JP3290345B2 - 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法 - Google Patents

光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法

Info

Publication number
JP3290345B2
JP3290345B2 JP07266596A JP7266596A JP3290345B2 JP 3290345 B2 JP3290345 B2 JP 3290345B2 JP 07266596 A JP07266596 A JP 07266596A JP 7266596 A JP7266596 A JP 7266596A JP 3290345 B2 JP3290345 B2 JP 3290345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
state laser
medium
light
laser medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07266596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09260756A (ja
Inventor
哲夫 小島
公治 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP07266596A priority Critical patent/JP3290345B2/ja
Priority to EP97105100A priority patent/EP0798826A3/en
Priority to US08/825,048 priority patent/US5889808A/en
Publication of JPH09260756A publication Critical patent/JPH09260756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3290345B2 publication Critical patent/JP3290345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
    • H01S3/0941Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light of a laser diode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/02Constructional details
    • H01S3/04Arrangements for thermal management
    • H01S3/0407Liquid cooling, e.g. by water
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/02Constructional details
    • H01S3/04Arrangements for thermal management
    • H01S3/042Arrangements for thermal management for solid state lasers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
    • H01S3/094049Guiding of the pump light
    • H01S3/094057Guiding of the pump light by tapered duct or homogenized light pipe, e.g. for concentrating pump light

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品質な高出力レ
ーザビームを発生させることのできる光励起固体レーザ
増幅装置及び光励起固体レーザ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平4−240786
号公報に示された従来の半導体レーザ励起固体レーザ装
置(以下、単に固体レーザという)を示す側面図であ
る。図に示されるように固体レーザ装置は、基台8上の
全反射ミラー4の後方側に、フォトダイオード1、半導
体レーザ2、半導体レーザ発光部3を備えている。フォ
トダイオード1は半導体レーザ発光部3の近接位置に配
置され、所定のバンドパスフィルタ特性を有する3種類
のフォトダイオード領域1a、1b、1cからなってい
る。半導体レーザ2はこの半導体レーザ2の温度を制御
する温度制御器7の上に設けられている。全反射ミラー
4の前方側には、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質
5、部分反射ミラー6を備えている。全反射ミラー4
は、半導体レーザ発光部3から出射される励起光9に対
しては高い透過率を持ち、一方、レーザビーム10に対
してはほとんど全反射するように構成されている。
【0003】図9は、フォトダイオード領域1a、1
b、1cの各バンドパスフィルタ特性を、例えばNd:
YVO4からなる固体レーザ媒質の吸収スペクトルと比
較して示した図である。図において、フォトダイオード
領域1a、1b、1cの各バンドパスフィルタ特性は破
線で示され、固体レーザ媒質の吸収スペクトルは実線で
示されている。図より明らかなように、3種類のバンド
パスフィルタの波長領域は、固体レーザ媒質の吸収スペ
クトルと重なるように設計されている。即ち、3種類の
バンドパスフィルタの波長領域は短波長側からそれぞれ
フォトダイオード領域1a、1b、1cに振り分けられ
ていて、その内のフォトダイオード領域1bのフィルタ
の波長領域のピークが、固体レーザ媒質の吸収スペクト
ルのピーク波長に一致するように設計されている。
【0004】従来の固体レーザ装置は上述したように構
成されており、半導体レーザ発光部3から出射される励
起光9を固体レーザ媒質5に導入し、固体レーザ媒質5
を励起することによってレーザ増幅媒質とする。レーザ
増幅媒質より発生される自然放出光は、全反射ミラー4
と部分反射ミラー6とにより構成される光共振器間を往
復する間に増幅され、指向性のあるレーザビーム10と
なり、そのエネルギが一定以上の大きさに達するとレー
ザビーム11として外部に放出される。
【0005】半導体レーザ2の発振波長の設定は、半導
体レーザ2を温度制御することにより行うことができ
る。そこで、従来の固体レーザ装置では、特開平4−2
40786号公報に開示されているように、温度制御器
7により半導体レーザ2の温度を制御しつつ、フォトダ
イオード領域1a,1b,1cの電流をモニタし、その
うち、固体レーザ媒質5の吸収スペクトルのピーク波長
に一致するようバンドパスフィルタの波長領域のピーク
を設計してあるフォトダイオード領域1bのモニタ電流
を最大とすることにより、半導体レーザ2の発振波長の
ピークと固体レーザ媒質5の吸収スペクトルのピーク波
長を一致させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体レーザ装置
では、上述したように、半導体レーザのピークの発振波
長を固体レーザ媒質の吸収スペクトルのピーク波長に一
致するように設定する構成とすることで、固体レーザ媒
質5の励起効率を高めるようにしている。しかしなが
ら、かかる従来の構成においては、高出力を得ようとし
て、出力の大きい半導体レーザにより励起すると、固体
レーザ媒質5の端面近傍が強く励起され、固体レーザ媒
質内の光の強度分布が一様でなくなり、ビーム形状が崩
れるという現象が生じる。このために、従来の構成で
は、励起効率を高めることができても、高出力の高品質
ビームを発生させることはできないという問題点があっ
た。
【0007】さらに、従来の固体レーザ装置では、上述
したように3つのフォトダイオード1a,1b,1cか
らのモニタ電流を比較し、そのうち、フォトダイオード
1bのモニタ電流が最大となるように、半導体レーザ2
の温度制御を行うようにしたために、複雑な温度制御系
を構築する必要があり、装置の構成が複雑になるのに加
え、コスト高になるという問題点もあった。
【0008】本発明は、係る問題点を解決するためにな
されたものであり、固体レーザ媒質を均一に励起するこ
とができるようにして、高品質で、高出力のレーザ増幅
媒質を得るとともに、高出力かつ品質の良いレーザビー
ムを発生することができる固体レーザ増幅装置、及び固
体レーザ装置を、簡単な構成により安価に得ることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光励起固体
レーザ増幅装置は、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質
と、固体レーザ媒質を冷却する冷却手段と、固体レーザ
媒質を励起する光を発する励起光源と、励起光源が発す
る光の波長を設定する波長設定手段とを備え、励起光源
は、固体レーザ媒質の光軸に対してほぼ垂直方向から固
体レーザ媒質を励起し、波長設定手段は、固体レーザ媒
質を冷却する冷却媒体の温度を設定することにより、光
の波長を、固体レーザ媒質の吸収スペクトルの範囲内
で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトルのピーク波
長と一致せず、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトル
波長からずれ量が5.1nm以下の波長に設定するもの
である。
【0010】
【0011】
【0012】このような構成によれば、波長設定手段
は、活性媒質を含む固体レーザ媒質の吸収スペクトルの
範囲内で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトルピー
ク波長と一致しないように、励起光源が発する光の波長
を設定する。励起光源から発せられた光は、固体レーザ
媒質を励起する。固体レーザ媒質に吸収された光のう
ち、レーザ光とならなかった成分は熱となり、この熱に
より加熱された固体レーザ媒質は、冷却手段により冷却
される。
【0013】また、本発明に係る光励起固体レーザ増幅
装置は、固体レーザ媒質を冷却する冷却手段が冷却媒体
を流すフローチューブから構成されているものである。
【0014】このような構成によれば、固体レーザ媒質
に吸収された光の内レーザ光とならなかった成分は熱と
なり、この熱により加熱された固体レーザ媒質は、周囲
に配置されたフローチューブ内を流れる冷却媒体により
冷却される。
【0015】また、本発明に係る光励起固体レーザ増幅
装置は、固体レーザ媒質を囲むように配置される集光
器、及びこの集光器に設けられ、固体レーザ媒質を励起
する光を導入する開口部を備えたものである。
【0016】このような構成によれば、励起光源から発
せられた光は、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質を囲
むように配置された集光器の開口部から集光器内に導か
れ、固体レーザ媒質を励起する。固体レーザ媒質により
吸収されなかった光は、集光器内面で反射し、再び固体
レーザ媒質を励起する。
【0017】また、本発明に係る光励起固体レーザ増幅
装置は、集光器の内面が光拡散反射面から構成されてい
るものである。
【0018】このような構成によれば、励起光源から発
