JP3288776B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3288776B2
JP3288776B2 JP33139392A JP33139392A JP3288776B2 JP 3288776 B2 JP3288776 B2 JP 3288776B2 JP 33139392 A JP33139392 A JP 33139392A JP 33139392 A JP33139392 A JP 33139392A JP 3288776 B2 JP3288776 B2 JP 3288776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる分光感度の色フ
ィルタが撮像面に配列された撮像素子を備えた撮像装置
に係り、特にフルフレームスチル画に適した撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩写真に代わり磁気記録によってカラ
ー写真を記録する電子スチルカメラは、 (1)VTR、フロッピーディスク等の従来技術が応用
できる (2)安価な磁気記録媒体に記録できる 等の特徴を持ち、将来的に有望なメディアの一つとして
期待されている。この経緯については、テレビジョン学
会誌Vol.39,No.9(1885)第760〜7
64頁において論じられている。さらには、磁気記録に
代わって半導体メモリを使って、映像情報をディジタル
記録するものも開発されている。
【0003】電子スチルカメラの実現にあたり使用する
撮像素子には、汎用性や従来のビデオカメラの技術の応
用が可能である等の点から、現在のビデオカメラで一般
的に使用されている画素混合方式の撮像素子を用いるの
が望ましい。
【0004】画素混合方式のCCD撮像素子は上下2画
素を素子内で混合して読み出すもので、その代表的なフ
ィルタ配列を図2に示す。最初のフィールドにおいて
は、図2のように、水平走査毎に上下ラインが加算され
てA1,A2・・と読み出される。また、次のフィール
ドにおいては、同様に、水平走査毎に上下ラインが加算
されてB1,B2・・と読み出される。この結果、セン
サーからは、水平走査毎に、(Mg+Ye)、(G+C
y)と(G+Ye),(Mg+Cy)とが交互に出力さ
れる。いま、Mg=R+B、Ye=R+B,Cy=G+
Bで表わされるとすれば、 Mg+Ye=(R+B)+(R+G) =2R+G+B G+Cy =G+(G+B) =2G+B Mg+Cy=(R+B)+(G+B) =R+G+2B G+Ye =G+(R+G) =R+2G となり、これより演算処理を行ないR、G、B信号を生
成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画素混合方
式の撮像素子を用いて静止画を記録する際には、2フィ
ールドの期間に渡って露光して得られる2フィールドの
出力信号をインターリーブして1フレームの画像を記録
するフレームスチル画記録方式と、1フィールドの画像
のみを記録するフィールドスチル画記録方式とがある。
フィールドスチル画記録の場合、 (1)特開平ー143482号公報にあるマトリク補正
ができなくなり垂直色モワレが増加する。
【0006】(2)垂直方向の解像度が不足し、静止画
としては充分な画質が得られない。
【0007】という問題がある。そのため、静止画記録
にはフレームスチル画記録方式が望ましい。しかしなが
ら、フレームスチル画の場合、移動量の大きい被写体で
は2つのフィールドの間でぶれが生じ2重像となる問題
点がある。
【0008】以上を考慮し、画素混合撮像素子を用いて
静止画を生成する方法として、フィールド期間電荷を蓄
積した撮像素子から画素混合しないで信号を読み出し、
フルフレームスチル画の得られる色信号生成方法が考え
られている。以下、図3に示す従来の色信号生成回路の
ブロック図により、その動作を説明する。
【0009】図3において、200は撮像素子、101
はフレームメモリ、201、202、203は1H遅延
回路、204、205は加算器、206はスイッチ、2
07、208はデマルチプレクサ(De−Multip
lex、以下単にDe−MPXと記す)、209はRG
Bマトリクス、210、211は制御信号入力端子であ
る。撮像素子200の駆動方法を制御することにより、
最初のフィールドでは水平走査毎に1ラインずつA1,
A2・・と信号を読み出し、次のフィールドでは水平走
査毎に1ラインずつB1,B2・・と信号を読み出し、
2フィールド(1フレーム)分の上記撮像素子から読み
出された信号をフレームメモリ101に記憶する。該フ
レームメモリ101から上記撮像素子200の画素配列
通りに順次信号を出力し、該出力信号から1H遅延回路
201、202、203により1H遅延信号、2H遅延
信号、3H遅延信号が得られる。今、A1、A2、B
1、B2ラインの信号からの色信号の生成を考えると、
1H遅延回路203の出力にはA1ラインの信号が、1
H遅延回路202の出力にはB1ラインの信号が、1H
遅延回路201の出力にはA2ラインの信号が、またフ
レームメモリ101の出力にはB1ラインの信号が得ら
れる。したがって、加算器204からはA2ラインの信
号とB2ラインの加算信号(G+Ye、Mg+Cy…)
が、また、加算器205からはA1ラインの信号とB1
ラインの信号の加算信号(Mg+Ye、G+Cy…)が
出力される。該それぞれの加算信号はスイッチ206を
