JP3283027B2 - 水中岩盤破砕装置 - Google Patents

水中岩盤破砕装置

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JP3283027B2
JP3283027B2 JP2000010716A JP2000010716A JP3283027B2 JP 3283027 B2 JP3283027 B2 JP 3283027B2 JP 2000010716 A JP2000010716 A JP 2000010716A JP 2000010716 A JP2000010716 A JP 2000010716A JP 3283027 B2 JP3283027 B2 JP 3283027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中で岩盤を破砕
する水中岩盤破砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海中で水底岩盤を破砕する装置と
しては、圧縮空気により岩盤を叩くブレーカーと、この
ブレーカーが下端部に設けられ、該ブレーカーを支持す
るとともに、上端部をクレーン付き台船のクレーンによ
り吊り上げられた支持フレームとを備えたものがあり、
この装置をクレーンで吊り降ろすことにより水中でほぼ
平坦な岩盤を破砕するように構成されている。この装置
は、大型で重量の大きなのものであり、ブレーカーが岩
盤を叩く際の反力を自重からとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水中岩盤破砕装
置は、海底で作業を行うことを想定して、装置自体の重
量が大きく、大型のものとなっていたため、これを吊り
上げるクレーン及び台船も大型のものとなり、作業スペ
ースが制限されている狭い場所、例えば、ダムの貯水池
内等の湖沼において使用することが困難であるという問
題があった。また、従来の装置は、海底において比較的
フラットな地盤を対象としているため、急峻な岩盤を破
砕することができず、たとえば、上記ダムで取水口の改
修工事を行う際に、上記貯水池のダムの近傍に急峻な岩
盤が存在し、該岩盤の一部を取り除くような場合に対応
できなかった。さらにエアーにより岩盤を叩く構成であ
るので、このエアーにより岩盤を叩いて破砕する破砕水
深に限界があった。
【0004】本発明の課題は、作業スペースが制限され
ている狭い場所においても岩盤破砕作業を行うことがで
きるとともに、急峻な岩盤であっても、また岩盤の水深
が深くても破砕することができる水中岩盤破砕装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、水中で岩盤を破砕する水中
岩盤破砕装置において、例えば、図1及び図2に示すよ
うに、油圧により岩盤を叩いて破砕する油圧ブレーカー
2と、吊り上げ手段(例えば、クレーン、ワイヤなど)
9により昇降可能に吊り上げられているとともに前記油
圧ブレーカーを支持する支持フレーム3とを備え、前記
支持フレームは、前記吊り上げ手段によって吊り上げら
れる外フレーム4と、該外フレーム内に前後に移動自在
に設けられた内フレーム5とを備え、該内フレームの前
部5bに前記油圧ブレーカーが駆動方向を前後方向に合
わせて固定され、前記内フレームの後部5aに錘6が固
定されていることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、前記外フレ
ーム内で前後に移動自在な内フレームに固定された油圧
ブレーカーは、油圧により岩盤を叩いて破砕する際に、
前記内フレームの後部に固定された前記錘から反力をと
ることができるので、反力ロスが少なく岩盤を確実に叩
くことができるとともに、外フレーム及び内フレームか
らなる前記支持フレームを小型化することができる。ま
た、油圧ブレーカーにより岩盤を破砕するので、従来と
異なり、エアにより岩盤を叩く構成ではないので従来よ
り深い水深における岩盤の破砕を行うことができる。従
って、作業スペースが制限されている狭い場所において
も岩盤破砕作業を行うことができるとともに、急峻な岩
