JP3291225B2 - リニアモータの給電構造 - Google Patents

リニアモータの給電構造

Info

Publication number
JP3291225B2
JP3291225B2 JP26056397A JP26056397A JP3291225B2 JP 3291225 B2 JP3291225 B2 JP 3291225B2 JP 26056397 A JP26056397 A JP 26056397A JP 26056397 A JP26056397 A JP 26056397A JP 3291225 B2 JP3291225 B2 JP 3291225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator case
power supply
stator
linear motor
fixing screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26056397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1198807A (ja
Inventor
堀  宏展
潤 斎藤
智史 梶山
健 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP26056397A priority Critical patent/JP3291225B2/ja
Publication of JPH1198807A publication Critical patent/JPH1198807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291225B2 publication Critical patent/JP3291225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテン等の搬送
用に用いられるリニアモータの給電構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、カーテン等の搬送用としてリニア
モータが用いられており、この種のリニアモータとして
は、図10(a)(b)に示すように、固定子ケース2
内に電磁石装置を備えた可動子ブロック(図示せず)を
移動自在に収納し、外部の制御回路(図示せず)から給
電基板4を介して、可動子ブロックに給電するものがあ
った。
【0003】ところで、固定子ケース2の端部には固定
子ケース2の内外を連通する貫通孔2mが穿設されてお
り、貫通コンデンサ18は貫通孔2mに挿通された状態
で、固定子ケース2に固定されている。図10中の26
は制御回路(図示せず)と貫通コンデンサ18の内部電
極の一端とを接続する電線、27は貫通コンデンサ18
の内部電極の他端と給電基板4の正負導電部4a,4b
とを夫々接続する電線であり、制御回路から貫通コンデ
ンサ18を介して給電基板4に正負の電圧が供給されて
いる。尚、図10では、給電基板4の正導電部4aと貫
通コンデンサ18とを接続する電線27を省略して図示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のリニアモー
タでは、貫通コンデンサ18を固定子ケース2に半田付
けにより固着しているが、固定子ケース2の表面積が広
く、その熱容量が大きいので、半田付け作業がやりにく
いという問題があった。また、固定子ケース2の内部の
空間が狭いので、給電基板4及び貫通コンデンサ18の
内部電極に電線27を半田付けする作業がやりにくいと
いう問題もあった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、組立作業性を向上さ
せたリニアモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、略筒状の固定子ケース、固定
子ケース内に配設され厚み方向において異極に着磁され
るとともに長手方向において一定の間隔で交互に異極に
着磁された永久磁石、固定子ケース内に配設され長手方
向において所定の間隔で正負導電部及び絶縁部が形成さ
れた長尺平板状の給電基板からなる固定子ブロックと、
固定子ケースの長手方向に沿って移動自在に固定子ケー
ス内に配設され、固定子ブロックとの電磁的な吸引反発
作用により固定子ケース内を移動する可動子ブロック
と、固定子ケースの端部又は中央部に配設され、給電基
板を介して可動子ブロックに給電する給電部材とを備え
たリニアモータの給電構造において、給電部材本体に、
給電基板に電気的に接続される導電部材と、固定子ケー
スに電気的に接続されて電磁ノイズを固定子ケースにバ
イパスするバイパス手段と、導電部材及びバイパス手段
にそれぞれ電気的に接続されたプリント基板とを配設
し、このプリント基板に、導電部材に電気的に接続され
可動子ブロックを駆動制御する外部の制御回路からの入
