JP3287767B2 - レーザ発光点認識装置及びその認識方法 - Google Patents

レーザ発光点認識装置及びその認識方法

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JP3287767B2 JP14542496A JP14542496A JP3287767B2 JP 3287767 B2 JP3287767 B2 JP 3287767B2 JP 14542496 A JP14542496 A JP 14542496A JP 14542496 A JP14542496 A JP 14542496A JP 3287767 B2 JP3287767 B2 JP 3287767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザユニットの
発光点認識装置及びその認識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザユニットの発光点認
識装置の概略構成図の一例を図4に示す。図4におい
て、従来の半導体レーザユニットの発光点認識装置の構
成は次のようなものである。レーザユニット50のレー
ザ光の出射方向に対して、ビームスプリッタ51及び5
2とレンズ53、反射鏡54とを一直線上(Z軸上)に
配置する。レーザユニット50から出射されたレーザ光
55は、ビームスプリッタ51及び52を通過し、レン
ズ53で集光されて反射鏡54に収束する。反射鏡54
で反射されたレーザ光56は、ビームスプリッタ52に
より分岐されて、CCDカメラ59に行くレーザ光57
と直進して次のビームスプリッタ51に行くレーザ光5
8とに分けられる。更に、レーザ光58は、ビームスプ
リッタ51により、分岐してピンホール62及び受光素
子63に行くレーザ光60と更に直進して元のレーザユ
ニット50に戻るレーザ光61とに分けられる。そし
て、反射鏡54をZ軸上で駆動する反射鏡移動機構64
とから構成されている。
【0003】所で、半導体レーザユニットの半導体レー
ザチップからの発光点のX、Y、Zの位置は図5に示さ
れるように定義される。上記構成による従来のレーザユ
ニットの発光点認識装置において、レーザの発光点の
X、Y、Zの位置の認識は次のようにしてなされる。
【0004】まずZ位置認識ができるX、Y位置への認
識と位置決めが必要である。これは、ビームスプリッタ
52により分岐されたレーザ光57をCCDカメラ59
により測定する。レーザ光強度の最も大きい部分をCC
D素子で検知し、そのレーザ発光点XY位置を画像認識
により検知し、その検知したXY位置を規定の光軸XY
軸にくるようにレーザユニット50をX方向及びY方向
に移動させる。
【0005】次に、ビームスプリッタ51により分岐さ
れたレーザ光60をピンホール62を通した後、受光素
子63により光強度を測定し光強度が最も大きくなるま
で反射鏡移動機構64により反射鏡54を移動させて、
反射鏡54の移動距離からレーザ発光点のZ位置を検知
する。
【0006】また従来の画像処理によるZ位置認識の場
合、図6に示されるように、「画像データ取り込み」→
「画像データ処理」→「レンズ移動(ΔZ)」の繰り返
しによりデータを積上げて、最終的な処理を実行するフ
ローであった。また、従来方法による位置認識後、レー
ザユニット50の特性信号の計測を行う場合、別の場所
に移動して特性信号の計測をする必要があり、設定位置
精度の点でも問題があった。このようにして、レーザ発
光点を認識するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の発光点認識装置は、レーザユニット50の発光点XY
位置の認識にはCCDカメラ59を用い、Z位置の認識
にはピンホール62と受光素子63を用いて、発光点Z
位置の認識をするようになっている。そして、従来の構
造では、受光素子63とピンホール62による発光点Z
位置の認識は、まずZ位置が認識できるX、Y位置の範
囲内にX、Y位置を位置決めする必要であり、Z位置認
識のための受光素子63及びピンホール63の光学系に
加えて、CCDカメラ59によるXY位置認識光学系も
必要であった。このため、光学系の部品点数が多くコス
ト高になり光学系調整の負担も大きかった。
【0008】また、従来の画像処理によるZ位置認識の
場合、先ず、「画像データ取り込み」→「画像データ処
理」→「レンズ移動(ΔZ)」の繰り返しによりデータ
を積上げて、設定されたZ位置の範囲にあることを認識
する最終的な処理を実行する演算の流れであり、処理方
法がシーケンシャルのため長い時間を要していた。
【0009】更に従来例において、CCDカメラによる
位置認識後、レーザユニットの特性信号の計測を行う場
合、別の場所にレーザユニットを移動して設定し、特性
信号の計測をする必要があり、移動設定に時間がかか
り、また移動による位置精度のばらつきも問題であっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
レーザ発光点認識装置は、レーザユニットからのレーザ
光が分岐されたレーザ光のうちの一方の光学軸上に固
レンズ、可動レンズ及びCCDカメラを配設すると共
に、前記分岐されたレーザ光のうちの他方の光学軸上に
可動反射鏡を配設し、前記CCDカメラによる画像デー
タを処理する画像データ処理装置と、前記可動反射鏡で
反射されたレーザ光を受光して電気信号に変換する光検
出器とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2記載のレーザ発光点認識
装置は、レーザユニットのレーザ光をビームスプリッタ
により分岐し、発光点のXYZ位置認識ができる光学系
とレーザユニットの電気光学的特性を計測する光学系と
から構成され、前記電気光学的特性を計測する光学系
は、反射鏡を光学軸上で駆動し、その反射光を光検出器
により検知し、レーザの電気光学的特性を計測すること
を特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項3記載のレーザ発光
点認識方法は、レーザユニットを載置したXY移動機構
を調整してXY位置を計測後、可動レンズの移動により
Z点を計測することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項4記載のレーザ発光
点認識方法は、可動レンズを定ピッチで移動させ、それ
ぞれに対応したCCDカメラからの画像データを演算処
理によりZ点を算出することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項5記載のレーザ発光
点認識方法は、レーザユニットを載置したXY移動機構
を調整してXY位置を計測後、可動レンズの移動により
Z点を計測し、画像データ取り込みと画像データの処理
とを並列処理することを特徴とするものである。
【0015】さらに、本発明の請求項6記載のレーザ発
光点認識方法は、レーザユニットのレーザ光をビームス
プリッタにより分岐し、発光点のXYZ位置認識ができ
る光学系とレーザユニットの電気光学的特性を計測する
光学系とから構成されるレーザ発光点認識装置を用いた
レーザ発光点の認識方法であって、反射鏡を光学軸上で
駆動し、その反射光を光検出器内の受光素子により検知
し、レーザの電気光学的特性を計測することを特徴とす
るものである。請求項7に記載のレーザ発光点認識装置
は、レーザユニットからのレーザ光が分岐されたレーザ
光のうちの一方を平行光とする固定レンズと、該固定レ
ンズを通過したレーザ光の光軸上に該光軸の方向(Z方
向)に移動可能に配設されており、該固定レンズを通過
したレーザ光を集光する可動レンズと、該可動レンズに
よって集光されたレーザ光を受光するCCDカメラと、
CCDカメラによる画像データを処理する画像処理装
置と、前記分岐されたレーザ光のうちの他方の光軸上に
該光軸の方向(Z方向)に移動可能に配設されており、
該分岐された他方のレーザ光を反射する可動反射鏡と、
該可動反射鏡で反射したレーザ光を受光して電気信号に
変換する光検出器と、を備えたことを特徴とするもので
ある。また、請求項8に記載のレーザ発光点の認識方法
、CCDカメラにおける発光点の画像データに基づ
き、前記レーザユニットをXY方向に移動させて、前記
発光点を規定の光軸XY位置へと調整してから、前記可
動レンズを移動させて、CCD信号が最大となるZ方向
