JP3286339B2 - ウインドウ画面制御装置 - Google Patents

ウインドウ画面制御装置

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    • G10L2015/228Procedures used during a speech recognition process, e.g. man-machine dialogue using non-speech characteristics of application context

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボード、マウス等
の入力手段の他に、音声認識による入力機能を有するコ
ンピュータシステムにおけるウインドウ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータの制御に音声入
力を応用した例は少なからずある。従来の音声認識シス
テムは、コンピュータからの指令により、入力された音
声を認識する処理を実行し、その結果をコンピュータに
出力した後、次の命令を持つ。コンピュータシステム、
例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション
に代表されるシステムにおいて、グラフィック・ユーザ
・インターフェースとしてウインドウ画面が用いられ
る。しかし、音声入力をウインドウ画面の制御に用いた
例は少ない(たとえば、C.Schmandt,6th
Symposium on Human Inter
face 1321,p533〜540(1990 To
kyo))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウインドウ画面は、一
般的にはシステムのオペレーティングシステム(OS)
と密着して制御され、これを音声入力で動かすことは難
しい。従って、音声認識のため、キーボード、マウスと
同様の音声入力の並行動作を行わしめることが必要であ
る。
【0004】さて、このような構成のコンピュータシス
テムにおいて、ウインドウ画面で音声入力を行う場合、
一般的には個々のウインドウ画面に名称をつけ、これを
呼ぶことにより画面をアクティブにすることが容易に考
えられる。従来のウインドウ画面の音声制御において
は、画面定義の言葉とその音声の標準パターンの双方を
登録する必要があった。そこで、ユーザが自分で各ウイ
ンドウ画面に名称(画面定義の言葉)を付け、それを呼
び出すことにより、そのウインドウ画面を呼び出してい
た。しかしながら、使用者にとっては、画面定義の言葉
を登録した上で、さらにその音声の標準パターンも登録
せねばならず、負担が大きかった。また、ウインドウ画
面の制御には、一般にポインティングデバイスとしてマ
ウスが用いられているが、マウスを用いて画面制御を行
う場合、必要なウインドウを一旦呼び出し、さらにその
後、その画面上の制御コマンドを検索実行するという手
間が必要であった。この場合、一般に、必要な画面をア
クセス(探索)するのに時間を要し、さらに、その画面上
での操作が必要となり、使用者の負担が大きかった。さ
らに、このような音声入力を用いたシステムの場合、常
に全ての単語を認識対象としていたため、認識率が低下
すると共に、処理時間を要していた。
【0005】本発明の目的は、キーボード、マウス等の
入力手段とディスプレイ等の表示手段を有するコンピュ
ータシステム、例えば、パーソナルコンピュータやワー
クステーションに代表されるシステムにおいて、音声入
力を用いて効果的にウインドウ画面を制御するウインド
ウ画面制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウインドウ
画面制御装置は、ウインドウを表示するディスプレイと
キーボードとを備え、キー入力データに対応して、ディ
スプレイでのウインドウ画面の切り替えを行うウインド
ウ画面制御装置において、アクティブなウインドウ画面
に対する、制御対象のウインドウ画面の相対的位置を示
すウインドウ画面選択用コマンドを表す、不特定話者向
けの音声の標準パターンを記憶する第1辞書と、選択さ
れたウインドウ画面における専用のウインドウ制御コマ
ンドの特定話者向けの音声の標準パターンを記憶する第
2辞書と、入力された音声から特徴量を抽出し、第1辞
書と第2辞書に登録されている音声の標準パターンと比
較演算し、その音声の認識を行う音声認識手段と、音声
認識手段から入力された認識結果を、対応するキー入力
データに変換する音声キーエミュレータ手段とを備え、
音声によりウインドウ画面を選択できることを特徴とす
る。また、ポインティングデバイスとしてのマウスを備
え、マウス移動時に、音声認識手段から入力された識別
結果を入力し、認識結果が、不特定話者向けの第1辞書
内のポインティング用単語である場合に、対応するマウ
ス入力データに変換する音声マウスエミュレータ手段と
を備え、マウスのポインティング動作を音声入力で代用
させる。また、音声入力よりウインドウが選択された時
に、上記の音声認識手段は、第2辞書のみを用いて次の
音声入力の認識を行う
【0007】
【作用】ウインドウを表示するディスプレイとキーボー
ドなどを備えたコンピュータシステムにおいて、第1辞
書に、ウインドウ制御コマンドの不特定話者向けの音声
の標準パターンを記憶する。ここで、第1辞書には、ア
クティブなウインドウ画面に対する、制御対象のウイン
ドウ画面の相対的位置を示すウインドウ画面選択用コマ
ンド(たとえば「前の画面」、「次の画面」)を表す、
不特定話者向けの音声の標準パターンを記憶する。一
方、第2辞書に、選択されたウインドウ画面における制
御コマンドを表す、特定話者向けの音声の標準パターン
を記憶する。ユーザ(特定話者)は、個々のウインドウ
画面における専用のコマンドを第2辞書に登録する。音
声認識手段は、入力された音声を第1辞書の標準パター
ンと比較し、その認識結果は、音声キーエミュレータ手
段において、キー入力データにエミュレートされる。こ
れにより、音声入力により、第1辞書を用いてウインド
ウ画面を相対的単語に選択できる。いいかえれば、ウイ
ンドウ画面の選択において、ウインドウ画面の直接的名
称は用いない。選択された個々のウインドウ画面におい
ては、音声認識手段は、入力された音声を第2辞書の標
準パターンと比較し、その認識結果は、音声キーエミュ
レータ手段において、キー入力データにエミュレートさ
れ、画像制御手段に入力される。このように、選択され
た個々のウインドウ画面において、ユーザが自分で登録
した第2辞書を用いてコマンドなどを音声で入力でき
る。同様に、ポインティングデバイスとしてのマウスを
も備えるコンピュータシステムにおいて、第1辞書に、
不特定話者向けの画面指示用の相対的単語のコマンド
(「ここ」、「この画面」など)の音声の標準パターン
を記憶する。また、第2辞書に、選択されたウインドウ
画面における制御コマンドを表す、特定話者向けの音声
の標準パターンを記憶する。ユーザ(特定話者)は、個
々のウインドウ画面における専用のコマンドを第2辞書
に登録する。マウス移動中に、音声認識手段の第1辞書
を用いての認識結果は、音声マウスエミュレータ手段に
おいて、マウス入力データにエミュレートされ、ウイン
ドウ画面が指示される。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は、キーボード1、マウス2等の入力
手段とディスプレイ3等の表示手段を有するパーソナル
コンピュータ10の一例を示す。ここで、マイクロフォ
ン5を備えた音声認識部20(スタンドアロンタイプの
音声認識装置6、または、拡張バス用の音声認識ボード
7)が、パーソナルコンピュータ10に接続されてい
る。
【0009】図2は、図1に示したシステムの基本的な
ハードウエアの構成例を示す。音声認識部20では、マ
イクロフォン5から入力された音声信号は前処理部21
において増幅、整形される。次に、特徴抽出部22は、
前処理された信号から、認識処理に必要な特徴量を抽出
する。次に、認識部23は、抽出された特徴量を、予め
作成されている標準パターン部25の第1辞書26と第
2辞書27に登録されている単語の標準パターンと比較
照合し、最も類似性の高い単語を認識結果とする。この
時、この認識部23は不特定話者向けの単語認識方式を
用いる。この認識方式は、例えば、フジモト(J.Fu
jimoto)著“Speaker Independ
ent Word Recognition Usin
gFuzzy Pattern Watching”
(Fuzzy Set and Systems 32
(1989)p.181−191)に公開されているよ
うような方式を用いれば達成できる。標準パターン部2
5には、必要な単語に対する標準パターンが事前に作成
