JP3292598B2 - チューブカテーテル - Google Patents
チューブカテーテルInfo
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- JP3292598B2 JP3292598B2 JP15652294A JP15652294A JP3292598B2 JP 3292598 B2 JP3292598 B2 JP 3292598B2 JP 15652294 A JP15652294 A JP 15652294A JP 15652294 A JP15652294 A JP 15652294A JP 3292598 B2 JP3292598 B2 JP 3292598B2
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- tube
- catheter
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- forceps
- tube catheter
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、チューブカテーテル
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 チューブカテーテルの一例として、外
科用ドレーンチューブは、主に外科手術後のドレナージ
を目的として使用され体内に留置されるが、外科手術の
最終過程において、手術のための切開創とは別に皮膚を
小切開し、そこから鉗子を挿入し、体内にある該ドレー
ンチューブのコネクターを鉗子で把持し、前記小切開部
位から体外へ誘導する方法がとられる。しかし、従来の
外科用ドレーンチューブのコネクターは円筒状であるた
め、体内から体外へ誘導する際、形状的に皮膚通過が容
易ではないばかりでなく、鉗子で確実に把持することも
容易ではない欠点があった。
科用ドレーンチューブは、主に外科手術後のドレナージ
を目的として使用され体内に留置されるが、外科手術の
最終過程において、手術のための切開創とは別に皮膚を
小切開し、そこから鉗子を挿入し、体内にある該ドレー
ンチューブのコネクターを鉗子で把持し、前記小切開部
位から体外へ誘導する方法がとられる。しかし、従来の
外科用ドレーンチューブのコネクターは円筒状であるた
め、体内から体外へ誘導する際、形状的に皮膚通過が容
易ではないばかりでなく、鉗子で確実に把持することも
容易ではない欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、チ
ューブカテーテルの体外誘導を容易にし、かつ、鉗子に
よる把持を確実に行い得るようにし、その手技を短時間
内に安全にすませ、患者への侵襲を少しでも軽減するこ
とにある。外科手術は、施術者の万全の努力にもかかわ
らず、患者の負担は少なくないので、施術の全過程のそ
れぞれにおいて、施術が安全であり、確実でもあるとい
うことは、結局患者の身体的負担がそれだけ軽減され、
当然予後にも重大な影響をもたらせる。一方施術者側に
おいても、施術過程のそれぞれが容易かつ安全確実に行
い得るということは、その分だけ精神的・肉体的負担が
軽減され、外科手術の主たる目的が極めて困難な術式を
伴うものであっても、これに対処するゆとりを生じさせ
ることに繋がる。
ューブカテーテルの体外誘導を容易にし、かつ、鉗子に
よる把持を確実に行い得るようにし、その手技を短時間
内に安全にすませ、患者への侵襲を少しでも軽減するこ
とにある。外科手術は、施術者の万全の努力にもかかわ
らず、患者の負担は少なくないので、施術の全過程のそ
れぞれにおいて、施術が安全であり、確実でもあるとい
うことは、結局患者の身体的負担がそれだけ軽減され、
当然予後にも重大な影響をもたらせる。一方施術者側に
おいても、施術過程のそれぞれが容易かつ安全確実に行
い得るということは、その分だけ精神的・肉体的負担が
軽減され、外科手術の主たる目的が極めて困難な術式を
伴うものであっても、これに対処するゆとりを生じさせ
ることに繋がる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するに
は、チューブカテーテル端部に設けるコネクター部を円
錐形に形成し、前記皮膚に設ける小切開を経由してチュ
ーブカテーテルを体外へ誘導する場合の抵抗を最小限に
することが考えられる。また、鉗子により前記コネクタ
ー部を把持するとき、安全確実にこれを可能とする把持
部を設け、かつ、該把持部が皮膚小切開を経由する際そ
の抵抗を増大させないよう薄板状とし、必要により、こ
れに孔を穿ち、及び又は突起を突設して鉗子の先端を該
孔又は突起に係合させ、チューブカテーテルを体外に誘
導する際、把持がはずれないようにした。
は、チューブカテーテル端部に設けるコネクター部を円
錐形に形成し、前記皮膚に設ける小切開を経由してチュ
ーブカテーテルを体外へ誘導する場合の抵抗を最小限に
することが考えられる。また、鉗子により前記コネクタ
ー部を把持するとき、安全確実にこれを可能とする把持
部を設け、かつ、該把持部が皮膚小切開を経由する際そ
の抵抗を増大させないよう薄板状とし、必要により、こ
れに孔を穿ち、及び又は突起を突設して鉗子の先端を該
孔又は突起に係合させ、チューブカテーテルを体外に誘
導する際、把持がはずれないようにした。
【０００５】
【実施例】 本発明の実施例を図面等を用いて説明す
る。図１は実施例の概要を示す側面図、図２は図１Ａー
Ａ線における断面図、図３は前記把持部の１例を示す部
分説明図である。チューブ（１）は合成樹脂等を用いた
管状のカテーテルチューブで、その内腔（８）に連通す
る腔（９）を設けた筒状のコネクター部（２）を固着す
る。実施例は、該コネクター部（２）の端部に末端方向
に略円錐形の誘導部（３）を設け、前記のように皮膚の
小切開から体外へ誘導するとき、その抵抗を少なくする
よう構成した。該誘導部（３）の末端部を、閉止し、又
は開放のままとするかは、設計の問題である。また、該
誘導部（３）の円錐形状もコネクター部の大小等から適
宜選択される。そこで、鉗子による把持を容易にし、施
術を容易にするため、コネクター部（２）に前記誘導部
（３）の先端を被覆し、これより突出する板状の把持部
（４）を設ける。蓋し、切開部位により、体外に誘導す
る際経由する組織の厚薄を異にし、鉗子が把持する力を
大にする必要から前記誘導部（３）のみではこれが困難
となる場合、把持を確実にするとともに、抵抗をできる
だけ増大しないようにするためである。従って、把持を
より確実にするため、把持部（４）の端部に単数又は複
数の孔（５）又は突起（６）を設け、鉗子と係合し得る
ようにした。把持部（４）の形状は、板状の厚みや幅及
び先端を鋭角にするか等、人体組織抵抗の減少と把持の
容易とを比較考慮して選択すべきである。同様に、チュ
ーブ（１）が太い場合、コネクター部（２）の形状は、
端部を細く形成し、人体組織の抵抗を小とするよう設計
してよい。ところで、チューブカテーテルの誘導を終え
た後、コネクター部（２）本来の機能を得させるには、
誘導部（３）等を除外すべきことになるが、その際、鋏
等を用いて切断してよいが、また、誘導部（３）を体外
において容易に破断できるように、予めコネクター部
（２）の外周壁に輪状の切込み（７）を設けてもよい。
る。図１は実施例の概要を示す側面図、図２は図１Ａー
Ａ線における断面図、図３は前記把持部の１例を示す部
分説明図である。チューブ（１）は合成樹脂等を用いた
管状のカテーテルチューブで、その内腔（８）に連通す
る腔（９）を設けた筒状のコネクター部（２）を固着す
る。実施例は、該コネクター部（２）の端部に末端方向
に略円錐形の誘導部（３）を設け、前記のように皮膚の
小切開から体外へ誘導するとき、その抵抗を少なくする
よう構成した。該誘導部（３）の末端部を、閉止し、又
は開放のままとするかは、設計の問題である。また、該
誘導部（３）の円錐形状もコネクター部の大小等から適
宜選択される。そこで、鉗子による把持を容易にし、施
術を容易にするため、コネクター部（２）に前記誘導部
（３）の先端を被覆し、これより突出する板状の把持部
（４）を設ける。蓋し、切開部位により、体外に誘導す
る際経由する組織の厚薄を異にし、鉗子が把持する力を
大にする必要から前記誘導部（３）のみではこれが困難
となる場合、把持を確実にするとともに、抵抗をできる
だけ増大しないようにするためである。従って、把持を
より確実にするため、把持部（４）の端部に単数又は複
数の孔（５）又は突起（６）を設け、鉗子と係合し得る
ようにした。把持部（４）の形状は、板状の厚みや幅及
び先端を鋭角にするか等、人体組織抵抗の減少と把持の
容易とを比較考慮して選択すべきである。同様に、チュ
ーブ（１）が太い場合、コネクター部（２）の形状は、
端部を細く形成し、人体組織の抵抗を小とするよう設計
してよい。ところで、チューブカテーテルの誘導を終え
た後、コネクター部（２）本来の機能を得させるには、
誘導部（３）等を除外すべきことになるが、その際、鋏
等を用いて切断してよいが、また、誘導部（３）を体外
において容易に破断できるように、予めコネクター部
（２）の外周壁に輪状の切込み（７）を設けてもよい。
【０００６】
【発明の作用及び効果】 本発明によれば、外科用ドレ
ーンチューブを体外に誘導することを容易にし、手術全
体の所要時間を短縮し、患者の予後を万全なものとする
ことができるばかりでなく、施術者の精神的・肉体的負
担を軽減できるから、本来の手術により専念できる。
ーンチューブを体外に誘導することを容易にし、手術全
体の所要時間を短縮し、患者の予後を万全なものとする
ことができるばかりでなく、施術者の精神的・肉体的負
担を軽減できるから、本来の手術により専念できる。
【図１】 実施例の概要を示す側面図
【図２】 図１Ａ−Ａ線における断面図
【図３】 把持部の形状を示す部分説明図
１・・チューブ ２・・コネクター部 ３・・誘導部 ４・・把持部 ５・・孔 ６・・突起 ７・・切込み ８・・腔 ９・・腔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−125990（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−77054（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−44949（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61M 1/00 A61M 25/00 A61M 27/00
Claims (2)
- 【請求項１】 チューブ（１）の端部にチューブ（１）
の内腔と連通する内腔を設けた筒状のコネクター部
（２）を固着して成るチューブカテーテルにおいて、該
コネクター部（２）は、端部に末端方向に略円錐形であ
る誘導部（３）と該誘導部（３）の先端を被覆し、かつ
誘導部（３）から突出する板状の把持部（４）を設けた
ことを特徴とするチューブカテーテル - 【請求項２】 前記把持部（４）は、端部に単数又は複
数の孔（５）を穿設し、及び又は突起（６）を突設して
あることを特徴とする請求項１のチューブカテーテル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15652294A JP3292598B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チューブカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15652294A JP3292598B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チューブカテーテル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08735A JPH08735A (ja) | 1996-01-09 |
| JP3292598B2 true JP3292598B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=15629635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15652294A Expired - Fee Related JP3292598B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チューブカテーテル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3292598B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4855784B2 (ja) * | 2006-01-16 | 2012-01-18 | 日本コヴィディエン株式会社 | 把持具 |
| JP5687554B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2015-03-18 | オリンパス株式会社 | 電気刺激電極組立体 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP15652294A patent/JP3292598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08735A (ja) | 1996-01-09 |
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