JP3287889B2 - 品質管理装置 - Google Patents

品質管理装置

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JP3287889B2
JP3287889B2 JP31361792A JP31361792A JP3287889B2 JP 3287889 B2 JP3287889 B2 JP 3287889B2 JP 31361792 A JP31361792 A JP 31361792A JP 31361792 A JP31361792 A JP 31361792A JP 3287889 B2 JP3287889 B2 JP 3287889B2
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利光 岩井
美枝 平野
克典 木村
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作物等に発生する品
質異常の復旧に有効な対策を分析する品質管理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産物の品質管理は、各生産物
に品質異常が発生しているか否かを検査機もしくは手作
業で検査し、品質異常を発見した場合には、これを復旧
させるのに有効な対策を探し出し、実行するといった作
業により行われている。ここで、上記品質異常に対する
対策は、その品質異常内容に対して一般的に最も有効と
認められているものから順に試行されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の品
質管理システムには、次のような解決すべき課題があ
る。
【0004】A)品質異常の復旧に有効な対策は、生産
物の加工工程の内容等の諸条件により変化するものであ
る。従って、一般的には有効と考えられている対策であ
っても、それが必ず適切なものであるとは限らない。こ
のような場合には、真に適正な対策を見つけ出してこれ
を実行するのに長い時間と多大な手間を要することにな
る。特に、検査項目が多種多様にわたる場合には、発生
した品質異常項目に対して最も有効な対策を迅速に探し
出すことは非常に困難であり、その改善が大きな課題と
なっている。
【0005】B)上記のように従来は確実な対策を検索
することができないため、品質異常が発生した場合にこ
れに応じた適切な対策を自動的に施すことも困難となっ
ている。すなわち、従来は品質異常発生時の対策実施の
自動化が遅れており、その開発が要望されている。
【0006】C)従来は、上記生産物等の品質検査対象
物に許容できないほどの品質異常が実際に発生した時点
で初めて対策が施されており、品質異常の生じた生産物
は製品対象から除外されている。従って、このような許
容できない品質異常が発生する前にこれを予測し、未然
防止するような対策を施すことができれば、生産能率は
飛躍的に向上することになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、品質異
常発生時にその復旧に有効な対策を迅速に見つけ出して
これを自動的に実施する品質管理装置を提供し、さらに
好ましくは、各品質検査対象物について許容できないほ
どの品質異常が発生する前にこれを予測し、その発生を
未然に防ぐ対策を適正に行うことを可能にする品質管理
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、生産装置によ
り生産される生産物の品質を管理するための装置であっ
て、情報分析手段と、実際に起こった品質異常の項目を
上記情報分析手段に入力する品質異常入力手段と、上記
品質異常の復旧に有効であった対策を情報分析手段に入
力する対策入力手段と、上記情報分析手段の分析結果を
表示する対策表示手段と、上記情報分析手段の分析結果
に基づいて現在の品質異常に適した対策を決定し、これ
を実行するように上記生産装置に対策指令を出力する対
策指令手段とを備え、上記情報分析手段は、上記品質異
常入力手段及び対策入力手段から品質異常項目及びこれ
に対応する対策が入力される度に各対策の有効度に関す
る情報を学習演算してこれを記憶する対策記憶手段と、
上記品質異常入力手段から品質異常項目が入力された時
にこの品質異常項目に対応して記憶されている情報を上
記対策表示手段及び対策指令手段に出力する対策整理手
段とを備え、上記品質異常入力手段として、品質検査対
象物の品質異常を判定するのに必要な情報を採取する検
査手段と、この検査手段で採取された情報に基づいて品
質異常が発生しているか否かを判定し、品質異常が発生
していると判定した場合にその品質異常項目を上記情報
