JP3287898B2 - エンジンのアルミニウム合金製シリンダブロック及びその製造方法 - Google Patents

エンジンのアルミニウム合金製シリンダブロック及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐摩耗性に優れたアル
ミニウム−シリコン系合金製シリンダライナを備えたア
ルミニウム合金製シリンダブロック、及びその製造方法
に関わる。
【0002】
【従来の技術】自動車の軽量化のため、従来よりエンジ
ンのシリンダブロックとしてアルミニウム(以下、Al
とする。)合金が使用され、その内周面には耐摩耗性の
観点から鋳鉄性シリンダライナが鋳ぐるまれている。し
かし、鋳鉄性シリンダライナは重量が大きいという特質
があるほか、熱伝導性が悪く且つAl合金製シリンダブ
ロックとの密着性に劣るため、放熱性が悪いという特質
があった。特に最近では、エンジンの高出力化に伴う燃
焼室温度の上昇によりライナ壁温度が上昇し、異常燃焼
あるいは潤滑オイルの劣化といった欠点が現れるように
なり、そのため、より軽量且つ放熱性に優れたAl合金
製のシリンダライナが開発された。
【0003】従来公知のシリンダライナ用Al合金は、
たとえばA390(表1参照)のような過共晶Al−シ
リコン(以下、Siとする。)系合金であり、高硬度の
初晶Si粒子を多量にマトリクス中に分散含有するため
耐摩耗性に優れた合金である。シリンダライナをAl−
Si系合金製とすることにより、シリンダブロックがさ
らに軽量化されるとともに、熱伝導性が良く熱膨張がブ
ロック本体と同等になることから、エンジンの放熱性が
向上し、またピストンとのクリアランスを狭く設定して
オイル消費を押さえることもできる。
【0004】
【表1】
【0005】このように、シリンダライナをAl−Si
系合金製とすれば効果が大きいが、Al−Si系合金製
シリンダライナを鋳ぐるんだり、シリンダブロック自体
をAl−Si系合金で形成する方法では、鋳鉄製シリン
ダライナに比べ耐摩耗性が不十分であった。たとえば、
A390のような鋳造合金は固液共存領域が広いため、
微細化処理を行っても初晶Siが粗大結晶として晶出す
ることがあり、さらにシリンダブロックに鋳ぐるむとき
に熱により軟化して耐摩耗性が低下する。
【0006】また、Al−Si系合金溶湯をアトマイズ
法等により急冷凝固粉末とし、これを熱間押し出しして
シリンダライナを形成し、シリンダブロックに鋳ぐるむ
方法もある(たとえば、特開昭52−109415号公
報、特開平2−84245号公報参照)が、この場合も
シリンダライナは鋳ぐるみ時の熱により軟化し、耐摩耗
性が低下することは避けられない。
【0007】さらに、シリンダライナをAl−Si系合
金製としたときでも、エンジンの放熱性が十分に改善さ
れないことがあった。つまり、シリンダライナはコスト
面、軽量化、及びエンジンブロックのコンパクト化の面
からできるだけ薄くすることが望ましいが、薄肉化した
シリンダライナは鋳ぐるみ時の応力により変形しやす
く、また、元々シリンダライナとシリンダブロックの界
面には溶融結合層が形成されていないことから、運転中
シリンダブロック及びシリンダライナが変形することに
より両者の密着性が悪くなり、十分な放熱性が確保でき
なくなる。また、Al−Si系合金製シリンダライナを
圧入するシリンダブロックにおいても同じ問題が生ずる
のは言うまでもない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、Al合金製シリンダブロックに配設したAl−
Si系合金製シリンダライナの耐摩耗性を確保すること
を第1の目的とし、加えてエンジンの放熱性を確保する
ことを別の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明(請求項1)に関わるAl合金製シリンダブ
ロックは、Al−Si系合金製シリンダライナを配設し
たものであり、該シリンダライナの上死点付近が、初晶
シリコンの平均粒径をx(μm)、マトリクス硬さをy
(Hv)としたとき、0.5≦x≦9、70≦y≦11
0、且つy≦−5x+115の関係を満たすリメルト処
理された組織であることを特徴とする。なお、マトリク
スとは、Al−Si系合金の初晶Si以外の部分をい
う。
【0010】また、本発明(請求項2)に関わるAl合
金製シリンダブロックもAl−Si系合金製シリンダラ
イナを配設したものであり、該シリンダライナの上死点
付近がリメルト処理された組織であり、且つシリンダブ
ロックに対し溶融結合していることを特徴とする。
【0011】本発明に関わるAl合金製シリンダブロッ
クの製造方法(請求項3)は、Al合金製シリンダブロ
ック本体にAl−Si系合金製シリンダライナを配設
し、該シリンダライナの上死点付近に高密度エネルギー
を照射しリメルト処理するとともに、シリンダライナと
シリンダブロック本体を溶融結合することを特徴とす
る。
【0012】
【作用】さて、エンジンのシリンダライナにおいては、
ライナ面を摺動するピストンリング(トップ、セカン
ド、オイル)の周速が減少する上死点及び下死点付近に
おいて油膜が形成されにくく、特に上死点付近において
より大きい耐摩耗性が必要とされる。本発明において
は、Al合金製シリンダブロックに配設したAl−Si
合金製シリンダライナの上死点付近がリメルト処理さ
れ、急冷凝固により該部分の初晶Siは微細化されてお
り、上死点付近の耐摩耗性が向上する。無論、必要に応
じて下死点付近をリメルト処理することもできる。な
お、本発明に使用するAl−Si合金は、いわゆる過共
晶Al−Si合金といわれるもので、Siを12〜20
%含有する。
【0013】本発明(請求項1)においては、Al−S
i合金製シリンダライナの上死点付近が、初晶シリコン
の平均粒径をx(μm)、マトリクス硬さをy(Hv)
としたとき、0.5≦x≦9、70≦y≦110、且つ
y≦−5x+115の関係を満たすリメルト処理組織と
なっているものであるが、このように限定するのは次の
理由による。すなわち、初晶Siの粒径が9μmを越え
ると、Si粒子の分布が余りにまばらになるためマトリ
クスの強化の効果がなく摩耗が増大し、0.5μm未満
であると、Si粒子よりも主としてマトリクスが相手材
と接することになり、凝着摩耗が発生しやすくなる。
【0014】マトリクスについては、Si粒径に対して
適度な硬さが存在する。つまり、上記範囲を越えて硬い
と、マトリクスが直接相手材の荷重を支えることになり
凝着摩耗が発生しやすく、柔らかいとマトリクスでSi
粒子を支えることができず、やはり凝着摩耗が発生しや
すい。
【0015】本発明(請求項2)においては、Al−S
i系合金製シリンダライナの上死点付近がリメルト処理
された組織であり、且つシリンダブロックに対し溶融結
合されている。このように、シリンダブロックに対し上
死点付近が溶融結合されているため、熱的条件の厳しい
シリンダライナ上死点付近からシリンダブロックへの熱
伝導が向上し、シリンダ上部で発生した熱(燃焼ガスや
ピストンリングからライナ面へ伝達される熱)が容易に
放熱され、エンジンの冷却性が向上する。さらに、溶融
結合部は、シリンダライナの抜け防止の役にもたつ。
【0016】下死点付近についても、リメルト処理組織
を形成することができるが、このリメルト層はシリンダ
ライナの肉厚内とし、シリンダブロックに対し溶融結合
させない。つまり、シリンダライナを上死点付近でのみ
溶融結合させておくことにより、シリンダライナの縦方
向への熱膨張が許容され、内側へ張り出し変形すること
が防止できるからである。また、リメルト処理組織は、
前記特定のSi粒子径(xμm)及びマトリクス硬さ
(yHv)を有するのが、耐摩耗性の観点から望まし
い。
【0017】本発明(請求項3)におけるリメルト処理
は、電子ビーム、レーザ、TIGアーク等の高密度エネ
ルギーを使用し、加えるエネルギー量及びビーム径を調
整し、溶融する層の幅、深さを制御しながら、シリンダ
ライナの上死点と必要に応じて下死点のピストンリング
接触部付近にリメルト層を形成するものである。
【0018】
【実施例】次に、図1〜図11を参照して本発明をより
詳細に説明する。
【0019】(実施例1)図1にシリンダブロックの製
造工程を示す。まず、(1)A390合金の連続鋳造材
を用意し、(2)これを後方押し出し鍛造し、(3)シ
リンダライナ形状に加工する。(4)次に、電子ビーム
によりピストンリングが接する上死点付近をリメルト処
理する。リメルト処理条件は、例えば出力2kW、移動
速度0.2m/min、ビーム幅6mmである。この条
件を種々変えることにより、リメルト処理後の初晶Si
の粒径を調整することができる。
【0020】(5)リメルト処理後のシリンダライナを
切削加工し、(6)ADC12(JIS)Al合金によ
り鋳ぐるみ、シリンダブロックを製造する。リメルト処
理後のシリンダライナのマトリクスは一般に硬度が上が
りすぎている場合が多いが、鋳ぐるみ時の熱により調整
(軟質化)することができる。(7)最後に、これを仕
上げ加工する。
【0021】なお、上記の工程を経たシリンダライナの
初晶Siの粒径とマトリクス硬さは、図2に示す斜線の
範囲内とする。ここで、図2は、種々の初晶Si粒径と
マトリクス硬さを有するA390合金の耐摩耗性試験の
結果を示す。すなわち、A390合金の初晶Siの平均
粒径(μm)をx軸とし、マトリクス硬さ(Hv)をy
軸としたグラフで、面圧0.4MPa、周速0.1m/
s、相手材として硬質クロムメッキ材(Hv750以
上)を用いたときのA390合金の比摩耗量を調べ、比
摩耗量が2.5×10-8mm2/N以下(従来の鋳鉄製
シリンダライナと同等の耐摩耗性)を耐摩耗性ありと
し、これを黒丸でプロットし、その他を白丸でプロット
したものである。
【0022】ここに示すように、初晶Siの平均粒径を
x(μm)、マトリクス硬さをy(Hv)としたとき、
0.5≦x≦9、70≦y≦110、且つy≦−5x+
115の場合に、鋳鉄性シリンダライナと同等の耐摩耗
性が得られた。なお、マトリクス硬さの測定に使用した
ビッカース硬度計は、株式会社島津製作所のDUH−2
00、荷重1gf、0.72gf/s、三角錘圧子(稜
角115°)である。
【0023】次に、図3〜図5に、上記リメルト条件以
外にシリンダライナの初晶Siの粒径あるいはマトリク
ス硬さを調整する方案を例示する。図3は、リメルト層
を上死点付近で深く下死点付近で浅く形成するもので、
下死点付近では冷却速度が早くなり、Si粒径が小、マ
トリクス硬さが大、上死点付近では比較的冷却速度が遅
くなり、Si粒径がやや大、マトリクス硬さがやや小と
なる。
【0024】図4は、シリンダライナ固定用冶具に加熱
ヒーター10を取り付け、上死点側のみ加熱してリメル
ト処理するもので、上死点付近では冷却速度が比較的遅
くなり、Si粒径がやや大、マトリクス硬さがやや小、
下死点付近ではSi粒径が小、マトリクス硬さが大とな
る。図5は、シリンダライナ内側に凹所11を形成し、
そこにシリンダライナ本体よりSi含有量の多い環状体
12を取り付けた後リメルト処理を施すもので、上死点
付近に析出するSi量が多くなり、結果としてSi粒径
がやや大となる。
【0025】(実施例2)図6にシリンダブロックの別
の製造工程を示す。まず(21)A390合金の連続鋳
造材を用意し、(22)これを後方押し出し鍛造し、
(23)図7(a)に示すように、上死点付近に相当す
る円筒の外周に溝30を形成し、その部分のみ薄肉とす
る。(24)次に、このシリンダライナをADC12
(JIS)Al合金により鋳ぐるみ、シリンダブロック
を製造する。
【0026】(25)次に、電子ビームによりピストン
リングが接する上死点付近をリメルト処理する。リメル
ト処理条件は、例えば出力2kW、移動速度0.2m/
min、ビーム幅6mmであり、上死点付近を薄肉とし
たためシリンダライナのみならずシリンダブロック本体
の一部も容易に溶融し、図7(b)に示すようにシリン
ダライナ材のリメルト層31と、シリンダライナ材とシ
リンダブロック材が混合した希釈領域すなわち結合部3
2を形成することができる。必要に応じて、下死点付近
もリメルト処理するが、この部分にはシリンダライナの
リメルト層のみ形成する。(26)最後に、これを仕上
げ加工する。
【0027】次に、図8〜図11に、図7(a)に示し