力線が接続される接続手段と、導電部材及びバイパス手
段の間を電気的に接続するノイズ吸収用コンデンサとを
実装したことを特徴とし、リニアモータから放射される
電磁ノイズを低減するためのノイズ吸収用コンデンサを
給電部材に予め配設することができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、バイパス手段に、固定子ケースの端面と当接する
当接片を設けているので、バイパス手段の当接片を固定
子ケースの端面に当接させることにより、バイパス手段
と固定子ケースとを電気的に接続することができる。請
求項3の発明では、請求項1の発明において、バイパス
手段に、固定子ケースの表面と当接する当接部を設ける
とともに、固定子ケースに固定するための固定ねじと螺
合するねじ部を給電部材に設け、固定ねじをねじ部に螺
入して、給電部材を固定子ケースにねじ止めする際に、
当接部が固定子ケースに圧接されているので、バイパス
手段と固定子ケースとを電気的に確実に接続することが
できる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、固定子ケースに固定するための固定ねじと螺合す
るねじ部をバイパス手段に設けているので、固定ねじを
螺入することによって、バイパス手段及び固定子ケース
の電気的接続と、給電部材及び固定子ケースの機械的接
続とを同時に行なうことができる。請求項5の発明で
は、請求項4の発明において、固定子ケースの表面と当
接する固定ねじのねじ頭の裏面に、固定ねじを螺入する
際に固定子ケースの表面に形成された皮膜を剥離する剥
離手段を設けているので、固定ねじと当接する固定子ケ
ースの部位に形成された皮膜を予め剥離する作業を行な
うことなく、固定ねじと固定子ケースとを電気的に接続
することができ、組立の作業性をさらに向上させること
ができる。
【0009】請求項6の発明では、請求項1乃至5の発
明において、ノイズ吸収用コンデンサが貫通コンデンサ
から構成されており、貫通コンデンサはノイズ低減効果
が高いので、接続手段に接続された制御回路の入力線か
ら放射される電磁ノイズをさらに低減することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態のリニアモータを図1乃至図
5を参照して説明する。1は固定子ブロックであり、固
定子ブロック1は固定子ケース2と永久磁石3と給電基
板4とから構成される。
【0011】固定子ケース2は、アルミニウム等の導電
性材料を例えば押出成形して形成され、上下壁2a,2
b及び両側壁2c,2dを有する略長筒状に形成され、
固定子ケース2の内部は可動子ブロック5の収納空間に
なっている。上壁2aの内面略中央には、図2中下方に
突出する略I字状の支持部2eが突設され、一方の側壁
2cには、給電基板4を支持する略L字状の支持部2
f,2fが形成されている。また、下壁2bの略中央に
は、固定子ケース2の長手方向に沿って走る開口部2g
が形成されている。
【0012】また、2h,2hは可動子ブロック5の保
持部であり、固定子ケース2の長手方向に沿って延設さ
れており、可動子ブロック5が重力によって図2中の下
方に落下するのを防止するとともに、可動子ブロック5
の縦揺れ(上下方向の揺れ)を防止している。2i,2
iはガイド片であり、後述するヨーク8の対向片8a,
8bの位置を規制して、可動子ブロック5の横揺れを防
止している。2j,2jは支持突起であり、天井等の造
営面にねじ等で固定されたブラケット(図示せず)に固
定子ケース2を取り付けるためのものである。2kは固
定子ケース2の内部空間を上下に分割する隔離部材であ
り、隔離部材2kによって分割された上側の収納空間に
は可動子ブロック5の電磁石装置6が収納され、隔離部
材2kによって分割された下側の収納空間には可動子ブ
ロック5のローラ13等が収納される。
【0013】永久磁石3は、図3に示すように、略平板
状に形成され、厚み方向の略中央には固定子ケース2の
支持部2eと係合する凹部3eが形成されている。ま
た、永久磁石3は厚み方向において異極に着磁されると
ともに、長手方向において一定の間隔で交互に異極に着
磁されている。そして、固定子ケース2の支持部2eを
凹部3eに圧入、或いは、接着剤等で接着することによ
って、永久磁石3が固定子ケース2に固定され、固定子
ケース2の略全長にわたって、交互に異極に着磁された
永久磁石3が存在する。
【0014】給電基板4は、図4に示すように、絶縁基
板の一方の表面に厚みが一定の導電パターンを形成する
ことによって、正導電部4a及び負導電部4bを設けて
おり、導電パターンの形成されていない部分が絶縁部4
cとなり、絶縁部4cは正導電部4a及び負導電部4b
を電気的に絶縁している。給電基板4は固定子ケース2
の支持部2f,2fによって固定子ケース2に固定され
ており、後述する可動子ブロック5のブラシ11が摺接
