JP3282408B2 - 演算増幅器 - Google Patents

演算増幅器

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JP3282408B2 JP26870094A JP26870094A JP3282408B2 JP 3282408 B2 JP3282408 B2 JP 3282408B2 JP 26870094 A JP26870094 A JP 26870094A JP 26870094 A JP26870094 A JP 26870094A JP 3282408 B2 JP3282408 B2 JP 3282408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に低電圧化に適した
演算増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の演算増幅器の構成図を図3に示
す。ここでは、入力の差動ペアがPMOSの場合を示してい
る。図3に示すように、ソースが結合されたPMOSトラン
ジスタQ1,Q2とトランジスタQ5による定電流源とから、
反転入力3、非反転入力4とする差動入力部が構成され
ている。トランジスタQ3,Q4は、アクティブ負荷を構成
している。トランジスタQ6,Q7は、2段目のインバータ
アンプを構成している。Ccは補償容量である。一定バイ
アスVb1がゲートに加えられたトランジスタQ6のドレイ
ンとトランジスタQ7のドレインが結合され、それを出力
5とする。ところで、この演算増幅器において許容され
る入力信号レベルは、高電位側電源電圧2をVdd、低電
位側電源電圧1をVssで表すと、Vss+Vdssat 〜 Vdd-Vgs
-Vdssatとなる。ここでVdssatは、ドレイン−ソース間
の飽和電圧である。上式からわかるように、PMOSトラン
ジスタを入力とする従来の演算増幅器の場合、低電位側
は電源電圧Vssまでほぼ入力レンジがあるが、高電位側
は、入力トランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsのた
めかなり狭められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、プロセスの微細
化あるいは低消費電力化のため電源電圧がますます低下
しつつあるが、こうした低電源電圧化のもとでは、Vgs
もの入力レンジの損失は極めて大きく問題となってい
る。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、高低両電源電圧一杯までの入力レンジを持つ演算
増幅器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明が講じた解決手段は、ソースが互いに接続さ
れた第1の極性の第1、第2のトランジスタと、該第1
及び第2のトランジスタのソースに接続された第1の定
電流源とからなる第1の差動入力部と、ソースが互いに
接続された第2の極性の第3、第4のトランジスタと、
該第3及び第4のトランジスタのソースに接続された第
2の定電流源とからなる第2の差動入力部と、第1の極
性のトランジスタからなる第3、第4の定電流源と、第
2の極性のトランジスタからなる第5、第6の定電流源
と、ゲートに所定のバイアス電圧が印加された第1の極
性の第5及び第6のトランジスタと、ゲートに所定のバ
イアス電圧が印加された第2の極性の第7及び第8のト
ランジスタとを備え、第1及び第3のトランジスタのゲ
ートは反転入力端子に接続され、第2及び第4のトラン
ジスタのゲートは非反転入力端子に接続され、第5、第
6のトランジスタのソースは第1、第2のトランジスタ
のソースに接続され、第1、第5のトランジスタのドレ
インは第6の定電流源に接続され、第2、第6のトラン
ジスタのドレインは第5の定電流源に接続され、第7、
第8のトランジスタのソースは第3、第4のトランジス
タのソースに接続され、第4、第7のトランジスタのド
レインは第3の定電流源に接続され、第3、第8のトラ
ンジスタのドレインは第4の定電流源に接続される構成
としたものである。
【0006】他の本発明が講じた解決手段は、ソースが
互いに接続された第1の極性の第1、第2のトランジス
タと、該第1及び第2のトランジスタのソースに接続さ
れた第1の定電流源とからなる第1の差動入力部と、ソ
ースが互いに接続された第2の極性の第3、第4のトラ
ンジスタと、該第3及び第4のトランジスタのソースに
接続された第2の定電流源とからなる第2の差動入力部
と、第2の極性のトランジスタからなる第3、第4の定
電流源と、ゲートに所定のバイアス電圧が印加された第
1の極性の第5及び第6のトランジスタと、ゲートに所
定のバイアス電圧が印加された第2の極性の第7及び第
8のトランジスタとを備え、第1及び第3のトランジス
タのゲートは反転入力端子に接続され、第2及び第4の
トランジスタのゲートは非反転入力端子に接続され、第
5、第6のトランジスタのソースは第1、第2のトラン
ジスタのソースに接続され、第1、第5のトランジスタ
のドレインは第3の定電流源に接続され、第2、第6の
トランジスタのドレインは第4の定電流源に接続され、
第7、第8のトランジスタのソースは第3、第4のトラ
ンジスタのソースに接続され、第3と第7のトランジス
タのドレインが接続され、第4と第8のトランジスタの
ドレインが接続される構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明の構成において、第5及び第6のトラン
ジスタのゲートに印加されている所定のバイアス電圧を
Vb3、第7及び第8のトランジスタのゲートに印加され
ている所定のバイアス電圧をVb2、高電位側電源電圧をV
dd、低電位側電源電圧をVssで表し、これらの電圧の間
には、Vss < Vb3 < Vb2 < Vddとする。また、非反転入
力電圧、反転入力電圧をそれぞれVin+, Vin-とすると、
演算増幅器は負帰還をかけて使用するのでヴァーチャル
ショートVin+=Vin-が成立する。また、第1の極性のト
ランジスタをNMOS、第2の極性のトランジスタをPMOSト
ランジスタとする。
【0008】入力電圧が、Vb3 < Vin+ < Vb2の範囲にあ
る時は、第5、第6、第7、第8のトランジスタはいず
れもカットオフし、第1及び第2の差動入力部はいずれ
も動作する。次に入力電圧が下がってきてVin+ < Vb3の
範囲に入ると、第1及び第2のトランジスタは次第にカ
ットオフし、第1の定電流源によるバイアス電流は、第
5、第6のトランジスタにより2等分されて、第5、第
6の定電流源に流し込まれる。したがって、第1の差動
入力部は動作しなくなり、第2の差動入力部のみが動作
する。一方、入力電圧が上がってきてVin+ > Vb2の範囲
に入ると、第3及び第4のトランジスタは次第にカット
オフし、第2の定電流源によるバイアス電流は、第7、
第8のトランジスタにより2等分されて、第3、第4の
定電流源に流し込まれる。したがって、第2の差動入力
部は動作しなくなり、第1の差動入力部のみが動作す
る。したがって、Vss < Vin+ < Vddの電圧範囲におい
て、第1、第2のいずれか一方の差動入力部は必ず動作
しているので、高低電源電圧一杯まで入力レンジを広げ
ることができる。
【0009】他の発明においても、同様の作用により入
力レンジを広げることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0011】(実施例1)まず、本発明に係わる実施例
1について説明する。実施例1では、第1、第2のトラ
ンジスタであるQ1,Q2にNMOSを、第3、第4のトランジ
スタであるQ3,Q4にPMOSを用いている。図1は本発明の
第1の実施例における演算増幅器の回路図である。
【0012】図1に基づいて構成を説明すると、第1、
第2のトランジスタであるQ1とQ2のソースが結合され、
ゲートにバイアス電圧Vb4が与えられたトランジスタQ9
からなる第1の定電流源に接続されている。これら3つ
のトランジスタQ1,Q2,Q9により第1の差動入力部が形成
されている。また、ゲートにバイアス電圧Vb3が与えら
れた第5、第6のトランジスタであるQ5,Q6のソース
は、第1、第2のトランジスタであるQ1,Q2のソースに
接続されている。ゲートにバイアス電圧Vb1が与えられ
たトランジスタQ11,Q12は、それぞれ第5、第6の定電
流源を構成し、その出力部にはトランジスタQ2,Q6のド
レイン及びトランジスタQ1,Q5のドレインがそれぞれ接
続されている。同様に、第3、第4のトランジスタであ
るQ3とQ4のソースが結合され、ゲートにバイアス電圧Vb
1が与えられたトランジスタQ10からなる第2の定電流源
に接続されている。これら3つのトランジスタQ3,Q4,Q1
0により第2の差動入力部が形成されている。ゲートに
バイアス電圧Vb2が与えられた第7、第8のトランジス
タであるQ7,Q8のソースは、第3、第4のトランジスタ
であるQ3,Q4のソースに接続されている。ゲートにバイ
アス電圧Vb4が与えられたトランジスタQ13,Q14は、それ
ぞれ第3、第4の定電流源を構成し、その出力部にはト
ランジスタQ4,Q7のドレイン及びトランジスタQ3,Q8のド
レインがそれぞれ接続されている。ゲートにバイアス電
圧Vb2が与えられたトランジスタQ15,Q16及びゲートにバ
イアス電圧Vb3が与えられたQ17,Q18はカスコード段を構
成し、また、トランジスタQ19,Q20はアクティブ負荷を
構成している。また、トランジスタQ21,Q22は、2段目
のインバータアンプを構成している。
【0013】入力電圧が、Vb3 < Vin+ < Vb2の範囲にあ
る時は、トランジスタQ5,Q6,Q7,Q8はいずれもカットオ
フし、第1及び第2の差動入力部はいずれも動作する。
【0014】次に入力電圧が下がってきてVin+ < Vb3の
範囲に入ると、トランジスタQ1,Q2は次第にカットオフ
し、トランジスタQ9による第1の定電流源のバイアス電
流は、トランジスタQ5,Q6により2等分されて、第5、
第6の定電流源に流し込まれる。したがって、トランジ
スタQ19,Q20によって構成されるアクティブ負荷に流れ
込む定常電流を変化させることなく、第1の差動入力部
の動作を止めることができる。
【0015】一方、入力電圧が上がってきてVin+ > Vb2
の範囲に入ると、トランジスタQ3,Q4は次第にカットオ
フし、トランジスタQ10による第2の定電流源のバイア
ス電流は、トランジスタQ7,Q8により2等分されて、第
3、第4の定電流源に流し込まれる。したがって、第2
の差動入力部は動作しなくなり、第1の差動入力部のみ
が動作する。このように、Vss < Vin+ < Vddの電圧範囲
において、第1、第2のいずれか一方の差動入力部は必
ず動作しているので、高低電源電圧一杯まで入力レンジ
を広げることが可能となる。
【0016】(実施例2)次に、本発明に係わる実施例
2について説明する。実施例2では、第1、第2のトラ
ンジスタであるQ1,Q2にNMOSを、第3、第4のトランジ
スタであるQ3,Q4にPMOSを用いている。図2は本発明の
第2の実施例における演算増幅器の回路図である。
【0017】図2に基づいて構成を説明すると、第1、
第2のトランジスタであるQ1とQ2のソースが結合され、
ゲートにバイアス電圧Vb4が与えられたトランジスタQ9
からなる第1の定電流源に接続されている。これら3つ
のトランジスタQ1,Q2,Q9により差動入力部1が形成され
ている。また、ゲートにバイアス電圧Vb3が与えられた
第5、第6のトランジスタであるQ5,Q6のソースは、第
1、第2のトランジスタであるQ1,Q2のソースに接続さ
れている。ゲートにバイアス電圧Vb1が与えられたトラ
ンジスタQ11,Q12は、それぞれ第3、第4の定電流源を
構成し、その出力部にはトランジスタQ1,Q5のドレイン
及びトランジスタQ2,Q6のドレインがそれぞれ接続され
ている。同様に、第3、第4のトランジスタであるQ3と
Q4のソースが結合され、ゲートにバイアス電圧Vb1が与
えられたトランジスタQ10からなる第2の定電流源に接
続されている。これら3つのトランジスタQ3,Q4,Q10に
より差動入力部2が形成されている。ゲートにバイアス
電圧Vb2が与えられたトランジスタQ15,Q16は、それぞれ
第3、第4の定電流源を構成し、その出力部にはトラン
ジスタQ1,Q5のドレイン及びトランジスタQ2,Q6のドレイ
ンがそれぞれ接続されている。ゲートにバイアス電圧Vb
2が与えられたトランジスタQ15,Q16はカスコード段を構
成し、また、トランジスタQ19,Q20はアクティブ負荷を
構成している。また、トランジスタQ21,Q22は、2段目
のインバータアンプを構成している。
【0018】入力電圧が、Vb3 < Vin+ < Vb2の範囲にあ
る時は、トランジスタQ5,Q6,Q7,Q8はいずれもカットオ
フし、第1及び第2の差動入力部はいずれも動作する。
【0019】次に入力電圧が下がってきてVin+ < Vb3の
範囲に入ると、トランジスタQ1,Q2はカットオフし、ト
ランジスタQ9による第1の定電流源のバイアス電流は、
トランジスタQ5,Q6により2等分されて、第3、第4の
定電流源に流し込まれる。したがって、トランジスタQ1
9,Q20によって構成されるアクティブ負荷に流れ込む定
常電流を変化させることなく、第1の差動入力部の動作
を止めることができる。
【0020】一方、入力電圧が上がってきてVin+ > Vb2
の範囲に入ると、トランジスタQ3,Q4はカットオフし、
トランジスタQ10による第2の定電流源のバイアス電流
は、トランジスタQ7,Q8により2等分されてアクティブ
負荷に流し込まれる。したがって、第2の差動入力部は
動作しなくなり、第1の差動入力部のみが動作する。こ
のように、Vss < Vin+ < Vddの電圧範囲において、第
1、第2のいずれか一方の差動入力部は必ず動作してい
るので、高低電源電圧一杯まで入力レンジを広げること
が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ソ
ースが互いに接続された第1の極性の第1、第2のトラ
ンジスタと、該第1及び第2のトランジスタのソースに
接続された第1の定電流源とからなる第1の差動入力部
と、ソースが互いに接続された第2の極性の第3、第4
のトランジスタと、該第3及び第4のトランジスタのソ
ースに接続された第2の定電流源とからなる第2の差動
入力部と、第1の極性のトランジスタからなる第3、第
4の定電流源と、第2の極性のトランジスタからなる第
5、第6の定電流源と、ゲートに所定のバイアス電圧が
印加された第1の極性の第5及び第6のトランジスタ
と、ゲートに所定のバイアス電圧が印加された第2の極
性の第7及び第8のトランジスタとを備え、第1及び第
3のトランジスタのゲートは反転入力端子に接続され、
第2及び第4のトランジスタのゲートは非反転入力端子
に接続され、第5、第6のトランジスタのソースは第
1、第2のトランジスタのソースに接続され、第1、第
5のトランジスタのドレインは第6の定電流源に接続さ
れ、第2、第6のトランジスタのドレインは第5の定電
流源に接続され、第7、第8のトランジスタのソースは
第3、第4のトランジスタのソースに接続され、第4、
第7のトランジスタのドレインは第3の定電流源に接続
され、第3、第8のトランジスタのドレインは第4の定
電流源に接続される構成としているので、低電位側電源
電圧から高電位側電源電圧までの電圧範囲において、第
1、第2のいずれか一方の差動入力部は必ず動作するた
め、高低電源電圧一杯まで入力レンジを広げることが可
能となる。
【0022】また、他の発明によれば、ソースが互いに
接続された第1の極性の第1、第2のトランジスタと、
該第1及び第2のトランジスタのソースに接続された第
1の定電流源とからなる第1の差動入力部と、ソースが
互いに接続された第2の極性の第3、第4のトランジス
タと、該第3及び第4のトランジスタのソースに接続さ
れた第2の定電流源とからなる第2の差動入力部と、第
2の極性のトランジスタからなる第3、第4の定電流源
と、ゲートに所定のバイアス電圧が印加された第1の極
性の第5及び第6のトランジスタと、ゲートに所定のバ
イアス電圧が印加された第2の極性の第7及び第8のト
ランジスタとを備え、第1及び第3のトランジスタのゲ
ートは反転入力端子に接続され、第2及び第4のトラン
ジスタのゲートは非反転入力端子に接続され、第5、第
6のトランジスタのソースは第1、第2のトランジスタ
のソースに接続され、第1、第5のトランジスタのドレ
インは第3の定電流源に接続され、第2、第6のトラン
ジスタのドレインは第4の定電流源に接続され、第7、
第8のトランジスタのソースは第3、第4のトランジス
タのソースに接続され、第3と第7のトランジスタのド
レインが接続され、第4と第8のトランジスタのドレイ
ンが接続される構成としているので、低電位側電源電圧
から高電位側電源電圧までの電圧範囲において、第1、
第2のいずれか一方の差動入力部は必ず動作するため、
高低電源電圧一杯まで入力レンジを広げることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における演算増幅器の回
路図
【図2】本発明の第2の実施例における演算増幅器の回
路図
【図3】従来の演算増幅器の電気配線図
【符号の説明】
1 低電位側電源 2 高電位側電源 3 反転入力端子 4 非反転入力端子 5 出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースが互いに接続された第1の極性の第
    1、第2のトランジスタと、該第1及び第2のトランジ
    スタのソースに接続された第1の定電流源とからなる第
    1の差動入力部と、ソースが互いに接続された第2の極
    性の第3、第4のトランジスタと、該第3及び第4のト
    ランジスタのソースに接続された第2の定電流源とから
    なる第2の差動入力部と、第1の極性のトランジスタか
    らなる第3、第4の定電流源と、第2の極性のトランジ
    スタからなる第5、第6の定電流源と、ゲートに所定の
    バイアス電圧が印加された第1の極性の第5及び第6の
    トランジスタと、ゲートに所定のバイアス電圧が印加さ
    れた第2の極性の第7及び第8のトランジスタとを備
    え、第1及び第3のトランジスタのゲートは反転入力端
    子に接続され、第2及び第4のトランジスタのゲートは
    非反転入力端子に接続され、第5、第6のトランジスタ
    のソースは第1、第2のトランジスタのソースに接続さ
    れ、第1、第5のトランジスタのドレインは第6の定電
    流源に接続され、第2、第6のトランジスタのドレイン
    は第5の定電流源に接続され、第7、第8のトランジス
    タのソースは第3、第4のトランジスタのソースに接続
    され、第4、第7のトランジスタのドレインは第3の定
    電流源に接続され、第3、第8のトランジスタのドレイ
    ンは第4の定電流源に接続される構成を持つことを特徴
    とする演算増幅器。
  2. 【請求項2】ソースが互いに接続された第1の極性の第
    1、第2のトランジスタと、該第1及び第2のトランジ
    スタのソースに接続された第1の定電流源とからなる第
    1の差動入力部と、ソースが互いに接続された第2の極
    性の第3、第4のトランジスタと、該第3及び第4のト
    ランジスタのソースに接続された第2の定電流源とから
    なる第2の差動入力部と、第2の極性のトランジスタか
    らなる第3、第4の定電流源と、ゲートに所定のバイア
    ス電圧が印加された第1の極性の第5及び第6のトラン
    ジスタと、ゲートに所定のバイアス電圧が印加された第
    2の極性の第7及び第8のトランジスタとを備え、第1
    及び第3のトランジスタのゲートは反転入力端子に接続
    され、第2及び第4のトランジスタのゲートは非反転入
    力端子に接続され、第5、第6のトランジスタのソース
    は第1、第2のトランジスタのソースに接続され、第
    1、第5のトランジスタのドレインは第3の定電流源に
    接続され、第2、第6のトランジスタのドレインは第4
    の定電流源に接続され、第7、第8のトランジスタのソ
    ースは第3、第4のトランジスタのソースに接続され、
    第3と第7のトランジスタのドレインが接続され、第4
    と第8のトランジスタのドレインが接続される構成を持
    つことを特徴とする演算増幅器。
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