の位置探索することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明の一実施の
形態に関する図である。以下、図面に従って本発明の一
実施の形態よりなる例を説明する。
【0017】ここで言うレーザユニットとは、ホログラ
ム素子とモニター用受光素子と信号受信用受光素子を有
するホログラムレーザユニットや、レーザチップとモニ
ター用受光素子を有するレーザユニットなどである。
【0018】図1に本発明の一実施例のレーザ発光点認
識装置の光学系構成を示す。この実施例のレーザ発光点
認識方法は、図4の従来方法のものと比べ、受光素子6
3とピンホール62の光学系を省き、レンズやビームス
プリッタの配置を工夫した独特のものである。
【0019】図1において、本発明の一実施の形態より
なる半導体レーザユニットの発光点認識装置の構成は次
のようなものである。レーザユニット1のレーザ光の出
射方向に対して、レンズ2、ビームスプリッタ3、レン
ズ4及び反射鏡5が一直線上(Z軸上)に配置されてい
る。レーザユニット1から出射されたレーザ光6は、レ
ンズ2により平行光となり、ビームスプリッタ3を通過
して、直進するレーザ光7及び分岐されるレーザ光8と
に分けられる。直進したレーザ光7はレンズ4で集光さ
れて反射鏡5に収束する。反射鏡5で反射されたレーザ
光9は、ビームスプリッタ3により、分岐されて、光検
出器10内の受光素子11に行くレーザ光12と直進し
て元のレーザユニット1に向かうレーザ光13とに分け
られる。そして、反射鏡5をZ軸上で駆動する反射鏡移
動機構18が設けられている。
【0020】一方、分岐したレーザ光8は、反射させる
のためのビームスプリッタ14で上方に曲げられ、集光
レンズ15及び16を通過して、CCDカメラ17のC
CD素子上に集光される。集光レンズ(可動レンズ)1
6には移動調整部品19に取り付けられ、レンズ移動機
構20によって制御されている。CCDカメラ17には
テレビモニタ21及び画像データ処理装置22が接続さ
れている。また、光検出器10内の受光素子11には受
光信号処理装置23が接続されている。また、レーザユ
ニット1はXY移動機構25上に装着されており、レー
ザユニット1の発光素子(レーザ素子)を発光制御する
発光制御器24が接続されている。そして、これらの機
構及び信号処理装置、即ち、反射鏡移動機構18、レン
ズ移動機構20、XY移動機構25、画像データ処理装
置22、受光信号処理装置23及び発光制御器24はシ
ステム制御装置26によって制御されている。
【0021】次に位置認識方法について説明する。XY
Zの位置認識は図1のCCDカメラ17を中心とした左
半分の光学系が用いられる。まず、レーザ発光点XY位
置認識を行う。レーザ発光点XY位置認識方法はCCD
カメラ17の発光点の画像データの最も大きい画素を見
つけ、これを(xm、ym)とする。そして、CCDカ
メラ17の予め設定した光軸上の発光点のXY位置を
(xo、yo)とすると、ΔX=│xm−xo│、ΔY
=│ym−yo│、とし、このΔX及びΔYの大きさが
規定の値、例えば、ΔX≦0.5〜5.0μm、ΔY≦
0.5〜5.0μm、の規定の値となるまで画像データ
からXY位置のずれを算出し、XY移動機構25をX方
向、Y方向に移動させて、発光点と光軸との調整を行
う。調整前のX位置、Y位置のずれはX=約±100μ
m程度、Y=約±100μm程度であった。 レーザ発
光点XY位置が規定の光軸XY位置(xo、yo)に調
整できた後、次にレーザ発光点Z位置認識を行う。CC
Dカメラ17によるレーザ発光点Z位置認識方法は可動
レンズ16をレンズ移動機構20による移動調整部品1
9により移動させながら、CCDカメラ17の発光点強
度の画像データを取り込む。
【0022】次に、図2に示すように、規定の光軸XY
位置(xo、yo)における画像データをレーザ光強度
として画像エリア内のCCD信号の最大値を見つけ、移
動調整部品19のZ方向の移動の中でどの位置で画像エ
リア内のCCD信号が最大になるかを探索し、その画像
エリア内のCCD信号が最大となるZ位置(zp)をレ
ーザ発光点のZ位置(zo)として認識する。この探索
時の画像エリアは任意のスレッショルドレベルでの発光
点のXY方向の大きさで決定される。移動調整部品19
をZ方向に設定した定ピッチΔzで移動させて、これに
対応するデータサンプルを最小二乗法による二次回帰分
析によりZ位置(zp)を正確に計算により算出する。
画素1つだけでなく画像エリア内の最大値をみつけてい
くことでレーザユニット1のレーザ出射光の光軸ずれに
よるCCDカメラ17の画像処理認識ズレを無くすこと
ができる。調整前のZ位置のずれは、Z=約±20〜3
0μm程度であり、調整後のZ位置のずれは約±数μm
程度以内である。
【0023】さらに、従来の画像処理によるZ位置認識
方法において、「画像データ取り込み」→「画像データ
処理」→「レンズ移動(ΔZ)」・・・・の繰り返しに
よりデータを積上げて、設定されたZ位置の範囲にある
ことを認識する最終的な処理を実行する演算の流れであ
り、処理方法がシーケンシャルのため長い時間を要して
いた。
【0024】一方、本発明は「画像データ取り込み」→
「レンズ移動(ΔZ)」・・・・の処理サイクルであ
り、「画像データ処理」はこのレンズ移動の処理サイク
ルから分離して、「画像データメモリ転送」→「画像デ
ータ処理」→・・・・のように、画像取り込み後画像デ
ータ処理せずに1回目の画像取り込み後次の測定位置へ
移動している間に一旦取り込んだデータを別のメモリ上
に移しておき、2回目以降の画像取り込みからは、取り
込みと同時に前回の画像データを移したメモリのデータ
を処理してこれを繰り返すことで画像処理分の時間を短
縮している。この様子を図3に示す。
【0025】このように、従来の図4の受光素子63及
びピンホール62の光学系を省き、レンズやビームスプ
リッタの配置を変えCCDカメラによるレーザ発光点X
YZ位置認識方法を使う構成により、XYZ位置の認識
と位置決めがCCDカメラの光学系構成だけでできるよ
うになり、Z位置認識時間や移動時間を短縮し、レーザ
発光点XYZ位置認識と特性信号計測が両方できる。
【0026】また、従来の光学系では、CCDカメラに
よる位置認識後、レーザユニットの特性信号の計測を行
う時には別の測定系に移動していたため、位置精度のば
らつきが大きかったが、本発明ではこれらの問題点も解
決している。
【0027】次に、レーザユニットの特性測定について
説明する。これには図1の反射鏡移動機構18及び光検
出器10を中心とした右半分の光学系が用いられる。
【0028】図1において、本発明の一実施の形態より
なる半導体レーザユニットの発光点認識装置の構成は次
のようなものである。レーザユニット1から出射された
レーザ光6は、レンズ2により平行光となり、ビームス
プリッタ3を通過し、直進したレーザ光7はレンズ4で
集光されて反射鏡5に収束する。反射鏡5で反射された
レーザ光9は、ビームスプリッタ3により分岐されて、
レーザ光12となり、光検出器10内の受光素子11に
より電気信号に変換される。
【0029】反射鏡移動機構18の制御により反射鏡5
を調整して、レーザユニット1から出射されたレーザ光
6の電気光学特性、例えば、レーザ発振開始電流It
h、動作電流Iopなどがレーザ動作電圧Vop、モニ
タ電流Imとの関係において測定される。
【0030】さらに、レーザ光12をビームスプリッタ
により分岐し、分光器を中心とした光学系を装備するこ
とにより、レーザユニットのその他のレーザの光学特性
である発振波長λ、垂直拡がり角θ⊥や水平拡がり角θ
‖などを同時に測定することができる。
【0031】一実施の形態よりなるホログラムレーザの
場合、従来法では約20〜30秒/個の測定時間を要し
ていたものが、本発明の場合は約4〜5秒/個程度まで
計測時間を短縮することができた。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1のレー
ザ発光点認識装置によれば、レーザ発光点のX、Y、Z
位置認識とレーザユニットの電気光学的特性の計測を高
精度で、且つ迅速にすることができる。
【0033】また、本発明の請求項2のレーザ発光点認
識装置によれば、レーザ発光点のX、Y、Z位置認識と
レーザユニットの電気光学的特性の計測をそれぞれ独立
に平行して処理することができると共に、計測時間の短
縮及び高精度化を行うことができる。
【0034】また、本発明の請求項3のレーザ発光点認
識方法によれば、レーザユニットを載置したXY移動機
構を調整してXY位置を計測後、可動レンズの移動によ
りZ点を計測することにより、レーザ発光点のX、Y、
Z位置認識を高精度で、且つ迅速にすることができる。
【0035】また、本発明の請求項4のレーザ発光点認
識方法によれば、可動レンズを定ピッチで移動させ、そ
れぞれに対応したCCDカメラからの画像データを演算
処理によりZ点を算出することにより、レーザ発光点の
X、Y、Z位置認識を高精度で、且つ迅速にすることが
できる。
【0036】また、本発明の請求項5のレーザ発光点認
識方法によれば、画像データ取り込みと画像データの処
理とを並列処理することにより、計測時間の短縮及び高
精度化を行うことができる。
【0037】さらに、本発明の請求項6のレーザ発光点
認識方法によれば、レーザ発光点のX、Y、Z位置認識
とレーザユニットの電気光学的特性の計測をそれぞれ独
立に平行して処理することができると共に、計測時間の
短縮及び高精度化を行うことができることに加えて、
射鏡を光学軸上で駆動し、その反射光を光検出器内の受
光素子により検知し、レーザの電気光学特性を計測する
ことにより、レーザユニットを取り外すことなく、さら
迅速且つ高精度でレーザの電気光学特性を計測するこ
とができる。また、本発明の請求項7のレーザ発光点認
識装置によれば、レーザ発光点のX、Y、Z位置認識
レーザユニットの電気光学的特性の計測を高精度で、且
つ迅速にすることができる。さらに、請求項8のレーザ
発光点の認識方法によれば、レーザ発光点のX、Y、Z
位置認識を高精度で、且つ迅速にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態よりなるレーザ発光点認
識の光学系構成を示すものである。
【図2】本発明の一実施の形態よりなるレーザ発光点認
識装置の発光点認識方法を説明する図であり、横軸に集
光レンズ16の位置を採り、縦軸にCCD面受光状態及
びCCD信号最大値を採り、画像エリア内のCCD信号
が最大となるZ位置(zp)をレーザ発光点のZ位置
(zo)として認識することを説明する図である。
【図3】本発明の一実施の形態よりなるレーザ発光点認
識方法の処理サイクルを示す図であり、「画像データ取
り込み」→「レンズ移動(ΔZ)」→・・・・の処理サ
イクルと「画像データメモリ転送」→「画像データ処
理」→・・・・の処理サイクルから構成されている。
【図4】従来の半導体レーザユニットの発光点認識装置
の概略構成図の一例を示す図である。
【図5】半導体レーザユニットの半導体レーザチップか
らの発光点のX、Y、Zの位置を定義する図である。
【図6】従来の半導体レーザユニットの発光点認識装置
における画像処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 レーザユニット 2 レンズ 3 ビームスプリッタ 4 レンズ 5 反射鏡 6 レーザユニット1から出射されたレーザ光 7 直進するレーザ光 8 分岐されるレーザ光 9 反射鏡5で反射されたレーザ光 10 光検出器 11 受光素子 12 レーザ光 13 レーザユニット1に向かうレーザ光 14 反射させるのためのビームスプリッタ 15 集光レンズ 16 移動調整部品19に取り付けられた集光レンズ
(可動レンズ) 17 CCDカメラ 18 反射鏡移動機構 19 移動調整部品 20 レンズ移動機構 21 テレビモニタ 22 画像データ処理装置 23 受光信号処理装置 24 発光制御器 25 レーザユニット1を載置するXY移動機構 26 システム制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−32202(JP,A) 特開 平4−52528(JP,A) 特開 昭63−195538(JP,A) 特開 昭61−35328(JP,A) 特開 平7−5032(JP,A) 実開 平3−78230(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/00 - 1/60 G01M 11/00 - 11/08 H01S 5/00 - 5/50

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザユニットからのレーザ光が分岐さ
    れたレーザ光のうちの一方の光学軸上に固定レンズ、可
    動レンズ及びCCDカメラを配設すると共に、前記分岐
    されたレーザ光のうちの他方の光学軸上に可動反射鏡を
    配設し、 前記CCDカメラによる画像データを処理する 画像デー
    タ処理装置と、前記可動反射鏡で反射されたレーザ光を
    受光して電気信号に変換する光検出器とを備えたことを
    特徴とするレーザ発光点認識装置。
  2. 【請求項2】 レーザユニットのレーザ光をビームスプ
    リッタにより分岐し、発光点のXYZ位置認識ができる
    光学系とレーザユニットの電気光学的特性を計測する光
    学系とから構成され、 前記電気光学的特性を計測する光学系は、反射鏡を光学
    軸上で駆動し、その反射光を光検出器により検知し、レ
    ーザの電気光学的特性を計測する ことを特徴とするレー
    発光点認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザ発光点認識装置
    用いたレーザ発光点の認識方法であって、レーザユニッ
    トを載置したXY移動機構を調整してXY位置を計測
    後、可動レンズの移動によりZ点を計測することを特徴
    とするレーザ発光点認識方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のレーザ発光点認識装置
    用いたレーザ発光点の認識方法であって、可動レンズを
    一定ピッチで移動させ、それぞれに対応したCCDカメ
    ラからの画像データを演算処理によりZ点を算出するこ
    とを特徴とするレーザ発光点認識方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のレーザ発光点認識方法に
    おいて、画像データ取り込みと画像データの処理とを並
    列処理することを特徴とするレーザ発光点認識方法。
  6. 【請求項6】 レーザユニットのレーザ光をビームスプ
    リッタにより分岐し、発光点のXYZ位置認識ができる
    光学系とレーザユニットの電気光学的特性を計測する光
    学系とから構成されるレーザ発光点認識装置を用いたレ
    ーザ発光点の認識方法であって、反射鏡を光学軸上で駆
    動し、その反射光を光検出器内の受光素子により検知
    し、レーザの電気光学的特性を計測することを特徴とす
    るレーザ発光点認識方法。
  7. 【請求項7】 レーザユニットからのレーザ光が分岐さ
    れたレーザ光のうちの一方を平行光とする固定レンズ
    と、 該固定レンズを通過したレーザ光の光軸上に該光軸の方
    向(Z方向)に移動可能に配設されており、該固定レン
    ズを通過したレーザ光を集光する可動レンズと、 該可動レンズによって集光されたレーザ光を受光するC
    CDカメラと、 CCDカメラによる画像データを処理する画像処理装
    置と、前記分岐されたレーザ光のうちの他方の光軸上に該光軸
    の方向(Z方向)に移動可能に配設されており、該分岐
    された他方のレーザ光を反射する可動反射鏡と、 該可動反射鏡で反射したレーザ光を受光して電気信号に
    変換する光検出器と、 を備えたことを特徴とするレーザ
    発光点認識装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像処理装置を用いた
    レーザ発光点の認識方法であって、 CDカメラにおける発光点の画像データに基づき、前
    記レーザユニットをXY方向に移動させて、前記発光点
    を規定の光軸XY位置へと調整してから、 前記可動レンズを移動させて、CCD信号が最大となる
    Z方向の位置探索することを特徴とするレーザ発光点の
    認識方法。
JP14542496A 1996-06-07 1996-06-07 レーザ発光点認識装置及びその認識方法 Expired - Fee Related JP3287767B2 (ja)

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