JP3287295B2 - オペレーティングシステム - Google Patents

オペレーティングシステム

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JP3287295B2 JP02050598A JP2050598A JP3287295B2 JP 3287295 B2 JP3287295 B2 JP 3287295B2 JP 02050598 A JP02050598 A JP 02050598A JP 2050598 A JP2050598 A JP 2050598A JP 3287295 B2 JP3287295 B2 JP 3287295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレーティング
システムに関し、特に情報処理システム運用中において
周辺装置の制御を行うデバイスドライバモジュールの更
新を、情報処理システムのリブートを行うこと無しに可
能とするオペレーティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オペレーティングシステムが起動
されている状態にて周辺装置の制御を行っているデバイ
スドライバモジュールの更新を行う場合、更新を行うデ
バイスドライバモジュールをオペレーティングシステム
が格納されている記憶装置にインストールした後、オペ
レーティングシステムを一旦終了してリブートする必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオペレーテ
ィングシステムは下記記載の問題点を有している。
【0004】第1の問題点は、オペレーティングシステ
ムが動作中に周辺装置の制御を行うデバイスドライバモ
ジュールを更新するためには、更新を行うデバイスドラ
イバモジュールをオペレーティングシステムが格納され
ている記憶装置にインストールした後、オペレーティン
グシステムを一旦終了してリブートしなければならない
ということである。
【0005】その理由は、従来のオペレーティングシス
テムでは、周辺装置の制御を行うデバイスドライバモジ
ュールをメインメモリに常駐させて、各種アプリケーシ
ョンソフトウェアからの入出力リクエストおよび周辺装
置からの非同期な割り込みリクエストを随時受け付ける
構成とされていることから、オペレーティングシステム
動作中にデバイスドライバモジュールを置換することが
できない、ためである。
【0006】第2の問題点は、例えば24時間運転の情
報処理システムにおいては、オペレーティングシステム
を一旦終了してリブートすることができない、というこ
とである。従って、デバイスドライバモジュールに潜在
的な欠陥が発見された場合等において、障害の発生を未
然に防ぐためにデバイスドライバモジュールの更新が必
要となった際に、デバイスドライバモジュールの更新が
反映できない。その理由は、第1の問題点の理由と同じ
である。
【0007】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、オペレーティング
システムが動作中に周辺装置の制御を行うデバイスドラ
イバモジュールの更新が必要となった場合、オペレーテ
ィングシステムを一旦終了させてリブートすること無し
に、かつ、システムの運転に悪影響を及ぼすことなく、
安全にデバイスドライバモジュールの更新を行うことを
可能とするオペレーティングシステムを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、更新を行うデバイスモジュールが制御す
る周辺装置に対する入出力リクエストの頻度を監視する
ことで、前記入出力リクエストの頻度が予め定められた
しきい値を下回っており前記デバイスドライバモジュー
ルを安全に置換可能なタイミングを検出し、該タイミン
グ検出後、前記デバイスドライバモジュール置換中は、
デバイスドライバモジュールに対する入出力リクエスト
をエラーさせることなくペンディング状態に設定し、前
記デバイスドライバモジュールの置換完了後に、ペンデ
ィング状態の入出力リクエストの処理から再開する、こ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明は、周辺装置及び該周辺装置
を制御するデバイスドライバモジュールを備えた情報処
理装置において、更新前の旧デバイスドライバモジュー
ルに対して発行される入出力リクエストの頻度を監視
し、安全に置換デバイスドライバモジュールへの更新が
可能なタイミングを検出する手段と、前記旧デバイスド
ライバモジュールですでに受付け済みの入出力リクエス
トの終了を監視すると共に、新たな入出力リクエストを
ペンディング状態とする手段と、前記旧デバイスドライ
