JP3290500B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスに従
って可視画像を形成する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置においては
レーザー光量調整装置が内蔵されており、レーザーに流
れる電流を一定にすることにより、光量が一定になるよ
うに調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、レーザー自身の発熱等に起因して、レーザーに
供給される電流が一定であっても一定光量とならないた
め、形成された画像の濃度が一様にならないという問題
点があった。
【0004】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、レ
ーザー光量の不均一に基づいて生じる画像濃度の差をな
くした画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、帯電された電子写真感光体を露光する
レーザーと、画像情報に基づいて前記レーザーへ供給さ
れるレーザー電流を変調する変調手段とを有する画像形
成装置において、画像情報を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された画像情報の特徴を部分的に抽出す
る特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段により抽出された
前記特徴と予め記憶されているファジー規則とに基づい
て、前記レーザーを駆動するためのレーザー電流の最適
値を推論するファジー推論手段と、前記ファジー推論手
段の出力に応答してレーザー電流を画像形成中に可変制
御するレーザー電流制御手段とを具備したものである。
【0006】ここで、前記変調手段は、前記画像情報に
基づいて前記レーザー電流のパルス幅を変調するもので
あって、前記特徴抽出手段が抽出する前記画像情報の特
徴は、(1)レーザーのONの連続時間、(2)レーザ
ーのONの積算時間、(3)レーザーのONとOFFの
時間の割合、のいずれかを含むことができる。
【0007】さらに、印字濃度を補正するための濃度補
正指示値を入力する入力手段を備え、前記ファジー推論
手段は、前記入力手段により入力された補正指示値と前
記画像情報の特徴と予め記憶されているファジー規則と
に基づいて、前記レーザーを駆動するためのレーザー電
流の最適値を推論することも可能である。
【0008】
【作用】本発明の上記構成によれば、画像情報から特徴
を抽出し、その特徴からレーザー電流の目標値を決定
し、その目標値にしたがってレーザー電流を制御し、画
像濃度を一定とすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の各実施例を詳細に説明する。
【0010】実施例1 図1は、本発明の一実施例による画像形成装置の断面構
成図であり、例えば、レーザービームプリンタの場合を
示してある。
【0011】以下、本実施例の構成および動作について
説明する。
【0012】レーザービームプリンタ本体1(以下、本
体1という)は、記録紙Sを収納するカセット2を有
し、カセット2の記録紙Sの有無を検知するカセット紙
有無センサ3、カセット2の記録紙Sのサイズを検知す
るカセットサイズセンサ4(複数個のマイクロスイッチ
で構成される)、カセット2から記録紙Sを繰り出す給
紙ローラ5が設けられている。
【0013】そして、給紙ローラ5の下流には、記録紙
Sを同期搬送するレジストローラ対6が配置されてい
る。また、レジストローラ対6の下流には、レーザース
キャナ部7からのレーザー光に基づいて記録紙S上にト
ナー像を形成する画像形成部8が配置されている。
【0014】さらに、画像形成部8の下流には、記録紙
S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器9が配置
されており、定着器9の下流には排紙部の紙搬送状態を
検知する排紙センサ10、記録紙Sを排紙する排紙ロー
ラ11、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ
12が配置されている。
【0015】また、前記レーザースキャナ部7は、後述
する外部装置28から送出される画像信号(VDO)に
基づいて変調されたレーザー光を発光するレーザーユニ
ット13、このレーザーユニット13からのレーザー光
を後述する感光ドラム17上に走査するためのポリゴン
モーター14、結像レンズ群15、折り返しミラー16
等により構成されている。
【0016】そして、前記画像形成部8は、公知の電子
写真プロセスに必要な、感光ドラム17、前露光ランプ