分析手段に入力する品質異常判定手段とを備え、さら
に、上記検査手段で採取された情報を順次記憶する情報
記憶手段を備えるとともに、上記品質異常判定手段とし
て、上記検査手段で検査される品質検査対象物の品質そ
のものの異常を判定し、品質異常が発生したと判定した
場合にこれを上記品質異常項目として上記情報分析手段
に入力する個別品質異常判定手段と、上記情報記憶手段
で記憶された過去複数回の情報に基づいて品質変化の傾
向を分析し、この品質傾向が異常と判定した場合にこれ
を上記品質異常項目として上記情報分析手段に入力する
品質傾向異常判定手段とを備えたものである(請求項
1)。
【0009】ここで、上記検査手段は単数でも複数でも
よい。
【0010】また、複数の検査手段を備える場合、各検
査手段毎に上記個別品質異常判定手段を設けるのが特に
有効である(請求項2)。
【0011】一方、上記対策入力手段としては、上記対
策指令手段により出力された対策指令により品質異常が
復旧された場合にその旨の信号を上記情報分析手段に出
力する情報出力手段を上記加工装置に設けることがより
望ましい(請求項3)。
【0012】
【作用】請求項1記載の装置では、情報分析手段に、実
際に起こった品質異常の項目が入力されるとともに、こ
の品質異常の復旧に実際に効果があった対策が入力され
る。このような入力が行われる度に、その情報に基づ
き、上記品質異常項目に対応する各対策の有効度(すな
わちその品質異常の復旧にどれだけ有効であるかという
度合い)に関する情報が学習演算され、記憶される。
【0013】そして、上記項目と同様の品質異常が発生
し、その項目が品質異常入力手段から情報分析手段へ入
力されると、この品質異常項目に対応して記憶されてい
る各対策内容及びその有効度に関する情報に基づいて対
策指令手段により適当な対策が決定され、その対策を実
行させるための対策指令信号が生産装置へ出力されると
ともに、上記各情報が対策表示手段に表示される。これ
により、上記品質異常に適した対策が生産装置側で自動
的に実行され、また、この対策が自動的に実施すること
ができないような内容であっても、使用者が上記対策表
示手段の表示内容を参照することにより上記対策を迅速
かつ容易に探し出し、これを手動で実施することができ
る。
【0014】また、品質検査対象物の品質異常を判定す
るのに必要な情報が検査手段で採取され、この情報に基
づいて品質異常判定手段により品質異常の発生の有無が
自動的に判定される。異常が発生している場合にはその
品質異常項目が上記情報分析手段に自動的に入力され
る。
【0015】さらに、上記品質異常の判定に関し、上記
検査手段で検査される品質検査対象物の品質そのものの
異常が判定されるだけでなく、情報記憶手段で記憶され
た過去複数回の情報に基づいて品質変化の傾向が分析さ
れ、この品質傾向が異常と判定された場合にもその内容
が上記品質異常項目として情報分析手段に入力される。
従って、この品質傾向異常に関する品質異常に対してこ
れに適した対策を施すことにより、実際に各品質検査対
象物に許容できないほどの品質異常が発生するのを未然
に防ぐことができる。
【0016】請求項2記載の品質管理装置は、複数の検
査手段を備える場合に、各検査手段毎に上記個別品質異
常判定手段を設けたものであるので、これら検査手段の
採取する情報から判定し得る各検査手段特有の異常判定
項目は、それぞれ各検査手段において判定されることに
なり、その判定結果が各々情報分析手段に入力される。
【0017】請求項3記載の品質管理装置では、上記対
策指令手段から加工装置へ出力された対策指令により品
質異常が復旧された場合に、その旨の信号が上記加工装
置の情報出力手段から上記情報分析手段に自動的に入力
される。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜3に基づいて説
明する。
【0019】図に示す品質管理装置は、第1加工機M
1、第2加工機M2、…からなる複数の加工機により構
成された加工システムにより生産された生産物を品質検
査対象とするものであり、品質異常入力手段10、対策
入力手段20、情報分析手段30、対策表示手段40、
及び対策指令手段50を備えている。
【0020】上記品質異常入力手段10は、n個の検査
機111,112,…,11n、情報収集手段14、情
報記憶手段16、品質傾向異常判定手段18A、及び個
別品質異常判定手段18Bを備えている。
【0021】各検査機111,112,…,11nは、
上記加工システムから順次搬入される生産物の品質判断
に必要な情報(例えば各種寸法や重量等)を測定するも
のであり、その測定データを出力するための測定データ
