JP3285670B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3285670B2 JP3285670B2 JP17535593A JP17535593A JP3285670B2 JP 3285670 B2 JP3285670 B2 JP 3285670B2 JP 17535593 A JP17535593 A JP 17535593A JP 17535593 A JP17535593 A JP 17535593A JP 3285670 B2 JP3285670 B2 JP 3285670B2
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- Japan
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- pipes
- air conditioner
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は分離形の空気調和機、詳
しくはその室外ユニットに適用される内外配管接続用操
作弁の構成に関する。
しくはその室外ユニットに適用される内外配管接続用操
作弁の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に、代表的な従来の分離形空気調和
機の外観図を示す。室内ユニット１０と室外ユニット１
１は、２本の冷媒配管１２で接続され冷凍サイクルを形
成するように構成されている。室外ユニット１１には、
配管接続部１３として、２個の操作弁１，２が設けられ
ている。図３は、図２の配管接続部１３のＡ矢視拡大図
である。操作弁１，２は図３のように、ピッチＰ0 の間
隔をおいて平行に取付けられている。先端をフレア加工
し、断熱材１６で被覆された配管１４は、操作弁１にフ
レアナット１５で締付け固定される。操作弁２において
も全く同様である。この接続部のＢ−Ｂ矢視断面を図４
に示す。両配管は図示しない接続配線と共に、まとめて
テープ１７により束ねられテーピングされる。
機の外観図を示す。室内ユニット１０と室外ユニット１
１は、２本の冷媒配管１２で接続され冷凍サイクルを形
成するように構成されている。室外ユニット１１には、
配管接続部１３として、２個の操作弁１，２が設けられ
ている。図３は、図２の配管接続部１３のＡ矢視拡大図
である。操作弁１，２は図３のように、ピッチＰ0 の間
隔をおいて平行に取付けられている。先端をフレア加工
し、断熱材１６で被覆された配管１４は、操作弁１にフ
レアナット１５で締付け固定される。操作弁２において
も全く同様である。この接続部のＢ−Ｂ矢視断面を図４
に示す。両配管は図示しない接続配線と共に、まとめて
テープ１７により束ねられテーピングされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
には解決すべき次の課題があった。
には解決すべき次の課題があった。
【０００４】即ち、近年、建築のエクステリアの一部と
して、空気調和機の室外ユニットまで美麗化が要求され
るようになり、配管接続部まわりの処理も、商品性に大
きく影響するようになってきた。
して、空気調和機の室外ユニットまで美麗化が要求され
るようになり、配管接続部まわりの処理も、商品性に大
きく影響するようになってきた。
【０００５】図３に示す従来の空気調和機では配管接
続、テーピング後の姿は操作弁１，２間の間隔Ｐ0 によ
って両配管を密着できず、Ｗ0 の幅を持つためコンパク
トに仕上がらず、外観上好ましくないという問題があっ
た。
続、テーピング後の姿は操作弁１，２間の間隔Ｐ0 によ
って両配管を密着できず、Ｗ0 の幅を持つためコンパク
トに仕上がらず、外観上好ましくないという問題があっ
た。
【０００６】更に、この状態で無理に両配管を密着させ
ようとすると、配管曲げが、きつくなり折損したり、フ
レア接続部に無理な力が加わり、冷媒洩れが生ずるなど
の問題があった。
ようとすると、配管曲げが、きつくなり折損したり、フ
レア接続部に無理な力が加わり、冷媒洩れが生ずるなど
の問題があった。
【０００７】本発明は上記問題解決のため、配管接続作
業が容易（スパナによるフレアナット締付作業が容易に
出来る操作弁間の距離が確保されるため）で、仕上がり
がコンパクトに美しく、かつ、機能に影響のない配管接
続手段を有した空気調和機を提供することを目的とす
る。
業が容易（スパナによるフレアナット締付作業が容易に
出来る操作弁間の距離が確保されるため）で、仕上がり
がコンパクトに美しく、かつ、機能に影響のない配管接
続手段を有した空気調和機を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として次に記載の空気調和機を提供しようとするも
のである。
手段として次に記載の空気調和機を提供しようとするも
のである。
【０００９】室内ユニットと室外ユニットを２本の冷媒
接続配管で、結合し、冷凍サイクルを形成する空気調和
機において、室外ユニットの配管接続部である２個の操
作弁の配管取出し方向が略平行であって、取出し中心線
間の距離が、両配管半径の和と両配管断熱材の厚さの和
の総和に、略等しくし、前記２本の冷媒接続配管が接触
したところから両冷媒接続配管をテープにより束ねたこ
とを特徴とした空気調和機。
接続配管で、結合し、冷凍サイクルを形成する空気調和
機において、室外ユニットの配管接続部である２個の操
作弁の配管取出し方向が略平行であって、取出し中心線
間の距離が、両配管半径の和と両配管断熱材の厚さの和
の総和に、略等しくし、前記２本の冷媒接続配管が接触
したところから両冷媒接続配管をテープにより束ねたこ
とを特徴とした空気調和機。
【００１０】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
を有する。
【００１１】室外ユニットの配管接続部の２個の操作弁
の配管取出し方向が略平行で、かつ、取出し中心間の距
離が両配管半径の和と、両配管断熱材の厚さの和の総和
に略等しいため、略平行な両配管の間隙は管自身と断熱
材とによって充填されることとなり、２本の冷媒接続配
管が接触したところから両冷媒接続配管をテープにより
束ねるので、両配管をテープによって緊縛しても配管に
曲げが生じず、従って、フレア接続部に傾きや密着不良
が起らないので漏洩等の機能障害が発生しない。
の配管取出し方向が略平行で、かつ、取出し中心間の距
離が両配管半径の和と、両配管断熱材の厚さの和の総和
に略等しいため、略平行な両配管の間隙は管自身と断熱
材とによって充填されることとなり、２本の冷媒接続配
管が接触したところから両冷媒接続配管をテープにより
束ねるので、両配管をテープによって緊縛しても配管に
曲げが生じず、従って、フレア接続部に傾きや密着不良
が起らないので漏洩等の機能障害が発生しない。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例を図１により説明する。
【００１３】図１は本実施例に係る、室外ユニットの配
管接続部の平面（室外ユニットの外周面に対する）図
で、図において５は２個のうちの一方の操作弁、６は同
じく他方の操作弁、７は操作弁５の側の配管１９の取出
し部の中心線、８は操作弁６の側の配管２０の取出し部
の中心線、１９は操作弁５側の配管、１９ａは配管１９
の外周を取巻く断熱材、２０は操作弁６側の配管、２０
ａは配管２０の外周を取巻く断熱材である。
管接続部の平面（室外ユニットの外周面に対する）図
で、図において５は２個のうちの一方の操作弁、６は同
じく他方の操作弁、７は操作弁５の側の配管１９の取出
し部の中心線、８は操作弁６の側の配管２０の取出し部
の中心線、１９は操作弁５側の配管、１９ａは配管１９
の外周を取巻く断熱材、２０は操作弁６側の配管、２０
ａは配管２０の外周を取巻く断熱材である。
【００１４】ここに、中心線７，８間の距離Ｐ1 は配管
１９，２０の各半径の和と、断熱材１９ａ，２０ａの各
厚さの和との総和となるよう構成されている。そして中
心線７，８間は距離Ｐ1 が維持されて、ほぼ平行が保た
れている。
１９，２０の各半径の和と、断熱材１９ａ，２０ａの各
厚さの和との総和となるよう構成されている。そして中
心線７，８間は距離Ｐ1 が維持されて、ほぼ平行が保た
れている。
【００１５】従って、テープ１７が両配管１９，２０を
緊縛して束ねても図の幅Ｗ2 は管長方向にほぼ一定に保
たれ、たとえば操作弁５と配管１９との接続部（密着
部）に密着不良が生じて洩れの原因になったりすること
がないという利点がある。
緊縛して束ねても図の幅Ｗ2 は管長方向にほぼ一定に保
たれ、たとえば操作弁５と配管１９との接続部（密着
部）に密着不良が生じて洩れの原因になったりすること
がないという利点がある。
【００１６】また、テープ１７を操作弁５，６の真近か
ら巻くことができ、かつ、幅Ｗ2 も小さく一定するので
優美な外観が得られるという利点がある。
ら巻くことができ、かつ、幅Ｗ2 も小さく一定するので
優美な外観が得られるという利点がある。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
の効果を有する。
【００１８】空気調和機を、室内ユニットと室外ユニッ
トを２本の冷媒接続配管で、結合し、冷凍サイクルを形
成する空気調和機において、室外ユニットの配管接続部
である２個の操作弁の配管取出し方向が略平行であっ
て、取出し中心線間の距離が、両配管半径の和と両配管
断熱材の厚さの和の総和に、略等しくし、前記２本の冷
媒接続配管が接触したところから両冷媒接続配管をテー
プにより束ねて構成したので、操作弁と配管のフレア接
続部に、無理な力が加わらないため、フレア接続部から
冷媒洩れを防ぐことができる。
トを２本の冷媒接続配管で、結合し、冷凍サイクルを形
成する空気調和機において、室外ユニットの配管接続部
である２個の操作弁の配管取出し方向が略平行であっ
て、取出し中心線間の距離が、両配管半径の和と両配管
断熱材の厚さの和の総和に、略等しくし、前記２本の冷
媒接続配管が接触したところから両冷媒接続配管をテー
プにより束ねて構成したので、操作弁と配管のフレア接
続部に、無理な力が加わらないため、フレア接続部から
冷媒洩れを防ぐことができる。
【図１】本発明の実施例に係る配管接続部の平面図、
【図２】従来の分離形空気調和機の室内・外ユニットの
配管接続状態の斜視図、
配管接続状態の斜視図、
【図３】従来の室外ユニット配管接続部（配管接続後）
を図２のＡ矢視拡大図で示した平面図、
を図２のＡ矢視拡大図で示した平面図、
【図４】従来のフレア接続部を示す図４のＢ−Ｂ矢視断
面図である。
面図である。
【符号の説明】５ ，６ 操作弁 ７，８ 中心線１ ９，２０ 配管 １９ａ，２０ａ 断熱材
Claims (1)
- 【請求項１】 室内ユニットと室外ユニットを２本の冷
媒接続配管で、結合し、冷凍サイクルを形成する空気調
和機において、室外ユニットの配管接続部である２個の
操作弁の配管取出し方向が略平行であって、取出し中心
線間の距離が、両配管半径の和と両配管断熱材の厚さの
和の総和に、略等しくし、前記２本の冷媒接続配管が接
触したところから両冷媒接続配管をテープにより束ねた
ことを特徴とした空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17535593A JP3285670B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17535593A JP3285670B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 空気調和機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001247165A Division JP2002061887A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727372A JPH0727372A (ja) | 1995-01-27 |
| JP3285670B2 true JP3285670B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=15994628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17535593A Expired - Fee Related JP3285670B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285670B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3719233B2 (ja) | 2002-07-04 | 2005-11-24 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室外ユニット |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17535593A patent/JP3285670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0727372A (ja) | 1995-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010619 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020205 |
|
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