せられた光は、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質を囲
むように配置された拡散反射集光器の開口部から集光器
内に導かれ、固体レーザ媒質を励起する。固体レーザ媒
質により吸収されなかった光は、拡散反射集光器内面で
拡散反射し、再び固体レーザ媒質を励起する。
【0019】また、本発明に係る光励起固体レーザ増幅
装置は、励起光源として、半導体レーザを用いるように
したものである。
【0020】このような構成によれば、半導体レーザが
活性固体媒質を含む固体レーザ媒質を励起する光を発す
る。
【0021】さらに、本発明に係る光励起固体レーザ装
置は、固体レーザ媒質から光を取り出す光共振器を備え
たものである。
【0022】このような構成によれば、光共振器は、励
起光源からの光により励起された固体レーザ媒質から光
を取り出す。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
半導体レーザ励起固体レーザ増幅装置を示す構成図であ
り、(a)は横断面図、(b)は水平断面図である。こ
れらの図において、8、9は、図8に示した従来装置と
同一のものである。活性固体レーザ媒質を含む固体レー
ザ媒質5Aは、例えばNd:YAG(Nd:Yttri
um Aluminum Garnet)からなり、断
面が円形のロッド状の形をしている。基台8の両側に
は、後述の半導体レーザアレイを冷却する冷却板7Aが
設けられ、その上に、発光部13を備えた半導体レーザ
アレイ12が設けられている。また固体レーザ媒質5A
には、これを包むようにフローチューブ14が設けら
れ、このフローチューブ14と固体レーザ媒質5Aの間
に冷却媒体24が流されている。
【0026】フローチューブ14及び固体レーザ媒質5
Aは、支持機構15により支持されている。この支持機
構15はまた冷却媒体24を装置外部からフローチュー
ブ14内へ導入する機構を有する側板により構成されて
いる。冷却板7Aもまた内部に冷却媒体24を流す機構
を備え、この冷却媒体24は、その温度制御機構(図示
しない)を備えた冷却媒体循環装置23により循環され
ている。なお、図中22は、半導体レーザアレイ12に
電流を流すための電源である。
【0027】上述のように構成された固体レーザ増幅装
置において、冷却媒体循環装置23は、半導体レーザア
レイ12の発光部13から発せられる励起光9のピーク
波長を活性固体レーザ媒質を含む固体レーザ媒質5Aの
吸収スペクトル(波長に対する吸収特性)の範囲内で、
かつ、固体レーザ媒質5Aの吸収スペクトルピーク波長
と一致しないよう、設定された値に冷却媒体24の温度
を制御して、冷却板7Aの温度を制御すると共に、支持
機構15を介してフローチューブ内に冷却媒体24を流
す。固体レーザ媒質5Aは、励起光9により側面から励
起され、レーザビームを増幅するレーザ増幅媒質とな
る。
【0028】冷却媒体循環装置23により制御される冷
却媒体24の設定(目標)温度、は一例として、次のよ
うにして予め定めることができる。まず、固体レーザ媒
質5Aの吸収スペクトルを分光光度計などにより測定す
る。ただし、例えば本発明の実施の形態で使用するN
d:YAGなどの吸収スペクトルが既知の固体レーザ媒
質5Aを用いる場合は、このステップは省略できる。次
に、半導体レーザアレイ12の動作電流(出力)、冷却
媒体24の温度(これは冷却媒体循環装置23により設
定できる)、及び半導体レーザアレイ12から発せられ
る励起光の波長の関係を測定により求める。励起光の波
長は、分光計、光スペクトラムアナライザ等で測定する
ことができる。
【0029】半導体レーザアレイ12の動作電流と冷却
媒体温度を決めると、半導体レーザアレイ12の動作温
度が決まり、これにより半導体レーザアレイ12はある
決まった波長の励起光を発するようになる。したがっ
て、半導体レーザアレイ12の動作電流をある値に定め
れば、それより発生される励起光の波長が、固体レーザ
媒質5Aの吸収スペクトルのピーク波長に一致しないよ
うに、冷却媒体温度を決定することができる。こうし
て、冷却媒体循環装置23、冷却媒体24、冷却板7A
は本発明の波長設定手段を構成している。
【0030】なお、固体レーザ媒質5Aに吸収された励
起光9のうち、レーザビームとならなかった成分は熱と
なり、この熱により加熱された固体レーザ媒質5Aは、
周囲に配置されたフローチューブ14内を流れる冷却媒
体24により冷却される。
【0031】図2は固体レーザ媒質の吸収スペクトルと
励起光の波長分布の関係を示す図であり、図2(a)は
発明の実施の形態1による固体レーザ媒質の吸収スペク
トルと励起光の波長分布の関係の一例であり、図2
(b)は比較例による固体レーザ媒質の吸収スペクトル
と励起光の波長分布の関係である。本実施の形態におい
ては、励起光の波長ピークは固体レーザ媒質の吸収スペ
クトルの範囲内にあり、かつ、固体レーザ媒質の吸収ス
ペクトルピーク波長とは一致していない。一方、比較例
においては、励起光の波長ピークは固体レーザ媒質の吸
収スペクトルピーク波長と一致している。
【0032】図3は実施の形態1及び比較例による固体
レーザ媒質の軸に垂直な方向の自然放出光の発光強度分
布を示す図であり、実線で実施の形態1の自然放出光の
発光強度分布を示し、破線で比較例の自然放出光の発光
強度分布を示す。図3において、実施の形態1には、N
d原子濃度が1.1%の場合は、Nd:YAGの吸収ス
ペクトルピーク波長808.5nmから、励起光の波長
ピークを5.1nmずらした803.4nmとして、N
d原子濃度が1.0%の場合は、4.8nmずらした8
03.7nmとして、Nd原子濃度が0.8%の場合
は、3.9nmずらした804.6nmとして、Nd原
子濃度が0.6%の場合は、2.1nmずらした80
6.4nmとして、固体レーザ媒質における励起光の吸
収係数が2cm-1となるようにした場合の自然放出光の
発光強度分布を示しており、比較例には、固体レーザ媒
質5AとしてNd濃度1.1原子%のNd:YAGを用
いて、励起光の波長ピークと固体レーザ媒質の吸収スペ
クトルピーク波長が一致するようにし、固体レーザ媒質
における励起光の吸収係数を4.1cm-1とした場合の
自然放出光の発光強度分布を示している。
【0033】比較例においては、励起光の波長ピークと
固体レーザ媒質の吸収スペクトルピーク波長とが一致し
ているため、励起光は固体レーザ媒質の側面に近い部分
で強く吸収され、固体レーザ媒質の中心に近い部分に吸
収される割合が少なくなる、すなわち、固体レーザ媒質
の側面に近い部分が強く励起され、固体レーザ媒質の中
心に近い部分が励起される割合は少なくなるので、自然
放出光の発光強度は固体レーザ媒質の側面に近い部分で
高く、中心に近い部分で低くなっている。一方、実施の
形態1においては、励起光の波長ピークは固体レーザ媒
質の吸収スペクトルの範囲内にあり、かつ、固体レーザ
媒質の吸収スペクトルピーク波長とは一致していないた
め、励起光が固体レーザ媒質の側面に近い部分で吸収さ
れる割合と、固体レーザ媒質の中心に近い部分に吸収さ
れる割合がほぼ等しくなる。すなわち、固体レーザ媒質
の側面に近い部分が励起される割合と固体レーザ媒質の
中心に近い部分が励起される割合はほぼ等しくなるの
で、固体レーザ媒質の軸に垂直な方向の自然放出光の発
光強度分布はほぼ均一になっている。
【0034】なお、実施の形態1では、半導体レーザア
レイ12を固体レーザ媒質5Aの側面に2個配置する構
成を示したが、本発明はこの数に限られるものではな
く、1個でも、3個以上でもよく、その配置位置は、半
導体レーザアレイ12の発光部13から発せられる励起
光9が固体レーザ媒質5Aに入射する位置から、自由に
選んでよい。
【0035】以上のように、上述した構成の半導体レー
ザ励起固体レーザ増幅装置は、励起光の波長ピークを活
性固体レーザ媒質を含む固体レーザ媒質の吸収スペクト
ルの範囲内で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトル
ピーク波長と一致しないようにしたので、固体レーザ媒
質を均一に励起でき、高品質のレーザ増幅を行うことが
できる。また、フローチューブ内を流れる冷却媒体によ
り固体レーザ媒質を冷却するようにしたので、効率良く
固体レーザ媒質を冷却することができる。
【0036】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2による半導体レーザ励起固体レーザ増幅装置を示す構
成図であり、図4(a)は横断面構成図、図4(b)は
縦断面構成図、図4(c)は集光器を横方向から見た側
面構成図である。図において、16は固体レーザ媒質5
Aを囲むように配置され、内面が励起光9を反射するよ
うに構成された集光器であり、半導体レーザアレイ12
の発光部13から発せられる励起光9を内部に導入する
ための開口部17が開けられている。実施の形態2にお
いて、集光器16は例えば金の内面を鏡面研摩したも
の、あるいは、ガラスの内面に励起光9に対する全反射
コーティングを施したものからなっている。半導体レー
ザアレイ12は、発光部13から発せられる励起光9が
集光器16に開けられた開口部17から集光器16の内
部にほとんど損失なく導入されるよう、発光部13が開
口部17に近接するように配置されている。
【0037】上述したように構成された半導体レーザ励
起固体レーザ増幅装置においては、上記実施の形態1と
同様、冷却板7Aは、冷却媒体により、図示しない図1
の冷却媒体循環装置と共に、半導体レーザアレイ12の
発光部13から発せられる励起光9の波長ピークを活性
固体レーザ媒質を含む固体レーザ媒質5Aの吸収スペク
トルの範囲内で、かつ、固体レーザ媒質5Aの吸収スペ
クトルピーク波長と一致しないように温度制御して波長
設定を行う。固体レーザ媒質5Aは、開口部17から損
失なく集光器16内に導入された励起光9により側面か
ら励起され、レーザビームを増幅するレーザ増幅媒質と
なる。
【0038】上述した構成において、固体レーザ媒質5
Aによって吸収されなかった励起光9は、固体レーザ媒
質5Aを通過後、集光器16の内面で反射し、再び固体
レーザ媒質5Aを均一に励起する。
【0039】実施の形態2に示した構成によれば、固体
レーザ媒質によって吸収されなかった励起光が、固体レ
ーザ媒質を通過後、集光器の内面で反射し、再び固体レ
ーザ媒質を均一に励起するようにしたので、固体レーザ
媒質を均一に、効率良く励起でき、高品質のレーザ増幅
を効率良く行うことができる。
【0040】実施の形態3.図5は本発明の実施の形態
3による半導体レーザ励起固体レーザ増幅装置を示す構
成図であり、図5(a)は横断面構成図、図5(b)は
縦断面構成図、図5(c)は拡散反射集光器を横方向か
ら見た側面構成図である。図において、18は固体レー
ザ媒質5Aを囲むように配置され、内面が拡散反射面か
らなる拡散反射集光器であり、開口部17Aが開けられ
ている。19は板状の、例えばサファイア、ドープされ
ていないYAG(Yttrium Aluminum
Garnet)、または励起光9に対して高屈折率のガ
ラスからなる、励起光9を導波する光導波光学素子であ
り、開口部17A内に配設される。半導体レーザアレイ
12は、発光部13から発せられる励起光9が光導波光
学素子19端面からほとんど損失なく導入されるよう、
発光部13が光導波光学素子19端面に近接するように
配置されている。
【0041】上述のように構成された半導体レーザ励起
固体レーザ増幅装置においては、実施の形態1と同様、
冷却板7Aは、図示しない図1の冷却媒体循環装置と共
に、半導体レーザアレイ12の発光部13から発せられ
る励起光9の波長ピークを活性固体レーザ媒質を含む固
体レーザ媒質5Aの吸収スペクトルの範囲内で、かつ、
固体レーザ媒質5Aの吸収スペクトルピーク波長と一致
しないように温度制御して波長設定を行う。光導波光学
素子19の端面には、励起光9に対する無反射コーティ
ングが施されており、励起光9はほとんど損失なく光導
波光学素子19内に導かれる。光導波光学素子19は例
えばサファイア、ドープされていないYAG(Yttr
ium Aluminum Garnet)、または励
起光9に対して高屈折率のガラスから作られており、屈
折率が1.7から1.8と大きいため、光導波光学素子
19内に斜入射された励起光9は、光導波光学素子19
の上下面で全反射させられ、ほとんど損失なく拡散反射
集光器18内に導かれる。固体レーザ媒質5Aは、開口
部17から損失なく拡散反射集光器18内に導入され
た、励起光9により側面から励起され、レーザビームを
増幅するレーザ増幅媒質となる。
【0042】上述した構成において、固体レーザ媒質5
Aによって吸収されなかった励起光9は、固体レーザ媒
質5Aを通過後、拡散反射集光器18の内面で拡散反射
し、再び固体レーザ媒質5Aを均一に励起する。
【0043】実施の形態3に示した構成によれば、固体
レーザ媒質によって吸収されなかった励起光が、固体レ
ーザ媒質を通過後、拡散反射集光器の内面で拡散反射
し、再び固体レーザ媒質を均一に励起するようにしたの
で、固体レーザ媒質をさらに均一に、効率良く励起で
き、さらに高品質のレーザ増幅を効率良く行うことがで
きる。
【0044】実施の形態4.また、上述したいずれの実
施の形態においても、固体レーザ増幅装置としての構成
について述べてきたが、例えば図6に示すように図5に
おいて示した実施の形態3と同様の構造を有する半導体
レーザ励起固体レーザ増幅装置を使用し、活性固体レー
ザ媒質を含む固体レーザ媒質5Aの前後に全反射ミラー
4及び部分反射ミラー6を設置し、光共振器を構成すれ
ば、励起された固体レーザ媒質より発生された自然放出
光は、ミラー4とミラー6により構成される光共振器間
を往復する間に増幅され、指向性の良いレーザビーム1
0となり、一定以上の大きさに達するとレーザビーム1
1として外部に取り出すことができるので、半導体レー
ザ励起固体レーザ装置として使用でき、高品質のレーザ
ビームを高効率に得ることができる。
【0045】実施の形態5.実施の形態1ないし実施の
形態4においては、固体レーザ媒質、フローチューブ、
集光器、及び拡散反射集光器内面の断面が円形のものに
ついて説明したが、いずれも円形に限るものでなく、例
えば矩形、楕円等どのような形でもよく、また、フロー
チューブ内を流れる冷却媒体により固体レーザ媒質を冷
却する構成としたが、本発明の冷却手段は、これら限る
ものではなく、どのような冷却手段を用いてもよい。例
えば、図7に示すように、冷却板20上に断面が四角の
棒上の固体レーザ媒質5Aを配置するように構成すれ
ば、より簡単な構成で、固体レーザ媒質5Aを冷却する
ことができる。
【0046】さらに、上述した実施の形態では、波長設
定手段として、冷却媒体循環装置、冷却板、冷却媒体等
からなる温度制御構成を示したが、これらに代わり、ペ
ルチェ素子等の電子冷却素子を冷却板等に用いることも
できる。この場合も実施の形態1で説明したと同様、電
子冷却素子の温度、すなわちその駆動電流を決定するこ
とで、半導体レーザアレイによる励起光の波長の設定を
行うことができる。
【0047】実施の形態6.上述したいずれの実施の形
態においても、励起光源として半導体レーザを用い、波
長設定手段として、温度制御(冷却媒体循環装置等ある
いは電子冷却素子等)により励起光のピーク波長を活性
固体レーザ媒質を含む固体レーザ媒質の吸収スペクトル
の範囲内で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトルピ
ーク波長と一致しないように設定する例を示したが、本
発明の波長設定手段は、これらに限られるものではな
く、例えばチタンサファイアレーザ等の他の可変波長レ
ーザを励起光源として用い、この励起光の波長を、例え
ば複屈折性光学素子、またはエタロン板等の光学素子を
用いて固体レーザ媒質の吸収スペクトルの範囲内で、か
つ、固体レーザ媒質の吸収スペクトルピーク波長と一致
しない波長に変更するようにしてもよい。
【0048】または、このような波長設定手段を設け
ず、活性固体レーザ媒質を含む固体レーザ媒質の吸収ス
ペクトルの範囲内で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペ
クトルピーク波長と一致しない波長で発振する、例えば
他の固体レーザ、またはイオンレーザなどの固定波長の
レーザを励起光源としてもよい。要は、活性固体レーザ
媒質を含む固体レーザ媒質の吸収スペクトルの範囲内
で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペクトルピーク波長
と一致しない波長の光源を励起光源として用いればよ
い。
【0049】なお、上述したいずれの実施の形態におい
ても、固体レーザ媒質としてNd:YAG(Nd:Yt
trium Aluminum Garnet)を用い
るものについて示したが、本発明はこれに限られるもの
でなく、光励起できる固体レーザ媒質であればよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、活性固体媒質を含む固
体レーザ媒質と、固体レーザ媒質を冷却する冷却手段
と、固体レーザ媒質を励起する光を発する励起光源と、
励起光源が発する光の波長を設定する波長設定手段と
備え、励起光源は、固体レーザ媒質の光軸に対してほぼ
垂直方向から固体レーザ媒質を励起し、波長設定手段
は、固体レーザ媒質を冷却する冷却媒体の温度を設定す
ることにより、光の波長を、固体レーザ媒質の吸収スペ
クトルの範囲内で、かつ、固体レーザ媒質の吸収スペク
トルのピーク波長と一致せず、かつ、固体レーザ媒質の
