JP3286667B2 - ラメ入りたわしとそのたわし生地 - Google Patents

ラメ入りたわしとそのたわし生地

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JP3286667B2 JP03277093A JP3277093A JP3286667B2 JP 3286667 B2 JP3286667 B2 JP 3286667B2 JP 03277093 A JP03277093 A JP 03277093A JP 3277093 A JP3277093 A JP 3277093A JP 3286667 B2 JP3286667 B2 JP 3286667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は、食器等を洗ったり磨くの
に使用されるラメ入りたわしと、そのたわし生地に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軟質プラスチックのフイルムテープの面
にアルミ又は銅等の光輝性金属を蒸着により施したも
の、又は金箔、銀箔等からなる謂ゆるラメ平線(金属平
線)を繊維糸に併用してたわし生地となし、適当な大き
さの袋に形成してたわしとなすラメ入りたわしの製造方
法は、実公昭56−6058号公報、実開昭62−11
2563号公報、実公昭56−10283号公報等にお
いて従来から一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のラメ
入りたわしの製造方法によれば、たわし1個分の大きさ
にたわし生地を截断して2つ折り、又は2枚重ねにして
周縁部を糸でかがり縫いしてたわしとなし、内部にスポ
ンジ等を封入する方法が一般的であるが、ラメ平線が併
用されている為にたわし生地の織成から截断、周縁部の
縫着等に手間を要し、従って少数個を家内工業的に手作
業で製造する場合は勿論、機械を導入して大量生産する
場合でも作業性、生産性が悪く、1個の製造にも多大の
労力と時間を要し品質の優れた製品を大量に提供できな
いといった問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、繊維糸にラメ平線を併用して織成又は編成され
た帯状生地よりたわし生地の織成から截断、縫着に至る
全工程を連続且つ全自動で行うことのできる品質の優れ
たラメ入りたわしとその素材となるたわし生地を提供し
ようとするものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めに本発明におけるラメ入りたわし生地は、繊維糸2に
ラメ平線(金属平線)1を添えたものと、繊維糸を織成
又は編成して表面にラメ平線の屈曲部3を露出形成した
たわし面を有する2枚の連続した長尺の帯状生地10.
10を、表面同志が内側になるように上下に重ね合せ
て、その一側端縁4と所定の間隔を隔てた細幅帯域Sの
縫着部を三方に形成してなるものである。
【0006】また、本発明におけるラメ入りたわしは、
繊維糸2にラメ平線(金属平線)1を添えたものと、繊
維糸を織成又は編成して表面にラメ平線の屈曲部3を露
出形成したたわし面を有する2枚の連続した長尺の帯状
生地10.10を、表面同志が内側になるように上下に
重ね合せて、その一側端縁4と所定の間隔を隔てた細幅
帯域Sの縫着部を三方に形成するとともに、帯状生地1
0.10の細幅帯域Sを中心位置より切断して一側が開
放した一個のたわし袋20となし、このたわし袋を裏返
えして開放部5を縫着6してなるもできる。
【0007】さらに、本発明におけるラメ入りたわし生
地は、前記細幅帯域Sを中間の無縫着部10′とその無
縫着部を境に2条の平行した縫着部S′.S″とによ形
成することが好ましい。
【0008】
【実施例】本発明の好ましい実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】ラメ平線(金属平線)1は、図9に示すよ
うに軟質合成樹脂のフイルムテープ1aの面にアルミ、
銅等の金属膜1bを蒸着により施したもの、又は2枚の
フイルムテープの間に金属膜をサンドイッチ状に形成し
たもの、或いは、金箔、銀箔のようなものが用いられ
る。
【0010】繊維糸2はテトロン又はナイロンのような
軟質の熱融着性の合成繊維で、ウーリー化した細糸が用
いられる。
【0011】このようなラメ平線1を繊維糸2に添えた
ものを経糸に、また、繊維糸を緯糸に用いて平織又はメ
リヤス編して図5〜6に示すような帯状生地10を形成
するが、帯状生地10の表面はラメ平線1の屈曲した編
目、又は織目があらわれるためにラメ平線の屈曲部3が
密に露出形成したものとなる。
【0012】帯状生地10は織機又は編機により形成す
る。本発明においては図10に示すように2台の機械を