する給電基板4の部位には、給電基板4の長手方向にお
いて所定の間隔で正導電部4a、負導電部4b、及び絶
縁部4cが形成されている。3相駆動の場合、永久磁石
3の長手方向における一対のN極、S極の間隔をLとす
ると、個々の正導電部4a、負導電部4bの長手方向の
長さA,Bは略等しい値に設定されており、L/3<A
<L/2、L/3<B<L/2、A=Bとなっている。
また、正導電部4aと絶縁部4c、負導電部4bと絶縁
部4cとの間にはそれぞれ段差が発生するので、ブラシ
11が給電基板4上を摺接すると、ブラシ11が機械的
に磨耗する。そこで、正導電部4aと負導電部4bとの
間の絶縁部4c上にランド4d,4dを形成することに
より段差を少なくして、ブラシ11の機械的磨耗を制御
している。
【0015】5は可動子ブロックであり、可動子ブロッ
ク5は、後述の電磁石装置6と、給電基板4と摺接して
給電基板4から正負の電圧を後述のコイル9に供給する
ブラシ11と、電磁石装置6を固定子ケース2の長手方
向に沿って摺動可能なように回転するローラ13とから
構成される。電磁石装置6は、樹脂製の可動台7と、積
層鉄芯からなるヨーク8と、ヨーク8の対向片8a,8
bに巻装されたコイル9と、固定子ケース2の両側壁か
ら内側に突出する保持部2hに係止する係止部10とを
備え、固定子ケース2の長手方向に移動自在に固定子ケ
ース2内に支持される。
【0016】可動台7は略平板状であって、長手方向の
端部に他の可動台7と連結するための連結部7aが設け
られ、下面7bに後述する搬送支持材14と係止するフ
ック16が取着されており、可動台7は固定子ケース2
の内部を摺動する。本実施形態では3相駆動のため可動
子ブロック5は3組の電磁石装置6及びブラシ11を備
えており、各電磁石装置6は連結部7aを介して互いに
連結されているので、各電磁石装置6毎に折れ曲がるこ
とができ、カーブ走行に適している。
【0017】ヨーク8は、一対の対向片8a,8bと、
対向片8a,8b間を連結する連結片8cとから略コ字
状に形成される。そして、対向片8a,8b間に永久磁
石3が位置するように連結片8cが可動台7に埋設固定
され、可動台7から露出する対向片8a,8bの先端部
には、機械的な保護を兼ねて、摩擦抵抗の少ない樹脂製
のキャップ8d,8eが装着されている。
【0018】コイル9は、対向片8a,8bに夫々装着
されたコイル枠9a,9bの周囲に巻装されており、各
ヨーク8に設けられたコイル9の一端は共通接続され、
コイル9の他端は夫々各可動台7に設けられたブラシ1
1に電気的に接続される。ブラシ11は略直方体状に形
成され、基端部が可動台7に固定された導電ばね11a
の先端部に固着され、給電基板4の表面と摺接する。導
電ばね11aの他端部にはコイル9の端末が電気的に接
続されており、ブラシ11が給電基板4の正導電部4a
或いは負導電部4bに摺接すると、給電基板4の正導電
部4a又は負導電部4bから正負の電圧がブラシ11及
び導電ばね11aを介してコイル9に供給される。
【0019】ここに、連結接続された3個の電磁石装置
6に夫々設けられたブラシ11の間隔は、L/3となる
ように設定されており、各ブラシ11が給電基板4と摺
接する部位は給電基板4の幅方向に対して略同じ位置に
なるように、各ブラシ11は可動台7に固着される。
尚、図2中の12はバリスタであり、可動子ブロック5
が走行する際に発生する電気的ノイズを低減するため
に、各バリスタの一端は対応するコイル9の一方の端末
に、各バリスタの他端は共通接続されている。
【0020】本実施形態では3個の電磁石装置6が連結
部7aを介して互いに連結されて可動子ブロック5を構
成しており、各電磁石装置6は固定子ケース2の長手方
向に沿って移動自在に並設されている。ここで、各電磁
石装置6の長手方向の長さはL/3を越えない長さに設
定されている。したがって、ヨーク8の長手方向の長さ
は、コイル9の寸法を考慮して、L/3よりも十分小さ
い長さに設定されている。
【0021】このリニアモータでは、可動子ブロック5
の3個のコイル9に夫々接続された3個のブラシ11の
内、少なくとも2個のブラシ11が給電基板4の正負導
電部4a,4bと摺接し、正負導電部4a,4bと摺接
したブラシ11を介して対応するコイル9に電流が流れ
る。コイル9に電流が流れると、固定子ブロック1の永
久磁石3と可動子ブロック5の電磁石装置6との間に電
磁的な吸引反発作用が発生して、可動子ブロック5が一
定方向に駆動される。尚、可動子ブロック5を逆方向に
駆動するには、正負導電部4a,4bに供給する電圧の
極性を反転させれば良い。
【0022】ところで、給電基板4には、給電部材17
を介して、可動子ブロック5を駆動制御する外部の制御
回路から正負の電圧が供給されている。給電部材17
は、ノイズ吸収用コンデンサたるコンデンサ18,18
と、制御回路からの入力線を接続するための2ピンの接
続手段たるコネクタ19と、コンデンサ18,18及び
コネクタ19が半田付けされたプリント基板20と、コ
ンデンサ18,18と固定子ケース2とを電気的に接続
するためのバイパス手段たるバイパス部材21と、ねじ
部22aが形成されたナット22と、プリント基板2
0、バイパス部材21、及びナット22が配設され固定
子ケース2の端部に嵌合部23bを挿入することにより
固定子ケース2の端部に固定される保持体23とから構
成される。
【0023】バイパス部材21は、略T字状に形成され
た銅板等の導電性材料をプレス加工等によりコ字状に折
曲して形成され、保持体23の上面に形成された切欠部
23cに配設されている。バイパス部材21の一端部に
は、固定子ケース2の端部に保持体23を挿入する際
に、固定子ケース2の端面に圧接される当接片21eが
設けられており、当接片21eが固定子ケース2の端面
と圧接されることにより、バイパス部材21が固定子ケ
ース2に電気的に接続される。また、バイパス部材21
の他端部は、半田付けによりプリント基板20に電気的
に接続され、配線パターン20cを介してコンデンサ1
8,18の一端に電気的に接続されるので、コンデンサ
18,18は配線パターン20c及びバイパス部材21
を介して固定子ケース2に電気的に接続される。
【0024】24は、給電基板4とプリント基板22と
を電気的に接続するための導電部材たる端子板であり、
端子板24,24の一端は、保持体23に設けられた端
子板嵌合孔23a,23aに嵌合されて保持体23に固
定され、固定子ケース2の端部に保持体23を挿入する
際に、給電基板4の正負導電部4a,4bに夫々圧接さ
れて、正負導電部4a,4bに電気的に接続される。ま
た、端子板24,24の他端は、それぞれ、プリント基
板20に半田付けにより電気的に接続され、配線パター
ン20a,20aを介してコネクタ19の正負のピンに
電気的に接続される。尚、配線パターン20a,20a
には夫々コンデンサ18,18の他端が接続されている
ので、配線パターン20a,20aはコンデンサ18,
18及びバイパス部材21を介して固定子ケース2に電
気的に接続される。
【0025】また、14は、カーテン等を支持するため
の搬送物支持体であり、搬送物支持体14は、略L字状
の金属製フック16により可動台7の下面7bに固定さ
れる。搬送物支持体14の上下にはローラ軸15,15
が回動自在に設けられており、ローラ軸15,15はヨ
ーク8の連結片8cと略平行に配設されている。また、
ローラ軸15の両端には1対のローラ13が回動自在に
取り付けられ、ローラ13は固定子ケース2の下壁2b
の上面を滑動自在な状態で保持され、ローラ13により
可動子ブロック5が固定子ケース2に沿って摺動しやす
くなっている。
【0026】ここで、保持体23を固定子ケース2に固
定する方法について以下に説明する。固定子ケース2の
上壁2aのナット22に対応する部位には貫通孔2nが
穿設されており、固定子ケース2の端部に保持体23の
嵌合部23bを挿入し、貫通孔2nに挿通した固定ねじ
25を、保持体23に固定されたナット22のねじ部2
2aに螺入することによって、保持体23が固定子ケー
ス2に固定される。
【0027】上述のように、給電基板4とコネクタ19
とを電気的に接続するプリント基板20の配線パターン
20aは、コンデンサ18を介して固定子ケース2に電
気的に接続されており、モータで発生した電磁ノイズは
コンデンサ18を介して固定子ケース2にバイパスさ
れ、電磁ノイズが吸収されるので、電磁ノイズがコネク
タ19に接続された入力線から外部に放射されることは
ない。また、本実施形態では、従来の給電部材に比べて
部品点数は増加するものの、給電部材17を組み立てた
後に、給電部材17をねじ止めするだけで固定子ケース
2に固定することができ、組立作業性が向上する。
【0028】尚、本実施形態では3相駆動の場合につい
て説明を行なっており、個々の正負導電部4a,4bや
ブラシ11の間隔を上記の間隔に限定する趣旨のもので
はなく、3相駆動以外の場合には、個々の正負導電部4
a,4bやブラシ11の間隔を適当な間隔に設計すれば
良い。また、本実施形態では、給電部材17を固定子ケ
ース2の端部に配設しているが、給電部材17の位置を
固定子ケース2の端部に限定する趣旨のものではなく、
固定子ケース2の中央部に配設しても良い。
【0029】(実施形態2)本実施形態のリニアモータ
の給電部材17の斜視図を図6に示す。尚、給電部材1
7の基本的な構成は実施形態1と同様なので、実施形態
1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を
省略する。また、給電部材17以外のリニアモータの構
成は実施形態1と同様であるので、その部分の図示及び
説明を省略する。
【0030】バイパス部材21は、平板状の銅板等の導
電性材料をプレス加工等により略L字状に折曲して形成
されており、バイパス部材21の一端部は保持体23の
上面に形成された切欠部23cに配設され、プリント基