18、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21、
クリーナブレード22aを備えたクリーナ22から構成
されている。
【0017】また、メインモーター23は、給紙ローラ
5には給紙ローラクラッチ24を介して、レジストロー
ラ対6にはレジストローラクラッチ25を介して駆動力
を与えており、さらに、感光ドラム17を含む画像形成
部8の各ユニット、定着器9、排紙ローラ11にも駆動
力を与えている。
【0018】26は、前記本体1を制御するプリンタ制
御装置であり、インターフェース27を介して外部装置
28と送受信可能となるように接続されている。
【0019】次に、図2にしたがって、プリンタ制御装
置26の構成を説明する。
【0020】プリンタ制御装置26内には、CPU36
を設けてある。このCPU36は、ROM,RAM標準
入出力用I/Oポート,アナログ入力ポートを内蔵する
タイプである。プリンタ制御装置26内には、画像信号
(VDO)からの特徴抽出回路であるファジー前処理部
51と、レーザー電流設定部52があり、共に外部バス
30を通じてCPU36に接続されている。ファジー規
則記憶部およびファジー推論部は、CPU36内のRO
Mおよびデータ処理を使用して実現する。
【0021】ファジー前処理部51では、画像信号(V
DO)から次の4個の特徴を抽出する。当該位置の画像
信号(VDO)について、(1)レーザー54のONが
どれだけ長く続いているか(信号名…BLACK)
(2)レーザー54のONの時間の積算値(信号名…T
OTAL)(3)レーザー54のONの時間とOFFの
時間の割合(信号名…WHITE)(4)記録用紙上の
位置(信号名…POSITION)のデータの抽出を行
う。
【0022】画像信号(VDO)はカウンターコントロ
ール35にて処理され、次の4個のカウンターに入力さ
れる。BLACKカウンター31、TOTALカウンタ
ー32、WHITEカウンター33、POSITION
カウンター34。CPU36は、外部バス30を通じ
て、各々のカウンターの値を読むことにより、画像の特
徴を取り込む。CPU36は、外部バス30を通じてレ
ーザーの電流目標値(L_CURRENT)をセットす
る。
【0023】次に、図3にしたがってレーザーユニット
13、および、その内部にあるレーザードライバー53
を説明する。
【0024】レーザーユニット13の内部にはレーザー
ドライバー53があり、画像信号(VDO)に従ってレ
ーザー54をON/OFFし、また、レーザー電流目標
値(L_CURRENT)に従って、レーザー54の電
流を制御する。
【0025】次に、図4に示したフローチャートにした
がって、レーザー54の電流の目標値の計算について説
明する。
【0026】CPU36は、ROMに記憶されているフ
ァジー規則と、ファジー前処理部51の4個のカウンタ
ーの値で示される画像の特徴からレーザー電流の目標値
を推論し、レーザー電流設定部52にて目標値をセット
し、レーザー54の電流を制御する。
【0027】まず、CPU36は、カウンター31〜3
4の値を読み込む(101)。次に、ルール番号を1に
セットし(102)、各ルールに従って出力の最小値を
計算する(103)。ルール番号が最終になったかどう
かをチェックする(104)。終わりでない場合は、ル
ール番号を1進めて(105)、次のルールによる出力
の最小値の計算をする。ルール全部の最小値が計算でき
たら、それらの最大値を計算する(106)。出力の値
の重心を計算し(107)、その値をレーザーの電流の
目標値(L_CURRENT)とし、レーザー電流設定
部52にセットし(108)、レーザー54の電流を制
御する。
【0028】次に、図5および図6にしたがって、ファ
ジー推論に使用するメンバーシップ関数を説明する。
【0029】図5は、画像の特徴に関するメンバーシッ
プ関数を示す。すなわち、以下の通りである。
【0030】(5−1)レーザーのONが長い。レーザ
ーのONが短い。(BLACKに関して) (5−2)積算値が大きい。(TOTALに関して) (5−3)白の割合が大きい。白の割合が小さい。(W
HITEに関して) (5−4)画面上の位置が左側にある。画面上の位置が
右側にある。
【0031】(POSITIONに関して)図6は、レ
ーザー電流に関するメンバーシップ関数を示す。すなわ
ち、以下の通りである。
【0032】(6−1)少し、明るくする。
【0033】(6−2)僅かに、明るくする。
【0034】(6−3)そのまま。
【0035】(6−4)僅かに、暗くする。
【0036】(6−5)少し、暗くする。
【0037】図7は、本実施例に使用するファジールー
ルを示す。
【0038】図8および図9は、一例として画像の特徴