用いて同時に2枚の連続した長尺の帯状生地10を織成
又は編成するが、表面同志が内面となるように形成され
た帯状生地が2枚重ね合わされて送り出されていく。そ
してその送り出しの途中でたわし1個分の間隔を隔てて
幅方向に細幅帯域Sを形成する。この細幅帯域Sは2条
の平行した縫着部S′・S″により形成する。2条の縫
着部S′・S″の間は無縫着部10′が形成される。
【0013】また、一側端縁4をかがり縫い等により全
長を接合する。
【0014】細幅帯域Sはその後にカッターで中間部と
なる無縫着部10′を切断して図4に示すたわし一箇分
のたわし袋20となす。このたわし袋20を裏返しにす
ると、内面が表になって表面にラメ平線の屈曲部3が露
出する。たわし袋20の他側は開放しているからこの開
放部5をかがり縫い6して閉塞すると、ラメ平線入りの
たわしが得られる。
【0015】たわし袋20の中にスポンジの芯21を封
入すると図1〜2に示すようなスポンジたわしが得られ
る。
【0016】
【作用】帯状生地10の細幅帯域Sは、2条の平行した
縫着部S′・S″と、その中間の無縫着部10′とより
なるため、無縫着部10′の中心をカッターで切断する
と、左右に分離した縫着部S′・S″に切断の影響を与
えないで済む。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記のように、繊維糸にラメ平
線(金属平線)を添ったものと繊維糸を織成又は編成し
て主に表面にラメ平線の屈曲部を露出形成したたわし面
を有する連続した長尺の帯状生地2枚を、表面同志が内
側になるように上下に重ね合わせて、その一側端縁と所
定の間隔を隔てた細幅帯域の縫着部を三方に形成してな
るものであるから、たわし一箇分のたわし袋を細幅帯域
の中心をカッターで切断することにより簡単に得ること
ができ、而も細幅帯域は2条の平行した縫着部とその中
間の無縫着部で形成され、カッターによる切断はこの無
縫着部の中心より切断される為左右に分離した際に縫着
部S′・S″に影響を全く与えないので、糸のほつれを
生じるおそれがなく、丈夫で品質がよく、而も安価なラ
メ入りたわしを連続長尺物の帯状生地より大量生産によ
り提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すラメ入りたわしの斜視図で
ある。
【図2】図1におけるAーA線の断面図である。
【図3】2枚重ねに形成された連続した長尺のたわし生
地の一例を示す斜視図である。
【図4】たわし袋の斜視図である。
【図5】帯状生地の一部拡大平面図である。
【図6】帯状生地のさらに拡大した平面図である。
【図7】図3におけるBーB線の断面図である。
【図8】図3におけるCーC線の断面図である。
【図9】ラメ平線と繊維糸の一部拡大斜視図である。
【図10】2枚の帯状生地を同時に形成する状態の一例
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ラメ平線(金属平線) 2 繊維糸 3 ラメ平線の屈曲部 4 一側端縁 5 開放部 10 帯状生地 20 たわし袋 21 スポンジの芯 S 細幅帯域 S′・S″ 2条の平行した縫着部 10′ 無縫着部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維糸(2)にラメ平線(金属平線)
    (1)を添えたものと、繊維糸を織成又は編成して表面
    にラメ平線の屈曲部(3)を露出形成したたわし面を有
    する2枚の連続した長尺の帯状生地(10)(10)
    を、表面同志が内側になるように上下に重ね合せて、そ
    の一側端縁(4)と所定の間隔を隔てた細幅帯域(S)
    の縫着部を三方に形成してなることを特徴とするラメ入
    りたわし生地。
  2. 【請求項2】 繊維糸(2)にラメ平線(金属平線)
    (1)を添えたものと、繊維糸を織成又は編成して表面
    にラメ平線の屈曲部(3)を露出形成したたわし面を有
    する2枚の連続した長尺の帯状生地(10)(10)
    を、表面同志が内側になるように上下に重ね合せて、そ
    の一側端縁(4)と所定の間隔を隔てた細幅帯域(S)
    の縫着部を三方に形成するとともに、帯状生地(10)
    (10)の細幅帯域(S)を中心位置より切断して一側
    が開放した一個のたわし袋(20)となし、このたわし
    袋を裏返えして開放部(5)を縫着(6)してなること
    を特徴とするラメ入りたわし。
  3. 【請求項3】 前記細幅帯域(S)を中間の無縫着部
    (10′)とその無縫着部を境に2条の平行した縫着部
    (S′.S″)とにより形成した請求項1記載のラメ入
    りたわし生地。
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