JP3282488B2 - 高純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法 - Google Patents
高純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法Info
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Description
いられるルイス酸触媒として、特に優れた触媒活性を示
す、高純度なスカンジュウム・トリフラートを製造する
方法に関するものである。
ス酸として、アルミニュウムやチタンなどの金属化合
物、例えば塩化アルミニュウムや塩化チタン等が触媒と
して使用されている。
リチュームやナトリウムなどの金属トリフルオロメタン
スルホン酸塩、いわゆる金属トリフラートも触媒として
使用されている。
応は、ルイス酸が反応基質より優先的に水と反応する
為、分解あるいは不活性化し、少量の水の存在により、
触媒反応の低下あるいは収率の低下をもたらす。
まったく水の無い条件下、すなわち窒素、アルゴン、な
どの不活性ガス雰囲気下で、しかも特別に脱水精製した
有害な有機溶媒を用いて生成反応を行う必要があった。
るには、厳密な無水条件下で行う必要があり、また最終
的に、付着水および結晶水の無い、厳密な処理をこうず
る必要があった。
スズトリフラートは、厳密な無水条件下で、あらかじめ
脱水精製した無水塩化第一スズと、同じくあらかじめ脱
水精製したトリフルオロメタンスルホン酸を混合して製
造される(T.Mukaiyama,N.Iwasaw
a,R.W.Stevens,T.Haga,Tetr
ahedron,40,1381(1984))。
は、加水分解を防ぐために付着水や結晶水を完全に取り
除くことが必要で、さらにその保存もデシケーター中な
ど、特別な設備が必要とされる。
ス酸触媒として優れた触媒活性を示し、目的とする生成
物の高収率化が可能であり、また有機溶媒中のみならず
水系においても同様に触媒機能を発揮するが、アルミニ
ュウム、鉄、スズおよびニッケル等の金属元素がスカン
ジュウムトリフラート中に存在すると、その触媒機能の
著しい低下をもたらす。
存在をできるだけ少なくする必要がある。
ニュウム、ニッケル、スズ等の不純物を含有する低純度
なスカンジュウム化合物含有水溶液から、ルイス酸触媒
機能としてマイナス要因となるこれらの元素を含まな
い、高純度なスカンジュウムトリフラートを製造するこ
とにより、これまで有機溶媒中でしか行うことが出来な
かった合成反応を有機溶媒中のみならず、水系でも行う
ことができ、しかも目的とする生成物の高収率化を可能
とするルイス酸触媒としての新規な機能を有する、高純
度なスカンジュウムトリフラートの製造方法を提供する
ものである。
ンジュウムトリフラートが精密有機合成において、有機
溶媒中のみならず水系でも安定なルイス酸触媒として非
常に優れた機能を有し、アルドール反応、マイケル反
応、Diels―Alder反応などの優れた触媒とな
ることを発見した。
ての優れた機能を有するスカンジュウムトリフラートの
合成にあたり、ルイス酸触媒機能としてマイナス要因と
なる元素を含む低純度なスカンジュウム化合物含有水溶
液から直接しかも効率良く高純度なスカンジュウムトリ
フラートを製造する方法を発明した。
合物含有水溶液とは、不純物成分を有するスカンジュウ
ム化合物を含有する酸性、中性、又はアルカリ性の水溶
液であれば、特に限定するものではないが、代表的なも
のとしては本発明者らが先に出願した特願平7―326
281及び特願平7―326282に記載した例をあげ
ることができる。
ジュウムの原料としてNi含有酸化鉱石を使用し、又特
願平7―326282では原料としてタングステン、ウ
ラン、錫製錬の残渣やフェロニッケル製錬スラグ、石炭
の灰分、赤泥等を使用する。
スカンジュウムを濃縮分離回収するために、これらの原
料を酸化性雰囲気の高温、高圧のもとで酸浸出を行い、
ニッケル、コバルトやスカンジュウムを選択的に酸浸出
した液から、ニッケル、コバルトを硫化物として選択的
に沈殿回収し、その後の液から炭酸カルシュウム、炭酸
ナトリュウム、水酸化ナトリュウム等の沈殿剤によりス
カンジュウムの濃縮沈殿物を得ることを記載している。
して得られたスカンジュウムの濃縮沈殿物を硫酸、塩
酸、硝酸あるいはトリフルオロメタンスルホン酸により
溶解してスカンジュウム化合物含有水溶液として使用す
る。
化合物含有水溶液は、スカンジュウム以外に鉄、アルミ
ニュウム、スズ、ニッケル、マンガン、マグネシュウ
ム、カルシュウム、シリコン等の単体又は化合物の不純
物を含有しているので、スカンジュウム化合物としては
まだ低純度である。
より、高純度のスカンジュウム・トリフラートを製造す
ることを目的とする。
液を、PH0.5〜4.0の範囲に調整後、酸化還元電
位200mv以下とし、 工程2―前記スカンジュウム化合物含有調整液をキレー
ト樹脂と接触させ、スカンジュウムを優先的に吸着さ
せ、 工程3―前記スカンジュウム吸着キレート樹脂をPH
0.5〜7.0の希酸で洗浄し、 工程4―前記洗浄後のスカンジュウム吸着キレート樹脂
を1N以上のトリフルオロメタンスルホン酸水溶液と接
触させキレート樹脂からスカンジュウムを溶離し、スカ
ンジュウム・トリフラート水溶液を得ることからなる高
純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法、 (2)前記工程4で得られたスカンジュウム・トリフラ
ート水溶液に含まれている余剰水を蒸発除去し、固体状
のスカンジュウム・トリフラートを得ることからなる
(1)記載の高純度スカンジュウム・トリフラートの製
造方法、 (3)前記(2)で得られた固体状のスカンジュウム・
トリフラートを、更に高温、減圧下で乾燥した後、不活
性ガスにより密閉することを特徴とする(1)または
(2)記載の高純度スカンジュウム・トリフラートの製
造法、 (4)工程3で得られたスカンジュウム吸着キレート樹
脂を1N以上の強酸と接触させキレート樹脂からスカン
ジュウムを溶離してスカンジュウム含有酸性水溶液と
し、これを工程1のスカンジュウム化合物含有水溶液の
代わりに用いて、前記工程1から前記工程3までの操作
を1回又は2回以上順次繰り返した後、前記工程4に供
することを特徴とする(1)又は(2)又は(3)に記
載の高純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法、
である。
ム、スズ、ニッケル、マンガン、マグネシュウム、カル
シュウム、シリコン等を不純物として含有する低純度の
スカンジュウム化合物含有水溶液を、PH0.5〜4.
0の範囲に、好ましくは、1.0〜2.5に調整する。
ト樹脂によるスカンジュウムの吸着率が低下し、4.0
超では、スカンジュウム以外の不純物の吸着率が高くな
る為である。
ム、硫化ナトリュウム、硫化アンモニュウム、硫化水素
ガス、亜硫酸ガス等の還元剤を加え酸化還元電位が20
0mv以下となるように調整し還元液とする。
により、溶液中の鉄を全量2価とすることが出来る。鉄
を2価とすることにより、次工程でのキレート樹脂によ
る鉄の吸着を極力抑えることが出来る。
分であり、それ以下としてもその効果にはほとんど影響
をあたえない。
接触させることにより、スカンジュウムのほぼ全量が吸
着されるが、鉄、アルミニュウム、ニッケルは3〜10
%程度の吸着率に制御され、スズ、シリコン、マンガ
ン、マグネシュウム、カルシュウムはほとんど吸着され
ず、全量液中に残る。
脂中に残存している調整液を全量除去する為に、PHが
0.5〜7.0の希酸により洗浄する。
カンジュウムをキレート樹脂に吸着させたままで樹脂の
洗浄が可能となる。
ート樹脂に、1N以上、好ましくは2N〜5Nのトリフ
ルオロメタンスルホン酸水溶液と接触させることによ
り、スカンジュウム吸着キレート樹脂からスカンジュウ
ムの全量が溶離され、スカンジュウムトリフラート水溶
液が得られる。
液では、樹脂からのスカンジュウムの溶離が不十分とな
り、樹脂中に残る。5N超でも別に問題ないが、トリフ
ルオロメタンスルホン酸は高価な為、経済的に問題があ
る。
された鉄、アルミニュウム、ニッケルも溶離される。
から洗浄さらに溶離の一連の方法は、カラム中に充填し
たキレート樹脂中に、調整液と洗浄液とトリフルオロメ
タンスルホン酸水溶液とを連続的に供給することにより
容易に行うことができる。
りスカンジュウムがキレート樹脂から溶離されるが、こ
のときこの水溶液の供給量によりスカンジュウムの溶離
量が経時的に変化することから、スカンジュウムの高濃
度液だけを分取することにより、調整液中のスカンジュ
ウム濃度に比較して数倍〜数十倍もの濃縮倍率が可能と
なり、一方鉄、アルミニュウム等の不純物が少ない高濃
度なスカンジュウムトリフラート水溶液が得られる。
ート水溶液を得ようとするならば、スカンジュウムの溶
離工程において、1N以上、好ましくは2N〜5Nの強
酸と接触させて得られたスカンジュウム含有液を、再
度、液調整工程から洗浄工程までを繰り返し行い、トリ
フルオロメタンスルホン酸水溶液によりキレート樹脂か
らスカンジュウムを溶離することにより、高純度スカン
ジュウムトリフラート水溶液が得られる。
ュウムトリフラート水溶液は、相当量の余剰水を含んで
いる為、この余剰水を除去する。
発することにより行え得るが、1〜300トール程度の
真空蒸発を行うことにより、60℃程度の低温度で余剰
水の蒸発除去が行われ、スカンジュウムトリフラートの
固形物が容易に得られる。
の時点では、多少の付着水と余剰なトリフルオロメタン
スルホン酸が残存している為、必要に応じて、さらに高
温で真空乾燥により、これらを除去する。
で行うのが好ましい。160℃未満では、トリフルオロ
メタンスルホン酸の除去が不十分となり、また350℃
超ではスカンジュウムトリフラートが熱分解し、触媒と
しての機能が低下する。
によりなしえる。
リフラート固形物は、大気雰囲気で容易に水分を吸着す
る為、有機溶媒中で使用する場合、アルゴンガス、窒素
ガス等の不活性ガスにより密封保存することにより、優
れた触媒活性を損なわず使用することが出来る。
する。
を高温、高圧のもとで硫酸浸出を行ない、Ni、Scを
選択的に酸浸出した液から、Niを硫化物として選択的
に沈殿回収し、その後液から水酸化ナトリウムにより沈
殿生成したスカンジュウム濃縮沈殿物である水酸化スカ
ンジュウム化合物を使用した。
20%、Al:3.28%、Sn:0.32%、Mn:
0.47%、Ni:0.12%、Mg:1.50%、C
a:0.57%、Si:0.32%の成分を有する水酸
化スカンジュウム化合物20gに水1リットル加え、温
度60℃にて、PHが1.0となるように35%塩酸を
加え1時間かけて溶解後ろ過し、Sc:4.5g/l、
Fe:0.98g/l、Al:0.60g/l、Sn:
0.01g/l、Mn:0.10g/l、Ni:0.0
2g/l、Mg:0.28g/l、Ca:0.10g/
l、Si:0.04g/l濃度の溶解液を得た。この時
の水酸スカンジュウム化合物のSc溶解率は98%であ
った。
1.8とした後、ヒドラジンにより酸化還元電位を10
0mvとし、溶解液中のFeを全量Fe2+とした。
填した円筒形カラムに、樹脂容量に対し5倍量の液量を
通水したところ、Scの96%が樹脂中に吸着し、F
e、Al、Niは供にわずか3%が吸着されただけで、
Sn、Mn、Mg、Ca、Siは吸着されなかった。
調整液量に対し1/3倍量通水洗浄した後、2Nのトリ
フルオロメタンスルホン酸水溶液を調整液量に対し1/
2倍量通水しScを樹脂から溶離した。
水溶液による溶離液のSc高濃度液領域を調整液量に対
し1/4倍量分だけ分取したところ、Sc:15.9g
/l、Fe:0.026g/l、Al:0.015g/
l、Ni:0.001g/lの高濃度でしかも高純度な
スカンジュウムトリフラート水溶液が得られた。
り、温度60℃、真空度100トールにて余剰水の低温
真空蒸発を行ったところ、1時間程度で白色固形物が得
られた。
ルにて24時間高温真空乾燥を行い、スカンジュウムト
リフラートの白色粉末を得た後、アルゴンガスにて密封
した。
98.5%からなる高純度なスカンジュウムトリフラー
トが得られた。
を行ない、Scを選択的に酸浸出した液から、炭酸カル
シウムにより沈殿生成したスカンジュウム濃縮沈殿物で
ある炭酸スカンジュウム化合物を使用した。
12%、Al:0.67%、Sn:0.53%、Mn:
0.32%、Ni:0.15%、Mg:2.36%、C
a:16.23%、Si:0.15%の成分を有する炭
酸スカンジュウム化合物50gに水1リットル加え、温
度60℃にて、PHが1.0となるように98%濃硫酸
を加え1時間かけて溶解後ろ過し、Sc:4.0g/
l、Fe:0.53g/l、Al:0.31g/l、S
n:0.25g/l、Mn:0.16g/l、Ni:
0.07g/l、Mg:1.08g/l、Ca:0.3
5g/l、Si:0.11g/l濃度の溶解液を得た。
この時の炭酸スカンジュウム化合物のSc溶解率は97
%であった。
1.8とした後、水硫化ナトリュウムにより酸化還元電
位を50mvとし、溶解液中のFeを全量Fe2+とし
た。
填した円筒形カラムに、樹脂容量に対し5倍量の液量を
通水したところ、Scの94%が樹脂中に吸着し、F
e、Al、Niは供にわずか5%程度が吸着されただけ
で、Sn、Mn、Mg、Ca、Siは吸着されなかっ
た。
調整液量に対し1/3倍量通水洗浄した後、3Nの硫酸
液を調整液量に対し1/2倍量通水しScを樹脂から溶
離した。
液量に対し1/2倍量分だけ分取したところ、Sc:
7.4g/l、Fe:0.044g/l、Al:0.0
25g/l、Ni:0.006g/lの高濃度なスカン
ジュウム硫酸溶液が得られた。
酸化還元電位調整後、キレート樹脂による吸着、洗浄操
作を実施後、2Nトリフルオロメタンスルホン酸により
Scを溶離し、Sc:13.2g/l、Fe:0.00
2g/l、Al:0.001g/l、Ni:0.001
g/lの高濃度で高純度なスカンジュウムトリフラート
水溶液が得られた。
り、温度60℃、真空度100トールにて余剰水の低温
真空蒸発を行ったところ、1時間程度で白色固形物が得
られた。
ルにて24時間高温真空乾燥を行い、スカンジュウムト
リフラートの白色粉末を得た後、アルゴンガスにて密封
した。
99.2%からなる高純度なスカンジュウムトリフラー
トが得られた。
ウム化合物をキレート樹脂によるスカンジュウムの吸
着、溶離操作を行なわないで直接トリフルオロメタンス
ルホン酸水溶液で、温度60℃にて溶解し、PH:2.
0のスカンジュウムトリフラート水溶液を得た。
Sc:21.0g/l、Fe:4.60g/l、Al:
2.95g/l、Sn:0.28g/l、Mn:0.4
2g/l、Ni:0.11g/l、Mg:1.35g/
l、Ca:0.28g/l、Si:0.21g/lであ
った。この水溶液を、エバポレーターの使用により、温
度60℃、真空度100トールにて余剰水の低温真空蒸
発を行ったところ、1時間程度で灰色の固形物が得られ
た。さらに、温度200℃、真空度10-1トールにて2
4時間高温真空乾燥を行い、スカンジュウムトリフラー
トの灰色の粉末を得た後、アルゴンガスにて密封した。
純度は63.3%であった。
スカンジュウムトリフラートと比較例で得られたスカン
ジュウムトリフラート及び代表的な金属トリフラートで
ある高純度スズトリフラートの触媒機能比較の一例を示
す。 (アルドール反応)反応物に対し10モル%の触媒の存
在下、水―THF(1:4)中で、ベンズアルデヒドに
シクロヘキサン由来のシリルエノールエーテルを、常温
で5時間反応させて、対応するアルドール体(1)を得
る。
ル%の触媒の存在下、トルエン中ナフチルアセテートを
100℃で5時間反応させて、対応する付加体(2)を
得る。
・トリフラートは98%以上の高純度であり、有機合成
反応に用いて、生成物を高収率で得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】 工程1―低純度のスカンジュウム化合物
含有水溶液を、PH0.5〜4.0の範囲に調整後、酸
化還元電位200mv以下とし、 工程2―前記スカンジュウム化合物含有調整液をキレー
ト樹脂と接触させ、スカンジュウムを優先的に吸着さ
せ、 工程3―前記スカンジュウム吸着キレート樹脂をPH
0.5〜7.0の希酸で洗浄し、 工程4―前記洗浄後のスカンジュウム吸着キレート樹脂
を1N以上のトリフルオロメタンスルホン酸水溶液と接
触させキレート樹脂からスカンジュウムを溶離し、スカ
ンジュウム・トリフラート水溶液を得ることからなる高
純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法。 - 【請求項2】 前記工程4で得られたスカンジュウム・
トリフラート水溶液に含まれている余剰水を蒸発除去
し、固体状のスカンジュウム・トリフラートを得ること
からなる請求項1記載の高純度スカンジュウム・トリフ
ラートの製造方法。 - 【請求項3】 前記請求項2で得られた固体状のスカン
ジュウム・トリフラートを、更に高温、減圧下で乾燥し
た後、不活性ガスにより密閉することを特徴とする請求
項1または2記載の高純度スカンジュウム・トリフラー
トの製造法。 - 【請求項4】 工程3で得られたスカンジュウム吸着キ
レート樹脂を1N以上の強酸と接触させキレート樹脂か
らスカンジュウムを溶離してスカンジュウム含有酸性水
溶液とし、これを工程1のスカンジュウム化合物含有水
溶液の代わりに用いて、前記工程1から前記工程3まで
の操作を1回又は2回以上順次繰り返した後、前記工程
4に供することを特徴とする請求項1又は2又は3に記
載の高純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP08711796A JP3282488B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 高純度スカンジュウム・トリフラートの製造方法 |
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JPH09249672A JPH09249672A (ja) | 1997-09-22 |
JP3282488B2 true JP3282488B2 (ja) | 2002-05-13 |
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AU2016200868B2 (en) | 2015-02-10 | 2021-05-13 | Scandium International Mining Corporation | Systems and processes for recovering scandium values from laterite ores |
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1996
- 1996-03-18 JP JP08711796A patent/JP3282488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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