JP3283557B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JP3283557B2 JP00733792A JP733792A JP3283557B2 JP 3283557 B2 JP3283557 B2 JP 3283557B2 JP 00733792 A JP00733792 A JP 00733792A JP 733792 A JP733792 A JP 733792A JP 3283557 B2 JP3283557 B2 JP 3283557B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力保護回路及び出力
バッファ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体集積回路装置の発展は目覚ま
しく、その集積回路装置の入力保護回路及び出力バッフ
ァ回路はサージなどの外部からの異常信号から集積回路
装置を保護するための重要な回路部である。
【0003】まず、従来の入力保護回路について、従来
例を示す図11を参照しながら説明する。
【0004】この入力保護回路は、入力信号I11がNチ
ャンネル型MOSトランジスタ(NMOST)Qn111の
ドレインに接続され、NMOSTQn111のゲートは抵抗R
111を介して接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn111
のソースは接地電圧VSSに接続された構成である。
【0005】この入力保護回路の入力信号I11にサージ
など外部から異常高電圧の信号が入力されると、NMO
STQn111のドレインに高電圧がかかり、NMOSTQn1
11のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn111の
ドレインから接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn111
のソースに電流が流れることによって、入力信号が接続
された内部回路を保護する。
【0006】次に、従来の出力バッファ回路について、
図12の従来例を示す図を参照しながら説明する。
【0007】この出力バッファ回路は、ノードN121を出
力とする否定回路に制御信号A12が入力され、ノードN12
2を出力とする論理積の否定回路にノードN121と制御信
号B12が入力され、ノードN123を出力とする否定回路に
ノードN122が入力される。そして、ノードN124を出力と
する論理積の否定回路に制御信号A12と制御信号B12が入
力され、ノードN125を出力とする否定回路にノードN124
が入力される。そして、NMOSTQn121のゲートにノ
ードN123が入力され、NMOSTQn121のソースが接地
電圧VSS接続されてNMOSTQn121のドレインが出力
信号012に接続される。さらにNMOSTQn122のゲート
にノードN125が入力され、NMOSTQn122のドレイン
が電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn122のソースが
出力信号012に接続された構成である。
【0008】この出力バッファ回路の出力信号O12にサ
ージなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、
NMOSTQn121のドレイン及びNMOSTQn122のソー
スに高電圧がかかり、NMOSTQn121のゲート及びN
MOSTQn122のゲートの電圧がもちあげられ、NMO
STQn121のドレインから接地電圧VSSに接続されたNM
OSTQn121のソースに、及びNMOSTQn122のソース
から電源電圧VCCに接続されたNMOSTQn122のドレイ
ンに電流が流れることによって、出力信号が接続された
内部回路を保護する。
【0009】この出力バッファ回路の動作について簡単
に説明すると、制御信号A12が出力信号レベル制御信号
で、制御信号B12が出力信号制御信号である。制御信号B
12の論理電圧が“L”であるときは、ノードN123及びノ
ードN125の論理電圧が“L”となり、NMOSTQn121
及びNMOSTQn122は共にオフで、出力信号O12はハイ
インピーダンス状態となる。制御信号B12の論理電圧が
“H”であるときは、出力信号O12は出力状態で、制御
信号A12の論理電圧が“L”であるときは、ノードN123
の論理電圧が“H”でノードN125の論理電圧が“L”と
なり、出力信号O12は論理電圧“L”の出力状態とな
る。制御信号A12の論理電圧が“H”であるときは、ノ
ードN123の論理電圧が“L”でノードN125の論理電圧が
“H”となり、出力信号O12は論理電圧“H”の出力状
態となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の入力保護回
路では、外部から与えられる入力信号の電位レベルが接
地電圧より低いときに、例えば図11の入力保護回路の
実施例の場合では、NMOSTQn111のソースである接
地電圧VSSからNMOSTQn111のドレインである入力信
号I11に電流が流れる。このとき、NMOSTQn111に基
板電圧が与えられていると、基板電流が流れ基板電圧が
浅くなる。このため、集積回路装置の動作や特性に影響
を与えるものとなる。前記従来の出力バッファ回路の場
合も同様で、外部から与えられる出力信号の電位レベル
が接地電圧より低いときに、図12の出力バッファ回路
では、NMOSTQn121のソースである接地電圧VSSから
NMOSTQn121のドレインである出力信号O12に電流が
流れる。また、NMOSTQn122のドレインである電源
電圧VCCからNMOSTQn122のソースである出力信号O1
2に電流が流れる。このとき、NMOSTQn121,NMO
STQn122に基板電圧が与えられていると、基板電流が
流れ基板電圧が浅くなり消費電流も多くなる。このた
め、集積回路装置の動作や特性に影響を与えるものとな
る。また、この実施例の場合では、論理電圧“L”を出
力するNMOSTQn121のドレインと論理電圧“H”を
出力するNMOSTQn122のソースが共に出力信号O12に
接続されているため出力容量が大きくなるという問題点
があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の出力バッ
ファ回路は、第1のNチャンネル型MOSトランジスタ
のゲートとソースが出力信号に接続され、前記第1のN
チャンネル型MOSトランジスタのドレインが第2のN
チャンネル型MOSトランジスタのソースに接続され、
前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのドレイ
ンが電源電圧に接続され、前記第2のNチャンネル型M
OSトランジスタのゲートが制御回路から出力される制
御信号に接続された構成とする。
【0012】本発明の第2の出力バッファ回路は、Nチ
ャンネル型MOSトランジスタのゲートが制御回路から
出力される制御信号に接続され、前記Nチャンネル型M
OSトランジスタのドレインが電源電圧に接続され、前
記Nチャンネル型MOSトランジスタのソースが出力信
号に接続され、前記Nチャンネル型MOSトランジスタ
はゲート電圧が接地電圧であるときオフするトランジス
タであり、前記制御回路は接地電圧より低い負電圧と電
源電圧を制御信号として出力するもので、前記Nチャン
ネル型MOSトランジスタのゲートに入力される前記制
御信号の"L"の論理電圧が接地電圧より低い構成とす
る。
【0013】本発明の第3の出力バッファ回路は、第1
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが出力
信号に接続され、前記第1のNチャンネル型MOSトラ
ンジスタのソースが接地電圧に接続され、前記第1のN
チャンネル型MOSトランジスタのゲートが制御信号に
接続され、第2のNチャンネル型MOSトランジスタの
ドレインが前記出力信号に接続され、前記第2のNチャ
ンネル型MOSトランジスタのソースが前記第1のNチ
ャンネル型MOSトランジスタのゲートに接続され、前
記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのゲートが
接地電圧に接続された構成とする。
【0014】本発明の第4の出力バッファ回路は、第1
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが出力
信号に接続され、前記第1のNチャンネル型MOSトラ
ンジスタのソースが接地電圧に接続され、前記第1のN
チャンネル型MOSトランジスタのゲートが第1の制御
信号に接続され、第2のNチャンネル型MOSトランジ
スタのドレインが前記出力信号に接続され、前記第2の
Nチャンネル型MOSトランジスタのソースが前記第1
のNチャンネル型MOSトランジスタのゲートに接続さ
れ、前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのゲ
ートが接地電圧に接続され、第3のNチャンネル型MO
Sトランジスタのソースが出力信号に接続され、前記第
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが電
源電圧に接続され、前記第3のNチャンネル型MOSト
ランジスタのゲートが第2の制御信号に接続され、第4
のNチャンネル型MOSトランジスタのソースが前記出
力信号に接続され、前記第4のNチャンネル型MOSト
ランジスタのドレインが前記第3のNチャンネル型MO
Sトランジスタのゲートに接続され、前記第4のNチャ
ンネル型MOSトランジスタのゲートが接地電圧に接続
された構成とする。
【0015】本発明の第5の出力バッファ回路は、第1
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが出力
信号に接続され、前記第1のNチャンネル型MOSトラ
ンジスタのゲートに入力される信号が第2のNチャンネ
ル型MOSトランジスタのソースに接続され、前記第2
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが前記
出力信号に接続され、前記第2のNチャンネル型MOS
トランジスタのゲートが出力信号の逆相信号に接続され
た構成とする。
【0016】本発明の第6の出力バッファ回路は、第1
のNチャンネル型MOSトランジスタのドレインが出力
信号に接続され、前記第1のNチャンネル型MOSトラ
ンジスタのソースが第2のNチャンネル型MOSトラン
ジスタのドレインおよび第3のNチャンネル型MOSト
ランジスタのソースに接続され、前記第2のNチャンネ
ル型MOSトランジスタのソースが接地電圧に接続さ
れ、前記第3のNチャンネル型MOSトランジスタのド
レインが電源電圧に接続され、前記第1のNチャンネル
型MOSトランジスタのゲートが前記出力信号を制御す
る制御信号に接続され、前記第2のNチャンネル型MO
Sトランジスタのゲートが第1の制御信号に接続され、
前記第3のNチャンネル型MOSトランジスタのゲート
が第2の制御信号に接続され、前記出力信号を制御する
制御信号は、前記第2のNチャンネル型MOSトランジ
スタまたは前記第3のNチャンネル型MOSトランジス
タがオンするときに、前記第1のNチャンネル型MOS
トランジスタがオンとなる制御信号である構成とする。
【0017】本発明の第6の出力バッファ回路におい
て、第1のNチャンネル型MOSトランジスタのゲート
に入力される前記出力信号を制御する制御信号の“L”
の論理電圧が接地電圧より低い電圧源に接続されている
ことが好ましい。
【0018】本発明の第6の出力バッファ回路におい
て、第1のNチャンネル型MOSトランジスタのゲート
が第4のNチャンネル型MOSトランジスタのソースに
接続され、前記第4のNチャンネル型MOSトランジス
タのドレインが出力信号に接続され、前記第4のNチャ
ンネル型MOSトランジスタのゲートが出力信号の逆相
信号に接続されていることが好ましい。
【0019】