経てDe−MPX207、208に供給される。該スイ
ッチ206は、端子210に供給された水平周期の1/
2の周波数のパルスに従って切り替え、処理するライン
が変わっても、De−MPX207には常に(Mg+Y
e、G+Cy…)の信号を、また、De−MPX208
には常に(G+Ye、Mg+Cy…)の信号をそれぞれ
供給するよう動作する。端子211には水平画素周波数
の1/2の周波数のパルスが供給されることによって、
De−MPX207では、上記2つの画素信号Mg+Y
e、G+Cyを分離し、またDe−MPX208では、
上記2つの画素信号G+Ye、Mg+Cyを分離し、そ
れぞれRGBマトリクス209に供給する。該RGBマ
トリクス209により、前述したようにRGB信号を生
成することができる。このように、順次各ラインを処理
していくことにより、フルフレームスチル画の得られる
色信号を生成することができる。
【0010】しかしながら、上述のR,G,B信号生成
方法では、撮像素子の垂直方向4ラインを用いること、
および、垂直方向の画素を加算混合するため正確な位置
に色信号を補間生成できないこと、により充分な垂直解
像度が得られない。
【0011】また、スチル画用の撮像素子として、テレ
ビジョン学会誌Vol.44,No11,P46〜47
に述べられているように、1画素を上下に2分割した2
色のカラーフィルタを取りつけ、垂直方向の画素数を等
価的に2倍にしている例もある。しかしながら、動画用
撮像素子に比較し、生産数が少なくコストが高い、ある
いは、動画、静止画両方の処理には適さない、等の問題
がある。
【0012】本発明の目的は、動画用の画素混合撮像素
子を用いて、色信号の垂直解像度の劣化が少ないフルフ
レームスチル画の得られる撮像装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、該撮像部の信号の読み出しにおいて、隣接する2つ
の水平列に含まれる垂直方向に対向する2画素の信号を
混合して読み出す画素混合読み出しと、1つの水平列か
ら得られる水平列信号を読み出す非画素混合読み出し
と、のいずれかに切り替える読出制御手段と、該撮像部
より画素混合読み出しされた信号から該第1、第2、第
3、第4の色に対応する色信号を生成して出力する動画
色処理手段と、該撮像部より非画素混合読み出しされた
信号を1フレーム分記憶し、該撮像部に配列されている
該第1、第2、第3、第4の水平列フィルタの順番通り
に該記憶した内容を出力するフレームメモリと、該フレ
ームメモリの出力信号が入力され、垂直方向に隣接する
複数の水平列信号を並列に出力する信号選択手段と、該
第1、第2、第3、第4の水平列それぞれに対応するよ
うに4H周期で1H毎に切り替わる補間係数を用いて、
該信号選択手段の出力信号から該第1、第2、第3、第
4の色に対応する色信号を補間生成する色補間手段と、
該色補間手段の出力信号と該動画色処理手段の出力信号
とが入力可能であって、該読み出し制御手段が画素混合
読み出しに切り替えるときは該動画色処理手段の出力信
号を出力し、該読み出し制御手段が非画素混合読み出し
に切り替えるときは該色補間手段の出力信号を出力する
色信号切替手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記のように、色信号が、隣接する複数の水平
列信号から補間生成されるので、画素混合読みだしによ
り水平走査4ラインから生成した色信号より、垂直解像
度の劣化が少ない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0016】図1は、本発明の第1の実施例を示すブロ
ック図で、100は撮像素子、101はフレームメモ
リ、102は信号選択回路、3は色補間回路、4はRG
Bマトリクスである。撮像素子100は、図1に示すよ
うに、4つの画素A、B、C、D(説明のため、各画素
信号には位置を示す番号を付している)から構成され、
画素混合読みだしにより色信号が生成できるようA、B
の画素が1ライン毎に交互に配列される。本実施例で
は、該撮像素子100を画素混合読みだしせず、各画素
信号をそのまま読みだし、フレームメモリ101に該各
画素信号を取り込む。該フレームメモリ101に取り込
まれた信号から、信号選択回路102により隣接した垂
直3ラインの信号を取り出し、色補間回路3に供給す
る。次に色補間回路3により、上記垂直3ラインの信号
から各色信号A、B、C、Dを補間生成した後、RGB
マトリクス回路5によってRGB信号として出力され
る。
【0017】ところで、上述したように、色補間回路3
により各色信号を補間生成する訳であるが、該補間方法
について説明する。まず、n2ラインの色信号補間生成
では、A、Bの画素がないので垂直方向ではn1、n3
ラインの信号により補間する。n1、n3ラインでは
A、Bの画素の位置が異なるため、水平方向ではそれぞ
れ補間係数を変える必要がある。いま、補間後の色信号
の1画素を補間前の信号の水平5画素から生成するとす
れば、例えば、 A= 1/2(1/2A12+1/2A14) +1/2(1/4A31+1/2A33+1/4A35) B= 1/2(1/4B11+1/2B13+1/4B15) +1/2(1/2B32+1/2B34) なる式により水平画素の中心に重みをつけて補間するす
ることができる。また、C、Dについては、n2ライン
に存在するので水平方向のみ中心に重みをつけて補間生