板20の配線パターン20cに半田付けされて、配線パ
ターン20cを介してコンデンサ18に電気的に接続さ
れる。バイパス部材21の他端部のナット22に対応す
る部位には、固定ねじ25を挿通するための挿通孔21
aが穿設されている。
【0031】給電部材17を固定子ケース2に固定する
際は、まずバイパス部材21と嵌合部23bとの間に固
定子ケース2の上壁2aを挿入するように、固定子ケー
ス2の端部に保持体23の嵌合部23bを挿入し、バイ
パス部材21の挿通孔21a及び固定子ケース2の貫通
孔2nに挿通された固定ねじ25を保持体23に取着さ
れたナット22のねじ部22aに螺入することによっ
て、保持体23が固定子ケース2に固定される。この
時、固定ねじ25のねじ頭と固定子ケース2の上壁2a
との間にバイパス部材21が挟持されるので、固定ねじ
25を締め付けることによって、バイパス部材21が固
定ねじ25を介して固定子ケース2に電気的に接続され
る。
【0032】このように、固定ねじ25をナット22の
ねじ部22aに螺入することによって、バイパス部材2
1と固定子ケース2とが強固に電気的に接続されるの
で、固定子ケース2の端面と保持体23とでバイパス部
材21を挟持する場合に比べて、モータで発生した電磁
ノイズがコンデンサ18を介して固定子ケース2に確実
にバイパスされ、電磁ノイズを確実に吸収することがで
きる。
【0033】(実施形態3)本実施形態のリニアモータ
の給電部材17の斜視図を図7に示す。尚、給電部材1
7の基本的な構成は実施形態1と同様なので、同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、給電部材17以外のリニアモータの構成は実施形態
1と同じであるので、その部分の図示及び説明を省略す
る。
【0034】バイパス部材21は略T字状の銅板等の導
電性材料から形成されており、バイパス部材21の幅広
の当接部21bの固定子ケース2に設けた貫通孔2nに
対応する部位にはねじ部21cが形成されており、当接
部21bから延設された接続片21dの端部をプリント
基板20の配線パターン20cに半田付けすることによ
り、バイパス部材21が配線パターン20cを介してコ
ンデンサ18,18に電気的に接続されて、プリント基
板20に機械的に固定される。
【0035】而して、給電部材17を固定子ケース2に
固定する際は、まず固定子ケース2の端部に保持体23
の嵌合部23bを挿入し、固定子ケース2の貫通孔2n
に挿通された固定ねじ25をバイパス部材21のねじ部
21cに螺入することによって、保持体23が固定子ケ
ース2に固定される。この時、固定ねじ25のねじ頭と
バイパス部材21との間に固定子ケース2の上壁2aが
挟持されるので、固定ねじ25を締め付けることによっ
て、固定子ケース2が固定ねじ25を介してバイパス部
材21に電気的に接続される。
【0036】このように、固定ねじ25をバイパス部材
21のねじ部21cに螺入することによって、バイパス
部材21と固定子ケース2とが強固に電気的に接続さ
れ、モータで発生した電磁ノイズがコンデンサ18を介
して固定子ケース2に確実にバイパスされ、電磁ノイズ
を確実に吸収することができる。本実施形態では、バイ
パス部材21にねじ部21cを形成し、固定ねじ25を
バイパス部材21のねじ部21cに螺入することによ
り、バイパス部材21c及び固定子ケース2の電気的接
続と、給電部材17及び固定子ケース2の機械的接続と
を同時に行なっているので、実施形態1、2に比べて部
品点数を減らすことができる。
【0037】ところで、デザイン的な要望により固定子
ケース2の表面にアルマイト処理や塗装等が施され、固
定子ケース2の表面が電気的に絶縁されている場合、固
定子ケース2の上壁2aの固定ねじ25のねじ頭と接触
する部位に形成された絶縁皮膜を予め剥離する必要があ
るが、図8(a)(b)に示すように、ねじ頭25aの
裏面に例えば4個の剥離手段たる突起25bを形成した
固定ねじ25’を用いることにより、固定ねじ25’を
バイパス部材21のねじ部21cに螺入する際に、固定
ねじ25’の突起25bによって固定子ケース2の絶縁
皮膜が剥離され、固定ねじ25’と固定子ケース2とが
電気的に確実に接続される。したがって、固定子ケース
2の表面に形成された絶縁被覆を予め剥離する作業を行
なう必要がないので、組立作業性がさらに向上する。
【0038】(実施形態4)本実施形態のリニアモータ
の給電部材17の斜視図を図9に示す。尚、給電部材1
7の基本的な構成は実施形態1と同様であるので、同一
の構成部材には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。また、給電部材17以外のリニアモータの構成は実
施形態1と同様であるので、その部分の図示及び説明を
省略する。
【0039】本実施形態では、実施形態1のリニアモー
タにおいて、ノイズ吸収用コンデンサとして貫通コンデ
ンサ18’,18’を用いており、プリント基板20の
貫通コンデンサ18’,18’を実装する部位には切欠
部20bが形成され、この切欠部20bに貫通コンデン
サ18’,18’が嵌め込まれている。各貫通コンデン
サ18’の内部電極18aの一端は、端子板24に電気
的に接続された配線パターン20aに夫々半田付けさ
れ、配線パターン20a及び端子板24を介して給電基
板4の正負導電部のいずれかに電気的に接続される。ま
た、各貫通コンデンサ18’の内部電極18aの他端
は、コネクタ19の正負のピンのいずれかに電気的に接
続された配線パターン20a’に夫々半田付けされる。
この時、各貫通コンデンサ18’,18’の外部電極1
8b,18bは互いに半田付けされるとともに、配線パ
ターン20c側の貫通コンデンサ18’の外部電極18
bは配線パターン20cに半田付けされており、各貫通
コンデンサ18’,18’の外部電極18b,18bが
配線パターン20cを介してバイパス部材21に電気的
に接続される。
【0040】このように、各貫通コンデンサ18’の外
部電極18bは配線パターン20c及びバイパス部材2
1を介して固定子ケース2に電気的に接続されており、
モータで発生した電磁ノイズは貫通コンデンサ18’を
介して固定子ケース2にバイパスされ、電磁ノイズが吸
収されるので、電磁ノイズがコネクタ19に接続された
制御回路の入力線(図示せず)から外部に放射されるこ
とがない。
【0041】本実施形態では、貫通コンデンサ18’,
18’を予めプリント基板20に半田付けし、プリント
基板20等を保持体23に配設して、給電部材17を組
み立てた後に、固定ねじ25を用いて給電部材17を固
定子ケース2に固定しているので、給電部材17の組立
作業性が向上する。また、プリント基板20に切欠部2
0bを形成することにより、貫通コンデンサ18’を容
易に取り付けることができ、ノイズ低減効果の高い貫通
コンデンサ18’を用いることができるので、モータか
ら発生する電磁ノイズをさらに低減することができる。
【0042】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、略筒
状の固定子ケース、固定子ケース内に配設され厚み方向
において異極に着磁されるとともに長手方向において一
定の間隔で交互に異極に着磁された永久磁石、固定子ケ
ース内に配設され長手方向において所定の間隔で正負導
電部及び絶縁部が形成された長尺平板状の給電基板から
なる固定子ブロックと、固定子ケースの長手方向に沿っ
て移動自在に固定子ケース内に配設され、固定子ブロッ
クとの電磁的な吸引反発作用により固定子ケース内を移
動する可動子ブロックと、固定子ケースの端部又は中央
部に配設され、給電基板を介して可動子ブロックに給電
する給電部材とを備えたリニアモータの給電構造におい
て、給電部材本体に、給電基板に電気的に接続される導
電部材と、固定子ケースに電気的に接続されて電磁ノイ
ズを固定子ケースにバイパスするバイパス手段と、導電
部材及びバイパス手段にそれぞれ電気的に接続されたプ
リント基板とを配設し、このプリント基板に、導電部材
に電気的に接続され可動子ブロックを駆動制御する外部
の制御回路からの入力線が接続される接続手段と、導電
部材及びバイパス手段の間を電気的に接続するノイズ吸
収用コンデンサとを実装したことを特徴とし、リニアモ
ータから放射される電磁ノイズを低減するためのノイズ
吸収用コンデンサを給電部材に予め配設することができ
るので、給電部材を組み立てた後に固定子ケースに固定
することができ、組立作業性が向上するという効果があ
る。
【0043】請求項2の発明は、バイパス手段に、固定
子ケースの端面と当接する当接片を設けているので、バ
イパス手段の当接片を固定子ケースの端面に当接させる
ことにより、バイパス手段と固定子ケースとを電気的に
接続することができ、バイパス手段と固定子ケースとを
接続する配線作業等が不要なので、組立作業の作業性が
向上するという効果がある。
【0044】請求項3の発明は、バイパス手段に、固定
子ケースの表面と当接する当接部を設けるとともに、固
定子ケースに固定するための固定ねじと螺合するねじ部
を給電部材に設け、固定ねじをねじ部に螺入して、給電
部材を固定子ケースにねじ止めする際に、当接部が固定
子ケースに圧接されているので、バイパス手段と固定子
ケースとを電気的に確実に接続することができ、電磁ノ
イズを一層低減できるという効果がある。
【0045】請求項4の発明は、固定子ケースに固定す
るための固定ねじと螺合するねじ部をバイパス手段に設
けており、固定ねじを螺入することによって、バイパス
手段及び固定子ケースの電気的接続と、給電部材及び固
定子ケースの機械的接続とを同時に行なうことができ
る。したがって、給電部材及び固定子ケースの機械的接
続を行なうための部材が不要になり、部品点数の削減に
より、組立作業性が向上し、且つ、製造コストの低減が
図れるという効果がある。
【0046】請求項5の発明は、固定子ケースの表面と
当接する固定ねじのねじ頭の裏面に、固定ねじを螺入す
る際に固定子ケースの表面に形成された皮膜を剥離する
剥離手段を設けているので、固定ねじと当接する固定子
ケースの部位に形成された皮膜を予め剥離する作業を行
なうことなく、固定ねじと固定子ケースとを電気的に接
続することができ、組立の作業性がさらに向上するとい
う効果がある。
【0047】請求項6の発明は、ノイズ吸収用コンデン
サが貫通コンデンサから構成されており、貫通コンデン
サはノイズ低減効果が高いので、接続手段に接続された
制御回路の入力線から放射される電磁ノイズをさらに低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のリニアモータを示す分解斜視図で
ある。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の永久磁石を示す斜視図である。
【図4】同上の給電基板を示す平面図である。
【図5】同上の可動子ブロックを示す斜視図である。
【図6】実施形態2のリニアモータの給電部材を示す外
観斜視図である。
【図7】実施形態3のリニアモータの給電部材を示す外
観斜視図である。
【図8】同上に用いる固定ねじを示し、(a)は斜視
図、(b)は側面図である。
【図9】実施形態4のリニアモータの給電部材を示す外
観斜視図である。
【図10】従来のリニアモータを示し、(a)は断面
図、(b)は外観斜視図である。
【符号の説明】
2 固定子ケース 2n 貫通孔 4 給電基板 18 コンデンサ 19 コネクタ 20 プリント基板 20a,20c配線パターン 21 バイパス部材 21e当接片 22 ナット 23 保持体 23b嵌合部 24 端子板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 健 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−123695(JP,A) 特開 平5−316711(JP,A) 特開 平5−328700(JP,A) 特開 平5−304759(JP,A) 実開 平4−132692(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/02 H02K 41/035

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略筒状の固定子ケース、固定子ケース内に
    配設され厚み方向において異極に着磁されるとともに長
    手方向において一定の間隔で交互に異極に着磁された永
    久磁石、固定子ケース内に配設され長手方向において所
    定の間隔で正負導電部及び絶縁部が形成された長尺平板
    状の給電基板からなる固定子ブロックと、固定子ケース
    の長手方向に沿って移動自在に固定子ケース内に配設さ
    れ、固定子ブロックとの電磁的な吸引反発作用により固
    定子ケース内を移動する可動子ブロックと、固定子ケー
    スの端部又は中央部に配設され、給電基板を介して可動
    子ブロックに給電する給電部材とを備えたリニアモータ
    の給電構造において、給電部材本体に、給電基板に電気
    的に接続される導電部材と、固定子ケースに電気的に接
    続されて電磁ノイズを固定子ケースにバイパスするバイ
    パス手段と、導電部材及びバイパス手段にそれぞれ電気
    的に接続されたプリント基板とを配設し、このプリント
    基板に、導電部材に電気的に接続され可動子ブロックを
    駆動制御する外部の制御回路からの入力線が接続される
    接続手段と、導電部材及びバイパス手段の間を電気的に
    接続するノイズ吸収用コンデンサとを実装したことを
    徴とするリニアモータの給電構造。
  2. 【請求項2】バイパス手段に、固定子ケースの端面と当
    接する当接片を設けて成ることを特徴とする請求項1記
    載のリニアモータの給電構造。
  3. 【請求項3】バイパス手段に、固定子ケースの表面と当
    接する当接部を設けるとともに、固定子ケースに固定す
    るための固定ねじと螺合するねじ部を給電部材に設け、
    固定ねじをねじ部に螺入して、給電部材を固定子ケース
    にねじ止めする際に、当接部が固定子ケースに圧接され
    ることを特徴とする請求項1記載のリニアモータの給電
    構造。
  4. 【請求項4】固定子ケースに固定するための固定ねじと
    螺合するねじ部をバイパス手段に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のリニアモータの給電構造。
  5. 【請求項5】固定子ケースの表面と当接する固定ねじの
    ねじ頭の裏面に、固定ねじを螺入する際に固定子ケース
    の表面に形成された皮膜を剥離する剥離手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載のリニアモータの給電構