【作用】このような構成の入力保護回路及び出力バッフ
ァ回路とすることにより、外部から与えられる入力信号
及び出力信号の電位レベルが接地電圧より低いときで
も、基板電圧が浅くなることもなく、消費電流も少な
く、集積回路装置の動作や特性も安定する。また、出力
容量が小さな出力バッファ回路となる。
【0020】
【実施例】まず、本発明の入力保護回路の第1の実施例
を図1を参照しながら説明する。
【0021】この入力保護回路は、入力信号I1がNMO
STQn11のドレインに接続され、NMOSTQn11のゲー
トは抵抗R11を介してノードV11に接続され、NMOST
Qn11のソースは接地電圧VSSに接続された構成である。
ここで、ノードV11は接地電圧VSSより低い電位の定電圧
源に接続されたノードである。
【0022】この入力保護回路の入力信号I1にサージな
ど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、NMO
STQn11のドレインに高電圧がかかり、NMOSTQn11
のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn11のドレ
インから接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn11のソ
ースに電流が流れることによって、入力信号が接続され
た内部回路を保護する。
【0023】この入力保護回路の特徴としては、入力信
号I1が接地電圧VSSより低い電位であっても入力信号I1
の電位よりもノードV11の電位の方が低ければ、NMO
STQn11のソースである接地電圧VSSからNMOSTQn1
1のドレインである入力信号I1には電流が流れず、よっ
てNMOSTQn11に基板電圧が与えられていても、基板
電流が流れず基板電圧は浅くなることもなく、消費電流
も少ない。
【0024】次に、本発明の入力保護回路の第2の実施
例を図2を参照しながら説明する。この入力保護回路
は、入力信号I2がNMOSTQn21のドレインに接続さ
れ、NMOSTQn21のゲートは抵抗R21を介してノードV
21に接続され、NMOSTQn21のソース(ノードN21)
はNMOSTQn22のドレインに接続され、NMOSTQn
22のゲートは抵抗R22を介して接地電圧VSSに接続され、
NMOSTQn21のソースは接地電圧VSSに接続された構
成である。ここで、ノードV21は接地電圧VSSより低い電
位の定電圧源に接続されたノードである。
【0025】この入力保護回路の入力信号I2にサージな
ど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、NMO
STQn21のドレインに高電圧がかかり、NMOSTQn21
のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn22のドレ
インに高電圧がかかり、NMOSTQn22のゲートの電圧
がもちあげられ、NMOSTQn21のドレインからNMO
STQn22のドレインを通して接地電圧VSSに接続された
NMOSTQn22のソースに電流が流れることによって、
入力端子の接続された内部回路が保護される。
【0026】この入力保護回路の特徴としては、第1の
実施例と同様に入力信号I2が接地電圧VSSより低い電位
であっても、入力信号I2の電位よりもノードV21の電位
の方が低ければ、NMOSTQn21のソースからNMOS
TQn21のドレインには電流が流れず、よってNMOST
Qn21に基板電圧が与えられていても、基板電流が流れ
ず、基板電圧は浅くなることもなく、消費電流も少な
い。
【0027】次に、本発明の入力保護回路の第3の実施
例を図3を参照しながら説明する。この入力保護回路
は、入力信号I3がNMOSTQn31のドレインとゲートに
接続され、NMOSTQn31のソース(ノードN31)はN
MOSTQn32のドレインに接続され、NMOSTQn32の
ゲートは抵抗R31を介して接地電圧VSSに接続され、NM
OSTQn31のソースは接地電圧VSSに接続された構成で
ある。
【0028】この入力保護回路の入力信号I3にサージな
ど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、NMO
STQn31のドレインとゲートに高電圧がかかり、さら
に、NMOSTQn32のドレインに高電圧がかかり、NM
OSTQn32のゲートの電圧がもちあげられ、NMOST
Qn31のドレインからNMOSTQn32のドレインを通して
接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn32のソースに電
流が流れることによって、入力端子の接続された内部回
路が保護される。
【0029】この入力保護回路の特徴としては、入力信
号I3が接地電圧VSSより低い電位であっても入力信号I3
はNMOSTQn31のドレインとゲートに入力されている
ため、NMOSTQn31のソースからNMOSTQn31のド
レインには電流が流れず、よってNMOSTQn21に基板
電圧が与えられていても、基板電流が流れず、基板電圧
は浅くなることもなく、消費電流も少ない。第1及び第
2の実施例に比べ接地電圧VSSより低い電位の定電圧源
を必要とせず第1及び第2の実施例と同様の効果をあげ
ている。
【0030】次に、本発明の出力バッファ回路の第1の
実施例を図4を参照しながら説明する。
【0031】この出力バッファ回路は、ノードN41を出
力とする否定回路に制御信号A4が入力され、ノードN42
を出力とする論理積の否定回路にノードN41と制御信号B
4が入力され、ノードN43を出力とする否定回路にノード
N42が入力され、ノードN44を出力とする論理積の否定回
路に制御信号A4と制御信号B4が入力され、ノードN45を
出力とする否定回路にノードN44が入力され、NMOS
TQn41のゲートにノードN43が入力され、NMOSTQn4
1のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn41の