データが、BLACK=12TOTAL=50WHIT
E=210POSITION=90の時の推論の状態を
示している。
【0039】まず、各々の信号について、各特徴の一致
度をメンバーシップ関数から計算する(図8参照)。
【0040】次に、5個のルールそれぞれについて一致
度の値で頭切りを行う(図9参照)。本図中では、
(1)〜(5)にて表されている。そして、(1)〜
(5)すべての最大値を計算する。本図中では、斜線の
重なりで表現されている。最後に斜線部全体の重心を求
める。この値がレーザー電流目標値(L_CURREN
T)となる。
【0041】図10は、実際の紙に印字した場合のレー
ザー電流目標値(L_CURRENT)を示す。本図の
X軸は印字位置を示し、Y軸はレーザー電流目標値を示
す。
【0042】図10においては、画面上の位置が、0か
ら120の部分と180から190、200から21
0、220から230の部分が黒であり、それ以外の部
分が白であるようなパターンを出力する場合のレーザー
電流目標値(L_CURRENT)を示している。レー
ザー54のONが連続すると温度が上昇し、もし、一定
電流ならば、光量が低下する。その光量の低下分を電流
を増加することにより、補正している様子が示されてい
る。また、レーザー54のOFFが連続すると温度が下
降し、もし、一定電流ならば、光量が上昇する。その光
量の上昇分を電流を低下させることにより補正している
様子が示されている。
【0043】実施例2 実施例2は、実施例1と同一の構成をとる。図11に示
すように、プリンター制御装置26を濃度差入力スイッ
チ55,56を追加してある。レーザーユニット13
は、実施例1と同一とする。
【0044】図12は、レーザー電流目標値の計算方法
を示す。また、図13に示すように、画像の特徴に関す
るメンバーシップ関数は、濃度差入力スイッチ55,5
6の値に応じて決定される。それ以外のメンバーシップ
関数は実施例1と同一である。
【0045】レーザー電流に関するメンバーシップ関数
は実施例1と同一とする。
【0046】図14は、実施例2に使用するファジール
ールである。
【0047】本体1を製造する工程において、感光ドラ
ム17に対して、一次帯電器19,現像器20および転
写帯電器21は、平行に取付けられなければならない。
しかし、組立上の誤差は0にはならないので、組み上が
った本体1は、1台ずつに微妙に印字の濃度に“くせ”
を持つ状態となる。
【0048】そこで、印字状態の最終調整工程におい
て、印字の濃度が右側と左側とで各々標準値に比べて薄
いか否かを濃度差入力スイッチ55,56にて設定す
る。その入力値に従って、レーザー電流の目標値を補正
する。その結果、印字濃度は標準値に一致し、印字濃度
の“くせ”が取り除かれる。
【0049】再び図11に戻り、プリンタ制御装置26
の構成を説明する。
【0050】プリンタ制御装置26は、実施例1のもの
に濃度差入力スイッチ55,56を追加し、CPU36
に直接、接続している。
【0051】次に図12に従って、レーザー54の電流
の目標値の計算方法を説明する。
【0052】CPU36は、濃度差入力スイッチ55,
56からの情報を入力し、その値に従って、POSIT
IONに関するメンバーシップ関数を計算する(10
9)。このステップ以降は、実施例1と全く同一とな
る。
【0053】次に、図13に従って、POSITION
に関するメンバーシップ関数の計算方法を説明する。
【0054】ここで、右側であることの一致度を示す変
数をRIGHTとする。
【0055】濃度差入力スイッチ55の値を示す変数を
SW1とする。
【0056】位置を示す変数をPOSITIONとす
る。
【0057】左側であることの一致度を示す変数をLE
FTとする。
【0058】濃度差入力スイッチ56の値を示す変数を
SW2とする。
【0059】
【数1】RIGHT =(POSITION/240)*(0.25 *SW1) LEFT=(0.25 *SW2)−(POSITION/240)*0.25*SW2) 上記の2式にて表される値を一致度とするグラフがPO
SITIONに関するメンバーシップ関数である。濃度
差入力スイッチ55,56は、本体1の印字状態最終調
整工程において下記に示すように、セットされる。
【0060】右側の印字状態…標準値にほぼ一致する。
【0061】濃度差入力スイッチ55(SW1)=0; …標準値より少し薄い。
【0062】濃度差入力スイッチ55(SW1)=1; …標準値よりとても薄い。
【0063】濃度差入力スイッチ55(SW1)=2; 左側の印字状態…標準値にほぼ一致する。
【0064】濃度差入力スイッチ56(SW2)=0; …標準値より少し薄い。
【0065】濃度差入力スイッチ56(SW2)=1; …標準値よりとても薄い。
【0066】濃度差入力スイッチ56(SW2)=2; 図14は、実施例2に使用するファジールールである。
実施例1で使用したファジールールに、(6)もし、画
面上の位置が右側にあれば、僅かに明るくする。
【0067】(7)もし、画面上の位置が左側にあれ
ば、僅かに明るくする。
【0068】という、ルールを追加したものである。
【0069】図15は、実際の紙に印字した場合のレー
ザー電流目標値(L_CURRENT)を示す。ここで
は、濃度差入力スイッチ55=2,濃度差入力スイッチ
56=0の場合を示す。また、X軸は印字位置を示し、
Y軸はレーザー電流目標値を示す。
【0070】すなわち、画面上の位置が、0から120
の部分と180から190、200から210、220
から230の部分が黒であり、それ以外の部分が白であ
るようなパターンを出力する場合のレーザー電流目標値
(L_CURRENT)を示してある。
【0071】図10に示した実施例1の場合に比べて、
画面右側でレーザー電流目標値(L_CURRENT)
が増加していることが判る。
【0072】実施例2の特有の効果 この実施例2によれば、レーザー自身の発熱等の影響に
よる濃度差の補正だけでなく、組立誤差による濃度差の
調整も同時に可能となる。
【0073】実施例3 実施例3は、実施例1と同一の構成をとる。図16に示
すように、プリンター制御装置26に、レーザーパワー
モニター57を追加してある。そして図17に示すよう
に、レーザードライバー53には、レーザーパワーモニ
ター57が追加されている。
【0074】レーザー電流目標値の計算方法は、図18
に示す。画像の特徴に関するメンバーシップ関数、およ
び、レーザー電流に関するメンバーシップ関数は、実施
例1と同一とする。
【0075】推論に使用するファジールールも実施例1
と同一とする。
【0076】レーザー54は、一定の電流を流しても、
素子自体のばらつき、あるいは経時変化により光量が変
化する。これを防止するために実施例3では、レーザー
54の光量をモニターして、一定の光量になるように電
流を制御し、その後、画像の特徴から実際の印字濃度を
ファジー推論により推測し、その結果に従って、電流の
微調整を行う。
【0077】図16に従って、プリンタ制御装置26の
内部を説明する。
【0078】プリンタ制御装置26は、実施例1のもの
にレーザーパワーモニター57を追加したものであり、
レーザーパワーモニター57は、CPU36のアナログ
入力ポートに接続してある。
【0079】図17は、レーザーユニット13であり、
レーザーパワーをモニターするためにフォトダイオード
58および信号線レーザーパワーモニター57が追加さ
れている。
【0080】次に、図18に従って、レーザー54の電
流の目標値の計算を説明する。
【0081】CPU36は、外部バス30とレーザー電
流設定部52を通じて、L_CURRENTを0にセッ
トする(110)。レーザーパワーモニター57の値を
読み込み、その値が規定値よりも大きいかどうかをチェ
ックする(111)。小さい場合には、L_CURRE
NTを1増加し(112)、レーザーパワーモニター5
7が規定値を越えるまで繰り返す。この時に決定した電
流値をM_CURRENTとし、記憶する(113)。
【0082】その後、(101)〜(107)までは、
実施例1と同一の処理を行う。画像の特徴から計算し
た、重心値をFUとして記憶する(114)。レーザー
54の電流の目標値は、次式により計算する。
【0083】L_CURRENT=M_CURRENT
+FU−140;(115) レーザー電流設定部52を通じて、L_CURRENT
の値をセットする(116)。
【0084】実施例3の特有の効果 この実施例3によれば、レーザーパワーモニターと、フ
ァジー推論の両方のデータから、レーザー電流を決定す
るので、実施例1よりもレーザー54の光量が安定す
る。
【0085】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、帯
電された電子写真感光体を露光するレーザーと、画像情
報に基づいて前記レーザーへ供給されるレーザー電流を
変調する変調手段とを有する画像形成装置において、画
像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た画像情報の特徴を部分的に抽出する特徴抽出手段と、
前記特徴抽出手段により抽出された前記特徴と予め記憶
されているファジー規則とに基づいて、前記レーザーを
駆動するためのレーザー電流の最適値を推論するファジ
ー推論手段と、前記ファジー推論手段の出力に応答して
レーザー電流を画像形成中に可変制御するレーザー電流
制御手段とを具備する構成としたことにより、レーザー
自身が発熱等した場合であっても、レーザー電流を最適