吸収スペクトル波長からずれ量が5.1nm以下の波長
に設定するので、固体レーザ媒質の軸に垂直な方向の励
起分布を均一にすることができ、高品質、高出力のレー
ザビームを発生する固体レーザ増幅装置を簡単な構成に
より安価に得ることができる。
【0051】
【0052】また、本発明によれば、いずれかの光励起
固体レーザ増幅装置に対し、フローチューブを流れる冷
却媒体により、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質を冷
却するように構成したので、上記効果に加え、効率良く
固体レーザ媒質を冷却できる効果も得ることができる。
【0053】また、本発明によれば、光励起固体レーザ
増幅装置に対し、活性固体媒質を含む固体レーザ媒質を
囲むように配置される集光器、及びこの集光器に設けら
れ、上記固体レーザ媒質を励起する光を導入する開口部
を備えたので、上記効果に加え、ほとんど損失なく励起
光源から発せられる光を集光器内に導くことができると
ともに、励起光源の光を集光器内で反射して、高効率に
高品質のレーザ増幅を行うことができる。
【0054】また、本発明によれば、光励起固体レーザ
増幅装置に対し、集光器の内面を光拡散反射面で構成し
たので、励起光源の光を集光器内でより均一に反射し
て、固体レーザ媒質を極めて均一に励起でき、高効率に
さらに高品質のレーザ増幅を行うことができる。
【0055】また、本発明によれば、光励起固体レーザ
増幅装置に対し、励起光源として半導体レーザを用いる
ようにしたので、コンパクトな励起光源から、高効率で
高出力な光を発生させることができ、高効率に高品質、
高出力のレーザビームを発生する固体レーザ増幅装置を
コンパクトな構成により得ることができる。
【0056】また、本発明によれば、光励起固体レーザ
増幅装置の励起光源からの光により励起された固体レー
ザ媒質から、光共振器を用いて、光を取り出すように構
成したので、高品質、高出力のレーザビームを発生させ
ることができる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による光励起固体レー
ザ増幅装置を示す構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による光励起固体レー
ザ増幅装置の動作を説明する図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による光励起固体レー
ザ増幅装置の動作を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態2による光励起固体レー
ザ増幅装置を示す構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態3による光励起固体レー
ザ増幅装置を示す構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態4による光励起固体レー
ザ装置を示す構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態5による光励起固体レー
ザ増幅装置を示す構成図である。
【図8】 従来の光励起固体レーザ装置を示す構成図で
ある。
【図9】 従来の光励起固体レーザ装置の動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 フォトダイオード、1a,1b,1c フォトダイ
オード領域、2 半導体レーザ、3 半導体レーザ発光
部、4,4A 全反射ミラー、5,5A 固体レーザ媒
質、6 部分反射ミラー、7A 冷却板、8 基台、9
励起光、10,10A レーザビーム、11 レーザ
ビーム、12 半導体レーザアレイ、13 発光部、1
4 フローチューブ、15 側板、16 集光器、1
7,17A開口部、18 拡散反射集光器、20 冷却
板、23 冷却媒体循環装置、24 冷却媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/042 H01S 3/094

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性固体媒質を含む固体レーザ媒質と、
    上記固体レーザ媒質を冷却する冷却手段と、上記固体レ
    ーザ媒質を励起する光を発する励起光源と、上記励起光
    源が発する光の波長を設定する波長設定手段とを備え、 上記励起光源は、上記固体レーザ媒質の光軸に対してほ
    ぼ垂直方向から上記固体レーザ媒質を励起し、上記波長設定手段は、上記固体レーザ媒質を冷却する冷
    却媒体の温度を設定することにより、上記光の波長を、
    上記固体レーザ媒質の吸収スペクトルの範囲内で、か
    つ、上記固体レーザ媒質の吸収スペクトルのピーク波長
    と一致せず、かつ、上記固体レーザ媒質の吸収スペクト
    ル波長からずれ量が5.1nm以下の波長に設定する
    励起固体レーザ増幅装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光励起固体レーザ増幅
    装置において、上記固体レーザ媒質を冷却する冷却手段
    が冷却媒体を流すフローチューブで構成されている光励
    起固体レーザ増幅装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光励起
    固体レーザ増幅装置において、上記固体レーザ媒質を囲
    むように配置され、かつ上記励起光源からの光を導入す
    る開口部を有し、上記開口部より導入され上記固体レー
    ザ媒質により吸収されない光を上記固体レーザ媒質側に
    反射する集光器を備えた光励起固体レーザ増幅装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光励起固体レーザ増幅
    装置において、上記集光器の内面が光拡散反射面で構成
    されている光励起固体レーザ増幅装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    に記載の光励起固体レーザ増幅装置において、上記励
    起光源は半導体レーザである光励起固体レーザ増幅装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    に記載の光励起固体レーザ増幅装置に、上記固体レー
    ザ媒質から光を取り出す光共振器を備えてなる光励起固
    体レーザ装置。
JP07266596A 1996-03-27 1996-03-27 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法 Expired - Lifetime JP3290345B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07266596A JP3290345B2 (ja) 1996-03-27 1996-03-27 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法
EP97105100A EP0798826A3 (en) 1996-03-27 1997-03-26 Photoexcitation solid-state laser or amplifier and photoexcitation method
US08/825,048 US5889808A (en) 1996-03-27 1997-03-27 Photoexcitation solid laser amplifier photoexcitation solid laser unit and solid laser excitation method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07266596A JP3290345B2 (ja) 1996-03-27 1996-03-27 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09260756A JPH09260756A (ja) 1997-10-03
JP3290345B2 true JP3290345B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=13495897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07266596A Expired - Lifetime JP3290345B2 (ja) 1996-03-27 1996-03-27 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5889808A (ja)
EP (1) EP0798826A3 (ja)
JP (1) JP3290345B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111711054A (zh) * 2020-06-24 2020-09-25 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种新型激光放大器

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041688A4 (en) * 1997-12-15 2002-07-31 Mitsubishi Electric Corp Solid-state laser device excited by semiconductor lasers
JP4927051B2 (ja) * 1998-11-12 2012-05-09 三菱電機株式会社 半導体レーザ光出力装置および固体レーザロッド励起モジュール
US6567455B1 (en) * 1998-11-19 2003-05-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor laser-excited solid laser
JP2001223423A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Inst Of Physical & Chemical Res レーザー装置
US6647350B1 (en) * 2000-06-02 2003-11-11 Exactus, Inc. Radiometric temperature measurement system
US7058100B2 (en) * 2002-04-18 2006-06-06 The Boeing Company Systems and methods for thermal management of diode-pumped solid-state lasers
US7949022B2 (en) * 2006-04-27 2011-05-24 Lockheed Martin Corporation Diode pumping of a laser gain medium

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2215906B (en) * 1988-02-10 1992-09-16 Mitsubishi Electric Corp Laser device
FR2641422B1 (fr) * 1989-01-04 1994-09-30 Comp Generale Electricite Laser a barreau avec pompage optique par source a plage d'emission etroite
JPH0797675B2 (ja) * 1989-03-28 1995-10-18 シャープ株式会社 半導体レーザ励起型固体レーザ装置
JP3231341B2 (ja) * 1991-01-24 2001-11-19 松下電器産業株式会社 半導体レーザ励起固体レーザ装置およびその励起波長制御方法
US5590147A (en) * 1994-12-19 1996-12-31 The Morgan Curcible Company Plc Side-pumped lasers
JPH08181368A (ja) * 1994-12-22 1996-07-12 Mitsubishi Electric Corp 固体レーザ増幅装置及び固体レーザ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111711054A (zh) * 2020-06-24 2020-09-25 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种新型激光放大器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0798826A3 (en) 1998-06-17
EP0798826A2 (en) 1997-10-01
JPH09260756A (ja) 1997-10-03
US5889808A (en) 1999-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4050328B2 (ja) 高出力レーザ装置
US6654163B1 (en) Optical amplifier arrangement for a solid state laser
US5627849A (en) Low amplitude noise, intracavity doubled laser
US7369582B2 (en) High-power fiber laser amplifier and fiber laser oscillator
US20110150013A1 (en) Resonant pumping of thin-disk laser with an optically pumped external-cavity surface-emitting semiconductor laser
US5659558A (en) Short-wavelength laser element doped with rare earth ions, optical amplifier doped with rare earth ions, and wavelength converter doped with rare earth ions
JPH08181368A (ja) 固体レーザ増幅装置及び固体レーザ装置
Bruesselbach et al. A 2.65-kW Yb: YAG single-rod laser
Erhard et al. Pumping schemes for multi-kW thin disk lasers
JP3290345B2 (ja) 光励起固体レーザ増幅装置、光励起固体レーザ装置、および固体レーザ励起方法
Golla et al. 15 W single-frequency operation of a cw, diode laser-pumped Nd: YAG ring laser
US20090003402A1 (en) Semiconductor-laser pumped Ti:sapphire laser
JPH10294512A (ja) 固体レーザ装置
KR20180023132A (ko) 슬랩 고체 레이저 증폭장치
US7003011B2 (en) Thin disk laser with large numerical aperture pumping
Pabœuf et al. Blue laser emission by intracavity second harmonic generation in Nd: ASL pumped by a tapered amplifier laser diode stabilized by a volume Bragg grating
US5539758A (en) Upconversion pumped thulium fiber amplifier and laser operating at 790 to 830 nm
JP3967754B2 (ja) 側面ポンピングレーザー
JP2862031B2 (ja) レーザ装置
JP3094436B2 (ja) 半導体レーザ励起固体レーザ装置
JPH04240786A (ja) 半導体レーザ励起固体レーザ装置およびその励起波長制御方法
JPH0818129A (ja) 希土類イオン添加短波長レーザ光源装置及び希土類イオン添加光増幅器
JP4001077B2 (ja) 固体レーザ増幅装置及び固体レーザ装置
JP2000183433A (ja) 固体shgレーザ装置
Meyer et al. Quasi-waveguide amplifiers based on bulk laser gain media in Herriott-type multipass cells

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080322

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120322

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130322

Year of fee payment: 11