成する。すなわち、 C= 1/2(1/2C21+C23+1/2C25) D= 1/2(D22+D24) となる。
【0018】次に、n3ラインでの1水平走査期間の色
信号の生成では、C,Dの画素がないため、n2、n4
ラインから補間し、A、Bはn3ラインから補間生成す
る。すなわち、 A= 1/2(1/2A31+A33+1/2A35) B= 1/2(B32+B34) C= 1/2(1/4C21+1/2C23+1/4C25) +1/2(1/4C41+1/2C43+1/4C45) D= 1/2(1/2D22+1/2D24) +1/2(1/2D42+1/2D44) となる。
【0019】以下、A、Bの画素配置がライン毎に交互
に入れ替わることを考慮して、n4ラインでは、 A= 1/2(1/4A31+1/2A33+1/4A35) +1/2(1/2A52+1/2A54) G= 1/2(1/2B32+1/2B34) +1/2(1/4B51+1/2B53+1/4B55) C= 1/2(1/2C41+C43+1/2C45) D= 1/2(D42+D44) n5ラインでは、 A= 1/2(A52+A54) B= 1/2(1/2B51+B53+1/2B55) C= 1/2(1/4C41+1/2C43+1/4C45) +1/2(1/4C61+1/2C63+1/4C65) D= 1/2(1/2D42+1/2D44) +1/2(1/2D62+1/2D64) となる。以後、n2、n3、n4、n5ラインでの補間
係数を順次繰り返すことにより色信号を生成することが
できる。
【0020】以上説明したように、本実施例によれば、
垂直3ラインから色信号を補間生成できるので、色信号
の垂直解像度劣化の少ない撮像装置を実現できる。な
お、本実施例では、4つの色信号をA、B、C、Dとし
て説明したが、例えば、Mg、G、Cy、Yeの4色が
一般的であるが、正常な色を再生できるものであれば、
特に色にこだわるものではなく、また、補間係数につい
ても1例を示したものであり、垂直3ラインから色信号
を補間生成できる係数であれば、特に本係数にこだわる
必要もない。
【0021】図4は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図で、第1の実施例との相違点は、信号選択回路1
02を1H遅延回路で構成した点で、同一機能、同一動
作のものは同一記号、同一符号で表わし詳細説明は省略
する。
【0022】今、撮像素子が図5に示すような画素配置
である場合、図4において、メモリから読みだされた撮
像素子の画素配列に応じた信号は、1H遅延回路2、3
により遅延した1H遅延信号、2H遅延信号と共に色補
間回路3に供給され、Mg,G,Ye,Cy各補色を補
間生成した後、R,G,Bマトリクス回路5によって
R,G,B信号として出力される。本実施例において
も、第1の実施例と同様に色信号を補間生成すると、n
2ラインでは、 Mg= 1/2(1/2Mg12+1/2Mg14) +1/2(1/4Mg31+1/2Mg33+1/4Mg35) G = 1/2(1/4G11+1/2G13+1/4G15) +1/2(1/2G32+1/2G34) Ye= 1/2(Ye22+Ye24) Cy= 1/2(1/2Cy21+Cy23+1/2Cy25) n3ラインでは Mg= 1/2(1/2Mg31+Mg33+1/2Mg35) G = 1/2(G32+G34) Ye= 1/2(1/2Ye22+1/2Ye24) +1/2(1/2Ye42+1/2Ye44) Cy= 1/2(1/4Cy21+1/2Cy23+1/4Cy25) +1/2(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) n4ラインでは、 Mg= 1/2(1/4Mg31+1/2Mg33+1/4Mg35) +1/2(1/2Mg52+1/2Mg54) G = 1/2(1/2G32+1/2G34) +1/2(1/4G51+1/2G53+1/4G55) Ye= 1/2(Ye42+Ye44) Cy= 1/2(1/2Cy41+Cy43+1/2Cy45) n5ラインでは、 Mg= 1/2(Mg52+Mg54) G = 1/2(1/2G51+G53+1/2G55) Ye= 1/2(1/2Ye42+1/2Ye44) +1/2(1/2Ye62+1/2Ye64) Cy= 1/2(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) +1/2(1/4Cy61+1/2Cy63+1/4Cy65) となる。
【0023】以後、第1の実施例と同様、n2、n3、
n4、n5ラインでの補間係数を順次繰り返すことによ
り色信号を生成することができる。
【0024】次に、上記色補間回路3の一具体例を図6
により説明する。5、6、7は水平補間フィルタ、21
〜24は加算器、25〜28はスイッチ回路である。水
平補間フィルタ5、6、7は、1画素遅延回路8〜1
1、係数器12〜16、19、20、及び、加算器1
7、18から構成されており、2タップ処理と3タップ
処理の信号を出力する。メモリから読み出された原信
号、1H遅延信号、および、2H遅延信号は、それぞれ
水平補間フィルタ5、6、7に供給され、原信号、2H
遅延信号のフィルタ処理出力は、加算器21〜24によ
り2タップ出力、3タップ出力をそれぞれ加算した後、
また、1H遅延信号のフィルタ処理出力は、直接、スイ
ッチ回路25〜28に入力される。ここで、スイッチ回
路25〜28を1H毎に4H周期で順次切り替えるよう
に制御信号を供給することにより、上述の補間式を満足
する各補色を出力することができる。
【0025】なお、本色補間回路の一具体例では、1次
元フィルタを組み合わせて実現したが、上述の補間式を
満足すれば、特に構成にこだわるものではなく、例え
ば、2次元フィルタ等により実現可能なことは言うまで
もない。
【0026】また、本実施例では、水平5画素を用いて
補間するよう説明したが、例えば3画素、あるいは7画
素等、必要な信号帯域に応じて、各補色を補間生成して
も何ら差し支えない。
【0027】以上述べたように、本実施例によれば、第
1の実施例と同様、垂直3ラインからR,G,B信号を
生成することができるので、色信号の垂直解像度の劣化
の少ない撮像装置を実現できる。
【0028】図7は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。本実施例の第1の実施例との相違点は、
垂直5ラインの信号から各補色を補間生成するよう構成
した点で、同一機能、同一動作するものは同一記号、同
一符合で示し、詳細説明は省略する。
【0029】図7において、色補間回路33には原信号
と、1H遅延回路29〜32により遅延した1H遅延信
号、2H遅延信号、3H遅延信号、4H遅延信号がそれ
ぞれ入力され、補色Mg、G、Ye、Cyが生成される
が、この動作を図7を用いて説明する。
【0030】図8は、撮像素子の画素配列上に並んだ各
画素信号に番号を付けて表わした図で、1水平走査期間
の信号を、垂直5ライン、水平5画素より生成する場合
を説明する。まず、n3ラインでの1水平走査期間の色
信号の生成では、Cy、Yeの画素信号が存在しないの
でn2、n4ラインから補間する。また、Mg、Gにつ
いては、n3ラインの信号を中心として重みを付けてn
1、n5ラインから補間する。したがって、 Mg= 1/4(1/2Mg12+1/2Mg14) +1/2(1/4Mg31+1/2Mg33+1/4Mg35) +1/4(1/2Mg52+1/2Mg54) G = 1/4(1/4G11+1/2G13+1/4G15) +1/2(1/2G32+1/2G34) +1/4(1/4G51+1/2G53+1/4G55) Ye= 1/2(1/2Ye22+1/2Ye24) +1/2(1/2Ye42+1/2Ye44) Cy= 1/2(1/4Cy21+1/2Cy23+1/4Cy25) +1/2(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) となる。次に、n4ラインでは、Mg、G信号をn3、
n5ラインから補間し、Cy、Ye信号はn4ラインを
中心に重みを付けてn2、n6ラインから補間する。よ
って、 Mg= 1/2(1/4Mg31+1/2Mg33+1/4Mg35) +1/2(1/2Mg52+1/2Mg54) G = 1/2(1/2G32+1/2G34) +1/2(1/4G51+1/2G53+1/4G55) Ye= 1/4(1/2Ye22+1/2Ye24) +1/2(1/2Ye42+1/2Ye44) +1/4(1/2Ye62+1/2Ye64) Cy= 1/4(1/4Cy21+1/2Cy23+1/4Cy25) +1/2(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) +1/4(1/4Cy61+1/2Cy63+1/4Cy65) となる。以後、第1の実施例と同様、Mg、Gの画素配
置がライン毎に入れ替わることを考慮して、n5ライン
では、 Mg= 1/4(1/4Mg31+1/2Mg33+1/4Mg35) +1/2(1/2Mg52+1/2Mg54) +1/4(1/4Mg71+1/2Mg73+1/4Mg75) G = 1/4(1/2G32+1/2G34) +1/2(1/4G51+1/2G53+1/4G55) +1/4(1/2G72+1/2G74) Ye= 1/2(1/2Ye42+1/2Ye44) +1/2(1/2Ye62+1/2Ye64) Cy= 1/2(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) +1/2(1/4Cy61+1/2Cy63+1/4Cy65) n6ラインでは、 Mg= 1/2(1/2Mg52+1/2Mg54) +1/2(1/4Mg71+1/2Mg73+1/4Mg75) G = 1/2(1/4G51+1/2G53+1/4G55) +1/2(1/2G72+1/2G74) Ye= 1/4(1/2Ye42+1/2Ye44) +1/2(1/2Ye62+1/2Ye64) +1/4(1/2Ye82+1/2Ye84) Cy= 1/4(1/4Cy41+1/2Cy43+1/4Cy45) +1/2(1/4Cy61+1/2Cy63+1/4Cy65) +1/4(1/4Cy81+1/2Cy83+1/4Cy85) となる。このように、第1の実施例と同様、4ライン毎
に補間係数を切り替えることにより、順次色信号を生成
することができる。
【0031】なお、上式の補間係数は、垂直5ラインか
ら色信号を補間生成する係数の1例であり、特に本係数
にこだわるものではない。
【0032】以上述べたように、本発明によれば、垂直
5ラインから各補色に重み付けして補間生成するので、
垂直方向でのフィルタ特性も水平方向と同様2タップ、
3タップ特性になるため、水平、垂直方向で補間特性の
揃った信号処理回路を実現できる。
【0033】図9は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例の第1の実施例との相違点は、適
応色処理回路を設け、垂直エッジでの色モワレを軽減す
るよう構成した点で、同一機能、同一動作するものは同
一記号、同一符合で示し、詳細説明は省略する。
【0034】図9において、34は適応色処理回路で、
原信号、1H遅延信号、2H遅延信号が入力され、垂直
エッジでは、それぞれ適正なレベルに利得調整した後、
上記3ラインの信号を補色分離回路3に供給する。次に
適応色処理回路34の動作を図10により詳細に説明す
る。図9において、35〜37は基準信号生成回路、3
8は係数合成回路、39〜41は乗算回路である。基準
信号生成回路35〜37は、各ライン毎の基準となる信
号レベルを検出する回路で、これら基準信号に応じた比
率で各ラインの利得調整を行なうため、同一組成の信号
とする必要がある。ところが、 Mg+G=R+B+G Ye+Cy=R+B+2G であるため、Mg,GラインのGを2倍して Mg+2G=R+B+2G とすることにより組成の一致した輝度信号を得る。今、
原信号、1H遅延信号、2H遅延信号をそれぞれS
(n)、S(n−1)、S(n−2)とすると、基準信
号生成回路35〜37の出力には、それぞれのラインの
基準信号Y(n)、Y(n−1)、Y(n−2)が形成
される。これら基準信号Y(n)、Y(n−1)、Y
(n−2)は、係数合成回路38に供給され、原信号S
(n)、1H遅延信号S(n−1)、2H遅延信号S
(n−2)に対する利得係数k1、k2、k3が生成さ
れる。これら係数k1、k2、k3は夫々、乗算回路3
9〜41により、原信号S(n)、1H遅延信号S(n
−1)、2H遅延信号S(n−2)に乗ぜられる。
【0035】このようにして各ラインの利得係数が生成
されるのであるが、補間された信号のレベルが元の信号
のレベル以上に大きくなれば、S/N劣化の原因となる
ため、補間された信号のレベルが元の信号のレベル以上
にならないよう、係数を生成するよう構成している。例
えば、係数k1、k2、k3は、次のように設定する。
【0036】 k1=Y(n−1)/MAX(Y(n),Y(n−1) k2={Y(n)/MAX(Y(n−1),Y(n))+Y(n−2) /MAX(Y(n−1),Y(n−2))}/2 k3=Y(n−1)/MAX(Y(n−1),Y(n−2)) ここで、係数k1の場合、分母がMAX(Y(n),Y
(n−1))なので、Y(n−1)≦Y(n)であれ
ば、k1=Y(n−1)/Y(n)≦1となり、Y(n
−1)>Y(n)であっても、k1は1より大きくはな
らない。従って、補間によって原信号S(n)が増幅さ
れることはない。係数k3についても同様である。ま
た、k2も1より大きくならないが、正確な色再現を得
るため、S(n−1)もレベル補正し、S(n)、S
(n−2)とのレベルを等しくしている。図11は、図
10における基準信号生成回路の一具体例を示すブロッ
ク図であり、42〜45は1画素遅延回路、46〜55
は係数回路、56〜60はスイッチ回路、61は加算器
である。今、図4の画素配置で信号が出力されるとする
と、各ラインの基準信号は、MgとGの出力されるライ
ンS(n)、S(n−2)では、 S(n) =G+Mg+2G+Mg+G =2R+2B+4G S(n−2)=1/2Mg+2G+Mg+2G+1/2Mg =2R+2B+4G となる。また、YeとCyが出力されるラインS(n−
1)では、 S(n−1)=1/2Ye+Cy+Ye+Cy+1/2Ye =2R+2B+4G となるようにスイッチ回路56〜60を切り替える。す
なわち、4H毎に係数を切り替えていくことにより、各
ラインの組成が一致した、基準信号を得ることができ
る。
【0037】図12は図10における係数合成回路38
の一具体例を示すブロック図であり、62、63は比較
回路、64〜67は除算器、68は加算器、69は係数
器である。
【0038】図12において、入力される基準信号Y
(n)とY(n−1)とが比較回路62で比較され、上
記基準信号の大きい方が選択されて出力される。また、
上記比較回路62の出力信号は、除算回路65に供給さ
れ、基準信号Y(n−1)を割り算する。該除算回路6
5の出力信号がk1となる。同様に、入力される基準信
号Y(n−1)とY(n−2)から、比較回路63、お
よび、除算回路66によって、k3が生成される。さら
に、比較回路62の出力信号は除算回路64に供給され
て基準信号Y(n)を割り算し、比較回路63の出力信
号は除算回路67に供給されて基準信号Y(n−2)を
割り算する。上記除算回路64、67の出力は加算回路
68と係数器69とによって加算平均され、上記係数k
2が得られる。
【0039】以上、説明したように、本実施例では、垂
直エッジがある場合でも、垂直方向の相関性が低下しな
いので、S/N劣化なく垂直色モワレを軽減できると共
に、色信号の垂直色解像度の劣化の小さい、撮像装置を
実現することができる。
【0040】図13は、本発明の第4の実施例を示すブ
ロック図で、他の実施例との相違点は、動画色処理と静
止画色処理を切り替えできるよう構成した点で、同一機
能、同一動作のものは同一記号、同一符号で表わし詳細
説明は省略する。
【0041】図13において、70は撮像素子の読みだ
し制御回路、71は動画色処理回路、72は切り替えス
イッチである。動画色処理回路71は画素混合読みだし
された信号から色信号を生成する回路で、従来技術で説
明したような色処理方法を用いても何ら差し支えない。
【0042】動画/静止画切り替え信号に応じて、読み
だし制御回路70では、撮像素子100の動作モードを
画素混合(動画処理)モード、あるいは、一線読みだし
(静止画処理)モードの切り替えを、また、切り替えス
イッチ72では、色補間回路3から供給された色信号と
動画色処理回路71から供給された色信号を切り替えて
出力する。したがって、動画が選択された場合、撮像素
子100は画素混合読みだしを行ない、動画色処理回路
71によって生成された色信号が、また、静止画が選択
された場合、撮像素子100は一線読みだしを行ない、
フレームメモリ101、信号選択回路102、色補間回
路3によって生成された色信号をそれぞれ、RGBマト
リクス回路4に供給する。
【0043】以上、本実施例によれば、動画用の撮像素
子の読み出しを制御することで、1つの撮像素子で、優
れた画質の動画、静止画を得ることができる。
【0044】図14は、本発明の第5の実施例を示すブ
ロック図で、他の実施例との相違点は、撮像素子から得
た画像信号をコンピュータに取り込み、ソフトウェアで
処理した後、出力するよう構成した点であり、同一機
能、同一動作するものには、同一記号、同一符号で示し
詳細説明は省略する。
【0045】図14において、73はインターフェース
回路、74はコンピュータ、75はメモリである。撮像
素子100から画素混合せずに読み出された信号は、フ
レームメモリ101に記憶され、該フレームメモリに記
憶された信号は、インターフェース回路73を介して画
像データとしてコンピュータ74に供給される。該コン
ピュータ74において、該画像データを処理する訳であ
るが、例えば、第1の実施例の補間式に従って、ソフト
ウェア処理することにより、補間した色信号データを生
成することができる。また、他の実施例においても、信
号の演算処理のため、ソフトウェア処理を容易に行なえ
ることは言うまでもない。
【0046】このように、ソフトウェアにより生成した
色信号データを、インターフェース回路73を介してメ
モリ75に供給し、所定の時間で該メモリ75から信号
を出力することにより、各画素の色信号を補間生成でき
る。
【0047】本実施例によれば、ソフトウェアにより色
信号を補間生成できるので、ハードウェアの変更なし
に、本発明の他の実施例で述べた各処理を簡単に行なう
ことができ、要求される画質に応じて、設計の自由度に
優れた撮像装置を実現できる。なお、本実施例では、各
画素信号を補間生成するよう説明したが、RGB信号、
あるいは、色差信号R−Y、B−Y信号の生成までソフ
トウェアでおこなってもよいことは言うまでもなく、コ
ンピュータの処理速度に応じてリアルタイム処理、低速
処理を使い分けることもできる。
【0048】図15は、本発明の第6の実施例を示すブ
ロック図で、上述の実施例により生成したRGB信号か
ら色差信号R−Y、B−Yを生成する一例である。本図
において、76、77、78、79、80、81は乗算
回路、82、83は加算回路である。上記RGB信号は
乗算回路76、77、78及び乗算回路79、80、8
1にそれぞれ供給され、該乗算回路76、77、78で
は、順に、0.7、−0.59、−0.11倍して、ま
た該乗算回路79、80、81では、順に、−0.3−
0.590.89倍して出力する。該出力された信号は
加算回路82、83においてそれぞれ加算され出力され
る。すなわち、加算回路82の出力には、 0.7R−0.59G−0.11B なる信号が、また加算回路83の出力には、 0.89B−0.59G−0.3R なる信号が得られる。これら2式で表わされる信号は、
それぞれR−Y、B−Y信号である。なお、上記乗算回
路の乗算係数を、それぞれ0.3、0.59、0.11
とすることにより、 0.3R+0.59G+0.11B なる、輝度信号Yを得ることもできることは言うまでも
ない。
【0049】以上説明したように、本実施例によれば、
RGB信号だけでなく色差信号R−Y、B−Y、あるい
は輝度信号Yをも生成することができる。なお、本実施
例においても、第5の実施例のように、コンピュータに
画像信号を取り込み、ソフトウェアにより輝度信号を生
成できることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
色信号の垂直解像度の劣化の少ない、高画質なフレーム
スチル画の得られる撮像装置が実現できると共に、動作
を切り替える事によって、動画像をも処理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】撮像素子の色フィルタ配置を示す説明図であ
る。
【図3】従来の色信号生成回路のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図5】各補色を生成する補間方法の説明図である。
【図6】色補間回路の一具体例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図8】垂直5ラインから各補色を生成する補間方法の
説明図である。
【図9】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図10】適応色処理回路の一具体例を示す図である。
【図11】基準信号生成回路の一具体例を示す図であ
る。
【図12】係数合成回路の一具体例を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施例のブロック図である。
【図14】本発明の第5の実施例のブロック図である。
【図15】本発明の第6の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1、2…1H遅延回路、 3…色補間回路、 5、6、7…水平補間フィルタ、 34…適応色処理回路、 35、36、37…基準信号生成回路、 38…係数合成回路、 70…読みだし制御回路、 71…動画色処理回路、 74…コンピュータ、 100…撮像素子、 101…フレームメモリ。
フロントページの続き (72)発明者 浅田 耕史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 野田 勝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (56)参考文献 特開 平2−128591(JP,A) 特開 平4−315393(JP,A) 特開 平4−92592(JP,A) 特開 平5−76013(JP,A) 特開 平5−153509(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/04 - 9/11

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素からなる撮像面に分光感度の異
    なる複数種の色フィルタが配列され、第1の色に対する
    色フィルタと第2の色に対する色フィルタとが交互に配
    列されてなる第1の水平列フィルタと、第3の色に対す
    る色フィルタと第4の色に対する色フィルタとが交互に
    配列されてなる第2の水平列フィルタと、第1の水平列
    フィルタにおける第1の色に対する色フィルタと第2の
    色に対する色フィルタとが入れ替わった配列の第3の水
    平列フィルタと、第2の水平列フィルタと同一の配列の
    第4の水平列フィルタとが順次垂直方向に繰り返し配列
    されてなる撮像部と、 該撮像部の信号の読み出しにおいて、隣接する2つの水
    平列に含まれる垂直方向に対向する2画素の信号を混合
    して読み出す画素混合読み出しと、1つの水平列から得
    られる水平列信号を読み出す非画素混合読み出しと、の
    いずれかに切り替える読出制御手段と、 該撮像部より画素混合読み出しされた信号から該第1、
    第2、第3、第4の色に対応する色信号を生成して出力
    する動画色処理手段と、 該撮像部より非画素混合読み出しされた信号を1フレー
    ム分記憶し、該撮像部に配列されている該第1、第2、
    第3、第4の水平列フィルタの順番通りに該記憶した内
    容を出力するフレームメモリと、 該フレームメモリの出力信号が入力され、垂直方向に隣
    接する複数の水平列信号を並列に出力する信号選択手段
    と、 該第1、第2、第3、第4の水平列それぞれに対応する
    ように4H周期で1H毎に切り替わる補間係数を用い
    て、該信号選択手段の出力信号から該第1、第2、第
    3、第4の色に対応する色信号を補間生成する色補間手
    段と、 該色補間手段の出力信号と該動画色処理手段の出力信号
    とが入力可能であって、該読み出し制御手段が画素混合
    読み出しに切り替えるときは該動画色処理手段の出力信
    号を出力し、該読み出し制御手段が非画素混合読み出し
    に切り替えるときは該色補間手段の出力信号を出力する
    色信号切替手段と、 を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記信号選択手段は、前記フレームメモリの出力信号を
    1H遅延して1H遅延信号を生成する第1の1H遅延手
    段と、該第1の1H遅延手段の出力信号を1H遅延して
    2H遅延信号を生成する第2の1H遅延手段と、を備
    え、前記フレームメモリの出力信号と該1H遅延信号と
    該2H遅延信号とを前記隣接する複数の水平列信号とし
    て出力すること、 を特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記信号選択手段は、前記フレームメモリの出力信号を
    1H遅延して1H遅延信号を生成する第1の1H遅延手
    段と、該第1の1H遅延手段の出力信号を1H遅延して
    2H遅延信号を生成する第2の1H遅延手段と、該第2
    の1H遅延手段の出力信号を1H遅延して3H遅延信号
    を生成する第3の1H遅延手段と、該第3の1H遅延手
    段の出力信号を1H遅延して4H遅延信号を生成する第
    4の1H遅延手段と、を備え、前記フレームメモリの出
    力信号と該1H遅延信号と該2H遅延信号と該3H遅延
    信号と該4H遅延信号とを前記隣接する複数の水平列信
    号として出力すること、 を特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記信号選択手段と前記色補間手段との間に、前記信号
    選択手段から出力される前記隣接する複数の水平列信号
    それぞれから水平列信号毎の基準信号を生成し、該水平
    列信号毎の基準信号の比に応じて、前記信号選択手段か