に制御してレーザー光量を一定として電子写真感光体の
露光を行えるため、これにより、画像濃度を安定させ
て、一様な画像濃度の画像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像形成装置の断面構
成図である。
【図2】プリンタ制御装置を説明するブロック図であ
る。
【図3】レーザーユニットを説明するブロック図であ
る。
【図4】レーザー電流目標値の計算手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】画像の特徴に関するメンバーシップ関数を示す
図である。
【図6】レーザー電流に関するメンバーシップ関数を示
す図である。
【図7】ファジールールを示す図である。
【図8】推論の状態を説明する図である。
【図9】推論の状態を説明する図である。
【図10】印字状態のレーザー電流目標値を示す線図で
ある。
【図11】実施例2におけるプリンタ制御装置を説明す
るブロック図である。
【図12】実施例2におけるレーザー電流目標値の計算
手順を示すフローチャートである。
【図13】実施例2における画像の特徴に関するメンバ
ーシップ関数を示す図である。
【図14】実施例2におけるファジールールを示す図で
ある。
【図15】実施例2における印字状態のレーザー電流目
標値を示す線図である。
【図16】実施例3におけるプリンタ制御装置のブロッ
ク図である。
【図17】実施例3におけるレーザーユニットを説明す
るブロック図である。
【図18】実施例3におけるレーザー電流目標値の計算
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 本体 2 カセット 3 カセット紙有無センサ 4 カセットサイズセンサ 5 給紙ローラ 6 レジストローラ 7 レーザースキャナ 8 画像形成部 9 定着器 10 排紙センサ 11 排紙ローラ 12 積載トレイ 13 レーザーユニット 14 ポリゴンモーター 15 結像レンズ群 16 折り返しミラー 17 感光ドラム 18 前露光ランプ 19 一次帯電器 20 現像器 21 転写帯電器 22 クリーナ 23 メインモーター 24 給紙ローラクラッチ 25 レジストローラクラッチ 26 プリンタ制御装置 27 インターフェース 28 外部装置 30 外部バス 31〜34 カウンター 35 カウンターコントロール 36 CPU 51 ファジー前処理部 52 レーザー電流設定部 53 レーザードライバー 54 レーザー 55,56 濃度差入力スイッチ 57 レーザーパワーモニター 58 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−169571(JP,A) 特開 平2−175266(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された電子写真感光体を露光するレ
    ーザーと、 画像情報に基づいて、前記レーザーへ供給されるレーザ
    ー電流を変調する変調手段とを有する画像形成装置にお
    いて、 画像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報の特徴を部分的に抽
    出する特徴抽出手段と、 前記特徴抽出手段により抽出された前記特徴と予め記憶
    されているファジー規則とに基づいて、前記レーザーを
    駆動するためのレーザー電流の最適値を推論するファジ
    ー推論手段と、 前記ファジー推論手段の出力に応答してレーザー電流を
    画像形成中に可変制御するレーザー電流制御手段とを具
    備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記変調手段は、前記画像情報に基づい
    て前記レーザー電流のパルス幅を変調するものであっ
    て、 前記特徴抽出手段が抽出する前記画像情報の特徴は、
    (1)レーザーのONの連続時間、(2)レーザーのO
    Nの積算時間、(3)レーザーのONとOFFの時間の
    割合、のいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 印字濃度を補正するための濃度補正指示
    値を入力する入力手段を備え、 前記ファジー推論手段は、前記入力手段により入力され
    た補正指示値と前記画像情報の特徴と予め記憶されてい
    るファジー規則とに基づいて、前記レーザーを駆動する
    ためのレーザー電流の最適値を推論することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
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