盤であっても、また岩盤の水深が深くても破砕すること
ができる。なお、前記内フレームにおいて、前記油圧ブ
レーカーの後方に錘が配置されているので、油圧ブレー
カーは錘により岩盤に向かって荷重がかかった状態とな
る。また、水中岩盤破砕装置を斜めにした場合でも、鉛
直下方に破砕する場合よりも若干落ちるが、油圧ブレー
カーは駆動するための反力を後方の錘からとって斜め方
向で岩盤を叩いて破砕することができる。
【0007】前記支持フレームに、油圧ブレーカーの岩
盤破砕の様子を撮像する水中カメラや、このカメラの撮
像状態をより鮮明にするための水中ライトを備えた構成
としてもよい。なお、上記水中岩盤破砕装置を各構成要
素、即ち、外フレーム、内フレーム、油圧ブレーカー及
び錘等にそれぞれ分解可能に構成されていれば、作業ス
ペースが確保されていれば、この作業スペースへの搬
入、撤収作業が行いやすいものとなる。
【0008】請求項2記載の発明は、水中で岩盤を破砕
する水中岩盤破砕装置において、例えば、図11及び図
12に示すように、油圧により岩盤を叩いて破砕する油
圧ブレーカー2と、吊り上げ手段9により昇降可能に吊
り上げられているとともに前記油圧ブレーカーを支持す
る支持フレーム30とを備え、前記支持フレームは、前
記吊り上げ手段によって吊り上げられるとともに、錘が
設けられた外フレーム40と、該外フレーム内に前後に
移動自在に設けられるとともに、前部50bに前記油圧
ブレーカーが駆動方向を前後方向に合わせて固定された
内フレーム50とを備え、前記外フレームと内フレーム
とは、該内フレームを前記外フレーム内で前後に駆動す
るシリンダ装置8により接続されていることを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前記内フレ
ームに固定された油圧ブレーカーは、前記シリンダ装置
を介して、前記外フレームに固定された前記錘から反力
をとって油圧により岩盤を叩いて破砕することができる
ので、反力ロスが少なく岩盤を確実に叩くことができる
とともに、外フレーム及び内フレームからなる前記支持
フレームを小型化することができる。また、油圧ブレー
カーにより岩盤を破砕するので、従来と異なり、エアに
より岩盤を叩く構成ではないので従来より深い水深にお
ける岩盤の破砕を行うことができる。従って、作業スペ
ースが制限されている狭い場所においても岩盤破砕作業
を行うことができるとともに、急峻な岩盤であっても、
また岩盤の水深が深くても破砕することができる。
【0010】なお、前記シリンダ装置の駆動方向は前記
油圧ブレーカーの駆動方向と同一であると好適である。
つまり、油圧ブレーカーの駆動方向(岩盤への破砕方
向)側に内フレームを押圧することができ、これにより
油圧ブレーカーは後ろ側から破砕する岩盤に押さえ付け
られた状態となる。また、水中岩盤破砕装置を斜めにし
た場合、鉛直下方に破砕する場合よりも若干落ちるが、
油圧ブレーカーは駆動するための反力をとって斜め方向
で岩盤を叩いて破砕することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の水中岩盤破砕装置において、例えば、図1及び図
2に示すように、前記外フレームの前端部4bには前方
に突出し、岩盤に食い込んで前記外フレームを固定する
爪部(例えば、爪7)が設けられていることを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果を得ることができるとと
もに、前記外フレームの下端部には下方に突出し、岩盤
に食い込んで前記外フレームを固定する爪部が設けられ
ているので、岩盤の所定の位置に前記外フレームを固定
することができ、前記油圧ブレーカーの破砕する岩盤の
ポイントを決めやすくなり効率のよい破砕作業が可能と
なる。さらに、請求項2記載の発明のように、前記油圧
ブレーカーは前記シリンダ装置により前記内フレームを
前記外フレーム内で前後に駆動することにより、前記外
フレーム内を移動可能となっている場合、前記油圧ブレ
ーカーを後ろに移動させた状態で前記爪部を前記岩盤に
食い込ませて前記外フレームを固定することができ、外
