JP3281812B2 - 全自動洗濯機の外槽 - Google Patents
全自動洗濯機の外槽Info
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- JP3281812B2 JP3281812B2 JP21018396A JP21018396A JP3281812B2 JP 3281812 B2 JP3281812 B2 JP 3281812B2 JP 21018396 A JP21018396 A JP 21018396A JP 21018396 A JP21018396 A JP 21018396A JP 3281812 B2 JP3281812 B2 JP 3281812B2
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- JP
- Japan
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- recess
- drain
- drain recess
- washing machine
- drainage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全自動洗濯機の
外槽の排水構造に関する。
外槽の排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機の外槽として、底部中央に
大形の略円形に凹む排水凹所を備える構造のものがあ
る。このような構造は洗濯槽と外槽との間のスペースを
狭く構成する節水タイプの全自動洗濯機における外槽に
おいて採用され、底部のみは排水を貯める必要上ある程
度脱水槽との隙間を保つべくそこに排水凹所を形成する
ものである。
大形の略円形に凹む排水凹所を備える構造のものがあ
る。このような構造は洗濯槽と外槽との間のスペースを
狭く構成する節水タイプの全自動洗濯機における外槽に
おいて採用され、底部のみは排水を貯める必要上ある程
度脱水槽との隙間を保つべくそこに排水凹所を形成する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように排水凹所
を形成する場合も、脱水時には下記のような問題が生じ
た。すなわち、排水がスムーズに行われないと脱水時に
脱水槽の回転に伴ってその排水凹所部分での泡立ちが激
しく、その泡の抵抗により脱水槽の回転が停止してしま
う問題が発生した。泡立ちを押さえるには排水凹所を深
くして脱水槽と外槽との間隔を広くとることが考えられ
るが、その場合節水機能が低下し、また、外槽の縦寸法
が大きくなって機器が大きくなる。
を形成する場合も、脱水時には下記のような問題が生じ
た。すなわち、排水がスムーズに行われないと脱水時に
脱水槽の回転に伴ってその排水凹所部分での泡立ちが激
しく、その泡の抵抗により脱水槽の回転が停止してしま
う問題が発生した。泡立ちを押さえるには排水凹所を深
くして脱水槽と外槽との間隔を広くとることが考えられ
るが、その場合節水機能が低下し、また、外槽の縦寸法
が大きくなって機器が大きくなる。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、全自動洗濯機における脱水時の排水が良好に行われ
るようにして、外槽下部での泡立ちを抑制し、外槽をス
ムーズに回転させるようにすることを目的とする。
で、全自動洗濯機における脱水時の排水が良好に行われ
るようにして、外槽下部での泡立ちを抑制し、外槽をス
ムーズに回転させるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明は、底部中央に大形の略円形に凹む排水凹所を備え、
その排水凹所の外周の一部に、排水穴を備える排水凹部
が排水凹所の外方に突出するように連続して形成された
全自動洗濯機の外槽であって、前記排水凹部の脱水時の
水流方向の上流側に、前記排水凹所の外周から外方側に
延び出し前記排水凹部に向いた案内縁を有し、脱水時に
生じた水流をこの案内縁に沿って前記排水凹部に導入す
る脱水導入案内部が形成された構成とした。
明は、底部中央に大形の略円形に凹む排水凹所を備え、
その排水凹所の外周の一部に、排水穴を備える排水凹部
が排水凹所の外方に突出するように連続して形成された
全自動洗濯機の外槽であって、前記排水凹部の脱水時の
水流方向の上流側に、前記排水凹所の外周から外方側に
延び出し前記排水凹部に向いた案内縁を有し、脱水時に
生じた水流をこの案内縁に沿って前記排水凹部に導入す
る脱水導入案内部が形成された構成とした。
【0006】上記構成によれば、脱水槽と同方向に回転
する脱水は案内縁が排水凹部に向いた脱水導入案内部に
より排水凹部に導かれて、その排水穴から排水される。
する脱水は案内縁が排水凹部に向いた脱水導入案内部に
より排水凹部に導かれて、その排水穴から排水される。
【0007】このようにして、排水凹所内を脱水が無駄
に回転することがなくなり、排水効率が高まる。
に回転することがなくなり、排水効率が高まる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】図1は外槽1の平面図、図2は縦
断面図、図3はその内部の一部を示す斜視図である。
断面図、図3はその内部の一部を示す斜視図である。
【0013】外槽1の底部中央には環状の堤部2に囲ま
れ略円形に凹む排水凹所4が設けられている。そして、
その堤部2はその2個所で途切れ、その一方に一部に排
水穴5を備える排水凹部7が形成され、他方に水位セン
サ配置凹部8が形成されている。排水凹部7の底は排水
凹所4の底より一段低くなっている。
れ略円形に凹む排水凹所4が設けられている。そして、
その堤部2はその2個所で途切れ、その一方に一部に排
水穴5を備える排水凹部7が形成され、他方に水位セン
サ配置凹部8が形成されている。排水凹部7の底は排水
凹所4の底より一段低くなっている。
【0014】上記排水凹部7の脱水時の水流方向の上流
側には、脱水時に排水凹部7に脱水を導入案内する脱水
導入案内部10が連続して形成されている。脱水導入案
内部10はその幅を、外槽1の円周角度において40〜
60°の範囲Hとするように設けられている。そして、
脱水導入案内部10は堤部2の内周縁に連続する案内縁
12がその起端10aから排水凹所4の外周の接線方向
に延び、すなわち、案内縁12は排水凹所4外周位置か
ら外方側に延び出し排水凹部7に向くように位置してい
る。そして、そのように案内縁12が位置することで堤
部2の端部2aは排水凹部7に向かって徐々に細幅とな
っている。
側には、脱水時に排水凹部7に脱水を導入案内する脱水
導入案内部10が連続して形成されている。脱水導入案
内部10はその幅を、外槽1の円周角度において40〜
60°の範囲Hとするように設けられている。そして、
脱水導入案内部10は堤部2の内周縁に連続する案内縁
12がその起端10aから排水凹所4の外周の接線方向
に延び、すなわち、案内縁12は排水凹所4外周位置か
ら外方側に延び出し排水凹部7に向くように位置してい
る。そして、そのように案内縁12が位置することで堤
部2の端部2aは排水凹部7に向かって徐々に細幅とな
っている。
【0015】さらに、排水凹部7の脱水時の水流方向の
下流側には、排水凹部7に脱水を導入案内する脱水導入
案内凸部14が排水凹所4側に突出形成されている。す
なわち、図4に示すように、排水凹部7と水位センサ配
置凹部8間の堤部2の内側が脱水導入案内凸部14とし
て排水凹所4内に延び出している。点線は脱水導入案内
凸部14を備えない場合の排水凹所4の位置を示してい
る。
下流側には、排水凹部7に脱水を導入案内する脱水導入
案内凸部14が排水凹所4側に突出形成されている。す
なわち、図4に示すように、排水凹部7と水位センサ配
置凹部8間の堤部2の内側が脱水導入案内凸部14とし
て排水凹所4内に延び出している。点線は脱水導入案内
凸部14を備えない場合の排水凹所4の位置を示してい
る。
【0016】以下、脱水時の排水動作について図1を参
照して説明する。脱水の際には、矢印Rで示すように、
排水凹所4内に脱水槽の回転方向と同方向の水流が生じ
る。その水流は脱水導入案内部10に至ると、その案内
縁12沿って、排水凹部7側に導かれる。そして、排水
凹部7の下流側の堤部2の壁面2bに衝突した脱水は排
水凹部7に至り、その排水穴5から排水される。
照して説明する。脱水の際には、矢印Rで示すように、
排水凹所4内に脱水槽の回転方向と同方向の水流が生じ
る。その水流は脱水導入案内部10に至ると、その案内
縁12沿って、排水凹部7側に導かれる。そして、排水
凹部7の下流側の堤部2の壁面2bに衝突した脱水は排
水凹部7に至り、その排水穴5から排水される。
【0017】また、脱水導入案内凸部14が設けられて
いるので、排水凹所4内を回転する外側の水流はその側
壁面14aに衝突し、排水凹部7に導かれ排水穴5から
排水される。
いるので、排水凹所4内を回転する外側の水流はその側
壁面14aに衝突し、排水凹部7に導かれ排水穴5から
排水される。
【0018】上記のようにして、脱水導入案内部10、
脱水導入案内凸部14それぞれが設けられていなかった
従来品に比して排水凹部7に導かれる脱水が大幅に増大
され、脱水の排出が効率良くなされ、これにより排水凹
所4内にたまる脱水量が減少して脱水時の泡立ちが抑制
されるようになる。
脱水導入案内凸部14それぞれが設けられていなかった
従来品に比して排水凹部7に導かれる脱水が大幅に増大
され、脱水の排出が効率良くなされ、これにより排水凹
所4内にたまる脱水量が減少して脱水時の泡立ちが抑制
されるようになる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、全自動洗濯機におけ
る脱水時の排水が良好に行われるようになり、これによ
り外槽下部での泡立ちが抑制されて外槽がスムーズに回
転されるようになる。
る脱水時の排水が良好に行われるようになり、これによ
り外槽下部での泡立ちが抑制されて外槽がスムーズに回
転されるようになる。
【図1】この発明の全自動洗濯機の外槽の平面図であ
る。
る。
【図2】この発明の全自動洗濯機の外槽の縦断面図であ
る。
る。
【図3】この発明の全自動洗濯機の外槽の内部の一部の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】この発明の全自動洗濯機の外槽の脱水導入案内
凸部の断面図である。
凸部の断面図である。
1 外槽 4 排水凹所 5 排水穴 7 排水凹部 10 脱水導入案内部 12 案内縁 14 脱水導入案内凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 39/12
Claims (1)
- 【請求項1】 底部中央に大形の略円形に凹む排水凹所
を備え、その排水凹所の外周の一部に、排水穴を備える
排水凹部が排水凹所の外方に突出するように連続して形
成された全自動洗濯機の外槽であって、前記排水凹部の
脱水時の水流方向の上流側に、前記排水凹所の外周から
外方側に延び出し前記排水凹部に向いた案内縁を有し、
脱水時に生じた水流をこの案内縁に沿って前記排水凹部
に導入する脱水導入案内部が形成されてなることを特徴
とする全自動洗濯機の外槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21018396A JP3281812B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 全自動洗濯機の外槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21018396A JP3281812B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 全自動洗濯機の外槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043485A JPH1043485A (ja) | 1998-02-17 |
JP3281812B2 true JP3281812B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=16585167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21018396A Expired - Fee Related JP3281812B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 全自動洗濯機の外槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3281812B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3781047B2 (ja) | 2004-11-09 | 2006-05-31 | 松下電器産業株式会社 | ドラム式洗濯機 |
JP5649062B2 (ja) * | 2011-04-13 | 2015-01-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ドラム式洗濯乾燥機 |
JP2013141555A (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-22 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
CN110241569B (zh) * | 2018-03-07 | 2023-05-09 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
CN110607633B (zh) * | 2018-06-15 | 2021-12-14 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
CN110607650B (zh) * | 2018-06-15 | 2022-02-22 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP21018396A patent/JP3281812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1043485A (ja) | 1998-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |