2 - フッ素効果の油−及び水−反発性組成物 - Google Patents

フッ素効果の油−及び水−反発性組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明はフルオロケミカル油−及び水反発剤を含む水
性組成物に関する。本発明はまた、フルオロケミカル油
−及び水−反発剤のフッ素効果(Fluorine efficienc
y)を高める試薬に関する。本発明はまた、繊維状基体
材料に油−及び水−反発性を供するための方法に関す
る。
関連技術の説明 フルオロケミカル試薬又は組成物を含む水−、油−及
び土壌−反発仕上げはよく知られている。しかしなが
ら、かかる仕上げの重大な欠点はその高価格にある。従
って、価格を下げるためにいわゆる「エキステンダー」
が開発されている。改質合成樹脂、ワックス、パラフィ
ン乳濁物及び類似の製品がこの目的のために利用されて
いる。
米国特許第3,849,521号(Kirimotoら)には、フルオ
ロアルキル含有モノマー単位を含むポリマー、及び次式 CR1R2=CR2COOR4 (式中、R1,R2及びR3は水素原子又はメチル基を表わ
し、そしてR4はC1-18アルキル基を表わす)を付するモ
ノマー単位と;次式 CH2=CR5CONHCH2OH (式中、R5は水素原子又はメチル基を表わす)を有する
モノマー単位とを含む追加のコポリマーを含む油及び水
反発性組成物が記述されている。
米国特許第4,834,784号(Deinerら)には、エキステ
ンダーとしてのブロック型イソシアネート化合物の利用
が記述されており、ブロッキング前のイソシアネートは
少なくとも450の分子量を有するジフェニルメタンジイ
ソシアネート又はイソシアネート化合物である。
発明の概要 本発明はフッ素効果の油−及び水−反発性組成物であ
って: (A)フルオロケミカルの油−及び水−反発剤; (B)(i)式Vのモノマー CR1R2=CR3R4 (V) (式中、各R1,R2,R3及びR4は独立して、水素、ハロゲ
ン、又は有機基、例えばアルキル、カルボキシルもしく
はアシロキシアルキル(即ち、−CO2アルキル)を表わ
す)に由来する重合化単位と; (ii)式VIIのモノマー CH2=CR5X (VII) (式中、R5は水素原子又はメチル基を表わし、そしてX
は繊維状基体と相互作用できる官能基を含んで成る成分
である)に由来する重合化単位;とを含んで成るコポリ
マーエキステンダー;並びに (C)ブロック型イソシアネートエキステンダー; を含んで成る組成物を提供する。
本発明はまた、上記のフッ素効果組成物により処理し
た基体、並びにフルオロケミカル試薬を上記の成分
(B)と(C)と配合する工程を含んで成るフルオロケ
ミカルの油−及び水−反発剤のフッ素効果を高める方法
に関する。
本発明の組成物は2つのクラスのエキステンダーそれ
ぞれの少なくとも1つの構成員を含んで成る。この組合
せはフルオロケミカル試薬のフッ素効果を高め、それ故
フルオロケミカルの値段を、それぞれのクラスのエキス
テンダーの個々の特性に基づいて予測される程度よりも
はるかに下げる。
発明の詳細な説明 本発明の組成物中の成分(A)は複数のフルオロ脂肪
式(即ち、Rf)基を一般に含んで成る、フルオロケミカ
ル油−及び水−反発剤である。かかる試薬は当業者によ
く知られており、そして数多くのもの(例えばSCOTCHGA
RD(商標)布帛プロテクター、3M)が用意された製剤と
して市販されている。
一般に、本発明において有用なフルオロケミカル試薬
は、フッ素化され、安定であり、不活性であり、非極性
であり、好ましくは飽和であり、一価であり、そして疎
油性及び疎水性である1又は複数のフルオロ脂肪式基Rf
を含むフルオロケミカル化合物又はポリマーを含んで成
る。Rf好ましくは少なくとも3個の炭素原子、より好ま
しくは3〜約20個の炭素原子、そして最も好ましくは約
6〜約14個の炭素原子を含む。Rfは直鎖、枝分れ鎖もし
くは環状のフッ素化アルキレン基又はそれらの組合せ、
あるいは、それらと、直鎖、枝分れ鎖もしくは環状のア
ルキレン基との組合せを含みうる。Rfは好ましくは重合
性オレフィン系不飽和を有さず、そして任意的にカテナ
リーヘテロ原子、例えば酸素、二価もしくは六価の硫
黄、又は窒素を含みうる。Rfは約40〜約78重量%のフッ
素、より好ましくは約50〜約78重量%のフッ素を含むこ
とが好ましい。Rf基の末端部分は完全にフッ素化された
末端基を含む。この末端基は少なくとも7個のフッ素原
子を含むことが好ましく、例えば、CF3CF3CF2−、(C
F32CF−、CF2SF5等である。過フッ素化脂肪式基(即
ち、式CnF2n+1のそれ)が最も好ましいRfの態様であ
る。
フルオロケミカル試薬の例には、例えばRf−含有のウ
レタン、尿素、エステル、アミン(及びその塩)、アミ
ド、酸(及びその塩)、カルボジイミド、グアニジン、
アロフタネート、ビウレット、並びに2種以上のこれら
の基を含む化合物、更にはそれらの混合物及び配合物が
挙げられる。
Rf基を含む有用なフルオロケミカルポリマーには、フ
ルオロケミカルのアクリレート及び/又はメタクリレー
トモノマーと、共重合性モノマー、例えばフッ素含有及
び無フッ素モノマー、例えばメチルメタクリレート、ブ
チルアクリレート、オクタデシルメタクリレート、ポリ
(オキシアルキレン)ポリオールオリゴマー及びポリマ
ーのアクリレート及びメタクリレートエステル、例えば
ポリ(オキシエチレン)グリコールジメタクリレート、
グリシジルメタクリレート、エチレン、ビニルアセテー
ト、ビニルクロリド、ビニリデンクロリド、ビニリデン
フルオリド、アクリロニトリル、ビニルクロロアセテー
ト、イソプレン、クロロプレン、スチレン、ブタジエ
ン、ビニルピリジン、ビニルアルキルエーテル、ビニル
アルキルケトン、アクリル酸及びメタクリル酸、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、N−メチロールアクリル
アミド、2−(N,N,N−トリメチルアンモニウム)エチ
ルメタクリレート等とのコポリマーが含まれる。
特定のフルオロケミカル試薬には、それぞれ引用して
本明細書に組入れる米国特許第2,803,615号(Alhbrecht
ら)、第2,934,450号(Brown)、第3,068,187号(Bolst
adら)、第3,094,547号(Heine)、第3,329,661号(Smi
thら)、第3,341,497号(Shermanら)、第3,398,182号
(Guenthnerら)、第3,458,571号(Tokoli)、第3,462,
296号(Raynoldsら)、第3,574,791号(Shermanら)、
第3,728,151号(Shermanら)、第3,896,251号(Landucc
i)、第3,916,053号(Shermanら)、第4,013,627号(Te
mple)、第4,024,178号(Landucci)、第4,029,585号
(Detter)、第4,034,964号(Shermanら)、第4,144,36
7号(Landucci)、第4,160,777号(Loudas)、第4,165,
338号(Katsushimaら)、第4,190,545号(Marshall)、
第4,215,205号(Landucci)、第4,264,484号(Pate
l)、第4,325,857号(Champaneriaら)、第4,340,749号
(Patel)、第4,401,780号(Steel)、第4,426,476号
(Chang)、第4,525,305号(Patel)、第4,525,423号
(Lynnら)、第4,529,658号(Schwartzら)、第4,540,4
79号(Changら)、第4,560,487号(Brinkley)、第4,56
4,366号(Patel)、第4,565,641号(Changら)、第4,56
6,981号(Howells)、第4,579,924号(Schwartzら)、
第4,582,882号(Lynnら)、第4,606,737号(Stern)、
第4,668,406号(Chang)、第4,668,726号(Howells)、
代理人事件番号第44348USA6A号(一緒に譲渡され、そし
て同日に出願)に記載されているものが含まれる。
本発明の組成物における成分(B)は (i)式Vのモノマー CR1R2=CR3R4 (V) (式中、R1,R2,R3及びR4のそれぞれは独立して水素、ハ
ロゲン又は有機基を表わす)に由来する重合化単位;及
び (ii)式VIIのモノマー CH2=CR5X (VII) (式中、R5は水素又はメチルであり、そしてXは繊維状
基体と相互作用できる官能基を含んで成る成分である)
に由来する重合化単位; を含んで成るコポリマーエキステンダーである。
式Vのモノマーの例には、フリーラジカル重合の可能
なエチレン系化合物、例えば低級オレフィン系炭化水素
(任意的にハロゲン化されたもの)、例えば、エチレ
ン、プロピレン、イソブテン、3−クロロ−2−イソブ
テン、ブタジエン、イソプレン、クロロ及びジクロロブ
タジエン、フルオロ及びジフルオロブタジエン、2,5−
ジメチル−1,5−ヘキサジエン;ビニル、アリル又はビ
ニリデンハロゲン化物、例えばビニル又はビニリデンク
ロリド、ビニル又はビニリデンフルオリド、アリルブロ
ミド、アリルクロリド、メタリルクロリド;スチレン及
びその誘導体、例えばビニルトルエン、α−メチルスチ
レン、α−シアノメチルスチレン、ジビニルベンエン、
N−ビニルカルバゾール;ビニルエステル、例えばビニ
ルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルイソブチ
レート、ビニルスクシネート、ビニルステアレート、ジ
ビニルカルボネート;アリルエステル、例えばアリルア
セテート及びアリルヘプタノエート;アルキルビニル又
はアルキルアリルエーテル、例えばセチルビニルエーテ
ル、ドデシルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、2−クロロエチルビニルエ
ーテル、テトラアリルオキシエタン;ビニルアルキルケ
トン、例えばビニルメチルケトン;不飽和酸、例えばア
クリル酸、α−クロロアクリル酸、α−フルオロアクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸
及びシトラコン酸、並びにそれらの無水物及びエステ
ル、例えばジメチルマレエート、エチルクロトネート、
酸メチルマレエート、酸ブチルイタコネート、並びにビ
ニル、アリル、メチル、エチル、ブチル、イソブチル、
ヘキシル、2−エチルヘキシル、クロロヘキシル、オク
チル、ラウリル又はステアリルアクリレート及びメタク
リレート;オレフィン系シラン、例えばビニルトリクロ
ロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ヒニルトリエト
キシシラン及びメタクリロイルオキシプロピルトリメト
キシシラン;ニトリル、例えばアクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、2−クロロアクリロニトリル、2−シ
アノエチルアクリレート、メチレングルタロニトリル、
ビニリデンシアニド、アルキルシアノアクリレート、例
えばイソプロピルシアノアクリレート;(トリス)−ア
クリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジン;特別なア
クリレート、例えばブタンジオールジメタクリレート、
ジシクロペンテニルアクリレート、エトキシル化ビスフ
ェノールAジメタクリレート、イソボルニルアクリレー
ト及びメタクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、アリルメタクリレート;アクリルアミド及
びメタクリルアミド;グリコール又はポリアルキレング
リコールのモノ又はジ(メタ)アクリレート、例えばエ
チレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリ
コールアクリレート、様々な分子量のメトキシポリエチ
レングリコール及びポリエチレングリコールのモノ、ジ
及びポリアクリレート及びメタクリレート(CARBOWAX
[商標]として入手可);ヒドロキシ基によりエンドキ
ャップされたエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
のブロックコポリマー(PLURONIC[商標]として入手
可)、テトラメチレンオキシドグリコール(TERATHANE
[商標]として入手可)、アミノ又はジアミノ−末端化
ポリエーテル(JEFFAMINE[商標]として入手可);シ
ロキサンのモノ−、ジ−又はポリオールのモノ、ジ及び
ポリアクリレート及びメタクリレート、例えば1,3−ビ
ス(4−ヒドロキシブチル)テトラメチルジシロキサン
(Petrarch Systems,Bristol,PA);VP−1610シロキサン
ジオール(Wacker−Germany);Q4−3667シロキサンジオ
ール(Dow Corning);Q4−3557シロキサンジオール(Do
w Corning);シロキサンモノ、ジ又はポリアミドのア
クリルアミド及びメタクリルアミド、例えば1,3ビス
(y−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(Pe
trarch Systems);DC−531シロキサンポリアミン(Dow
Corning);DC−536シロキサンポリアミン(Dow Cornin
g);並びに引用して本明細書にその開示内容を組入る
米国特許第4,728,571号(Clemens)に記載の他のもの一
般類が含まれる。
式Vのモノマーの特に好ましいクラスは、式IXのアク
リレートモノマーである CR6CR7=CR8COOR9 (IX) (式中、R6,R7及び8は独立して水素原子又はメチル基
を表わし、そしてR9はC1-18のアルキル基を表わす)。
このクラスの中で好ましいのはアルキルクロトネー
ト、アルキルアクリレート及びアルキルメタクリレー
ト、例えばメチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソアミ
ルアクリレート、イソアミルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルアクリレート、2−エチルエキシルメタクリ
レート、オクチルメタクリレート、ラウリルアクリレー
ト、ラウリルメタクリレート、セチルアクリレート又は
セチルメタクリレートである。
該コポリマーエキステンダーは更に式VIIのモノマー
に由来する重合化単位を含んで成る。式VIIの適切なモ
ノマーには、繊維状基体と例えば物理的からみ合いによ
り、求核基、求電子基、イオン性基、フリーラジカル等
を介するこのコポリマーと基体との反応による共有結合
により、又はイオン結合により相互作用できる官能基を
含んで成るものが挙げられる。ウール、革、紙、綿及び
ナイロンは様々に、ヒドロキシル、アミノ、カルボキシ
ル及びカルボキシアミド基を含んで成る。本明細書及び
請求の範囲の目的のため、「繊維状基体と相互作用でき
る官能基」とは、上記のいづれかのメカニズムを介して
布帛に相互作用できる基を意味する。かかる基は、本発
明の組成物により処理することを意図する特定の繊維状
基体に関連付けて当業者により容易に選ばれうる。基体
と相互作用するのに適切な基の代表には、重合性オレフ
ィン、加水分解反応を受けうるオレフィン、エポキシ、
アミノ、ヒドロキシ、ハロ、ハロホルミル、アジリジ
ノ、酸性基、例えばカルボキシ、スルホ、スルフィノ、
スルフェノ、ジヒドロキシホスホフィニル及びヒドロキ
シホスフィニリデン、それらのアルカリ金属及びアルカ
リ土類金属塩、そのアミン塩、その四級アンモニウム塩
等、又はアミノ及び四級アンモニウム基並びにそれらと
上記の種の酸との塩が挙げられる。
適切な官能化モノマーの例には、N−メチロールアク
リルアミド;N−メチロールメタクリルアミド;アジリジ
ニルアクリレート及びメタクリレート;ジアセトンアク
リルアミド及びメタクリルアミド;メチロール化ジアセ
トンアクリルアミド及びメタクリルアミド;2−ヒドロキ
シ−3−クロロプロピルアクリレート及びメタクリレー
ト;ヒドロキシ(C2〜C4)アルキルアクリレート及びメ
タクリレート;無水マレイン酸;ブタジエン;イソプレ
ン;クロロプレン;アリルアルコール;アリルグリコレ
ート;イソブテンジオール;アリルオキシエタノール;0
−アリルフェノール;ジビニルカルビノール;グリセロ
ールα−アリルエーテル、アクリルアミド;メタクリル
アミド;マレアミド;マレイミド;N−シアノエチルアク
リルアミド;N−イソプロピルアクリルアミド;グリオキ
サルビス−アクリルアミド;アクリル酸及びメタクリル
酸の金属塩;ビニルスルホン酸及びスチレンp−スルホ
ン酸並びにそれらの金属塩;モノアリルアミン;ビニル
ピリジン;n−ビニルピロリドン;2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)及びその塩、ビニ
ルアズラクトン;グリシジルアクリレート及びメタクリ
レート;アリルグリシジルエーテル;アクロレイン;N,N
−ジメチルアミノエチルアクリレート及びメタクリレー
ト;N−第三−ブチルアミノエチルメタクリレート;アリ
ルメタクリレート;ジアリルマレエート;ビニルトリエ
トキシシラン;ビニルトリクロロシラン等が含まれる。
式VIIの好ましい官能化モノマーには、式XI CH2=CR5CONHCH2OH (XI) (式中、R5は水素原子又はメチル基を表わす)のそれが
挙げられる。かかるモノマーを含んで成るコポリマーは
本明細書に引用して組入れる米国特許第3,849,521号(K
irimotoら)に記載されている。その他の適切なコポリ
マーは当業者によく知られている方法で調製できる。
本発明の組成物における成分(C)はブロック型イソ
シアネートである。利用のために適切な(ブロッキング
前の)イソシアネートには、芳香族ジイソシアネート、
例えば4,4′−メチレンジフェニレンジイソシアネー
ト、4,6−ジ−(トリフルオロメチル)−1,3−ベンゼン
ジイソシアネート、2,4−トルエンジイソシアネート、
2,6−トルエンジイソシアネート、o,m及びp−キシレン
ジイソシアネート、4,4−ジイソシアナトジフェニルエ
ーテル、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、4,5′−ジフェニルジイソシアネート、
4,4′−ジイソシアナトジベンジル、3,3′−ジメトキシ
−4,4′−ジイソシアナトジフェニル、3,3′−ジメチル
−4,4′−ジイソシアナトジフェニル、2,2,−ジクロロ
−5,5,−ジメトキシ−4,4′−ジシアナトジフェニル、
1,3−ジイソシアナトベンゼン、1,2−ナフチレンジイソ
シアネート、4−クロロ−1,2−ナフチレンジイソシア
ネート、1,3−ナフチレンジイソシアネート及び1,8−ジ
ニトロ−2,7−ナフチレンジイソシアネート;脂環式ジ
イソシアネート、例えば3−イソシアナトメチル−3,5,
5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート;脂肪式
ジイソシアネート、例えばメチレンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメ
チル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート及び1,2−
エチレンジイソシアネート;脂肪式トリイソシアネー
ト、例えば1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト;芳香族ポリイソシアネート、例えばポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート(PAPI);並びに環状ジイソ
シアネート、例えばイソホロンジイソシアネート(IPD
I)が挙げられる。
更に有用なのは、内部イソシアネート誘導成分を含む
イソシアネート、例えばMobayよりDESMONDUR(商標)N
−100として入手できるようなビウレット含有−トリ−
イソシアネート、Huls AG、ドイツ国よりIPDI−1890と
して入手できるようなイソシアヌレート−含有トリイソ
シアネート、及びBayerよりDESMONDUR(商標)TTとして
入手できるようなアゼテジンジオン−含有ジイソシアネ
ートである。更に、トリイソシアネート、例えばトリ−
(4−イソシアナトフェニル)−メタン(BayorよりDES
MONDUR(商標)Rとして入手可)が適当である。
イソシアネートの別の適当なクラスはイソシアネート
官能低分子量ポリウレタンである。これらのポリウレタ
ンは、多価の、脂肪式の、脂環式の、芳香脂肪式又は芳
香族のポリイシシアネート、例えばヘキサメチレン−1,
6−ジイソシアネート、トルエンジイソシアネートの様
々な異性体、ジフェニルメタンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート等と、少なくとも2個、好まし
くは少なくとも3個のヒドロキシル基を有する低分子量
ポリオールとの反応により製造できる。適切な低分子量
ポリオールには、トリメチロールプロパン、1,3,5−ヘ
キサントリオール、グリセロール、ペンタエリスリトー
ル、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール及び
ジエチレングリコールが挙げられる。更に適切なのは、
その他の低分子量ポリヒドロキシ化合物、例えばトリエ
タノールアミンである。
これらの低分子量ポリウレタンはポリオールを過剰量
のポリイソシアネートと反応させることにより製造でき
る。反応におけるヒドロキシル、対、イソシアナト基の
当量比は少なくとも1:1.3、より好ましくは1:1.5〜2.5
が好ましい。
上記のイソシアネートは本発明の組成物の中で「ブロ
ック型イソシアネート」、即ち、イソシアネートとブロ
ッキング剤との反応生成物の形態で用いられており、こ
こでこのブロッキング剤は、このブロック型イソシアナ
ト基を含む化合物で処理した基体の硬化の際に利用する
ような熱的条件のもとでこのイソシアネートから除去可
能である。常用のイソシアネートブロッキング剤にはポ
リアルコール(例えばフェノール、クレゾール、ニトロ
フェノール、o−及びp−クロロフェノール、ナフトー
ル、4−ヒドロキシビフェニル);C2〜C8のアルカノン
オキシム(例えばアセトンオキシム、ブタノンオキシ
ム);アリールチオール(例えばチオフェノール);有
機活性水素化合物(例えばジエチルマロネート、アセチ
ルアセトン、エチルアセトアセテート、エチルシアナア
セテート、E−カプロラクタム);亜硫酸水素ナトリウ
ム;及びヒドロキシルアミンが挙げられる。特に好まし
いブロック型イソシアネートには、C2〜C8のアルカノン
オキシムでブロックされたもの、特にブタノンオキシム
である。かかるブロック型イソシアネートは比較的低温
で、例えばこのブロック型イソシアネートを含んで成る
組成物で処理された基体を硬化せしめるプロセスの際に
脱ブロックされうる。
上記のブロック型イソシアネートのいくつかは、本明
細書に引用して組入る米国特許第4,834,764号(Delner
ら)に開示されている。その他は当業者によく知られる
方法で調製できる。
本発明の組成物は、この組成物で処理すべき繊維状基
体に反発特性を授けるのに有効な量のフルオロケミカル
試薬を含んで成る。有効量を構成するこのフルオロケミ
カル試薬の量は当業者により容易に決定されることがで
き、そして使用する特定のフルオロケミカル試薬並びに
使用するコポリマー及びブロック型イソシアネートエキ
ステンダーの量に依存する。
該コポリマーエキステンダー及びブロック型イソシア
ネートエキステンダーは、このフルオロケミカル試薬の
フッ素効果を高めるのに有効な合わせ量で存在する。各
エキステンダーは好ましくは、いづれかのエキステンダ
ー単独により提供されるフッ素効果の向上よりも優れる
ような量で存在している。
本明細書で用いている「フッ素効果の向上」とは、該
試薬を含んで成る組成物中のフッ素の単位重量当りのフ
ルオロケミカル試薬により授けられる反発特性における
向上を意味している。この反発特性は下記の試験手順を
利用して測定される。換言すれば、もし同じ又は少なめ
の温度のフルオロケミカル試薬を含む組成物の中にこの
(複数の)エキステンダーを含ませることにより性能が
向上したなら、このエキステンダー(又はエキステンダ
ーの組合せ)は、一定のフロオロケミカル試薬のフッ素
効果を向上せしめたことになる。
一般に、エキステンダーは約1:20〜約20:1、好ましく
は約1:4〜約4:1、より好ましくは約2:1〜約1:2、そして
最も好ましくは約1:1の相対量で存在する。一般に、こ
のフルオロケミカル試薬は;合わせたコポリマーとブロ
ック型イソシアネートエキステンダー100重量部に基づ
いた約20〜約2000、好ましくは40〜約900、そして最も
好ましくは約100〜約400重量部の量で存在している。
本発明の組成物を繊維状基体、例えば衣料品における
利用を意図する布帛を処理するために適用する場合、未
処理の基体の重量に基づいて処理基体は、約0.1〜約0.6
重量%のフルオロケミカル試薬を含んで成ることが好ま
しい。更に、未処理の基体に基づいて処理基体は、フル
オロケミカル試薬、コポリマーエキステンダー及びブロ
ック型イソシアネートエキステンダーを約0.1〜約1重
量%の総組合せ量で含んで成ることが好ましい。
基体上に含ませることを意図する化合物の量、基体の
含浸率、及び基体の質量を知ることで本発明の組成物は
任意の適当な方法によって基体に適用することができ
る。例えば、水性分散体の状態で組成物を調製し、そし
て基体をその中で処理することができる。分散体は一般
に水、処理すべき基体に反発特性を授けるのに有効な量
における組成物、及びこの分散体を安定化せしめるのに
有効な量における乳濁剤を含むであろう。水は好ましく
は本発明の組成物100重量部に基づいて約70〜約900重量
部の量において存在する。乳濁剤は好ましくは本発明の
組成物100重量部に基づいて約1〜約25重量部、好まし
くは約5〜約10重量部の量において存在していることが
好ましい。常用のカチオン、非イオン、アニオン及双イ
オン乳濁剤が適当である。
基体の処理を及ぼすため、この基体を分散体の中に浸
し、そして飽和となるまで攪拌し続ける。この飽和基体
を次にパダー/ローラーに流して過剰の分散体を除去
し、オーブンの中で比較的低めの温度(例えば70℃)で
この分散体の媒質(例えば水、エチレングリコール又は
それらの混合物)を除去するのに十分な時間にわたって
乾かし、次いで硬化処理基体を授けるのに十分な温度及
び時間にわたって硬化させる。この硬化プロセスは利用
する特定の組成物に応じて40℃〜約200℃の温度で実施
してよい。一般に、約150℃の温度で約10分の時間が適
切である。この硬化処理基体を室温に冷やし、そして衣
料品、例えば雨具の中に含ませる又は造形するように、
所望の通りに利用することができる。
本発明のフッ素化化合物の基体への固定を向上せしめ
るため、この分散体の中に一定の添加剤、ポリマー、熱
縮合性生成物、及び基体との相互作用も促進せしめるこ
とのできる触媒を含ませることが時折り有利である。こ
れらは、尿素又はメラミンとホルムアルデヒドとの縮合
体又はプレ縮合体(本明細書ではアミノ樹脂と呼ぶ)で
ある。
その他の補助エキステンダーを、単独で又は互いに組
合せて利用することができる。適切な補助エキステンダ
ーには;パラフィン;アルキルケテン又はその誘導体を
含む組成物;シロキサン;ステアラミドメチルピリジウ
ムのクロロヒドレート;脂肪酸とメラミン又は尿素誘導
体との縮合物(例えばステアリン酸とヘキサメトキシメ
チルメラミンとの反応により得られる生成物);脂肪酸
とポリアミンとの縮合物(例えばステアリン酸とジエチ
レントリアミンとの反応生成物)及びそのエピクロロヒ
ドリン付加物が挙げられる。更に、無機又は有機酸の
塩、例えばアルミニウムステアレート、ジルコニウムア
セテート、ジルコニウムオキシクロリド又はヴェルナー
(Werner)錯体、例えばクロムステアラクロリドを利用
することが可能である。
本発明の組成物により処理する基体の柔軟さ又は「風
合い」を向上せしめることを所望するとき、柔軟剤、例
えば一定のポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、改
質水素アルキルポリシロキサン、又は当業者に知られる
その他の材料を用いることが可能である。
本発明の組成物も補助生成物、例えばポリグリコー
ル、コロイド、例えばデンプン、デキストリン、カゼイ
ン、サイズ剤、固定もしくは抑留剤、耐汚染性、清浄
性、耐火性もしくは耐電特性を高める物質、緩衝剤、殺
真菌剤、光学漂白剤、封鎖剤、鉱物塩、界面活性剤又は
浸透性を高める膨潤剤と一緒に利用することも可能であ
る。特定の適切な補助生成物及びそれらの量は当業者に
より容易に決定できる。
基体に油−及び水−反発特性を授ける他に、本発明の
組成物は耐付着特性を授ける、並びにこの基体を溶媒又
は一定の凝集性化学品から保護するためにも利用でき
る。これらは耐汚染性、耐汚水性、耐水除去性及び汚染
除去性のような特性を授けるために生地、紙又は革に利
用できる。これらは特定の性質、例えば帯電防止、重な
り防止、モルド剥離、腐触阻止又は防汚特性を獲得する
ためにも利用できる。
本発明の組成物により処理した基体は下記の試験方法
によって試験した。
水スプレー試験(WR) 水による濡れに対する処理基体の耐性を、American A
ssociation of Textile Chemists and Colorists Techn
ical Manual,1977,53,245に記載のAATCC試験法22−1977
「撥水性:スプレー試験」を利用して測定した。サンプ
ルを0〜100のスケールで等級付けし、0は基体の上部
及び下部の面の完全な濡れを示し、そして100は全く濡
れていないことを示す。
撥油性試験(OR) 本発明の化合物により処理した基体の撥油性をAATCC
Technical Manual,1977,53,223に記載のAATCC試験法118
−1975「撥油性:炭化水素耐性試験」を利用して測定し
た。この試験は一定の表面張力を有する一連の炭化水素
液体による濡れに対する基体の耐性を決定する。その値
は0(最低の反発性)〜8(最大の反発性)の範囲で報
告する。
洗濯手順 下記の手順は実施例において「5X洗濯」として示して
いる処理基体サンプルを用意するために利用している。
一般に四角い、400cm2〜約900cm2のシートの処理基体
のサンプル230gをバラストサンプル(一般に四角い、縁
縫した8100cm3のシートの形態における802布帛1.9kg)
と一緒に洗濯機の中に入れた。常用の洗濯剤(「TID
E」,46g)を加え、そしてこの洗濯機を高い水の標線ま
で温水(49℃±3℃)で満たした。この基体及びバラス
ト装填物を12分間の標準洗濯サイクルを利用して5回洗
い、次いでこの基体及びバラストを常用の服ドライヤー
で「heat」の設定で約45分間乾かした。この乾いた基体
をハンドアイロンセットを用いて特定の基体布帛につい
て推奨されている温度の設定でプレスした。
ドライクリーニング手順 下記の実施例において「ドライクリーニングした」と
して表わしている基体サンプルは、AATCC試験法7−197
5、ノート8.1に記載の通りに処理した。
以下は、それに続く実施例において用いたエキステン
ダー及びフルオロケミカル試薬の調製を説明する。更
に、その実施例において用いたいくつかの商業的に入手
できるフルオロケミカル試薬が記載してある。
中間体A 2−ブタノンオキシム(26.1g,0.3mol,Servo Compan
y,オランダ国よりSERVOXIME(商標)Y−250として入手
可能)をPAPI(40.8g,0.3当量、ポリフェニルポリイソ
シアネート、Upjohn、当量136、次の化学式を有する 平均n=0.7)に約30分かけて室温で加えた。
反応温度を60℃に上げ、そして2時間維持した。この
反応混合物を次に約86gのエチルアセテートを用いてエ
チルアセテートの中で40%の固形分となるように希釈し
た。透明で茶色い有機溶液が得られた。
別のフラスコの中に、MARLOWET(商標)5401カチオン
乳濁剤(5.7g、全固形分に基づいて10重量%、Hiils、
ドイツ国)及び脱イオン水(171g、全固形分の300重量
%)を入れた。この溶液を約40℃に温め、次いで非常に
強く混合しながらこの有機溶液(これも約40℃)に加え
た。乳白状のプレ乳濁物が得られ、これをMANTON−GAUL
IN(商標)乳濁機に約40℃及び300barの圧力で3回通し
た。溶剤を減圧のもとで除去した。薄茶色の分散体が得
られた。この分散体を20%の固形分に希釈し、次いで濾
過し、そして保存した。
中間体B 2−エチルヘキシルメタクリレート(59.4g,0.3mo
l)、N−メチロールアクリルアミド(1.5g,0.014mo
l)、ETHOQUAD(商標)18/25カチオン乳濁剤(AK20、オ
ランダ国、3g、全固形分の約5重量%)、第三ドデシル
メルカプタン(0.15g、全固形分の約0.25重量%)及び
V−50(商標)開始剤([2,2′−アゾビス[2−メチ
ルプロパンイミダミド]−二塩酸塩、和光、日本]0.12
g、全固形分の約0.2重量%)及び脱イオン水(140g)を
混ぜた。この混合物を脱気し、次いで75℃に16時間熱し
た。ほぼ透明な分散体が得られた。
中間体C 米国特許第3,068,187号(Bolstadら、実施例5)に記
載のように、フッ素化モノマーと無フッ素コモノマーと
のグラフトコポリマーを含む分散体を作った。
中間体D N−エチルパーフルオロオクチルスルホナミドエタノ
ール(ETFOSE,40.8g、0.3当量)、ドライエチルアセテ
ート(100g)及び4滴のジブチルチンジラウレートの混
合物を還流で4時間熱した(約78℃)。次に2−エチル
ヘキサノール(13g,0.1mol)を加え、そして反応を還流
で更に6時間続けた。透明で茶色な溶液が得られた。こ
の反応混合物を上記の中間体Aに記載の手順に従って乳
濁させた。薄茶色の分散体が得られ、これを水で20%の
固形分に希釈し、濾過し、そして保存した。
同じ合成手順及び乳濁方法を利用して、中間体Eを製
造した。PAPI(40.8g、0.3当量)、N−メチルパーフル
オロオクチルスルホナミドエタノール(44.7g、0.1当
量)及び2−ブタノンオキシム(17.4g,0.2mol)を反応
させて、ブロック型イソシアネート基を含むフルオロケ
ミカルウレタン組成物を得た。
中間体F LODYNE(商標)921C(149g、0.24mol、次式CnF2n+1CH
2CH2SH(ここでn=6,8,10,12,14…であり、nの平均は
約10である)で表わされるテロマーメルカプタン、Ciba
−Geigyより入手可能)、2−ブチン−1,4−ジオール
(11g,0.13mol)及びヘキサフルオロキシレン(100g)
を合わせた。この混合物を62℃に温め、そして10gのジ
クロロメタン中のVOZO(商標)52開始剤[(2,2′−ア
ゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、5g,Du Pon
t)]の溶液を4時間かけて加えた。反応を70℃で4時
間続けた。くもった薄黄色の反応混合物が生成した。ド
ライエチルアセテート(100g)及びトリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート(22g,0.1mol,TMDI,Bayer)を
加え、そしてこの反応混合物を80℃に熱した。ジブチル
チンジラウレート触媒(0.2g)を加えた。この反応を95
℃で8時間続けた。DDI(51g、0.08mol、二量体ジイソ
シアネート、Henkel)及びメチルジエタノールアミン
(6g,0.05mol)を加えた。この反応を90℃で4時間続け
た。透明で茶色の溶液が得られた。この溶液200gに、10
1gのブチルアセテート、3.5gの酢酸及び87gのエチレン
グリコールを加えた。得られる有機溶液を75℃に温め
た。
別のフラスコの中で、463gの脱イオン水中の5.2gのMA
RLOWET(商標)5401界面活性剤(全固形分の約5重量
%)の溶液を75℃に熱した。強く攪拌しながら、この水
性溶液をこの有機溶液に加えた。得られるプレ乳濁物を
予め熱しておいたMANTON−GAULIN(商標)乳濁機に約70
〜75℃で300barの圧力にて5回通した。微小乳濁物が得
られた。全ての溶剤を除去し(50℃及び約5mmHgの真空
で)、薄茶色の分散体を濾過し、そして保存した。
中間体G N−メチルパーフルオロオクチルスルホナミドエチル
アクリレート(61.1g,0.1mol)、2−メルカプトエタノ
ール(1.95g,0.025mol)、エチルアセテート40g及びAIB
N(0.12g、全固形分の0.2重量%)を混合し、脱気し、
次いで還流で16時間熱した(約80℃)。この反応混合物
を室温に冷した。PAPI(10.2g、0.075当量)を2滴のジ
ブチルチンジラウレート触媒と一緒に加えた。この反応
混合物を還流で5時間熱した。次にこの反応体を約60℃
に冷やし、そして4.35gの2−ブタノンオキシム(0.05m
ol)を加えた。この反応を70℃で2時間続けた。この反
応生成物を中間体Aに記載の手順を用いて70℃で乳濁さ
せた。薄茶色の分散体が得られ、濾過し、そして保存し
た。
中間体H FC−217、3M社より市販のフルオロケミカルアクリレ
ートコポリマー。
中間体I FC−352,3M社より市販のフルオロケミカルカルボジイ
ミド含有組成物。
中間体J FC−353、3M社より市販のフルオロケミカル含有エス
テル。
中間体K N−アリルパーフルオロオクチルスルホナミド(54
g、0.1当量)、ポリメチル水素シロキサン(12g、0.2当
量、 MH15シリコーン、Bayer、次式で表わせる; (CH33SiO[(CH3)(H)SiO]nSi(CH3 ここでn=40))、及びブチルアセテート(60g)を合
わせた。この混合物を110℃に熱し、そして2−ブタノ
ン中の1%のH2Pt116の溶液1mを加えた。30分後、モ
ニルビニルエステル(2g,0.01mol,VEORA(商標)10,She
ll)及び1%の触媒溶液0.3mを加えた。この反応体を
126℃で1時間熱した。薄茶色の溶液が得られた。この
材料を中間体Hに記載の手順、成分及び量で30℃で乳濁
させた。薄茶色の分散体が得られ、pHを7に調整し、そ
してこの乳濁物を濾過し、次いで保存した。
中間体L FC−247、3M社より市販の、フルオロケミカルエステ
ル、フルオロケミカルウレタン及びフルオロケミカルア
クリレートコポリマーの配合物を含む組成物。
中間体M FC−214、3M社より市販の、フルオロケミカルウレタ
ン及びフルオロケミカルコポリマーの配合物を含む組成
物。
中間体N FC−270、3M社より市販の、フルオロケミカルカルボ
ジイミド及びフルオロケミカルアクリレートコポリマー
の配合物を含む組成物。
中間体O 重合用ボトルの中に、N−メチルパーフルオロオクチ
ルスルホナミドエチルアクリレート(30.6g、約0.05mo
l、MeFOSEA)、2−エチルヘキシルアクリレート(8.
1、約0.044mol)、2−ヒドロキシエチルアクリレート
(0.7g、約0.006mol)、2gのETHOQAD(商標)18/25乳濁
剤(Ak20、オランダ国)、第三ドデシルメルカプタン
(0.2g、全モノマーの0.5重量%)、V−50(商標)開
始剤(2,2′−アゾビス[2−メチルプロパンイミダミ
ド]、0.08g、和光、日本)、アセトン(15g)及び脱イ
オン水(78g)を入れた。この反応混合物を脱気し、次
いでこの重合用ボトルにキャップを付し、そして70℃の
洗濯機(Landerometer)の中に16時間入れた。得られる
ほぼ透明な分散体を濾過し、そして保存した。
中間体P 中間体Oの手順に従い、80、対、15、対、5のモル比
のMeFOSEA、オクタデシルメタクリレート及びポリジメ
チルシロキサンモノメタクリレート(分子量約2000)を
反応させた。ほぼ透明な分散体が得られた。
中間体Q ヘキサメトキシメチルメラミン(39g,0.1mol,CYMEL
(商標)303,American Cyanamid)、次式CnF2n+1CH2CH2
SHを有するフルオロケミカルメルカプタン(232g、0.4m
ol、平均nは約10、平均分子量は約580、Atochem、フラ
ンス)及びパラ−トルエンスルホン酸(0.42g)を混合
し、そして90℃に冷やした。メタノールが発生し、そし
て蒸留によって除去した。2時間かけてこの温度を180
℃に更に上げ、そしてこの温度に4時間保たせた。約80
℃に冷やした後、ヘキサフルオロキシレン溶媒を加えて
40%の固形分の溶液を作った(全部で348gのヘキサフル
オロキシレンを用いた)。中間体Fに記載の手順に従っ
てこの溶液の分散体を作った。この分散体を濾過し、そ
して保存した。
上記の中間体を前記した試験方法に従い、それらのみ
で、及び1種のエキステンダーと組合せて、又は2種の
エキステンダーと組合せて試験した。下記の一般手順に
従って配合物を調製し、そして布帛を処理した。
配合及び処理手順 上記の中間体C〜Qに記載のフルオロケミカル試薬を
作り、そして所望量の各適切なフルオロケミカル試薬、
該コポリマエキステンダー、及びブロック型イソシアネ
ートエキステンダーを含む処理バスの中で配合して、こ
の処理が布帛に基づく記載の%固形分でパジング塗布に
よってなされるようにした。処理後、この基体を乾か
し、そして150℃で10分間硬化させた。
本発明の目的及び長所を下記の実施例によって更に説
明する。これらの実施例に記載の特定の材料及びその
量、並びにその他の条件及び詳細は、本発明を限定する
ものと考えるべきではない。
実施例1〜24及び比較例C−1〜C−45 フルオロケミカル試薬を単独のエキステンダ及びエキ
ステンダーの組合せと配合して、布帛に基づいて全固形
分0.4%にて、50/50のポリエステル/綿の布帛を処理し
た。
結果は以下の表Iに示し、ここでFCはフルオロケミカ
ル試薬を表わし、そして重量%はフルオロケミカル試薬
とエキステンダー又は複数のエキステンダーとの合わせ
重量に基づいている。
表Iの結果は、幅広い様々なフルオロケミカル試薬の
いづれかを、2種のエキステンダーのクラスのそれぞれ
の構成員と組合せて含んで成る本発明の組成物は、1種
のエキステンダーのみを含んで成る比較例の組成物に比
べて優れた結果を提供することを示唆した。優れた油及
び水反発性が得られ、従ってフッ素効果は比較例に比べ
て向上された。
実施例25〜42及び比較例C−46〜C−72 上記の実施例1〜24に関連付けて記載した通りに配合
物を調製し、そして布帛に基づいて0.6%の全固形分で
綿100%の布帛を処理するのに用いた。
表IIにおける結果は、本発明のいくつかの組成物が、
有効に処理するのが難しいことで知られている布帛であ
る綿に対してさえも比較例の対応の組成物に比べて優れ
た結果及び高められたフッ素効率を提供することを示唆
する。
本発明の様々な改良及び変更は本発明の範囲を逸脱し
ないことが当業者に理解されうる。本発明は本明細書に
記載の態様に限定するべきではないことが理解されるで
あろう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 175/00 C09D 175/00 C09K 3/18 103 C09K 3/18 103 (72)発明者 デ ウィット,ジョアン エ. ベルギー国,ベ−1200 ブリュッセル, ブールバール ドゥ ラ ウォルウ 106 (72)発明者 マエ,クリストフェル セ. ベルギー国,ベ−1200 ブリュッセル, ブールバール ドゥ ラ ウォルウ 106 (56)参考文献 特開 昭59−230083(JP,A) 特開 平2−209984(JP,A) 特開 昭56−165072(JP,A) 特開 昭61−19684(JP,A) 特開 昭54−145387(JP,A) 特開 昭61−218700(JP,A) 特開 平2−1795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C09D 175/00 - 175/16 C09K 3/18 103 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素効果の油−及び水−反発性組成物で
    あって: (A)フルオロケミカルの油−及び水−反発剤; (B)(i)次式のモノマー CR6R7=CR8COOR9 (式中、各R6,R7及びR8は独立して、水素原子又はメチ
    ル基を表し、そしてR9はC1−C18アルキル基を表す)に
    由来する重合単位と; (ii)次式のモノマー CH2=CR5CONHCH2OH (式中、R5は水素原子又はメチル基を表わす)に由来す
    る重合単位;とから成るコポリマーエキステンダー;並
    びに (C)ブロック型イソシアネートエキステンダー; から成り、 ここで当該コポリマーエキステンダー及びブロック型イ
    ソシアネートエキステンダーは互いに対して1:20〜20:1
    の相対重量比で存在しており、そして当該フルオロケミ
    カルの油−及び水−反発剤は当該コポリマーエキステン
    ダーとブロック型イソシアネートエキステンダーとの総
    重量100部に対して20〜2000重量部の量で存在してい
    る、 組成物。
  2. 【請求項2】油−及び水−反発特性を有する基体であっ
    て、その表層上に請求項1に記載の組成物を有している
    繊維状基体を含んで成り、ここでこの処理された基体が
    下記のうちの少なくともいずれか: i)未処理の基体の重量に基づき0.1〜0.6重量%の前記
    フルオロケミカルの油−及び水−反発剤;並びに ii)未処理の基体の重量に基づき0.1〜1.0総重量%の前
    記フルオロケミカルの油−及び水−反発剤、前記コポリ
    マーエキステンダー及び前記ブロック型イソシアネート
    エキステンダー; を含んで成る、基体。
  3. 【請求項3】繊維状基体材料に油及び水反発特性を授け
    るための方法であって、下記の工程: (1)繊維状基体材料の表層に請求項1に記載の組成物
    を適用し、ここでこの処理された基体が下記のうちの少
    なくともいずれか: i)未処理の基体の重量に基づき0.1〜0.6重量%の前記
    フルオロケミカルの油−及び水−反発剤;並びに ii)未処理の基体の重量に基づき0.1〜1.0総重量%の前
    記フルオロケミカルの油−及び水−反発剤、前記コポリ
    マーエキステンダー及び前記ブロック型イソシアネート
    エキステンダー; を含んで成り、次いで (2)工程(1)に由来する処理基体を、この処理基体
    を硬化せしめるのに十分な温度及び時間にわたり加熱す
    ること; を含んで成る方法。
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