フレーム固定の際に油圧ブレーカーより先に外フレーム
を岩盤に固定することができ、その作業が容易となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の水中岩盤破砕装置において、例えば、図
12に示すように、前記支持フレームは前記吊り上げ手
段により斜めに吊り下げられていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることがで
きるとともに、前記支持フレームは前記吊り上げ手段に
より斜めに吊り下げられているので、急峻な岩盤に対応
して吊られた状態となり、急峻な岩盤に設置して該岩盤
を破砕することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】〔第1の実施の形態〕まず、構成を説明す
る。図1〜図7に示すように、本発明に係る水中岩盤破
砕装置の第1の実施の形態である第1水中岩盤破砕装置
1は、油圧ブレーカー2、油圧ブレーカー2を支持する
支持フレーム3を構成する外フレーム4、内フレーム
5、錘6、爪(爪部)7等を備えている。
【0017】支持フレーム3は、図8に示すように台船
91上に配置された吊り上げ手段9により昇降可能に吊
り上げられている。すなわち、この吊り上げ手段9は、
台船91上に配置されたクレーン92と、クレーン92
によりクレーンワイヤ93を介して昇降可能な吊り具9
4と、吊り具94に接続されたワイヤ97などとから構
成されている。これら吊り上げ手段9により吊り上げら
れている支持フレーム3は、ワイヤ97が後端部4aで
接続された外フレーム4と、外フレーム4内に前後に移
動自在に設けられた内フレーム5とを備えている。
【0018】外フレーム4は、断面視四角形の四隅に、
角部の頂点が四角形の頂点に位置するように互いに平行
に配置された4つの断面L字状の支柱材41を備えてお
り、これら支柱材41の後端部(4aに相当)でワイヤ
97を介して吊り上げられている。また、隣り合う支柱
材41どうしは、複数の支持材42を介して互いに結合
されている。支持材42は、この実施の形態において断
面L字状に形成されてなり、それぞれ一方の片が外フレ
ーム4の外周方向に突出するように取り付けられてい
る。また、これら支持材42は枠状となるように支柱材
41の前後部と、これら前後部の間に所定間隔を空けて
複数取り付けられている。これら支持材42のうち支柱
材41の外周の前部に設けられている支持材42Aの突
出した一片は、ワイヤ97を取り付けることで、該外フ
レーム4を斜めに吊りさげることができる取り付け片4
5となっている。つまり、後端部4aと取り付け片45
とにクレーン92のクレーンワイヤ93に接続されたワ
イヤ97を接続して第1水中岩盤破砕装置1を斜めに吊
り上げられた状態とすることができる(後述する図9参
照)。なお、支柱材41及び支持材42として同形状の
アングル材を用いても良い。
【0019】また、この外フレーム4の前端部4bには
前方に突出した爪7が設けられている。この爪7は、図
4に示すように、外フレーム4の前端部4bの周囲に外
周方向に張り出すように形成された取り付け片45に基
端部71が当接するようにして取り付けられ、先端部7
2が、外フレーム4の前端面4cよりも前方に突出する
ように取り付けられている。この爪7を所定の岩盤に食
い込ませることにより外フレーム4を岩盤に固定するこ
とができる。つまり、破砕位置の位置決めを行うことが
できる。
【0020】図5及び図6に主に図示される内フレーム
5は、外フレーム4を構成する支柱材41の内側に配置
され、これら支柱材41よりなる断面視四角形より小さ
い四角形枠の四隅に、角部の頂点が四角形の頂点に位置
するように互いに平行に配置された4つの内支柱材51
を備えている。この内支柱材51どうしは、内側に架設
された支持フランジ52や隣り合う内支柱材51の同一
平面上に位置する辺部どうし間に設けられた支持板53
により互いに結合されており、略筒状を形成している。
そして、これら内支柱材51は、それぞれ外フレーム4
の内壁、つまり支柱材41の内側面に沿って外フレーム
4の延在方向にスライド移動可能に構成されている。ま
た、この内フレーム5は、前部5bの断面中央に前記油
圧ブレーカー2が駆動方向を前後方向に合わされた状態
で固定されており、後部5aに錘6が固定されている。
【0021】油圧ブレーカー2は、岩盤を叩くノミ部2
1が先端に形成されたロッド22と、このロッド22を
駆動方向、ここでは外フレーム4の前後方向に駆動させ
る本体部23とを備えノミ部21は内フレーム5の前方
から突出し、内フレーム5を外フレーム4の前側に位置
させた状態において外フレーム4の前端部4bから前方
に突出するように設けられている。また、油圧ブレーカ
ー2は、図2に示すように、油圧ホース25を介してク
レーン(吊り上げ手段)92を備えた台船91に設けら
れている油圧ユニット95により供給される油圧により
ロッド22を駆動させて岩盤を叩いて破砕する。このロ
ッド22が内フレーム5の略中央に位置するように、該
内フレーム5に油圧ブレーカー2は固定されている。言
い換えれば、油圧ブレーカー2は、内支柱材51の前部
の内側で断面中央に配置された状態で内支柱材51に結
合されている。
【0022】また、この油圧ブレーカー2にはエアホー
ス27が接続されている。このエアホース27は、台船
91上のコンプレッサ28に接続されており、油圧ブレ
ーカー2を水中で駆動させる際、つまり、油圧ブレーカ
ー本体部23内のシリンダによりロッド22を水中で駆
動する際に、ロッド22の周囲からエアを外部に出すこ
とによってシリンダ内に水が侵入することを防止してい
る。なお、油圧ブレーカー2では、本体部23内からロ
ッド22を最大に延ばした場合のロッド22の先端のノ
ミ部21の位置を符号zで示す(図1参照)。錘6は板
状のウエイト部61が複数積層されて形成され、平面視
正方形状をなしている。これらウエイト部61は、内支
柱材51の後部の内側に填め込まれた状態で固定され、
内フレーム5の前部5bに固定された油圧ブレーカー2
の直上に位置するように設けられている。この構成によ
り、油圧ブレーカー2は、油圧ホース25を介して供給
される油圧により駆動して岩盤を叩く際、その反力を錘
6から取れるようになっている。
【0023】上記構成の第1水中岩盤破砕装置1によれ
ば、油圧ブレーカー2は、油圧ユニットにより供給され
た油圧により岩盤を叩いて破砕する際、内フレーム5の
後部5aに固定された錘6、つまり油圧ブレーカー2の
直上に配置された錘6から反力をとることができる。よ
って、反力ロスが少なく岩盤を確実に叩くことができ
る。また、錘6が内フレームに設けられているととも
に、油圧ブレーカー2の駆動により内フレーム5は外フ
レーム4内で移動し、外フレーム4にその駆動力が伝達
されにくく、油圧ブレーカー2の駆動により外フレーム
がぶれにくくなっている。よって外フレーム4を爪7を
介して岩盤に固定し、破砕する岩盤の位置決めを行った
場合、その位置で確実に岩盤を破砕することができる。
【0024】また、外フレーム4内の内フレーム5に油
圧ブレーカー2が固定され、油圧ブレーカー2が、岩盤
を叩く際の反力を内フレーム5に固定された錘6からと
ることができるように構成されているので、外フレーム
4及び内フレーム5からなる支持フレーム3の小型化が
可能となる。また、油圧により岩盤を破砕するので、従
来のエアにより岩盤を叩く構成と異なり、従来より深い
水深における岩盤の破砕を行うことができる。従って、
作業スペースが制限されている狭い場所においても岩盤
破砕作業を行うことができるとともに、急峻な岩盤であ
っても、また岩盤の水深が深くても破砕することができ
る。
【0025】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
8に示すように、外フレーム4の後端部に接続されてい
るワイヤ97はクレーン92のクレーンワイヤ93に接
続された吊り具94に接続され、クレーン92は、破砕
する岩盤を有する海底の上方に配置された台船91に載
置されている。水中岩盤破砕装置1は、このクレーン9
2によって昇降可能に吊り上げられている。なお、図8
における第1水中岩盤破砕装置1の外フレーム4には、
油圧ブレーカー2の岩盤破砕状態を撮像する水中カメラ
48と、この水中カメラ48による映像をより鮮明なも
のにするために、破砕部分を照らす水中照明部材49が
取り付けられている。
【0026】クレーン92により所定の位置に第1水中
岩盤破砕装置1を降ろし、爪7を岩盤に打ち込んで油圧
ブレーカー2により破砕する岩盤の位置決めを行う。次
いで、油圧ブレーカー2を駆動させて所定の岩盤を破砕
する。このとき、油圧ブレーカー2は外フレーム4内で
スライド自在な内フレーム5の錘6から反力をとること
ができるので、油圧ブレーカー2が駆動方向に移動して
も、岩盤に爪部を介して固定されている外フレーム4内
で、錘6(図8では図示省略)を備えた内フレーム5が
移動することにより作業が行われ、確実に所定の岩盤を
破砕することができる。また、上記第1水中岩盤破砕装
置1は、図9に示すように、クレーンワイヤ93、吊り
具94、ワイヤ97を介してクレーン92により斜めに
吊り上げた状態にすることができる。つまり取り付け辺
45と後端部4aとにワイヤ97を接続することで吊り
具94に第1水中岩盤破砕装置1を接続する。このよう
に斜めに吊り上げることができるので、急峻な岩盤であ
っても、破砕すべき岩盤に対応して油圧ブレーカー2が
配置されるように外フレーム4を爪7を介して固定し
て、急峻な岩盤に設置することができ、その岩盤を破砕
することができる。
【0027】なお、この第1水中岩盤破砕装置1を用い
た岩盤破砕作業において、超音波を発することで油圧ブ
レーカー2の位置や岩盤の破砕ポイントを認識するシス
テム(超音波位置検出装置)が設けられていれば好適で
ある。すなわち、第1水中岩盤破砕装置1に超音波を発
する音波発生装置を設け、台船91等に、音波を発し、
発した音波の反射波を受信することで、台船91の位置
を基準として地形情報を得ることができるソナーを設け
る。そして、ソナーにより前記音波発生装置からの音波
を受信するとともに、ソナーにより得られる地形情報を
比較する。その情報を表示装置に座標表示することによ
って、外フレーム4の位置、つまり油圧ブレーカー2の
位置を認識することができる。つまり作業現場から離れ
たところで水中岩盤破砕装置の操作を行える。これによ
り、油圧ブレーカー2の位置や破砕ポイントを正確に確
認することができるので、水中でその確認作業を行う必
要がなくなるとともに、破砕ポイントの正確性の向上な
どを図ることができ、オペレータの施工性の向上を図る
ことができる。
【0028】〔第2の実施の形態〕図10及び図11を
参照して本発明に係る水中岩盤破砕装置の第2実施の形
態を説明する。図10及び図11に示すように、本第2
の実施の形態における第2水中岩盤破砕装置10は、油
圧ブレーカー2、油圧ブレーカー2を支持する支持フレ
ーム30を構成する外フレーム40、外フレーム40と
ともに支持フレーム30を構成し且つ外フレーム40内
に前後に移動自在に設けられるとともに、前部に前記油
圧ブレーカーが駆動方向を前後方向に合わせて固定され
た内フレーム50、内フレーム50を前記外フレーム4
内で前後に駆動するシリンダ装置8、錘60、爪(爪
部)7等を備えている。なお、この第2水中岩盤破砕装
置10において、油圧ブレーカー2、爪7等のように、
上述した第1水中岩盤破砕装置1のものと同様の構成は
同符号、同名称を用いて詳細な説明は省略する。
【0029】支持フレーム30は、台船91上に配置さ
れたクレーン92、クレーン92により昇降可能な吊り
具93に接続されたワイヤ97などの吊り上げ手段9に
より昇降可能に吊り上げられるものであり、ワイヤ97
が後端部40aで接続された外フレーム40と、外フレ
ーム40内に前後に移動自在に設けられた内フレーム5
0とを備えている。外フレーム40は、上述した支柱材
41を備えており、これら支柱材41の後端部(40a
に相当)でワイヤ97を介して吊り上げられている。
【0030】また、隣り合う支柱材41どうしは、上述
したものと同様に複数の支持材42を介して互いに結合
されている。そして、支持材42のうち支柱材41の外
周の前部に設けられている支持材42Aの突出した一片
は、ワイヤ97を取り付けることで、該外フレーム4を
斜めに吊りさげることができる取り付け片45となって
いる。つまり、後端部4aと取り付け片45とにクレー
ン92からのワイヤ97を接続して第2水中岩盤破砕装
置10を斜めに吊り上げられた状態とすることができ
る。さらに、この外フレーム40の前端部40bには前
方に突出した爪7が設けられている。この爪7は、第1
水中岩盤破砕装置1のものと同様、図4に示すように、
外フレーム40の前端部の周囲に外周方向に張り出すよ
うに形成された取り付け片45に基端部71が当接する
ようにして取り付けられ、先端部72が、外フレーム4
0の前端面40cよりも前方に突出できるように取り付
けられている。なお、その作用効果は上述したものと同
様である。
【0031】また、この外フレーム40の支柱材41の
前部41b(外フレーム40の前部に相当)の外周壁に
錘60が設けられており、後部40dには、外フレーム
40の延在方向、言い換えれば油圧ブレーカー2の駆動
方向に駆動するシリンダ装置8の本体部81が取り付け
られ、このシリンダ装置8の本体部81から進退動する
シリンダロッド82を介して内フレーム50に接続され
た状態となっている。なお、このシリンダ装置8は、こ
の実施の形態では油圧式のものとして構成されている。
錘60は板状の2つの錘板63を有し、断面L字状の支
持材42Aと支持材42cのそれぞれの突出する辺部間
に設けられ、これら辺部に錘板63,63が対向配置さ
れた状態となっている。
【0032】内フレーム50の構成は、上述した第1水
中岩盤破砕装置1の内フレーム5の構成と比べて錘6が
設けられていないことを除いて略同様の構成であるの
で、同構成要素に付いては同符号を付して説明は省略す
る。すなわち、内フレーム50はアングル51を備えて
おり、これら支柱材51は、内側に架設された支持フラ
ンジ52や隣り合う内支柱材51の同一平面上に位置す
る辺部どうし間に設けられた支持板53により互いに結
合されており、略筒状を形成している。そして、これら
内支柱材51は、それぞれ外フレーム40の内壁、つま
り支柱材41の内側面に沿って外フレーム4の延在方向
にスライド移動可能に構成されている。また、この内フ
レーム50には、前部50bには油圧ブレーカー2が駆
動方向を前後方向に合わせて固定されており、後部50
aにはシリンダ装置8のシリンダロッド82が接続され
ている。
【0033】このシリンダ装置8により内フレーム50
は外フレーム40内を、移動自在となっており、このシ
リンダロッド82の長さを調節することで、内フレーム
50の外フレーム40の所定の位置で固定可能となって
いる。これにより例えば、外フレーム40の爪7を岩盤
に食い込ませる際に、内フレーム50を後ろに移動さ
せ、該内フレーム50の前部50bに設けられた油圧ブ
レーカー2が外フレーム40の前端面40cから突出し
ないようにすることができ、これにより爪7を岩盤に食
い込ませ易くなる。
【0034】また、油圧ブレーカー2により岩盤を叩い
て破砕する際には、シリンダ装置8のシリンダロッド8
2を本体部81から延ばすことにより内フレーム50を
外フレーム40内で前に移動させて油圧ブレーカー2の
ノミ部21を外フレーム40の前方に突出させて行う。
そして供給された油圧により岩盤を破砕するとき、油圧
ブレーカー2は内フレーム50と外フレーム40とを接
続しているシリンダ装置8を介して、外フレーム40の
錘60から反力をとることができるようになっている。
【0035】上記構成の第2水中岩盤破砕装置10によ
れば、内フレーム50に固定された油圧ブレーカー2
は、油圧ホース25を介して油圧ユニット95から供給
される油圧により岩盤を叩いて破砕する際に、シリンダ
装置8を介して、外フレーム40に固定された錘60か
ら反力をとることができる。したがって、反力ロスが少
なく岩盤を確実に叩くことができるとともに、外フレー
ム40及び内フレーム50からなる支持フレーム30を
小型化することができる。また、その他作用効果は上述
した第1水中岩盤破砕装置1の作用効果と同様のものと
なる。また、この第2水中岩盤破砕装置10に上述した
水中カメラ48、水中照明部材49、音波発生装置など
を設ければ、第1の実施の形態で説明したものと同様な
作用効果を有する水中岩盤破砕装置となる。
【0036】なお、以上の実施の形態においては、吊り
上げ手段を構成するクレーン92は台船91に載置され
ている構成としたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、地上に載置したクレーンにより水中岩盤破砕装
置を吊り上げて水中に投入し、海底を破砕するような構
成としてもよい。また、支持フレーム3、30を構成す
る外フレーム及び内フレームも上記と同様の作用効果を
有するように構成されていればどのように構成されてい
てもよくその他、具体的な水中カメラ48、水中照明部
材49、吊り上げ手段等についても適宜に変更可能であ
ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記油圧
ブレーカーが岩盤を叩いて破砕する際に、前記内フレー
ムの後部に固定された前記錘から反力をとることがで
き、反力ロスが少なく岩盤を確実に叩くことができると
ともに、外フレーム及び内フレームからなる前記支持フ
レームを小型化することができる。また、油圧ブレーカ
ーにより岩盤を破砕するので、従来と異なり、エアによ
り岩盤を叩く構成ではないので従来より深い水深におけ
る岩盤の破砕を行うことができる。よって、作業スペー
スが制限されている狭い場所においても岩盤破砕作業を
行うことができるとともに、急峻な岩盤であっても、ま
た岩盤の水深が深くても破砕することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、前記油圧ブ
レーカーは、前記シリンダ装置を介して、前記外フレー
ムに固定された前記錘から反力をとって油圧により岩盤
を叩いて破砕することができるので、反力ロスが少なく
岩盤を確実に叩くことができるとともに、外フレーム及
び内フレームからなる前記支持フレームを小型化するこ
とができる。また、油圧ブレーカーにより岩盤を破砕す
るので、従来と異なり、エアにより岩盤を叩く構成では
ないので従来より深い水深における岩盤の破砕を行うこ
とができる。従って、作業スペースが制限されている狭
い場所においても岩盤破砕作業を行うことができるとと
もに、急峻な岩盤であっても、また岩盤の水深が深くて
も破砕することができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明と同様の効果を得ることができるとと
もに、前記外フレームの下端部には下方に突出し、岩盤
に食い込んで前記外フレームを固定する爪部が設けられ
ているので、岩盤の所定の位置に前記外フレームを固定
することができ、前記油圧ブレーカーの破砕する岩盤の
ポイントを決めやすくなり効率のよい破砕作業が可能と
なる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、請求項1〜
3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることがで
きるとともに、前記支持フレームは前記吊り上げ手段に
より斜めに吊り下げられているので、急峻な岩盤に対応
して吊られた状態となり、急峻な岩盤に設置して該岩盤
を破砕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態としての水中岩
盤破砕装置の構成を示す図であり、第1水中岩盤破砕装
置の側面図である。
【図2】同第1水中岩盤破砕装置の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】第1水中岩盤破砕装置の爪部を示す図であり、
(a)は爪部が取り付けられた部分の側面図、(b)は
爪部が取り付けられた部分の正面図である。
【図5】第1水中岩盤破砕装置の内フレームの構成を示
す図であり、(a)は内フレームの側面図、(b)は同
フレームの正面図である。
【図6】図5(a)の要部構成を示す図であり、(a)
は図5(a)のB−B線断面図、(b)は図5(a)の
C−C線断面図、(c)は図5(a)のD−D線断面図
である。
【図7】第1水中岩盤破砕装置の油圧ブレーカーの構成
を示す図であり、(a)は油圧ブレーカーの側面図、
(b)は油圧ブレーカーの正面図である。
【図8】本発明の第1実施の形態の第1水中岩盤破砕装
置1と、この第1水中岩盤破砕装置を吊り上げる吊り上
げ手段の一例を示す図である。
【図9】第1水中岩盤破砕装置が、水中でワイヤを介し
て斜めに吊り上げられた状態を示す図である。
【図10】本発明を適用した第2の実施の形態としての
水中岩盤破砕装置の構成を示す図であり、第2水中岩盤
破砕装置の側面図である。
【図11】同第2水中岩盤破砕装置の正面図である。
【符号の説明】
1 第1水中岩盤破砕装置(水中岩盤破砕装置) 2 油圧ブレーカー 3,30 支持フレーム 4,40 外フレーム 5,50 内フレーム 5a 内フレームの後部 5b 内フレームの前部 6,60 錘 7 爪(爪部) 8 シリンダ装置 9 吊り上げ手段 10 第2水中岩盤破砕装置(水中岩盤破砕装置) 40a 後端部 40b 前端部 50 内フレーム 50a 後部 50b 前部 91 台船 92 クレーン 97 ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 修一 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 小宮山 秀樹 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 年見 剛輔 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (72)発明者 小西 保 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−4070(JP,A) 実開 昭57−96213(JP,U) 実開 平7−42682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 17/16 B02C 1/00 B25D 17/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中で岩盤を破砕する水中岩盤破砕装置
    において、 油圧により岩盤を叩いて破砕する油圧ブレーカーと、 吊り上げ手段により昇降可能に吊り上げられているとと
    もに前記油圧ブレーカーを支持する支持フレームとを備
    え、 前記支持フレームは、前記吊り上げ手段によって吊り上
    げられる外フレームと、該外フレーム内に前後に移動自
    在に設けられた内フレームとを備え、 該内フレームの前部に前記油圧ブレーカーが駆動方向を
    前後方向に合わせて固定され、前記内フレームの後部に
    錘が固定されていることを特徴とする水中岩盤破砕装
    置。
  2. 【請求項2】 水中で岩盤を破砕する水中岩盤破砕装置
    において、 油圧により岩盤を叩いて破砕する油圧ブレーカーと、 吊り上げ手段により昇降可能に吊り上げられているとと
    もに前記油圧ブレーカーを支持する支持フレームとを備
    え、 前記支持フレームは、前記吊り上げ手段によって吊り上
    げられるとともに、錘が設けられた外フレームと、該外
    フレーム内に前後に移動自在に設けられるとともに、前
    部に前記油圧ブレーカーが駆動方向を前後方向に合わせ
    て固定された内フレームとを備え、 前記外フレームと内フレームとは、該内フレームを前記
    外フレーム内で前後に駆動するシリンダ装置により接続
    されていることを特徴とする水中岩盤破砕装置。
  3. 【請求項3】 前記外フレームの前端部には前方に突出
    し、岩盤に食い込んで前記外フレームを固定する爪部が
    設けられていることを特徴とする請求項1または2記載
    の水中岩盤破砕装置。
  4. 【請求項4】 前記支持フレームは前記吊り上げ手段に
    より斜めに吊り下げられていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の水中岩盤破砕装置。
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