JP3286455B2 - スクロール圧縮機の圧縮機構 - Google Patents
スクロール圧縮機の圧縮機構Info
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- JP3286455B2 JP3286455B2 JP02358794A JP2358794A JP3286455B2 JP 3286455 B2 JP3286455 B2 JP 3286455B2 JP 02358794 A JP02358794 A JP 02358794A JP 2358794 A JP2358794 A JP 2358794A JP 3286455 B2 JP3286455 B2 JP 3286455B2
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- scroll
- cylinder
- compression
- compression mechanism
- movable
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/005—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of dissimilar working principle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍、空調、給湯用ス
クロール圧縮機の圧縮機構に関する。
クロール圧縮機の圧縮機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に本発明による圧縮機構が実施され
るスクロール圧縮機の圧縮部の断面正面図を示す。その
スクロール圧縮機の圧縮機構は、固定スクロールと可動
スクロールとが互いに噛み合うように対向して配設され
てスクロールうず巻部が形成されるようになっている。
1は固定スクロールで、1aは吐出ポート、1bはうず
巻部である。2はシリンダで、2aは吸込ポートであ
る。シリンダ2はボルト3で固定スクロール1に固定さ
れている。4は可動スクロールで、4aは軸部、4bは
うず巻部である。可動スクロール4はシリンダ2内で固
定スクロール1のうず巻部1bと噛み合うように設置さ
れており、通常のスクロール圧縮機と同様に軸部4aが
電動機に直結された回転軸(図示せず)より駆動力を受
けて旋回運動を行う。5はメインフレームで、可動スク
ロール4の軸方向の動きを規制するとともに、回転圧縮
部の圧縮室7の軸方向シールを行っている。シリンダ2
はボルト6でメインフレーム5に固定されている。スク
ロール圧縮機は吸入圧力と吐出圧力の比(圧縮比:吐出
圧力/吸入圧力)がうず巻の巻数によって決定される特
徴をもっている。このため、冷蔵ユニットや空調ユニッ
トのような運転条件に対応するようにうず巻数を設定す
れば、吐出バルブの不要な圧縮機構とすることができ、
低騒音、高寿命の圧縮機とすることができる。ところ
が、冷凍ユニットでは一般に運転条件の圧縮比が非常に
高く、これに対応するようにうず巻数を設定しようとす
ると、巻数が多く外径の大きいうず巻となり、圧縮機の
大きさや加工の難しさから考えても実現が困難な状態と
なってしまう。そこで、止むなく少ないうず巻数で吐出
バルブを設けて高圧縮運転に対応している。
るスクロール圧縮機の圧縮部の断面正面図を示す。その
スクロール圧縮機の圧縮機構は、固定スクロールと可動
スクロールとが互いに噛み合うように対向して配設され
てスクロールうず巻部が形成されるようになっている。
1は固定スクロールで、1aは吐出ポート、1bはうず
巻部である。2はシリンダで、2aは吸込ポートであ
る。シリンダ2はボルト3で固定スクロール1に固定さ
れている。4は可動スクロールで、4aは軸部、4bは
うず巻部である。可動スクロール4はシリンダ2内で固
定スクロール1のうず巻部1bと噛み合うように設置さ
れており、通常のスクロール圧縮機と同様に軸部4aが
電動機に直結された回転軸(図示せず)より駆動力を受
けて旋回運動を行う。5はメインフレームで、可動スク
ロール4の軸方向の動きを規制するとともに、回転圧縮
部の圧縮室7の軸方向シールを行っている。シリンダ2
はボルト6でメインフレーム5に固定されている。スク
ロール圧縮機は吸入圧力と吐出圧力の比(圧縮比:吐出
圧力/吸入圧力)がうず巻の巻数によって決定される特
徴をもっている。このため、冷蔵ユニットや空調ユニッ
トのような運転条件に対応するようにうず巻数を設定す
れば、吐出バルブの不要な圧縮機構とすることができ、
低騒音、高寿命の圧縮機とすることができる。ところ
が、冷凍ユニットでは一般に運転条件の圧縮比が非常に
高く、これに対応するようにうず巻数を設定しようとす
ると、巻数が多く外径の大きいうず巻となり、圧縮機の
大きさや加工の難しさから考えても実現が困難な状態と
なってしまう。そこで、止むなく少ないうず巻数で吐出
バルブを設けて高圧縮運転に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように空調ユニ
ットでは圧縮比が低く2〜4ぐらいに対し、冷凍ユニッ
トでは圧縮比が高く10〜20ぐらいとなり、そのた
め、冷凍ユニットについてはうず巻の巻数はそれほど多