たもの以外の代表的なシリンダライナ形状を示す。ここ
で、図8及び図9は上死点付近の外周部分の一部を薄肉
化したもの、図10及び図11は全体を薄肉化するとと
もにリブ35で剛性を確保したものである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、初晶Siの微細化とマ
トリクス硬さの適正化により、耐摩耗性に優れたシリン
ダライナを得ることができる。また、リメルト処理と同
時にシリンダライナとシリンダブロックを溶融結合する
ときは、エンジンの放熱性を向上させ且つシリンダライ
ナの抜け防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるシリンダブロックの製造工程を
示す図である。
【図2】A390合金の初晶Si平均粒径及びマトリク
ス硬さと、耐摩耗性の良否を示す図である。
【図3】初晶Si粒径とマトリクス硬さを調整する方案
を説明する図である。
【図4】同じく、初晶Si粒径とマトリクス硬さを調整
する方案を説明する図である。
【図5】同じく、初晶Si粒径とマトリクス硬さを調整
する方案を説明する図である。
【図6】本発明に関わるシリンダブロックの製造工程を
示す図である。
【図7】本発明に関わるシリンダライナ(a)と、リメ
ルト処理によりシリンダライナとシリンダブロックが溶
融結合する様子を説明する図(b)である。
【図8】リメルト処理に使用するシリンダライナ形状を
示す図である。
【図9】同じく、リメルト処理に使用するシリンダライ
ナ形状を示す図である。
【図10】同じく、リメルト処理に使用するシリンダラ
イナ形状を示す図である。
【図11】同じく、リメルト処理に使用するシリンダラ
イナ形状を示す図である。
【符号の説明】
10 ヒーター 11 凹所 12 Si含有量の多い環状体 30 溝 31 シリンダライナ材のリメルト層 32 結合部 35 リブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−183959(JP,A) 特開 平2−122043(JP,A) 特開 昭61−238947(JP,A) 特開 昭60−208443(JP,A) 特開 昭50−153733(JP,A) 特開 昭48−38237(JP,A) 特開 昭61−193773(JP,A) 特開 平5−17899(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/00 C22C 21/02 C22F 1/043

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム−シリコン系合金製シリン
    ダライナを配設したアルミニウム合金製シリンダブロッ
    クにおいて、該シリンダライナの上死点付近が、初晶シ
    リコンの平均粒径をx(μm)、マトリクス硬さをy
    (Hv)としたとき、0.5≦x≦9、70≦y≦11
    0、且つy≦−5x+115の関係を満たすリメルト処
    理された組織であることを特徴とするアルミニウム合金
    製シリンダブロック。
  2. 【請求項2】 アルミニウム−シリコン系合金製シリン
    ダライナを配設したアルミニウム合金製シリンダブロッ
    クにおいて、該シリンダライナの上死点付近がリメルト
    処理された組織であり、且つシリンダブロックに対し溶
    融結合していることを特徴とするアルミニウム合金製シ
    リンダブロック。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金製シリンダブロック本
    体にアルミニウム−シリコン系合金製シリンダライナを
    配設し、該シリンダライナの上死点付近に高密度エネル
    ギーを照射しリメルト処理するとともに、シリンダライ
    ナとシリンダブロック本体を溶融結合することを特徴と
    するシリンダブロックの製造方法。
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