ドレインが出力端子O4に接続され、NMOSTQn42のゲ
ートとNMOSTQn43のゲートにノードN45が入力さ
れ、NMOSTQn42のドレインとNMOSTQn43のドレ
インが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn43のソー
スがNMOSTQn44のドレインに接続され、NMOST
Qn42のソースとNMOSTQn43のソースとNMOSTQn
43のゲートが出力端子O4に接続された構成である。
【0032】この出力バッファ回路の出力端子O4にサー
ジなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、N
MOSTQn41のドレイン及びNMOSTQn42のソース及
びNMOSTQn44のソースに高電圧がかかり、NMOS
TQn41のゲート及びNMOSTQn42のゲート及びNMO
STQn43のゲートの電圧がもちあげられることにより、
NMOSTQn41のドレインから接地電圧VSSに接続され
たNMOSTQn41のソースに、及びNMOSTQn42のソ
ースから電源電圧VCCに接続されたNMOSTQn42のド
レインに、及びNMOSTQn44のソースからNMOST
Qn43のソースを通して、電源電圧VCCに接続されたNM
OSTQn43のドレインに電流が流れ、出力信号の接続さ
れた内部回路が保護される。
【0033】この出力バッファ回路の動作について簡単
に説明すると、制御信号A4が出力信号レベル制御信号
で、制御信号B4が出力信号制御信号である。制御信号B4
の論理電圧が“L”であるときは、ノードN43及びノー
ドN45の論理電圧が“L”となり、NMOSTQn41及び
NMOSTQn42及びNMOSTQn43は共にオフで、出力
端子O4はハイインピーダンス状態となる。制御信号B4の
論理電圧が“H”であるときは、出力端子O4は出力状態
で、制御信号A4の論理電圧が“L”であるときは、ノー
ドN43の論理電圧が“H”でノードN45の論理電圧が
“L”となり、出力端子O4は論理電圧“L”の出力状
態、制御信号A4の論理電圧が“H”であるときは、ノー
ドN43の論理電圧が“L”でノードN45の論理電圧が
“H”となり、出力端子O4は論理電圧“H”の出力状態
となる。
【0034】この出力バッファ回路の特徴としては、出
力端子O4が接地電圧VSSより低い電位であるときNMO
STQn41とNMOSTQn42に関しては、それぞれのNM
OSTに電流が流れる。しかし、NMOSTQn44に関し
ては、出力端子O4がNMOSTQn44のドレインとゲート
に入力されているため、NMOSTQn43のソースからN
MOSTQn43のドレインには電流が流れず、よってNM
OSTQn43に基板電圧が与えられていても、基板電流が
流れず基板電位は浅くなりにくく、消費電流も少ない。
【0035】次に、本発明の出力バッファ回路の第2の
実施例を図5を参照しながら説明する。
【0036】この出力バッファ回路は、ノードN51を出
力とする否定回路に制御信号A5が入力され、ノードN52
を出力とする論理積の否定回路にノードN51と制御信号B
5が入力され、ノードN53を出力とする否定回路にノード
N52が入力され、ノードN54を出力とする論理積の否定回
路に制御信号A5と制御信号B5が入力され、ノードN55を
出力とする否定回路にノードN54が入力され、NMOS
TQn53のゲートにノードN53が入力され、NMOSTQn5
3のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn53の
ドレインが出力端子O5に接続され、NMOSTQn54のゲ
ートにノードN55が入力され、NMOSTQn54のドレイ
ンが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn54のソース
が出力端子O5に接続された構成である。ただし、ノード
N53を出力とする否定回路と、ノードN55を出力とする否
定回路のそれぞれのNMOSTQn51のソースとNMOS
TQn52のソースは接地電圧VSSより低い電位の定電圧源
に接続されたノードV51である。
【0037】この出力バッファ回路の出力端子O5にサー
ジなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、N
MOSTQn53のドレイン及びNMOSTQn54のソースに
高電圧がかかり、NMOSTQn53のゲート及びNMOS
TQn54のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn53
のドレインから接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn5
3のソースに、及びNMOSTQn54のソースから電源電
圧VCCに接続されたNMOSTQn54のドレインに電流が
流れることによって、出力端子の接続された内部回路が
保護される。
【0038】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様で、制御信号A5が出力信号レベル制御
信号で、制御信号B5が出力信号制御信号である。制御信
号B5の論理電圧が“L”であるときは、出力端子O5はハ
イインピーダンス状態となる。制御信号B5の論理電圧が
“H”であるときは、出力端子O4は出力状態で、制御信
号A5の論理電圧が“L”であるときは、出力端子O5は論
理電圧“L”の出力状態、制御信号A5の論理電圧が
“H”であるときは、出力端子O5は論理電圧“H”の出
力状態となる。
【0039】この出力バッファ回路の特徴としては、出
力端子O5が接地電圧VSSより低い電位であってもNMO
STQn53とNMOSTQn54にゲートの“L”の論理電圧
が接地電圧VSSより低い電位(接地電圧VSSより低い電位
の定電圧源ノードV51の電位)であるため、NMOSTQ
n53のソースからNMOSTQn53のドレインに、及びN
MOSTQn54のドレインからNMOSTQn54のソースに
は電流が流れず、よってNMOSTQn53及びNMOST
Qn54に基板電圧が与えられていても、基板電流が流れ
ず、基板電位は浅くなりにくく、消費電流も少ない。
【0040】次に、本発明の出力バッファ回路の第3の
実施例を図6を参照しながら説明する。
【0041】この出力バッファ回路は、ノードN61を出
力とする否定回路に制御信号A6が入力され、ノードN62
を出力とする論理積の否定回路にノードN61と制御信号B
6が入力され、ノードN63を出力とする否定回路にノード
N62が入力され、ノードN64を出力とする論理積の否定回
路に制御信号A6と制御信号B6が入力され、ノードN65を
出力とする否定回路にノードN64が入力され、NMOS
TQn63のゲートにノードN63が入力され、NMOSTQn6
3のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn63の
ドレインが出力端子O6に接続され、NMOSTQn64のゲ
ートにノードN65が入力され、NMOSTQn64のドレイ
ンが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn64のソース
が出力端子O6に接続され、NMOSTQn65のゲートが接
地電圧VSSに接続され、NMOSTQn65のソースがノー
ドN63に接続され、NMOSTQn65のドレインが出力端
子O6に接続され、NMOSTQn66のゲートが接地電圧VS
Sに接続され、NMOSTQn66のドレインがノードN65に
接続され、NMOSTQn66のソースが出力端子O6に接続
された構成である。
【0042】この出力バッファ回路の出力端子O6に外部
からサージなどの異常に高電圧の信号が入力されると、
NMOSTQn63のドレイン、NMOSTQn64のソース、
NMOSTQn65のドレイン、及びNMOSTQn66のソー
スに高電圧がかかり、NMOSTQn63のゲート及びNM
OSTQn64のゲート、NMOSTQn65のゲート、及びN
MOSTQn66のゲートの電圧がもちあげられ、NMOS
TQn63のドレインから接地電圧VSSに接続されたNMO
STQn63のソースに、及びNMOSTQn64のソースから
電源電圧VCCに接続されたNMOSTQn64のドレインに
電流が流れることによって、出力端子の接続された内部
回路が保護される。
【0043】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様である。この出力バッファ回路の特徴
としては、出力端子O6が接地電圧VSSより低い電位であ
るときNMOSTQn66とNMOSTQn65に電流が流れノ
ードN63とノードN65が接地電圧VSSより低い電位とな
り、NMOSTQn63のソースからNMOSTQn63のドレ
インに、及びNMOSTQn64のドレインからNMOST
Qn64のソースには電流が流れにくく、よってNMOST
Qn63及びNMOSTQn64に基板電圧が与えられていて
も、基板電流が流れず基板電圧は浅くなりにくく消費電
流も少ない。NMOSTQn66とNMOSTQn65とNMO
STQn62とNMOSTQn61に流れる電流が少なくなるよ
うに、トランジスタサイズを設計する。また、この出力
バッファ回路の構成のNMOSTQn66とNMOSTQn65
の役割としては、上記のサージなどのときにNMOST
Qn63のゲート(ノードN63)やNMOSTQn64のゲート
(ノードN65)の電圧がもちあげられやすくサージにも
強くなる。
【0044】次に、本発明の出力バッファ回路の第4の
実施例を図7を参照しながら説明する。
【0045】この出力バッファ回路は、ノードN71を出
力とする否定回路に制御信号A7が入力され、ノードN72
を出力とする論理積の否定回路にノードN71と制御信号B
7が入力され、ノードN73を出力とする否定回路にノード
N72が入力され、ノードN74を出力とする論理積の否定回
路に制御信号A7と制御信号B7が入力され、ノードN75を
出力とする否定回路にノードN74が入力され、NMOS
TQn73のゲートにノードN73が入力され、NMOSTQn7
3のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn73の
ドレインが出力端子O7に接続され、NMOSTQn74のゲ
ートにノードN75が入力され、NMOSTQn74のドレイ
ンが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn74のソース
が出力端子O7に接続され、NMOSTQn75のゲートがノ
ードN76に接続され、NMOSTQn75のソースがノードN
73に接続され、NMOSTQn75のドレインが出力端子O7
に接続され、NMOSTQn76のゲートがノードN76に接
続され、NMOSTQn76のドレインがノードN75に接続
され、NMOSTQn76のソースが出力端子O7に接続さ
れ、ノードN76を出力とする否定回路に出力端子O7が入
力された構成である。
【0046】この出力バッファ回路の出力端子O7にサー
ジなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、N
MOSTQn73のドレイン及びNMOSTQn74のソースに
高電圧がかかり、NMOSTQn73のゲート及びNMOS
TQn74のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn73
のドレインから接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn7
3のソースに、及びNMOSTQn74のソースから電源電
圧VCCに接続されたNMOSTQn74のドレインに電流が
流れることによって、出力端子の接続された内部回路が
保護される。
【0047】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様である。この出力バッファ回路の特徴
としては、出力端子O7が接地電圧VSSより低い電位であ
ってもノードN76は論理電圧“H”となり、ノードN73と