    造。
  6. 【請求項6】ノイズ吸収用コンデンサが貫通コンデンサ
    から構成されたことを特徴とする請求項1乃至5記載の
    リニアモータの給電構造。
JP26056397A 1997-09-25 1997-09-25 リニアモータの給電構造 Expired - Fee Related JP3291225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26056397A JP3291225B2 (ja) 1997-09-25 1997-09-25 リニアモータの給電構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26056397A JP3291225B2 (ja) 1997-09-25 1997-09-25 リニアモータの給電構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1198807A JPH1198807A (ja) 1999-04-09
JP3291225B2 true JP3291225B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=17349697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26056397A Expired - Fee Related JP3291225B2 (ja) 1997-09-25 1997-09-25 リニアモータの給電構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291225B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4697081B2 (ja) * 2006-07-25 2011-06-08 パナソニック電工株式会社 電気機器ケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1198807A (ja) 1999-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10404141B2 (en) Drive unit including terminals in resilient contact with each other
CN1156962C (zh) 通用滤波器
JP3291225B2 (ja) リニアモータの給電構造
US6414580B1 (en) Electrical noise suppressing device for motors
US8952593B2 (en) Motor assembly for housing a capacitor in a miniature brushed DC motor and method of making the same
JP2914125B2 (ja) リニアモータ及びその連結構造
JP3249908B2 (ja) 小型モータの接触型給電構造
JP3117584B2 (ja) リニアモータ
JP2745935B2 (ja) リニアモータ
JP2745936B2 (ja) リニアモータ
JP3387448B2 (ja) シートコイル部品
JP3351240B2 (ja) リニアモータ
JP3006873U (ja) チョークコイル用取付台
WO2023119801A1 (ja) 電動機及び端子
ITTO20030777A1 (it) Unita' di controllo particolarmente per autoveicoli
JP3086831B2 (ja) リニアモータ
JP3187029B2 (ja) 振動発生装置
JP3175370B2 (ja) リニアモータ
JP3136652B2 (ja) リニアモータ
JP3175563B2 (ja) リニアモータの給電基板
JP2940347B2 (ja) 車両用電源装置
JPH04103631U (ja) 大電流用チヨ―クコイル
RU28415U1 (ru) Электродвигатель
JP2003259618A (ja) ロータ構造とそのロータ構造を組み込んだ扁平型コアレスモータ
JP2914007B2 (ja) リニアモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020312

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080322

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140322

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees