JP3289903B2 - 6−アミノカプロニトリルの精製法 - Google Patents

6−アミノカプロニトリルの精製法

Info

Publication number
JP3289903B2
JP3289903B2 JP51495693A JP51495693A JP3289903B2 JP 3289903 B2 JP3289903 B2 JP 3289903B2 JP 51495693 A JP51495693 A JP 51495693A JP 51495693 A JP51495693 A JP 51495693A JP 3289903 B2 JP3289903 B2 JP 3289903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aminocapronitrile
tha
hours
cyclopentanone
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51495693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07504415A (ja
Inventor
ジエイムズ・バーナード シージヤ,
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH07504415A publication Critical patent/JPH07504415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3289903B2 publication Critical patent/JP3289903B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/32Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C253/34Separation; Purification

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、テトラヒドロアゼピン(THA)を含む混合
物から、THAを沸点のより高い化合物に変換させ、次い
で制御蒸留をおこなって6−アミノカプロニトリルのを
回収することからなる、精製した6−アミノカプロニト
リルの製造法に関する。得られた6−アミノカプロニト
リルは充分に純度が高く、色調の優れた、ゲル含量の少
ない高分子量6−ナイロンに重合することができる。
発明の背景 6−アミノカプロニトリルを重合させてナイロンポリ
マーを形成することは、Greenewaltの米国特許第2,245,
129号、およびCuratolo他の米国特許第4,568,736号に開
示されている。
6−アミノカプロニオリルを、アジポニトリルの部分
水素化によって製造しようとすると、同時にヘキサメチ
レンジアミンと、下記式によって表されるテトラヒドロ
アゼピンとが副生する。
ヘキサメチレンジアミンは、同混合物から単純蒸留に
よって容易に除去されるが、テトラヒドロアゼピン(以
後THAと略記する)は容易には別れない。重合させる6
−アミノカプロニトリル(以後場合によって6−ACNと
略記する)の中にTHAが存在すると、得られるポリマー
は分子量が制限され、着色し、そして分岐する。それ
故、重合に先立って、6−ACNからはTHAを除去するのは
重要である。
本発明の目的は、THAを含まない6−ACNを得る簡単で
効率的な方法を提供することである。
今、6−ACNを約235℃(6−ACNの大気圧下の沸点に
ほぼ同じ)に加熱すると、含まれるTHAをゆっくりと、
単純蒸留によって6−ACNから分離できる化合物に変え
られることが発見された。ある種の有機化合物を6−AC
Nに添加するとTHAの変換時間が短縮できる。
発明の要約 本発明は、6−アミノカプロニトリルとテトラヒドロ
アゼピンを含む混合物から6−アミノカプロニトリルを
回収する方法において、同方法が、(a)該混合物を約
235℃の温度に加熱してテトラヒドロアゼピンを沸点が
より高い化合物に変換させ、そして(b)得られた混合
物から6−アミノカプロニトリルを蒸留することからな
ることを特徴とする回収法である。該混合物にある種の
有機化合物が存在すると、テトラヒドロアゼピンの変換
速度が高くなる。適当な有機化合物は、6−ACNと反応
してイミンを形成する化合物である。これらイミン類は
熱に対して不安定で、その副生物は優先的にTHAと反応
する。そのような化合物は通常カルボニル基を含んでお
り、ケトンおよびアルデヒド類である。有機化合物の量
は好ましくは、初期混合物の約0.1ないし10重量%であ
る。
詳細な説明 温度:6−アミノカプロニトリルの標準沸点より高い温
度およびより低い温度が使用できる。温度が低くなると
THAの分解速度に制約を受け、高くなると加圧装置が必
要になるが、分解速度は増加する。6−アミノカプロニ
トリルの標準沸点が便利で、実際的であるので好まし
い。
有機化合物:適当な化合物は、6−ACNと反応してイ
ミンを形成する有機カルボニル基含有化合物である。ア
ルデヒド、ケトンおよびそれらの誘導体、例えばオキシ
ムおよびヒドラゾンが良い。シクロペンタノンおよび5
−ホルミルバレロニトリルが、反応速度および反応の完
結性が優れて未反応物が残らないので好ましい。これら
の化合物は6−アミノカプロニトリルの熱分解副生物で
もあるので、6−アミノカプロニトリルに関係の無い異
種物質がその中に入って来ないという利点がある。その
他に適当な物質として、メチルエチルケトン、アセトフ
ェノン、ヘキサナルおよびシクロヘキサノンが挙げられ
る。