ノードN75が接地電圧VSSより低い電位となり、NMOS
TQn73のソースからNMOSTQn73のドレインに及びN
MOSTQn74のドレインからNMOSTQn74のソースに
は電流が流れにくく、よってNMOSTQn73及びNMO
STQn74に基板電圧が与えられていても、基板電流が流
れず基板電圧は浅くなりにくく、消費電流も少ない。こ
こでノードN76を出力とする否定回路のしきい値は接地
電圧VSSに近い値に設計し出力端子O7が接地電圧VSSより
低い電圧であるときのみ論理電圧“H”となるようにし
ている。また、実際にはノードN76を出力とする否定回
路やNMOSTQn71やNMOSTQn72に流れる電流も少
なく設計している。
【0048】次に、本発明の出力バッファ回路の第5の
実施例を図8を参照しながら説明する。
【0049】この出力バッファ回路は、ノードN81を出
力とする否定回路に制御信号A8が入力され、ノードN82
を出力とする論理積の否定回路にノードN81と制御信号B
8が入力され、ノードN83を出力とする否定回路にノード
N82が入力され、ノードN84を出力とする論理積の否定回
路に制御信号A8と制御信号B8が入力され、ノードN85を
出力とする否定回路にノードN84が入力され、NMOS
TQn81のゲートにノードN83が入力され、NMOSTQn8
1のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn81の
ドレインがNMOSTQn83のソースに接続され、NMO
STQn82のゲートにノードN85が入力され、NMOSTQ
n82のドレインが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn
82のソースがNMOSTQn83のソースに接続され、NM
OSTQn83のゲートに制御信号B8が入力され、NMOS
TQn83のドレインが出力端子O8に接続された構成であ
る。
【0050】この出力バッファ回路の出力端子O8にサー
ジなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、N
MOSTQn83のドレインに高電圧がかかり、NMOST
Qn83のゲートの電圧がもちあげられ、さらに、NMOS
TQn81のドレイン及びNMOSTQn82のソースに高電圧
がかかり、NMOSTQn81のゲート及びNMOSTQn82
のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn83のドレ
インからNMOSTQn81のドレインを通して接地電圧VS
Sに接続されたNMOSTQn81のソースに、及びNMO
STQn83のドレインからNMOSTQn82のソースを通し
て電源電圧VCCに接続されたNMOSTQn82のドレイン
に電流が流れることによって、出力信号の接続された内
部回路が保護される。
【0051】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様である。この出力バッファ回路の特徴
としては、論理電圧“L”を出力するためのNMOST
Qn81のドレインと論理電圧“H”を出力するためのNM
OSTQn82のソースが直接出力端子O8に接続されておら
ず、NMOSTQn83を介して出力端子O8に接続されてい
るため、出力端子O8の出力容量は小さくなる。
【0052】次に、本発明の出力バッファ回路の第6の
実施例を図9を参照しながら説明する。
【0053】この出力バッファ回路は、ノードN91を出
力とする否定回路に制御信号A9が入力され、ノードN92
を出力とする論理和の否定回路にノードN91と制御信号B
9が入力され、ノードN93を出力とする否定回路にノード
N92が入力され、ノードN94を出力とする論理和の否定回
路に制御信号A9と制御信号B9が入力され、ノードN95を
出力とする否定回路にノードN94が入力され、NMOS
TQn92のゲートにノードN93が入力され、NMOSTQn9
2のソースが接地電圧VSSに接続され、NMOSTQn92の
ドレインがNMOSTQn94のソースに接続され、NMO
STQn93のゲートにノードN95が入力され、NMOSTQ
n93のドレインが電源電圧VCCに接続され、NMOSTQn
93のソースがNMOSTQn94のソースに接続され、ノー
ドN96を出力とする否定回路に制御信号B9が入力され、
ノードN97を出力とする否定回路にノードN96が入力さ
れ、NMOSTQn94のゲートにノードN97が入力され、
NMOSTQn94のドレインが出力端子O9に接続された構
成である。ただし、ノードN97を出力とする否定回路の
NMOSTQn91のソースは接地電圧VSSより低い電位の
定電圧源に接続されたノードV91である。
【0054】この出力バッファ回路の出力端子O9にサー
ジなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、N
MOSTQn94のドレインに高電圧がかかり、NMOST
Qn94のゲートの電圧がもちあげられ、さらに、NMOS
TQn92のドレイン及びNMOSTQn93のソースに高電圧
がかかり、NMOSTQn92のゲート及びNMOSTQn93
のゲートの電圧がもちあげられ、NMOSTQn94のドレ
インからNMOSTQn92のドレインを通して接地電圧VS
Sに接続されたNMOSTQn92のソースに、及びNMO
STQn94のドレインからNMOSTQn93のソースを通し
て電源電圧VCCに接続されたNMOSTQn93のドレイン
に電流が流れることによって、出力信号の接続された内
部回路が保護される。
【0055】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様である。この出力バッファ回路の特徴
としては、論理電圧“L”を出力するためのNMOST
Qn92のドレインと論理電圧“H”を出力するためのNM
OSTQn93のソースが直接出力端子O9に接続されておら
ず、NMOSTQn94を介して出力信号O9に接続されてい
るため、出力端子O9の出力容量は小さくなる。また、出
力端子O9が接地電圧VSSより低い電位であってもNMO
STQn94のゲートの“L”の論理電圧は接地電圧VSSよ
り低いため、NMOSTQn94にはソースからドレインに
電流が流れず、NMOSTQn94に基板電圧が与えられて
いても、基板電流が流れず、基板電圧は浅くならず、消
費電流も少ない。
【0056】次に、本発明の出力バッファ回路の第7の
実施例を図10を参照しながら説明する。
【0057】この出力バッファ回路は、ノードN101を出
力とする否定回路に制御信号A10が入力され、ノードN10
2を出力とする論理和の否定回路にノードN101と制御信
号B10が入力され、ノードN103を出力とする否定回路に
ノードN102が入力され、ノードN104を出力とする論理和
の否定回路に制御信号A10と制御信号B10が入力され、ノ
ードN105を出力とする否定回路にノードN104が入力さ
れ、NMOSTQn103のゲートにノードN103が入力さ
れ、NMOSTQn103のソースが接地電圧VSSに接続さ
れ、NMOSTQn103のドレインがNMOSTQn105のソ
ースに接続され、NMOSTQn104のゲートにノードN10
5が入力され、NMOSTQn104のドレインが電源電圧VC
Cが接続され、NMOSTQn104のソースがNMOSTQn
105のソースに接続され、ノードN106を出力とする否定
回路に制御信号B10が入力され、ノードN107を出力とす
る否定回路にノードN106が入力され、NMOSTQn105
のゲートにノードN107が入力され、NMOSTQn105の
ドレインが出力端子O10に接続され、NMOSTQn106の
ソースにノードN107が接続され、NMOSTQn106のド
レインが出力端子O10に接続され、NMOSTQn106のゲ
ートに出力端子O10の逆相信号が入力された構成であ
る。
【0058】この出力バッファ回路の出力端子O10にサ
ージなど外部から異常に高電圧の信号が入力されると、
NMOSTQn105のドレインに高電圧がかかり、NMO
STQn105のゲートの電圧がもちあげられ、さらに、N
MOSTQn103のドレイン及びNMOSTQn104のドレイ
ンに高電圧がかかり、NMOSTQn103のゲート及びN
MOSTQn104のゲートの電圧がもちあげられ、NMO
STQn105のドレインからNMOSTQn103のドレインを
通して接地電圧VSSに接続されたNMOSTQn103のソー
スに、及びNMOSTQn105のドレインからNMOSTQ
n104のソースを通して電源電圧VCCに接続されたNMO
STQn104のドレインに電流が流れることによって、出
力信号の接続された内部回路が保護される。
【0059】この出力バッファ回路の動作については第
1の実施例と同様である。この出力バッファ回路の特徴
としては、論理電圧“L”を出力するためのNMOST
Qn103のドレインと論理電圧“H”を出力するためのN
MOSTQn104のソースが直接出力端子O10に接続されて
おらず、NMOSTQn105を介して出力端子O10に接続さ
れているため、出力端子O10の出力容量は小さくなる。
また、出力端子O10が接地電圧VSSより低い電位であって
も、ノードN109が論理電圧“H”となり、NMOSTQn
105のゲートは出力端子O10の接地電圧VSSより低い電位
となり、NMOSTQn105にはソースからドレインに電
流が流れず、NMOSTQn105に基板電圧が与えられて
いても基板電流が流れず基板電圧は浅くならず消費電流
も少ない。ここでノードN109を出力とする否定回路のし
きい値は接地電圧VSSに近い値に設計し出力端子O10が接
地電圧VSSより低い電位であるときのみ論理電圧“H”
となるようにしている。また、実際にはノードN109を出
力とする否定回路やNMOSTQn102に流れる電流も少
なく設計している。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入力保護
回路及び出力バッファ回路とすることにより、外部から
与えられる入力信号及び出力信号の電位レベルが接地電
圧より低いときでも、基板電圧が浅くならず集積回路装
置の動作や特性が安定し、また出力容量が小さくなると
いう大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力保護回路の第1の実施例を示す回
路図
【図2】本発明の入力保護回路の第2の実施例を示す回
路図
【図3】本発明の入力保護回路の第3の実施例を示す回
路図
【図4】本発明の出力バッファ回路の第1の実施例を示
す回路図
【図5】本発明の出力バッファ回路の第2の実施例を示
す回路図
【図6】本発明の出力バッファ回路の第3の実施例を示
す回路図
【図7】本発明の出力バッファ回路の第4の実施例を示
す回路図
【図8】本発明の出力バッファ回路の第5の実施例を示
す回路図
【図9】本発明の出力バッファ回路の第6の実施例を示
す回路図
【図10】本発明の出力バッファ回路の第7の実施例を
示す回路図
【図11】従来の入力保護回路を示す回路図
【図12】従来の出力バッファ回路を示す回路図
【符号の説明】
I1 入力信号 V11 ノード R11 抵抗 Qn11 Nチャンネル型MOSトランジスタ VSS 接地電圧
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−70231(JP,A) 特開 昭61−30075(JP,A) 特開 平2−290052(JP,A) 特開 昭58−162065(JP,A) 特開 昭57−162466(JP,A) 特開 昭59−208942(JP,A) 実開 昭57−170565(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのゲートとソースが出力信号に接続され、前記第1の
    Nチャンネル型MOSトランジスタのドレインが第2の
    Nチャンネル型MOSトランジスタのソースに接続さ
    れ、前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのド
    レインが電源電圧に接続され、前記第2のNチャンネル
    型MOSトランジスタのゲートが制御回路から出力され
    る制御信号に接続されたことを特徴とする出力バッファ
    回路。
  2. 【請求項2】 Nチャンネル型MOSトランジスタのゲ
    ートが制御回路から出力される制御信号に接続され、前
    記Nチャンネル型MOSトランジスタのドレインが電源
    電圧に接続され、前記Nチャンネル型MOSトランジス
    のソースが出力信号に接続され、前記Nチャンネル型
    MOSトランジスタはゲート電圧が接地電圧であるとき
    オフするトランジスタであり、前記制御回路は接地電圧
    より低い負電圧と電源電圧を制御信号として出力するも
    ので、前記Nチャンネル型MOSトランジスタのゲート
    に入力される前記制御信号の"L"の論理電圧が接地電圧
    より低いことを特徴とする出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのドレインが出力信号に接続され、前記第1のNチャ
    ンネル型MOSトランジスタのソースが接地電圧に接続
    され、前記第1のNチャンネル型MOSトランジスタの
    ゲートが制御信号に接続され、第2のNチャンネル型M
    OSトランジスタのドレインが前記出力信号に接続さ
    れ、前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのソ
    ースが前記第1のNチャンネル型MOSトランジスタの
    ゲートに接続され、前記第2のNチャンネル型MOSト
    ランジスタのゲートが接地電圧に接続されたことを特徴
    とする出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのドレインが出力信号に接続され、前記第1のNチャ
    ンネル型MOSトランジスタのソースが接地電圧に接続
    され、前記第1のNチャンネル型MOSトランジスタの
    ゲートが第1の制御信号に接続され、第2のNチャンネ
    ル型MOSトランジスタのドレインが前記出力信号に接
    続され、前記第2のNチャンネル型MOSトランジスタ
    のソースが前記第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのゲートに接続され、前記第2の Nチャンネル型MO
    Sトランジスタのゲートが接地電圧に接続され、第3の
    Nチャンネル型MOSトランジスタのソースが出力信号
    に接続され、前記第のNチャンネル型MOSトランジ
    スタのドレインが電源電圧に接続され、前記第3のNチ
    ャンネル型MOSトランジスタのゲートが第2の制御信
    号に接続され、第4のNチャンネル型MOSトランジス
    タのソースが前記出力信号に接続され、前記第4のNチ
    ャンネル型MOSトランジスタのドレインが前記第3の
    Nチャンネル型MOSトランジスタのゲートに接続さ
    、前記第4のNチャンネル型MOSトランジスタのゲ
    ートが接地電圧に接続されたことを特徴とする出力バッ
    ファ回路。
  5. 【請求項5】 第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのドレインが出力信号に接続され、前記第1のNチャ
    ンネル型MOSトランジスタのゲートに入力される信号
    が第2のNチャンネル型MOSトランジスタのソースに
    接続され、前記第2のNチャンネル型MOSトランジス
    タのドレインが前記出力信号に接続され、前記第2のN
    チャンネル型MOSトランジスタのゲートが出力信号の
    逆相信号に接続されたことを特徴とする出力バッファ回
    路。
  6. 【請求項6】 第1のNチャンネル型MOSトランジス
    タのドレインが出力信号に接続され、前記第1のNチャ
    ンネル型MOSトランジスタのソースが第2のNチャン
    ネル型MOSトランジスタのドレインおよび第3のNチ
    ャンネル型MOSトランジスタのソースに接続され、前
    記第2のNチャンネル型MOSトランジスタのソースが
    接地電圧に接続され、前記第3のNチャンネル型MOS
    トランジスタのドレインが電源電圧に接続され、前記第
    1のNチャンネル型MOSトランジスタのゲートが前記
    出力信号を制御する制御信号に接続され、前記第2のN
    チャンネル型MOSトランジスタのゲートが第1の制御
    信号に接続され、前記第3のNチャンネル型MOSトラ
    ンジスタのゲートが第2の制御信号に接続され、前記出
    力信号を制御する制御信号は、前記第2のNチャンネル
    型MOSトランジスタまたは前記第3のNチャンネル型
    MOSトランジスタがオンするときに、前記第1のNチ
    ャンネル型MOSトランジスタがオンとなる制御信号で
    あることを特徴とする出力バッファ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1のNチャンネル型MOSトラン
    ジスタのゲートに入力される前記出力信号を制御する制
    信号の“L”の論理電圧が接地電圧より低 とを特
    徴とする請求項6記載の出力バッファ回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のNチャンネル型MOSトラン
    ジスタのゲートが第4のNチャンネル型MOSトランジ
    スタのソースに接続され、前記第4のNチャンネル型M
    OSトランジスタのドレインが出力信号に接続され、前
    記第4のNチャンネル型MOSトランジスタのゲートが
    出力信号の逆相信号に接続されたことを特徴とする請求
    項6記載の出力バッファ回路。
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