    ら出力される前記隣接する複数の水平列信号それぞれの
    振幅を制御する適応色処理手段を設け、 前記色補間手段は、該適応色処理手段の出力信号から前
    記第1、第2、第3、第4の色に対応する色信号を補間
    生成すること、 を特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記信号選択手段と前記色補間手段との間に、 前記信号選択手段から出力される前記フレームメモリの
    出力信号から第1の基準信号を生成する手段と、 前記信号選択手段から出力される前記1H遅延信号から
    第2の基準信号を生成する手段と、 前記信号選択手段から出力される前記2H遅延信号から
    第3の基準信号を生成する手段と、 該第1、第2、第3の基準信号の比に応じた第1、第
    2、第3の係数を生成する係数合成手段と、 前記信号選択手段から出力される前記フレームメモリの
    出力信号に該第1の係数を乗算する第1の乗算手段と、 前記信号選択手段から出力される前記1H遅延信号に該
    第2の係数を乗算する第2の乗算手段と、 前記信号選択手段から出力される前記2H遅延信号に該
    第3の係数を乗算する第3の乗算手段と、 を設け、 前記色補間手段は、該第1、第2、第3の乗算手段の出
    力信号から前記第1、第2、第3、第4の色に対応する
    色信号を補間生成すること、 を特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記係数合成手段は、前記第1の係数k1、第2の係数
    k2,第3の係数k3を、前記第1、第2、第3の基準
    信号をそれぞれY(n)、Y(n−1)、Y(n−2)
    として、 k1=Y(n−1)/MAX{Y(n),Y(n−1)} k2=〔Y(n)/MAX{Y(n),Y(n−1)}+Y(n−2) /MAX{Y(n−1),Y(n−2)}〕/2 k3=Y(n−1)/MAX{Y(n−1),Y(n−2)} により生成すること、 を特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】請求項4乃至6のいずれかにおいて、 前記基準信号は、前記水平列信号内の画素毎に、該画素
    に隣接する画素信号を用いて演算生成されること、 を特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記色補間手段の後段に、前記補間生成した第1、第
    2、第3、第4の色に対応した色信号からRGB信号を
    生成するRGBマトリクス手段を設けること、 を特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記RGBマトリクス手段の後段に、前記RGBマトリ
    クス手段から出力されるRGB信号から、輝度信号Y及
    び色差信号R−Y、B−Yを生成する信号処理手段を設
    けること、 を特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】複数の画素からなる撮像面に分光感度の
    異なる複数種の色フィルタが配列され、第1の色に対す
    る色フィルタと第2の色に対する色フィルタとが交互に
    配列されてなる第1の水平列フィルタと、第3の色に対
    する色フィルタと第4の色に対する色フィルタとが交互
    に配列されてなる第2の水平列フィルタと、第1の水平
    列フィルタにおける第1の色に対する色フィルタと第2
    の色に対する色フィルタとが入れ替わった配列の第3の
    水平列フィルタと、第2の水平列フィルタと同一の配列
    の第4の水平列フィルタとが順次垂直方向に繰り返し配
    列されてなる撮像部と、 該撮像部の信号の読み出しにおいて、隣接する2つの水
    平列に含まれる垂直方向に対向する2画素の信号を混合
    して読み出す画素混合読み出しと、1つの水平 列から得
    られる水平列信号を読み出す非画素混合読み出しと、の
    いずれかに切り替える読出制御手段と、 該撮像部より画素混合読み出しされた信号から該第1、
    第2、第3、第4の色に対応する色信号を生成して出力
    する動画色処理手段と、 該撮像部より非画素混合読み出しされた信号を1フレー
    ム分記憶し、該撮像部に配列されている該第1、第2、
    第3、第4の水平列フィルタの順番通りに該記憶した内
    容を出力するフレームメモリと、 該フレームメモリの出力信号が入力され、垂直方向に隣
    接する複数の水平列信号を選択し、該第1、第2、第
    3、第4の水平列それぞれに対応するように4H周期で
    1H毎に切り替わる補間係数を用いて、該選択された複
    数の水平列信号から該第1、第2、第3、第4の色に対
    応する色信号を補間生成して出力するコンピュータと、 該コンピュータの出力信号と該動画色処理手段の出力信
    号とが入力可能であって、該読み出し制御手段が画素混
    合読み出しに切り替えるときは該動画色処理手段の出力
    信号を出力し、該読み出し制御手段が非画素混合読み出
    しに切り替えるときは該色補間手段の出力信号を出力す
    る色信号切替手段と、 を備えることを特徴とする撮像装置。
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