され、装備されている。結果処理部24は、認識結果を
パーソナルコンピュータ部10の音声キーエミュレータ
14と音声マウスエミュレータ15とに渡す。
【0010】パーソナルコンピュータ部10において
は、CPU11は、OS(オペレーティング・システ
ム)12に接続され、OS12は、メモリ13、ディス
プレイ3の他に、キーボードBIOS16、マウスBI
OS17に接続される。また、キーボード1は、キーボ
ードバッファ18とキーボードBIOS16を介してO
S12に接続され、マウス2は、マウスバッファ19と
マウスBIOS17を介してOS12に接続される。
【0011】現在、コンピュータシステム、とりわけ、
パーソナルコンピュータやワークステーションにおいて
は、入力された認識結果を入力データとして取り扱う音
声処理BIOSが標準的に備わっていないので、これを
疑似的に備える方法が必要となる。この一方法として、
本発明者により開示された単語認識による音声キーエミ
ュレータ(特開平3−206521号公報)が有効であ
る。すなわち、図2に示すように、キーボード1とキー
ボードBIOS16の間に設けられるキーボードバッフ
ァ18に、音声認識部20からの認識結果を処理した音
声キーエミュレータ14の出力が入力され、キーボード
入力と同様に取り扱われる。ここで、音声キーエミュレ
ータ14は、ウインドウ制御用のソフトウエアのコマン
ドの機能略称として記号化されたキー入力を音声入力と
してOS12に送る。すなわち、コマンドの機能略称の
単語の音声に対する標準パターンに対応するキーボード
入力ストリングが割り当ててあり、音声キーエミュレー
タ14は、音声入力に対する認識結果に対して、それに
対し割り当てられたキーストリングをキーボードバッフ
ァ18に転送し、キーボード1のキーがあたかも打たれ
たかのように動作させる。この動作は、当然、マウス2
に対して行っても同様の結果が得られる。すなわち、ポ
インティング用単語の音声に対する標準パターンに対応
するマウス入力ストリングが割り当ててあり、音声入力
に対する認識結果に対して、その割り当てられたマウス
ストリングをマウスバッファ19を介してマウスBIO
S17に送る。OS12は、画面制御部121を備え、
以上に説明した音声入力システムを用いてウインドウ画
面を円滑に制御するが、エミュレータ14、15を用い
ているので、音声入力自体はキーボード入力やマウス入
力と同様に扱う。
【0012】図3は、ディスプレイ3の画面上に複数個
開かれたウインドウ画面の例である。この例では、ディ
スプレイ画面31に4個のウインドウ32〜35が開か
れている。最下層のウインドウ32の上に、3個のウイ
ンドウ33、34、35が順次開かれている。最上層の
ウインドウ35には、マウス2により操作されるポイン
ティング用のカーソル36が表示されている。また、ウ
インドウ35の上部には、ファイル、編集などのコマン
ドが表示される。
【0013】図4は、標準パターン部25に登録される
各種ウインドウ画面制御辞書の構成を示す。本発明で
は、第1辞書26に登録する画面選択用の第1種の制御
コマンドと、第2辞書27に登録する、選択されたウイ
ンドウにおいて使用される第2種の制御コマンドを用い
る。ウインドウ画面を円滑に制御せしめるために必要な
第1種の制御語として、たとえば「前の画面」、「次の
画面」、「うしろの画面」、「右側の画面」、「最下層
の画面」等の相対的な表現を含むコマンドを備える。こ
れらの単語は、不特定話者用の第1辞書26に登録され
る。このように、ウインドウ選択用の単語としては、ウ
インドウの直接名称ではなく、ディスプレイ画面31上
に開かれたウインドウの相対的位置を示す名称を用い
る。ウインドウシステムの場合、一般に最上層にあるウ
インドウ画面上に対して、アクティブになっており、最
上層以外のウインドウはこのアクティブな画面に対して
「前の画面」、「うしろの画面」などということにな
り、ユーザは、これを発声してウインドウ画面を選択す
る。これらの単語は、不特定話者向けの標準パターンと
して登録されていて、もちろんユーザ(特定話者)が標
準パターンとして登録しないでも使用可能とする。な
お、マウス2によるウインドウ画面指示用の単語(「こ
こ」、「この画面」など)の標準パターンも不特定話者
むけの第1辞書26に登録されている。これらの単語
は、マウス2により操作されるカーソル36の位置を指
示する。
【0014】一方、個々のウインドウ画面については、
ユーザは、パーソナルコンピュータ部10で、自分でウ
インドウ画面に名称(画面定義の言葉)を付ける。同時
に、第2種の制御語として、ユーザは、特定話者の第2
辞書27へそのウインドウ画面で必要な専用のウインド
ウ制御用の単語(ウインドウ名称やコマンドなど)の登
録を行う。すなわち、これらのユーザ自身により定義さ
れる各ウインドウ画面における専用のコマンド(たとえ
ば図3におけるウインドウ35の上層に表示された「フ
ァイル」、「編集」など)は、各処理によって異なるた
め、特定話者であるユーザが特定話者向けの第2辞書2
7に登録して用いる。従って、名称で特定された各ウイ
ンドウ画面に対する使用単語グループが、図4のように
特定話者辞書27内の各グループ(グループ1、グルー
プ2、…)内にウインドウごとに構成されることにな
る。図の例では、最上層のウインドウ画面の上部に位置
された制御コマンド「ファイル」、「編集」などは、特
定話者辞書27のグループ1にユーザにより登録されて
いる。なお、特定話者向けの第2辞書27への単語の登
録において、マイクロフォン5から入力されたユーザの
音声は、前処理部21で増幅、整形され、次に、特徴抽
出部22で、前処理された信号から、周波数解析により
認識処理に必要な特徴量が抽出され、次に、認識部23
を介して、抽出された特徴量が、標準パターン部25の
第2辞書27内の、定義されたウインドウに対応するグ
ループに登録される。
【0015】不特定話者対応の相対的な画面制御により
ウインドウ画面を選択するたびに、選ばれた画面(基準
画面)の特定話者向けの第2辞書27に音声認識対象が
切り換えられる。すなわち、音声入力よりウインドウを
選択した時に、その音声入力は、認識部23で特定話者
向け第2辞書27に登録されてウインドウ名称と比較さ
れ、認識され、この識別結果が音声キーエミュレータ1
4を介してOS12に入力される。OS12の画面制御
部121は、グループ指示部122を介して、指定され
た特定話者の第2辞書27をアクセスする。これによ
り、次の音声入力の認識は、選択されたウインドウで用
いる制御単語のみを認識対象としてを行う。特定話者向
けの第2辞書27に各ユーザ(特定話者)により登録さ
れる単語数は少ない。したがって、認識対象となる語数
が制限でき、認識率の低下や処理時間の遅延を防ぐこと
が可能になる。
【0016】図5は、CPU11による音声認識を用い
たウインドウ画面制御のフローチャートを示す。まず、
第1辞書26を認識対象とする(ステップS10)。次
に、発声によりウインドウ画面の相対的指定が入力され
(ステップS12)、選択されたウインドウ画面が表示
される。次に、グループ指示部122を介して、認識対
象を、選択されたウインドウ画面についての第2辞書2
7に変更する(ステップS14)。次に、選択されたウ
インドウ画面での音声によるコマンド操作が行われる
(ステップS16)。次に、そのウインドウ画面での処
理の終了(または、ウインドウ画面の変更)のコマンド
であるか否かが判定され(ステップS18)、終了(変
更)のコマンドでなければ、ステップS16に戻り、第
2辞書27での音声認識を続ける。しかし、終了(また
は変更)のコマンドであれば、ステップS10に戻り、
第1辞書26での音声認識に切り換える。
【0017】次に、マウス使用時の音声入力について説
明する。ポインティングデバイスとしてのマウス2は、
その座標をマウスBIOS17を通してOS12に知ら
せ、それに基づき、カーソル36がディスプレイ3に表
示される。一般に、その座標の取得は、人間にとって高
速な割り込み処理を用いて行われている。従って、キー
ボード入力と同様に、音声入力との並行動作も可能とな
る。
【0018】一般に、ウインドウ画面の制御には、ポイ
ンティングデバイスとしてマウス2が用いられている。
本実施例では、ポインティングを行うときに、必要なウ
インドウの切り替えが音声で指示できる。すなわち、マ
ウス移動時に入力された音声の認識結果が、不特定話者
向けの第1辞書26に登録されたポインティング用の制
御単語の場合、その動作をマウス2の代わりに行わしめ
る。すなわち、マウス移動時に、必要なウインドウ画面
を音声で指示し、たとえばマウスポインタの指している
画面に対し「ここ」などと発声することにより、「こ
こ」または「この画面」といった不特定話者のポインテ
ィング用の標準パターンが認識された時に、その画面を
最上層にもってきてアクティブにする。このマウス2の
ための「ここ」などのウインドウ指定用の単語も、ウイ
ンドウ画面の名称ではなく、相対的位置をあらわす制御
単語である。その後、その指定された画面についての特
定話者向けの第2辞書の単語グループを音声認識対象と
する。マウスによるウインドウ指定における音声入力
も、図5のフローと同様に制御される。ここに、ステッ
プS12において、マウス移動中の音声入力から、マウ
スのポインティング用単語が認識される。
【0019】
【発明の効果】音声入力を用いたウインドウ制御方式を
用いることにより、ウインドウの画面制御が効率的に、
高速に行える。したがって、音声入力の認識率の向上と
処理の高速化を図ることができる。ウインドウ画面の制
御用の単語に対し、不特定話者認識を用いているため、
標準パターンの登録の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータの斜視図である。
【図2】図1に示したシステムの基本的なハードウェア
の構成のブロック図である。
【図3】ディスプレイ上に複数個開かれたウインドウ画
面の図である。
【図4】標準パターンにおける各種ウインドウ制御辞書
の構成を示す図である。
【図5】音声認識のフローチャートである。
【符号の説明】
1…キーボード、 2…マウス、 5…マイクロフォ
ン、 10…パーソナルコンピュータ部、 11…CPU、
12…OS、14…音声キーエミュレータ、 15…音
声マウスエミュレータ、20…音声認識部、 25…標
準パターン部、26…不特定話者向け第1辞書、 27
…特定話者向け第2辞書。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウを表示するディスプレイとキ
    ーボードとを備え、キー入力データに対応して、ディス
    プレイでのウインドウ画面の切り替えを行うウインドウ
    画面制御装置において、 アクティブなウインドウ画面に対する、制御対象のウイ
    ンドウ画面の相対的位置を示すウインドウ画面選択用コ
    マンドを表す、不特定話者向けの音声の標準パターンを
    記憶する第1辞書と、 選択されたウインドウ画面における専用のウインドウ制
    御コマンドの特定話者向けの音声の標準パターンを記憶
    する第2辞書と、 入力された音声から特徴量を抽出し、第1辞書と第2辞
    書に登録されている音声の標準パターンと比較演算し、
    その音声の認識を行う音声認識手段と、 音声認識手段から入力された認識結果を、対応するキー
    入力データに変換する音声キーエミュレータ手段とを備
    え、 音声によりウインドウ画面を選択できることを特徴とす
    るウインドウ画面制御装置。
  2. 【請求項2】 音声入力よりウインドウが選択された時
    に、上記の音声認識手段は、第2辞書のみを用いて次の
    音声入力の認識を行うことを特徴とする請求項1に記載
    されたウインドウ画面制御装置。
  3. 【請求項3】 ウインドウを表示するディスプレイとポ
    インティングデバイスとしてのマウスとを備え、マウス
    入力データに対応して、ディスプレイでのウインドウ画
    面の切り替えを行うウインドウ画面制御装置において、 アクティブなウインドウ画面に対する、制御対象のウイ
    ンドウ画面の相対的位置を示すポインティング用コマン
    ドを表す、不特定話者向けの音声の標準パターンを記憶
    する第1辞書と、 選択されたウインドウ画面における専用のウインドウ制
    御コマンドの特定話者向けの音声の標準パターンを記憶
    する第2辞書と、 入力された音声から特徴量を抽出し、第1辞書と第2辞
    書に登録されている音声の標準パターンと比較演算し、
    その音声の認識を行う音声認識手段と、 マウス移動時に、音声認識手段から入力された識別結果
    を入力し、認識結果を対応するマウス入力データに変換
    する音声マウスエミュレータ手段とを備え、 音声によりマウスのポインティング用の動作の代わりを
    させることを特徴とするウインドウ画面制御装置。
  4. 【請求項4】 音声入力よりウインドウが選択された時
    に、上記の音声認識手段は、第2辞書のみを用いて次の
    音声入力の認識を行うことを特徴とする請求項3に記載
    されたウインドウ画面制御装置。
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