出力部121,122,…12nをそれぞれ具備してい
る。情報収集手段14は、各検査機111,112,
…,11nから出力される測定データを収集するもので
あり、情報記憶手段16は、収集されたデータを順次取
り込んで各検査機111,112,…,11nごとに類
別し、過去のデータに累積しながら記憶するものであ
る。
【0022】品質傾向異常判定手段18Aは、上記情報
記憶手段16で記憶された測定データに基づいて同デー
タの変化が現在どのような傾向にあるかを分析するとと
もに、この分析した品質傾向が、近い将来生産物に許容
できないほどの品質異常が発生するおそれのあることを
示唆するものである場合には、この品質傾向が異常であ
ると判定し、この品質傾向異常の内容を情報分析手段3
0に品質異常項目として入力するものである。具体的
に、この品質傾向異常判定手段18Aは、分析した品質
傾向が次の表1に示す項目のいずれかに該当する場合
に、品質傾向に異常があると判定するように構成されて
いる。
【0023】
【表1】
【0024】なお、この表において例えば「最新平均値
9個」とは、現在からさかのぼって過去9回演算された
平均値のことを意味し、同様に「最新領域幅9個」と
は、現在からさかのぼって過去9回演算された領域幅の
ことを意味している。
【0025】個別品質異常判定手段18Bは、過去のデ
ータに関係なく、現在採取されたデータに基づいて、生
産物に許容できない程度の品質異常が発生しているか否
か(例えば測定寸法が予め設定された許容寸法範囲から
外れているか否か等)を判定し、品質異常が発生してい
ると判定した場合にはその内容を品質異常項目として情
報分析手段30に入力するものである。
【0026】一方、上記各加工機M1,M2…には、指
令入力部81,82,…及び情報出力部91,92,…
がそれぞれ設けられている。指令入力部81,82…
は、後述の対策指令手段50から出力される対策指令信
号を受け、この対策(すなわち品質異常の解消のための
対策)を加工機M1,M2,…に実施させるものであ
り、情報出力部91,92,…は、上記対策の実施によ
り品質異常が解消された(すなわち復旧した)場合にそ
の旨の情報信号を後述の情報分析手段30に出力するも
のである。
【0027】対策入力手段20は、キーボード等からな
り、品質異常発生時に外部からの手動操作で対策が行わ
れ、かつこれが品質異常の解消(復旧)に有効であった
場合にその対策内容を管理者等がキー操作によって情報
分析手段30に手動で入力するためのものである。
【0028】情報分析手段30は、図2に示すように、
品質傾向異常対策記憶手段32A、個別品質異常対策記
憶手段32B、及び対策整理手段34を備えている。
【0029】品質傾向異常対策記憶手段(対策記憶手
段)32Aは、上記品質傾向異常判定手段18Aから対
策整理手段34を通じて入力される品質異常項目(すな
わち品質傾向の異常に関する項目)と、この品質異常に
対する適正な対策として上記品質異常発生後に上記情報
出力部91,92や対策入力手段20から入力される対
策とを取込み、各品質異常項目別にこれに有効であった
対策を記憶するとともに、この対策を取り込む度に、各
対策の実施により上記品質傾向異常を解消させることが
できた確率(すなわち復旧確率)をその対策の有効度を
示す値として新たに演算し、これを更新記憶するもので
ある。各対策の実施による復旧確率Pは、上記品質異常
項目について有効な対策が入力された回数の総数をN、
このうち対象となる対策が入力された回数(実際には上
記対策に対応する対策項目番号が入力された回数)をm
とすると、式P=m/Nで与えられる。
【0030】ただし、この復旧確率Pは上式で与えられ
るものに限らず、例えば新しいデータほど重みづけを大
きくして確率を演算するようにしてもよい。
【0031】個別品質異常対策記憶手段(対策記憶手
段)32Bは、上記個別品質異常判定手段18Bから対
策整理手段34を通じて入力される品質異常項目(すな
わち各生産物の品質そのものの異常に関する項目)と、
この品質異常に対する適正な対策として品質異常発生後
に対策入力手段20から入力される対策とを取込み、上
記品質傾向異常対策記憶手段32Aと同様に、各品質異
常項目別にこれに有効であった対策を記憶するととも
に、この対策を取り込む度に、上記と同様の復旧確率を
新たに演算して更新記憶するものである。
【0032】対策整理手段34は、上記品質傾向異常判
定手段18Aもしくは個別品質異常判定手段18Bから
品質異常項目が入力された場合(すなわち品質異常が発
生した場合)に、上記品質異常項目に対応して品質傾向
異常対策記憶手段32Aもしくは個別品質異常対策記憶
手段32Bに記憶されている対策データ及びその復旧確
率データを呼出し、対策表示手段40及び対策指令手段
50に出力するものである。
【0033】対策表示手段40はCRTやプリンタ等で
構成され、対策整理手段34からの指令信号を受け、上
記品質異常項目、対策、復旧確率等に関するデータを外
部に表示するものである。
【0034】対策指令手段50は、上記対策整理手段3
4から出力される過去の蓄積データ量が一定以上である
場合に、この情報が十分信頼性のあるものであると判断
し、この情報(すなわち各対策項目及びこれに対応する
復旧確率)に基づき、現在発生している品質異常に最も
適した対策(具体的には復旧確率が最も高い対策)を選
出するとともに、その対策が加工機自身で自動的に行え
るようなもの(例えば自動工具交換やクーラント温度調
節、ドレス寸法修正等)である場合には、その対策を加
工機自身で施すようにその加工機M1(M2,…)の指
令入力部81(82,…)に対策指令信号を出力するも
のである。
【0035】次に、この装置の作用を説明する。
【0036】図1において、第1加工機M1、第2加工
機M2、…で加工された生産物は、第1検査機111、
第2検査機112、…第n検査機11nへ順に搬送さ
れ、各検査機111,112,…,11nでそれぞれ所
定の測定が行われる。これらの検査機111,112,
…,11nから出力される測定データは、情報収集手段
14で収集され、情報記憶手段16に順次記憶される。
【0037】品質傾向異常判定手段18Aでは、上記情
報記憶手段16で記憶されている現在のデータ及び過去
のデータに基づいて品質傾向が統計的に分析され、これ
に異常がないか否かがチェックされる。同時に、個別品
質異常判定手段18Bでは、現在採取されているデータ
に基づき、このデータが採取された生産物の品質そのも
のに異常がないか否かがチェックされる。
【0038】ここで、品質傾向異常判定手段18Aもし
くは個別品質異常判定手段18Bにおいて異常ありとの
判定が行われた場合には、その品質異常項目が情報分析
手段30の対策整理手段34に入力される。
【0039】情報分析手段30は、原則として、入力さ
れた品質異常項目に対応する対策及びその復旧確率に関
するデータを品質傾向異常対策記憶手段32Aもしくは
個別品質異常対策記憶手段32Bから呼び出すが、装置
が作動し始めた当初は、学習記憶されているデータがな
いため、この場合は例外的に対策表示手段40に上記品
質異常項目とこの品質異常項目に対応する蓄積データが
ない旨のメッセージとを表示させる。また、対策指令手
段50においては、情報分析手段30から送られる情報
量が少なく、その情報に信頼性がないと判定されるた
め、各加工機M1,M2,…に対策指令は出力されな
い。従ってこの時点では、使用者は上記品質異常項目を
参照してこれに適した対策を自力で探し、これを試行す
ることになる。この対策を施すことによって上記品質異
常が解消された場合には、使用者が対策入力手段20を
操作することにより、上記対策が適正な対策として情報
分析手段30に手動で入力されることになる。
【0040】このようにして何度も品質異常が発生し、
これに適した対策が施されて情報分析手段30に入力さ
れていくと、品質傾向異常対策記憶手段32Aや個別品
質異常対策記憶手段32Bには各品質異常項目に対応す
る対策データが蓄積されるとともに、各対策の実施によ
る復旧確率もより信頼性の高い値に更新演算されていく
ことになる。
【0041】このようにある程度十分なデータが蓄積さ
れた時点で品質異常が発生し、品質傾向異常判定手段1
8Aや個別品質異常判定手段18Bから対策整理手段3
4に品質異常項目が入力されると、前述のようにデータ
のほとんどない初期の場合とは異なり、対策表示手段4
0の画面には、例えば図3に示すように適切な対策を見
つけ出すための有用なデータが表示されることになる。
【0042】この図3に示す画面表示例は、検査機のひ
とつであるアフターゲージ装置から出力されるデータに
基づいて分析された品質傾向に異常が発生したときに対
策表示手段40に表示される内容を示したものである。
この表示は、過去において上記品質傾向異常に対する有
効な対策が全部で10回入力された場合であって、その
うち6回は砥石交換という対策が入力され、2回は主軸
切込速度の調整、1回はクーラント不純物除去、残りの
1回はゲージ更正という対策がそれぞれ入力された場合
の表示である。
【0043】一方、対策指令手段50には、上記表示デ
ータと同様のデータが入力されるため、この対策指令手
段50により、最も復旧確率の高い対策(図3の例では
「砥石交換」)が最適な対策として選出され、この対策
を実施するように対策指令手段50から適当な加工機の
指令入力部に対策指令信号が出力される。例えば対策指
令手段50から第1加工機M1の指令入力部81に指令
信号が入力された場合には、この第1加工機M1におい
て砥石交換作業が自動的に実施されることとなる。
【0044】そして、この対策が適当であった場合、す
なわち上記砥石交換によって実際に品質異常が解消され
た場合には、第1加工機M1の情報出力部91よりその
対策種別及びその対策が有効であった旨の情報信号が情
報分析手段30に入力される。これにより、品質傾向異
常対策記憶手段32Aにおいて記憶されている各対策の
入力回数及びその復旧確率が改めて演算し直され、この
新しいデータが更新記憶される。例えば、図3に示す画
面が表示された状態で、実際に砥石交換を行うことによ
り品質異常が解消されたため、その旨の情報信号が情報
出力部91から情報分析手段30へ入力された場合に
は、この「1.砥石交換」の復旧確率は現在の60.0
%から{(6+1)/(10+1)]×100=63.6
(%)に更新される。
【0045】なお、この対策が加工機自身が自動的に実
施できないようなもの(例えば部品の清掃やつまみ調節
等)である場合には、対策指令による対策の自動実施は
行われないが、使用者は、上記対策表示手段40の表示
を見て、現在発生している品質傾向異常を解消させるの
に最も確率の高い対策を知ることができる。従って、使
用者自身がその対策を見つけだし、これを手動で実行す
ることにより、品質異常に素早く対処することができ
る。
【0046】この場合、使用者は、画面の表示に従い、
実際に有効であった対策を選んでこれを対策入力手段2
0の操作で品質傾向異常対策記憶手段32Aに入力すれ
ばよい。これにより、上記自動実施の場合と同様に、品
質傾向異常対策記憶手段32Aにおいて記憶されている
各対策の入力回数及びその復旧確率が改めて演算し直さ
れ、この新しいデータが更新記憶されることとなる。
【0047】以上のように、この装置では、品質傾向異
常判定手段18Aや個別品質異常判定手段18Bで判定
された品質異常項目と、この品質異常を解消するのに実
際に有効であった対策とをそれぞれ情報分析手段30に
入力するようにし、この入力データをもとに、情報分析
手段30で各品質異常項目に対応する対策内容及びその
対策の実施による復旧確率を学習演算、記憶し、品質異
常発生の度に対策指令手段50及び対策表示手段40に
出力するようにしているので、対策指令手段50から出
力される対策指令信号により加工機側で上記品質異常に
最も適した対策を自動的に実行させることができるとと
もに、対策表示手段40からは、現在生じている品質異
常に最も有効な対策を検索するのに有用なデータを使用
者に提供することができる。
【0048】しかも、この実施例装置では、品質異常項
目として、各生産物の品質そのものの異常を判定するだ
けでなく、過去複数回のデータに基づいて生産物の品質
変化の傾向を分析し、この品質傾向の異常も判定してこ
れに適した対策等を表示するようにしているので、この
品質傾向の異常を解消しておく、すなわち生産物の品質
そのものの異常が発生する原因を予め除去しておくこと
により、この品質そのものの異常の発生を未然に防ぐこ
とができ、生産能率をより高めることができる利点があ
る。
【0049】さらに、自動的に対策が実行されている
間、対策表示手段40において現在どの対策が実施され
ているかを表示する(例えば該当する対策の番号を点滅
表示するなど)ようにすれば、管理者は現在どの対策が
実際に実行されているかを容易に知ることができる利点
が生じる。
【0050】次に、第2実施例を図4に基づいて説明す
る。
【0051】前記第1実施例に示すように、多数の検査
機111,112,…,11nを使用する場合、その台
数が増えるほど、各検査機111,112,…,11n
からの測定データについて個別品質異常を判定しなけれ
ばならない項目は多種多様にわたることになり、判定手
段の構造が複雑化する。
【0052】そこでこの第2実施例では、前記第1実施
例のように共通の個別品質異常判定手段18Bを設ける
代わりに、各検査機111,112,…,11n毎に個
別品質異常判定部131,132,…,13nを設け、
それぞれの検査機111,112,…,11nで個別品
質異常の判定を行い、各判定部131,132,…,1
3nから出力される個別品質異常判定信号を情報整理手
段15で整理して情報分析手段30に入力するようにし
ている。このような構成によれば、検査機の台数が多
く、判定内容が多種多様にわたる場合にも、簡単な構成
で前記第1実施例と同様に各品質異常項目の判定を行う
ことができる。また、検査機の台数を増減したり、一部
の検査機を交換したりする場合にも検査機以外の構成は
ほとんど変更する必要がなく、よって装置全体の汎用性
が高められることとなる。
【0053】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例として次のような態様を採ることも可
能である。
【0054】(1) 上記各実施例では、対策表示手段40
に各対策の実施による復旧確率を表示するようにしたも
のを示したが、本発明はこれに限らず、各対策の有効度
に関する情報を表示すれば良い。例えば、各対策が有効
対策として入力された絶対回数を表示してもよいし、各
対策の実施による復旧確率の順位のみを表示してもよ
い。また、上記対策表示手段40に品質異常の項目及び
その発生度合いを表示するようにすれば、どの品質異常
が発生し易い状況にあるかを管理者に一目で知らせるこ
とができる。この場合、各品質異常項目をその発生件数
の多い順に並べて表示するようにしてもよいし、表示モ
ードとして通常モードと重み付けモードとを選択可能に
並設し、重み付けモードが選択された場合には、指定さ
れた検査機で発生した品質異常件数と異常項目別重み点
/件とを乗算して重み得点合計を算出し、図5に示すよ
うに高得点順に並べ替えて各品質異常項目を表示するよ
うにしてもよい。
【0055】(2) 上記実施例では、蓄積されたデータが
一定量に満たない状態では対策指令を出力せず、また対
策表示手段40においては少量のデータをそのまま表示
するものを示したが、これに代え、上記装置の使用前に
各品質異常に対して一般に有効であると予想される対策
を予め情報分析手段30に記憶させておき、この情報分
析手段30における蓄積データが一定量に満たない間は
上記被記憶対策を対策表示手段40に表示させ、また対
策指令手段50に上記対策を実行させるための対策指令
信号を出力させるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次のよう
な効果を得ることができる。
【0057】請求項1記載の装置は、品質異常項目と、
この品質異常を解消するのに実際に有効であった対策と
をそれぞれ情報分析手段に入力するようにし、この入力
データをもとに各品質異常項目に対応する対策及びその
有効度に関する情報を学習演算、記憶し、品質異常発生
の度に加工装置に対策指令を出力し、また情報を表示す
るようにしたものであるので、上記品質異常に有効な対
策を生産装置側で自動的に実行させることができ、これ
によりシステムの無人化及び品質異常に対する即応性を
高めることができるとともに、使用者は、上記表示に基
づき、現在生じている品質異常に最も有効な対策を迅速
にかつ容易に把握することができる効果がある。
【0058】より具体的には、品質検査対象物の品質異
常を判定するのに必要な情報を検査手段で採取し、この
情報に基づいて品質異常判定手段により品質異常の発生
の有無を自動的に判定して、異常が発生している場合に
はその品質異常項目を上記情報分析手段に自動的に入力
するようにしているので、品質管理作業者の負担をより
低減させることができる。
【0059】さらに、上記品質異常の判定に関して、上
記検査手段で検査される品質検査対象物の品質そのもの
の異常を判定するだけでなく、情報記憶手段で記憶され
た過去複数回の情報に基づいて品質傾向異常判定手段に
より品質変化の傾向を分析し、この品質傾向が異常と判
定された場合にこれも上記品質異常項目として情報分析
手段に入力するようにしているので、この品質傾向異常
に対して適正な対策を施すことにより、実際に各品質検
査対象物に許容できないほどの品質異常が発生するのを
未然に防ぐことができ、生産能率をより高めることがで
きる効果がある。
【0060】また、請求項2記載の装置では、各検査手
段毎に個別品質異常判定手段を設け、検査機側で各検査
機特有の品質異常項目の判定を行うようにしたものであ
るので、検査手段の総数が多い場合など、品質異常判定
項目が多種多様にわたる場合にも、簡単な構成で適切に
個別品質異常の判定を行うことができる。また、検査手
段の個数を増減したり、検査手段の種類を変えたりする
場合にも、追加あるいは交換する検査手段にこれに適し
た品質異常判定手段を設けるだけで、他の構成はほとん
ど変更する必要がないので、装置全体の汎用性をより高
めることができる効果がある。
【0061】また、請求項3記載の装置では、上記対策
入力手段として、上記対策指令手段により出力された対
策指令により品質異常が復旧された場合にその旨の信号
を上記情報分析手段に出力する情報出力手段を上記加工
装置に設けているので、品質異常の解消に実際に有効で
あった対策内容を自動的に情報分析手段へ入力すること
ができ、これにより作業者の負担をさらに軽減し、装置
の無人化を進めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における品質管理装置の機
能ブロック図である。
【図2】上記品質管理装置に設けられる情報分析手段の
機能ブロック図である。
【図3】上記品質管理装置の対策表示手段による表示画
面の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例における品質管理装置の機
能ブロック図である。
【図5】上記対策表示手段による表示画面の他の例を示
す図である。
【符号の説明】
M1,M2,… 加工機 81,82,… 指令入力部 91,92,… 情報出力部(情報出力手段) 10 品質異常入力手段 111,112,…,11n 検査機(検査手段) 131,132,…,13n 個別品質異常判定部 16 情報記憶手段 18A 品質傾向異常判定手段 18B 個別品質異常判定手段 20 対策入力手段 30 情報分析手段 32A 品質傾向異常対策記憶手段(対策記憶手段) 32B 個別品質異常対策記憶手段(対策記憶手段) 34 対策整理手段 40 対策表示手段 50 対策指令手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−165853(JP,A) 特開 昭64−68845(JP,A) 実開 昭57−99205(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 3/14 G05B 19/418 G06F 17/60 108 G05B 15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産装置により生産される生産物の品質
    を管理するための装置であって、情報分析手段と、実際
    に起こった品質異常の項目を上記情報分析手段に入力す
    る品質異常入力手段と、上記品質異常の復旧に有効であ
    った対策を情報分析手段に入力する対策入力手段と、上
    記情報分析手段の分析結果を表示する対策表示手段と、
    上記情報分析手段の分析結果に基づいて現在の品質異常
    に適した対策を決定し、これを実行するように上記生産
    装置に対策指令を出力する対策指令手段とを備え、上記
    情報分析手段は、上記品質異常入力手段及び対策入力手
    段から品質異常項目及びこれに対応する対策が入力され
    る度に各対策の有効度に関する情報を学習演算してこれ
    を記憶する対策記憶手段と、上記品質異常入力手段から
    品質異常項目が入力された時にこの品質異常項目に対応
    して記憶されている情報を上記対策表示手段及び対策指
    令手段に出力する対策整理手段とを備え、上記品質異常
    入力手段として、品質検査対象物の品質異常を判定する
    のに必要な情報を採取する検査手段と、この検査手段で
    採取された情報に基づいて品質異常が発生しているか否
    かを判定し、品質異常が発生していると判定した場合に
    その品質異常項目を上記情報分析手段に入力する品質異
    常判定手段とを備え、さらに、上記検査手段で採取され
    た情報を順次記憶する情報記憶手段を備えるとともに、
    上記品質異常判定手段として、上記検査手段で検査され
    る品質検査対象物の品質そのものの異常を判定し、品質
    異常が発生したと判定した場合にこれを上記品質異常項
    目として上記情報分析手段に入力する個別品質異常判定
    手段と、上記情報記憶手段で記憶された過去複数回の情
    報に基づいて品質変化の傾向を分析し、この品質傾向が
    異常と判定した場合にこれを上記品質異常項目として上
    記情報分析手段に入力する品質傾向異常判定手段とを備
    えたことを特徴とする品質管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の品質管理装置において、
    複数の検査手段を備えるとともに、各検査手段毎に上記
    個別品質異常判定手段を設けたことを特徴とする品質管
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の品質管理装置に
    おいて、上記対策入力手段として、上記対策指令手段に
    より出力された対策指令により品質異常が復旧された場
    合にその旨の信号を上記情報分析手段に出力する情報出
    力手段を上記加工装置に設けたことを特徴とする品質管
    理装置。
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