バモジュールをアンロード後、新デバイスドライバモジ
ュールをオペレーティングシステムに組み込み初期化す
る手段と、前記組み込まれた前記新デバイスドライバモ
ジュールにて前記ペンディング中の入出力リクエストを
実行し、その後、通常の入出力処理を再開するように制
御する手段と、を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、情報処理システムにおいて稼働中の周辺装置に対す
る入出力リクエスト状況を監視し、該周辺装置の稼働状
況が一定のしきい値以下になった際に通知を行う入出力
状況監視手段(図1の111)と、前記周辺装置にて既
に受け付け済みの入出力リクエストの終了を監視し、そ
の後、前記周辺装置からの非同期な割り込みリクエスト
および前記周辺装置に対する新規の入出力リクエストを
ペンディングキューにキューイングしてタイムアウト監
視タイマ値を変更する入出力ペンディング手段(図1の
112)と、前記周辺装置の制御を行っているデバイス
ドライバモジュールをアンロード後、前記周辺装置の制
御を行う新規のデバイスドライバモジュールをロードし
て初期化するデバイスドライバ置換手段(図1の11
3)と、前記入出力ペンディング手段にてペンディング
中の入出力リクエストを処理した後、通常の入出力リク
エストを実行可能とする入出力再開手段(図1の11
4)とを有する。
【0011】情報処理システムが動作中において周辺装
置の制御を行うデバイスドライバモジュールの更新が必
要となった場合、オペレーティングシステムは更新する
デバイスドライバモジュールを記憶装置にメインメモリ
のワーク領域にロード後、入出力状況監視手段(図1の
111)を起動する。
【0012】入出力状況監視手段(図1の111)は、
更新するデバイスドライバモジュールが制御している周
辺装置に対する入出力リクエスト状況を監視することに
より、周辺装置の稼働状況が低下してデバイスドライバ
モジュールの更新が安全に行える状態を検出することが
できる。
【0013】入出力ペンディング手段(図1の112)
は、周辺装置にて既に受け付け済みの入出力リクエスト
が全て終了するまで監視し、さらに周辺装置からの非同
期な割り込みリクエストおよび新規の入出力リクエスト
をペンディング状態とすることによって、デバイスドラ
イバモジュールの更新が可能な状態を作り出すことがで
きる。
【0014】デバイスドライバ置換手段(図1の11
3)は、使用中のデバイスドライバモジュールをメイン
メモリからアンロード後、更新する新規のデバイスドラ
イバモジュールをオペレーティングシステムに組み込ん
で初期化することにより、更新したデバイスドライバモ
ジュールにて周辺装置の制御が開始可能な状態とするこ
とができる。
【0015】入出力再開手段(図1の114)は、入出
力ペンディング手段にてペンディングされている入出力
リクエストおよび周辺装置からの割り込みリクエストを
デバイスドライバ置換手段にて更新したデバイスドライ
バモジュールにて再開することにより、以降、周辺装置
への入出力リクエストを通常通り処理することができ
る。
【0016】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
さらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図1を参照すると、本発明の一実施例
は、メインメモリ1と、割り込み制御部2と、フロッピ
ーディスク装置3と、磁気ディスク装置4と、ネットワ
ーク制御装置5とを備えて構成されている。
【0018】メインメモリ1はオペレーティングシステ
ム11およびワーク領域12を含んでいる。
【0019】オペレーティングシステム11は、メイン
メモリ1にロード後に実行され、入出力状況監視手段1
11と、入出力ペンディング手段112と、デバイスド
ライバ置換手段113と、入出力再開手段114と、入
出力リクエストペンディング部115と、ネットワーク
制御装置5の制御を行うデバイスドライバ115とを備
えている。
【0020】ワーク領域12には、更新を行うデバイス
ドライバ121がフロッピーディスク装置3から一時的
にロードされる。
【0021】入出力状況監視手段111は、更新を行う
デバイスドライバ121をワーク領域12にロード後、
現在稼働中のデバイスドライバ116に対する入出力リ
クエスト状況を監視して、ネットワーク制御装置5の稼
働状況が一定のしきい値を下回ると入出力ペンディング
手段112に制御を移す。
【0022】入出力ペンディング手段112は、ネット
ワーク制御装置5にて既に受け付け済みの入出力リクエ
ストの終了を監視し、その後、ネットワーク制御装置5
からの非同期な割り込みリクエストおよびネットワーク
制御装置5に対する新規の入出力リクエストをペンディ
ング状態としてデバイスドライバ置換手段113に制御
を移す。
【0023】デバイスドライバ置換手段113は、現在
オペレーティングシステム11にて使用中のデバイスド
ライバ116をアンロード後、更新を行うデバイスドラ
イバ121をワーク領域12からオペレーティングシス
テム11に組み込んで初期化を行う。
【0024】入出力再開手段114は、ネットワーク制
御装置5からの割り込みを可能とし、更新したデバイス
ドライバ121を使用して、デバイス入出力ペンディン
グ手段112にてペンディングされている入出力リクエ
ストを実行後、通常の入出力制御を再開する。また、更
新されたデバイスドライバ121は、オペレーティング
システム11が格納されている磁気ディスク装置4にセ
ーブされる。
【0025】次に、図1、図2乃至図5のフローチャー
トを参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に
説明する。
【0026】図2は、本発明の一実施例における入出力
状況監視手段111の動作を示す流れ図である。図2を
参照して、入出力状況監視手段111の動作を説明す
る。
【0027】まず、入出力状況監視手段111はデバイ
スドライバ121の更新オペレーションが指示される
と、フロッピーディスク装置3からデバイスドライバ1
21および制御情報をメインメモリ11上のワーク領域
12にロードする(図2のステップ1111)。
【0028】次に、更新を行うデバイスドライバ121
が制御を行う周辺装置(本実施例では、ネットワーク制
御装置5)を現在制御している更新前のデバイスドライ
バ116を検索し(図2のステップ1112)、このデ
バイスドライバ116に対して発行される入出力リクエ
ストの頻度を監視する(図2のステップ1113)。
【0029】次に、ネットワーク制御装置5にて実行さ
れている入出力リクエストの頻度が一定のしきい値を下
回り、デバイスドライバ116からデバイスドライバ1
21への更新手続きが安全に行えるか否かを判別する
(図2のステップ1114)。この判定で、入出力リク
エストの頻度が一定のしきい値を下回っている場合に
は、入出力ペンディング手段112に制御を移し(図2
のステップ1115)、それ以外の場合は、入出力リク
エストの頻度の監視を続ける(図2のステップ111
3)。
【0030】図3は、本発明の一実施例における入出力
ペンディング手段の動作を示す流れ図である。図3を参
照して、入出力ペンディング手段112の動作を説明す
る。
【0031】入出力ペンディング手段112は、ネット
ワーク制御装置5に対する新規の入出力リクエストの発
生をチェックし(図3のステップ1121)、入出力リ
クエストがある場合は、入出力ペンディング部115に
入出力リクエストをキューイングして実行をペンディン
グする(図3のステップ1122)。この際、入出力リ
クエストがタイムアウトエラーとならない様、それぞれ
の入出力リクエストに設定されているタイムアウト監視
のためのタイマ値をクリアする。
【0032】次に、デバイスドライバ116にて既に受
け付け済みの入出力リクエストが全て完了しているか否
かをチェックし(図3のステップ1123)、受け付け
済みの入出力リクエストが全て完了している場合には、
ネットワーク制御装置5からの割り込みがマスク済みで
あるか否かをチェックする(図3のステップ112
4)。
【0033】ここで、ネットワーク制御装置5からの割
り込みマスクが行われていない場合は、割り込み制御部
2にてネットワーク制御装置5からの割り込みをマスク
して(図3のステップ1125)、デバイスドライバ置
換手段113を起動する(図3のステップ1126)。
【0034】次に、入出力再開手段114が起動済みか
否かチェックし(図3のステップ1127)、起動済み
でない場合には、ステップ1121からの手続きを繰り
返す。
【0035】ステップ1127で、入出力再開手段11
4が起動済みの場合は、入出力リクエストペンディング
部115にペンディングされている入出力リクエストが
存在しないかどうかチェックし(図3のステップ112
8)、真の場合は入出力ペンディング手段112を終了
し、偽の場合には、ステップ1121からの手続きを繰
り返す。
【0036】図4は、本発明の一実施例におけるデバイ
スドライバ置換手段の動作を示す流れ図である。図4を
参照して、デバイスドライバ置換手段113の動作を説
明する。
【0037】デバイスドライバ置換手段113は、旧デ
バイスドライバ116をオペレーティングシステム11
からアンロード後(図4の1131)、更新する新デバ
イスドライバ121をワーク領域12からオペレーティ
ングシステム11の資源に組み込む(図4の113
2)。
【0038】次に、デバイスドライバ121を初期化し
て、ネットワーク制御装置5の制御が可能な状態にした