くできないため吐出バルブにより高圧縮比に対応してい
る。そのため、バルブ音により圧縮機の騒音レベルが上
がり、又、耐久性も低下するという問題があった。
ットでは圧縮比が低く2〜4ぐらいに対し、冷凍ユニッ
トでは圧縮比が高く10〜20ぐらいとなり、そのた
め、冷凍ユニットについてはうず巻の巻数はそれほど多
くできないため吐出バルブにより高圧縮比に対応してい
る。そのため、バルブ音により圧縮機の騒音レベルが上
がり、又、耐久性も低下するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、可動スクロールのうず巻部の外周を円
筒形状とし、その可動スクロールの外囲にスライディン
グベーンを有する円筒状のシリンダを設けることでスク
ロール圧縮部の外側にスライディングベーン式回転圧縮
部を形成し、最初に回転圧縮部で圧縮したガスをさらに
スクロール圧縮部に送り込みさらに圧縮を行うことで、
高圧縮比運転を可能とするスクロール圧縮機の圧縮機構
を提供しようとするものである。
解決するために、可動スクロールのうず巻部の外周を円
筒形状とし、その可動スクロールの外囲にスライディン
グベーンを有する円筒状のシリンダを設けることでスク
ロール圧縮部の外側にスライディングベーン式回転圧縮
部を形成し、最初に回転圧縮部で圧縮したガスをさらに
スクロール圧縮部に送り込みさらに圧縮を行うことで、
高圧縮比運転を可能とするスクロール圧縮機の圧縮機構
を提供しようとするものである。
【0005】
【作用】回転圧縮部のシリンダにはスライディングベー
ンが取り付けられているとともに吸込ポートが設けら
れ、低圧ガスはその吸込ポートより吸い込まれる。ガス
はシリンダ内の回転圧縮部で圧縮された後、可動スクロ
ールに設けられたスクロール圧縮部への吸込ポートより
スクロールうず巻部内のスクロール圧縮部に導かれて再
び圧縮され、固定スクロールの中心に開けられた吐出ポ
ートより吐出される。
ンが取り付けられているとともに吸込ポートが設けら
れ、低圧ガスはその吸込ポートより吸い込まれる。ガス
はシリンダ内の回転圧縮部で圧縮された後、可動スクロ
ールに設けられたスクロール圧縮部への吸込ポートより
スクロールうず巻部内のスクロール圧縮部に導かれて再
び圧縮され、固定スクロールの中心に開けられた吐出ポ
ートより吐出される。
【0006】
【実施例】以下、本発明によるスクロール圧縮機の圧縮
機構の実施例について図1を参照して説明する。図1は
本発明によるスクロール圧縮機の圧縮機構を示すもの
で、(A)〜(D)は図2における可動スクロールが9
0°ずつ旋回している状態の断面上面図である。図1に
おいて図2と共通のものは同一符号を付しており、1は
固定スクロール、2はシリンダ、4は可動スクロール、
7は圧縮室、8はスライディングベーン、9は圧縮室で
ある。本発明は、固定スクロールと可動スクロールとが
互いに噛み合うように対向して配設されてスクロールう
ず巻部が形成されているスクロール圧縮機の圧縮機構に
おけるものであって、可動スクロール4のうず巻部の外
周を円筒形状とし、可動スクロール4の外囲にスライデ
ィングベーン8を有する円筒状のシリンダ2をシリンダ
2の内径と可動スクロール4の外径とが微小隙間で近接
するようにシリンダ2及び可動スクロール4のそれぞれ
の中心線を偏心させて配置し、シリンダ2の外部から低
圧ガスを吸入しシリンダ2の内径と可動スクロール4の
外径とスライディングベーン8とで囲まれた空間で一度
圧縮を行い、その結果昇圧したガスを前記スクロールう
ず巻部に導き、そのスクロールうず巻部で再度圧縮を行
って高圧縮比運転ができるようにしたものである。ここ
で、シリンダの内径円筒の中心線と可動スクロールの外
径円筒の中心線との偏心量をEとし、シリンダの内径d
と可動スクロールの外径Dとの関係は、 d=D+2E+ε、但しεは微小隙間量とする。 又、回転圧縮部の最大吸込容積はスクロール圧縮部の最
大吸込容積よりも大きくなる。次に作動について説明す
る。図1において、可動スクロール4は(A)→(B)
→(C)→(D)の順で90°ずつ旋回している。シリ
ンダ2にはスライディングベーン8が取り付けられてい
る。シリンダ2の吸込ポート2aから吸入されたガスは
回転圧縮部の圧縮室7で圧縮され、可動スクロール4に
開けられた吸込ポート4cよりスクロール圧縮部の圧縮
室9に導かれ、さらに圧縮された後吐出ポート1aより
吐出される。
機構の実施例について図1を参照して説明する。図1は
本発明によるスクロール圧縮機の圧縮機構を示すもの
で、(A)〜(D)は図2における可動スクロールが9
0°ずつ旋回している状態の断面上面図である。図1に
おいて図2と共通のものは同一符号を付しており、1は
固定スクロール、2はシリンダ、4は可動スクロール、
7は圧縮室、8はスライディングベーン、9は圧縮室で
ある。本発明は、固定スクロールと可動スクロールとが
互いに噛み合うように対向して配設されてスクロールう
ず巻部が形成されているスクロール圧縮機の圧縮機構に
おけるものであって、可動スクロール4のうず巻部の外
周を円筒形状とし、可動スクロール4の外囲にスライデ
ィングベーン8を有する円筒状のシリンダ2をシリンダ
2の内径と可動スクロール4の外径とが微小隙間で近接
するようにシリンダ2及び可動スクロール4のそれぞれ
の中心線を偏心させて配置し、シリンダ2の外部から低
圧ガスを吸入しシリンダ2の内径と可動スクロール4の
外径とスライディングベーン8とで囲まれた空間で一度
圧縮を行い、その結果昇圧したガスを前記スクロールう
ず巻部に導き、そのスクロールうず巻部で再度圧縮を行
って高圧縮比運転ができるようにしたものである。ここ
で、シリンダの内径円筒の中心線と可動スクロールの外
径円筒の中心線との偏心量をEとし、シリンダの内径d
と可動スクロールの外径Dとの関係は、 d=D+2E+ε、但しεは微小隙間量とする。 又、回転圧縮部の最大吸込容積はスクロール圧縮部の最
大吸込容積よりも大きくなる。次に作動について説明す
る。図1において、可動スクロール4は(A)→(B)
→(C)→(D)の順で90°ずつ旋回している。シリ
ンダ2にはスライディングベーン8が取り付けられてい
る。シリンダ2の吸込ポート2aから吸入されたガスは
回転圧縮部の圧縮室7で圧縮され、可動スクロール4に
開けられた吸込ポート4cよりスクロール圧縮部の圧縮
室9に導かれ、さらに圧縮された後吐出ポート1aより
吐出される。
【0007】
【発明の効果】本発明によるスクロール圧縮機の圧縮機
構は、上述のように構成されているので、高い圧縮比の
運転がうず巻数を増やさずに可能となり、又、吐出弁に
よるバルブ音を無くすことが可能となるという効果を有
する。
構は、上述のように構成されているので、高い圧縮比の
運転がうず巻数を増やさずに可能となり、又、吐出弁に
よるバルブ音を無くすことが可能となるという効果を有
する。
【図1】本発明によるスクロール圧縮機の圧縮機構の実
施例を示すもので、(A)〜(D)は図2における可動
スクロールが90°ずつ旋回している状態の断面上面図
である。
施例を示すもので、(A)〜(D)は図2における可動
スクロールが90°ずつ旋回している状態の断面上面図
である。
【図2】本発明による圧縮機構が実施されるスクロール
圧縮機の圧縮部の断面正面図である。
圧縮機の圧縮部の断面正面図である。
1:固定スクロール 2:シリンダ 4:可動スクロール 5:メインフレーム 7:圧縮室 8:スライディングベーン 9:圧縮室
Claims (1)
- 【請求項1】 固定スクロールと可動スクロールとが互
いに噛み合うように対向して配設されてスクロールうず
巻部が形成されているスクロール圧縮機の圧縮機構にお
いて、前記可動スクロールのうず巻部の外周を円筒形状
とし、その可動スクロールの外囲にスライディングベー
ンを有する円筒状のシリンダをそのシリンダの内径と前
記可動スクロールの外径とが微小隙間で近接するように
前記シリンダ及び前記可動スクロールのそれぞれの中心
線を偏心させて配置し、前記シリンダの外部から低圧ガ
スを吸入し前記シリンダの内径と前記可動スクロールの
外径と前記スライディングベーンとで囲まれた空間で一
度圧縮を行い、その結果昇圧したガスを前記スクロール
うず巻部に導き、そのスクロールうず巻部で再度圧縮を
行って高圧縮比運転ができるようにしたことを特徴とす
るスクロール圧縮機の圧縮機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02358794A JP3286455B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | スクロール圧縮機の圧縮機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02358794A JP3286455B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | スクロール圧縮機の圧縮機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07208354A JPH07208354A (ja) | 1995-08-08 |
JP3286455B2 true JP3286455B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=12114723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02358794A Expired - Fee Related JP3286455B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | スクロール圧縮機の圧縮機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100621001B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2006-09-19 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP02358794A patent/JP3286455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07208354A (ja) | 1995-08-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |