JP3284640B2 - 巻取り式除塵フィルタ - Google Patents

巻取り式除塵フィルタ

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JP3284640B2 JP2245793A JP2245793A JP3284640B2 JP 3284640 B2 JP3284640 B2 JP 3284640B2 JP 2245793 A JP2245793 A JP 2245793A JP 2245793 A JP2245793 A JP 2245793A JP 3284640 B2 JP3284640 B2 JP 3284640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巻取り式除塵フィルタに
関し、より詳細には、空気調和機に使用される電気集塵
機に最適な巻取り式除塵フィルタ関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電気集塵機は、清浄化されるべき
空気の経路中に配設されるイオン化手段と、イオン化手
段の下流側に配設された集塵手段とを備えている。上記
集塵手段は、荷電された塵埃をクーロン力の作用によっ
て捕集するためのものであり、空気調和機用のものとし
ては、巻取り式除塵フィルタが広く採用されている(例
えば特開平2−102708号公報、実開昭62−18
3520号公報参照)。
【0003】この巻取り式除塵フィルタは、電気集塵機
に回転自在に担持される供給側巻芯と、供給側巻芯に
端側が接着固定されて巻回されたロール状の除塵部材と
を備えており、除塵部材の端側を上記空気の経路中に
引き出すことにより、イオン化された塵埃を捕集して空
気を清浄するものであり、所定期間(約2−6か月)使
用された後は、使用済みの除塵部材を巻き取るようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
除塵部材の端が供給側巻芯に接着固定されていたの
で、使用済みの除塵部材をロールごと交換する際に、当
該除塵部材の端を供給側巻芯から切断する作業が必要
であり、しかも、切断時に巻取り式除塵フィルタに作用
する衝撃によって、巻取り式除塵フィルタに捕集された
塵埃が室内に飛び散ってしまうという不具合があった。
【0005】また、塵埃を捕集した除塵部材のロールが
露出した状態になっているので、メンテナンス作業の際
に、捕集された塵埃によってメンテナンスの作業者自身
や装置が汚れたりするという不具合もあった。本発明は
上記不具合に鑑みてなされたものであり、メンテナンス
作業が容易であり、しかも、メンテナンス作業の際に、
捕集された塵埃による不具合が生じるのを確実に防止す
ることのできる巻取り式除塵フィルタを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の巻取り式除塵フィルタは、
電気集塵機に回転自在に担持される供給側巻芯と、供給
側巻芯に対しロール状に巻回される除塵部材とを備え、
上記除塵部材は先端から引き出されて使用され、使用済
み部分が、上記電気集塵機により所定の張力を付与され
た状態で順次巻き取られる巻取り式除塵フィルタにおい
て、上記除塵部材の後端部に、巻き取られた使用済みの
除塵部材をラッピング可能なラッピング部を延設し、こ
のラッピング部を上記供給側巻芯に対し離脱可能に巻回
していることを特徴としている。
【0007】また、本発明の請求項2記載の巻取り式除
塵フィルタは、請求項1の構成に加え、上記ラッピング
部が、その離脱側端部内面に貼着部を備えている。
【0008】
【作用】上記構成による本発明の請求項1記載の巻取り
式除塵フィルタによれば、電気集塵機によって、除塵部
材の端側使用済み部分が順次巻き取られることによ
り、ラッピング部の離脱側端部に除塵部材の巻取り力が
作用すると、ラッピング部は、供給側巻芯から離脱し、
さらに除塵部材に引き続いて巻回されることにより、除
塵部材の外周をラッピングする。
【0009】さらに、本発明の請求項2記載の巻取り式
除塵フィルタによれば、請求項1の作用に加え、ラッピ
ング部の離脱側端部内側面が、上流側外周面に対し、貼
着部を介して貼着される。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例について詳述する。図1は本発明の一実施例
における巻取り式除塵フィルタの要部を示す概略斜視図
であり、図2は上記巻取り式除塵フィルタを使用した電
気集塵機の概略斜視図であり、図3は上記電気集塵機の
概略断面図であり、図4は上記電気集塵機の要部拡大図
であり、図5は、上記電気集塵機の要部を示す概略斜視
図であり、図6は、上記電気集塵機による巻取り動作を
説明するフローチャート図である。
【0011】先ず図1を参照して、本実施例における巻
取り式除塵フィルタFは、図外の電気集塵機に回転自在
に担持される供給側巻芯F1と、供給側巻芯F1に対し
端側からロール状に巻回される除塵部材F2と、除塵
部材F2の端側を巻回する巻取り側巻芯F3とを備え
ており、上記除塵部材F2の端側使用済み部分を上記
電気集塵機により所定の張力を付与された状態で順次巻
き取ることにより、除塵部材F2の未使用部分を当該電
気集塵機の空気経路PH(図2、図3参照)中に引き出
すと共に、使用済み部分を巻取り側巻芯F3に巻回する
ことにより巻き取るようにしている。
【0012】上記供給側巻芯F1、及び巻取り側巻芯F
3は、いずれも円筒形状の紙管により構成されている。
他方、本実施例における上記除塵部材F2は、荷電され
た塵埃をクーロン力の作用によって捕集するために、プ
ラスの電圧が印加される導電繊維とマイナスの電圧が印
加される導電繊維とを不織布状に構成した静電フィルタ
により具体化されている。また、除塵部材F2には、防
菌剤が含浸された防菌用フィルタ材を上記静電フィルタ
に積層することが好ましい。
【0013】そして、この除塵部材F2の端部には、
巻き取られた使用済みの除塵部材F2をラッピング可能
なラッピング部F21が一体的に延設されている。より
詳細に説明すると、ラッピング部F21は、塵埃の流通
を阻止可能なプラスチック製の樹脂フィルムで構成され
ており、除塵部材F2の端に接着されて一体化されて
いる。ラッピング部F21の長さLは、上記巻き取られ
た使用済みの除塵部材F2の外周長よりも僅かに長く設
定されている。
【0014】ラッピング部F21の後端部における上記
供給側巻芯(F1)に対向する面には、貼着部F22が形成
されている。この貼着部F22は、ラッピング部F21
の離脱側端部内側面を、上流側外周面に対して貼着する
ためのものであり、巻取り式除塵フィルタFの未使用時
においては、上記供給側巻芯F1に対し、着脱自在に貼
着している。そして、貼着部F22には、ミシン目F1
2によって離脱可能な固定部F11が延設されており、
この固定部F11は、供給側巻芯F1に固定接着されて
いる。従って、ラッピング部F21に所定の張力が作用
すると、ラッピング部F21は、ミシン面F12から切
り離されることになる結果、供給側巻芯F1から離脱で
きるように構成されている。
【0015】次に、図2及び図3を参照して、本実施例
における上記巻取り式除塵フィルタFは、電気集塵機の
集塵手段M2の一部を構成している。この集塵手段M2
は、除塵フィルタFを内部に収容するカセット22を備
えている。上記カセット22は、清浄化されるべき空気
の経路PHを挟んで対向する一対の収容部22a、22
bを一体に備えている。一方の収容部22aは、未使用
の除塵フィルタFを収容するためのものであり、上記除
塵フィルタFの供給側巻芯F12を支承する支軸23
と、上記供給側巻芯F12から引き出された除塵部材F
2をガイドするガイド軸24とを備えている。
【0016】他方の収容部22bは、使用済みの除塵部
材F2を巻取って、内部に収容するためのものであり、
巻き取られるべき除塵部材F2をガイドするガイド軸2
5、26、27と、ガイドされた除塵部材F2を巻き取
る巻取り側巻芯F3を回転駆動するための駆動軸28と
を備えている。上記駆動軸28は、ギヤードモータ29
に連結されており、所定のタイミング(例えば2−6カ
月に1回)で駆動軸28を回動させて、除塵部材F2を
巻き取り可能に構成されている。
【0017】図4に示すように、ガイド軸27には、カ
ム27aが一体的に固定されている。カム27aの外周
面には、カセット22に固定されたリミットスイッチS
WのスイッチレバーSW1が臨んでおり、当該ガイド軸
27が半回転する毎にリミットスイッチSWを接続する
ように構成されている。図2及び図3に戻って、各収容
部22a、22bは、それぞれヒンジ121、122に
より開閉自在に枢支される蓋体123、124を上部に
備えている。
【0018】両収容部22a、22bの間には、上記経
路PHに面する開口22cが区画されており、一方の収
容部22aから引き出された除塵フィルタFの除塵部材
F2は、この開口22cに対向することによって、上記
経路PH中に配設されている(図2参照)。これによ
り、上記除塵フィルタFの除塵部材F2は、イオン化部
M1により荷電された塵埃をクーロン力によって捕集す
ることができる。
【0019】さらにカセット22の一方の収容部(本実
施例では収容部22b)は、ヒンジ1220を介して上
記電気集塵機の筺体K(図5のみ図示)に軸支されてい
る。そして、図5に示すように、筺体Kに対してヒンジ
1220を中心にカセット22を垂下させることによ
り、上記各収容部22a、22bの蓋体123、124
を開放できるように構成されている。
【0020】他方、上記イオン化手段M1は、上記空気
の経路PHに配設されるイオン化線11と、イオン化線
11に直流高電圧を印加する直流高電圧発生部12とを
備えている。そして、上記イオン化線11に直流高電圧
を印加してコロナ放電を発生させることにより、イオン
シャワーを空気経路PH中に放出して塵埃を荷電し、イ
オン化させる構成になっている。
【0021】上記構成からなる電気集塵機によれば、イ
オン化手段M1の直流高電圧発生部12がプラスの直流
高電圧を印加することにより、従来の装置と同様にコロ
ナ放電に伴ってイオン化線からイオンシャワーが発生
し、清浄化されるべき空気に含まれる塵埃が荷電され、
荷電された塵埃は、集塵手段M2の除塵フィルタFによ
って捕集される。
【0022】次に、図6のフローチャートを参照しつ
つ、本実施例における除塵フィルタFの巻取り動作につ
いて説明する。上記巻取り動作は、図外のマイクロコン
ピュータにより制御されるものであり、先ず、電源が投
入され、電気集塵機が稼働すると(ステップS1)、上
記マイクロコンピュータのタイマーによって運転時間が
積算される(ステップS2)。この運転時間は、除塵部
材F2が耐用期間を過ぎているか否かを判別するために
積算されるものであり、上記マイクロコンピュータによ
って、積算された運転時間が記憶されている設定時間を
経過しているか否かが判別され(ステップS3)、運転
時間が上記設定時間に達している場合には、ギヤードモ
ータ29を駆動して巻取り動作を開始する(ステップS
4)。これによりギヤードモータ29が駆動軸28を介
して巻取り側巻芯F3を回転駆動するので、供給側巻芯
F1に巻回されている除塵部材F2は、所定の張力を付
与された状態で順次空気経路PHに引き出されると共
に、使用済み部分については、巻取り側巻芯F3に巻回
される。
【0023】この巻取り動作において、除塵部材F2が
供給側巻芯F1からガイド軸24、25、26、27を
経て巻取り側巻芯F3へ搬送されることにより、ガイド
軸27が回転し、ガイド軸27のカムaが、半回転ごと
にリミットスイッチSWをONすることになる。従っ
て、リミットスイッチSWのON・OFF動作をカウン
トすれば、除塵部材F2が巻き取られているか否かを判
別できることになる。そこで、本実施例では、このリミ
ットスイッチSWの出力信号を上記マイクロコンピュー
タに入力させることにより、リミットスイッチSWのO
N・OFF動作の有無を、巻取り動作の開始と同時に判
別するようにしており(ステップS6)、仮に巻取り動
作中、一定時間内にリミットミットスイッチSWが接続
されないことが判別された場合には、除塵部材F2が何
らかの原因で巻取り不良を起こしているものと判定し
(ステップS7)、その段階でフィルタロックを表示す
ると共に、除塵部材F2の点検が行ない(ステップ
8)、除塵部材F2の点検が終了すると、ステップS6
に戻るようにしている。
【0024】他方、リミットスイッチSWのON・OF
F動作が一定時間内にある場合、上記マイクロコンピュ
ータは、当該ON・OFF動作の回数をカウントし、積
算する(ステップS9)。これにより、除塵部材F2が
巻き取られた長さを算出することができる。そして、積
算されたカウント回数は、上記マイクロコンピュータに
記憶されている設定回数と比較され(ステップS1
0)、設定回数に達していない場合には、ステップS5
に戻って上記制御を繰り返す。他方、設定回数に達した
場合には、ギヤードモータ29の駆動を停止させ、巻取
り作業を終了する(ステップS11)。
【0025】さらにステップS11では、巻取り作業の
終了時に、一回の巻取り動作として、巻取り回数がカウ
ントされる。これにより、巻き取られた除塵部材F2の
全巻取り長さを算出することができるから、供給側巻芯
F1に巻回されている除塵部材F2の全長に対する一回
の巻取り長さの除を設定回数とし、この設定回数に上記
巻取り回数が達しているか否かが判別される(ステップ
S12)。巻取り回数が設定回数に達していない場合、
ステップS2におけるマイクロコンピュータのタイマー
がリセットされ(ステップS13)、ステップS2の制
御に戻る。他方、上記巻取り回数が設定回数に達してい
る場合、ギヤードモータ29が再駆動され、除塵部材F
2の残部を全て巻き取った後、除塵部材F2の巻取り動
作を終了する(ステップS14)。
【0026】このステップS14の巻取り動作によっ
て、除塵部材F2に延設されたラッピング部F21の離
脱側端部に除塵部材F2の巻取り力が作用すると、固定
部F11からミシン目F12のところでラッピング部F
21が切り離され、供給側巻芯23から離脱するので、
ラッピング部F21は、除塵部材F2に引き続いて巻回
されることにより、除塵部材F2の外周をラッピングす
る。
【0027】そして、ラッピング部F21の離脱側端部
内側面は、上流側外周面に対し、貼着部F22を介して
貼着されることにより、ラッピング部F21の捲れを防
止する。巻取り式除塵フィルタFを交換する際には、図
5に示すように、先ず、ヒンジ1220を中心にカセッ
ト22を回動させて蓋体123、124を筺体Kの下方
に開放し、さらに、各収容部22a、22bの蓋体12
3、124を開放して供給側巻芯F1を支軸23から取
り外すと共に、使用済みの除塵部材F2及びラッピング
部F21が巻回されている巻取り側巻芯F3を駆動軸2
8から取り外し、次いで、新しい巻取り式除塵フィルタ
Fを装着すればよい。
【0028】本実施例の巻取り式除塵フィルタFによれ
ば、除塵部材F2の巻取り時において、除塵部材F2の
端部に延設されたラッピング部F21が供給側巻芯2
3から離脱するので、上記交換作業において、除塵部材
F2を供給側巻芯23から切断する作業が不要になり、
メンテナンス作業が容易になる。しかも、ラッピング部
F21が除塵部材F2に引き続いて巻回されることによ
り、除塵部材F2の外周をラッピングするので、巻き取
られた使用済みの除塵部材F2をロールごと交換する際
に除塵部材F2に衝撃が作用しても、ラッピング部F2
1によって、捕集された塵埃が室内に飛び散るのを確実
に防止することができる。
【0029】さらに、巻き取られた除塵部材F2の外周
をラッピング部F21によりラッピングしているので、
捕集された塵埃がメンテナンスの作業者自身や装置に付
着するのを確実に防止することも可能になる。加えて、
本実施例においては、ラッピング部F21の離脱側端部
内側面が、上流側外周面に対し、貼着部F22を介して
貼着されることにより、ラッピング部F21の捲れを防
止することができるので、より確実にラッピング状態を
維持することができ、しかも、巻回された使用済みの除
塵部材F2の巻回状態をも維持することができる結果、
取扱いが一層容易になり、メンテナンスの作業効率が向
上するという利点がある。
【0030】従って、本実施例によれば、メンテナンス
作業が容易であり、しかも、メンテナンス作業の際に、
捕集された塵埃による不具合が生じるのを確実に防止す
ることができるという顕著な効果を奏する。なお上述し
た実施例は本発明の好ましい具体例に過ぎず、例えば除
塵フィルタFの除塵部材F2の端側に、余長部分を設
け、この余長部分でラッピング部を構成する等、本発明
の要旨を変更しない範囲内で種々の設計変更が可能であ
ることは、云うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の巻取り式除塵フィルタによれば、除塵部材の巻取
り時において、除塵部材の端部に延設されたラッピン
グ部が供給側巻芯から離脱するので、除塵部材を供給側
巻芯から切断する作業が不要になり、メンテナンス作業
が容易になる。
【0032】しかも、ラッピング部が除塵部材に引き続
いて巻回されることにより、除塵部材の外周をラッピン
グするので、巻き取られた使用済みの除塵部材をロール
ごと交換する際に除塵部材に衝撃が作用しても、ラッピ
ング部によって、捕集された塵埃が室内に飛び散るのを
確実に防止することができる。さらに、巻き取られた除
塵部材の外周をラッピング部によりラッピングしている
ので、捕集された塵埃がメンテナンスの作業者自身や装
置に付着するのを確実に防止することも可能になる。
【0033】加えて、本発明の請求項2記載の巻取り式
除塵フィルタによれば、請求項1の効果に加え、ラッピ
ング部の離脱側端部内側面が、上流側外周面に対し、貼
着部を介して貼着されることにより、ラッピング部の捲
れを防止することができるので、より確実にラッピング
状態を維持することができ、しかも、巻回された使用済
みの除塵部材の巻回状態をも維持することができる結
果、取扱いが一層容易になり、メンテナンスの作業効率
が向上するという利点がある。
【0034】従って、本発明によれば、メンテナンス作
業が容易であり、しかも、メンテナンス作業の際に、捕
集された塵埃による不具合が生じるのを確実に防止する
ことができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における巻取り式除塵フィル
タの要部を示す概略斜視図である。
【図2】上記巻取り式除塵フィルタを使用した電気集塵
機の概略斜視図である。
【図3】上記電気集塵機の概略断面図である。
【図4】上記電気集塵機の要部拡大図である。
【図5】上記電気集塵機の要部を示す概略斜視図であ
る。
【図6】上記電気集塵機による巻取り動作を説明するフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
F 巻取り式除塵フィルタ F1 供給側巻芯 F2 除塵部材 F21 ラッピング部 F22 貼着部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F24F 13/28 F24F 1/00 371A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88 B65H 19/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気集塵機に回転自在に担持される供給側
    巻芯(F1)と、 供給側巻芯(F1)に対しロール状に巻回される除塵部材(F
    2)とを備え、上記除塵部材(F2)は先端から引き出されて
    使用され、使用済み部分が、上記電気集塵機により所定
    の張力を付与された状態で順次巻き取られる巻取り式除
    塵フィルタにおいて、 上記除塵部材(F2)の後端部に、巻き取られた使用済みの
    除塵部材(F2)をラッピング可能なラッピング部(F21) を
    延設し、このラッピング部(F21) を上記供給側巻芯(F1)
    に対し離脱可能に巻回していることを特徴とする巻取り
    式除塵フィルタ。
  2. 【請求項2】上記ラッピング部(F21) は、その後端部に
    おける上記供給側巻芯(F1)に対向する面に貼着部(F22)
    を備えている請求項1記載の巻取り式除塵フィルタ。
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