後(図4のステップ1133)、入出力再開手段114
に制御を移す(図4のステップ1134)。
【0039】図5は、本発明の一実施例における入出力
再開手段114の動作を示す流れ図である。図5を参照
して、入出力再開手段114の動作を説明する。
【0040】入出力再開手段114は、割り込み制御部
2にてネットワーク制御装置5からの割り込みマスクを
解除後(図5のステップ1141)、入出力リクエスト
ペンディング部115にキューイングされている入出力
リクエストが存在するか否かをチェックし(図5のステ
ップ1142)、入出力リクエストがペンディングされ
ている場合は、ペンディング状態の最も古い入出力リク
エストをデバイスドライバ121にて実行後(図5のス
テップ1145)、ステップ1142からの手続きを繰
り返す。
【0041】ここで、入出力リクエストペンディング部
115が空の場合は、デバイスドライバ121にて通常
の入出力処理を再開する(図5のステップ1144)。
最後に入出力再開手段114は、更新後のデバイスドラ
イバ121をオペレーティングシステム11が格納され
ている磁気ディスク装置4にアップデートする(図5の
ステップ1144)。
【0042】次に、本実施例の作用効果について説明す
る。
【0043】本実施例では、入出力状況監視手段111
にて置換するデバイスドライバが制御する周辺装置に対
する入出力リクエストの頻度を監視することにより、安
全にデバイスドライバの置換を行うタイミングを検出す
ることができる。
【0044】また、デバイスドライバの置換中に入出力
リクエストが発生した場合、入出力ペンディング手段1
12にて入出力リクエストをタイムアウトさせること無
しにペンディング状態として、デバイスドライバ置換後
に実行させることにより、アプリケーションソフトウェ
アから発行された入出力リクエストがエラーとなり、シ
ステムの運用に悪影響を及ぼすことを回避できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0046】本発明の第1の効果は、周辺装置の制御を
行うデバイスドライバモジュールに不具合が発見された
場合、または周辺装置の不具合が発見されデバイスドラ
イバモジュールにて回避が必要な場合、24時間運転の
情報処理システムにおいてもオペレーティングシステム
を一旦終了してリブートすること無しにデバイスドライ
バモジュールの更新が安全に行える、ということであ
る。
【0047】その理由は、本発明においては、更新を行
うデバイスドライバモジュールが制御する周辺装置の稼
働状況を監視することによって、デバイスドライバモジ
ュールを安全に置換可能なタイミングを検出し、デバイ
スドライバモジュール置換中は、入出力リクエストをエ
ラーさせること無しにペンディング状態として、デバイ
スドライバモジュール置換完了後に再開することができ
るからである。
【0048】本発明の第2の効果は、デバイスドライバ
の置き換えの際に、アプリケーションソフトウェアから
発行された入出力リクエストがエラーとなりシステムの
運用に悪影響を及ぼす、という事態の発生を回避するこ
とができる、ということである。その理由は、第1の効
果の理由と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における入出力状況監視手段
の動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の一実施例における入出力ペンディング
手段の動作を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例におけるデバイスドライバ置
換手段の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施例における入出力再開手段の動
作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 メインメモリ 2 割り込み制御部 3 フロッピーディスク装置 4 磁気ディスク装置 5 ネットワーク制御装置 11 メインメモリ 12 ワーク領域 111 入出力状況監視手段 112 入出力ペンディング手段 113 デバイスドライバ置換手段 114 入出力再開手段 115 入出力リクエストペンディング部 116 デバイスドライバ 121 デバイスドライバ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】更新を行うデバイスモジュールが制御する
    周辺装置に対する入出力リクエストの頻度を監視するこ
    とで、前記入出力リクエストの頻度が予め定められたし
    きい値を下回っており前記デバイスドライバモジュール
    を安全に置換可能なタイミングを検出し、該タイミング
    検出後、前記デバイスドライバモジュール置換中は、デ
    バイスドライバモジュールに対する入出力リクエストを
    エラーさせることなくペンディング状態に設定し、前記
    デバイスドライバモジュールの置換完了後に、ペンディ
    ング状態の入出力リクエストの処理から再開する、こと
    を特徴とするデバイスドライバモジュールの更新方法。
  2. 【請求項2】(a)更新前の旧デバイスドライバモジュ
    ールに対して発行される入出力リクエストの頻度を監視
    し、前記入出力リクエストの頻度が予め定められたしき
    い値を下回っており安全に置換デバイスドライバモジュ
    ールへの更新が可能なタイミングを検出し、 (b)前記旧デバイスドライバモジュールですでに受付
    け済みの入出力リクエストの終了を監視すると共に、新
    たな入出力リクエストをペンディング状態として、前記
    旧デバイスドライバモジュールをアンロード後、新デバ
    イスドライバモジュールをオペレーティングシステムに
    組み込み初期化し、 (c)組み込まれた前記新デバイスドライバモジュール
    にて前記ペンディング中の入出力リクエストを実行し、
    その後、通常の入出力処理が再開される、ようにしたこ
    とを特徴とするデバイスドライバモジュールの更新方
    法。
  3. 【請求項3】周辺装置及び該周辺装置を制御するデバイ
    スドライバモジュールを備えた情報処理装置において、 更新前の旧デバイスドライバモジュールに対して発行さ
    れる入出力リクエストの頻度を監視し、前記入出力リク
    エストの頻度が予め定められたしきい値を下回っており
    安全に置換デバイスドライバモジュールへの更新が可能
    なタイミングを検出する手段と、 前記旧デバイスドライバモジュールですでに受付け済み
    の入出力リクエストの終了を監視すると共に、新たな入
    出力リクエストをペンディング状態とする手段と、 前記旧デバイスドライバモジュールをアンロード後、新
    デバイスドライバモジュールをオペレーティングシステ
    ムに組み込み初期化する手段と、 前記組み込まれた前記新デバイスドライバモジュールに
    て前記ペンディング中の入出力リクエストを実行し、そ
    の後、通常の入出力処理を再開するように制御する手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】情報処理装置において稼働中の周辺装置
    に対する入出力リクエストの頻度を監視し、該周辺装置
    の稼働状況が一定のしきい値以下になった際に通知を行
    う入出力状況監視手段と、 前記周辺装置にて既に受け付け済みの入出力リクエスト
    の終了を監視し、その後、前記周辺装置からの非同期な
    割り込みリクエストおよび前記周辺装置に対する新規の
    入出力リクエストをペンディングキューにキューイング
    してタイムアウト監視タイマ値を変更する入出力ペンデ
    ィング手段と、 前記周辺装置の制御を行っているデバイスドライバモジ
    ュールをアンロード後、前記周辺装置の制御を行う新規
    のデバイスドライバモジュールをロードして初期化する
    デバイスドライバ置換手段と、 前記入出力ペンディング手段にてペンディング中の入出
    力リクエストを処理した後、通常の入出力リクエストを
    実行可能とする入出力再開手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置
  5. 【請求項5】(a)稼働中の周辺装置に対する入出力リ
    クエストの頻度を監視し、該周辺装置の稼働状況が一定
    のしきい値以下になった際に通知を行う処理、 (b)前記周辺装置にて既に受け付け済みの入出力リク
    エストの終了を監視し、その後、前記周辺装置からの非
    同期な割り込みリクエストおよび前記周辺装置に対する
    新規の入出力リクエストをペンディングキューにキュー
    イングしてタイムアウト監視タイマ値を変更する処理、 (c)前記周辺装置の制御を行っているデバイスドライ
    バモジュールをアンロード後、前記周辺装置の制御を行
    う新規のデバイスドライバモジュールをロードして初期
    化する処理、 (d)ペンディング中の入出力リクエストを処理した
    後、通常の入出力リクエストを実行可能とする処理、 の上記(a)〜(d)の各処理をコンピュータ上で実行
    させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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