工業的には、バッチ法または連続法で実施することが
できる。バッチサイクルの工程は、約3ないし5%の触
媒(例えばシクロペンタノン)の添加、シクロペンタノ
ンと6−アミノカプロニトリルとの反応によって生成す
る少量の水の除去、6−アミノカプロニトリルの標準沸
点での2時間の加熱、次いでTHAを含まない6−アミノ
カプロニトリルの蒸留からなる。
連続法も同様に操作する。6−アミノカプロニトリル
の標準沸点での滞留時間は、約2時間である。分溜塔に
よって、低沸点物および高沸点物を連続的に分離し、6
−アミノカプロニトリルの精製物を得る。
詳細な実施例 実施例1 0.19%のTHAを含む50mlの6−アミノカプロニトリル
を4時間還流する(沸点235℃)。この時点でTHAを分析
した所、0.082%であった。0.4g(0.9重量%)のシクロ
ペンタノンを添加し、還流を続けた。更に2.5時間経っ
たところで、THAは0.005%以下に減少した。
実施例2 0.23%のTHAを含む300mlの6−アミノカプロニトリル
を300mlの6−アミノカプロニトリル蒸留の最終溜分(h
eel)と混合した。この最終溜分にはシクロペンタノン
と2−メチルシクロペンタノンとのイミンが含まれてい
る。得られた混合物のTHA濃度は0.38%であった。6.5時
間還流したところ、THAは0.13%であった。22.5時間後
では0.023%になった。部分蒸留したこところ、0.04%
のTHAを含む6−アミノカプロニトリルが得られた。そ
の溜分を更に15時間還流して蒸留したところ、THA含量
が0.005%以下の6−アミノカプロニトリルが得られ
た。
実施例3 0.24%のTHAを含む9gの6−アミノカプロニトリルと
0.6gの5−ホルミルバレロニトリルを還流した。1時間
後、THAは完全に無くなった(<0.005%)。5−ホルミ
ルバレロニトリルを添加しなかった6−アミノカプロニ
トリルでは、1時間の還流後でもまだ0.21%であった。
実施例4 6.3gのシクロペンタノンと633gの0.5%のTHAを含む6
−アミノカプロニトリルを28時間還流した。シクロペン
タノンと6−アミノカプロニトリルとの反応で生成した
少量の水を蒸留によって外部に除去した。7.5時間還流
後、THAは0.17%であった。23.5時間後は、0.027%であ
った。28時間後には、0.005%以下になった。得られた
アミノカプロニトリルを0.25mmHgで真空蒸留し、THA含
量が0.005%以下の6−アミノカプロニトリルを得た。
実施例4の対照 実施例4で使用した(シクロペンタノンを添加してな
い)6−アミノカプロニトリルを0.26mmHgで真空蒸留し
た。蒸留物は0.22%のTHAを含んでいた。これは、熱前
処理が無い単純蒸溜ではTHAは脱離できないことを示し
ている。
実施例5 50gのシクロペンタノンと1,000gの、0.27%のTHAを含
む6−アミノカプロニトリルを2時間還流した。シクロ
ペンタノンと6−アミノカプロニトリルとの反応で生成
した少量の水を蒸留によって外部に除去した。1時間還
流後に、THAは0.01%、2時間後は、0.005%以下であっ
た。得られた6−アミノカプロニトリルを40mmHgで蒸留
し、THAを含まない6−アミノカプロニトリルを得た。
実施例5の対照 実施例5で使用した6−アミノカプロニトリルを4時
間還流した。THA含量は0.22%であった。
その他の促進剤を使用した実施例6から実施例12 促進剤を添加しない対照例、シクロペンタノン、メチ
ルエチルケトン、アセトフェノン、ヘキサナル、シクロ
ヘキサノン、5−ホルミルバレロニトリル。
実施例6(対照実施例) 0.32%のTHAを含む100gの6−アミノカプロニトリル
を30時間還流した。試料を0、1、3、5、6.5、22、2
5、30時間後にそれぞれ採取した(0試料は6−アミノ
カプロニトリル還流開始時に採取したものである)。そ
れぞれの試料のTHAを測定した所、0.32、0.26、0.28、
0.26、0.26、0.19、0.18、0.17%であった。
実施例7(シクロペンタノン) 0.32%のTHAを含む97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gのシクロペンタノンとを還流し、試料を0、1、
2、3、および4時間に採取した。0時間の試料は、6
−アミノカプロニトリルとシクロペンタノンとの反応で
生じた少量の水を溜去した後で採取し、そして反応容器
温度を6−アミノカプロニトリル沸点にまで上昇させ
た。それぞれの時間の試料のTHAを測定した所、0.06、
0.03、0.01、0.01、0.001%であった。
実施例8(メチルエチルケトン) 0.32%のTHAを含む97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gのメチルエチルケトンとの混合物を還流し、試料
を0、1、2、3、および5時間に採取した。0時間の
試料は、6−アミノカプロニトリルとメチルエチルケト
ンとの反応で生じた少量の水を溜去した後で採取し、そ
して反応容器温度を6−アミノカプロニトリル沸点にま
で上昇させた。それぞれの時間の試料のTHAを測定した
所、0.1、0.1、0.12、0.11、0.12%であった。
実施例9(アセトフェノン) 0.32%のTHAを含む、97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gのアセトフェノンとの混合物を還流し、試料を
0、1、2、3、および5時間に採取した。0時間の試
料は、6−アミノカプロニトリルとメチルエチルケトン
との反応で生じた少量の水を溜去した後で採取し、そし
て反応容器温度を6−アミノカプロニトリル沸点にまで
上昇させた。それぞれの時間の試料のTHAを測定した
所、0.18、0.16、0.16、0.14、0.14%であった。
実施例10(シクロヘキサノン) 0.32%のTHAを含む97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gのシクロヘキサノンとの混合物を還流し、試料を
0、1、2、3、および5時間に採取した。0時間の試
料は、6−アミノカプロニトリルとシクロヘキサノンと
の反応で生じた少量の水を溜去した後で採取し、そして
反応容器温度を6−アミノカプロニトリル沸点にまで上
昇させた。それぞれの時間の試料のTHAを測定した所、
0.11、0.09、0.05、0.03、0.02%であった。
実施例11(ヘキサナル) 0.32%のTHAを含む97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gのヘキサナルとの混合物を還流し、試料を0、
1、3、5、および7の反応時間に採取した。0時間の
試料は、6−アミノカプロニトリルとヘキサナルとの反
応で生じた少量の水を溜去した後で採取し、そして反応
容器温度を6−アミノカプロニトリル沸点にまで上昇さ
せた。それぞれの時間の試料のTHAを測定した所、0.2、
0.14、0.14、0.14、0.13%であった。
実施例12(5−ホルミルバレロニトリル) 0.32%のTHAを含む97gの6−アミノカプロニトリル
と、3gの5−ホルミルバレロニトリルとの混合物を還流
し、試料を0、1、2、3、および5時間に採取した。
0時間の試料は、6−アミノカプロニトリルと5−ホル
ミルバレロニトリルとの反応で生じた少量の水を溜去し
た後で採取し、そして反応容器温度を6−アミノカプロ
ニトリル沸点にまで上昇させた。それぞれの時間の試料
についてTHAを測定した所、0.12、0.07、0.06、0.04、
0.02%であった。
実施例13(加熱6−ACNを空気で処理して生じた5−ホ
ルミルバレロニトリル) 二酸化炭素を含まない空気
を、(160℃に)加熱した50gの、2500ppmのTHAを含む6
−アミノカプロニトリル上を1時間通過させた。これに
よって、5−ホルミルバレロニトリルの6−アミノカプ
ロニトリルイミンが1.7%生じた。得られた溶液を加
熱、(235℃)還流させた。還流1時間後、同6−アミ
ノカプロニトリルは320pmmのTHAを含んでいた。還流2
時間後、同6−アミノカプロニトリルは90ppmのTHAを含
んでいた。その6−アミノカプロニトリルを0.3mmHgで
蒸溜したら、蒸溜物のTHA含量は僅かに70ppmであった。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】6−アミノカプロニトリルとテトラヒドロ
    アゼピンを含む混合物から6−アミノカプロニトリルを
    回収する方法において、同方法が、(a)該混合物を約
    235℃の温度に加熱して、テトラヒドロアゼピンを沸点
    がより高い化合物に変換させ、そして(b)得られた混
    合物から6−アミノカプロニトリルを蒸留することから
    なることを特徴とする回収法。
  2. 【請求項2】請求の範囲1記載の回収法において、有機
    カルボニル化合物が初期混合物に存在して、テトラヒド
    ロアゼピンの変換速度を増加させることを特徴とする回
    収法。
  3. 【請求項3】請求の範囲2記載の回収法において、該有
    機カルボニル化合物が、ケトンまたはアルデヒドである
    ことを特徴とする回収法。
  4. 【請求項4】請求の範囲3記載の回収法において、該有
    機カルボニル化合物の量が、初期混合物に対して0.1な
    いし10重量%であることを特徴とする回収法。
  5. 【請求項5】請求の範囲4記載の回収法において、該化
    合物がシクロペンタノンであることを特徴とする回収
    法。
  6. 【請求項6】請求の範囲5記載の回収法において、該化
    合物が5−ホルミルバレロニトリルであることを特徴と
    する回収法。
  7. 【請求項7】請求の範囲2記載の回収法において、該化
    合物が2−メチルシクロペンタノンであることを特徴と
    する回収法。
  8. 【請求項8】請求の範囲2記載の回収法において、該初
    期混合物が、シクロペンタノンと2−メチルシクロペン
    タノンのイミンを含んでいることを特徴とする回収法。
JP51495693A 1992-02-27 1993-02-24 6−アミノカプロニトリルの精製法 Expired - Fee Related JP3289903B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US841,351 1992-02-27
US07/841,351 US5162567A (en) 1992-02-27 1992-02-27 Purification of 6-aminocapronitrile
PCT/US1993/001460 WO1993016984A1 (en) 1992-02-27 1993-02-24 Purification of 6-aminocapronitrile

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07504415A JPH07504415A (ja) 1995-05-18
JP3289903B2 true JP3289903B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=25284651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51495693A Expired - Fee Related JP3289903B2 (ja) 1992-02-27 1993-02-24 6−アミノカプロニトリルの精製法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5162567A (ja)
EP (1) EP0628025B1 (ja)
JP (1) JP3289903B2 (ja)
KR (1) KR100268689B1 (ja)
BR (1) BR9305994A (ja)
CA (1) CA2130915C (ja)
DE (1) DE69304514T2 (ja)
ES (1) ES2090982T3 (ja)
MX (1) MX9301069A (ja)
WO (1) WO1993016984A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5312959A (en) * 1993-07-12 1994-05-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Purification of 2-methylglutaronitrile or adiponitrile
DE19517823A1 (de) * 1995-05-18 1996-11-21 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Caprolactam
FR2735471B1 (fr) * 1995-06-16 1997-08-22 Rhone Poulenc Chimie Procede de preparation de lactames
DE19704613A1 (de) 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung von 6-Aminocapronsäurenitril aus Mischungen, die 6-Aminocapronsäurenitril und ein Imin enthalten
DE19704620A1 (de) 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung von 6-Aminocapronitril aus Mischungen, die 6-Aminocapronitril und ein Imin enthalten
DE19704614A1 (de) * 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennnung eines Imins aus einer Mischung enthaltend ein Amin und ein Imin
DE19812427A1 (de) 1998-03-20 1999-09-23 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung eines Azepin-Derivats aus einer Mischung enthaltend ein Amin und ein Azepin-Derivat
US5961788A (en) * 1998-10-09 1999-10-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Sequential distillation process for removing tetrahydroazepine from aminocapronitrile and/or hexamethylenediamine
DE10059716A1 (de) 2000-11-30 2002-06-06 Basf Ag Verfahren zur Reduzierung des Gehalts an einem ungesättigten Amin in einer Mischung enthaltend ein Amin und ein Nitril
DE10223827A1 (de) 2002-05-28 2003-12-11 Basf Ag Verfahren zur Reduzierung des Gehalts an einem ungesättigten Amin in einer Mischung enthaltend ein Aminonitril, ein Diamin, ein Dinitril oder deren Gemische
US6858728B2 (en) * 2003-06-17 2005-02-22 Invista North America S.A.R.L. Method for making caprolactam from impure ACN in which THA is not removed until after caprolactam is produced

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA601619A (en) * 1960-07-12 H. Ottenheym Johannes PROCESS FOR THE RECOVERY OF .omega.-AMINOCAPRONITRILE FROM MIXTURES OF .omega.-AMINOCAPRONITRILE,.omega.-CAPRONITRILE AND WATER
US2242309A (en) * 1938-03-23 1941-05-20 Du Pont Process for purifying nitriles
US3004059A (en) * 1958-02-11 1961-10-10 Degussa Process for the recovery of omega-aminonitriles
NL258960A (ja) * 1959-12-15
US4601859A (en) * 1984-05-04 1986-07-22 Allied Corporation Selective hydrogenation of aliphatic dinitriles to omega-aminonitriles in ammonia with supported, finely dispersed rhodium-containing catalyst

Also Published As

Publication number Publication date
DE69304514T2 (de) 1997-03-27
WO1993016984A1 (en) 1993-09-02
DE69304514D1 (de) 1996-10-10
KR100268689B1 (ko) 2000-10-16
KR950700238A (ko) 1995-01-16
EP0628025B1 (en) 1996-09-04
BR9305994A (pt) 1997-10-21
CA2130915A1 (en) 1993-09-02
EP0628025A1 (en) 1994-12-14
ES2090982T3 (es) 1996-10-16
US5162567A (en) 1992-11-10
JPH07504415A (ja) 1995-05-18
CA2130915C (en) 2004-05-18
MX9301069A (es) 1993-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3289903B2 (ja) 6−アミノカプロニトリルの精製法
US2565087A (en) Process for oxidation of cycloaliphatic compounds
WO1996031454A1 (fr) Procede de preparation de la 6-methylheptan-2-one
RU97113722A (ru) Способ непрерывной очистки сырого капролактама, получаемого из 6-аминокапронитрила
JP2004099585A (ja) シクロドデカノンからラウロラクタムを製造する方法
KR100219109B1 (ko) 테트라히드로아제핀을 함유하는 혼합물로부터의 6-아미노카프로니트릴의 정제
EP0085898B1 (en) Removal of trace aldehyde from unsaturated carboxylic acids
JP3289902B2 (ja) 反応性メチレン化合物と反応させることによる6−アミノカプロニトリルからのテトラヒドロアゼピン(tha)除去
US3438868A (en) Process for purifying beta-methylmercaptopropionaldehyde by reduced pressure distillation in the presence of water or a c1 to c3 alcohol
KR100503982B1 (ko) 락탐 처리 방법
Newman et al. Novel synthesis of disubstituted maleic anhydrides by the pyrolysis of 1-ethoxy-1-alkenyl esters of. alpha.-keto acids
JP2560259B2 (ja) ラクチドの製造方法
US3246036A (en) Production of 2-cyclohexylcyclo-hexanone
US4081482A (en) Manufacture of 2,6,6-trimethyl-cyclohex-2-en-1-one
US2799707A (en) Preparation of alpha-diketones
JP3218778B2 (ja) N−メチル−2−ピロリドンの精製方法
TWI307694B (en) Process for the preparation of - caprolactam from a mixture comprising 6-aminocaproamide and/or oligomers
JP2946944B2 (ja) アルキルアミノフェノール類の製造方法
EP0065356B1 (en) A method for purification of cyclopentenolones
SU311906A1 (ru) СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ОКСИМОВ ЦИКЛИЧЕСКИХ а-ЦИАНКЕТОНОВ
JP3533545B2 (ja) 2,4−ジフェニル−4−メチルペンテン−1の製造方法
CN117069571A (zh) 一种异甲基紫罗兰酮的制备方法
CA1138000A (en) Process for the purification of benzaldehyde
JPH02229125A (ja) 2,6―ジ―tert―ブチル―4―メチルフェノールの製造方法
JPH0772161B2 (ja) N―エチル―n―置換アミノフェノール類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees